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2024/12/31

田中聡の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、湘南の田中聡選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると移籍金は1億5千万円だとのことです。

 長野市生まれの田中はAC長野パルセイロU-15から湘南U-18に加入し、2019年にはFIFA U-17ワールドカップのU-17日本代表に選出されてグループステージ突破に貢献しました。また2021年シーズンにトップチームに昇格すると、開幕戦からレギュラーとして活躍して36試合に出場。特に第8節の広島戦ではハイネルからボールを奪ってプロ初ゴールを決めて、広島にリーグ戦初黒星を付けました。翌年、ベルギー1部のコルトレイクに期限付き移籍したものの15試合出場に終わって昨年夏に湘南に復帰。今季は33試合に出場して5得点を挙げて、チームの6年連続J1残留に貢献しています。ゲキサカの記事によると田中は「ベルマーレの一員としてプレーしている時が一番楽しく一番自分を出せた」と語りつつも「海外で活躍し、日本代表選手になる」と言う昔からの夢を実現するために「違ったクラブで結果を残す」ために移籍を決断したとのこと。広島では川辺やアルスラン、中島らとポジションを争うことになりますが、同じく湘南から移籍した大橋祐紀のように広島で大活躍して、目標に近づいて欲しいと思います。

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松本泰志が浦和に完全移籍

サンフレッチェは昨日、松本泰志選手が浦和に完全移籍する、と発表しました。中国新聞によると、移籍金は約1億円だとのことです。

 埼玉県生まれの松本泰志は昌平高から2017年に広島でプロとしてのキャリアをスタート。1年目はルヴァンカップの4試合のみにとどまり、2年目もリーグ戦は3試合出場だけでしたが、3年目の2019年には青山の負傷に伴ってレギュラーに抜擢されると、ACLのメルボルン・ビクトリー戦ではプロ初ゴールを決め、コパ・アメリカに出場する日本代表にも選出されました。しかし代表遠征で不在の間に稲垣にポジションを奪われ、青山の復帰もあってベンチ入りもできなくなってリーグ戦出場は15試合にとどまり、翌年も出場機会をつかめずシーズン途中に福岡にレンタル移籍。25試合に出場してJ1昇格に貢献しました。続く2021年にはC大阪にレンタル移籍し、ACLでの活躍はあったもののリーグ戦は2試合の出場だけで、シーズン途中に川辺の移籍による穴を埋めるために広島に戻ってきました。そして2022年はリーグ戦23試合、2023年は17試合に出場してスキッベサッカーを支える貴重な戦力として活躍してきましたが、本当にブレイクしたと言えるのは昨シーズンから。特に初めてシャドウで起用された第15節京都戦でシーズン初ゴールを決めて5-0での快勝を導くと、その後はほぼ全試合に先発起用されて、チームの2位躍進に貢献しました。以前から豊富な運動量には定評があったものの、昨季はスペースを見つける力に磨きがかかり、効果的な走りができるようになった印象。また周囲とのコンビネーションの熟成もあって、彼のポテンシャルが一気に開花して「2024年に一番成長した」と言える選手だったと言って良いでしょう。今やチームのキープレーヤーの1人となった泰志の流出は非常に痛いのですが、ただ本人が昔からの夢だったと言う出身地のクラブからのオファーがあり、広島には十分な移籍金を残して行く、と言うのはお互いにとって悪い話ではないと思います。浦和でいきなり昨年並の活躍ができるかどうか、と言うと少々疑問ではあるのですが、期待に応えるよう(広島戦以外で)頑張って欲しいと思います。

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住吉ジェラニレショーンが清水に完全移籍

サンフレッチェは昨日、松本泰志選手が浦和に完全移籍する、と発表しました。中国新聞によると、移籍金は約1億円だとのことです。
 埼玉県生まれの松本泰志は昌平高から2017年に広島でプロとしてのキャリアをスタート。1年目はルヴァンカップの4試合のみにとどまり、2年目もリーグ戦は3試合出場だけでしたが、3年目の2019年には青山の負傷に伴ってレギュラーに抜擢されると、ACLのメルボルン・ビクトリー戦ではプロ初ゴールを決め、コパ・アメリカに出場する日本代表にも選出されました。しかし代表遠征で不在の間に稲垣にポジションを奪われ、青山の復帰もあってベンチ入りもできなくなってリーグ戦出場は15試合にとどまり、翌年も出場機会をつかめずシーズン途中に福岡にレンタル移籍。25試合に出場してJ1昇格に貢献しました。続く2021年にはC大阪にレンタル移籍し、ACLでの活躍はあったもののリーグ戦は2試合の出場だけで、シーズン途中に川辺の移籍による穴を埋めるために広島に戻ってきました。そして2022年はリーグ戦23試合、2023年は17試合に出場してスキッベサッカーを支える貴重な戦力として活躍してきましたが、本当にブレイクしたと言えるのは昨シーズンから。特に初めてシャドウで起用された第15節京都戦でシーズン初ゴールを決めて5-0での快勝を導くと、その後はほぼ全試合に先発起用されて、チームの2位躍進に貢献しました。以前から豊富な運動量には定評があったものの、昨季はスペースを見つける力に磨きがかかり、効果的な走りができるようになった印象。また周囲とのコンビネーションの熟成もあって、彼のポテンシャルが一気に開花して「2024年に一番成長した」と言える選手だったと言って良いでしょう。今やチームのキープレーヤーの1人となった泰志の流出は非常に痛いのですが、ただ本人が昔からの夢だったと言う出身地のクラブからのオファーがあり、広島には十分な移籍金を残して行く、と言うのはお互いにとって悪い話ではないと思います。浦和でいきなり昨年並の活躍ができるかどうか、と言うと少々疑問ではあるのですが、期待に応えるよう(広島戦以外で)頑張って欲しいと思います。

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イヨハ、越道と契約更新

サンフレッチェは昨日、イヨハ理ヘンリー、越道草太両選手と来季の契約を更新した、と発表しました。

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2024/12/30

薄井は千葉へ

期限付き移籍期間の終了により広島を退団し、レンタル元の松本山雅との契約も満了してJリーグトライアルに参加していた薄井覇人選手が、昨日ジェフユナイテッド千葉への加入が決まった、との発表がありました。

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レジーナがWEリーグ杯連覇

昨日、国立競技場にWEリーグ史上最多の21,524人を集めて行われたWEリーグクラシエカップ決勝で、サンフレッチェ広島レジーナは上野のゴールを守り切って1-0で勝ち、2連覇を果たしました。
 レジーナは先週の皇后杯準々決勝から5人入れ替えて、以下の布陣で戦いました
      木稲

塩田  左山  市瀬  藤生

    笠原  柳瀬(→髙橋72分)
    (→中村56分)
立花          松本(→渡邊72分)
(→小川17分)
    上野  中嶋(→瀧澤72分)

SUB:福元、呉屋、島袋、李
 対する神戸は先週から1人入れ替えて、GK:大熊、DF:守屋、土光、三宅、井手、MF:ソルデヴィラ、山本(→久保田HT→サンプソン83分)、成宮、MF:愛川(→高瀬69分)、桑原(→モレラ48分)、スアレス、と言うメンバーでした。試合は序盤から両チームの気持ちがぶつかり合って、局面での激しい競り合いから相手ゴールに迫るシーンが続きます。前半5分には中嶋のドリブルから市瀬がシュートしましたがGKがキャッチ。13分にはDFに挟まれて倒れた立花が担架で運び出されて小川が投入されます。神戸は成宮がゲームを作り、守屋のオーバーラップや土光のFKなどで攻め込みます。20分には成宮のシュートは枠外。また23分には愛川のシュートが左山に当って枠外に外れるなど神戸にペースを握られます。しかし前半32分、柳瀬が左サイドをドリブルで攻め上がって中央の中嶋に渡すと、DFに囲まれながらも粘って左のスペースに出します。これを後ろ向きで受けた上野が反転してシュートを放つと、ボールはDFに当ってコースが変わりゴールネットへ飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 この後は神戸が反撃。スアレスのポストプレーを生かした攻めで広島を押し込みます。そして成宮や愛川、守屋にシュートを打たれたものの得点は許さず、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半早々のチャンスも神戸で、桑原がシュートを放ちましたが木稲が落ち着いて処理します。その後桑原の怪我によってモレラを投入した神戸。そのモレラは4分にロングフィードをペナルティエリア内で受けてフリーでシュートしましたが、木稲が素晴らしい反応で防ぎます。成宮をボランチに落とし、外国人選手のパワーでゴールを割ろうとする神戸。対する広島は5バックで後ろを厚くするとともに、積極的なラインアップで神戸の自由を奪います。広島は後半26分に3枚替えで押し返し、29分には左サイドの突破からCKを獲得。43分には髙橋がロングシュートを狙いましたがGKにキャッチされ、45分には速攻から瀧澤が決定機を掴みましたがGKに当ててしまいます。神戸は後半アディショナルタイムに守屋が決定的なシュートを放ちましたが木稲がファインセーブ。続くCKは木稲ががっちりキャッチしてゴールに鍵をかけます。広島は相手陣内でのボールキープも使って時計を進め、6分間のアディショナルタイムも凌いでタイムアップ。スタジアムにはレジーナの選手とサポーターの歓喜の声が鳴り響きました。
 皇后杯の神戸戦では開始早々に失点。後半はほぼ一方的に攻め続けたもののゴールを奪えず敗退したレジーナは、その教訓を生かした戦いができていたと思います。相手のキープレーヤーの1人である右SBの守屋に対しては松本と藤生が連携して、右からの攻撃参加を抑え込みました。また1週間前に脚を痛めて途中退場した市瀬は分厚い包帯を巻いての出場でしたが、気迫のこもった守備でスアレスに自由を与えませんでした。得点シーンは柳瀬の思い切った攻撃参加が起点で、そのボールを受けた中嶋がDFに囲まれながらも落ち着いてパスを出し、これを上野が強いシュートを打ったからこそ決まったもの。女子代表経験者による質の高いプレーの連続が、この試合の唯一の得点を生み出しました。そして木稲の度重なるファインセーブ。更に途中出場の選手は5人とも自らの役割を果たし、押し込まれたチームを活性化させて勝利に導きました。吉田新監督の下で「全員で戦う」をコンセプトにして来たレジーナが、その言葉通りに選手を入れ替え、布陣を変えながら戦ったことがこの優勝に繋がったと言えます。チーム創設4年で2つ目のタイトルを取った、と言うことはもちろん素晴らしいのですが、それ以上に選手一人ひとりの成長があったことがこの結果をもたらした、ということが、レジーナにとっての一番の収穫だったと言えます。WEリーグはこの後3月の再開までお休みに入りますが、そこでここまでの激闘で痛んだ身体を休めるとともにチームとしての力をより上げて、リーグ戦のタイトル獲得に向かって欲しいと思います。

