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2025/04/30

第13節新潟戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第13節で、サンフレッチェは2試合連続の無得点で新潟に敗れ、6年ぶりの4連敗となりました。
 先発は前節と同じで、控えメンバーを入れ替えて以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    田中聡  井上潮(→前田64分)

中村              菅(→東73分)

       川辺(→松本大84分)

  ジャーメイン  加藤(→越道73分)
  (→茶島84分)

SUB:チョン、山﨑、イヨハ、仙波
 対する新潟は、GK:吉満、DF:藤原、舞行龍(→ゲリア60分)、稲村、橋本、MF:星、新井(→秋山81分)、小見(→ダニーロ・ゴメス73分)、奥村、FW:小野(→長谷川73分)、笠井(→シルヴェイラ81分)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから前からのプレスをかけて主導権を握り、4分にはCKに佐々木がヘッドで合わせましたがGKがキャッチ。7分には菅がシュートしましたが枠外に外れ、15分には田中聡のクロスを川辺が狙いましたがDFがブロック。18分にも中村のクロスに川辺が合わせましたが惜しくも枠外に外れます。その後は新潟も逆襲し、21分には小見、22分には新井にシュートを打たれます。広島は29分にはFKに佐々木が合わせましたがGKがファインセーブ。37分には菅が続けざまにシュートを打ちますが決めることができません。前半は新潟のシュートは4本だったのに対して広島は11本。またゴール期待値も新潟の0.19に対して広島は0.92と大きく上回っていたものの得点は奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは新潟のペースで、5分には藤原にフリーで打たれましたが枠外。9分の橋本のシュートは大迫が抑えます。後半は広島がプレスに行っても奪うことができず、セカンドボールも拾えず新潟にペースを握られます。選手交代と布陣の変更で流れを変えようとする迫井コーチ。34分には越道がシュートしましたがGKの正面に行ってしまいます。そして後半40分、新潟の左サイドのパス交換からのクロスを逆サイドに詰めていたシルヴェイラに押し込まれ、VARのチェックがあったもののオフサイドも取れずに先制点を許します。広島は何とか追いつこうとするものの効果的な攻撃を構築できないままに6分のアディショナルタイムも無為に過ぎ去り、試合終了のホイッスルとともにがっくりと膝をつきました。
 浦和戦は「全体的にゲーム自体はしっかりとコントロールできた、いい試合だった」と言うことから、この試合は前節と同じ布陣でスタートしました。そしてパス回しの巧い新潟に対してハイプレスを敢行し、何度も良い形を作りました。また、このところの失点の原因となっていたカウンター対応も問題なく、シュートを打たれても決定機は与えない、と言う守備もできていたと思います。ただ問題だったのは後半で、運動量が落ちるに従ってプレスがかからなくなり、セカンドボールも拾えなくなりました。また選手交代も効果はなく、後半のシュートはわずかに3本。終盤はボールをボールを相手陣内に運ぶこともままならずに終わりました。過密日程のJ1リーグとは言え相手は前節から中2日のアウェイゲーム。不利が予想される中で先発5人を入れ替えたことが功を奏したのに対して、広島は先発変更が無かったことによる弊害が後半になって出てしまったように思います。何とか連敗を脱出したい、と言う選手たちの気持ちは見えたものの、それを支える戦略の失敗が敗戦を招いたような気がしてなりません。4連敗の泥沼から抜け出すためには、何か思い切ったことをする必要があるかも知れません。

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2025/04/29

今日の新潟戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手の状況について「本当にいい」と語っています。浦和戦は敗れたとは言え「全体的にゲーム自体はしっかりとコントロールできた、いい試合だった」ということなので、あとは結果につなげるだけ。「相手のカウンターは鋭いものがありますし、今の自分たちが置かれてる状況はカウンターでの失点が多い」と言うことから今日は点を取るだけでなく、カウンターをどう抑えるかが勝利のポイントになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので、当日券の販売はありません。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/04/28

新潟戦に向けて

明日はJ1リーグ第13節。サンフレッチェはホームでアルビレックス新潟と対戦します。
 2022年からチームを率いてきた松橋監督が退任して樹森監督が就任した新潟は、10人以上の選手を入れ替えて今年のシーズンを迎えました。しかしなかなかチームがかみ合わず第8節まで勝ちがなく最下位に転落。第9節神戸戦でようやく今季初勝利を挙げたものの、その後は再び勝ちに見放されて現在19位に沈んでいます。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △1-1 横浜FM 【新】太田、【横FM】アンデルソン・ロペス
2A ●0-2 清水  【清】カピシャーバ、松崎
3A ●1-2 鹿島  【新】矢村、【鹿】小池、OG
4H △2-2 C大阪 【新】矢村、長谷川、【C】中島、ラファエル・ハットン
5H △2-2 東京V 【新】長谷川、舞行龍、【V】木村、綱島
6A ●0-1 町田  【町】西村
YLC1 ○1-1 八戸  【新】小見、【八】近石
   PK4-2
7H △3-3 G大阪 【新】長谷川、奥村、矢村、【G】ジェバリ2、宇佐美
8H ●0-1 福岡  【福】田代
9A ○1-0 神戸  【新】長谷川
YLC2 ○2-0 松本  【新】笠井、奥村
10H △0-0 横浜FC
11H ●1-2 京都  【新】矢村、【京】ラファエル・エリアス、奥川
12A △1-1 柏   【新】小見、【柏】渡井
 前節柏戦は前半12分に小見がゲットしたPKを自ら決めて先制点を奪ったものの、32分に同点に追いつかれるとその後は柏に攻め立てられて、何とか勝ち点1を確保しています。なかなか結果が出ずに苦しんでいる新潟ですが、しかし内容が悪いわけではなく後は決めるだけ、と言うシーンは作り出しているだけに、明日は広島対策を十分に立てて勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると前田が怪我から回復して、昨日の練習ではフルメニューをこなしていたとのことです。ただその一方で前説途中退場した塩谷は古傷の左膝を痛めたようなので、明日は無理をしない可能性が高いと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

    田中聡  井上潮

中村              菅

       川辺

  ジャーメイン  加藤

SUB:チョン、山﨑、イヨハ、東、松本大、越道、小原、前田、井上愛
 昨年は2試合しかなかった無得点の試合が今年は早くも3試合目と苦しんでいるサンフレッチェですが、自分たちのやり方に間違いはないと信じて戦うしかありません。明日も厳しい試合になることは間違いないと思いますが、ホームのサポーターの応援を力にして久々の勝利を挙げて欲しいと思います。

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高円宮杯PLウエスト第4節G大阪戦

土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第4節で、サンフレッチェ広島ユースはG大阪ユースに0-3で敗れ、3位に後退しました。JFA公式サイトによると広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、梅田、長沼、MF:児玉、山里(→信重70分)、野口、小林、太田、原(→正法地78分)、FW:宗田。サンフレッチェ広島公式サイトによると前半10分に相手FWの中積に先制点を許すと、その後はチャンスを作りながらも決め切れずに時間が進み、後半31分と45+1分にクロスから中積に決められハットトリックを許して敗れました。第4節の全結果と順位表は次の通り。
【第4節】
帝京長岡高  1-2 福岡U-18
G大阪ユース 3-0 広島ユース
東福岡高   1-2 岡山U-18
鳥栖U-18   2-3 神戸U-18
神村学園高  0-2 静岡学園高
大津高    1-3 名古屋U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 名古屋U-18   12     4    4   0   0    +6
2 神戸U-18    9     4    3   0   1    +2
3 広島ユース   7     4    2   1   1     0
4 G大阪ユース  6     3    2   0   1    +6
5 鳥栖U-18    6     4    2   0   2    +2
6 岡山U-18    6     4    2   0   2    +1
7 静岡学園高   5     4    1   2   1    -1
8 大津高     4     4    1   1   2    -1
9 東福岡高    3     4    0   3   1    -1
10 帝京長岡高   3     4    1   0   3    -3
11 福岡U-18    3     3    1   0   2    -3
12 神村学園高   1     4    0   1   3    -8

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2025/04/27

WEリーグ第19節大宮戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第19節で、サンフレッチェ広島レジーナは後半アディショナルタイムの柳瀬のゴールで勝ち、優勝の可能性をわずかに残しました。
 怪我で離脱していた近賀が半年ぶりに先発。また立花も7試合ぶりに先発起用されて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

呉屋   左山  市瀬   藤生
(→古賀79分)
     柳瀬  近賀(→塩田31分)

立花     上野     小川(→髙橋美夕紀79分)
(→瀧澤HT)
       中嶋(→松本67分)

