没収試合の原因と再発防止策を発表
サンフレッチェは昨日、ACL2の準々決勝1st legで懲罰処分を受けた件に関して、社内と関係先との確認作業の終了と再発防止策を発表しました。公式サイトによるとオーストラリアリーグでの出場停止処分についてはオーストラリアサッカー協会から日本サッカー協会に書面で通知があったものの、ACLについての連絡はなかったとのこと。また本人からUEFAチャンピオンズリーグでの退場についての申告があったことからAFCカップの公式記録を取り寄せて確認したものの、記録はなかったそうです。ただその後に本人からAFCの大会での出場停止処分が残っているのではないか、との訂正があったものの、公式記録には記述がなかったことを確認していたことから、引き続き問題ないと判断したとのことです。
全体を通して見ると、サンフレッチェとしては通常の確認は行っていたものの、「競技会以外(試合終了後など)での事象で出場資格停止処分を受けた場合、公式記録に記載されないという、レアな事例に遭遇」してしまった、と言うことに尽きると思います。他のクラブで同様の事例があれば誰かが気付けたかも知れませんが、私が知る限り国内では初めての事例で、よほど世界のサッカー事情に詳しい人でなければ気がつかないケースではあったと思います。ただ、スキッベ監督から「本当に大丈夫なのか」と念押しもあった(中国新聞)にも関わらず確認を怠ったのは事実。「当該選手から出場資格停止の可能性について報告を受けた際、AFCへの直接確認ができるタイミングがあったにも関わらず、詳細なヒアリングを怠たり事案の特異性に気づかず、出場停止の公式記録の確認に終始し、出場可能と判断した」責任は重い、と言わざるをえません。このような失敗を二度と起こさない、と言うのはクラブとして当然のことですが、この経験をJリーグや日本サッカー協会で共有して、全てのクラブが同様のミスを起こさないようにすることが重要なのではないでしょうか。
全体を通して見ると、サンフレッチェとしては通常の確認は行っていたものの、「競技会以外(試合終了後など)での事象で出場資格停止処分を受けた場合、公式記録に記載されないという、レアな事例に遭遇」してしまった、と言うことに尽きると思います。他のクラブで同様の事例があれば誰かが気付けたかも知れませんが、私が知る限り国内では初めての事例で、よほど世界のサッカー事情に詳しい人でなければ気がつかないケースではあったと思います。ただ、スキッベ監督から「本当に大丈夫なのか」と念押しもあった(中国新聞)にも関わらず確認を怠ったのは事実。「当該選手から出場資格停止の可能性について報告を受けた際、AFCへの直接確認ができるタイミングがあったにも関わらず、詳細なヒアリングを怠たり事案の特異性に気づかず、出場停止の公式記録の確認に終始し、出場可能と判断した」責任は重い、と言わざるをえません。このような失敗を二度と起こさない、と言うのはクラブとして当然のことですが、この経験をJリーグや日本サッカー協会で共有して、全てのクラブが同様のミスを起こさないようにすることが重要なのではないでしょうか。
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