ACL2準々決勝セーラーズ戦1st leg
昨日ホームで行われたACL2準々決勝1st legは、ジャーメインの2ゴールや川辺の移籍後初ゴールなどで6-1で勝ちました。
横浜FC戦から先発4人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
その後も広島はチャンスを作り続け、14分には田中聡と加藤が決定的なシュート。24分にはFKのこぼれを加藤が狙いましたがブロックされ、28分には中村が惜しいシュート。また33分には加藤のクロスに飛び込んだ中野のシュートはDFに当って枠外に外れ、続いてCKに合わせた佐々木のヘッドはクロスバーに嫌われます。攻め続けながらなかなか追加点が取れないでいた前半36分、CKのクリアを奪いに行った田中聡が奪われるとセーラーズのカウンターが発動し、最後はシンガポール代表のアヌアルに決められ同点に追いつかれてしまいます。しかし広島は42分、中野のパスで右に抜け出した中村がグラウンダーのクロスを送ると、これをジャーメインがワンタッチで逆サイドに流し込んで、1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半から菅に代わって東が投入されると、2分にはその東のロングクロスに飛び込んだジャーメインが右足で流し込んで3点目をゲット。その後は最終ラインを6枚に増やしたセーラーズの守備に手こずったものの、23分には中村、中野と繋いで川辺が強烈なシュートを叩き込んでリードを広げます。続いて29分には新井のクロスをジェルマンがDFと競り合いながらヘッドで5点目を奪い、更に31分には中村が強烈なシュートを決めてとどめを刺しました。
元代表を含む外国人選手を並べて「東南アジア最強」の呼び声も高かったライオン・シティ・セーラーズでしたが、アウェイと言うことを考えてか失点を防ぐことを優先して戦いを挑んできました。DFラインに5人を並べてサイドのスペースを消すとともにラインを上げてゴール前に入れさせない戦術だったと思いますが、それを打ち破ったのが広島の選手、そしてチームとしての質の高さでした。先制点は縦パスを受けた田中聡がトラップと反転でDFのマークを無力化して見事なシュートを決めましたし、2点目は中野、中村、ジャーメインの意図が完璧に合ったコンビネーションで決めたもの。そして3点目は東の高精度クロスをジャーメインがワンタッチでゴールに流し込みました。その後の3点もそれぞれクオリティの高いもので、相手にとっては悪夢のような90分間だったのではないかと思います。1点は失ったものの「広島の完勝」と言って良い試合でした。
スキッベ監督は昨年までと同様に先発メンバーをほとんど変えずに「8連戦」を戦ってきましたが、その中で生まれていた競争がチームを成長させていると思います。例えば東はリーグ戦全試合に先発していたものの、ほとんどの試合でハーフタイムに菅に交代。その菅がアシストなどの結果を出してきたため相当の危機感があったのではないかと思いますが、この試合では逆に途中出場でアシストと言う結果を出しました。また8試合で6ゴールと大爆発中の中村の台頭は言うまでもありませんし、中島の復帰によってスーパーカップ以来のベンチスタートとなった川辺も、ようやく復帰後初ゴールを決めて存在感を示しました。アルスランの怪我による離脱は大きな痛手ではあるものの、連戦を戦う中で徐々に底上げができてきて、チーム全体がレベルアップしていることが実感できる試合だったと言えるでしょう。今週末のJ1の試合は延期となったため久々に次の試合まで1週間空きますが、その中で身体的ケアを十分にして、万全の状態でシンガポールでのアウェイゲームとその4日後の柏戦に向かって欲しいと思います。
