百年構想リーグ第4節京都戦
ガウル監督は前節から先発4人を変更して、以下の布陣で戦いました。
大迫 塩谷 荒木 キム 山﨑 松本 (→中島79分) 新井直 東(→志知HT) (→中野60分) ジャーメイン 加藤 (→川辺69分) 木下 (→鈴木章HT) SUB:大内、菅、小原、中村対する京都は、GK:太田、DF:福田、須貝(→平戸63分)、エンリケ・トレヴィザン、鈴木義、MF:ジョアン・ペドロ、尹(→平岡74分)、佐藤(→新井晴63分)、FW:ラファエル・エリアス、マルコ・トゥーリオ(→長沢90+6分)、松田(→奥川HT)、と言うメンバーでした。最初のチャンスは京都で、前半8分にデザインされたCKから松田がフリーでシュートしましたが枠外に外れます。対する広島は9分と11分に加藤が仕掛けましたがシュートできません。前半30分には京都の速攻からジョアン・ペドロのクロスを福田に流し込まれましたがオフサイド。前半38分には加藤が得たFKを東が直接狙いましたがGKに弾かれます。そしてその直後のCKで新井直のボールを荒木が高い打点からのヘッドで叩き込んで、広島が先制点を奪いました。
この後も広島がペースを握り、43分にはジャーメインが2本の決定的なシュートを放ちましたが弾かれます。また45分にはCKのボールをジャーメインが落とし、こぼれ球をキムが蹴り込みましたがジャーメインのヘッドのところでオフサイドとなって取り消されます。前半アディショナルタイムにはラファエル・エリアスにペナルティエリア内からシュートされましたが大迫が好反応で弾いて、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半から志知と鈴木章を投入した広島は、主に左サイドからチャンスを作ります。2分には鈴木章のパスから志知が突破してシュートしましたがDFがブロック。4分には加藤がシュートしましたがGKに止められ、7分には大迫のパントキックを鈴木章が落とし、加藤がシュートしましたが枠外。11分の新井直のシュートも13分のジャーメインのシュートもブロックされます。また21分には鈴木章のサイドチェンジから塩谷がゴール前まで抜け出しましたがGKがセーブします。京都も縦に速い攻撃からチャンスを作り、27分にはマルコ・トゥーリオがカウンターからシュートを放ちましたが大迫が弾き、こぼれに詰められましたがシュートミスを誘います。そして後半36分、鈴木章のヘッドが枠外に外れたところから逆襲を受けて、ラファエル・エリアスがGKとの1対1からシュートを決めて同点に追いつかれてしまいました。
その後の広島は勝ち越しを狙って前掛かりに攻めて、44分には京都ゴール前で混戦になり、加藤や川辺がシュートしましたがDFがことごとくブロック。更に45分にも京都ゴール前に迫りましたが、川辺のシュートも中野のシュートも弾かれます。逆に後半アディショナルタイムには新井晴の左からのクロスをエンリケ・トレヴィザンにヘッドで決められて勝ち越しを許してしまいます。広島はその後も諦めずに攻め続け、中島が決定機を迎えながらもシュートは枠外に外れて、試合終了のホイッスルが吹かれました。
試合後のスタッツによるとシュート数は京都の12本に対して広島は19本。ゴール期待率は京都の1.06に対して広島は2.22で、内容的には広島が上回っていたことが分かります。特に広島の流れの中からの攻撃の構築は素晴らしかったのですが、しかし京都DF陣のゴール前での集中力は極めて高く、セットプレー以外でゴールを奪うことができませんでした。一方の守備は大迫の奮闘を軸に良く守っていたと思いますが、ここぞと言うところでの質の高い攻撃で逆転されてしまいました。ガウル監督は「自分たちの失点まではゲームを上手に進めていって、その中できちっと2点目3点目を取っておけば、なんのこともない試合だったかもしれない」と振り返っていますが、攻撃と守備のバランスが少しだけ崩れたところを突かれてしまったと言うことで、京都が意図どおりの勝利を収めた試合だった、と言えるように思います。この試合は悔しい結果に終わりましたが、しかし学ぶことは多いはず。今後の百年構想リーグとACLEに向けて、チーム全体で前進して欲しいと思います。
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