試合経過
広島公式サイト
WEリーグ特設サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画
Soccer King
WE Love女子サッカー

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田中聡獲得へ

中国新聞によると、湘南のMF田中聡選手を獲得することが明らかになりました。湘南U-18から2020年にトップ昇格した田中聡は、初年度こそ17試合出場にとどまったものの2年目はレギュラーを獲得。2002年にはベルギーのコルトレイクに期限付き移籍し、昨年6月に湘南に復帰していました。プロ入り初ゴールは2021シーズン第8節の広島戦。また今季の第34節広島戦でも後半アディショナルタイムに決勝ゴールを叩き込まれて、12試合ぶりの敗戦を喫するなど「広島キラー」でした。田中聡は複数クラブでの争奪戦になっていたそうで、獲得には移籍金が発生するとのことです。

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松本泰が浦和に移籍か

中国新聞によると、松本泰志選手が浦和に完全移籍することが明らかになった、とのことです。埼玉県出身の松本泰は、豊富な運動量と疲れを知らない体力でトップ下とボランチで今季のリーグ戦36試合に出場し、初めてJリーグ優秀選手賞にも輝いていました。浦和は出身地であること、クラブワールドカップに出場することから、移籍を決断した模様です。

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川辺、中野、井上と契約更新

サンフレッチェは昨日、川辺駿、中野就斗、井上愛廉の3人と来季の契約を更新した、と発表しました。

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2024/12/29

荒木、新井、松本大、中島と契約更新

サンフレッチェは昨日、荒木隼人、新井直人、松本大弥、中島洋太朗の4人と来季の契約を更新した、と発表しました。

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木吹をいわきにレンタル

サンフレッチェは昨日、木吹翔太選手がいわきFCの育成型期限付き移籍する、と発表しました。ガーナ人の父親と日本人の母親の間に生まれた木吹は、広島ユース加入後しばらくはFWなど攻撃的なポジションでプレーしていましたが、昨年6月にセンターバックにポジションを移すとU-17代表やU-18代表に選出され、今年3月には井上愛廉とともにプロ契約を締結していました。そしてユースではキャプテンとして高円宮杯プレミアリーグウエスト3位とJユース杯準優勝に貢献したものの、トップチームでの出場はACL2での1試合にとどまっていました。いわきFCは「日本のフィジカルスタンダードを変える」と言うコンセプトから身体作りに重点を置いた選手強化を進めていて、今季は初めてJ2での一桁順位を達成するなどチーム力も向上しています。木吹にはしっかりと身体を作り経験を積んで、大きく成長して戻ってきて欲しい、と思います。

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柏が甲府に移籍

今シーズン限りでの退団が決まっていた柏好文選手が、甲府に完全移籍することが決まりました。山梨県出身で甲府でプロのキャリアをスタートさせた柏にとっては、2013年以来12年ぶりの古巣への復帰で、甲府の公式サイトによると「みなさんと共に、J1へ昇格するために戻ってきました」とのこと。現在37歳と言うことで残りのサッカー人生は少ないかも知れませんが、これまでの経験を生かして、チームをJ1に引き上げて欲しいと思います。

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2024/12/28

大迫、加藤、川浪と契約更新

サンフレッチェは昨日、大迫敬介選手、加藤陸次樹選手、川浪吾郎選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると大迫は昨年オフの右手首の手術について「難しい判断だったが、手術を決断して良かった。終盤の良い状態を最初から出せるようにしたい」と語りました。また9ゴール6アシストだった加藤は「来年は2桁得点を達成して優勝に導く存在になる」と決意。川浪は「力のなさを痛感し、悔しいシーズンだった」と語っていたとのことです。

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2024/12/27

鮎川のレンタル延長

サンフレッチェは昨日、鮎川峻選手の大分への期限付き移籍期間の延長を発表しました。昨年7月に大分に期限付き移籍した鮎川は、その後14試合に出場して3ゴールを挙げて、ほぼレギュラーをつかんでレンタルを延長しました。しかし今季は怪我で出遅れた影響で、15試合出場3ゴールにとどまっていました。広島公式サイトによると今季広島に2度観戦に来たそうですが、そこで「やはりここで活躍したいという思い」を強くするとともに「今の自分の力では難しいのではないか」と思ったとのこと。来季は「まずは1年間通して試合に出続け」て、大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。

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山﨑大地と契約更新

サンフレッチェは昨日、山﨑大地選手との契約更新を発表しました。3月に右膝前十字靭帯を痛めて手術を受け、全治9〜10ヶ月と診断された山﨑はその後リハビリを続けてきましたが、ようやく復帰の目処が立ってきた様子。中国新聞によると「レベルアップしてキャンプから守備陣の競争に割って入りたい」と語っているそうです。

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2024/12/26

来季の開幕前スケジュール

プレスリリースと中国新聞によると、トップチームの来シーズンの開幕前スケジュールは次の通り。
1/8(水)       自主トレーニング(広島県内)
1/9(木)       トレーニング開始(広島県内)
1/10(金)      新加入選手記者会見
1/12(日)- 1/27(月)1次トレーニングキャンプ(トルコ国内)
1/29(水)- 2/7(金) 2次トレーニングキャンプ(宮崎県内)
 トルコキャンプは2年ぶりで、欧州各国のチームとの練習試合を通して体力強化と戦術の浸透を図るとのこと。来季は2/8のスーパーカップから4週間連続で週2試合の過密日程が続くだけに、どんなメンバーの組み合わせでも戦えるチームを作る必要がありそうです。

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田中雄大と契約更新

サンフレッチェは昨日、田中雄大選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると田中は「どんな状況でも、出番が来た時に備えて良い準備を続けたい」と語っていたとのこと。またクラブは「安定したセービングを磨き、GK陣の競争を高めて欲しい」と期待しているそうです。

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ジャーメインの獲得を発表

サンフレッチェは昨日、ジャーメイン良選手を磐田から完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると移籍金は5,000万円だとのことです。
 厚木市で生まれ、アメリカ人の父と日本人の母を持つジャーメインは、流経大柏高から流経大に進学。4年生だった2017年6月に仙台に加入が内定するとともに特別指定選手として登録されて、リーグ戦とルヴァン杯の3試合に出場しました。翌年から仙台で3年間でリーグ戦50試合に出場して6ゴールとそこそこの活躍を見せたもののブレイクとは行かず、2021年の横浜FCを経て2022年に磐田に移籍。磐田での1年目は29試合出場のうち途中出場が21試合で3ゴールにとどまりましたが、翌年から就任した横内監督の下でレギュラーを獲得し、リーグ戦31試合に出場して9ゴールを挙げて、J1復帰に貢献しました。そして今季はシーズン当初からゴールを量産し、第10節で早くも2桁ゴールに到達。5月に額の怪我で1ヶ月半の離脱を経験したものの、その後復帰してリーグ戦31試合出場で19得点と、日本人選手トップタイのゴールを挙げてJリーグの優秀選手にも選ばれています。日刊スポーツの記事によるとサンフレッチェは昨年に続いて2年連続のオファーだったそうで、今季のブレイク前から目をつけていたことが実った、と言って良いのではないでしょうか。広島公式サイトによると「心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで」来たとのこと。今年果たせなかった優勝のために、全力を尽くしてくれるに違いありません。

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2024/12/25

菅の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、菅大輝選手を札幌から完全移籍で獲得した、と発表しました。
 1998年に小樽市で生まれた菅は小学生年代から札幌のアカデミーに所属し、高校3年生の春にユース所属ながらトップチームに登録。J2の第6節町田戦で初出場。また第7節岡山戦に17歳6ヶ月30日で先発して、クラブ最年少記録を更新しました。そして2017年にトップ昇格すると、その後は毎年リーグ戦20試合以上に出場するなどレギュラーとして活躍。また年代別代表だけでなく2019年にはA代表にも選出されるなど、「札幌の顔」の選手の1人でした。しかし今季、札幌のJ2降格に伴う予算規模の縮小で最終節の前に契約満了を告げられたことから、本人のみならず札幌のファン・サポーターへも大きな衝撃を与えていました。左サイドを主戦場としつつもFWやストッパーもこなすユーティリティー性に加えて、「菅キャノン」と言われる左足(時には右足)の強烈なシュートが持ち味で、今シーズン限りで退団した柏の穴を埋める以上の存在になれるはず。サンフレッチェで切磋琢磨して、チームのタイトル獲得に貢献して欲しいと思います。

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2024/12/24

菅を獲得へ

中国新聞によると、札幌の元日本代表FW菅大輝選手を完全移籍で獲得することが明らかになった、とのことです。北海道小樽市出身の菅は2017年にユースからトップ昇格して、J1通算250試合に出場して13得点を挙げるなど札幌を象徴する選手の1人でしたが、チームのJ2降格の影響を受けて契約満了が発表されていました。菅には神戸など複数クラブが参戦して争奪戦となっていましたが、その中で広島を選んだとのこと。近く正式発表がされるとのことです。

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2024/12/23

皇后杯準々決勝神戸戦

昨日サンフレッチェビレッジ広島第一球技場で行われた皇后杯準々決勝INAC神戸レオネッサ戦は、前半3分の失点を取り返せず0-1で敗れ、2年連続の準決勝進出を逃しました。
 レジーナは大宮戦から中3日と言うことで、先発4人を入れ替えて以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   中村  市瀬   藤生
         (→呉屋67分)
       笠原(→小川73分)

