« U-21日本代表に中島 | トップページ | 川崎F戦に向けて »

2026/05/28

アルスランと茶島が現役引退

サンフレッチェは昨日、トルガイ・アルスラン選手と茶島雄介選手が百年構想リーグ終了後に現役引退する、と発表しました。
 トルコ系ドイツ人のアルスランはドイツ、トルコ、イタリアでのプレーを経て2023年にメルボルン・シティに移籍し、リーグ戦24試合に出場して13得点7アシストを記録しました。そして2024年に広島に加入するとリーグ戦14試合に出場して8得点を挙げて、2位フィニッシュに貢献しました。またルヴァンカップ2試合で1得点、天皇杯でも2試合で1得点を挙げるなど公式戦18試合で10得点を挙げて、「格の違い」を見せつけました。そして2025年もシーズン開幕を告げるスーパーカップで先制ゴールを挙げ、町田とのリーグ開幕戦でも追撃のゴールを決めるなど中心選手として活躍しましたが、しかし第4節横浜FC戦で右膝前十字靱帯断裂の大怪我を負って離脱。半年間に渡る手術とリハビリを経て、9月に実戦復帰したものの完全な状態を取り戻すことはできなかったようで、今年2月には再び離脱して治療のためにドイツに帰国。3月下旬に復帰したものの5月にはまたもや離れるなどコンディションが戻らない状況が続いていました。公式サイトには現役引退の理由は書かれていませんが、やはり膝が完全に治ったわけではなく元の状態には戻らないことが分かった、と言うことではないか、と思われます。広島を愛し、若手選手たちを導いて昨年のルヴァンカップ優勝にも貢献してくれた「トルガイ先生」には、大きな感謝の気持ちしかありません。
 一方の茶島は広島県出身で、6歳の時にスクールでサッカーを始めてからジュニアユース、ユースとサンフレッチェ広島のアカデミーで育ちました。ユース卒業後のトップ昇格は叶わなかったものの、東京学芸大卒業後にトップチーム入り。ユースから大学を経由してトップチーム入りした初めての選手となりました。そして初年度と2年目こそ出場機会が限られましたが、2015年のクラブW杯では柴崎や野津田の怪我によりTPマゼンベ戦で先発フル出場すると、続くリーベル戦と広州恒大戦にも先発出場して3位獲得に貢献しました。続く2016年シーズンは開幕戦に先発出場するなどほぼレギュラーの座をつかんで22試合に出場しましたが、しかし翌年は12試合出場にとどまり2018年から2019年は千葉に期限付き移籍。2020年に復帰して再びレギュラーとして活躍したものの、2022年以降は出場機会が限られ、昨年はリーグ戦1試合、ルヴァンカップ1試合の出場にとどまっていました。公式サイトによると「小さい頃からの夢であったクラブでプレーし、引退することができること、本当に幸せなことだと感じています」とのこと。引退後にどうするかは発表されていませんが、きっと広島サッカーの将来のために貢献してくれるのではないでしょうか?

|

« U-21日本代表に中島 | トップページ | 川崎F戦に向けて »