SUB:石田、島袋
 対する大宮アルディージャVENTUSは、GK:今村、DF:杉澤、乗松、金平、佐藤、MF:髙橋美紀(→牧野82分)、阪口(→林77分)、大島(→箕輪60分)、仲田(→平井82分)、FW:齊藤、井上(→西尾82分)、と言うメンバーでした。序盤は広島の前からのプレスが効いてペースを握り、4分にはCKから上野がシュート。9分には立花がシュートしましたが枠外に外れ、12分には中嶋が打ちましたがGKにキャッチされます。その後は大宮も反撃して、22分のは右からのクロスをゴール前で繋いで佐藤にフリーで打たれましたが木稲がファインセーブを見せます。また40分には中央のパス交換から仲田が抜け出して打ったシュートがバーを直撃します。広島も近賀や立花、柳瀬がシュートを放ったもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 ハーフタイムに雷雲が近づき約1時間の中断のあと、後半最初のチャンスは広島。3分に小川のFKに市瀬がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。また12分には柳瀬のクロスをゴール正面で収めた上野が決定的なシュートを打ちましたが枠を捉えることができません。大宮も9分の金平、26分の井上などチャンスを作ったものの広島守備陣がゴールを許さず。全体的に広島が攻めながらも得点ができないままに迎えた後半アディショナルタイムに、右サイドから仕掛けた柳瀬が倒されてPKを得ます。ここで柳瀬がGKに読まれながらもしっかりと蹴って広島が先制点を奪います。その後は大宮が力攻めに来ましたが選手全員が身体を張って守り抜いて、勝利のホイッスルが鳴り響きました。
 試合後に吉田監督は「前半に決定的なシーンを作られたなかで、木稲選手のスーパーセーブとゴールバーに助けられた前半でした。あの2失点していたら、大宮さんに転んだ試合になっていた」と語っています。12月にホームで対戦した時には4-0で大宮に勝利しましたが、その時から大きくメンバーを入れ替えてきた大宮は強敵でした。前半のシュート数は広島の6に対して大宮は5とほぼ互角でしたが、パスのつなぎによる崩しは大宮の方が上だったと思います。しかし1時間の中断後に行われた後半のレジーナは粘り強さを取り戻し、運動量で上回って勝利を引き寄せました。ここで勝ち点を落とすわけには行かないと言うチーム全体の共通理解が、勝利を引き寄せたと言って良いでしょう。
 この結果、19試合を消化したレジーナの勝ち点は35。首位の浦和も勝って勝ち点を44に伸ばしたため今後の3試合に広島が全勝、浦和が全敗した場合にのみ勝ち点で並ぶ、と言う状況になりました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
中国新聞

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2025/04/26

第12節浦和戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第12節浦和戦はまたしてもカウンターに沈み、0-1で敗れて3連敗となりました。
 前節途中交代で活躍した井上潮音と菅を先発起用。また中村を右WBに配置して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (→中野55分)
    田中聡  井上潮(→越道79分)

中村              菅(→東55分)

       川辺(→松本大79分)

  ジャーメイン  加藤(→井上愛82分)

SUB:チョン、山﨑、イヨハ、小原
 対する浦和は、GK:西川、DF:石原(→松本泰82分)、ボザ、ホイブラーデン、長沼、MF:グスタフソン、安居、金子(→関根76分)、渡邊(→長倉90+1分)、マテウス・サヴィオ(→原口76分)、FW:松尾(→二田90+1分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから前線からのプレスをかけた広島は、5分には菅がシュート。続くCKに加藤が合わせましたが惜しくも枠外に外れ、7分にもCKをジャーメインが逸らして中村がシュートしましたがこれも枠外に外れます。その後は浦和も押し返し、18分にはグスタフソンにシュートされましたが荒木がブロック。続くグスタフソンのシュートは大迫がキャッチします。34分には広島が波状攻撃を見せましたがシュートまで行けず。41分にはマテウス・サヴィオのパスから安居に打たれましたが大迫がキャッチします。前半はボール支配率は50%ずつ、またシュートは5本ずつと互角の戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半の最初のチャンスを作ったのは広島で、7分には田中聡のスルーパスから川辺がペナルティエリア内からシュートしましたが枠を捉えることができません。逆に後半11分、東のCKを逆サイドで受けた中村からマテウス・サヴィオがボールを奪うと、中村を振り切ってドリブルで突き進んで左へのパス。フリーでボールを受けた金子にシュートを決められて、先制点を許してしまいました。
 これで守備重視にシフトした浦和に対して、広島は選手と布陣を変えながらゴールをこじ開けようとします。後半34分にはハイプレスから中村が入れたボールはバーに弾かれ、39分の松本大のシュートはブロック。40分の東のヘッドは西川にキャッチされ、42分に中村のシュートもブロックされます。最後はスローインの流れからジャーメインがヘッドで狙いましたがDFに止められ、無情のホイッスルが鳴り響きました。
 この試合は前線の布陣を変えたことによって守備のスイッチが入りやすくなって、自分たちのペースで試合を進める時間は作れたと思います。ただ、スキッベ監督のベンチ入り停止により指揮を執った迫井ヘッドコーチが述べているように、「もう1個最後の踏み込みところで深くまで行き切れなかったことと、最近カウンターから入れられているところを繰り返してしまった」のが敗因だったと言えます。運のなさを含めて岡山戦、名古屋戦からの悪い流れを反転させることができなかった試合だった、と言えるでしょう。塩谷が古傷の左膝を痛めて途中退場してしまい、更に苦境が続くサンフレッチェ。チーム全員の力で、はね返すしかありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  浦和公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  M・サヴィオ  金子拓郎  中村草太  井上愛廉
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2025/04/25

今日の浦和戦

怪我人続出で2連敗中、そして監督の出場停止と苦境に見舞われているサンフレッチェですが、こういう時こそチームの底力が問われるところ。名古屋戦では忘れていたハードワークを取り戻して、サンフレッチェらしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で、午後7時半キックオフ。当日券販売はありますが、バックアッパー指定席とホーム自由席だけらしいので、観戦予定の方はJリーグチケットなどをご利用下さい。また試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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スキッベ監督に2試合出場停止処分

Jリーグは昨日、審判への不適切な発言によりスキッベ監督に2試合のベンチ入り停止と罰金20万円の処分を科す、と発表しました。これは名古屋戦のインタビューや記者会見で、前田へのファウルがレッドカードにならなかったことを取り上げて「酷い審判のパフォーマンスだった」などと批判。これに対してJリーグ規律委員会は「審判員に対する攻撃的、侮辱的もしくは暴力的言葉の使用」に当るとして処分が下されたとのこと。これに伴い今日の浦和戦と次節の新潟戦は監督不在で戦うことになりました。

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2025/04/24

浦和戦に向けて

明日はJ1リーグ第12節。サンフレッチェはアウェイで浦和レッズと対戦します。
 昨年途中から復帰したスコルジャ監督の下、攻撃陣を中心に補強して今シーズンを迎えた浦和は、序盤こそなかなか噛み合わずに下位に沈んだものの、このところ3連勝で4位まで順位を上げています。今季のここまでの戦績は次の通り。
1A △0-0 神戸
2A △1-1 京都  【浦】チアゴ・サンタナ、【京】ラファエル・エリアス
3A ●1-2 湘南  【浦】チアゴ・サンタナ、【湘】福田、鈴木章
4H ●0-2 柏   【柏】小屋松、垣田
5H ○1-0 岡山  【浦】チアゴ・サンタナ
6A △1-1 鹿島  【浦】松本、【鹿】知念
7A △1-1 C大阪 【浦】渡邊、【C】ラファエル・ハットン
8H ○2-1 清水  【浦】渡邊、マテウス・サヴィオ、【清】高木
9A ●0-1 福岡  【福】岩崎
10A ○2-0 町田  【浦】ホイブラーデン、松尾
20H ○2-1 京都  【浦】松尾、渡邊、【京】ラファエル・エリアス
11H ○3-1 横浜FM 【浦】マテウス・サヴィオ、渡邊、ダニーロ・ボザ
 前節は前半のうちにマテウス・サヴィオのFKで先制点を奪うと、相手DFのミスで後半早々に追加点。その後は押し込まれる展開が続いたものの、後半終了間際にセットプレーから3点目を奪って逃げ切っています。結果が出ることによって自信をつけつつある浦和。明日はホームのサポーターの力強い応援を受けて、自信を持って広島を迎え撃とうとしてくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、紫熊倶楽部 Webによると一昨日はジェルマン、前田、川浪も別メニューながら練習に参加していたとのこと。特に名古屋戦の負傷で足が「ぬいぐるみのように大きく腫れてしまった」(スキッベ監督)と言う前田もジョギングを行っていたそうで、長期離脱にはならない様子です。明日は古巣との対戦ということで、少なくとも本人は何とか出場したい、と考えているのではないでしょうか。と言うことも加味して、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    田中聡  井上潮

