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2024/10/31

Jユース杯ノックアウトラウンドの組み合わせ

Jリーグは昨日、「2024Jユースカップ」のノックアウトラウンドの組み合わせを発表しました。それによると広島ユースの準々決勝の相手は神戸U-18。11/4(月・祝)の午前10時半からJヴィレッジで行われます。また準決勝の相手は山形ユースと千葉ユースの勝者との対戦で、11/9(土)の午後2時からAGFフィールド(味の素スタジアムのサブ競技場)となります。そして決勝は11/17(日)の午後2時から、ヨドコウ桜スタジアムでの開催です。この大会でサンフレッチェ広島ユースは1995年、2003年、2006年に優勝していますが、その後は2009年、2013年、2016年には決勝で敗れています。コロナ禍のため2020年は中止となり、この3年はグループステージだけで総合優勝は決めなかったJユースカップ。サンフレッチェ広島ユースとしては、18年ぶりの優勝を目指すしかありません。

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2024/10/30

U17アジア杯予選

先週カタールで行われた「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025予選」で、U-16日本代表は3連勝で本大会進出を決めました。
 まず初戦のネパール戦のメンバーは、GK:佐藤、DF:篠崎、藤井、長南、熊田、MF:野口、加藤(→福岡63分)、武本(→山中75分)、瀬口(→今井HT)、FW:浅田(→川端83分)、谷(→葛西63分)。ゲキサカの記事によると前半13分のまさかの失点を喫したものの、17分に瀬口のクロスを谷が決めて同点に追いつくと、19分には浅田が逆転弾を叩き込み、その後前半38分と43分に谷が決めて4-1でハーフタイムを迎えました。後半は日本が一方的に攻め続け、10分に浅田、15分に谷、19分に浅田、27分に葛西、32分に長南が決めて9-1としました。しかし後半43分に2点目を奪われ9-2で終了しました。
 中1日で行われたモンゴル戦は先発10人を入れ替えて、GK:エジケ、DF:藤田、山中、横井、田中、MF:福岡(→加藤78分)、今井(→野口64分)、針生、瀬口(→武本64分)、FW:葛西(→浅田64分)、川端(→谷81分)。ゲキサカの記事によると前半10分に川端がミドルシュートを決めて先制点を奪うと、42分にはオウンゴールで追加点を奪って2-0で前半を折り返しました。後半は2分に川端、11分に葛西、29分に浅田、39分に谷、そして43分には浅田が決めて、7-0で勝利を収めました。
 ホスト国のカタールとの対戦となった第3戦は、発熱のため2試合を欠場した小林(広島ユース)が復帰して、GK:松浦、DF:長南、藤井(→山中70分)、篠崎、横井、MF:武本(→瀬口56分)、今井(→加藤83分)、小林(→針生70分)、野口、FW:谷(→川端70分)、浅田、と言うメンバーでした。ゲキサカの記事によると先制点は前半3分で、小林のパスを起点に今井のクロスを谷がボレーで決めました。前半を1-0で終えると、後半7分に小林のクロスを谷が決めて2点目。続いて10分にはオウンゴールで3点目を奪い、23分に瀬口、41分に浅田が決めて、5-0で勝利するとともに、ゴールラッシュとなった今大会を締めくくりました。
 U17アジアカップはFIFA U-17ワールドカップの最終予選を兼ねて、来年4月にサウジアラビアで行われます。

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2024/10/29

Jユース杯鳥栖戦

先週末に行われたJユースカップの2ndラウンドで、サンフレッチェ広島ユースは鳥栖U-18を3-0で下し、全勝でノックアウトラウンド進出を決めました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、林、児玉(→森井77分)、MF:桝谷、太田、長沼(→小柳81分)、原(→梅田64分)、FW:山里(→信重64分)、宗田(→土井川77分)、井上愛(→髙橋64分)。得点は前半31分に宗田、39分に山里、45+3分に井上愛でした。
 この結果、広島が戦っていたグループ8の最終順位は次のとおり。
     試合 勝 分 敗 得 失 得失差
1 広島  3    3   0   0  13   1    +12
2 鳥栖  3    2   0   1   4   4      0
3 愛媛  3    1   0   2   4   8     -4
4 北九州 3    0   0   3   1   9     -8
 ノックアウトラウンドの準々決勝は11/3,4にJヴィレッジスタジアム、準決勝は11/9にAGFフィールド、決勝は11/17にヨドコウ桜スタジアムで行われます。

