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2025/01/01

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。今年もサンフレッチェ広島とSANFRECCE Diaryをよろしくお願いします。
 2024年のサンフレッチェは、例年以上に歓喜と悔しさが交錯した一年でした。特にトップチームは最終節まで優勝を争ったものの最終的には首位・神戸と勝ち点4差の2位。2022年、2023年は3位に入ったとは言え優勝争いには絡めなかっただけに、スキッベ監督の下で初めて「リーグ優勝」を現実的な目標として意識できたシーズンだったと言えます。その一方で「優勝」のためには足りないものがあることを教えられたシーズンでもありました。特にシーズン途中で主力3人が流出したことと、夏場の過密日程で2つのカップ戦で敗退したこと、そして終盤に失速して首位を明け渡してしまったことは痛恨でしたが、しかしそれらは「選手層の厚み」を増やすことによってこそ解決できる問題だと思います。強化部はオフに積極的に動いて菅、ジャーメイン、田中聡を補強しましたが、それだけでは不十分なのは明白。彼らをチームに組み込んで戦力化することと同時に、残留した選手たちがより一層成長して、誰が出ても戦力が落ちないチームを作ることが必要です。今季は2/8にスーパーカップを戦うと、その後はリーグ戦とACL2が平行する過密日程が続きます。そこを選手を入れ替えつつチーム一丸で乗り越えることができるかどうかが、今季の試金石となるでしょう。
 またサンフレッチェと広島にとっては、今年は「新スタジアム2年目」のシーズンとなります。華々しく開場し、「街なかスタジアム」の素晴らしさを内外に鳴り響かせたエディオンピースウイング広島は、今季のシーズンパスの売れ行きも好調だとのこと。空き席のリセールのシステムも整備するそうで、昨年以上に多くの観客が集まる年になりそうです。ただほぼ全試合完売だったリーグ戦だけでなく、ACLやレジーナの試合などまだまだ観客が増える余地は大きいので、そこも含めて上昇して行けるかどうかを問われる年になりそう。昨年末に仙田前社長は「売上高100億円でビッグクラブの仲間入りを目指す」と語っていましたが、Jリーグだけでなく日本サッカー全体を牽引する立場に大きく成長する一年にして欲しいと思います。

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