立花   上野  瀧澤   古賀
(→塩田73分)  (→渡邊61分)
        李(→髙橋61分)

SUB:福元、松本、早間、柳瀬
 対する神戸は、GK:大熊、DF:守屋、土光、三宅、井手、MF:山本(→サンプソン87分)、ソルデヴィラ、成宮、FW:久保田(→桑原HT)、愛川(→モレラ81分)、スアレス(→高瀬56分)、と言うメンバーでした。試合が動いたのは前半2分。開始早々に与えたペナルティエリア角からのFKを、山本に強烈な弾道でゴールに突き刺されました。その後広島は体勢を立て直し、前からのプレスで点を取りに行きます。しかし神戸も流れるようなパス交換から広島守備陣を攻略しようとします。前半の広島のシュートは5本だったのに対して神戸は8本。どちらもチャンスは作ったものの失点シーン以外は広島守備陣が頑張って、0-1でハーフタイムを迎えました。後半は追いつきたい広島が攻勢に出て、何度も神戸陣内に迫ります。特に最後の交代カードを切った後半28分以降は一方的に攻め込み、また中盤での球際の争いにも負けずに何度もシュートチャンスを作ります。しかし神戸の身体を張ったディフェンスに最後までゴールを割れず、アディショナルタイム5分も無情に過ぎて終了のホイッスルとなりました。決勝まで進めばエディオンピースウイング広島で戦えただけに残念な敗戦となりましたが、この悔しさはぜひとも来週のWEリーグクラシエカップ決勝で晴らして欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
日本サッカー協会公式サイト
試合動画

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2024/12/22

レジェンドマッチ2024

昨日エディオンピースウイング広島で「サンフレッチェ広島レジェンドマッチ2024」が開催され、15,292人のファン・サポーターが詰めかけました。1992年のクラブ発足時のメンバーからV3に貢献した選手など45人が参加。紫色のユニフォームを着用した「TEAMピース」と、白色のユニフォームの「TEAMウイング」に分かれて戦いました。中国新聞によると「TEAMピース」のキックオフで開始した試合は前半7分に髙橋泰がファーストシュート。8分には「TEAMウイング」の久保竜彦が服部公太のクロスをジャンピングボレーを試みましたが空振りし、12分には「TEAMピース」の片野坂知宏がシュートを外し、その場で腕立て伏せしたそうです。そして前半17分、中盤でパスカットした笛真人がそのままドリブルで持ち上がってシュートを放ち、前川和也の手を弾いて先制点を決めました。
 対する「TEAMピース」は前半22分、右サイドでセットプレーのチャンスを掴むと、森崎浩司のFKのボールを森崎和幸がヘッドで叩き込んで同点に追いついて「ポイチ」の人文字を作って雰囲気を盛り上げました。その後「TEAMウイング」は36分にCKに笛真人がヘッドで合わせて勝ち越し、38分には久保竜彦がPKを決めます。そして前半45分には髙橋泰のシュートのこぼれを「TEAMピース」の山岸智が押し込んで、「TEAMウイング」の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半は23分に「TEAMウイング」の石原直樹が決定的なシュートを林卓人が片手で弾き出し、40分には柏木陽介のクロスに中島浩司がヘッドで合わせましたがクロスバー直撃。43分にはTEAMウイングの林がドリブルで攻め上がるなど各所で見せ場を作って、「TEAMウイング」の勝利で試合が終わりました。
 実行委員長を務めた森崎和幸氏は「今までOBが集まる機会がなかったが、新スタジアムのおかげで幸せな時間を過ごすことができた」と喜んでいたとのこと。またクラウドファンディングで資金を集めた大型送風機をクラブに贈呈した、とのことです。
ハイライト動画

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2024/12/21

ルヴァン杯の日程を発表

Jリーグは昨日、来年度のルヴァンカップの組み合わせと日程を発表しました。また国立競技場で開催されるカードも発表されました。それらを加えたサンフレッチェの来季の日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
備考
FFSC
2/8(土)
13:35
ヴィッセル神戸
国立競技場
ACL2 R16
2/12(水)
21:00
ナムディンFC
ティエンチュオン・スタジアム
J1-1
2/15(土) or 2/16(日)
町田ゼルビア
ACL2 R16
2/19(水)
19:00
ナムディンFC
広島サッカースタジアム
J1-2
2/22(土) or 2/23
横浜F・マリノス
J1-3
2/26(水)
清水エスパルス
J1-4
3/1(土) or 3/2(日)
横浜FC
ACL2 QF-1
3/4(火) or 3/5(水)
ACL2準々決勝1st leg
J1-5
3/8(土) or 3/9(日)
ヴィッセル神戸
7/2に変更の可能性あり
ACL2 QF-2
3/11(火) or 3/12(水)
ACL2準々決勝2nd leg
J1-6
3/15(土) or 3/16(日)
柏レイソル
J1-7
3/29(土) or 3/30(日)
京都サンガ
J1-8
4/2(水)
鹿島アントラーズ
J1-9
4/5(土) or 4/6(日)
セレッソ大阪
ACL2 SF-1
4/8(火) or 4/9(水)
ACL2準決勝1st leg
J1-10
4/12(土) or 4/13(日)
ファジアーノ岡山
ACL2 SF-2
4/15(火) or 4/16(水)
ACL2準決勝2nd leg
J1-11
4/19(土) or 4/20(日)
名古屋グランパス
J1-12
4/25(金) or 4/26(土)
浦和レッズ
J1-13
4/29(火・祝)
アルビレックス新潟
J1-14
5/3(土・祝)
アビスパ福岡
J1-15
5/6(火・休) or 5/7(水)
湘南ベルマーレ
J1-16
5/10(土) or 5/11(日)
ガンバ大阪
J1-17
5/17(土) or 5/18(日)
東京ヴェルディ
6/25(水)に変更の可能性あり
ACL2 F
5/17(土)
ACL2決勝
J1-18
5/25(日)
15:00
FC東京
国立競技場
J1-19
5/31(土) or 6/1(日)
川崎フロンターレ
LPO1
6/4(水)
ルヴァン杯プレーオフ1st leg
LPO2
6/8(日)
ルヴァン杯プレーオフ2nd leg
J1-20
6/14(土) or 6/15(日)
鹿島アントラーズ
J1-21
6/21(土)or 6/22(日)
横浜FC
J1-22
6/28(土)or 6/29(日)
名古屋グランパス
J1-23
7/5(土)
ファジアーノ岡山
J1-24
7/19(土)-21(月・祝)
アルビレックス新潟
J1-25
8/9(土)-8/11(月・祝)
清水エスパルス
J1-26
8/16(土)or 8/17(日)
ガンバ大阪
J1-27
8/23(土)or 8/24(日)
東京ヴェルディ
J1-28
8/30(土)or 8/31(日)
セレッソ大阪
LQF1
9/3(水)
ルヴァン杯準々決勝1st leg
LQF2
9/7(日)
ルヴァン杯準々決勝2nd leg
J1-29
9/13(土)-9/15(月・祝)
京都サンガ
J1-30
9/20(土)
ヴィッセル神戸
8/20に変更の可能性あり
J1-31
9/23(火・祝)
柏レイソル
J1-32
9/27(土)or 9/28(日)
アビスパ福岡
J1-33
10/4(土)or 10/5(日)
町田ゼルビア
LFS1
10/8(水)
ルヴァン杯準決勝1st leg
LSF2
10/12(日)
ルヴァン杯準決勝2nd leg
J1-34
10/18(土) or 10/19(日)
FC東京
J1-35
10/25(土)or 10/26(日)
横浜F・マリノス
J1-36
11/8(土)or 11/9(日)
浦和レッズ
J1-37
11/30(日)
川崎フロンターレ
J1-38
12/6(土)
湘南ベルマーレ

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細谷を愛媛にレンタル

プレスリリースによると、細谷航平選手が愛媛FCに期限付き移籍することになりました。サンフレッチェ広島ユースから法政大を経て昨年広島入りした細谷は、ルヴァン杯奈良戦、天皇杯下関戦、ACL2の東方戦とカヤFC戦の4試合に出場してA契約の基準はクリアしたものの、リーグ戦はメンバー入りも無しに終わっていました。愛媛へのレンタルはこれまでも高萩、森脇、川村らが経験し、いずれも成長して戻ってきています。細谷は大卒2年目で彼らよりは遅いレンタルとなりますが、多くの試合を経験することで成長して戻ってきて欲しいと思います。

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売上高78億円を達成

サンフレッチェは一昨日行われた「2024-25 SANFRECCE MEDIA FORUM」で、エディオンピースウイング広島開業1年目のデータを発表しました。それによるとスタジアム来場者は11月末時点でサッカー観戦者が624,942人、それ以外が558,317人。J1リーグの来場者は486,579人、WEリーグとカップ戦の来場者数は48,866人で、いずれもクラブの最多入場者数を更新しました。またサンフレッチェクラブ会員数は昨年比277%の約73,000人。クラブ売上見込みも約78億円で、昨年度の約42億円と比較して1.86倍の増加で、昨年のJ1各クラブの実績と比較すると浦和、川崎Fに次いでトップ3に入る数字となっています。今季はスタジアム開業に合わせた投資やチーム強化費の支出が多かったため赤字の予想もあったのですが、中国新聞によると「黒字も確保できる見込み」だとのこと。仙田社長は来季のJ1リーグ入場者数の50万人越えを目標に掲げるとともに、「中期的には100億円を目指したい」と語っていたそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト
Soccer King

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2024/12/20

来季のユニフォームを発表

サンフレッチェは昨日、来季のユニフォームを発表しました。ホームキットのデザインはタータンチェックで、1996-99シーズン以来26年ぶりとなります。またアウェイ用は白を基調としたシンプルなデザインで、襟のVネックは左右彼我衣装で、2色の異なるバイオレットを組み合わせています。販売は1月以降で、来月上旬に一次予約受付を始める予定だとのことです。