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2024/10/28

皇后杯の組み合わせ

日本サッカー協会は先々週「皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会」の組み合わせを発表しました。それによるとWEリーグ勢が登場するのは12/14,15の5回戦から。サンフレッチェ広島レジーナの対戦相手はなでしこリーグ1部のニッパツ横浜FCシーガルズ、静岡SSUボニータ、日体大SMG横浜など9チームが戦うトーナメントの勝者で、試合は12/14に兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場で行われます。またここで勝つと、準々決勝の対戦相手はちふれASエルフェン埼玉とINAC神戸レオネッサの勝者となります。試合は12/22で、会場はサンフレッチェビレッジ広島第一球技場です。

JFA公式サイト

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2024/10/27

WEリーグ杯GS第5節長野戦

昨日ホームで行われたWEリーグクラシエカップのグループステージ第5節で、サンフレッチェ広島レジーナはAC長野パルセイロ・レディースに競り勝ち、暫定首位に立ちました。
 レジーナはC大阪戦から先発7人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   呉屋  中村楓  藤生
(→塩田63分)
     渡邊   森(→柳瀬HT)

立花     瀧澤     古賀
(→松本71分)(→左山86分)
       髙橋(→李HT)

SUB:福元、早間
 対する長野は、GK:梅村、安倍、岩下、奥川、中野、MF:宮本(→稲村62分)、源間(→村上HT)、ナッタワディ・プラムナーク(→玉井HT)、三谷(→菊池74分)、FW:中村恵(→大内62分)、川船、と言うメンバーでした。広島の先制点は開始早々の2分で、森の左からのCKに飛び込んだ呉屋が右足で押し込みました。続いて26分にはパスカットした森のボールを受けた髙橋がミドルレンジから左足を振り抜いて決めました。対する長野は前半38分、クリアボールのこぼれを拾った宮本にミドルレンジから決められて1点差に迫られます。しかしその後は落ち着いてゲームをコントロールし、最後は相手の勢いに押される場面もあったものの1点差を守って逃げ切りました。この試合の結果、レジーナは勝ち点を10に伸ばして暫定首位。今日の試合で日テレ・東京ベレーザが勝てば首位を明け渡すものの、最終節で東京に勝てばノックアウトステージに進むことができます。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2024/10/26

高円宮杯PLウエスト第19節鳥栖戦

先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第19節で、サンフレッチェ広島ユースは鳥栖U-18に逆転で勝って4位をキープしました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹(→廣重72分)、林、MF:橋本(→原85分)、桝谷、井上証、宗田(→大上免85分)、児玉(→鵜飼77分)、FW:長沼、井上愛。前半3分にこぼれ球を拾われて先制点を許しましたが、前半アディショナルタイムにスローインから桝谷、橋本とつないだボールを井上愛が決めて同点に追いつくと、後半8分に左からの児玉のクロスを井上愛が決めて逆転し、そのまま逃げ切りました。第19節の全結果、及び延期分の試合結果と順位表は次の通り。
【第19節】
神村学園高  2-1 米子北高
名古屋U-18  9-2 帝京長岡高
神戸U-18   1-0 岡山U-18
静岡学園高  0-0 鹿児島城西高
広島ユース  2-1 鳥栖U-18
東福岡高   1-2 大津高

【第15節】
鹿児島城西高 2-3 鳥栖U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     46    18   15   1   2   +39
2 神戸U-18    39    17   12   3   2   +19
3 名古屋U-18   36    18   11   3   4   +18
4 広島ユース   32    17   10   2   5   +20
5 神村学園高   30    19    9   3   7    +3
6 鳥栖U-18    29    18    9   2   7    +4
7 帝京長岡高   27    18    8   3   7     0
8 東福岡高    22    18    6   4   7    -3
9 静岡学園高   19    18    5   4   9   -11
10 岡山U-18    11    17    3   2  12   -21
11 米子北高     9    18    3   0  15   -30
12 鹿児島城西高  6    18    1   3  14   -38