中野              菅

   川辺      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、イヨハ、山﨑、東、加藤、前田、越道、小原、井上愛
 連敗中の広島ですが、この2試合はいずれもゴール期待値などの数値は上回っていて、いろいろな意味での「不運」に見舞われたというのは否めないと思います。この悪い流れをひっくり返すことができるかどうかは、選手たち次第。明日は自分たちの力を信じて思い切ったプレーを続けて、勝利を持ち帰って欲しいと思います。

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2025/04/23

笠原全治5ヶ月

プレスリリースによると、レジーナの笠原綺乃選手が先週、広島市内の病院で左膝外側半月板損傷の手術を受けて全治5ヶ月と診断されました。

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土肥が鳥取に完全移籍

サンフレッチェと鳥取は昨日、土肥航大選手の鳥取への完全移籍を発表しました。堺市出身の土肥は広島ユース時代の2019年に2種登録されると、ACLのメルボルン・ビクトリー戦でプロデビュー。2020年にはリーグ戦13試合、2021年には6試合に出場しました。そして2022年にはレンタル先の水戸で26試合に出場。翌年に移籍した甲府では出場機会に恵まれなかったものの、シーズン途中で移籍した今治ではレギュラーとして18試合に出場し、4位躍進に貢献しました。しかし昨年は栃木で2試合の出場にとどまり、再び移籍先として選んだ今治でも3試合しか出場できずに契約満了となっていました。鳥栖の公式サイトによると「この4ヶ月間、自分として苦しい時間が続いていました」とのこと。今季の鳥取はここまで1勝しかできずに最下位に沈んでいるだけに、プレーできる喜びを存分に発揮してチームを救って欲しいと思います。

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高円宮杯PLウエスト第3節神村学園高戦

先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第3節で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で神村学園高等部を下し、暫定2位に上がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、梅田、長沼、MF:児玉、山里(→河上74分)、野口、小林、太田、原、FW:宗田。前半5分に相手からボールを奪った宗田がゴールを決めると、25分には原のパスをゲット。後半9分には小林のクロスを児玉がヘッドで決めてリードを広げます。後半15分にはセットプレーから1点を失ったものの、その後は2点を守って逃げ切りました。第3節の全結果と順位表は次の通り。
【第3節】
広島ユース 3-1 神村学園高
岡山U-18  0-1 鳥栖U-18
名古屋U-18 3-1 帝京長岡高
静岡学園高 1-1 東福岡高
神戸U-18  1-0 大津高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 名古屋U-18   9     3    3   0   0    +4
2 広島ユース   7     3    2   1   0    +3
3 鳥栖U-18    6     3    2   0   1    +3
4 神戸U-18    6     3    2   0   1    +1
5 大津高     4     3    1   1   1    +1
6 G大阪ユース  3     2    1   0   1    +3
7 岡山U-18    3     3    1   0   2     0
8 東福岡高    3     3    0   3   0     0
9 帝京長岡高   3     3    1   0   2    -2
10 静岡学園高   2     3    0   2   1    -3
11 神村学園高   1     3    0   1   2    -6
12 福岡U-18    0     2    0   0   2    -4

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2025/04/22

WEリーグ第18節神戸戦

土曜日にホームで行われたWEリーグ第18節で、サンフレッチェ広島レジーナはINAC神戸レオネッサに競り勝ち、順位を4位に上げました。
 レジーナは前節東京ベレーザ戦から先発2人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

嶋田   左山  市瀬   藤生(→塩田HT)

     呉屋  柳瀬
     (→髙橋88分)
瀧澤     上野     小川
(→渡邊56分)(→古賀74分)
       中嶋(→立花88分)

SUB:藤田、松本
 対する神戸は、GK:大熊、DF:井手、太田、三宅(→モレラ79分)、土光、MF:ソルデヴィラ、山本(→松原HT)、成宮、FW:愛川(→高瀬69分)、桑原(→水野HT)、スアレス、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは神戸で、4分には成宮の突破からのクロスを愛川に打たれましたが木稲がセーブ。また17分にはCKにスアレスがヘッドで合わせ、ポストに弾かれたボールを何とかクリアします。対する広島は前半25分、右からの瀧澤のゴールを上野がニアからヘッドで流し込んで、先制点を奪いました。その後は神戸に攻められる時間が続き、37分には木稲がスアレスに引っかけたボールを愛川に狙われましたがポスト直撃。後半22分には松原にミドルレンジから狙われましたが枠外に外れ、29分には高瀬のシュートを木稲がキャッチ。31分には永宮のシュートが枠外に外れて助かります。広島は32分、古賀が落としたボールを受けた中嶋が抜け出しましたがGKが好反応で弾きます。その後は神戸がどんどん放り込んで来ましたが広島守備陣が高い集中力ではね返して、強敵・神戸にWEリーグ杯決勝に続いて勝利しました。この結果、WEリーグ終盤の「3強対決」は1勝1分け1敗で、3位レオネッサとの勝ち点差は7。目標としてきた「トップ3」を達成するためには、ここから全部勝利するしかありません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
サンテレビニュース

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2025/04/21

第11節名古屋戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第11節名古屋戦は01-2で敗れ、連敗で10位に後退しました。
 前節怪我で途中交代したジェルマンは欠場。一方で加藤、中村、東、塩谷が先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (→越道75分)
     田中聡 川辺
     (→前田61分→井上潮75分)
中野              東(→菅61分)

   加藤      中村

     ジャーメイン

SUB:イヨハ、山﨑、小原、井上愛
 対する名古屋は、GK:シュミット、DF:河面、三國、野上、MF:徳元(→小野87分)、椎橋、稲垣、森島(→原59分)、和泉(→浅野87分)、FW:マテウス・カストロ、永井(→菊地75分)、と言うメンバーでした。前半は両チームともに慎重な戦いぶり。名古屋が前からボールを奪いに来るのを嫌ってロングボールで裏を狙うものの、分厚いブロックに阻まれてなかなかチャンスを作れません。広島は時折ハイプレスからボールを奪い、22分には波状攻撃を仕掛けたものの名古屋のブロックは崩れません。26分にはFKのクリアのこぼれを塩谷が狙ったものののブロックされ、32分の塩谷のクロスも味方に合いません。逆に前半40分、荒木のクリアを拾ったマテウス・カストロが塩谷をかわしてミドルレンジからシュートを放つと、これがクロスバーに当ってゴール内に飛び込んで、先制点を奪われてしまいました。その後は広島が攻勢に出たものの、45+2分のジャーメインのシュートはDFに当って枠外に外れ、続いてCKのクリアを塩谷が狙いましたが稲垣に防がれ、名古屋の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も先にチャンスを生かしたのは名古屋。右サイドからのスローインからのボールは佐々木がクリアしたものの、これが相手に当ってこぼれを拾ったマテウス・カストロにゴールに流し込まれて、追加点を許してしまいました。
 これで攻める必要がなくなった名古屋は、ミドルブロックを作るとともにボールホルダーに激しく行って広島に糸口を与えません。前田と菅を投入して流れを変えようとするスキッベ監督。しかし後半25分、ドリブルで突破しようとしたところで前田が永井に削られ、そのままピッチを去ることになってしまいます。ここで急きょ投入された井上潮でしたが、しかし彼のプレーがチームを蘇らせます。そして後半36分、川辺の鋭いパスを受けた中村がDFラインの裏にボールを送ると、ここに走り込んだ菅が冷静にシュートを決めて、1点差に迫りました。
 これで勢いの出た広島は、引いて守る名古屋を一方的に攻め立てます。44分には川辺がシュートしましたが枠外。45+3分には中村のクロスに荒木が合わせましたがGKに止められ、45+7分の川辺のヘッドも枠外に外れます。最後は大迫まで上がってゴールを狙ったものの菅のシュートは枠外に外れ、無念のホイッスルが鳴り響きました。
 前節から先発4人を変更して臨んだ広島でしたが、しかし後半途中までの内容は褒められたものではなかったと思います。前線の選手が名古屋のDFにがっちりとマークされて起点になれず、広島がボールを持ってもブロックのまわりでパスを回すだけ。裏のスペースに抜けたり、あるいは深い位置からクロスを入れる、と言う形をほとんど作ることができませんでした。また名古屋の前線の選手たちのプレッシングにも手こずって、ロングボールを蹴ってははね返される、と言うパターンが繰り返されました。対する名古屋も攻撃の機能不全は似たようなものだったのですが、しかしマテウス・カストロの「個の力」は格別でした。1点目も2点目も守備のミスがなかったとは言いませんが、しかし少なくとも大迫にとってはどうしようもない不運な失点だったと思います。
 ただそんな中で希望を見いだすとするならば、ようやくリーグ戦では2回目の出場のチャンスを得た井上潮音のプレーでした。チーム全体に停滞感が漂う中、ピッチ全体を縦横に走り回って終盤の攻勢を導きました。そんな中で生まれた得点シーンは、川辺の鋭いミドルパスを中村が反転してスルーパスを出し、それを菅が仕上げたもの。紫熊倶楽部Webの記事によると先週の5対5を中心としたトレーニングが実ったもので、最終ラインからのつなぎに井上潮音が「一味、加えて」いたそうです。前節に引き続いて中盤から前の選手がマークを外せずなかなか起点になれなかった試合でしたが、終盤になってようやく形ができて、そして得点と言う結果を出したことは、今後に繋がるに違いありません。
 サンフレッチェは今季初の連敗で、順位は10位に落ちましたが、しかし首位・京都との勝ち点差は4。しかも消化試合数は2試合少ないので、ここから勝ち続ければすぐに上位に上がることは可能です。ここからはGW期間中の連戦で17日間で5試合を戦わなければなりませんが、その間にしっかりと準備をして、誰が出てもサンフレッチェらしいサッカーを表現して欲しいと思います。