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横浜FC戦から先発4人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫 塩谷 荒木 佐々木 田中聡 中島 (→川辺61分) 中野 菅(→東HT) (→新井68分) 中村 加藤(→ジェルマン68分) ジャーメイン(→越道78分) SUB:田中雄、チョン、山﨑、小原、松本、井上潮、井上愛対するライオン・シティ・セーラーズは、GK:マハブド、DF:ダトコヴィッチ、ハルン(→タン83分)、ヴァンヒィゼン、ライト、デイオゴ・コスタ(→アルリナ71分)、MF:ルイ・ピレス、シャヒン(→クマール83分)、レスティエンヌ(→クリャイッチ89分)、FW:シャワル・アヌアル(→ティー71分)、ラムセラール、と言うメンバーでした。両サイドがDFラインまで引いて5-4-1でブロックを作るセーラーズに対して、広島はハイプレスをかけて攻め込みます。前半8分の塩谷のミドルはGKがセーブ。また10分には菅と中島が決定的なシュートを放ちましたが止められます。そして前半12分、塩谷の股抜きのパスを受けた田中聡が反転してフリーになって左足でシュート。これが見事に決まって、広島が先制点を奪いました。
その後も広島はチャンスを作り続け、14分には田中聡と加藤が決定的なシュート。24分にはFKのこぼれを加藤が狙いましたがブロックされ、28分には中村が惜しいシュート。また33分には加藤のクロスに飛び込んだ中野のシュートはDFに当って枠外に外れ、続いてCKに合わせた佐々木のヘッドはクロスバーに嫌われます。攻め続けながらなかなか追加点が取れないでいた前半36分、CKのクリアを奪いに行った田中聡が奪われるとセーラーズのカウンターが発動し、最後はシンガポール代表のアヌアルに決められ同点に追いつかれてしまいます。しかし広島は42分、中野のパスで右に抜け出した中村がグラウンダーのクロスを送ると、これをジャーメインがワンタッチで逆サイドに流し込んで、1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半から菅に代わって東が投入されると、2分にはその東のロングクロスに飛び込んだジャーメインが右足で流し込んで3点目をゲット。その後は最終ラインを6枚に増やしたセーラーズの守備に手こずったものの、23分には中村、中野と繋いで川辺が強烈なシュートを叩き込んでリードを広げます。続いて29分には新井のクロスをジェルマンがDFと競り合いながらヘッドで5点目を奪い、更に31分には中村が強烈なシュートを決めてとどめを刺しました。
元代表を含む外国人選手を並べて「東南アジア最強」の呼び声も高かったライオン・シティ・セーラーズでしたが、アウェイと言うことを考えてか失点を防ぐことを優先して戦いを挑んできました。DFラインに5人を並べてサイドのスペースを消すとともにラインを上げてゴール前に入れさせない戦術だったと思いますが、それを打ち破ったのが広島の選手、そしてチームとしての質の高さでした。先制点は縦パスを受けた田中聡がトラップと反転でDFのマークを無力化して見事なシュートを決めましたし、2点目は中野、中村、ジャーメインの意図が完璧に合ったコンビネーションで決めたもの。そして3点目は東の高精度クロスをジャーメインがワンタッチでゴールに流し込みました。その後の3点もそれぞれクオリティの高いもので、相手にとっては悪夢のような90分間だったのではないかと思います。1点は失ったものの「広島の完勝」と言って良い試合でした。
スキッベ監督は昨年までと同様に先発メンバーをほとんど変えずに「8連戦」を戦ってきましたが、その中で生まれていた競争がチームを成長させていると思います。例えば東はリーグ戦全試合に先発していたものの、ほとんどの試合でハーフタイムに菅に交代。その菅がアシストなどの結果を出してきたため相当の危機感があったのではないかと思いますが、この試合では逆に途中出場でアシストと言う結果を出しました。また8試合で6ゴールと大爆発中の中村の台頭は言うまでもありませんし、中島の復帰によってスーパーカップ以来のベンチスタートとなった川辺も、ようやく復帰後初ゴールを決めて存在感を示しました。アルスランの怪我による離脱は大きな痛手ではあるものの、連戦を戦う中で徐々に底上げができてきて、チーム全体がレベルアップしていることが実感できる試合だったと言えるでしょう。今週末のJ1の試合は延期となったため久々に次の試合まで1週間空きますが、その中で身体的ケアを十分にして、万全の状態でシンガポールでのアウェイゲームとその4日後の柏戦に向かって欲しいと思います。
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