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2024/10/25

林コーチと柴崎コーチがJリーグ功労選手賞を受賞

プレスリリースによると、林卓人コーチと柴崎晃誠コーチが「Jリーグ功労選手賞」を受賞することが決定しました。林氏は2001年に広島でプロのキャリアをスタートさせると札幌、仙台を経て2014年に広島に戻り、2015年のJ1リーグ優勝に貢献。昨年引退するまでの23年間にJ1リーグ329試合に国際大会を含めて614試合に出場しました。一方の柴崎氏は国見高から国士舘大に進学し、卒業後の2007年に東京Vでプロとしてスタートすると、その後川崎Fと徳島を経て2014年に広島に移籍し、翌年のJ1リーグ優勝に貢献しました。そして昨年引退するまでの17年間にJ1リーグ301試合を始め524試合に出場して52得点を挙げています。この2人は12/10に行われる2024Jリーグアウォーズで表彰されることになります。

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2024/10/24

ACL2 MD3シドニーFC戦

昨日、ACL2のMD3シドニーFC戦をホームで戦ったサンフレッチェは2-1で勝ち、3連勝でグループ首位に立ちました。
 湘南戦から先発2人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木
       (→塩谷8分)
    松本泰  川辺

新井              東

   加藤   アルスラン(→中島68分)

     パシエンシア(→ソティリウHT)

SUB:田中、満田、志知、茶島、松本大、青山、マルコス・ジュニオール、ドウグラス・ヴィエイラ
 対するシドニーFCは、GK:レッドメイン、DF:コートニーパーキンス(→キング87分)、マシューズ、グラント、ポポヴィッチ、MF:ドウグラス・コスタ(→ホルマン56分)、レオナルド・セナ(→セゲチッチ79分)、カセレス、FW:ウアヒム(→バージェス87分)、クリマラ、ロリー、と言うメンバーでした。立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられると、3分にはハイボールに競り合った荒木がピッチ上に落下して立ち上がれなくなります。口の中を切って腰も痛めた、と言う様相でしたが、ピッチ上の診断は脳震盪の疑いということで、早々に塩谷に交代することとなりました。
 この試合で最初のチャンスを作ったのはシドニーで、12分にクリマラのパスに飛び込んだコートニーパーキンスがシュートを放ちましたが大迫が好反応で防ぎます。また18分にはウアヒムにシュートを打たれましたが大迫がキャッチします。広島はハイプレスを仕掛けながらもなかなかシュートまで行けない時間が長かったのですが、しかし前半19分、左サイドでパスをつないで相手を寄せるとアルスランが右に展開。フリーで受けた新井がゴールを越えるクロスを送ると、逆サイドに詰めていた東がボレーで叩き込んで先制点を奪いました。
 これで勢いの出た広島は、20分には新井のクロスをパシエンシアがダイレクトで打ちましたが枠外に外れます。また33分にはカウンターから加藤が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れ、34分のパシエンシアのシュートはDFがブロック。35分にはCKのこぼれを東が打ちましたがGKの正面を突きます。その後はシドニーにペースを握られ、43分にはドウグラス・コスタのクロスから振り回されたものの大迫が対応し、44分にはグラントのシュートをポストが弾きます。終盤は両チームともに激しく攻め合ったものの得点は生まれず、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半からソティリウを投入した広島は、左右のクロスでシドニーを攻め立てます。6分には新井がミドルレンジから狙いましたが枠外。7分にはアルスランがボレーで狙ったものの枠を捉えることができません。そして前半10分、高い位置でアルスランがボールを奪うとすかさず中央のソティリウへ。パスはやや後ろに流れたもののソティリウは反転してゴールに流し込み、リードを2点に広げました。
 ドウグラス・コスタを下げて、レオナルド・セナを起点に反撃を試みるシドニー。広島は粘り強い守備で凌ぎ、縦に速い攻撃で追加点を奪いに行きます。後半33分にはソティリウが決定的なシュートを放ちましたがGKの頭に当ってしまい、39分にはFKからロリーがシュートしましたが枠外に外れます。そして後半44分、右から仕掛けたバージェスのパスをセゲチッチに決められ1点差に迫られます。その後もセゲチッチやロリーに打たれましたが大迫がセーブして、1点差を守ったままで逃げ切りました。
 ドウグラス・コスタやレオナルド・セナ、ロリーらフィジカルの強さと技術を兼ね備えた選手を揃え、ハイプレスで戦うシドニーFCは間違いなく「強敵」でした。しかし対する広島はしっかりと自分たちのサッカーを表現。先制点はWBからWBへのクロス、2点目は高い位置でのボール奪取からの得点で、いずれも広島らしい形での得点でした。モバイルサイトによるとスキッベ監督は「素晴らしい2チームが闘った、素晴らしい試合だったと思います。両チームともパワフルでインテンシティの高い、そういうゲームでした。同時にサッカーの力というところでも優れたチーム同士でした」と語っていますがその通り。日本、オーストラリアを代表する両チームによる、エキサイティングな試合でした。無失点に抑えることができなかったのは残念でしたが、それでもしっかりと勝ち点3を確保できたことは、グループステージ勝ち抜きに向けて大きく前進した、と言えます。2週間後にはシドニーFCとのアウェイゲームが控えていますが、カヤFCと東方の試合結果次第では、次節にもノックアウトステージ進出が決まる可能性が出てきました。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
スポナビ
日刊スポーツ
サッカーダイジェストWeb  戦評
Soccer King