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the World  スキッベ監督は判定に大激怒  マテウスが衝撃ゴラッソ
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2025/04/20

今日の名古屋戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は名古屋について「名古屋からポイントを取るのが難しいっていうのは、去年の痛い経験から理解しています」と語っています。森島、野上、稲垣に加えて浅野も加入していることからも分かるように、質の高い選手を揃えているのは確か。チームが噛み合えば上位に食い込んでくるのは間違いないだけに、最後まで集中を切らさず戦って、勝ち点を奪って帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで、午後2時キックオフ。試合中継は、DAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/04/19

名古屋戦に向けて

明日はJ1リーグ第11節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 昨年ルヴァンカップのタイトルを獲得した名古屋は、GKにシュミット・ダニエル、DFに原、宮、佐藤、攻撃陣にはのマテウス・カストロ、浅野ら実力者を補強して、長谷川監督4年目のシーズンを迎えました。ところが開幕から6試合まで2分け4敗とスタートダッシュに失敗。第7節と第8節に連勝して蘇ったかに見えたものの、その後は再び連敗して最下位に転落し、更にルヴァンカップの敗退も決まっています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-4 川崎F 【川】高井、山田、山内、宮城
2H △2-2 神戸  【名】徳元、稲垣、【神】大迫2
3A ●1-3 FC東京 【名】椎橋、【FC東】山下、佐藤恵、安斎
4H ●1-2 町田  【名】佐藤瑶、【町】西村、ナ・サンホ
5A △1-1 C大阪 【名】マテウス・カストロ、【C】北野
6A ●1-2 東京V 【名】森島、【東V】山見、綱島
YLC1 ○3-0 宮崎  【名】菊地、浅野2
7H ○2-1 横浜FC 【名】和泉、稲垣、【横FC】鈴木武
8H ○2-0 横浜FM 【名】河面、佐藤瑶
9A ●1-2 湘南  【名】稲垣、【湘】福田、鈴木雄
10A ●0-2 G大阪 【G】ジェバリ、山下
YLC2 ●1-1 富山  【名】マテウス・カストロ、【富】武
   PK5-6
 前節は低い位置にブロックを作って失点を防ごうとするもののほぼ一方的に攻め込まれ、攻撃はロングボール一辺倒で試合を通してのシュート数はわずかに2本に終わり、0-2と言うスコア以上の内容差で完敗を喫しています。また水曜日のルヴァンカップ富山戦は実績豊富な選手に若手を組み合わせて戦ったものの、PK戦の末に敗れて連覇の可能性を失っています。なかなかトンネルの出口が見えず、長谷川監督の解任もささやかれる名古屋ですが、ただホームゲームに限って言えば2勝1分け1敗と悪くない結果を出しているだけに、明日はホームの利を生かして勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節途中退場したジェルマンは欠場の可能性が高そうです。また中国新聞によると塩谷は左膝の痛みを抱えているそうですが、連敗は避けたいだけに行けるところまで行く、と言う感じで先発してくると予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

中野              菅

   前田      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、井上潮、東、松本大、茶島、越道、小原、加藤
 首位から勝ち点3差に9チームがひしめき合う、と言う大混戦になっているJ1リーグ。負ければ順位を大きく落とす可能性もあるだけに、下位チーム相手に勝ち点を落とすわけにはいきません。明日も厳しい試合になると思われますが、いつも通りのアグレッシブなサッカーで、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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2025/04/18

モンテギュー国際大会

レジーナユースから長谷川芽衣、中島菜音の2人が選ばれているU-16日本女子代表は、4/14に行われたモンテギュー国際大会のグループステージ初戦でイングランドと対戦し、1-1で引き分けました、GK:山中、DF:北島、四本、若月い(→眞崎70分)、伊藤、MF:角谷、玉村(→清水HT)、佐々木(→中島70分)、栗田、FW:樋口、花城(→山田70分)。後半4分に樋口のゴールで先制したものの、後半20分に追いつかれてそのまま試合終了となりました。
 一方男子のU-16日本代表は広島からの選出はなしで、4/15に行われたイングランドとの初戦を2-3で落としました。

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2025/04/17

紫熊倶楽部5月号

先週発売の「紫熊倶楽部」5月号(Vol. 327)を紹介します。表紙とトップ記事は塩谷選手のJリーグ通算300試合出場を記念した記事。「紫の大将」と題して、大学での決意から水戸でのプロ生活のスタート、2012年に広島に移籍してからの「衝撃」と、UAEから復帰してからの広島での戦い、そして将来に向けての抱負などを語っています。続く記事では前田直輝選手の新加入会見の全文を紹介しています。
 「READERS AREA」のあとは、Jリーグの名古屋戦、浦和戦、新潟戦、福岡戦、湘南戦、G大阪戦と、WEリーグの神戸戦、大宮戦、相模原戦、埼玉戦を展望する記事。またACL2での没収試合を受けての「概要及び再発防止策」を掲載しています。後ろのカラーページで取り上げられているのは、荒木、新井、中島、ジェルマンの4選手。マッチレポートは、ACL2のライオン・シティ・セーラーズ戦2試合とJ1の柏戦、京都戦、鹿島戦、C大阪戦、WEリーグの浦和戦、C大阪戦、千葉戦、長野戦。これに続くのは、柳瀬選手と渡邊選手のミニインタビュー。そして最後は、SIGMA CALENDER、紫熊短信、レジーナ選手名鑑となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。またオフィシャルオンラインショップではまだ出ていませんが、そのうち販売されるものと思われます。

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2025/04/16

茶島が練習に復帰

中国新聞によると、太もものけがで離脱していた茶島が1ヶ月ぶりに練習に復帰したとのこと。「降りしきる雨の中、はつらつとしたプレーが光った...DFの裏に飛び出して、ゴールも決めた」そうです。広島の右WBは新井が怪我で離脱し、前節先発した越道も前半だけで交代となっているだけに、次節での起用の可能性もありそうです。

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2・3月度の月間ベストゴールに東

Jリーグは昨日、2・3月度の月間ベストゴールを発表し、J1では第6節柏戦の東選手のゴールが選ばれました。Jリーグ公式サイトによると足立修委員長は「自分の間合いでしっかりと空間を作り、左足をアウトサイドで合わせ、狙い通りのゴールだった。ゾーンに入ったシュートだと思う」と評価。槙野委員は「広島の崩しが完璧だった...すべてがブラボー」と語っていたとのことです。

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2025/04/15

AFC U17アジア杯サウジアラビア戦

一昨日行われた「AFC U17アジアカップ」の準々決勝で、U-17日本代表はサウジアラビアにPK戦の末敗れ、3連覇を逃しました。U-17日本代表のメンバーは、GK:村松、DF:藤田、藤井、元砂、MF:野口、今井(→加茂85分)、長南(→田中73分)、姫野(→針生73分)、FW:小林(→浅田HT)、谷、瀬口(→吉田54分)。>ゲキサカの記事によると前半4分、VARの介入により与えられたPKを瀬口が決めて、先制点を奪いました。ところが15分に姫野のファウルでPKを与え、これを決められて同点に追いつかれると、37分にはロングボールを繋がれて勝ち越しを許します。後半は日本が押し込み続け、27分に谷のスルーパスで抜け出した浅田がGKとの1対1を制して同点に追いつきます。その後も選手交代をしながら3点目を狙い続けたものの決めることができず、延長無しでPK戦に突入。浅田、吉田が決めたものの加茂、藤井、針生が外して、2-3で敗れました。