サンフレッチェ広島公式サイト

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塩谷と契約更新

サンフレッチェは昨日、塩谷司選手と来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると来季はチーム最年長になると言うことで「チームの守備を立て直し、来季もう一度優勝を目指して行く」と意気込んでいたとのこと。クラブも「ここ一番で絶対的な活躍をしてくれた。攻守でキーマンとなり、ベテランながら稼働率も高かった」と高く評価していたとのことです。

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2024/12/19

WEリーグ第7節大宮戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第7節大宮アルディージャVENTUS戦は、サンフレッチェ広島レジーナが4-0で快勝してリーグ戦で5試合ぶりの勝利を挙げるとともに連敗を2で止めました。
 レジーナは皇后杯の市原戦から先発8人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   中村  市瀬   藤生
     (→左山71分)
     小川  笠原(→瀧澤78分)

立花     柳瀬     松本
(→島袋65分)(→渡邊65分)
       上野(→髙橋65分)

SUB:藤田、李
 対する大宮は、GK:今村、DF:佐藤、乗松、五嶋、金平、MF:林、上田(→井上68分)、鈴木(→箕輪56分)、船木(→仲田56分)、FW:甲斐(→阪口56分)、平井、と言うメンバーでした。先制点は前半26分で、藤生のクロスを上野が戻し、これを松本が流し込みました。また前半43分には立花の仕掛けをDFに止められたものの、こぼれを上野が叩き込んで2点リードでハーフタイムを迎えました。後半は10分に立花の左足のクロスに逆サイドに走り込んだ柳瀬が右足を合わせてリードを広げます。35分には阪口のシュートを木稲がぎりぎりで防ぐと、後半39分、島袋のロングパスに相手GKが出てきたものの高いバウンドで裏に抜け、ここに走り込んだ髙橋が決めてダメを押しました。これでWEリーグは前半戦の11試合を終了。レジーナは6勝2分け3敗で勝ち点20の4位で、勝ち点25の東京、24の神戸、浦和の「3強」を追う形でウインターブレイクを迎えます。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2024/12/18

2026年のJリーグ特別大会

Jリーグは昨日の理事会で、2026年夏からの「秋春シーズン」移行前の半年間に「特別大会」を開催する、と発表しました。この大会はJ1の20チームとJ2・J3の40チームをそれぞれ地域別の10チームごとに分けた「地域リーグラウンド」として開催。地域ごとの順位を決定した後、同順位同士のホーム&アウェイによる「プレーオフラウンド」で最終順位を決定します。J1リーグの特別大会は優勝賞金1.5億円、2位が6,000万円、3位が3,000万円で、Jリーグ各カテゴリー間の昇格・降格はなし。またJ1優勝クラブにはACLEの出場権が与えられることから、2025シーズンのJ1の優勝と2位が2026/27シーズンのACLEに出場することになるそうです。

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ソティリウが退団

サンフレッチェは昨日、ピエロス・ソティリウ選出との契約満了を発表しました。
 キプロス・ニコシア出身のソティリウは、ブルガリア1部のPFCルドゴレツ・ラズグラドから2022年に広島入りすると、すぐに第26節G大阪戦に先発起用され、続くC大阪戦では試合終了間際に得点を決めて能力の高さを見せつけました。そして翌年は開幕からの12試合中10試合に出場して1ゴールを決めたものの、その後は怪我に悩まされてリーグ戦の出場は19試合。また今季はその経験を生かして十分な身体作りをしてシーズンに臨んだにも関わらず、2度の離脱があって25試合の出場にとどまっていました。ソティリウ、と言えば2022年のルヴァンカップの決勝で途中から出場し、後半アディショナルタイムにPKを決めて同点に追いつくと、45+10分にはCKのボールをボレーで決めてサンフレッチェに初のカップ戦のタイトルをもたらしたのが一番の思い出。フィジカルの強さと高いシュートセンスは間違いなく一流で、出てくれば必ず結果を出してくれる「仕事人」的な選手ではありましたが、しかし度重なる怪我による稼働率の低さは本人にとってもチームにとっても痛かった、と思います。プレスリリースにソティリウのコメントはありませんが、ゲキサカの記事などによるとInstagramに長文の日本語の惜別メッセージを公開しているとのこと。我々サポーターとしても、今後の彼の幸運を祈りたいと思います。

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2024/12/17

細谷とA契約締結

プレスリリースによると細谷航平選手が450分の出場時間を超えたため、プロA契約を締結することになりました。4/24に行われたルヴァン杯の奈良クラブ戦で初めて出場した細谷は、天皇杯の下関戦、ACL2のカヤFC戦と東方戦の合わせて6試合464分に出場していました。

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JFPAベストイレブンに大迫敬、佐々木、東

昨日、日本プロサッカー選手会(JPFA)が「極楽湯 presents 日本プロサッカー選手会(JPFA)アワード2024」を発表し、ベストイレブンに大迫、佐々木、東の3人が選出されました。今回選出されたのは次のメンバー。
【GK】大迫敬(広島)
【DF】中谷(G大阪)、山川(神戸)、佐々木(広島)
【MF】扇原、井手口(神戸)、東(広島)
【FW】鈴木(鹿島)、山田(川崎F)、大迫勇、武藤(神戸)
 またMVPには武藤(神戸)が選ばれました。

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2024/12/16

ジャーメイン獲得へ

中国新聞によると、磐田のFWジャーメイン良選手を完全移籍で獲得することが明らかになった、とのことです。ジャーメインはスピードとフィジカルが武器で、今シーズンはJ1リーグ3位タイの19ゴールを挙げています。今季の広島は大橋の移籍が優勝を逃した原因の一つとなっていただけに、待望の「点取り屋」の獲得だと言えるでしょう。

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エゼキエウが退団

サンフレッチェは昨日、エゼキエウ選手との契約満了を発表しました。
 1998年生まれのエゼキエウは2017年にボタフォゴでトップチームデビューを果たし、スポルチ・レシフェとクルゼイロへのレンタルを経て2020年に広島入りしました。そして初年度はコロナ禍によって精神的に厳しくなり15試合出場にとどまったものの、2021年にはリーグ戦34試合に出場して4ゴールを挙げる活躍で、レギュラーを確保したかに見えました。しかし翌年は怪我の影響もあって出場は9試合。また今季もリーグ戦9試合、カップ戦1試合、天皇杯1試合の出場にとどまって、9月に右股間接の治療のためブラジルに帰国していました。
 エゼキエウと言えば2022年の天皇杯決勝で後半から出場し、股抜きのスルーパスで川村の同点ゴールをアシストしたものの、その直後に負傷してしまい、交代枠も使い切っていたため足を引きずりながら後半終了までプレーした、と言うシーンが思い出に残っています。「稲妻」と呼ばれたドリブルとスピードは才能を感じさせたものの、度重なる怪我に泣かされたエゼキエウ。今後どうするかは不明ですが、できればもう一度怪我に強い身体を作って、その才能を開花させて欲しいと思います。

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2024/12/15

ドウグラス・ヴィエイラが退団

サンフレッチェは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ選手との契約満了を発表しました。
 2016年に東京Vに加入したドウグラス・ヴィエイラは、翌年には18ゴール、2018年にも13ゴールを量産してエースとして活躍しました。そして2019年に広島に移籍。1年目は25試合に出場して7ゴール、2年目は31試合に出場して8ゴールを挙げるなど、度重なる怪我に悩まされながらもコンスタントにゴールを挙げて来ました。特に昨年は8ゴール全てが途中出場でゲットしたもので、ゲームの流れを変える切り札として存在感を見せていました。今季のリーグ戦での先発は3試合にとどまったものの、途中出場を含めれば20試合に出場。またルヴァンカップは4試合、天皇杯では4試合に出場して3ゴールを挙げて、貴重な戦力となっていましたが、11月末に左膝の治療のためにブラジルに帰国していました。189cmの長身を生かしたポストプレーと足下の柔らかさ、そして高いシュート技術でチームへの貢献度は非常に高かったのですが、しかし37歳と言う年齢と怪我の影響もあってか無理が利かなくなって来ていた、と言う印象で、ここで契約満了になるのも仕方がないように思います。ドウグラス・ヴィエイラは「サンフレッチェ広島、本当にありがとうございました!心からの感謝を込めて、ビッグハグを! 」との言葉を残していますが、我々サポーターからもビッグハグを贈りたいと思います。

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皇后杯5回戦VONDS市原戦

昨日、兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場で行われた「皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会」の5回戦で、サンフレッチェ広島レジーナはVONDS市原FCレディースに延長アディショナルタイムのゴールで勝ち、準々決勝に進出しました。
 レジーナは浦和戦からメンバーを半分入れ替えて、たぶん以下の布陣で戦いました。
         木稲

島袋     呉屋  市瀬     藤生(→塩田62分)
(→中嶋99分)(→中村楓89分)
       森   渡邊(→上野99分)
       (→笠原62分)
古賀       瀧澤       早間(→吉野83分)

         髙橋(→李62分)

SUB:福元、立花、吉野
 対する市原は、GK:中村未、DF:岡田(→崎山EX→今井113分)、大河内、松崎、村上、MF:櫻庭(→櫻庭80分)、井上眞(→井上寧74分)、佐藤、FW:西山(→小林80分)、大坪(→城倉54分)、上田、と言うメンバーでした。先制点は広島で、前半10分にスローインから古賀のクロスを髙橋がつなぎ、飛び込んできた森がオウンゴールを誘いました。続いて26分には瀧澤のパスから呉屋のクロスをGKが弾いたこぼれを髙橋が押し込みました。しかし後半3分にセットプレーの流れから1点を返され、後半38分に追いつかれて延長に突入します。そして延長後半のアディショナルタイムに中嶋のパスから李のパスを上野が決めて勝ち越し、浦和戦に続いて2試合連続の土壇場のゴールで勝利を収めました。皇后杯準々決勝は12/22の午後2時からで、会場はサンフレッチェビレッジ広島第一球技場で、INAC神戸レオネッサとの対戦です。