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2024/10/23

今日のシドニーFC戦

モバイルサイトによると、シドニーFC戦の前日会見に臨んだスキッベ監督は、「明日の試合をすごく楽しみにしています。シドニーFCというアジアの中でトップレベルの対戦相手と試合ができるからです」と語りました。そして、元ブラジル代表のドウグラス・コスタやパトリック・クリマラ、アナス・オアヒムら主力選手の名前を挙げて、「彼らのオフェンス力には注意が必要」と警戒心をあらわにしました。一方、シドニーFCと2試合続けて試合することに関しては「2試合合計で考えるのは、4チーム総当たりのリーグ戦ではそれほど重要ではない」とする一方で、1位で通過するためには明日の試合が非常に重要だと説明しました。対するシドニーFCのウフク・タレイ監督は、昨シーズンのAリーグで23試合に出場し12得点を挙げたトルガイ・アルスランに言及するとともに「アルスランだけではない。広島には素晴らしい選手が他にもいる。大まかな展望としては、我々は自分たちのプレーに最大限集中し、そのプレーも十分なものでなければならない」と語っていたとのこと。今日はグループステージの行方を左右する大一番になるのは間違いありません。
 今日の試合会場は広島サッカースタジアム(エディオンピースウイング広島)で午後7時キックオフ。バックスタンド側2Fチケットカウンターで午後4時から当日券が販売されますので、前売り券をお持ちでない方もぜひご来場下さい。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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近賀全治8ヶ月

サンフレッチェは昨日、新潟レディース戦で負傷退場したレジーナの近賀ゆかり選手が、左膝前十字靭帯損傷と診断されて手術を受けた、と発表しました。全治は8ヶ月で、今シーズン中の復帰はほぼ絶望となりました。

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2024/10/22

シドニーFC戦に向けて

明日はACL2のMD3。サンフレッチェはホームでシドニーFCと対戦します。
 Aリーグの開幕に伴って2005年に結成されたシドニーFCは、これまでレギュラーシーズン4回、ファイナルシリーズ5回、オーストラリアカップ2回の優勝を誇るオーストラリアを代表するクラブとして君臨してきました。その中でACLにも6回出場し、2016年にはノックアウトラウンドに進出しています。そして2023-24シーズンはレギュラーシーズンは4位、ファイナルシリーズは準決勝で敗退したもののオーストラリアカップに優勝して、ACL2の出場権を獲得。グループステージでは東方とカヤFCに2連勝してE組首位に立っています。今シーズンの公式戦の戦績は次の通り。
ACL2 MD1  ○5-0 Eastern         【Sd】Ouahim 2, Grant, Almazan, Leung Chun Pong
ACL2 MD2  ○3-1 Kaya-Iloilo     【Sd】Lolly, Klimala, Amanatidis、【KI】Horikoshi
A-League 1 ○2-1 Western Sydney 【Sd】Lolly, Klimala,【WS】Hammond
 Aリーグ・メンの2024-25シーズンは先週末に開幕したばかりで選手たちの疲労の蓄積はなさそうなので、長距離遠征とリーグ戦から中3日での試合とは言え、明日はフレッシュな状態で試合に臨んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、スキッベ監督は湘南戦の後に「リーグ戦のことよりもまずは次の試合、ACL2のシドニー戦に向けてやっていきたい。彼らのほうが得失点差で上にいるので、しっかり逆転していきたい」と語っていることから、現状のベストメンバーで戦う可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     中島  川辺