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高円宮杯PLウエスト第2節東福岡高戦

週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第2節で東福岡高と対戦したサンフレッチェ広島ユースは、後半早々に追いついたものの勝ち越せず、引き分けに終わりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:児玉、林、梅田、MF:長沼、太田、原(→土井川90分)、河上(→山里HT)、FW:宗田、信重(→牧野79分)、正法地(→浅沼79分)。ハイライト映像によると、前半早々に与えたPKで先制点を許すと、その後も東福岡の縦に速い攻撃に苦しめられ、前半はシュート1本に終わりました。しかし後半開始早々にロングボールの落としを宗田が決めて同点に追いつき、その後も攻め立てたものの堅い守備を崩せず引き分けに終わりました。第2節の全結果と順位表は次の通り。
【第2節】
鳥栖U-18   3-0 静岡学園高
帝京長岡高  4-1 神戸U-18
G大阪ユース 4-0 神村学園高
東福岡高   1-1 広島ユース
福岡U-18   1-2 名古屋U-18
大津高    3-1 岡山U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 名古屋U-18   6     2    2   0   0    +2
2 大津高     4     2    1   1   0    +2
3 広島ユース   4     2    1   1   0    +1
4 G大阪ユース  3     2    1   0   1    +3
5 鳥栖U-18    3     2    1   0   1    +2
6 岡山U-18    3     2    1   0   1    +1
7 帝京長岡高   3     2    1   0   1     0
8 神戸U-18    3     2    1   0   1     0
9 東福岡高    2     2    0   2   0     0
10 静岡学園高   1     2    0   1   1    -3
11 神村学園高   1     2    0   1   1    -4
12 福岡U-18    0     2    0   0   2    -4

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2025/04/14

WEリーグ第17節東京戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第17節日テレ・東京ベレーザ戦は、終始押しまくったものの得点を奪えず、逆に後半アディショナルタイムに失点して、7試合ぶりの敗戦で5位に後退しました。
 レジーナは前節長野戦から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

嶋田   左山  市瀬   藤生

     渡邊  小川(→島袋87分)
     (→呉屋61分)
瀧澤     上野     松本(→柳瀬HT)
       (→髙橋87分)
       中嶋(→李81分)

SUB:藤田、古賀
 対するベレーザは、GK:野田、DF:坂部、村松、松田、MF:菅野、眞城、山本、北村、FW:土方、氏原(→松永HT)、樋渡、と言うメンバーでした。レジーナはハイプレスと球際の強さで主導権を握り、何度もベレーザー陣内に攻め込みましたが決めることができず。逆にベレーザの攻撃は集中力の高い守備ではね返して迎えた後半アディショナルタイムに、右サイドからドリブルで仕掛けた松永のサイドチェンジを受けた北村にシュートを決められ、悔しい敗戦となりました。試合後に吉田監督は結果について「ものすごく残念」と悔しさを噛みしめる一方で、「内容的には選手としてもチームとしてもベレーザさんを上回っている部分も相当あったと思いますし、素晴らしかったと思います」と評価。もう一歩で得点できなかったとは言え、強敵相手にやりたいサッカーができたことで、手応えを感じる試合だったと言えそう。残り5試合で首位・神戸との勝ち点差は10となっているだけに、この手応えを結果につなげて勝ち続けるしかありません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
日テレニュース

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2025/04/13

第10節岡山戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第10節岡山戦は、1点が遠く0-1で敗れ、順位を7位に落としました。
 前節怪我で途中退場した新井の代わりに今季初めて越道を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     田中聡 川辺
     (→小原82分)
越道              菅(→東HT)
(→塩谷HT)
   前田   ジェルマン(→中村29分)
   (→加藤陸67分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、井上潮、松本大
 対する岡山は、GK:ブローダーセン、DF:阿部、田上(→柳76分)、工藤、MF:松本昌(→佐藤56分)、藤田、田部井(→竹内85分)、加藤聖、FW:木村、ルカオ(→一美76分)、江坂(→神谷76分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、2分に中野のロングパスを右のスペースで受けた川辺がシュートしましたがGKに弾かれます。続いて3分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。また10分にはカウンターから越道がシュートしましたが枠外に外れます。ラインを上げてミドルブロックを作り、パスカットからのカウンターを狙う岡山。広島はボールを回しながら糸口を探します。28分には低い位置からドリブルでカウンターを狙ったジェルマンが太ももの裏を傷めて退場して中村に交代。34分にはCKのこぼれを川辺がシュートしましたが枠外に外れ、40分の前田のシュートはGKがセーブ。44分には左に抜け出した中村のクロスに前田がフリーで飛び込んだものの、わずかにタイミングが合わなかったか押し込むことができません。前半の広島はチャンスを作ったものの枠内シュートはわずかに1。対する岡山もシュートは6本放ったもののいずれも枠外に外れて、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半から東と塩谷を投入して、両サイドを替えてきたスキッベ監督。後半5分には中野のロングスローに佐々木がヘッドで合わせましたがブローダーセンが横っ飛びでキャッチします。そして後半12分、DFラインからのロングパスを収めたルカオがドリブルで突破を図ると、荒木と東が寄せたものの止め切れず、東がスライディングでクリアしようとしたボールが佐藤への絶好のアシストとなって先制点を奪われてしまいました。
 一点のリードでより一層守りを固める岡山。広島はパスを回して打開しようとするものの、岡山の強固な守備ブロックは破綻を見せません。それでも後半24分には左から突破した中村のクロスをジャーメインがドンピシャで合わせましたがGKがスーパーセーブ。33分には田中聡のクロスに川辺が合わせたものの枠外に外れ、35分にはロングフィードで加藤陸が抜け出しましたが、柳のブロックでシュートも打てません。中野のロングスローやセットプレーから岡山ゴール前にボールを入れ続ける広島。38分にはロングスローのこぼれを中村が打ちましたが枠外に外れ、39分の中村のクロスに加藤陸が合わせましたが枠を捉えることができません。広島は最後まで攻め続けたもののクロスはことごとくGKとDFに阻まれ、得点の無いままに試合終了となりました。
 試合後にスキッベ監督は「自分たちの得点力のなさをすごく痛感しました」と語っていますが、確かに今季は得点力不足に苦しんでいるのは事実。ここまでの9試合の総得点は9で、リーグ全体では下から6番目となっています。昨年までの広島は前線からのプレスと即時奪回で相手の守備を混乱させ、その隙を突いて得点を挙げていましたが、ここまではなかなかそのような形を作れていません。それはやはり相手の対策が進んでいるからで、ここまで無得点に終わった2試合はいずれも相手がミドルブロックを作ってタイトな守備陣形を作り、加えて相手GKのスーパーセーブ連発でチャンスが得点に結びついていませんでした。スキッベ監督はこの点については「この試合の前から、シーズンが始まったときから分かっていたこと」と語っていて、ボールを支配しながら相手を崩すチーム作りを進めて来ていますが、やはりまだ完成の域にはほど遠い、と言うことだと思います。監督が「創造力」を生み出す選手として挙げたアルスラン、中島、マルコス・ジュニオールの不在に加えて、前線の選手の入れ替えによってコンビネーションが熟成していないのも原因で、クロスのコースやタイミング、3人目、4人目の動きなど選手同士の関係の質を高めて行くしかないでしょう。ここから2週間は週1試合のペースが続くので、その間に練習でレベルアップして行くしかありません。
 この結果サンフレッチェは順位を落とし、暫定7位となりました。ただ、首位の福岡との勝ち点差は2で、勝ち点17に5チームが並ぶ大混戦になっていることから、勝負はまだまだ先。今後は名古屋、浦和、新潟と調子が上がっていないチームとの対戦が続きますが、そこでしっかりと勝ち点を積み重ねて、福岡との対戦から始まる5月ラウンドに向かって欲しいと思います。

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2025/04/12

今日の岡山戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は中島の手術は大成功で、約4週間のドイツでのリハビリの後にアルスランと一緒に広島に帰ってくるとのこと。「ヨウタロウとトルガイの長期離脱は痛いですね。彼らのクリエイティブさは、他に替わりがいない。2人に加えてマルコス(ジュニオール)もクリエイティブな選手ですが、その3人がいないと少し創造力というものが欠けてくるのは否めない」と語っていますが、その分は他の選手の頑張りで何とかしてくれるはず。今日もいつも通りのアグレッシブなサッカーで、初の「中国ダービー」を制して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウィング広島で、午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので、当日券販売はありません。試合中継は、NHK広島、NHK岡山とDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/04/11

