昨日アウェイで行われた百年構想リーグプレーオフラウンドの2nd leg川崎F戦で、サンフレッチェは中村の4試合連続ゴールで勝ち、5連勝で百年構想リーグをフィニッシュしました。
広島の先発は前節と同じ。またジャーメインが2試合ぶりにベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
大内
中野 山﨑 佐々木
川辺 松本
新井 東
(→茶島69分)
加藤 中村(→前田57分)
(→ジャーメイン69分)
鈴木(→木下85分)
SUB:田中、志知、菅、鮎川、小原
対する川崎Fは先発1人を入れ替えて、GK:山口、DF:松長根、三浦、丸山、山原、MF:河原、橘田、脇坂、伊藤(→名願82分)、マルシーニョ(→宮城64分)、FW:持山(→紺野74分)、と言うメンバーでした。立ち上がりはお互いに持ち味を出しあって、3分には中野がシュートしたのに対して5分には山原に危ういシュートを打たれます。(いずれもオフサイド。)また14分には松本が強烈なミドルを放ちましたがGKがセーブ。逆に18分には伊藤にミドルを打たれましたが大内がファインセーブを見せます。その後は広島のハイプレスが機能して、一方的に押し込みます。21分には川辺がミドルを放ちましたが上に外れ、27分には新井が決定機を迎えましたがシュートは枠外。29分には鈴木が決定的なシュートを放ちましたがGK正面を突き、続いて30分のシュートもGKのセーブに阻まれます。また35分には新井のGKへのプレスからパスミスを誘い、鈴木のパスに新井が詰めましたがDFが身体を張ってクリア。39分には中村の仕掛けから東のシュートはGKにセーブされ、新井のシュートもDFがブロック。39分には加藤と新井がシュートしましたが決めることができません。そして前半44分、中村が松本のスルーパスで左のポケットに抜け出すと、ファーサイドに巻いたシュートを決めて先制点を奪います。前半は川崎Fのシュートは1本だったのに対して広島は16本。ゴール期待値は川崎Fの0.05に対して広島は1.34と内容的に圧倒して、1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半に入ると川崎Fが攻撃に出てきて、7分と8分には伊藤がシュート。また9分にはショートコーナーから河原、持山、伊藤に続けざまに打たれましたが大内が立ちはだかります。対する広島は27分、左に抜け出した前田のクロスを松本が打ちましたがDFに阻まれます。その後川崎Fは選手を入れ替えながら何とかゴールをこじ開けようとしますが、広島は落ち着いて対応します。後半アディショナルタイムには宮城への山﨑のタックルに対してVARが介入してオンフィールドレビューが行われましたがお咎めなし。後半は広島のシュートが4本だったのに対して川崎Fにシュート10本を打たれるなど押し込まれる時間が長かったものの、大内を中心にゴールに鍵をかけて1点差を守ったままで逃げ切りました。
試合後にガウル監督は「素晴らしいパフォーマンス、勝利に値するパフォーマンスを選手たちが見せてくれたと思います」と語っています。何度もビッグチャンスを作って得点も奪った前半だけでなく、押し込まれた後半も「きちんとインテンシティーの高い守備ができて、ボックスの中でもきちんとした守備ができました」と評価。90分を通して流れを掴み、コントロールして勝利したところにチームとしての成長が見られる、と言って良いでしょう。
ハーフシーズンで行われた「特別大会」に新監督の元で臨んだサンフレッチェは、3連勝でスタートしながら第7節から4連敗。その後3連勝で盛り返したものの、第13節からは3連敗と浮き沈みの激しいシーズンとなりました。新しい戦術への切り替えは上手くいく時と行かない時があり、怪我人による選手の入れ替えもあって難しい局面が多かったのですが、それを監督、コーチも含めたチーム全員で乗り越えたことが、最後の5連勝フィニッシュに繋がったと言えるでしょう。ここでシーズンが終わってしまうのは残念な感じもするのですが、たた今後は他のチームも対策を立ててくるはず。8月から始まる新シーズンは更に精度を高め、チーム全体をレベルアップして、タイトル獲得に向けてシーズン最初からトップギアで戦って欲しいと思います。
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