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2025/03/31

WEリーグ第16節長野戦

一昨日ホームで行われたWEリーグ第16節は、嶋田のプロ初ゴールでAC長野パルセイロ・レディースを下しました。
 レジーナの先発は前節から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

嶋田   左山  市瀬   藤生(→呉屋71分)

     渡邊  小川(→中村84分)

瀧澤     上野     早間(→柳瀬52分)
       (→松本71分)
       中嶋(→古賀84分)

SUB:石田、李
 対する長野は、GK:伊藤(→梅村HT)、DF:安倍、橋谷(→坂井78分)、岩下、岡本、MF:三谷、稲村、山本(→宮本58分)、FW:髙橋(→タニガーン・デーンダー74分)、大内(→玉井58分)、川船、と言うメンバーでした。全体的に広島ペースで試合が進み、前半9分に嶋田のクロスに上野がヘッドで合わせましたがGK正面。後半9分には市瀬のフィードから抜け出した小川がペナルティエリアまで行きましたが、DFに対応されてシュートは打てず。18分にも左からペナルティエリアに侵入した小川がシュートしましたがGKに防がれます。そして後半35分、右のスペースでボールを持った嶋田がゴールに向かって仕掛けつつミドルシュートを放つと、これが見事に決まって先制点を奪いそのまま逃げ切りました。マイマイさんのレビューによると「意図のあるポゼッションを機能させ、何度も決定機を作っていたため、内容としては非常にポジティブ」だったとのこと。代表ウィークを挟んで迎える東京、神戸との上位2連戦でこれまで培ってきた力をぶつけて「トップ3」に食らいついて欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
マイマイさんのレビュー

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2025/03/30

第7節京都戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第7節京都戦は、カウンターからの失点を取り返すことができず今季初の敗戦を喫しました。
 ジェルマンが加入後初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     田中聡 川辺
     (→越道86分)
中野              東(→菅72分)
(→新井64分)
   ジャーメイン 加藤(→前田72分)

      ジェルマン(→中村64分)

SUB:チョン、山﨑、松本、井上潮
 対する京都は、GK:太田、DF:アピアタウィア、須貝、鈴木、MF:川﨑(→米本90+1分)、福岡、松田(→ジョアン・ペドロ53分)、平戸(→永田86分)、佐藤、FW:ラファエル・エリアス、原、と言うメンバーでした。立ち上がりは京都が積極的なプレスでペースを握り、2分にはFKから川﨑がシュートしましたが大迫がセーブ。8分には原の落としを平戸がシュートしましたが枠外に外れます。その後は広島が京都のプレスをかわして攻撃の形を作れるようになり、14分にはジャーメインのポストから加藤が打ちましたがブロック。17分にはCKの折り返しを田中聡が打ちましたがブロックされ、続いて塩谷のロングリードから加藤が打ちましたがこれもDFに弾かれます。また21分には塩谷がミドルを放ちましたが枠外に外れ、27分には中野のシュートがわずかに枠外に外れます。京都はタイトな守備で奪ってからの速攻を狙い、28分には荒木から奪ったラファエル・エリアスが持ち込みましたが佐々木がクリア。32分にはセットプレーから須貝がミドルレンジから狙い、アピアタウィアがコースを変えましたが枠外に外れます。更に45分にはラファエル・エリアスが単独突破からシュートしましたがDFが戻って対応します。前半は京都のシュート数は4本だったのに対して広島は9本。またボール支配率は広島が58%と広島優勢の前半だったもののゴールは生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、4分に川辺のパスで抜け出したジェルマンがGKの逆を突いてシュートを放ちましたが、GKが残っていた足でクリアして防がれます。続いて7分には中野のロングスローにジャーメインがヘッドで合わせましたがクリア。その後も広島が攻め込みましたが京都の堅い守備は崩れません。そして後半15分、京都の鮮やかなカウンターが発動し、最後はラファエル・エリアスに決められて先制点を許しました。
 何とか追いつきたい広島は、中村と新井、更に菅と前田を投入して攻めに攻めます。後半35分には前田のクロスに菅が飛び込んでフリーで合わせましたが惜しくも枠外。37分には川辺のパスで抜け出した前田が決定機を迎えましたがGKのスーパーセーブに防がれます。更に44分には前田のクロスに塩谷がボレーで合わせましたが、GK太田が信じられない反応の速さで弾きます。広島は最後まで攻め続けたものの京都の強固な守備ブロックを崩すことはできず、悔しい敗戦となりました。
 試合後にスキッベ監督は「本当にアンラッキーだった」と敗因を語っていますが、試合の全体的な流れとしては広島が優勢だったのは確か。Football LABによるとチャンスビルディングポイントは広島が14.87だったのに対して京都は5.06、ゴール期待値は広島の1.093に対して京都は0.44と広島が上回っていました。ただ、このような展開になると言うのは京都も想定済みで、ミドルブロックでしっかり守りカウンターからの得点を狙う、と言う意図がはっきりしていました。モバイルサイトによると田中聡は失点シーンについて「(自分が)ボールウォッチャーになってしまって、後ろにいる(相手の)選手が見えていなかった。その一瞬の隙でやられた」と語っていますが、前掛かりになり過ぎていたのは彼だけではないでしょう。無得点のままで推移しても質の高いベンチメンバーを信じて戦っていればいずれは点を取れたと思うのですが、攻め続ける中で相手の術中にはまってしまったように思います。シーズン初めての敗戦は痛いのは確かですが、ここからチーム全体として学ぶことがあるはず。この教訓は今後に生かさなければなりません。
 ところでこの日はジェルマンが初めて先発起用されて、最前線にジェルマン、1.5列目にジャーメイン、そのまわりを自由に動き回る加藤と言う布陣でしたが、ジャーメインと加藤が良くボールを触っていたのに対してジェルマンには合わないシーンが多く、コンビネーションの熟成不足を感じました。そんな中で迎えた後半4分のシーンはパスがややずれたにも関わらず収めて決定機に結びつけたところに非凡さは感じたものの、トップコンディションになるまでにはもう少し時間がかかりそうです。一方の前田は20分余りの出場ながら、3本の決定機を演出するなど持ち味を十分に見せました。今後もこの京都戦のように相手に守られる試合が増えると思いますが、ジェルマンや前田がフィットすればチームとしての攻撃力が上がるのは間違いなさそうです。

ブログ速報  前半  後半
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2025/03/29

今日の京都戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は「京都戦に向けていい準備ができた」と述べています。また移籍ウィンドーぎりぎりで獲得した前田選手は試合に十分できるコンディションだとのこと。試合が膠着状態になったときに、流れを変える選手として起用される可能性が高そうです。
 今日の試合会場はサンガスタジアム by KYOCERAで午後2時キックオフ。チケットはほぼ全席種残っていますが、ビジター指定席のみ完売となっていますので、これからチケットを購入する広島サポの南スタンド寄りの「ミックスエリア」をご購入下さい。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/03/28

京都戦に向けて

明日はJ1リーグ第7節。サンフレッチェはアウェイで京都サンガと対戦します。
 昨年は前半に低迷しながらも夏場の補強をきっかけに急浮上して14位でフィニッシュした京都は、躍進の立役者だったラファエル・エリアスを完全移籍に移行させて、更なる上位進出を目指して今シーズンに臨みました。そして今季も開幕から3試合未勝利でスタートしたものの、その後は盛り返して現在11位に付けています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-2 岡山  【岡】田上、木村
2H △1-1 浦和  【京】ラファエル・エリアス、【浦】チアゴ・サンタナ
3A △1-1 神戸  【京】マルコ・トゥーリオ、【神】佐々木
4A ○1-0 川崎F 【京】奥川
5H ●0-1 福岡  【福】紺野
6A ○2-1 清水  【京】ラファエル・エリアス、ジョアン・ペドロ、【清】北川
YLC1 ○2-0 鳥取  【京】中野、ラファエル・エリアス
 前節は前半35分にPKで先制点を奪うと後半22分に追加点を奪い、終盤の清水の猛攻を凌ぎ切って今季2勝目を挙げています。また先週行われたYBCルヴァンカップの鳥取戦は、攻守に格の違いを見せつけて勝利を収めています。今季はここまでホームでの勝利がないだけに、明日はアグレッシブなサッカーで勝ち点3を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、体調不良で柏戦を欠場した田中聡は戻ってきているとのこと。また出場停止を消化したジェルマンと移籍したばかりの前田もベンチ入りして、現状のベストメンバーで戦うことができそうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     田中聡 中島

中野              東

   中村      加藤

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、川辺、新井、菅、井上潮、越道、前田、ジェルマン
 開幕からの過密日程を乗り越えて、十分に休養を取り落ち着いて調整できたサンフレッチェ。明日はプレスの強度で上回って、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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なでしこジャパンに木稲、中嶋、上野