岡山戦に向けて

明日はJ1リーグ第10節。サンフレッチェはホームでファジアーノ岡山と戦います。
 昨年はスタートダッシュに成功して一時は首位に立った岡山でしたが、その後は勝ち切れない試合が多くなり5位でフィニッシュ。プレーオフ初戦では山形の本拠地で戦って3-0で快勝し、決勝では仙台を2-0で下して初のJ1昇格を決めました。そして今季はJ2で積み上げてきたプレッシングサッカーをそのままぶつけて、ここまで4勝2分け3敗で8位に付けています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-0 京都  【岡】田上、木村
2A ●0-1 横浜FC 【横F】櫻川
3H ○2-0 G大阪 【岡】柳、一美
4H △1-1 清水  【岡】木村、【清】住吉
5A ●0-1 浦和  【浦】チアゴ・サンタナ
6H △0-0 川崎F
YLC1 ●0-1 北九州 【北】平原
7H ○1-0 横浜FM 【岡】ルカオ
8A ●1-2 C大阪 【岡】佐藤、【C】チアゴ・アンドラーデ、ラファエル・ハットン
9H ○1-0 FC東京 【岡】田部井
 前節はFC東京に攻め込まれて耐える時間が長かったものの、後半16分にクリアボールを田部井が決めて先制点を奪うと、その後も堅固な守備で1点差を守り抜いて勝利しています。ホームでは4勝2分けと負けなしなのに対して、アウェイではルヴァンカップを含めて4連敗と対照的な戦績を残している岡山。明日は守りをしっかりと固めて、勝ち点1でも持ち帰ろうとして戦う可能性が高いのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節ハーフタイムで下がった新井は開始早々に足を痛めていたらしく、自分から交代を求めていたとのこと。モバイルサイトによると本人は「あんまり長くはならないと思います」と語っていますが、筋肉系の怪我らしいので無理はしない可能性が高そうです。また、前節は後半からの布陣が機能したことを考えて、私はメンバーを次のように予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

中野              菅

   前田      加藤

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、松本、東、井上潮、小原、越道、中村、ジェルマン
 明日はJリーグ初となる「中国ダービー」。先輩格の広島としては、ここで負けるわけにはいきません。明日も厳しい試合になると思われますが、スタンドも含めたチーム全体の力で、隣県のライバルに勝利して欲しいと思います。

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中島が手術

サンフレッチェは昨日、中島洋太朗選手がオーストリアの病院で左膝外側半月板部分切除の手術を受けた、と発表しました。全治は不明ですが、中国新聞によるとスキッベ監督は「2ヶ月半ぐらいで戻ってくるだろう」と語っていたとのこと。しばらくはそのままヨーロッパに残って、アルスランと共にリハビリすることになるそうです。

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AFC U17アジア杯オーストラリア戦

U-17日本代表は昨日「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025」のグループステージ第3戦を戦い、オーストラリアに逆転負けを喫したものの他の試合の結果によりノックアウトラウンド進出とFIFA U-17ワールドカップ出場を決めました。ゲキサカの記事によるとU-17日本d内票のメンバーは、GK:村松、DF:篠崎、藤田、藤井、MF:田中(→長南84分)、樺山(→今井77分)、神田、針生(→姫野77分)、FW:吉田、加茂(→小林65分)、浅田(→谷77分)。前半7分に神田のCKを藤田が決めて、日本が先制点を奪いました。しかしその後はオーストラリアにペースを握られ、後半6分にCKから同点に追いつかれると、後半26分に樺山のボールロストから勝ち越し点を奪われ、続いて29分にもCKの流れから勝ち越し点を奪われます。日本はここから交代選手を次々と投入して反撃を開始。後半41分には今井のクロスに谷が合わせて1点差に迫りましたが、その後はゴールを奪えずそのまま敗れました。この結果勝ち点4に終わったU-17日本代表でしたが、同時刻に行われていた試合ではUAEが試合終了間際に追いついてベトナムと引き分け、勝ち点4で並んだ日本、UAE、オーストラリアの間の得失点差で日本の首位での勝ち抜きが決まりました。

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2025/04/10

アウェイFC東京戦のチケット販売

5/25(日)のJ1リーグ第18節FC東京戦は国立競技場で開催されますが、そのチケット販売が明後日から始まります。4/12(土)はSOCIO対象の先々行販売、4/13(日)はOFFICIAL MEMBERSHIP対象の先行販売で、アウェイサポーターを含む一般販売は4/19(土)から。全席指定で、ビジターチームのユニフォーム・グッズを着用して観戦できるのは「ビジター指定席」と「メインS指定席南側」のみとなります。前売り券はチケットFC東京(Jリーグチケット)のみで、コンビニ等での販売はないとのこと。今年に入って関東でのアウェイゲームは広島側のチケットが先に売り切れる傾向があるだけに、観戦を予定している方は早めに確保した方が良さそうです。その他、チケットの詳細についてはFC東京の公式サイトをご覧下さい。

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2025/04/09

近賀が現役引退

レジーナの近賀ゆかり選手は昨日、今シーズン限りでの現役引退を発表しました。
 1984年に横浜市で生まれた近賀は、15歳の時にU-18女子代表に選出されるとその後は各世代の代表で活躍し、2005年のオーストラリアとの親善試合で女子代表デビュー。その後は主にサイドバックとしてFIFA女子ワールドカップや北京オリンピックに出場し、2011年には女子ワールドカップ優勝に貢献しました。またクラブでは2003年に日テレ・ベレーザに加入し、2011年にはINAC神戸レオネッサに移籍。2014年にアーセナル、2016年にはキャンベラ・ユナイテッドに移籍し、その後中国やオーストラリアのクラブで活躍しました。そして2021年シーズンにサンフレッチェ広島レジーナに創設メンバーの一人ととして参加。今季も開幕から5試合連続で先発出場してチームのスタートダッシュに貢献しましたが、10/14に行われた第5節新潟戦で左膝前十字靭帯損傷の大怪我を負って、全治8ヶ月と診断されていました。WEリーグに参加するためにゼロから作り上げてきたレジーナでは、福元選手とともにメンバーに「お手本」を示す存在だった近賀選手。レジーナがWEリーグの「トップ3」に次ぐ位置を確立し、カップ戦で連続優勝できたのは彼女の存在のおかげだったのは間違いありません。公式サイトによると「ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジ」するとのことなので、5/4のホーム最終戦ではぜひとも多くの観衆で、近賀の選手としての最後の姿を見送れれば、と思います。

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AFC U17アジア杯ベトナム戦

一昨日行われた「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025」のグループステージ第2節で、U-17日本代表は後半アディショナルタイムにPKでベトナムに追いつかれて、グループステージ突破は次節に持ち越しとなりました。日本のメンバーは、GK:エジケ、DF:篠崎、藤井、姫野、MF:長南(→田中62分)、野口(→加藤70分)、樺山、神田、FW:浅田、吉田、加茂(→小林HT)。前半13分に神田のシュートで得たCKから吉田がヘッドで決めて、先制点を奪いました。その後も日本がチャンスを作りつつもゴールを割れず、ベトナムがロングパスで打開を図る中で後半45+5分、GKのパントキックがゴール前に流れたところをGKエジケが相手Fっを倒してしまい、与えたPKを決められて追いつかれてしまいました。明日の第3節はオーストラリアとの対戦で、引き分け以上でノックアウトラウンド進出が決まります。

ゲキサカ  戦評  神田  「本当に苦い薬」と廣山監督  エジケ  野口

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高円宮杯PLウエスト第1節鳥栖戦

先週末に行われた「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2025ウエスト」の開幕戦で、サンフレッチェ広島ユースは鳥栖U-18を2-1で下し、幸先の良いスタートを切りました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、梅田、長沼、MF:児玉(→浅沼90+3分)、太田、原、河上、正法地(→山里74分)、FW:宗田、信重(→土井川74分)。公式サイト佐賀新聞の記事によると試合開始から拮抗した試合展開だったそうですが、前半23分に河上のパスで抜け出した信重が先制点を奪いました。続いて後半7分に宗田が得たPKを自ら決めてリードを広げ、後半27分にCKから失点したもののその後は粘り強く戦って、1点差を守って逃げ切りました。第1節の全結果と順位表は次の通り。
【第1節】
神村学園高 0-0 東福岡高
神戸U-18  4-1 福岡U-18
名古屋U-18 1-0 G大阪ユース
岡山U-18  4-1 帝京長岡高
広島ユース 2-1 鳥栖U-18
静岡学園高 1-1 大津高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18    3     1    1   0   0    +3
2 岡山U-18    3     1    1   0   0    +3
3 広島ユース   3     1    1   0   0    +1
4 名古屋U-18   3     1    1   0   0    +1
5 静岡学園高   1     1    0   1   0     0
5 大津高     1     1    0   1   0     0
7 東福岡高    1     1    0   1   0     0
7 神村学園高   1     1    0   1   0     0
9 鳥栖U-18    0     1    0   0   1    -1
10 G大阪ユース  0     1    0   0   1    -1
11 帝京長岡高   0     1    0   0   1    -3
11 福岡U-18    0     1    0   0   1    -3

