ACL2 MD5カヤFC戦
昨日アウェイで行われたACL2のMD5カヤFC戦は、後半23分の井上のゴールで追いついて負けなしを5に延ばしました。
先発メンバーはシドニーFC戦から5人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
これで勢いの出たカヤFCは、22分にメリサがFKを狙ってきましたが枠外。続いて25分にはパクに打たれましたが田中が横っ飛びでキャッチします。その後は広島も押し返し、28分にはCKに木吹が合わせましたが枠外。また32分には満田がシュートしたものの枠外。36分には右からのクロスに井上が合わせましたが枠外に外れ、45分にも満田のシュートが惜しくも枠外に外れます。前半は広島もチャンスを作ったものの得点はカヤFCの1点のみで、ハーフタイムを迎えました。
後半に入るとスキッベ監督は中野、新井、松本泰の3人を投入。左右のWBに新井と越道を入れて得点を奪いに行きます。ところが開始早々の3分に新井が自ら座り込んでしまい担架で運び出されます。すぐに柏に代えたもののなかなか流れを掴めない広島。10分には満田がミドルレンジから狙いましたが枠外に外れます。そして後半23分、左サイドを突破した松本泰のクロスを逆サイドで満田が折り返すと、カヤFCのDFのクリアが井上の足に当ってゴールへ。井上愛廉のトップチームでの初ゴールが幸運な形で生まれて、広島が同点に追いつきました。
同点になった勢いのまま、その後も広島が攻め込みます。後半24分には松本泰のクロスにマルコス・ジュニオールがヘッドで合わせましたが枠外。25分の満田のシュートは枠外に外れ、28分の満田のクロスは井上の目の前でGKが抑えます。終盤はカヤFCの攻勢に押し込まれる時間帯があったもののしっかりとゴール前で集中してはね返し、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
アウェイゲームでは守りを固めてきたカヤFCでしたが、この試合ではラインを高くして前からのプレッシャーをかけてきました。そして積極的にサイド攻撃を仕掛けて得点を奪いに来ていました。前半17分の先制点はそのような流れで生まれたもので、広島の守備の連係ミスもあったもののカヤFCの狙い通りのものだったと思います。広島も前半から何度もビッグチャンスを作ってはいたのですが得点できなかったことから、スキッベ監督はハーフタイムでの3枚替えで流れを変えようとしました。ところが誤算だったのは新井がすぐに負傷退場してしまったこと。ここで4枚目のカードを切らざるを得なくなったことで、その後の戦術的交代がし難くなってしまいました。「消化試合」とは言え勝ち切れなかったのは、特にこの日の試合に賭けていたであろう「控え組」にとっては残念な結果だったと思います。井上のプロ初ゴールと言うご褒美はあったものの、広島にとっては不完全燃焼な試合だったと言えるでしょう。
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ 戦評
スポナビ
日刊スポーツ
先発メンバーはシドニーFC戦から5人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
田中 越道 細谷 松本大 中島 木吹(→松本泰HT) 茶島 志知(→中野HT) (→新井HT→柏53分) 満田 マルコスJ(→ソティリウ82分) 井上 SUB:大迫、川浪、佐々木、荒木、東、青山、加藤対するカヤFCは、GK:デイト、DF:カサンブレ(→バンディウグ69分)、メンジ(→アルボレダ77分)、MF:パク・イヨン、エッソ(→アンヘレス77分)、ロサリオ(→ロタ63分)、山崎、FW:齊藤、堀越、メリサ(→ロペズ・メンディ63分)、駒木、と言うメンバーでした。最初のチャンスはカヤFCで、5分に堀越の左からシュート性のクロスを入れてきましたが田中がキャッチします。対する広島も6分に茶島がシュートしましたが枠外。続いて7分には中島が惜しいシュートを放ちます。また14分には満田のクロスにマルコス・ジュニオールがヘッドで合わせましたがわずかに枠を外れます。対するカヤFCは17分、左から仕掛けた堀越のクロスに駒木が当てると、ボールはそのままゴールに転がり込んで先制点を許してしまいました。
これで勢いの出たカヤFCは、22分にメリサがFKを狙ってきましたが枠外。続いて25分にはパクに打たれましたが田中が横っ飛びでキャッチします。その後は広島も押し返し、28分にはCKに木吹が合わせましたが枠外。また32分には満田がシュートしたものの枠外。36分には右からのクロスに井上が合わせましたが枠外に外れ、45分にも満田のシュートが惜しくも枠外に外れます。前半は広島もチャンスを作ったものの得点はカヤFCの1点のみで、ハーフタイムを迎えました。
後半に入るとスキッベ監督は中野、新井、松本泰の3人を投入。左右のWBに新井と越道を入れて得点を奪いに行きます。ところが開始早々の3分に新井が自ら座り込んでしまい担架で運び出されます。すぐに柏に代えたもののなかなか流れを掴めない広島。10分には満田がミドルレンジから狙いましたが枠外に外れます。そして後半23分、左サイドを突破した松本泰のクロスを逆サイドで満田が折り返すと、カヤFCのDFのクリアが井上の足に当ってゴールへ。井上愛廉のトップチームでの初ゴールが幸運な形で生まれて、広島が同点に追いつきました。
同点になった勢いのまま、その後も広島が攻め込みます。後半24分には松本泰のクロスにマルコス・ジュニオールがヘッドで合わせましたが枠外。25分の満田のシュートは枠外に外れ、28分の満田のクロスは井上の目の前でGKが抑えます。終盤はカヤFCの攻勢に押し込まれる時間帯があったもののしっかりとゴール前で集中してはね返し、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
アウェイゲームでは守りを固めてきたカヤFCでしたが、この試合ではラインを高くして前からのプレッシャーをかけてきました。そして積極的にサイド攻撃を仕掛けて得点を奪いに来ていました。前半17分の先制点はそのような流れで生まれたもので、広島の守備の連係ミスもあったもののカヤFCの狙い通りのものだったと思います。広島も前半から何度もビッグチャンスを作ってはいたのですが得点できなかったことから、スキッベ監督はハーフタイムでの3枚替えで流れを変えようとしました。ところが誤算だったのは新井がすぐに負傷退場してしまったこと。ここで4枚目のカードを切らざるを得なくなったことで、その後の戦術的交代がし難くなってしまいました。「消化試合」とは言え勝ち切れなかったのは、特にこの日の試合に賭けていたであろう「控え組」にとっては残念な結果だったと思います。井上のプロ初ゴールと言うご褒美はあったものの、広島にとっては不完全燃焼な試合だったと言えるでしょう。
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