中野              東

   松本泰   アルスラン

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、新井、志知、松本大、青山、柏、満田、
    マルコス・ジュニオール、ソティリウ、パシエンシア
 ACL2のMD4以降の3試合はいずれもJ1リーグ戦の3日前で、しかもMD4のシドニー戦、MD5のカヤFC戦はいずれもアウェイゲームになるだけに、その前に勝ち点を9に伸ばしておきたいところ。明日はACL2の勝ち抜きだけでなくリーグ優勝に向けての正念場と言うつもりで、チーム一丸で勝利して欲しいと想います。

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青山の引退記者会見

サンフレッチェは昨日、青山敏弘選手の現役引退会見を行いました。冒頭で「これまで支えていただいた、クラブ、チームメイト、ファン・サポーターの皆さんに感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた青山は、引退を決断した時期について「今シーズンが始まる前」だった。と明かしました。そして「今シーズンで最後と言う想い...その上でクラブの決断を覆したいと言う想いも持って戦ってきた」ものの、頑張って戦っている若手選手たちから「ポジションを奪えなかったから引退する。潔く辞めさせていただきます」と述べました。そして来シーズン以降については「このクラブで指導者として、監督として日本一になりたい。それが次の夢になる」と語りました。

サンフレッチェ広島公式サイト

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2024/10/21

WEリーグ第6節C大阪戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第6節で、サンフレッチェ広島レジーナはセレッソ大阪ヤンマーレディースに逆転で勝利し、首位を奪回しました。
 レジーナは前節途中退場した近賀に代わって塩田が先発して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  市瀬   藤生

     小川  笠原(→渡邊68分)

中嶋     瀧澤     上野(→柳瀬68分)
(→李83分) (→呉屋83分)
       髙橋(→早間57分)

SUB:藤田、古賀
 対するC大阪は、GK:山下、DF:米田、荻窪、中西、白垣、MF:脇阪、百濃、高和、宮本(→中谷83分)、FW:田中(→浅山70分)、矢形、と言うメンバーでした。先制点は前半18分で、脇阪のFKを流され矢形に押し込まれてしまいました。対する広島は前半41分、左からドリブル突破をしかけた瀧澤が後ろから倒されてPKを得ると、これを瀧澤が自ら決めて同点でハーフタイムを迎えました。その後はお互いにチャンスを作りながらもゴールが生まれない時間が続きましたが、後半30分に中嶋のスルーパスで飛び出した小川のクロスを逆サイドから飛び込んだ早間が押し込んで広島が勝ち越すと、40分には柳瀬の左からのクロスを李がゲット。そして44分には今度は右からの柳瀬のクロスを李が決めて突き放し、内容だけでなく得点でも上回って連勝を5に伸ばしました。
 今節は首位を争うINAC神戸レオネッサも勝利しましたが、1点差だったことから得失点差で上回った広島が再び首位に立っています。また勝ち点差1で追う日テレ・東京ベレーザも勝利。更にAFC女子チャンピオンズリーグから戻ってきた浦和レッズレディースも勝ったことから、この4チームの優勝争いの様相になってきました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
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なでしこジャパンに中嶋と上野

日本サッカー協会は一昨日なでしこジャパン(日本女子代表)を発表し、広島から中嶋淑乃選手が選ばれました。また、土方(東京)に代わって上野真実選手が追加招集されました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】山下(マンチェスターC)、平尾(新潟)、大熊(神戸)
【DF】熊谷、南(ローマ)、守屋(神戸)、北川(ヘッケン)、
    遠藤、石川(浦和)、小山(ユールゴーデン)、古賀(フェイエノールト)
【MF】清家(ブライトン)、長谷川、藤野(マンチェスターC)、長野(リバプール)、
    中嶋(広島)、浜野(チェルシー)、谷川(ローゼンゴード)
【FW】田中(ユタ・ロイヤルズ)、千葉(フランクフルト)、植木(ウェストハム)、
    上野(広島)、松窪(ノースカロライナ・カレッジ)
 このメンバーは10/26に国立競技場で韓国女子代表と対戦します。