日本サッカー協会は昨日コロンビア女子代表との親善試合を戦うなでしこジャパンを発表し、レジーナから木稲、中嶋、上野の3人が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】平尾(新潟)、木稲(広島)、大熊(神戸)
【DF】熊谷(ロンドン・シティ)、北川(ヘッケン)、南(ローマ)、
    遠藤、髙橋、石川(浦和)、佐々木(仙台)、古賀(フェイエノールト)
【MF】清家(ブライトン)、長谷川(マンチェスター・シティ)、杉田(ポートランド)、
    長野(リバプール)、中嶋(広島)、宮澤(マンチェスター・ユナイテッド)、
    浜野(チェルシー)、松窪(ノースカロライナ・カレッジ)、谷川(バイエルン)
【FW】田中(ユタ)、上野(広島)、植木(ウェストハム)
 2月に行われたSheBelieves Cupのメンバーから山下(マンチェスター・シティ)、宝田、籾木(レスター)、三浦(ワシントン・スピリット)、林(エバートン)、藤野(マンチェスター・シティ)、千葉(アイントラハト・フランクフルト)が外れ、木稲、遠藤、佐々木、杉田、中嶋、上野が招集されています。このメンバーは来週月曜日からキャンプを行い、4/6にヨドコウ桜スタジアムで行われる親善試合を戦います。

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前田直輝の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、浦和から前田直輝選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。東京Vユース出身の前田は2012年に2種登録でトップチームに登録されて、高3でJリーグにデビューしました。翌年トップチームに昇格すると18試合に出場して1得点を挙げて2015年に松本、2016年に横浜FMに移籍。2018年にはシーズン途中に名古屋に移籍して、2021年まで主軸として活躍しました。そして2021年のオフにオランダ1部のユトレヒトに期限付き移籍しましたが、全治8ヶ月の重傷を負ったこともあってカップ戦を含めて2年間で16試合の出場にとどまり2023年に名古屋に復帰。昨年は生まれ故郷の浦和に移籍して24試合に出場して2ゴールを挙げましたが、今季はここまでベンチスタートが多く、初先発した第4節柏戦でもハーフタイムで交代となっていました。右サイドを主戦場とする左利きのアタッカーで、キレのあるドリブルで相手守備陣に脅威を与えられる選手で、移籍した満田や長期離脱中のアルスランの「代役」としての働きが期待できそう。広島には同じポジションに中村がいて、同タイプの小原も虎視眈々と出場機会を狙っているだけに、シャドウのポジション争いが激化するのは間違いなさそうです。

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2025/03/27

雨野強化本部長が辞任

サンフレッチェは昨日、雨野強化本部長の辞任を発表しました。サンフレッチェユース出身の雨野氏は桐蔭横浜大を経て2002年にSC鳥取に加入しましたが、2年で引退。その後市役所勤務を経て2005年からサンフレッチェユースのコーチとなり、2011年から鳥取でU-15監督やアカデミーダイレクター、ヘッドコーチなどを務めました。そして2019年にサンフレッチェの強化部に入ると、2021年からはレジーナの強化部長としてチームをゼロから立ち上げ、昨年2月からトップチームの強化本部長に就任。昨シーズン途中にはアルスラン、川辺、パシエンシアを次々と獲得してチームの2位躍進に貢献し、シーズンオフには他クラブとの競合を制してジャーメイン、田中聡、菅、井上潮を獲得するなど辣腕を振るって来ていました。しかし、ACL2の準々決勝で没収試合になったことで強化部の責任を問う声が出た(特に中国新聞)ことで、その責任を取ると言う形での辞任になってしまいました。
 ジェルマンの出場資格についてAFCに直接確認しなかったのが強化部の失態なのは確かですが、しかしとても分かりにくい特異な事象だったのは間違いないところ。ACL2のタイトルを取り逃したのは痛恨ですが、しかしそれによって雨野氏の功績が否定されることはありません。この辞任が会社としての判断か、それとも本人の決断かは知りませんが、できればほとぼりが冷める頃にまた広島に戻ってきて欲しい、と思います。

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清神社の必勝祈願

サンフレッチェは昨日、安芸高田市の清神社で恒例の必勝祈願を行いました。例年はシーズン前に行いますが、今季は1月のキャンプからずっと過密日程が続いていたためこの時期になったとのこと。中国新聞によると東選手、イヨハ選手が「祈制覇」と書かれた絵馬を奉納。神事の後にスキッベ監督が「三矢の訓」に因んだ3本の破魔矢を受け取った、とのことです。

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2025/03/26

W杯最終予選サウジアラビア戦

昨日ホームで行われたW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦は、何度かあった決定機を決めることができずスコアレスドローに終わりました。日本代表のメンバーはバーレーン戦から先発6人を入れ替えて、GK:鈴木、DF:菅原(→伊東62分)、高井、板倉、伊藤、MF:遠藤(→旗手73分)、田中、久保(→堂安62分)、鎌田(→南野83分)、中村、FW:前田(→古橋73分)。5-4-1でブロックを作り守備を固めるサウジアラビアに対して日本は70%を越えるボール支配率で攻め続けましたが、集中力の高い守備に阻まれなかなか決定機を作れません。その中で前田が2つのビッグチャンスを迎えたものの決め切れず、0-0のままハーフタイムを迎えました。その流れは後半も変わらず、日本が責めあぐねる展開が続きます。それでも伊東らが決定機を迎えましたがGKの好守にも遭って、0-0のまま試合を終えることになりました。W杯最終予選のグループCでは最強の相手、と目されていたサウジアラビアがここまで守りを固めてくるとは思いませんでしたが、しかしそれがW杯予選の現実と言うものでしょう。48チームに拡大されるW杯本大会では日本を「強者」と認めて守備を固めてくる相手が出てくることも予想されるだけに、日本代表の今後の課題の一つとして考えなければならないかも知れません。

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レジーナがトップス広島に加盟

サンフレッチェは昨日、サンフレッチェ広島レジーナがトップス広島に加盟すると発表し、猫田記念体育館で合同記者会見を開催しました。2000年に結成されたトップス広島は、1990年代後半に企業スポーツの撤退や廃部が続出していた状況への危機感からサッカー、ハンドボール、バスケットボール、バレーボールの代表者らが連携を協議する中で結成されました。最初の結成に参加したのはサンフレッチェ広島とJTサンダース、湧永製薬男子ハンドボール部、イズミ女子ハンドボール部、広島銀行ブルーフレームズの4競技5団体で、続いて広島ガスバドミントン部やNTT西日本ソフトテニス部、中国電力陸上競技部、コカ・コーラウエストレッドスパークスホッケー部が加入。その後2009年に広島東洋カープ、2020年に広島ドラゴンフライズ、2022年にはヴィクトワール広島が加わって、10競技11団体で活動していました。主な活動は県内の小中学校への選手やコーチの派遣やスポーツ教室、地域イベント等への参加で、今回のレジーナの加盟で女子スポーツの裾野が広がることを期待している、とのことです。

サンフレッチェ広島公式サイト
トップス広島公式サイト

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2025/03/25

紫熊倶楽部4月号

遅くなりましたが、紫熊倶楽部4月号(Vol. 326)を紹介します。最初の記事はヴァレール・ジェルマン選手の新加入会見の全文。続いてチョン・ミンギ選手の新加入会見の一問一答が掲載されています。「紫熊倶楽部ドキュメント」は「大迫敬介は、大海である」と言うタイトルで、大迫選手のGKとしての凄みを描いています。昨年の終盤の優勝争いの中で自ら崩れ、優勝を逃したチームの中で彼が何を感じていたか。これまでの経験を今季にどう生かすのか、彼の思いが綴られています。また久保雅義代表取締役社長のインタビューでは、組織改革やレジーナの1万人プロジェクトなど、今後に向けての改革プランを紹介しています。
 「MATCH PREVIEW」では、ACL2準々決勝2nd leg、J1リーグの柏戦、京都戦、鹿島戦、C大阪戦、岡山戦と、WEリーグのC大阪戦、千葉戦、長野戦、東京戦の展望を書いています。また満田選手とのキャンプ中のやり取りを紹介しながら、G大阪への期限付き移籍が決まった経緯を書いています。
 「READERS AREA」を挟んで後半のカラーページで取り上げられているのは、青山コーチと田中聡、トルガイ・アルスラン、マルコス・ジュニオール、中村草太、井上潮音の各選手。「MATCH REPORT」はスーパーカップの神戸戦とACL2のナムディン戦の2試合、J1リーグの町田戦、横浜FM戦、清水戦、横浜FC戦と、WEリーグの仙台戦です。そして最後は、レジーナ選手名鑑、SIGMA CALENDER、紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販はオフィシャルオンラインショップからどうぞ。

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2025/03/24

大阪体育大との練習試合

昨日、大阪体育大学との練習試合が45分×2本で行われ、3-0で勝ちました。得点は1本目の28分と2本目の22分にジェルマン、30分に宗田(ユース)でした。試合出場が少ないメンバーとユースの選手が出場したそうで、モバイルサイトによると「試合感覚が乏しいというところに問題を抱えているのが見えた」(スキッベ監督)とのこと。セットプレーで2点、カウンターで1点取ったものの、相手の方が「いいチャンスが多かった」そうです。またイヨハが実戦に復帰して、35分ほどプレーしたとのこと。今週は京都戦に向けて、新たな競争が始まることになりそうです。

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2025/03/23

WEリーグ第15節千葉戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第15節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦は、上野と呉屋のゴールで4試合ぶりに勝利しました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生
(→呉屋79分)
     渡邊  小川(→李90分)

