田中聡の獲得を発表
サンフレッチェは昨日、湘南の田中聡選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると移籍金は1億5千万円だとのことです。
長野市生まれの田中はAC長野パルセイロU-15から湘南U-18に加入し、2019年にはFIFA U-17ワールドカップのU-17日本代表に選出されてグループステージ突破に貢献しました。また2021年シーズンにトップチームに昇格すると、開幕戦からレギュラーとして活躍して36試合に出場。特に第8節の広島戦ではハイネルからボールを奪ってプロ初ゴールを決めて、広島にリーグ戦初黒星を付けました。翌年、ベルギー1部のコルトレイクに期限付き移籍したものの15試合出場に終わって昨年夏に湘南に復帰。今季は33試合に出場して5得点を挙げて、チームの6年連続J1残留に貢献しています。ゲキサカの記事によると田中は「ベルマーレの一員としてプレーしている時が一番楽しく一番自分を出せた」と語りつつも「海外で活躍し、日本代表選手になる」と言う昔からの夢を実現するために「違ったクラブで結果を残す」ために移籍を決断したとのこと。広島では川辺やアルスラン、中島らとポジションを争うことになりますが、同じく湘南から移籍した大橋祐紀のように広島で大活躍して、目標に近づいて欲しいと思います。
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