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青山の引退を発表

サンフレッチェは昨日、青山敏弘選手が今シーズン限りで現役を引退する、と発表しました。
 岡山県出身の青山は作陽高から2004年に広島入りし、ナビスコカップの横浜FM戦で公式戦にデビューし初ゴールも決めました。しかしその後はベンチ入りもできずに1年目のシーズンが終わり、2年目には左膝前十字靭帯断裂による長期離脱で試合出場の無いままに終わりました。ところが翌年にペトロヴィッチ監督が就任するとシーズン途中からレギュラーに抜擢され、その後は何度か膝の怪我に見舞われながらもチームの中心選手として活躍。2012年の初のリーグ優勝に貢献してJリーグベストイレブンに選出され、2015年の優勝時にはMVPにも選出されました。スキッベ監督就任以降は出場機会が減ったものの、広島を代表するバンディエラとしてチームを支え続けてきました。クラブとしてはホーム最終戦となる12/1の札幌戦で現役引退セレモニーを行うとのことです。

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2024/10/20

第34節湘南戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第34節湘南戦は、試合終了間際に勝ち越しゴールを許して7/5の神戸戦以来12試合ぶりの敗戦を喫しました。
 中島が第23節福岡戦以来、リーグ戦では2試合目の先発で、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
       (→新井79分)
     中島  川辺
     (→ソティリウ75分)
中野              東

   松本泰   アルスラン(→満田87分)

       加藤

SUB:川浪、マルコス・ジュニオール、柏、パシエンシア
 対する湘南は前節と同じ先発で、GK:上福元、DF:大岩、キム・ミンテ、松村(→畑HT)、MF:鈴木雄、小野瀬(→奥野90+3分)、田中、平岡(→茨田HT)、鈴木淳、FW:福田、鈴木章(→根本71分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから主導権を握ったのは広島。2分にはアルスランがシュートを放ちましたがDFにブロックされ、6分の松本泰のシュートは上福元に抑えられます。また13分には東のクロスに加藤が頭で合わせましたが枠外。15分にはドリブルで運んだアルスランがシュートしたもののDFに弾かれます。続いて18分の川辺のミドルは上福元が好反応で防ぎ、22分には中島がミドルレンジから打ちましたがDFがブロックします。更に25分にはセットプレーの流れから中島のクロスに加藤が合わせましたが枠を捉えることができません。そして前半27分、加藤のサイドチェンジを受けた中野がフリーで前を向くと、強烈なミドルをニアサイドにぶち込んで先制点を奪いました。
 湘南は28分に小野瀬のシュートで反撃したものの、広島がゲームをコントロールします。前半アディショナルタイムにはCKの折り返しをミム・ミンテに押し込まれたもののVARの介入によって取り消され、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初のチャンスは広島で、1分には松本泰のクロスに東がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。逆に後半2分、右からの茨田のクロスを大迫が弾いたものの、こぼれ球に飛び込んだ福田のシュートが決まって同点に追いつかれてしまいました。
 この後は再び広島が主導権を握り、6分には松本泰のパスに走り込んだ川辺がペナルティエリア内からシュートしたもののポストを直撃。8分にはアルスランのクロスに東が合わせましたがヒットせずGKがキャッチします。また14分には佐々木がミドルを放ちましたがDFに当って枠外。17分にはアルスランがペナの中で仕掛けましたがブロックされ、続くCKに合わせた荒木のヘッドも枠外を捉えることができません。更に19分にはカウンターから川辺が決定的なシュートを放ちましたがGKのファインセーブに阻まれ、直後のCKから何度も決定機を作りましたがアルスランのシュートはわずかに右に外れます。その後は湘南の縦に速い攻撃が効果を発揮し、24分には福田の抜け出しからのシュートは大迫が素晴らしい反応でセーブ。続いて27分にはカウンターの茨田のクロスに大岩が合わせましたが枠外に外れ、30分の小野瀬の仕掛けから鈴木雄のシュートも、40分の根本のバイシクルも枠外に外れて助かります。しかし後半45+1分、ショートカウンターからの畑の突破は防いだものの、マイナスのパスに走り込んだ田中に叩き込まれて勝ち越し点を許してしまいます。広島も45+7分、新井のクロスに中野がヘッドで合わせたものの枠を捉えることができず、無念の敗戦となりました。
 この試合のスタッツを見るとボール支配率は広島が53%。またシュート数は湘南の13本に対して広島は18本と上回っていて、印象としては広島が圧倒していたように思うのですが、ただゴール期待値では湘南が1.429だったのに対して広島は1.07。今季の平均が1.728だったのに比べるとかなり低い数値でした。山口監督は「やり方として少し守備の仕方を変えたので、その観点から言うとすごくよくやってくれた」と語っていますが、2週間のブレイク期間中に広島対策を十分に立てていたことが、なかなか得点が奪えなかった原因だったと言えると思います。後半の後半に運動量を高めて攻撃に転じ、最後に勝ち越しゴールを挙げて勝った湘南の戦略を褒めるべき試合だった、と言わざるを得ないように思います。
 第34節は首位広島と2位神戸が敗れ、3位〜5位がいずれも引き分けに終わっているため広島は首位をキープ。J1の優勝争いはますます混迷を深めています。ただ残り4試合で、勝ち点1差とは言え広島が上にいるのは確か。1戦必勝の心構えで全試合を戦えば、結果は自ずから付いてくるに違いありません。