瀧澤            松本(→柳瀬57分)

     上野  中嶋(→嶋田79分)
     (→早間90分)

SUB:藤田、古賀
 対する千葉は、GK:望月、DF:大熊(→増田87分)、蓮輪、林、MF:城和、(→根津87分)、北村、岸川(→オネイルHT)、山口、FW:大澤、小林、小川由(→藤代67分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは千葉。1分には大澤のシュートを木稲が弾き、こぼれ球を山口がシュートしましたが身体を張ってセーブ。続いて2分には小川由にミドルを打たれましたが木稲ががっちりとキャッチします。その後は広島がペースを握り、11分には藤生のスルーパスで中嶋が抜け出し、瀧澤がシュートしましたがブロック。続いて瀧澤のクロスを上野がヘッドで狙いましたがGKが何とか触ります。続いて16分には藤生のロングクロスがゴールに向かいましたがバーの上に外れ、19分には松本がミドルを放ちましたが枠外に外れます。そして前半25分、高い位置で中嶋がボールを奪うと上野がハーフウェイラインから超ロングシュートを放つと無人のゴールに飛び込んで、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島がペースを握りつつ試合を進めます。対する千葉も32分には岸川がヘッドで狙いましたが枠外。41分には大熊のミドルシュートがゴールを襲いましたが木稲が好反応で防ぎます。後半に入ると千葉は左サイドにオネイルを投入して揺さぶりますが、広島も対応して拮抗した時間が続きます。後半12分には柳瀬が反転シュートを狙いましたがDFがブロック。続いて藤生のクロスに合わせた上野のヘッドはバーに弾かれます。その後も広島は千葉を押し込んで、上野、柳瀬、中嶋らがシュートしましたが千葉も必死で守ります。そして後半34分、右から瀧澤がCKを入れると、嶋田の落としを呉屋が押し込んでリードを広げます。その後は千葉も攻勢に出てきましたが広島の守備は崩れず、無失点で試合をクローズさせました。
 試合後に吉田監督は「自分たちが課題としている試合の入りのところで決定的なピンチを迎えてしまったことは、この先の反省材料として修正していかなければいけない」と反省しつつも、その後は選手たちがしっかりと立て直してプラン通りに勝利したことを評価しています。後半戦に入って失点は減ったものの得点力不足に苦しんでいたレジーナでしたが、流れの中で何度もチャンスを作り、2点を取って勝利したことは自信になるはず。残り7試合を全部勝つつもりで、今後の戦いに臨んで欲しいと思います。

試合経過 サンフレッチェ広島公式サイト
千葉公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2025/03/22

没収試合の原因と再発防止策を発表

サンフレッチェは昨日、ACL2の準々決勝1st legで懲罰処分を受けた件に関して、社内と関係先との確認作業の終了と再発防止策を発表しました。公式サイトによるとオーストラリアリーグでの出場停止処分についてはオーストラリアサッカー協会から日本サッカー協会に書面で通知があったものの、ACLについての連絡はなかったとのこと。また本人からUEFAチャンピオンズリーグでの退場についての申告があったことからAFCカップの公式記録を取り寄せて確認したものの、記録はなかったそうです。ただその後に本人からAFCの大会での出場停止処分が残っているのではないか、との訂正があったものの、公式記録には記述がなかったことを確認していたことから、引き続き問題ないと判断したとのことです。
 全体を通して見ると、サンフレッチェとしては通常の確認は行っていたものの、「競技会以外(試合終了後など)での事象で出場資格停止処分を受けた場合、公式記録に記載されないという、レアな事例に遭遇」してしまった、と言うことに尽きると思います。他のクラブで同様の事例があれば誰かが気付けたかも知れませんが、私が知る限り国内では初めての事例で、よほど世界のサッカー事情に詳しい人でなければ気がつかないケースではあったと思います。ただ、スキッベ監督から「本当に大丈夫なのか」と念押しもあった(中国新聞)にも関わらず確認を怠ったのは事実。「当該選手から出場資格停止の可能性について報告を受けた際、AFCへの直接確認ができるタイミングがあったにも関わらず、詳細なヒアリングを怠たり事案の特異性に気づかず、出場停止の公式記録の確認に終始し、出場可能と判断した」責任は重い、と言わざるをえません。このような失敗を二度と起こさない、と言うのはクラブとして当然のことですが、この経験をJリーグや日本サッカー協会で共有して、全てのクラブが同様のミスを起こさないようにすることが重要なのではないでしょうか。

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2025/03/21

W杯アジア最終予選バーレーン戦

昨日埼玉スタジアム2002で行われたFIFAワールドカップ2026アジア最終予選で、日本代表はバーレーンを2-0で下し、3試合を残して本大会出場を決めました。日本代表のメンバーは、GK:鈴木、DF:瀬古、板倉、伊藤、MF:守田(→田中HT)、遠藤、堂安(→伊東63分)、久保、南野(→鎌田63分)、三苫(→中村76分)、FW:上田(→町野86分)。立ち上がりはバーレーンがパス回しとプレッシングで質の高さを見せて、6分にはファーストシュートを打たれます。対する日本は8分に遠藤の縦パスから久保がシュートしたもののDFがブロック。その直後のCKから遠藤がゴールネットを揺らしたものの、VARにより上田のハンドで取り消されます。その後は日本がボールを支配する時間が長くなったもののバーレーンのアグレッシブな守備に手を焼いて、両者無得点のままハーフタイムを迎えました。後半も同様の流れが続く中、鎌田と伊東の投入によりギアを上げた日本は後半21分、中央で縦パスを受けた上田の反転スルーパスを受けた久保が前線にパスを送ると、飛び出した鎌田が落ち着いて決めて先制点を奪います。これで勢いの出た日本は後半42分にショートコーナーから久保が左から切れ込んで左足でニアサイドに突き刺してリードを広げ、そのまま逃げ切りました。
 アジア最終予選のグループCは、7試合を終えて日本が6勝1分けで勝点を19まで伸ばし、3位のサウジアラビアとの勝点差を10にして2位以上が確定。1998年のフランスワールドカップ以来8大会連続での本大会出場を確定しました。

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2025/03/19

J-VILLAGE CUP U-18のU-18日本代表

J-VILLAGE CUP U-18を戦ったU-18日本代表は、予選リーグと順位決定戦の4試合に全勝したものの得失点差で3位で終わりました。

 まず予選リーグの初戦の相手は尚志高で、3-0での勝利。また第2戦はアメリカ・ワシントン州のCrossfire Premiier Soccer Clubと対戦し、4-2で勝ちました。

 そしてゲキサカの記事によると、予選リーグ3試合目の横浜FCユース戦のメンバーはGK:小川、DF:松岡(→酒井57分)、月舘(→田中57分)、大川(→秦86分)、千田(→林65分)、MF:和田(→佐々木65分)、福島(→今井HT)、菅原(→中野HT)、長(→森57分)、FW:末宗(→仲山HT)、伊藤(→久永HT)。ゲキサカの記事によると前半22分に伊藤が先制点を奪ったものの、後半20分に同点に追いつかれたとのこと。後半29分に仲山のゴールで勝ち越すと、そのまま2-1で勝ちました。しかし他のグループの勝ち抜きチームとの得失点差でグループステージ4位に終わりました。

 4試合目の順位決定戦の履正社高戦のメンバーは、GK:荻、DF:森(→千田HT)、酒井(→大川57分)、秦(→月館57分)、佐々木(→松岡57分)、MF:林(→福島HT)、今井(→和田HT)、中野(→菅原HT)、田中(→長HT)、FW:仲山(→末宗HT)、伊藤(→久永HT)。ゲキサカの記事によると、前半36分に田中が先制点を奪い、後半41分に末宗、44分に久永が決めて勝利しました。

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2025/03/18

U-17日本代表に小林と野口

日本サッカー協会は昨日「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025」のU-17日本代表メンバーを発表し、広島からユースの小林志紋、野口蓮人の両選手が選出された、と発表しました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】村松(ロサンゼルス)、松浦(新潟U-18)、エジケ(鳥栖U-18)
【DF】横井(G大阪ユース)、篠崎(市立船橋高)、藤井(横浜FMユース)、
    藤田(川崎FU-18)、メンディーサイモン(流経大柏高)
【MF】今井(東京Vユース)、樺山(興國高)、針生(清水ユース)、
    野口(広島ユース)、神田(大宮U18)、田中(FC東京U-18)、
    姫野(千葉U-18)、長南(柏U-18)
【FW】瀬口(神戸U-18)、浅田(横浜FM)、小林(広島ユース)、
    葛西(湘南U-18)、谷(鳥栖U-18)、吉田(鹿島ユース)、
    加茂(柏U-18)
 昨年秋に行われたU17アジアカップ予選のメンバーから佐藤陸(山形ユース)、山中、加藤(横浜FMユース)、熊田(大宮U15)、武本(福岡U-18)、福岡(鹿島ユース)が外れ、村松、メンディーサイモン、樺山、神田、姫野、瀬口が招集されています。このメンバーは3/23から合宿を開始して、4/4からの本大会に備えます。そしてグループステージではUAE、ベトナム、オーストラリアと戦って、上位8チームに与えられるFIFA U-17ワールドカップカタール2025の出場権獲得を目指します。
 なお、日本サッカー協会は3/12にスペインに遠征するU-20日本代表メンバーを発表しましたが、広島からの選出はありませんでした。(広島ユース出身の中光は選出。)今回のメンバーは次の23人。
【GK】中村(東京V)、ピサノ(名古屋)、荒木(G大阪)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流通経済大)、髙橋(C大阪)、喜多(京都)、
    中光(中央大)、小杉(ユールゴーデン)、土屋(川崎F)、布施(日大藤沢高)
【MF】大関(川崎F)、平賀(京都)、保田(ヘンク)、小倉(法政大)、
    石井(湘南)、佐藤(岡山)、嶋本、西原(清水)
【FW】塩貝(NEC)、後藤(アンデルレヒト)、道脇(ベフェレン)、徳田(鹿島)