サンフレッチェ広島公式サイト
日本サッカー協会公式サイト

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中島がU-19日本代表候補を辞退

U-19日本代表候補に選出されていた中島洋太朗選手は、体調不良のため代表参加を辞退することになりました。

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2024/12/14

来季の日程

Jリーグは昨日、来季のリーグ戦の日程を発表しました。またAFCはACL2のラウンド16の日程と会場を発表しました。これらを合わせたサンフレッチェの4月までの日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
備考
FFSC
2/8(土)
13:35
ヴィッセル神戸
国立競技場
ACL2 R16
2/12(水)
21:00
ナムディンFC
ティエンチュオン・スタジアム
J1-1
2/15(土) or 2/16(日)
町田ゼルビア
ACL2 R16
2/19(水)
19:00
ナムディンFC
広島サッカースタジアム
J1-2
2/22(土) or 2/23
横浜F・マリノス
J1-3
2/26(水)
清水エスパルス
J1-4
3/1(土) or 3/2(日)
横浜FC
ACL2 QF-1
3/4(火) or 3/5(水)
ACL2準々決勝1st leg
J1-5
3/8(土) or 3/9(日)
ヴィッセル神戸
7/2に変更の可能性あり
ACL2 QF-2
3/11(火) or 3/12(水)
ACL2準々決勝2nd leg
J1-6
3/15(土) or 3/16(日)
柏レイソル
J1-7
3/29(土) or 3/30(日)
京都サンガ
J1-8
4/2(水)
鹿島アントラーズ
J1-9
4/5(土) or 4/6(日)
セレッソ大阪
ACL2 SF-1
4/8(火) or 4/9(水)
ACL2準決勝1st leg
J1-10
4/12(土) or 4/13(日)
ファジアーノ岡山
ACL2 SF-2
4/15(火) or 4/16(水)
ACL2準決勝2nd leg
J1-11
4/19(土) or 4/20(日)
名古屋グランパス
J1-12
4/25(金) or 4/26(土)
浦和レッズ
J1-13
4/29(火・祝)
アルビレックス新潟

 何と2/8から3/1まで3週間で7試合を戦う過密日程が続く(ACL2を勝ち上がれば更に続く)と言う過酷な日程となっています。今季も後半は過密日程に苦しめられただけに、来季は今年以上に選手層を厚くして戦う必要がありそうです。

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U-19日本代表候補に中島と井上

日本サッカー協会は昨日トレーニングキャンプを行うU-19日本代表候補を発表し、広島から中島と井上が選ばれました。また広島ユース出身の中川も選ばれました。今回選出されたのは次の29人。
【GK】中村(東京V)、小林(FC東京)、後藤(FC東京U-18)、荒木(G大阪ユース)
【DF】桒原(明治大)、鈴木(國學院大)、塩川(流経大)、市原(大宮)、
    梅木(今治)、本間(横浜FM)、喜多(京都)、土屋(川崎FU-18)
    本多(湘南U-18)
【MF】行友(愛媛)、大関(福島)、平賀(京都)、保田(大分)、
    小倉(法政大)、齋藤(水戸)、中川(流経大)、石井(湘南)、
    末永(山口)、中島(広島)、佐藤(FC東京)、嶋本(大津高)
【FW】神田(川崎F)、井上(広島)、徳田(鹿島)、高岡(日章学園高)
 先月のメキシコ遠征のメンバーから池田(筑波大)、髙橋(C大阪)、布施(日大藤沢高)、堺屋(鳥栖)、花城(シュツットガルト)、貴田(アルヘンティノス・ジュニアーズ)と追加招集だったシュミット(ザンクトパウリU19)が外れ、小林、桒原、鈴木、梅木、本間、本多、行友、大関、末永、嶋本、徳田、高岡が選ばれてします。このメンバーは来週月曜日から高円宮記念JFA夢フィールドでキャンプを行い、最終日の12/19に流経大とトレーニングマッチを行います。

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有馬コーチが町田へ

プレスリリースによると、有馬賢二ヘッドコーチが町田のコーチに就任することになりました。2003年にFC東京の下部組織で指導者としてのキャリアをスタートした有馬氏は、2019-2021に岡山の監督を務めた後に広島のトップチームのコーチに就任し、スキッベ監督の下でチームを指導してきました。町田はヘッドコーチを務めていた金明輝氏が福岡の監督に就任したことから、後任として有馬コーチに白羽の矢が立ったものと思われます。

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土肥航大との契約満了を発表

サンフレッチェは昨日、今治にレンタル中だった土肥航大選手との契約満了を発表しました。大阪府出身の土肥はサンフレッチェ広島ユースから2019年にトップ昇格。初年度は出場機会がなかったものの、2年目はリーグ戦13試合、カップ戦1試合に出場してポテンシャルの高さを示しました。しかし3年目はリーグ戦6試合の出場にとどまると2022年に水戸に期限付き移籍。26試合に出場して2ゴールを挙げるなどレギュラーとして活躍しました。翌2023年には甲府に期限付き移籍したもののなかなか出場機会をつかめず、3試合に出場しただけで7月に今治に移籍。終盤の2試合を除く全試合に出場して、チームの4位躍進に貢献しました。そして今季は栃木でシーズンをスタートしたものの2試合の出場にとどまり8月に再び今治に移籍。ところがそこでも3試合の出場に終わってレンタル終了となっていました。

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2024/12/13

薄井と土肥がトライアウトに参加

各クラブを契約満了となった選手たちが新たな活躍の場を求めてアピールする「JPFAトライアウト」が一昨日から昨日にかけてカンセキスタジアムとちぎで行われ、93人が参加しました。Qolyの記事によると、2日目には先日退団が発表された薄井覇人選手と今治にレンタル中だった土肥航大選手が参加していたとのこと。土肥は広島からの発表はされていませんが、今季栃木で2試合、今治で3試合の出場にとどまったことから、契約解除が決まっていたものと思われます。

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ACL2のノックアウトラウンド組み合わせ

AFCは昨日ACL2のノックアウトラウンドの組み合わせ抽選会を行い、サンフレッチェのラウンド16の対戦相手がベトナムのナムディンFCに決まりました。試合は2/12か13にアウェイ、2/19か20にホームで行われる予定で、2/8にスーパーカップを戦い、2/14-15にJリーグ開幕戦を戦うサンフレッチェは、いきなり過密日程からのスタートとなります。中国新聞によると、東地区の組み合わせは次の通り。
ナムディン(ベトナム)──┐
             ├─┐
広島(日本)───────┘ │
               ├─┐
ムアントンU(タイ)───┐ │ │
             ├─┘ │
ライオンC(シンガポール)┘   │
                 ├─
ポート(タイ)──────┐   │
             ├─┐ │
全北現代(韓国)─────┘ │ │
               ├─┘
シドニー(豪州)─────┐ │
             ├─┘
バンコクU(タイ)────┘
 ACL2の決勝は5/17で、会場は東地区のホームスタジアムとなります。

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2024/12/12

高円宮杯PLウエスト第22節東福岡高戦

週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの最終節で、サンフレッチェ広島ユースは東福岡高と1-1で引き分け3位でフィニッシュしました。この日の広島ユースのメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本、桝谷、井上証、小林、野口(→大上免64分)、FW:井上愛、宗田(→原64分)。前半12分に相手FWに先制点を許しましたが、後半35分に木吹のパスを井上愛が右足で決めて同点に追いつき、そのまま勝ち点1ずつを分け合いました。第22節の全結果と順位表は次の通り。
【第22節】
静岡学園高  2-2 神村学園高
神戸U-18   0-3 名古屋U-18
岡山U-18   2-0 鳥栖U-18
東福岡高   1-1 広島ユース
大津高    3-0 米子北高
鹿児島城西高 2-3 帝京長岡高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     55    22   18   1   3   +45
2 神戸U-18    48    22   15   3   4   +20
3 広島ユース   40    22   12   4   6   +31
4 名古屋U-18   40    22   12   4   5   +19
5 神村学園高   37    22   11   4   7    +7
6 鳥栖U-18    35    22   11   2   9    +5
7 帝京長岡高   30    22    9   3  10   -11
8 東福岡高    26    22    6   8   8    -3
9 静岡学園高   24    22    6   6  10   -11
10 岡山U-18    22    22    6   4  12   -17
11 米子北高    10    22    3   1  18   -40
12 鹿児島城西高  7    22    1   4  17   -45

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2024/12/11

スキッベ監督の総括会見

スキッベ監督は昨日エディオンピースウイング広島で、シーズン総括会見を行いました。それによると最初には「夏に川村・大橋・野津田を失ったこと。日程面での難しさもあってルヴァン杯と天皇杯を失ったこと」を一番大きな出来事として挙げました。「今年全体で見る限りでは良いとこも悪い時もあった」と語っていますが、やはり主力3人を失った状態で夏を迎えたこと、アルスラン、川辺、パシエンシアの獲得で盛り返したものの、終盤はACL2との兼ね合いで厳しい日程となり「チーム全体で疲労が広がっていた」と語り、2位に入った達成感よりも悔しさを滲ませた会見となりました。来季はACL2で決勝まで勝ち進めば広島での開催になるそうで、決勝に進出すること、そしてACL2でのタイトルを取ることを目標に掲げました。

広島公式サイト

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大迫と佐々木がベストイレブン

昨日「2024 J.LEAGUE AWARDS」が開催され、大迫敬介、佐々木翔の両選手がベストイレブンに選出されました。それによると、今季のベストイレブンは次の通り。
【GK】大迫敬(広島)
【DF】濃野(鹿島)、中谷(G大阪)、トゥーレル(神戸)、佐々木(広島)
【MF】マテウス・サヴィオ(柏)、知念(鹿島)、宇佐美(G大阪)
【FW】武藤、大迫勇(神戸)、アンデルソン・ロペス(横浜FM)
 なおゲキサカの記事によると大迫敬の得票数は153票で、MVPに選ばれた武藤の166票に次いで2番目に多かったとのこと。一方中野は91票で、濃野とは4票差で受賞を逃しました。

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薄井が退団

プレスリリースによると、松本山雅から期限付き移籍していた薄井覇人選手が退団することになりました。薄井は1年間の在籍中に公式戦の出場はなく、シュツットガルト戦での7分間のプレーにとどまりました。