広島公式サイト  湘南公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  スキッベ監督  中野  田中
Soccer King
Football LAB

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2024/10/19

今日の湘南戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は湘南について「後半に入っての強さはちょっとした驚き。びっくりするくらい、いいサッカーをしている」と語っています。「システム的にもサッカーの方向としても似ている」と言うことから、まず走ること、球際で負けないこと、そしてチーム全体が連動して戦うことが、今日の勝敗を分けることになるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はレモンガススタジアム平塚で、午後3時キックオフ。チケットはアウェイ側は完売で、バックスタンドの一部が残っていると言う状態です。試合中継はDAZNのみとなっています。今日は都合によりブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧ください。

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青山が今季限りで引退

中国新聞によると、青山敏弘選手が今シーズン限りで引退することが分かった、とのことです。スキッベ監督やチームメイト、スタッフには今月中旬のミーティングで伝えたとのこと。近く正式発表されるそうです。

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2024/10/18

湘南戦に向けて

明日はJ1リーグ第34節。サンフレッチェはアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
 第6節に降格圏の18位に転落し、その後もなかなか浮上できずにいた湘南でしたが、ここ2試合は連勝で順位を15位に上げています。夏の中断以降の戦績は次の通り。
25H △1-1 福岡  【湘】鈴木章、【福】ザヘディ
26A ○1-0 町田  【湘】池田
27H ●1-2 柏   【湘】阿部、【柏】細谷、木下
28H ●0-1 名古屋 【名】三國
29A ○2-1 鳥栖  【湘】鈴木章、福田、【鳥】木村
30A ●1-3 新潟  【湘】阿部、【新】小野、長倉、谷口
31H ●1-2 C大阪 【湘】鈴木章、【C】レオ・セアラ2
32H ○3-2 鹿島  【湘】鈴木章、畑、福田、【鹿】濃野2
33A ○2-0 東京V 【湘】鈴木雄、鈴木章
 前節は立ち上がりから激しいプレスで主導権を握り、前半32分に先制点を奪うと後半6分にはカウンターからリードを広げ、その後は東京Vの反撃を受けながらも粘り強い守備で逃げ切っています。中断期間中には主に守備の確認を行っていたと言う湘南。できれば3連勝で残留争いを抜け出したいものの、最低でも勝ち点1の確保を目標に戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですがモバイルサイトによると、2日間のオフ明けの練習は「すごいいいトレーニング」(スキッベ監督)ができたとのこと。外国人選手たちの調子も上がっているとのことなので、現状のベストメンバーで戦うことができそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰

中野             東

   加藤    アルスラン

     パシエンシア

SUB:川浪、新井、柏、満田、マルコス・ジュニオール、Dヴィエイラ、ソティリウ
 現在首位の広島ですが、勝ち点1差で迫っている神戸も6連勝で追いかけてきているだけに、優勝のためには勝ち続けなければなりません。明日も厳しい試合になるのは間違いないところですが、いつものようにチーム一丸となって勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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中島とプロA契約