※桒原に代わって本多(湘南)を追加招集

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川浪全治2ヶ月

サンフレッチェは一昨日、川浪吾郎選手が左手第5基節骨骨折の手術を受け、全治2ヶ月と診断された、と発表しました。川浪選手は3/13のトレーニング中に負傷して、翌日に広島市内の病院で手術を行った、とのことです。

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2025/03/17

第6節柏戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第6節柏戦は、後半に1点ずつを取り合って引き分けに終わりました。
 体調不良で外れた田中聡以外はライオン・シティ・セーラーズ戦と同じ先発で、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     川辺  中島

中野              東
(→新井65分)
   中村      加藤
   (→越道65分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、松本、菅、井上潮、小原、井上愛
 対する柏は、GK:小島、DF:原田、犬飼(→田中隼81分)、古賀、小屋松(→ジエゴ65分)、MF:久保、熊坂、原川、小泉(→細谷81分)、FW:垣田(→木下85分)、渡井(→仲間65分)、と言うメンバーでした。序盤は広島のハイプレスが機能してペースを握ります。前半5分にはFKのクリアを中村が狙いましたがDFがブロック。12分には中島のスルーパスで抜け出した中野のクロスをジャーメインがダイレクトで打ちましたがわずかに枠を外れます。また14分には高い位置で奪って加藤のミドルはGK正面。16分には中島のパスを小島がぎりぎりで弾きます。また23分には中野のクロスに中村がヘッドで合わせたものの枠外に外れます。対する柏もタイトな守備からチャンスを作り、8分にはハーフカウンターから久保がシュートしましたが大迫ががっちりとキャッチ。26分には素早いパス回しから小屋松にシュートを打たれましたが川辺がクリアし、30分の熊坂のミドルも大迫がキャッチします。また31分にはパス交換から熊坂にペナの中から打たれましたが枠外に外れ、37分には小屋松の左からの仕掛けから久保にヘッドで押し込まれましたがVARによりオフサイドとなります。前半のシュート数は柏の5本に対して広島は8本。またゴール期待値は広島の0.56に対して柏は0.29で、やや広島が優勢ながらどちらも得点の無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半の立ち上がりは柏のパスワークが冴えて、押し込まれる時間帯が続きます。後半6分には浮き球のパスを小泉が落として垣田にゴールネットを揺らされましたが小泉のハンドでノーゴール。逆に9分には中野のロングスローに犬飼のハンドがあったとしてPKをゲットしましたが、VARの介入により取り消されます。その後もパスを回す柏に対してプレスをかけ続ける広島。後半24分には右でフリーになった久保がシュートを打ちましたが佐々木がブロックし、26分にはジエゴのクロスを小泉がフリーで打ちましたがまたもや佐々木が身体を張って防ぎます。そして後半27分、中島のパスをジャーメインが収めて右のスペースに出すと走り込んだ越道がクロス。これを逆サイドに詰めていた東が左足ボレーで突き刺して、広島が先制点を奪いました。
 この後、後半30分に垣田のポストプレーから仲間に打たれる、と言うシーンは作られたものの、広島が勢いを持って追加点を奪いに行きます。33分にはジャーメインが反転シュートを放ちましたがGKにセーブされ、続いて越道のシュートは惜しくも枠外。続いて35分には東の低いクロスにジャーメインが飛び込みましたがGKが抑え、直後の川辺のシュートも枠を捉えることができません。そして後半41分、中島がボールを奪われたところから速攻を受けて、木下のクロスを細谷に決められ同点に追いつかれてしまいます。その後は広島が再びギアを上げ、44分には新井のFKから中島が打ちましたが枠外。45+1分には中島のクロスにジャーメインがヘッドで合わせましたが枠外に外れます。柏もクロスやセットプレーから広島ゴールに迫りましたがDF陣がはね返して、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 今季ここまで「サッカー」としては無敗を継続してきた広島。対する柏は前節敗れたものの5試合で勝点10と好調で来ているということで、両チームの特徴をぶつけ合ったハイレベルの攻防となりました。特に柏はリカルド・ロドリゲス監督の下で培っていたポゼッションサッカーが機能して、広島のプレスの的を絞らせませんでした。しかしそれでも広島は勇気を持って戦いを挑み、何度もビッグチャンスを作りました。Football LABによると広島のシュート数は17だったのに対して柏は9。ゴール期待値は広島の2.14に対して柏は0.884でしたが、柏には「幻のゴール」が2つあったことを考えるとほぼ互角の試合だったと言えるでしょう。3/5のACL2準々決勝1st legからの10日間は、広島の選手たちにとっては激動の日々だったわけですが、そのような中でも精神的に立て直し、勝てなかったまでも勝点1を確保した広島。ハートマークのコレオと「どんな道も共に歩いていこう」と言うメッセージを掲示したサポーターと共に、サンフレッチェを改めて誇りに思える試合だったと思います。
 この試合の結果勝点が11となったサンフレッチェは、順位を3位に上げて中断を迎えることになりました。リーグはまだ始まったばかりではあるものの、厳しい連戦の中でも1試合平均勝点2以上を確保したというのは、素晴らしい結果だと思います。今後しばらくはJリーグに集中できる、とは言うものの、チーム間の実力差がないJ1で勝点を積み重ねて行くのも容易なことではありません。次の京都戦までの2週間を有効に使って、選手もチームもより一層力をアップさせて欲しいと思います。

広島公式サイト  柏公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
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2025/03/16

今日の柏戦

中国新聞によると選手・スタッフは水曜日の試合後にすぐに帰国の途につき、13日の午後と14日を休養に充てたとのこと。昨日も軽い前日練習で済ませたことから、スキッベ監督は「身体的な疲れはもうないと思います」と語っています。ACL2敗退のショックが癒えないままでの試合となりますが、しかし新たな目標に向けて前進することによってこそ精神的に立ち直ることができる、と言うもの。今日は満員の観客の大声援を力にして、勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後2時キックオフ。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今日は仕事の関係でブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はモバイルサイトの速報などをご覧下さい。

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WEリーグ第14節C大阪戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第14節セレッソ大阪ヤンマーレディース戦は、後半6分に先制されたもののその後追いついて、3試合連続で引き分けに終わりました。
 レジーナは前節から先発を3人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生
(→嶋田75分)
     渡邊  小川(→早間88分)

瀧澤     上野     松本(→柳瀬55分)
(→髙橋88分)(→島袋75分)
       中嶋

SUB:藤田、李
 対するC大阪は、GK:山下、DF:米田、荻久保、中西、浅山、MF:脇阪、百濃(→和田69分)、高和、宮本、FW:矢形、田子(→丸井60分)、と言うメンバーでした。前半は広島のプレスと攻撃が機能して、12分には相手からボールを奪った中嶋がドリブル突破からの瀧澤のパスを上野がシュートしましたが枠外。31分には小川のスルーパスで抜け出した中嶋がDFをかわして打ったものの枠外に外れ、33分には相手からボールを奪った渡邊がそのままボックス内に侵入し、上野のパスをシュートしましたが枠を捉えることができません。対するセレッソも前半23分、スローインからつないで矢形が振り向きざまにシュートしましたが木稲が弾きます。前半はC大阪のシュートは2本だったのに対して広島は6本。チャンスの数では上回ったもののシュートが決まらず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 両チームともに選手交代無しで迎えて後半の最初のチャンスはC大阪で、5分に百濃のクロスからの高和のシュートは藤生が弾いたものの、こぼれを田子に押し込まれて先制を許してしまいました。対する広島は後半12分、CKのクリアがこぼれたところを上野がワンタッチでループシュート。これがDFの頭上を越えてゴールネットを揺らして同点に追いつきます。その後も広島が主導権を握り、17分には柳瀬のパスで右のポケットを取った瀧澤のパスをゴール前で上野が受けましたが、持ち過ぎてシュート直前にDFがクリアされてしまいます。広島は終盤に選手を交代しながら勝ち越しを狙いましたが攻め切れず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後に吉田監督は「押し込んでチャンスを作り出すという部分でこの3週間改善しながらやってきたトレーニングの成果が出ていました。そこで得点を決めていれば勝っていた試合になったであろう試合内容だったので、本当に残念な結果」だったと振り返っています。また後半の入りで失点してしまったことも反省点として挙げていますが、「そのなかで、チーム状況がバタつくかなと思ったのですが、セットプレーからしっかり同点に追いついたところはチームの進化というか、前進している」と評価。残り8試合で首位・浦和との勝ち点差は8と厳しくなりましたが、最後まで成長しつつ戦い抜いて欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
セレッソ大阪公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2025/03/15