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2025/04/08

日本女子代表コロンビア戦

一昨日行われた日本女子代表とコロンビアとの親善試合は、試合終了間際のPKで追いついて引き分けに終わりました。なでしこジャパンのメンバーは、GK:平尾、DF:南、熊谷、古賀(→高橋39分)、北川(→佐々木HT)、MF:宮澤、清家(→植木HT)、長野、長谷川(→杉田68分)、籾木(→上野68分)、FW:田中(→松窪43分)。日本は序盤から鋭い守備で相手を圧倒し、何度もゴールに迫りましたが、前半29分にゲットしたPKを止められるとその直後に一瞬の隙を突かれて先制点を許してしまいました。後半も日本が攻め込んだもののなかなか得点が奪えず。32分には松窪のシュートに上野が反応してコースを変えようとしたものの届きません。しかし後半アディショナルタイムに松窪のシュートが相手の手に当ってPKを獲得すると、このPKを高橋が決めて何とか同点で試合を終えました。
 ところでSheBelieves Cupで優勝し、「ニルスジャパン」国内初お目見えの試合でしたが、観衆は8,381人にとどまったとのこと。監督は「もっともっとたくさんのお客さんに集まってもらいたいし、たくさんの人に期待を持ってもらえるものを作っていくべきだと思うので、今後はそこもトライしていきたい」と語っていたそうですが、ただこの日はJリーグの開催日で、特にJ1リーグは全試合が同日(しかもほぼ同時刻の)開催だったことが観客が少なかった要因の一つだったのではないかと思います。女子サッカーの観客層が男子とはやや異なるとは言え、やはり同じサッカー。大阪での試合は無かったと言っても、親善試合への集客に苦労するのは止むを得ないことだったのではないでしょうか?

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2025/04/07

第9節C大阪戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第9節は、C大阪に先制されたものの逆転で2連勝。首位と同勝ち点の2位に浮上しました。
 前節から先発1人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

新井              菅(→東58分)
(→塩谷HT)
   前田   ジェルマン(→中村HT)
   (→加藤66分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、小原、井上潮、越道
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:進藤、登里(→髙橋56分)、奥田、西尾、MF:田中駿、中島、北野(→ヴィトール・ブエノ80分)、FW:ラファエル・ハットン(→喜田80分)、チアゴ・アンドラーデ(→柴山62分)、ルーカス・フェルナンデス(→本間62分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出てきたのはセレッソで、1分にチアゴ・アンドラーデ、2分には北野がシュート。また3分にも波状攻撃を仕掛けてきます。前からのプレスでボールを奪いに来るセレッソ。広島はなかなかパスでは前進できず、ロングボールを蹴っても奪われる、と言う展開が続きます。そして前半15分、セレッソのカウンターからチアゴ・アンドラーデが左サイドへスルーパスを送ると、ここに走り込んだ北野のクロスをルーカス・フェルナンデスに決められ、先制点を許してしまいました。
 対する広島はこの直後に反撃。前半17分、菅のパスで左のスペースに流れたジャーメインがゴール前を横切るクロスを送ると、逆サイドに詰めていた新井が左足で決めてすぐさま同点に追いつきました。
 その後はセレッソがミドルブロックを作って構え、カウンターを狙う時間が続きます。29分には中島がミドルレンジから打ちましたが枠外。31分にはルーカス・フェルナンデスが抜け出してシュートを放ちましたがゴール枠に当って助かります。続いて34分には登里が、35分にはラファエル・ハットンがシュートしましたが枠外。40分にはチアゴ・アンドラーデがペナルティエリア内で前を向きましたが、大迫が素早く前に出てシュートコースを消して防ぎます。更に41分には北野に決定機を与えましたが枠外に外れて助かります。広島は40分に田中聡がシュートしたものの、前半のシュートは新井のゴールを入れて2本だけ。C大阪には10本のシュートを打たれたものの1点に抑えて、1-1のタイスコアでハーフタイムを迎えました。
 後半から塩谷と中村が交代出場した広島は、立ち上がりから猛攻を仕掛けます。後半3分には中野のロングスローにジャーメインがぴたりと合わせましたが枠外。4分には中野が決定的なシュートを打ちましたがブロックされてしまいます。また11分にはジャーメインが左足で強烈なシュートを放ちましたがGKが反応します。選手交代をしながら追加点を奪いに行く両チーム。後半22分にはロングスローに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。セレッソも柴山と本間のドリブルからチャンスを作り、31分には本間のパスを北野がシュートしましたが枠外に外れます。そして後半40分、中野のロングスローの折り返しを中村が折り返すと、中央に詰めていた荒木が押し込んで逆転に成功。その後は前からのプレスでセレッソに攻撃の形を作らせず、7分のアディショナルタイムも凌いで勝利のホイッスルとなりました。
 試合後のスタッツを見るとチャンスビルディングポイントは広島が14.33だったのに対してセレッソは14.59。またゴール期待値は広島の1.325に対してセレッソは1.329で、ほぼ同等にチャンスを作りあった試合だったことが分かります。特にセレッソはパスのつなぎが巧く広島のプレスがなかなかかからず、前半は外国人3人に北野や中島が絡む攻撃への対応に苦心しました。その中で失点シーンは完全に崩された形でしたが、しかしそれでもすぐに切り替えて同点に追いついたこと、そして前半の失点を1点だけに抑えたことが、勝因の1つだったと言えるでしょう。
 そして勝因の2つ目は、控えメンバーの質の差だったのではないか、と思います。セレッソが途中から投入した柴山も本間も脅威ではあったのですが、しかしブラジル人3人に比べれば対応しやすかった感じで、時間が進むに従ってセレッソの攻撃のパワーは落ちてきていました。それに対して広島は後半から登場した塩谷が後ろから攻撃を構築。また中村も加藤も前線を走り回ることで流れを作りました。ジェルマンと前田の加入によってベンチスタートとなっていたものの、ここまで全試合に出場してチームを牽引してきた2人が意地を見せた試合だった、と思います。菅にレギュラーを奪われた形になった東も含め、チーム全員の力を合わせてこそ難しい試合にも勝つことができると言うことを、改めて示すことができた試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 この試合の結果広島の勝ち点は17となり、首位・町田と同勝ち点の2位に浮上しました。広島は消化試合数が1試合少ないことから「隠れ1位」とも言えますが、ただシーズンは始まったばかり。上位も下位も力の差がほとんどないJ1リーグでは今後も厳しい試合が続くだけに、今後も1試合1試合を粘り強く戦って、勝ち点を積み上げて行かなければなりません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
Soccer King
Football LAB

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2025/04/06

今日のC大阪戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は「連戦ですが、選手の状態は?」と言う問いに対して「大丈夫です。問題ありません」と答えています。前節は半月板を痛めていたと言う中島が5分間のプレーだけで退場していて長期離脱もありうる状況ですが、その他の選手は問題なく出場できそう。首位・鹿島に競り勝った勢いそのままに、ホーム連戦を勝ち切って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウィング広島で、午後3時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券販売はありません。今日の試合中継は広島テレビとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/04/05

C大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ第9節。サンフレッチェはホームでC大阪と対戦します。
 3年半指揮官として務めた小菊監督が退任してパパス監督が就任したC大阪は、攻撃的なサッカーでシーズンをスタートしました。そして開幕戦となった大阪ダービーでは大量5得点で快勝スタートしたものの、その後はなかなか勝てずに現在13位となっています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○5-2 G大阪 【C】北野2、香川、田中、中島、【G】ネタ・ラヴィ、黒川
2H ●1-2 湘南  【C】進藤、【湘】鈴木章2
3A ●1-2 柏   【C】北野、【柏】垣田、木下
4A △2-2 新潟  【C】中島、ラファエル・ハットン、【新】矢村、長谷川
5H △1-1 名古屋 【C】北野、【名】マテウス・カストロ
6A ●0-2 横浜FC 【FC】山田、山根
YLC1 ○5-1 讃岐  【C】チアゴ・アンドラーデ、ラファエル・ハットン、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノ、上門、【讃】OG
7H △1-1 浦和  【C】ラファエル・ハットン、【浦】渡邊
8H ○2-1 岡山  【C】チアゴ・アンドラーデ、ラファエル・ハットン、【岡】佐藤
 前節は試合開始早々に先制点を奪い、前半のうちに追いつかれましたがすぐに突き放し、後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らされたもののVARの介入により取り消されて、1点を守って今季のホーム初勝利を挙げています。ここまでの8試合で13失点と決して守備が堅いとは言えないだけに、ラファエル・ハットン、チアゴ・アンドラーデ、ルーカス・フェルナンデスの強力攻撃陣をどう封じ込めるか、が勝敗を分けることになりそうです。
 対するサンフレッチェですが、前節から中3日でホームでの連戦だと言うことを考えると、前節と同じ先発メンバーで戦う可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

新井              菅

   前田   ジェルマン

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、中野、東、田中潮、小原、中村、加藤、越道
 理不尽なACL2敗退のショックを乗り越え、リーグ制覇に向けて再スタートを切ったサンフレッチェ。明日もホームの「サンフレッチェファミリー」と心を一つにして戦って、勝利して上位に食らいついて欲しいと思います。