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2024/12/10

来季のスーパーカップ

Jリーグは昨日、「FUJIFILM SUPER CUP 2025」の開催要項を発表しました。今シーズンは神戸がJ1リーグと天皇杯の2冠を達成したため、スーパーカップで対戦するのはリーグ2位の広島。会場は国立競技場で、2/8(土)の13:35キックオフとなります。カップ戦決勝の勝率が低い広島ですが、スーパーカップには4回出場して4回とも勝っています。来シーズンの最初の公式戦を勝利して、幸先良いスタートを切りたいものです。

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久保雅義氏が社長に就任

サンフレッチェは昨日、代表取締役社長に久保雅義氏が就任する、と発表しました。久保氏は久保允誉会長の長男で、聖学院大卒業後にオフィス・デポ・ジャパンを経て2012年にサンフレッチェ広島に入社。企画広報部長、営業部長、レジーナ事業本部長などを歴任して今年の2月から副社長を務めていました。なお、5年にわたって社長を務めてきた仙田信吾氏は引き続きクラブに残る、とのことです。

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優秀監督賞にスキッベ監督を、優秀選手賞に6人選出

Jリーグは昨日、今シーズンの各賞を発表しました。それによると優秀監督賞はスキッベ監督で、2022年に続いて2年ぶり2度目の受賞となります。また「フェアプレー賞」にサンフレッチェ広島、セレッソ大阪、鹿島アントラーズの3クラブ(その中で、C大阪はフェアプレー賞高円宮杯を受賞)、フェアプレー個人賞には大迫敬介選手がキム・ジンヒョン選手(C大阪)と安西幸輝(鹿島)両選手とともに選ばれました。そしてMVPとベストイレブンの候補となる優秀選手賞には、大迫敬、荒木、佐々木、中野、東、松本泰の6人が選出されています。今回優秀選手賞に選ばれたのは次の34人。
【GK】谷(町田)、ランゲラック(名古屋)、一森(G大阪)、前川(神戸)、
    大迫敬(広島)
【DF】濃野(鹿島)、昌子(町田)、高井(川崎F)、中谷(G大阪)、
    酒井、トゥーレル、山川(神戸)、荒木、佐々木、中野(広島)、
【MF】マテウス・サヴィオ(柏)、脇坂(川崎F)、田中(湘南)、
    井手口、扇原(神戸)、東、松本泰(広島)
【FW】鈴木、知念(鹿島)、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス(横浜FM)、
    山田(川崎F)、ジャーメイン(磐田)、ウェルトン、宇佐美(G大阪)、
    レオ・セアラ(C大阪)、大迫勇、宮代、武藤(神戸)
 「2024Jリーグアウォーズ」は、明日の午後6時20分から横浜アリーナで開催されます。

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WEリーグ杯準決勝浦和戦

一昨日PEACE STADIUM Connected by SoftBankで行われたWEクラシエカップの準決勝で、サンフレッチェ広島レジーナは延長の末三菱重工浦和レッズレディースを下して、2年連続決勝進出を決めました。
 レジーナはリーグ戦からメンバーを入れ替えて、たぶん以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   市瀬  中村   藤生

       笠原(→呉屋64分)

立花     瀧澤   松本(→柳瀬58分)
(→小川58分→渡邊99分))
     上野  中嶋(→李105+3分)
     (→髙橋美105+3分)

SUB:福元、早間、島袋
 対する浦和は、GK:池田、DF:遠藤、石川、後藤、栗島(→高塚107分)、MF:柴田、角田(→岡村102分)、島田(→丹野107分)、塩越、伊藤(→藤崎80分)、FW:髙橋は、と言うメンバーでした。先制点は前半23分、左サイドを突破した松本のパスを中嶋が受けると、ドリブルからニアサイドにシュートを突き刺しました。続いて36分には上野がGKからボールを奪うとそのままゴールに流し込んで、レジーナの2点リードで前半を終えました。しかし後半になると浦和に攻め込まれ、8分のミドルは木稲が触ってバーに当ったものの、ここに走り込んだ髙橋はなに押し込まれてしまいます。その後も一方的に攻められながらも凌いでいましたが、34分に髙橋はなのヒールから塩越のシュートのこぼれを髙橋はなに決められて同点に追いつかれました。延長は一進一退の攻防となりましたが延長後半14分、渡邊のCKを呉屋が落とし、これを髙橋美夕紀が身体ごと押し込んでついに勝ち越し。攻められる時間が長い苦しい試合でしたが、チーム全員で心を一つにして決勝進出を勝ち取りました。決勝は12/29の午後1時から、国立競技場でINAC神戸レオネッサと対戦します。

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WEリーグ公式サイト
試合動画
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2024/12/09

第38節G大阪戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ今季最終戦は、G大阪に1-2で敗れて2位でのフィニッシュとなりました。
 札幌戦からFWを入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  川辺(→中島60分)

中野              東(→柏78分)
(→越道90分)
   加藤   アルスラン(→満田78分)

      ソティリウ(→パシエンシア60分)

SUB:川浪、青山
 対するG大阪は、GK:一森、DF:福岡、半田、黒川、中谷、MF:山田(→美藤78分)、鈴木(→岸本90分)、山下(→福田73分)、ダワン、ウェルトン(→ファン・アラーノ78分)、FW:坂本(→ジェバリ90分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島が攻め込みましたが、G大阪もウェルトンのドリブルからチャンスを作ります。11分のウェルトンのクロスは荒木がぎりぎりでクリアしたものの、その1分後にCKの流れからウェルトンのクロスを坂本に決められ、先制点を許してしまいました。
 広島もその直後に加藤が決定機を作りましたがDFがブロック。19分には高い位置で奪った松本泰のパスをアルスランが打ちましたが枠外に外れ、20分にも相手陣内でパスカットしたアルスランがフリーでシュートしましたが一森にセーブされてしまいます。また21分のFKのこぼれを拾った佐々木のシュートもわずかに上に外れます。同点を狙って攻め込む広島。しかしG大阪は一森を中心とした堅い守備でゴールを割らせてくれません。前半42分には塩谷が左足で狙いましたが枠外。43分の佐々木の決定的なヘッドも一森に弾かれます。アディショナルタイムにはCKの流れから塩谷が打ちましたが枠を捉えることができず、ガンバの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりも広島が攻め込み、2分にはCKから川辺と荒木がシュートしましたがDFがブロック。8分にはアルスランのパスから東がシュートしましたがこれも枠外に外れます。中島とパシエンシアを投入してゴールをこじ開けようとする広島。19分のアルスランのシュートはDFに当ってコースが変わったところに加藤が飛び込みましたが触れず、21分には荒木のクロスに松本泰が飛び込みましたが枠を捉えることができません。そしてこの日最大のチャンスは後半24分。左からの東のクロスをDFラインの裏で受けた加藤が胸トラップから反転してシュートしてゴールネットに突き刺します。しかしVARの介入の結果ジャッジはノーゴール。パシエンシアはオフサイドラインから出ていたもののプレーに関与しておらず、加藤は明らかにオンサイドだったにも関わらず無情のジャッジで同点ゴールが取り消されてしまいました。
 何とか追いつきたい広島は、満田と柏を入れて更に前掛かりに攻めます。しかし後半34分にFKの折り返しを中谷に押し込まれて2点目を奪われ、43分にはパス交換から坂本に決められてリードを3点に広げられます。広島は後半アディショナルタイムに柏のクロスを加藤が押し込んで一矢報いましたが反撃はそこまで。今季の最終戦は悔しい敗戦に終わってしまいました。
 この試合の広島は決して内容が悪かったわけではなかったと思います。実際、シュート数はガンバの12本を上回る19本。ゴール期待値も2.117で、チャンスビルディングポイントの攻撃もほぼ今季の平均と同じ15.23となっていました。ただ試合を通して感じたのは相手の寄せの速さと球際の厳しさで、いつもよりもパスが引っかかるシーンが多かったように思います。後半24分の加藤のゴールが取り消されなければ(実際、家本政明氏は「ノーファウルの可能性が極めて高い」と書いています)、広島が勝っていた可能性もあったと思います。いずれにせよJ1の上位を争う2チームが今季の集大成として全力でぶつかった結果、ガンバがわずかに上回ったゲームだった、と言って良いのではないでしょうか。
 今節は神戸が勝って2連覇を達成した一方で町田が敗れ、勝ち点68の広島は2位でシーズンを終えることになりました。過去2シーズンは3位でしたが首位との勝ち点差はいずれも13。それに対して今季の首位との勝ち点差は3で、明らかにレベルアップしたと言って良いでしょう。今シーズンの優勝を逃したのは痛恨でしたが、しかし優勝にあと一歩まで迫ったのは事実。スキッベ監督の3年目は、チームとして大きく成長した1年だったと言って間違いありません。来季はシーズン前半にACL2での優勝を目指し、後半はACLEへの参戦が決まっているサンフレッチェ。今季以上に厳しい戦いが予想されるだけに、より一層レベルアップして、次こそはリーグ優勝を勝ち取って欲しいと思います。

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2024/12/08

今日のG大阪戦

中国新聞によるとスキッベ監督は、「長いシーズンの最後だから、できる限りの全てを出し切ろう」と穏やかな表情で約1時間の練習を見守っていたそうです。優勝は神戸が勝たないことが前提条件ですが、それを気にしても仕方がないところ。まずは目の前の試合に全力で勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で、午後2時キックオフ。試合中継はNHK-BSとDAZNとなっています。また、エディオンピースウイング広島ではパブリックビューイングを開催しますので、お近くの方はぜひお越しください。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/12/07