柏戦に向けて

明日はJ1リーグ第6節。サンフレッチェはホームに柏レイソルを迎えます。
 昨年は最終節までJ1残留が決まらず17位でフィニッシュした柏は、井原監督に代わってリカルド・ロドリゲス監督を招聘。またマテウス・サヴィオや関根らが流出した一方で小泉や渡井を補強して今シーズンを迎えました。そして開幕戦からポゼッションサッカーがはまって4試合を3勝1分けの負けなしで、第4節終了時には首位に立っています。今季のこれまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 福岡  【柏】ジエゴ
2H △1-1 川崎F 【柏】小泉、【川】脇坂
3H ○2-1 C大阪 【柏】垣田、木下、【C】北野
4A ○2-0 浦和  【柏】小屋末、垣田
5H ●1-3 鹿島  【柏】久保、【鹿】レオ・セアラ3
 好調同士の対決となった前節は鹿島のハイプレスをパスワークでかわすことができず、レオ・セアラにハットトリックを許して今季初の敗戦を喫しています。序盤戦の山場として位置づけていた、と言う鹿島、広島との連戦に連敗するわけにはいかない柏。明日は前節の敗戦の経験を生かして、十分に広島対策を練って戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは衝撃のACL2敗退から中3日。長距離遠征の疲れも癒えぬままに次の戦いに臨むことになります。ライオン・シティ・セーラーズ戦では数的不利の中で40分以上戦っているため疲労の蓄積もあると思われますが、私は水曜日と同じ先発メンバーを予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 中島

中野              東

   中村      加藤

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、川辺、菅、新井、越道、小原、井上潮、井上愛
 1試合消化が少ない広島ですが、勝ち点10は首位・鹿島と2差の3位。勝てば首位に立つ可能性があります。明日は不条理な敗退の悔しさを全力でぶつけて、ホームのファミリーに勝利をプレゼントして欲しいと思います。

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2025/03/14

日本代表に大迫

日本サッカー協会は昨日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選を戦う日本代表メンバーを発表し、広島から大迫選手が選出されました。今回選ばれたのは次の25人。
【GK】大迫(広島)、谷(町田)、鈴木(パルマ)
【DF】長友(FC東京)、板倉(ボルシアMG)、伊藤(バイエルン)、瀬古(グラスホッパー)、
    菅原(サウサンプトン)、関根(スタッド・ランス)、高井(川崎F)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、伊東、中村(スタッド・ランス)、古橋(スタッド・レンヌ)、
    南野(モナコ)、守田(スポルティング)、鎌田(クリスタル・パレス)、三苫(ブライトン)、
    前田、旗手(セルティック)、堂安(フライブルク)、上田(フェイエノールト)、
    田中(リーズ)、久保(レアル・ソシエダ)、藤田(シントトロイデン)
 昨年11月の代表メンバーから谷口、町田、橋岡、大橋が外れ、伊東、関根、上田、田中が復帰しています。このメンバーは3/17からトレーニングを開始して、3/20にバーレーンと、3/25にサウジアラビアとそれぞれ埼玉スタジアム2002で対戦します。

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2025/03/13

ACL2準々決勝セーラーズ戦2nd leg

昨日アウェイで行われたACL2準々決勝2nd legは、ジャーメインの一発退場もあって引き分けに終わり、悔しい敗退となりました。
 広島の先発は1st legから1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
       (→山﨑61分)
     田中聡 中島
     (→川辺61分)
中野              東(→菅61分)
(→新井HT)
   中村      加藤
   (→越道71分)
     ジャーメイン(退場51分)

SUB:田中雄、チョン、小原、松本、井上潮、井上愛
 対するライオン・シティ・セーラーズは1st legから先発2人を入れ替えて、GK:マハブド、DF:ダトコヴィッチ、ハルン、タン(→アルリナ84分)、ヴァンヒュイゼン、ライト、デイオゴ・コスタ、MF:ルイ・ピレス、レスティエンヌ(→アヌアル15分→クリャイッチ90+2分)、FW:ラムセラール、ティー、と言うメンバーでした。5-4-1の布陣で後ろにブロックを作るセーラーズに対して、広島は左右からのクロスで揺さぶります。しかしなかなかシュートまで行けず、逆にカウンターで脅かされるシーンを作られます。16分にはラムセラールのパスにティーが合わせましたが枠外。17分にはティーのクロスを大迫がキャッチします。そして前半19分、ロングボールを荒木が弾き返すことができず、入れ替わって抜け出したティーのシュートに大迫が反応したものの触れず、先制点を許してしまいました。
 トータルスコアで4点リードとなったセーラーズは、その後はそれまで以上に守りを固めます。対する広島は蒸し暑さと人工芝に慣れてきたのか、高い位置からのプレスで押し込みセーラーズゴールに迫ります。22分には佐々木の折り返しから中村がシュートしましたが枠外。23分には東のクロスにジャーメインが合わせましたが打ち切れず、27分の中野のシュートはGKがファインセーブ。29分にはセットプレーの流れから中島がシュートしましたがこれも大きく外れます。そして前半33分、加藤が倒されて得たFKを中島が直接ねじ込み、同点に追いつきました。
 これで勢いがついた広島は、一気の逆転を狙ってチャンスを作り続けます。37分には中村の抜け出しから加藤が続けざまにシュートチャンスを得ましたがDFがブロック。42分には中野のクロスを加藤がバイシクルで狙いましたがGKの正面を突きます。セーラーズも前半アディショナルタイムにチャンスを作ったもののDF陣がはね返して、1-1のままハーフタイムを迎えました。
 後半も攻める広島に対してカウンター狙いのセーラーズ。3分には田中聡のシュートがポストに弾かれ、4分には加藤が左から何度もクロスを入れましたがDFに弾かれます。そして5分には左からのクロスに合わせに行ったジャーメインの肘が相手に当ったとジャッジされて一発退場。広島は数的不利で戦わざるを得なくなりました。
 3点差をひっくり返さなければならない広島は、1人1人がそれまで以上に走り回って相手陣内に迫ります。9分には加藤がシュートしましたがDFがブロック。23分には加藤が左から仕掛けて強烈なシュートを放ちましたがボールは逆サイドに抜けて行きます。また30分には新井のクロスに越道が合わせましたが枠外に外れます。徐々に体力を奪われ、動けなくなる広島の選手たち。36分には加藤がゴール前でフリーになりましたが体幹がぶれたかボールをヒットできません。セーラーズも何度かカウンターから、あるいはボール回しから攻め込んできますが、広島は大迫も含めた集中した守備でシュートを許しません。43分には菅のクロスに新井が合わせに行きましたが打ち切れず、続いて新井のCKがポストに弾かれこぼれを佐々木が打ちましたがブロックされます。広島はアディショナルタイムの5分を含めて攻め続けたもののゴールは割れず、無情のホイッスルとなりました。
 思わぬビハインドを負って臨んだこの試合でしたが、序盤はやはり長距離遠征と慣れないアウェイ環境に苦しんだ、と言う感じ。特に守備はロングボールを弾き返すことができずにつながれて相手にチャンスを作られました。失点シーンでは塩谷は「カバーが遅れた。隼人に任せ過ぎた」と反省していますが、もともと広島の守備は1対1で勝つことが前提で、今シーズンこれまでほぼ100%の確率でロングボールをはね返してきた荒木と塩谷を責めるわけにはいかないでしょう。やはりアウェイの環境に慣れる前に相手の狙いを許してしまった、ということで、止むを得ない失点だったと言わざるを得ないと思います。
 しかしその後は広島がリズムを掴み、いつも通りのサッカーで相手を押し込みました。そんな中で生まれた中島のゴールはチームに勇気を与えるもので、そのまま行けば逆転まで行っていたに違いない、と思わせる流れでした。結局のところそんな中で飛び出したジャーメインの退場により数的不利になり、それをカバーするために一人ひとりがいつも以上に走ったおかげで体力的に厳しくなってしまった、と言うのがこの試合の結果に繋がりました。ジャーメインの退場は挑発に乗ってしまった、と言う感じで軽率だったと言えるかも知れませんが、それも含めて選手全員が戦ったのは事実。結果はさておき、全力を尽くして最後まで戦い抜いた選手たちを、心の底から誇りに思います。
 初めてのACL2で10試合戦ったサンフレッチェは、試合そのものは8勝2分けと言う圧倒的な結果を残しながら準々決勝で大会を去ることになりました。結果としては出場停止の確認不足による勝ち試合の没収が直接の原因になった形ですが、だからと言って納得できるわけがありません。むしろAFCの公正だとは思えないやり口やジャーメイン退場のジャッジなど、アジアを戦うことの不合理さをこれまで以上に感じた大会となりました。この悔しさは次のACLEで晴らすしかないのですが、ただ逆に言えばしばらくは過密日程から解放される、と言うメリットもあります。今後しばらくはJ1リーグに集中できる、と言うことを無理やりポジティブに考えて、今後の戦いに向かうしかありません。

