雨野強化本部長が辞任
サンフレッチェは昨日、雨野強化本部長の辞任を発表しました。サンフレッチェユース出身の雨野氏は桐蔭横浜大を経て2002年にSC鳥取に加入しましたが、2年で引退。その後市役所勤務を経て2005年からサンフレッチェユースのコーチとなり、2011年から鳥取でU-15監督やアカデミーダイレクター、ヘッドコーチなどを務めました。そして2019年にサンフレッチェの強化部に入ると、2021年からはレジーナの強化部長としてチームをゼロから立ち上げ、昨年2月からトップチームの強化本部長に就任。昨シーズン途中にはアルスラン、川辺、パシエンシアを次々と獲得してチームの2位躍進に貢献し、シーズンオフには他クラブとの競合を制してジャーメイン、田中聡、菅、井上潮を獲得するなど辣腕を振るって来ていました。しかし、ACL2の準々決勝で没収試合になったことで強化部の責任を問う声が出た(特に中国新聞)ことで、その責任を取ると言う形での辞任になってしまいました。
ジェルマンの出場資格についてAFCに直接確認しなかったのが強化部の失態なのは確かですが、しかしとても分かりにくい特異な事象だったのは間違いないところ。ACL2のタイトルを取り逃したのは痛恨ですが、しかしそれによって雨野氏の功績が否定されることはありません。この辞任が会社としての判断か、それとも本人の決断かは知りませんが、できればほとぼりが冷める頃にまた広島に戻ってきて欲しい、と思います。
ジェルマンの出場資格についてAFCに直接確認しなかったのが強化部の失態なのは確かですが、しかしとても分かりにくい特異な事象だったのは間違いないところ。ACL2のタイトルを取り逃したのは痛恨ですが、しかしそれによって雨野氏の功績が否定されることはありません。この辞任が会社としての判断か、それとも本人の決断かは知りませんが、できればほとぼりが冷める頃にまた広島に戻ってきて欲しい、と思います。
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