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AFC U17アジア杯UAE戦

昨日「AFC U17アジアカップ2025サウジアラビア」の初戦が行われ、U-17日本代表は4-1でUAEに勝って幸先良いスタートを切りました。ゲキサカの記事によると先発は、GK:松浦、DF:篠崎、藤田、藤井、MF:長南(→田中73分)、針生、樺山(→野口64分)、神田(→加藤64分)、FW:吉田(→小林57分)、加茂(→瀬口57分)、浅田。前半3分に浅田のヘッドのこぼれを吉田が決めて先制点を奪うと、15分には藤井のクロスを再び吉田が決めました。そして前半34分、カウンターから加茂が決めて3-0でハーフタイムを迎えました。後半26分に1点を返されたものの、38分に小林のパスを浅田が決めて突き放しました。

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2025/04/04

U-16日本女子代表に2人選出

日本サッカー協会は昨日、モンテギュー国際大会に参加するU-16日本女子代表を発表し、サンフレッチェ広島レジーナユースからMFの中島采音選手とDFの長谷川芽衣選手が選出されました。

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2025/04/03

第8節鹿島戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第8節で、サンフレッチェは前田の移籍後初ゴールで鹿島を下し、3試合ぶりの勝利を挙げました。
 前節から先発3人を入れ替え前田、新井、菅を起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木隼  佐々木
  (→中野HT)
     田中聡 川辺

新井              菅(→東70分)
(→越道90+6分)
   前田   ジェルマン(→中島70分→中村75分)
   (→加藤62分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、小原
 対する鹿島は前節と同じで、GK:早川、DF:濃野(→田川78分)、植田、関川、安西(→松村88分)、MF:樋口(→三竿78分)、舩橋、小池、チャヴリッチ(→師岡35分)、FW:レオ・セアラ(→荒木遼88分)、鈴木、と言うメンバーでした。立ち上がりは鹿島の前からのプレスが効いて、3分には舩橋にファーストシュートを打たれ、4分には速攻から樋口に打たれましたが枠外に外れて助かります。広島も前半6分には相手陣内で細かく繋いで前田が打ちましたが強く打てずにGKがキャッチ。9分の川辺のスルーパスは惜しくもジャーメインに合いません。その後も球際での激しい奪い合いが続き、20分には安西のクロスに鈴木が合わせましたが枠外に外れます。そんな中の前半22分、右サイドでスローインのボールを受けたジャーメインがDFをかわしてゴールライン際からクロスを入れると、前田のシュートは防がれたもののこぼれをジェルマンが繋いで前田がねじ込み、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、追加点を狙って攻め込みます。25分には波状攻撃からクロスにジャーメインが合わせましたがブロック。26分には塩谷のシュートはクリアされ、27分には佐々木のインナーラップからのパスを前田が狙いましたが惜しくも枠外に外れ、29分にも前田がミドルレンジから狙いましたが枠を捉えることができません。しかし前半30分、頭を打っていたチャヴリッチが座り込み、担架で運び出されるまでの5分間で再び流れが変わります。そして両チームともに激しく攻め合ったままアディショナルタイムの10分が過ぎて、広島1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは鹿島が前に出てきたものの、すぐに広島が攻撃のリズムを掴みます。後半3分には菅のシュートはDFに当たり、直後のCKからの荒木のヘッドは惜しくも上。6分にも前田のクロスにジャーメインがヘッドで合わせましたが枠外に外れ、前田やジャーメインが裏を突く動きを繰り返します。その後は選手を入れ替えながら流れを掴もうとする両チーム。後半20分にはカウンターからジェルマンがドリブルで持ち上がり、クロスにジャーメインがダイビングヘッドを見せますが早川が驚異的な反応で弾き、後半33分には東のクロスにジャーメインが合わせましたが決めることができません。後半の後半は鹿島がパスを回す時間が長くなり、41分には小池がミドルを放ちましたがクリア。続いてクロスにレオ・セアラが合わせましたが枠外に外れます。終盤は鹿島が力攻めに来ましたが広島守備陣は高い集中力ではね返し、決定機を与えないままに試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「本当に内容的にどちらも素晴らしいサッカーを展開しました。試合のテンポも速かったですし、至るところで素晴らしい1対1がありました」と語っていますが、まさにこの言葉の通り。両チームの攻撃的なサッカーを真正面からぶつかり合って、ハイレベルの戦いになりました。前半も後半も立ち上がりは鹿島がペースを握ったものの、広島はすぐに対応して押し返し、素晴らしいコンビネーションから何度も決定機を作りました。スタッツを見るとシュート数も攻撃のチャンスビルディングポイントも鹿島が上回っていますが、枠内シュートは鹿島の1に対して広島は4。ゴール期待値は鹿島の1.009に対して広島は2.017と、「全体的に数多くチャンスを作れたのはサンフレッチェだった」(スキッベ監督)のは数値にも表れています。過密日程の影響もあってかリーグ戦は2試合続けて勝てなかった広島でしたが、リーグ優勝に向けて再スタートを切れたと言って良いでしょう。
 そしてこの勝利の立役者となったのは、「新戦力」のジャーメイン、ジェルマン、前田の3トップでした。特に前田は得意のドリブルだけでなく最終ラインへのプレスや裏抜けなどで攻撃のリズムを作りました。また得点シーンはジャーメインの単独突破からの正確なクロスと、こぼれ球をつないでゴールに流し込んだジェルマンと前田の冷静さが際立ちました。前節までリーグ最多得点だった鹿島を零封した守備陣の頑張りを含めて、収穫の多い試合だったと言えるでしょう。
 この第8節を終えてサンフレッチェは勝ち点14で4位となりましたが、上位4チームがいずれも試合数に対する平均勝ち点が2.0だと言うことを考えると、完全に並んだと言って良いでしょう。上位にお馴染のチームが揃った一方で、横浜FMや神戸が下位に低迷するなど例年以上に「戦国」状態となっている今年のJ1リーグ。広島としては過密日程から開放されて週1試合ペースで戦える4月に勝ち点をいかに積み重ねることができるかが、重要になりそうです。

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2025/04/02

今日の鹿島戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は鹿島について「ディフェンスは素晴らしいし、カウンターも速い。ヘディングが強いフォワードが2人いて、攻撃力もある。本当に難しい試合になるんじゃないかと思います」と語っています。今季の広島は守備ブロックを固めてくる相手に苦戦していますが、今日はおそらくはハイプレスのかけ合いになるはず。控えメンバーも含めたチーム全体の力で、ガチンコの戦いに勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウィング広島で、午後7時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券販売はありません。今日の試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/04/01

鹿島戦に向けて

明日はJ1リーグ第8節。サンフレッチェはホームに鹿島アントラーズを迎えます。
 2016年を最後にJリーグのタイトルから遠ざかっている鹿島は、川崎Fで7つのタイトルを獲得した鬼木達監督を招聘。また昨年21得点を挙げたレオ・セアラを加えてシーズンをスタートしました。そして開幕戦こそ敗れたもののその後の6試合は5勝1分けで、堂々の首位に立っています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-1 湘南  【湘】福田
2H ○4-0 東京V 【鹿】レオ・セアラ2、鈴木2
3H ○2-1 新潟  【鹿】小池、OG、【新】矢村
4H ○2-0 FC東京 【鹿】鈴木、師岡
5A ○3-1 柏   【鹿】レオ・セアラ3、【柏】久保
6H △1-1 浦和  【鹿】知念、【浦】松本
YLC1 ○1-0 栃木C 【鹿】濃野
7H ○1-0 神戸  【鹿】レオ・セアラ
 前節は得点こそGKからのロングパスからレオ・セアラが個人技で決める、と言うものでしたが、試合全体を通して神戸を上回って昨年の王者を退けています。ハイプレスと強力な2トップを生かした攻撃構築、そして粘り強い守備で勝ち点を積み重ねている鹿島。現在のJ1では最強の敵なのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節欠場した中島は膝の痛みがあったとのことで、決して重い症状ではないとのこと。ただ、長いシーズンを考えると無理をさせる必要はないので、前節と同じ先発メンバーで戦うと予想します。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     田中聡 川辺

中野              東

   ジャーメイン 加藤

      ジェルマン

SUB:チョン、山﨑、松本、新井、菅、井上潮、前田、中村、越道
 前節は今季初めて無得点に終わったサンフレッチェですが、ジェルマンと前田が絡んで4度の決定機を作っています。今後コンビネーションが合ってくれば、得点力アップを期待しても良いでしょう。明日も厳しい戦いになることが予想されますが、いつも通りのアグレッシブなサッカーで、ホームのファミリーに勝利をプレゼントして欲しいと思います。

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