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2025/03/12

今日のライオン・シティ・セーラーズ戦

中国新聞によると前日会見では没収試合に関する質問が相次いだそうですが、どの問いにも監督は「答えは同じだ。いいサッカーをすることに集中したい」と答えていたとのことです。一方、ライオンシティ・セーラーズのランコヴィッチ監督は守備的に戦うか、との問いに「90分間守備し続けるつもりはない」と答え、チームの力を見せつける意欲を示しました。3点差があると言っても、90分間通して守り続けるのは至難の業。早い時間帯に得点を奪って流れを掴んで、準決勝への切符を持って帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場はシンガポールのジャラン・ベサール・スタジアムで、日本時間の午後9時キックオフ。試合中継はDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/03/11

ライオン・シティ・セーラーズ戦に向けて

明日はACL2の準々決勝2nd leg。サンフレッチェはアウェイでライオン・シティ・セーラーズと対戦します。
 水曜日の広島での試合から帰国したセーラーズは、日曜日にシンガポールプレミアリーグの試合を行い、Hougang United FCと1-1で引き分けています。明日は中2日での試合となりますが、1st legで3-0で勝っていることを考えると守りを固めて失点を防ぎ、あわよくばカウンターから得点を奪って勝とうと考えているのではないでしょうか。1st legでは出場停止だった韓国生まれのの帰化選手ソン・ウイヨンも戻ってくるだけに、ホームの利を最大限に生かして勝ち抜きを狙ってくるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、モバイルサイトによると3/8には広島を発ってシンガポールで3日間の練習を行っているとのこと。蒸し暑い気候に身体を慣らして、試合を迎えようとしているそうです。3点差をひっくり返さなければならないことを考えると、現状のベストメンバーで戦うのは間違いないと思われます。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

中野              東

   中村      加藤

     ジャーメイン

SUB:田中雄、チョン、山﨑、新井、茶島、中島、菅、小原、松本、井上潮、井上愛、越道
 気温と湿度の高さ、そして人工芝のピッチと難しい条件下での戦いとなりますが、サンフレッチェの実力を発揮すれば十分に逆転可能だと思います。明日はいつも以上にチーム一丸となって、4点差以上の勝利で勝ち抜きを決めてきて欲しいと思います。

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U-18日本代表に小川

日本サッカー協会は昨日U-18日本代表メンバーを発表し、広島ユースから小川が選出されました。今回選ばれたのは次の21人。
【GK】萩(名古屋U-18)、小川(広島ユース)
【DF】秦(横浜FCユース)、酒井(大宮U18)、佐々木(FC東京U-18)、
    森(名古屋U-18)、大川(鹿島ユース)、千田(岡山U-18)、
    松岡(興國高)、月舘(青森山田高)
【MF】福島(神村学園高)、林(川崎FU-18)、和田(浦和ユース)、
    長(昌平高)、仲山、今井(東京Vユース)、中野(沼津U18)
【FW】末宗(岡山U-18)、田中(FC東京U-18)、伊藤(京都橘高)、
    久永(G大阪ユース)

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2025/03/10

没収試合になった原因

中国新聞によると、AFCカップでの出場停止についてクラブはジェルマンから申告を受けていたそうですが、出場停止選手リストにはジェルマンの名前はなく、メンバー登録することに対して大会側からの指摘もなかったとのこと。ただAFCに直接の確認をしていなかったことが、今回の事態を招いた要因だったそうです。RONSPOの記事によると、AFCは「最終的にはクラブ側が責任をもって選手の出場資格を確認しなければいけない」と定めていることから、「AFC側がジェルマンの件を指摘するべきだとする批判も的を射ていない」とのこと。状況を知っていながら、確認を怠ったクラブ側のミスだったと言わざるを得ないように思われます。
 この結果、5点リードで迎えるはずだった2nd legが、一転して3点のビハインドからスタートしなければならなくなりましたが、相手が守りを固めてきたとしてもひっくり返す力はあるはず。逆境をはね返す選手たちのメンタリティに期待したいと思います。

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2025/03/09

セーラーズ戦1st legが没収試合に

サンフレッチェは昨日、ACL2の準々決勝1st legに置いて出場資格のない選手を出場させたと言うことで、AFCより懲罰処分を受けた、と発表しました。ヴァレール・ジェルマン選手は、マッカーサーFC所属時に出場した昨年のAFCカップのセントラルコースト・マリナーズ戦後の3/11にAFC規律・倫理委員会で3試合の出場停止処分を受けており、これが未消化だったことでACL2の出場資格を有していなかったとのこと。にもかかわらず出場させたサンフレッチェ広島に対して、ライオン・シティ・セーラーズ戦を没収試合とすることとともに、罰金1,000ドルの支払いと準々決勝の参加報酬16万ドルのうち半分を支払わない、と言う処分を受けることになりました。サンフレッチェがなぜジェルマンの参加資格を確認できなかったのか、など疑問点は多々あるものの、AFCカップの処分が後継大会であるACL2に持ち越されると言うルールがあるのでは止むを得ないところ。5点リードで迎えるはずだった2nd legを3点のビハインドで戦わなければならない、と言うのはやり切れない気持ちではあるものの、選手たちには再び大爆発して勝ち抜いてもらわなければなりません。

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WEリーグ第13節浦和戦

昨日、リーグ戦では史上最多となる20,156人を集めて行われたWEリーグ第13節浦和戦は、サンフレッチェ広島レジーナの粘り強い戦いで勝ち点1ずつを分け合いました。
 レジーナは嶋田が先発するなど前節から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生

     柳瀬  嶋田
     (→瀧澤62分)
渡邊     上野     小川(→松本90分)
       (→早間80分)
       中嶋(→李90分)

SUB:石田、中村、笠原、
 対する浦和は猶本が久々に復帰して、GK:池田、DF:遠藤、石川、長嶋、栗島(→高塚72分)、MF:角田(→平川82分)、柴田、島田(→塩越72分)、猶本(→後藤HT)、伊藤、FW:高橋、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを支配した浦和は2分の栗島のファーストシュートから何度も広島ゴールに迫ります。10分には高橋に、また17分には猶本に決定的なシュートを打たれましたが木稲がファインセーブ。22分の遠藤のシュートは枠外に外れ、29分にも島田の強烈なシュートを木稲が反応し、33分の石川のミドルも木稲がキャッチします。なかなか相手ゴール前にも行けなかった広島ですが、前半35分、藤生がDFを抜いてあげたクロスに上野がヘッドで合わせましたが惜しくも枠外。45+2分には小川のCKに嶋田?がヘッドで合わせましたがライン上でDFにクリアされます。前半は何度も攻め込まれたものの木稲のファインセーブ連発で凌ぎ、両者無得点のままハーフタイムを迎えました。
 後半はレジーナが押し返し、3分にはクロスのこぼれを藤生が狙いましたが枠外。11分には中嶋の鋭いボールを上野がヒールで逸らそうとしましたが惜しくも合いません。また21分には小川のドリブルから中嶋がシュートを放ちましたがDFに防がれます。その後は再び浦和のペースとなって波状攻撃を受けましたが集中してはね返します。広島も終盤に松本と李を投入して得点を奪いに行ったものの果たせず、スコアレスドローに終わりました。
 クラシエカップ覇者が前年王者を迎える重要なゲーム、と言うことで「自由過ぎる女王の大祭典」と題して1万人動員を目指したこのゲームで、何と目標の倍以上の観客を集めての試合となりました。選手たちの気持ちの高ぶりはいかほどのものだったか、とも思うのですが、しかし選手たちは強敵に対して落ち着いて戦いを挑んでいたと思います。スタッツを見るとシュート数は広島の4本に対して浦和は13本。特に前半は広島が攻めるシーンはほとんどなかったのに対して浦和には何度も決定的なシーンを作られ、木稲のファインセーブ連発がなければそこで試合が決まっていても不思議ではなかったと思います。そして後半はボールを奪われるシーンが多かったにも関わらず何とか前に突き進もうとする気力を見せて、勝ち点1を分け合うことになりました。優勝争いに加わるためには勝ち点3が欲しい試合ではあったものの、流れを考えれば負けなくて良かった、と言って良いのではないでしょうか。

試合経過
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
FOOTBALL ZONE

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2025/03/08

セーラーズ戦1st legは没収試合か

中国新聞によると、水曜日に行われたACL2準々決勝ライオン・シティ・セーラーズ戦が没収試合になる可能性が浮上したそうです。一昨日AFCから書面で「ジェルマンには出場資格がない」との通知があったとのこと。ジェルマンは昨年2月にマッカーサーFCで出場したAFCカップの試合後に、相手選手を平手打ちしたとして3試合の出場停止処分を受けていたとのこと。マッカーサーFCはその試合で敗退しているためその出場停止は消化されてなかったことから、ACL2に持ち越される可能性があるそうです。没収試合になれば1st legの結果は0-3での敗戦となり、2nd legに影響するのは必至。クラブはJFAやJリーグと協議して見解を伝え、AFCの裁定を待つことになるとのことです。