G大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ最終節。サンフレッチェはアウェイでガンバ大阪と対戦します。
 ポヤトス監督の2年目を迎えたG大阪は、残留争いを強いられた昨年から一転して上位をキープし、第23節には2位に上がっていました。しかしその後は9試合勝ち無しが続いて優勝争いから脱落。また天皇杯も決勝で涙をのんでいます。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
天QF ○2-1 広島  【G】山田、岸本、【広】加藤
30H ●0-1 浦和  【浦】関根
31A △2-2 京都  【G】山田、中谷、【京】ラファエル・エリアス2
32H △1-1 東京V 【G】ダワン、【V】森田
29A ●0-1 C大阪 【C】西尾
33H ○2-1 札幌  【G】白井、【札】宇佐美2
34A △1-1 川崎F 【G】ウェルトン、【川】小林
35H ○3-2 名古屋 【G】坂本2、福田、【名】ハ・チャンレ、倍井
天SF ○3-2 横浜FM 【G】山田、中谷、坂本、【横】ヤン・マテウス、松原
36A ○4-3 磐田  【G】半田、山下、宇佐美、坂本、【磐】渡邉、上原、鈴木
天F ●0-1 神戸  【神】宮代
37A ○1-0 新潟  【G】山田
 前節は序盤からペースを握ると前半18分に先制。その後は新潟の反撃を受けましたが、GK一森を中心に集中した守備ではね返してリーグ戦3連勝を飾っています。3位町田との勝ち点差は3ながら得失点差が開いているため上回れる可能性はほぼありませんが、ただ5位の鹿島との勝ち点差が1なので4位キープのためには勝利が欲しいところ。ACL2出場権獲得の可能性を残すためにも、ホーム最終戦を勝利で飾ろうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、札幌戦のメンバーを基本に戦う可能性が高いと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰

中野              東

   加藤    アルスラン

      ソティリウ

SUB:川浪、越道、青山、中島、満田、マルコスJ、パシエンシア
 優勝のためには神戸が引き分け以下に終わる可能性がありますが、それは運次第。その運を引き寄せるためには、まずは勝利するしかありません。明日は選手、スタッフだけでなく全広島の力を結集して、優勝を勝ち取りたいものです。

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2024/12/06

ACL2 MD6東方戦

昨日ホームで行われたACL2のグループステージ最終戦は、広島が逆転で東方を下し、青山と柏のホーム最終戦を勝利で飾りました。
 スキッベ監督は札幌戦から先発9人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  松本大  細谷  志知

     青山  中島(→川辺74分)
    (→塩谷84分)
越道              柏
(→茶島68分)
   満田    マルコスJ
   (→アルスラン74分)
     パシエンシア(→ソティリウ68分)

SUB:川浪、荒木、中野、佐々木、松本泰、東、加藤
 対する東方は、GK:イェ・ホンファイ、DF:カラム・ホール、タミルラン・コズバエフ、アレクサンダー・ジョジョ、ダニエル・アルマザン、ファン・ズーハオ(→ファン・ハオジュンアンソン64分)、MF:ユー・ザイエン(→ビクトル・ベルトメウHT)、リャン・ジェンバン(→マー・シーウェイ81分)、ウー・ユーシー(→リャン・グアンツォン57分)、リン・イェンティン(→フェリペ・サ57分)、FW:ノア・バッフォー、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出る広島。対する東方もボールをつないで戦いを挑んできます。そして前半9分、左サイドを抜け出したウー・ユーシーが細谷をかわして左足を振り抜くと、これがポストに当たってゴールに飛び込み先制点を許してしまいました。
 東方戦は2試合連続で先制された広島。しかしその後は落ち着いて反撃に出ます。10分には青山のパスで抜け出した柏が決定的なシュートを放ちましたが枠外。13分には満田がミドルレンジから狙いましたが枠外に外れ、志知のミドルも枠を捉えることができません。東方も追加点を狙いに来て、前半23分には右からのパスを受けたウー・ユーシーがシュートしましたがDFがブロック。続くCKからのアルマザンのヘッドは大迫がキャッチし、25分のジョジョのミドルは枠外に外れます。その後は再び広島がペースを握り、29分には青山がミドルを打ちましたが惜しくも枠を外します。30分の中島のミドルはブロックされ、志知のミドルも枠外。32分の満田のシュートも枠外に外れます。そして前半35分、志知のミドルはGKが弾いたものの、こぼれ球に反応した青山が左足で突き刺して同点に追いつきました。
 これで勢いのついた広島は、その後も次々とチャンスを作ります。前半40分には志知が打ちましたが枠外。42分には相手陣陣内でのつなぎからパシエンシアがシュートしましたがGKにキャッチされます。また45+1分には越道が鋭いシュートを放ったもののわずかに枠を外れて、ハーフタイムを迎えました。
 後半から2トップに変えてきた東方は、後半6分に速攻からベルトメウが抜け出しましたが松本大が素晴らしいカバーを見せます。対する広島は後半7分、青山のパスでフリーになった越道のクロスをパシエンシアがヘッドで叩き込んで逆転に成功します。更に後半11分、右に駆け上がった松本大が満田のパスを折り返すと、中央に走り込んだ中島がダイレクトに決めて追加点を奪いました。
 諦めずに反撃を試みる東方は、後半19分にバッフォーがDFラインの裏に抜け出してゴールネットを揺らしましたがオフサイドで取り消されます。その後は再び広島がペースを握って、22分には青山のパスを受けた満田がペナルティエリア内からシュートしましたがGKに防がれ、こぼれをパシエンシアが打ちましたが惜しくも枠外に外れます。そして後半27分、満田のパスを受けたソティリウがコンパクトな振りでゴールを決めてリードを3点に広げました。
 終盤は選手を交代しながら更に追加点を狙いに行く広島。34分にはアルスランがループで狙いましたが惜しくもサイドネットに行き、36分には茶島のクロスをアルスランがゴール正面で受けましたが空振り。41分にはソティリウのパスを受けた茶島がフリーで打ちましたが枠外に外れ。43分にはアルスランのパスでDFラインの裏に柏が抜け出しましたがGKに当ててしまいます。更に45+2分にも茶島が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れ、4-1のままで試合を終えました。
 青山と柏のホーム最後の試合と言うことで、平日5時のキックオフだったにも関わらず1万人近い観客が訪れました。その中でプレーした青山は、まさに往年の姿を彷彿とさせるもの。豊富な運動量でピッチのあらゆるところに顔を出し、また何度も鋭いパスやロングキックで攻撃のタクトを振るいました。そして得点シーンではこぼれ球に素早く反応しただけでなく、GKの位置と動きを確認してゴールに突き刺しました。ここ数年は出場機会が減少し精神的には苦しかったのではないかとは思いますが、それでもしっかりと準備してきたことが良く分かるプレーぶりだったと思います。左サイドで躍動し惜しいシーンも作った柏と共に、ベテラン選手としてあるべき姿を表現していた、と言って良いのではないでしょうか。
 この試合の結果、サンフレッチェはACL2のグループステージを5勝1分けでフィニッシュしました。2位のシドニーFCとの勝ち点差は4。また他のグループと比べても最多の勝ち点を稼いで、Jリーグクラブの強さをアジアの中で示すことができた、と思います。16クラブが戦うノックアウトラウンドの東地区のポット1は、広島、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)、バンコク・ユナイテッド(タイ)、全北現代(韓国)の4クラブ。ポット2はシドニーFC(オーストラリア)、ポートFC(タイ)、ナム・ディンSC(ベトナム)、ムアントン・ユナイテッド(タイ)の4クラブで、ラウンド16はおそらくシドニーFC以外のポット2のクラブと対戦することになると思います。抽選会は12/12にクアラルンプールで行われる、とのことです。

広島公式サイト
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ゲキサカ  戦評  青山惜別ゴール
スポナビ
日刊スポーツ  スコア詳細  青山
サッカーダイジェストWeb  戦評  魂の同点弾にファン喝采
Soccer King

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2024/12/05

高円宮杯PLウエスト第12節帝京長岡高戦

昨日、悪天候のために延期されていた高円宮杯プレミアリーグウエストの第12節が行われ、サンフレッチェ広島ユースは帝京長岡高を6-0で下し、再び3位に上がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本、桝谷(→髙橋65分)、井上証(→大上免65分)、小林(→青井87分)、原(→長沼70分)、野口(→太田70分)、FW:宗田。得点は前半26分に原、31分に木吹、45分にOG、後半5分と10分に宗田、22分に髙橋でした。
【第12節】
帝京長岡高 0-6 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     52    21   17   1   3   +42
2 神戸U-18    48    21   15   3   3   +23
3 広島ユース   39    21   12   3   6   +31
4 名古屋U-18   37    21   11   4   5   +16
5 神村学園高   36    21   11   3   7    +7
6 鳥栖U-18    35    21   11   2   8    +7
7 帝京長岡高   27    21    8   3   9   -12
8 東福岡高    25    21    6   7   8    -3
9 静岡学園高   20    21    5   5   9   -12
10 岡山U-18    17    21    5   4  12   -19
11 米子北高    10    21    3   1  17   -37
12 鹿児島城西高  7    21    1   4  16   -44

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今日の東方戦

Soccer Kingの記事によるとスキッベ監督は前日会見で「札幌戦とは違うメンバーになると考えています。ただ、そのチームは決して弱いわけではなく、十分に自信を持って出せるメンバーで挑もうと思いますし、明日の試合に向けてしっかりフォーカスしていきたいです」と語っていたそうです。またキャプテンマークを巻いて出場することが濃厚な青山は「最後に僕のホームでファンのみんなと選手と僕の家族と一緒に迎えられることがどれだけ幸せかをピッチで表現して終わりたい」と語っていたとのこと。誰が出場することになってもサンフレッチェらしいサッカーで戦って、青山と柏の花道を飾って欲しいと思います。
 今日の試合会場は広島サッカースタジアムで、午後5時キックオフ。当日券は午後2時半から2Fチケットカウンターで販売予定ですが、混みあう可能性がありますのでなるべくサンフレチケットでご購入下さい。また試合中継はDAZNで行われます。今日は仕事の関係で速報はできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はモバイルサイトの速報をご覧ください。

