百年構想リーグ第13節福岡戦
木下が4試合ぶりに、また中野が3試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
大迫 中野 荒木 佐々木 塩谷 松本 (→山﨑HT) 新井 東(→アルスラン75分) 加藤 中島(→ジャーメインHT→小原85分) (→前田59分) 木下(→鈴木59分) SUB:大内、志知、茶島対する福岡は、GK:藤田、DF:上島、辻岡、田代(→岡HT)、MF:見木(→奥埜90+4分)、前嶋(→宮85分)、椎橋(→北島HT)、橋本、FW:重見(→鶴野64分)、碓井(→道脇85分)、名古(退場79分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢を仕掛けたのは福岡で、ハイプレスでボールを奪うと広島ゴールに迫ります。しかし先制点を奪ったのは広島で、前半3分、ロングスローから広島ゴール前での混戦になったものの中島が左サイドのスペースにパスを送ると加藤がドリブルからクロス。東のシュートは相手に当たったもののこぼれ球を中野が決めると言う鮮やかなカウンター攻撃を見せました。
この後も速攻からチャンスを作る広島。6分には東のクロスを加藤がヘッドで叩きつけましたがGKに止められます。そして前半10分、DFラインからのロングパスを右のスペースで受けた加藤がゴール前を横切るクロスを送ると、逆サイドに走り込んだ東がグラウンダーで決めて、リードを2点に広げました。
2点のビハインドとなった福岡でしたが、しかし諦めずにハイプレスを続けます。12分には碓井がミドルシュートを放ちましたが大迫がキャッチし、17分にも左から仕掛けましたがクロスは大迫が止めます。そして前半19分、大迫のパスが相手に渡ってしまい、そのまま持ち込んだ碓井に決められ1点差に迫られました。
これで勢いが出た福岡は、次々と攻撃を繰り出します。前半27分には名古のパスでペナルティエリアに侵入してシュートを空振りして倒れたのを、広島のファウルと見なした主審がPKのジャッジ。これはVARの介入とオンフィールドレビューによって取り消しになります。その後は福岡のプレスが弱まって広島がボールを支配する時間が長くなり、40分前後には即時奪回から何度も福岡ゴールに迫ります。後半45分には加藤がミドルシュートを放ちましたがGKがキャッチ。45+3分には重見にフリーでシュートを打たれましたが松本が身体で止めて、続く碓井のシュートは東がブロックします。前半は福岡のシュートは6本だったのに対して広島は7本。ゴール期待率は広島の0.68に対して福岡は0.46と広島が優勢でしたが、しかしどちらに転んでもおかしくないという展開でハーフタイムを迎えました。
後半から選手を2人ずつ交代した両チームですが、最初に決定的なシーンを作ったのは広島で、後半7分にジャーメインのクロスを受けた加藤が相手をかわしてシュートしましたが惜しくも枠外に外れます。また12分にはCKを折り返した木下のボールが名古の手に当たりましたが、広島側のプッシングがあったとしてPKにはなりません。鈴木と前田を投入して攻撃を強めようとする広島。しかし後半27分、見木のシュート回転のミドルシュートが飛びつく大迫の指先を越えてゴールネットに突き刺さって、同点に追いつかれてしまいました。
勝ち越しを狙う広島は、アルスランを投入します。また後半35分には危険なプレーで名古が退場となって、広島が数的有利になります。ゴール前に守備ブロックを作る福岡。広島は左右からのクロスで得点を狙いますがことごとくはね返されます。後半アディショナルタイムには鈴木、荒木が立て続けにシュートしましたがゴールはならず、PK戦に持ち込まれてしまいました。
広島サポーターの前で行われたPK戦では、先攻の広島が3人目まで決めたのに対して、福岡3人目の岡のボールは大迫が止めます。しかし広島は続く小原と山﨑が枠内に蹴ることが出来ず、対する福岡も4人目の宮が大迫に止められたものの5人目が決めて3-3でサドンデスに突入します。そして広島は6人目の新井のシュートが弱くGKに止められたのに対して福岡6人目の橋本に決められ、初めてのPK戦での負けとなってしまいました。
モバイルサイトによるとガウル監督は「立ち上がりは非常に良く入れたし、ふさわしい形でリードを奪った。ただ、その後は我々にとって、メンタル的に危険な展開になってしまった」と述べています。簡単に2点が取て楽になったことにより、「隙を与えたというか、油断になった」(加藤)。そして「内容的には球際は負けてたり、イージーなミスが多かった」(東)ことが、同点にまで追いつかれてしまった要因でしょう。数的優位で10分以上戦ったにも関わらず得点を奪えなかったこと、そしてPK戦では一時はリードしたのに3人連続の失敗で逆転されてしまったことなど、あらゆる意味での「甘さ」のこの敗戦の原因だった、と言わざるをえません。勝ち点2を失ったことは非常にもったいなかった、と言わざるを得ないのですが、しかしここから学んで同じことを繰り返さないことが重要なのではないでしょうか。残り5試合を厳しく戦って、この失敗を取り返すしかありません。
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