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天皇杯の組み合わせ

日本サッカー協会は昨日「天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会」の1回戦〜4回戦の組み合わせを発表し、サンフレッチェの初戦は6/11(水)の午後6時半から福山通運ローズスタジアムで、佐賀県代表と熊本県代表の勝者との対戦となりました。また3回戦は藤枝MY FC、山口県代表、岡山県代表の勝者と、4回戦は湘南、清水などからの勝ち上がりとの対戦となります。

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2025/03/07

アルスランが一時帰国

サンフレッチェは昨日、横浜FC戦で右膝を負傷したトルガイ・アルスラン選手が治療のためドイツに一時帰国した、と発表しました。再来日の時期は未定で、スキッベ監督が「5〜6ヶ月の離脱になる」と語っていたことから、復帰は秋口になりそうです。

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2025/03/06

ACL2準々決勝セーラーズ戦1st leg

昨日ホームで行われたACL2準々決勝1st legは、ジャーメインの2ゴールや川辺の移籍後初ゴールなどで6-1で勝ちました。
 横浜FC戦から先発4人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 中島
     (→川辺61分)
中野              菅(→東HT)
(→新井68分)
   中村      加藤(→ジェルマン68分)

     ジャーメイン(→越道78分)

SUB:田中雄、チョン、山﨑、小原、松本、井上潮、井上愛
 対するライオン・シティ・セーラーズは、GK:マハブド、DF:ダトコヴィッチ、ハルン(→タン83分)、ヴァンヒィゼン、ライト、デイオゴ・コスタ(→アルリナ71分)、MF:ルイ・ピレス、シャヒン(→クマール83分)、レスティエンヌ(→クリャイッチ89分)、FW:シャワル・アヌアル(→ティー71分)、ラムセラール、と言うメンバーでした。両サイドがDFラインまで引いて5-4-1でブロックを作るセーラーズに対して、広島はハイプレスをかけて攻め込みます。前半8分の塩谷のミドルはGKがセーブ。また10分には菅と中島が決定的なシュートを放ちましたが止められます。そして前半12分、塩谷の股抜きのパスを受けた田中聡が反転してフリーになって左足でシュート。これが見事に決まって、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島はチャンスを作り続け、14分には田中聡と加藤が決定的なシュート。24分にはFKのこぼれを加藤が狙いましたがブロックされ、28分には中村が惜しいシュート。また33分には加藤のクロスに飛び込んだ中野のシュートはDFに当って枠外に外れ、続いてCKに合わせた佐々木のヘッドはクロスバーに嫌われます。攻め続けながらなかなか追加点が取れないでいた前半36分、CKのクリアを奪いに行った田中聡が奪われるとセーラーズのカウンターが発動し、最後はシンガポール代表のアヌアルに決められ同点に追いつかれてしまいます。しかし広島は42分、中野のパスで右に抜け出した中村がグラウンダーのクロスを送ると、これをジャーメインがワンタッチで逆サイドに流し込んで、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から菅に代わって東が投入されると、2分にはその東のロングクロスに飛び込んだジャーメインが右足で流し込んで3点目をゲット。その後は最終ラインを6枚に増やしたセーラーズの守備に手こずったものの、23分には中村、中野と繋いで川辺が強烈なシュートを叩き込んでリードを広げます。続いて29分には新井のクロスをジェルマンがDFと競り合いながらヘッドで5点目を奪い、更に31分には中村が強烈なシュートを決めてとどめを刺しました。
 元代表を含む外国人選手を並べて「東南アジア最強」の呼び声も高かったライオン・シティ・セーラーズでしたが、アウェイと言うことを考えてか失点を防ぐことを優先して戦いを挑んできました。DFラインに5人を並べてサイドのスペースを消すとともにラインを上げてゴール前に入れさせない戦術だったと思いますが、それを打ち破ったのが広島の選手、そしてチームとしての質の高さでした。先制点は縦パスを受けた田中聡がトラップと反転でDFのマークを無力化して見事なシュートを決めましたし、2点目は中野、中村、ジャーメインの意図が完璧に合ったコンビネーションで決めたもの。そして3点目は東の高精度クロスをジャーメインがワンタッチでゴールに流し込みました。その後の3点もそれぞれクオリティの高いもので、相手にとっては悪夢のような90分間だったのではないかと思います。1点は失ったものの「広島の完勝」と言って良い試合でした。
 スキッベ監督は昨年までと同様に先発メンバーをほとんど変えずに「8連戦」を戦ってきましたが、その中で生まれていた競争がチームを成長させていると思います。例えば東はリーグ戦全試合に先発していたものの、ほとんどの試合でハーフタイムに菅に交代。その菅がアシストなどの結果を出してきたため相当の危機感があったのではないかと思いますが、この試合では逆に途中出場でアシストと言う結果を出しました。また8試合で6ゴールと大爆発中の中村の台頭は言うまでもありませんし、中島の復帰によってスーパーカップ以来のベンチスタートとなった川辺も、ようやく復帰後初ゴールを決めて存在感を示しました。アルスランの怪我による離脱は大きな痛手ではあるものの、連戦を戦う中で徐々に底上げができてきて、チーム全体がレベルアップしていることが実感できる試合だったと言えるでしょう。今週末のJ1の試合は延期となったため久々に次の試合まで1週間空きますが、その中で身体的ケアを十分にして、万全の状態でシンガポールでのアウェイゲームとその4日後の柏戦に向かって欲しいと思います。

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2025/03/05

今日のライオン・シティ・セーラーズ戦

昨日の前日会見でスキッベ監督は「まずは明日の試合で良い結果を残し、シンガポールに行きたいと思っています」と決意を述べました。またヴァレール・ジェルマンに関して「直近の試合でトルガイが怪我で長期離脱してしまうので、その穴を埋めてくれる活躍を期待している」と語りました。一方ライオン・シティ・セーラーズのランコヴィッチ監督は、ラマダンによるムスリム系選手のコンディションとソン・ウイヨンの出場停止に不安を感じながらも「シンガポールの歴史上初めてこのステージに達したチームとして実力を示す」と決意を述べています。元オランダ代表のラムセラールや元ベルギー代表のレスティエンヌ、元クロアチア代表のダトコビッチら多くの欧州系選手を揃えるライオン・シティ・セーラーズ。今日は自分たちのサッカーがどこまで通用するか確かめるために、正面からぶつかってくる可能性が高そうです。
 今日の試合会場は広島サッカースタジアムで、午後7時キックオフ。当日券は2Fチケットセンターで4時半から販売されます。またサンフレチケットでのWEB販売も行っています。詳細は公式ホームページをご覧下さい。試合中継はDAZNで生配信が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2025/03/04

WEリーグ第12節仙台戦

一昨日石巻で行われたWEリーグ第12節で、サンフレッチェ広島レジーナはマイナビ仙台レディースとスコアレスドローに終わりました。
 レジーナの布陣は以下の通り。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生

     小川  渡邊
     (→瀧澤80分)
立花     上野     中嶋
(→柳瀬53分)(→中村69分)
       髙橋(→松本69分)

SUB:福元、笠原、李
 対する仙台は、GK:齊藤、DF:國武、長船、西野、MF:石坂、江崎、中島、佐々木(→高平90+7分)、大西(→津田90+2分)、遠藤、FW:廣澤、と言うメンバーでした。前半10分には仙台にシュートを許したもののその後は広島のペース。上野のミドルやCKのこぼれからの塩田のシュートなどで仙台ゴールを脅かします。前半44分には中嶋のクロスに上野が合わせましたがこれもGKがキャッチされます。後半33分には小川のクロスのこぼれを渡邊が狙いましたが枠外に外れ、後半アディショナルタイムには柳瀬のパスを受けた中嶋がミドルシュートを放ちましたがGKに抑えられて、両者とも得点を奪えず勝ち点1ずつを分け合いました。
 試合後のコメントによると強風が吹き荒れていたことで「サッカーをすること自体が非常に難しかった」(吉田監督)とのこと。そんな中でも守備が集中して無得点に抑え、勝ち点1を取ったことはポジティブに考えて良いのではないかと思います。今節は上位3チームとも勝ち、首位の東京ベレーザと広島との勝ち点差は7に広がりましたが、次節のホーム・浦和戦をきっかけにして上位に迫って欲しいと思います。

