ACL2 MD4シドニーFC戦
昨日アウェイで行われたACL2のMD4で、サンフレッチェは加藤のゴールでシドニーFCを下し、4連勝でノックアウトラウンド進出を決めました。
先発メンバーは京都戦から大迫以外の全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
後半も一進一退の攻防から、11分にはドウグラス・ヴィエイラのポストからフリーになった柏がカットインしてシュートを放ちましたが枠外に外れます。そして後半14分、左サイドにオーバーラップした志知のクロスを交代で入ったばかりの加藤がヘッドで合わせて、広島が先制点を挙げました。
その後はシドニーFCの反撃を受けて、18分にはウアヒムにペナルティエリア内からのシュートを打たれましたが大迫が右手一本で弾き、26分にはクロスからバージェスに打たれましたが大迫がビッグセーブ。その後もシドニーFCに攻め込まれたものの全員で身体を張って凌ぎ、1点差を保って逃げ切りました。
京都戦から中3日。また次節の浦和戦まで中2日でしかも長距離移動を伴うと言うことで、スキッベ監督は先発10人を変更してこの試合に臨みました。これに対してシドニーFCは、ドウグラス・コスタとローリーが欠場したとは言えほぼベストメンバーでした。シドニーFCはアウェイゲームと同様に速いパス回しと局面での技術の高さを見せて、広島も苦しめられたのは確かだと思います。しかし選手たちは集中を切らさず粘り強く対応し、機を見た速攻でチャンスも作りました。得点シーンは志知のクロスからですが起点は塩谷。ワンタッチで左に展開して柏に繋ぐと、オーバーラップしてきた志知が正確なクロスを送って加藤のヘッドを導きました。その他にも何度か素晴らしい展開から決定機を作っていて、決して守り一辺倒ではなく「自分たちのサッカー」と貫いていたと思います。スキッベ監督は試合を振り返って「今日みたいな強い相手に対して、我々はフィジカルで劣る部分がありながらも、互角に挑んでこういう結果が得られたのは大きい」と語っていますが、試合出場の機会の少ない選手たちでもしっかりと準備をしてきたことが良く分かる試合内容と結果だった、と言えるのではないでしょうか。
そして、何と言っても素晴らしかったのは大迫でしょう。シドニーFCが細かいパス交換から何度もビッグチャンスを作りましたが、ことごとく大迫が立ち塞がりました。特に前半15分の決定機はDFに当ってコースが変わったものの反応し、後半26分にはペナルティエリア内からのクロスからのシュートを弾いただけでなく、素早くこぼれ球を抑えました。先に点を取られると、また1点リード後に同点に追いつかれるとどうなるか分からなかった試合展開の中で、大迫のプレーが一番の勝因になったと言えるのは間違いありません。
この試合の結果、サンフレッチェはグループステージ4連勝で勝ち点を12に伸ばし、ノックアウトラウンド進出を決めました。広島が今後2連敗し、シドニーFCが2連勝すれば勝ち点で並ぶため1位確定ではないものの、残り2試合を「消化試合」にできたのは大きな結果だったと言えます。ACL2の試合から中2日でJ1リーグ戦が行われる、と言う過密日程が3回続きますが、この試合での経験を生かして、チーム全員で乗り越えて欲しいと思います。
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ 戦評
スポナビ
日刊スポーツ
サッカーダイジェストWeb 戦評
Soccer King
先発メンバーは京都戦から大迫以外の全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫 塩谷 松本大 志知(→佐々木85分) 青山 中島 (→中野HT) 茶島 柏 (→新井72分) 満田 マルコスJ(→加藤60分) Dヴィエイラ(→ソティリウ60分) SUB:田中、川浪、松本泰、東、細谷、川辺、パシエンシア対するシドニーFCは前回の対戦から2人入れ替えて、GK:レッドメイン、DF:コートニーパーキンス(→キング87分)、マシューズ、グラント(→ケネディ87分)、ポポヴィッチ、MF:セゲチッチ(→クィンタル65分)、レオナルド・セナ、カセレス、FW:バージェス、ウアヒム(→フランス87分)、クリマラ(→クチャルスキ78分)、と言うメンバーでした。最初のチャンスは広島で、前半6分に右に抜け出した満田のクロスをマルコス・ジュニオールがフリーで打ったもののGKにセーブされます。対するシドニーFCも前半15分、ゴール前の混戦からグラントのシュートが松本大に当たってコースが変わり、大迫は逆を突かれたものの足で防ぎます。また41分には松本大のクリアミスからピンチを招きましたが、大迫が1対1を制してセーブ。逆に前半アディショナルタイムには満田のパスから柏が決定機を迎えましたが、決め切れずにスコアレスで前半を終えました。
後半も一進一退の攻防から、11分にはドウグラス・ヴィエイラのポストからフリーになった柏がカットインしてシュートを放ちましたが枠外に外れます。そして後半14分、左サイドにオーバーラップした志知のクロスを交代で入ったばかりの加藤がヘッドで合わせて、広島が先制点を挙げました。
その後はシドニーFCの反撃を受けて、18分にはウアヒムにペナルティエリア内からのシュートを打たれましたが大迫が右手一本で弾き、26分にはクロスからバージェスに打たれましたが大迫がビッグセーブ。その後もシドニーFCに攻め込まれたものの全員で身体を張って凌ぎ、1点差を保って逃げ切りました。
京都戦から中3日。また次節の浦和戦まで中2日でしかも長距離移動を伴うと言うことで、スキッベ監督は先発10人を変更してこの試合に臨みました。これに対してシドニーFCは、ドウグラス・コスタとローリーが欠場したとは言えほぼベストメンバーでした。シドニーFCはアウェイゲームと同様に速いパス回しと局面での技術の高さを見せて、広島も苦しめられたのは確かだと思います。しかし選手たちは集中を切らさず粘り強く対応し、機を見た速攻でチャンスも作りました。得点シーンは志知のクロスからですが起点は塩谷。ワンタッチで左に展開して柏に繋ぐと、オーバーラップしてきた志知が正確なクロスを送って加藤のヘッドを導きました。その他にも何度か素晴らしい展開から決定機を作っていて、決して守り一辺倒ではなく「自分たちのサッカー」と貫いていたと思います。スキッベ監督は試合を振り返って「今日みたいな強い相手に対して、我々はフィジカルで劣る部分がありながらも、互角に挑んでこういう結果が得られたのは大きい」と語っていますが、試合出場の機会の少ない選手たちでもしっかりと準備をしてきたことが良く分かる試合内容と結果だった、と言えるのではないでしょうか。
そして、何と言っても素晴らしかったのは大迫でしょう。シドニーFCが細かいパス交換から何度もビッグチャンスを作りましたが、ことごとく大迫が立ち塞がりました。特に前半15分の決定機はDFに当ってコースが変わったものの反応し、後半26分にはペナルティエリア内からのクロスからのシュートを弾いただけでなく、素早くこぼれ球を抑えました。先に点を取られると、また1点リード後に同点に追いつかれるとどうなるか分からなかった試合展開の中で、大迫のプレーが一番の勝因になったと言えるのは間違いありません。
この試合の結果、サンフレッチェはグループステージ4連勝で勝ち点を12に伸ばし、ノックアウトラウンド進出を決めました。広島が今後2連敗し、シドニーFCが2連勝すれば勝ち点で並ぶため1位確定ではないものの、残り2試合を「消化試合」にできたのは大きな結果だったと言えます。ACL2の試合から中2日でJ1リーグ戦が行われる、と言う過密日程が3回続きますが、この試合での経験を生かして、チーム全員で乗り越えて欲しいと思います。
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