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2024/12/04

東方戦に向けて

明日はACL2のグループステージ最終戦。サンフレッチェはホームに香港の東方足球隊を迎えます。
 2連敗スタートだった東方は、MD3のカヤFC戦で初勝利を挙げて勝ち抜きの望みもありましたが、しかしその後は2連敗でグループステージ敗退が決まっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
AMD2 ●2-3 広島   【東】アルマザン、バッフォー、【広】松本大、中島、荒木
香PL ○2-1 理文   【東】マー・ヘイワイ、ゴンドラ、【理】ポーリセン
香SC ●1-2 和富
香PL ○4-0 香港FC  【東】梁冠聡、ゴンドラ2、バッフォー
AMD3 ○2-1 カヤ   【東】マルコス・ゴンドラ、バッフォー、【カ】山﨑
香PL △1-1 和富   【東】バッフォー、【和】アントゥネス
AMD4 ●1-2 カヤ   【東】マルコス・ゴンドラ、【カ】堀越、ロペズ・メンディ
香PL ○2-1 北区   【東】ゴンドラ、バッフォー、【北】ナシメント
香SC ○4-0 香港FC
香SS ○1-0 南区   【東】ベルトミュー
AMD5 ●1-4 シドニー 【東】バッフォー、【シ】ウアヒム3、クリマラ
香SS ○3-1 流浪   【東】バッフォー2、アルマサン、【流】ラウ・チロク
 香港プレミアリーグでは首位に立ち、香港シニアシールドでも決勝進出を決めていて、リーグカップ戦の「サップリングカップ」でも首位と勝点差1のグループ3位につけている東方。明日はチームの総合力を上げるための機会として、メンバーを入れ替えつつも全力で戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、スキッベ監督は札幌戦の後に青山と柏の起用を明言。この試合は広島にとっても貴重な実戦と言うことで、これまで出場機会が少なかった選手が先発のピッチに並ぶことになりそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       田中

  越道   細谷  志知

     中島  青山

茶島             柏

   満田   マルコスJ

       井上

SUB:大迫、川浪、中野、佐々木、荒木、松本大、
    木吹、川辺、東、加藤、ソティリウ
 札幌戦はJ1リーグのホーム最終戦でしたが、本当のホーム最終戦はこの東方戦。リーグ最終戦のG大阪戦に勢いをつけるためにも、また青山と柏のためにも、ぜひとも勝利して欲しいと思います。

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2024/12/03

WEリーグ第11節東京戦

土曜日にホームで行われたWEリーグ第11節で、サンフレッチェ広島レジーナは日テレ・東京ベレーザに0-2で敗れ、首位との勝ち点差は8に広がりました。
 レジーナは市瀬が3試合ぶりに復帰。また松本が今季リーグ戦初先発して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生(→中村87分)

     小川  柳瀬
     (→早間87分)
中嶋     瀧澤     松本(→島袋67分)
(→立花87分)
       上野(→李75分)

SUB:藤田、古賀
 対する東京は、GK:野田、DF:坂部、村松、三浦(→眞城36分)、MF:松永(→岩﨑79分)、菅野、北村、山本(→青木79分)、松田、FW:土方、樋渡(→鈴木90+1分)、と言うメンバーでした。前半9分の樋渡の突破からのシュートは木稲が防いだのに対して、24分には塩田の上がりからのクロスに松本がヘッドで合わせたもののDFにクリアされ、29分には瀧澤が惜しいクロスを入れましたがGKにキャッチされます。そして前半38分、樋渡のクロスに走り込んだ眞城に流し込まれて、先制されてしまいました。後半は攻め込まれるシーンが増えて、10分の菅野のシュートは枠を外れたものの、13分には北村にドリブルからシュートを決められてリードを広げられます。その後もペースを握れず後半のシュートはわずか1本に抑えられ、悔しい敗戦となりました。

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2024/12/02

高円宮杯PLウエスト第21節静岡学園高戦

昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第21節で、サンフレッチェ広島ユースは静岡学園高に1-2で敗れて4位に後退しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、橋本、MF:桝谷、井上証、大上免(→小林55分)、野口、FW:井上愛、宗田。前半28分と後半9分に得点を奪われ、後半アディショナルタイムに桝谷のゴールで1点差に迫ったもののそのまま逃げ切られました。第21節の全結果と順位表は次の通り。
【第21節】
神村学園高 4-1 大津高
名古屋U-18 1-1 東福岡高
広島ユース 1-2 静岡学園高
鳥栖U-18  4-1 帝京長岡高
神戸U-18  6-1 鹿児島城西高
米子北高  1-2 岡山U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     52    21   17   1   3   +42
2 神戸U-18    48    21   15   3   3   +23
3 名古屋U-18   37    21   11   4   5   +16
4 広島ユース   36    20   11   3   6   +25
5 神村学園高   36    21   11   3   7    +7
6 鳥栖U-18    35    21   11   2   8    +7
7 帝京長岡高   27    20    8   3   8    -6
8 東福岡高    25    21    6   7   8    -3
9 静岡学園高   20    21    5   5   9   -12
10 岡山U-18    17    21    5   4  12   -19
11 米子北高    10    21    3   1  17   -37
12 鹿児島城西高  7    21    1   4  16   -44

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第37節札幌戦

昨日、ホーム最終戦として行われたJ1リーグ第37節札幌戦は、約2ヶ月ぶりの複数得点で4試合ぶりに勝利し、首位・神戸との勝ち点差1で最終節を迎えることになりました。
 カヤFC戦で負傷退場した新井が欠場し、右WBに中野を入れて以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰(→満田88分)
     (→青山82分)
中野              東(→柏88分)

   加藤    アルスラン(→中島71分)

     パシエンシア(→ソティリウHT)

SUB:川浪、越道
 対する札幌は、GK:菅野、DF:大﨑(→白井HT)、岡村、パク・ミンギュ(→中村77分)、MF:近藤、馬場、駒井、菅(→荒野77分)、浅野(→宮澤65分)、青木(→小林88分)、FW:鈴木、と言うメンバーでした。前節同様に立ち上がりから攻め込んだ広島。1分には混戦から中野がシュートしましたがGKがキャッチ。3分にはパシエンシアがミドルを放ったものの軸足が滑ってGK正面に行ってしまいます。そして前半7分、アルスランがクイックスタートしたボールをパシエンシアが東に繋ぐと、東はゴール前を横切るロングクロス。これを逆サイドから走り込んだ加藤がGKの動きと逆に蹴り込んで、サンフレッチェが先制点を奪いました。
 その後は札幌も反撃して、11分には青木のクロスはDFがクリアし、馬場のシュートはバーの上。また19分にはスローインから浅野のパスを鈴木がフリーで打ちましたが枠外に外れます。広島もパシエンシアが積極的にシュートを放って追加点を狙いますが、しかしなかなかゴールを割れません。そして前半41分、札幌の右サイドからのスローインを繋いで近藤が仕掛けてクロス。これをニアサイドに走り込んだ鈴木が決めて、同点に追いつかれてしまいます。しかし前半アディショナルタイムのFKで、東が蹴ったボールは誰も触ることなくワンバウンドでゴールネットに飛び込んで、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がり早々に加藤が惜しいシュートを放つと、その後も広島がハイプレスで押し込みます。そして後半6分、GKへのバックパスを奪った加藤が倒されてPKを得ると、アルスランが決めてリードを2点に広げました。
 多くのサポーターの声援を受けた札幌は、その後再び反撃に出ます。14分には近藤がドリブル突破を狙いましたが何とかストップ。23分の青木のFKは大迫が弾き、24分にも白井の決定機を大迫が防ぎます。また26分には馬場がドリブル突破を図りましたが、中島がマークを離さずシュートを許しません。押し込まれながらも虎視眈々と追加点を狙っていた広島は後半33分、スルーパスで左のスペースに抜け出した加藤が逆サイドにクロスを送ると、ソティリウが冷静に決めてリードを広げます。更に41分にはソティリウがCKのボールを叩き込んで5点目を挙げると、その後も加藤や柏が決定機を作りつつホーム最終戦を快勝で締めました。
 前日に行われた試合では神戸が後半アディショナルタイムに追いついて勝ち点1をゲット。また町田も勝って暫定3位に落ちていた広島は、負ければ優勝の可能性が消滅する試合となりました。良いサッカーをしながらここまで3連敗だった広島としてはプレッシャーがかかる状況でしたが、しかしそれを打ち破ったのは東と加藤でした。先制点は相手のハイラインの裏を狙いGKの前を横切るロングパスを送った東と、そこにフリーで走り込んで菅野の逆を突いて決めた加藤の技術の賜物。また2点目は味方が触るか触らないかの高さに蹴った東のキックの質の高さが生み出したものでした。更に加藤が札幌守備陣の隙を突いてゲットしたPKによってリードを広げることができましたし、加藤がアシストした4点目は札幌の心を折るものとなりました。広島ユース出身の2人の活躍によって優勝への望みを繋げることになった1勝は、いろいろな意味で大きなものだったと言えるでしょう。
 今節の結果、広島の勝ち点は68。3年連続3位以上が確定し、2025-26シーズンのACLエリートの出場権獲得が濃厚になりました。また神戸との勝ち点差は1となり、次節に神戸が負けか引き分けに終わり、広島勝利すれば(あるいは神戸が敗れて広島が引き分け)逆転優勝できることになります。勝ち点で上回る神戸が有利なのは間違いないところですが、しかし神戸も後半アディショナルタイムのPKを大迫が失敗するなどプレッシャーがかかっているのは確か。優勝できるかどうかは、チームがこのプレッシャーに打ち勝つことができるかどうかにかかっている、と言って良さそうです。

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ゲキサカ  戦評  ペトロヴィッチ監督  青山のスピーチ  青山の引退セレモニー  背番号6の継承
日刊スポーツ  優勝の行方  スキッベ監督が来季続投と青山のコーチ就任を発表/a>
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ミシャが青山と抱擁  柏のスピーチ  広島が札幌に5発圧勝
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2024/12/01

今日の札幌戦

中国新聞によるとスキッベ監督は、今日の試合に青山と柏をベンチ入りさせる、と明言したとのこと。青山は今季の試合日程が決まった時から「優勝を懸けて戦う最後の試合」と見据えていたそうで、「運命的なものを感じるが、今は試合に勝つことだけに集中する」と語っていたそうです。一方の札幌ですが、昨日の試合で柏レイソルが勝ち点1を取ったことでJ2降格が決まってしまいました。選手のモティベーション低下は避けられないとは思いますが、ただ逆にプレッシャーから開放されて、伸び伸びとした気持ちで挑んでくる可能性もありそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後2時キックオフ。試合中継はNHK広島放送局とDAZNとなっています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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