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ライオン・シティ・セーラーズ戦に向けて

明日はACL2の準々決勝1st leg。サンフレッチェはホームでライオン・シティ・セーラーズFCと対戦します。
 ライオン・シティ・セーラーズFCは1940年代に創設されたシンガポール警察サッカー部のポリスSAを源流とし、Sリーグ創設に「ポリスFC」として参加。翌年には内務省傘下の行政機関も加わって「ホーム・ユナイテッドFC」として戦いSリーグ2回、シンガポールカップ6回優勝の強豪として名を馳せました。2020年にはIT企業の傘下に入って「ライオン・シティ・セーラーズFC」と改名。2021年にシンガポール・プレミアリーグで初優勝を果たし、2023シーズンにはアルビレックス新潟シンガポールに次いで2位に入ってACL2の出場権を獲得しました。そしてACL2のグループステージではポートFC(タイ)、浙江緑城(中国)、ペルシブ・バンドン(インドネシア)と競り合いの末1位でグループFを突破し、ラウンド16ではムアントン・ユナイテッド(タイ)を2試合合計7-2で下して勝ち上がってきています。今年に入ってからの公式戦の戦績は次の通り。
ACC3  ○2-0 Kuala Lumpur City
SP22  ○4-2 Brunei DPMM FC
SP23  ○6-0 Albirex Niigata FC(S)
ACC4  △1-1 Briram United
SP24  ○2-1 Geylang International FC
ACC5  ●0-2 Kaya FC-Iloilo
SL25  ○4-1 Tanjong Pagar United FC
ACL-R16 ○3-2 Muanthong United
SC-MD1  ○4-1 Tanjong Pagar United FC
ACL-R16 ○4-0 Muanthong United
SP26  ○5-1 Balestier Khalsa FC
SP27  ○1-0 BG Tampines Rovers FC
 シンガポール・プレミアリーグ、ACL2だけでなく、ASEANのクラブ対抗戦のACC Shopee Cupも戦いながら、1月以降の2ヶ月間に12試合を戦って10勝1分け1敗と圧倒的な戦績を収めているライオン・シティ・セーラーズFC。東南アジアのクラブとしては、強敵の一つであるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、開幕からの「連戦」の8試合目で、しかも横浜FC戦から中2日ということで、選手のコンディションを見ながらの起用になるものと思われます。と言うことで相変わらずメンバー予想は難しいのですが、私の予想は次の通り。
       大迫

  中野   荒木   佐々木

     田中聡 中島

越道              菅

   中村      加藤

     ジャーメイン

SUB:チョン、塩谷、山﨑、茶島、東、新井、松本、川辺、井上潮、小原、井上愛、ジェルマン
 ホーム&アウェイで戦われるゲームは2nd legがホームの方が有利、と言われていますが、それは1st legの結果次第。ここで大差をつけて勝つことができれば、圧倒的有利な立場に立てるのは間違いありません。明日もチーム一丸となって、ACL2優勝に向けて重要な一歩を進んで欲しいと思います。

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2025/03/03

第4節横浜FC戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第4節で、サンフレッチェは中村のゴールで横浜FCを振り切り、首位と同勝ち点の3位に浮上しました。
 中村と井上潮がリーグ戦で初先発。また塩谷が先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     川辺 井上潮(→中島62分)
     (→田中聡62分)
新井直             東(→菅HT)
(→中野就76分)
   中村      加藤(→アルスラン71分)

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑大、越道、井上愛
 対する横浜FCは、GK:フェリペ・メギオラーロ、DF:山﨑、ボニフェイス、福森、MF:鈴木準(→山根79分)、ユーリ・ララ(→小倉68分)、駒井、新保(→ミシェル・リマ86分)、FW:ジョアン・パウロ(→村田79分)、新井瑞(→伊藤86分)、櫻川、と言うメンバーでした。守備時には5人がDFに並び、鋭い出足でボールカットを狙ってくる横浜FCに対して、広島はなかなかチャンスを作れない立ち上がりとなります。一方横浜FCは新井のドリブルを武器に左から崩そうとします。ファーストシュートは前半10分で、塩谷がこぼれ球を打ちましたが枠外に外れます。また13分には東がドリブルから右足で打ったもののDFがブロックします。横浜FCは16分、新井のクロスに櫻川が合わせましたが枠外。20分には駒井のスルーパスで抜け出した櫻川に流し込まれましたがオフサイドのジャッジに救われます。その後広島は徐々にペースを掴むと、28分には荒木のロングパスを左に斜めに走って受けた中村のクロスから、加藤のスルーでフリーになったジャーメインがシュートしましたが上に外れます。27分には井上潮がシュートしたものの枠外。32分には東のロングフィードをペナルティエリア前でトラップしたジャーメインが打ちましたが枠外に外れ、33分にも中村の仕掛けからのクロスをジャーメインがシュートしましたがDFにブロックされます。前半の横浜FCのシュートを1本に抑えたのに対して広島は8本。ボール支配率も57%と優位に試合を進めたもののゴールは生まれず、0-0のままハーフタイムを迎えました。
 後半から菅を投入した広島は、攻めの圧力を強めますが横浜FCの堅守は揺るぎを見せません。16分には菅が強烈な左足シュートを打ちましたがGKが反応。21分には新井のクロスに加藤がヘッドで合わせましたがこれも上に外れ、23分にはクロスのこぼれを田中聡がダイレクトで狙いましたが枠を捉えることができません。チャンスを作りながらも横浜FCの堅い守備を崩せなかった広島でしたが、しかし後半33分、ジャーメインのポストで前を向いたアルスランのスルーパスに中村が走ると、飛び出してきたGKに当ったボールが中村に当ってゴールに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島が主導権を握り続け、38分には中島のCKに佐々木が合わせましたが枠外。38分にはアルスランがシュートしましたが枠外に外れ、続いてこぼれ球をアルスランが打ちましたが枠に嫌われます。後半42分にはアルスランが倒れ込み、立ち上がることができずに担架に乗せられてピッチを去ります。交代枠を使い切っていた広島は10人で守らざるを得なくなりましたが、しかしジャーメインがポジションを下げてブロックを作り、高い位置から当たりに行って横浜FCの攻撃を許しません。後半アディショナルタイムには「悪魔の左足」の福森にセットプレーから狙われましたが中野がクリアして、広島が1点差を守って勝利の凱歌をあげました。
 立ち上がりこそ横浜FCの出足の速さに戸惑ったものの、前半途中からペースを掴むとその後は広島がチャンスを量産。終了後のスタッツは広島がシュート17本だったのに対して横浜FCは3本。またゴール期待値も1.98:0.13で、内容的には圧倒した試合だったと言えます。横浜FCの闘志と集中力は素晴らしかったと思いますが、それを広島のチームと選手のクオリティが上回った、と言えます。連戦の疲労が蓄積しているにも関わらず戦い抜いたレギュラー選手だけでなく、リーグ戦で初先発を果たした中村と井上潮を含めたチーム全員の力で勝ち取った勝利だった、と言えるでしょう。アルスランの負傷など心配な要素もあるものの、厳しい連戦の中でも序盤のリーグ戦4試合を3勝1分けで終えたことは上々の結果だったと言えます。まずは今週と来週のACL2準々決勝を勝ち抜いて、次の柏戦に向かって欲しいと思います。

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2025/03/02

今日の横浜FC戦

中国新聞によるとU20アジア杯に出場していた中島と井上愛は2/27に帰国して、チーム練習にも復帰しているそうで、中島は今日の試合のメンバー入りが濃厚だとのことです。一方のジェルマンですが、Aリーグで出場停止となった2試合がJリーグに適用されて、横浜FC戦と柏戦は出場できないとのこと。広島デビューはACL2のライオン・シティ・セーラーズ戦になりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時半キックオフ。チケットはビジターシートと思いやりシート以外は完売となっています。試合中継はRCC中国放送とDAZNで予定されています。今日は現地観戦の予定のためブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方は、モバイルサイトなどの速報をどうぞ。

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2025/03/01

横浜FC戦に向けて

明日はJ1リーグ第4節。サンフレッチェはホームで横浜FCと対戦します。
 2年ぶりにJ1で戦った2023年シーズンは開幕から10戦未勝利でスタート。その後は立て直して16位まで浮上したものの、最終的には最下位でJ2に降格することになりました。そして昨年は序盤から清水とともに上位を独走。終盤にもたついたものの何とか最終節でJ1復帰を決めました。シーズンオフにはガブリエウ、井上潮音ら主力が流出したものの、鈴木準弥、駒井善成、鈴木武蔵ら実績のある選手を補強して今季をスタート。開幕戦こそ落としたものの第2節の「昇格組対決」に勝利し、水曜日の横浜ダービーでも勝ち点1を確保して現在9位に付けています。今季のここまでの戦績は次の通り。
1H ●0-1 FC東京 【東】白井
2H ○1-0 岡山  【FC】櫻川
3A △0-0 横浜FM
 前節は横浜FMにボールを回されても粘り強く守り、終盤には猛攻にさらされながら無失点で引き分けに持ち込んでいます。四方田監督の下で堅い守備を構築して来た横浜FCは、明日もこれまでと同様にしぶとく勝ち点を取りにくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、週2試合の「連戦」は7試合目。清水戦後に川辺は「自分の身体ではないようだった」と語っていたほどで、レギュラー選手の疲れが溜まっているのは間違いないところ。U20アジアカップに行っていた中島と井上愛が帰国して練習に合流しているとのことなので、メンバーを何人か入れ替える可能性もありそうです。と言うことで予想は難しいのですが、私は以下のように予想します。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     田中聡 中島

中野              菅

   加藤      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、新井、東、川辺、井上潮、アルスラン、越道、井上愛
 前節は後半途中まで動きが重く清水に攻め込まれるシーンが多かったのですが、後半途中からは広島らしいサッカーで押し返すことができました。明日も体力的に厳しいとは思いますが気持ちではね返して、ホームのファミリーとともに勝利を勝ち取って欲しいと思います。

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