サンフレッチェは昨日、中島洋太朗選手とプロA契約を締結した、と発表しました。中島は3/30のG大阪戦でプロデビューすると、その後は徐々に出場時間を伸ばして、ACL2の東方戦でA契約の条件である出場450分を達成していました。中国新聞によると年俸は600万円で、「現状に満足することなく、もっとチームの勝利に貢献できるように頑張ります。」と決意を述べている、とのことです。

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2024/10/17

高円宮杯PLウエスト第18節神村学園高戦

週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第18節で、サンフレッチェ広島ユースは神村学園高と接戦の末に引き分けました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、鵜飼(→長沼HT→原85分)、林、MF:橋本、桝谷、井上証(→児玉89分)、小林、野口、FW:井上愛、廣重(→宗田HT)。JFA公式サイトによると、キックオフのボールから先制点を奪われたことでペースを握られ、苦しい展開になったそうです。前半20分に小林がドリブルで持ち込んでミドルシュートを決めて同点に追いついたものの、32分にはCKから勝ち越し点を奪われて1-2でハーフタイムを迎えました。後半は4バックに変えた広島が攻撃のギアを上げて、11分には小林のFKに井上愛が合わせて同点。続いて19分には井上証のスルーパスで抜け出した井上愛がゴールに流し込んで逆転に成功しました。しかし後半39分にクリアボールを奪われて同点に追いつかれると、その後に得点は生まれず勝点1ずつを分け合うことになりました。第18節の全結果と順位表は次の通り。
【第18節】
神戸U-18   2-1 鳥栖U-18
静岡学園高  2-2 岡山U-18
名古屋U-18  2-1 米子北高
東福岡高   1-2 帝京長岡高
鹿児島城西高 0-1 大津高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     43    17   14   1   2   +38
2 神戸U-18    36    16   11   3   2   +18
3 名古屋U-18   33    17   10   3   4   +11
4 広島ユース   29    16    9   2   5   +19
5 帝京長岡高   27    17    8   3   6    +7
6 神村学園高   27    18    8   3   7    +2
7 鳥栖U-18    26    16    8   2   6    +4
8 東福岡高    22    17    6   4   7    -2
9 静岡学園高   18    17    5   3   9   -11
10 岡山U-18    11    16    3   2  11   -20
11 米子北高     9    17    3   0  14   -29
12 鹿児島城西高  5    16    1   2  13   -37

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2024/10/16

スキッベ監督が月間優秀監督賞を受賞

Jリーグは昨日、9月度の月間優秀監督賞にミヒャエル・スキッベ監督を選出した、と発表しました。スキッベ監督がこの賞を受賞するのは2022年の4月度、8月度、2023年の4月度に続いて4回目。選考理由としては「スキッベ監督は9月のリーグ戦で2勝1分の成績を収め、チームはリーグ戦11試合無敗で首位をキープ。FC町田ゼルビアとの重要な試合に勝利し、チーム全体のパフォーマンスが高く評価されました。」とされています。9月のサンフレッチェはルヴァンカップと天皇杯でいずれも準々決勝で敗退し、鹿島戦ではリーグ戦の連勝が7でストップするなど前半は過密日程の影響が色濃く出ていましたが、ACL2のカヤFC戦を大胆なターンオーバーで勝利すると、続くリーグ戦の2試合はいずれも広島らしいサッカーで完勝して首位に浮上しています。怪我人の続出や主力選手の移籍がありながら、若手の成長と移籍してきた選手の融合を通じて強いサンフレッチェを作り上げてきた手腕をこれまで以上に発揮して、優勝に向けてチームを引っ張って行ってくれるに違いありません。

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2024/10/15

WEリーグ第5節新潟戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第5節で、サンフレッチェ広島レジーナは後半アディショナルタイムの李のゴールでアルビレックス新潟レディースを振り切り、4連勝で2位をキープしました。
 レジーナは相模原戦から先発を1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生
(→塩田45+2分)
     小川  笠原(→李72分)

中嶋     上野     瀧澤(→柳瀬72分)
       (→渡邊72分)
       髙橋(→呉屋64分)

SUB:福元、早間
 対する新潟は、GK:平尾、DF:有吉、白沢(→横山81分)、山谷、園田、MF:石田、上尾野辺(→田中62分)、杉田(→道上88分)、FW:滝川、山本(→下吉81分)、川澄、と言うメンバーでした。立ち上がりは新潟に攻め込まれて、左右からのクロスを入れられゴール前に迫られます。広島は木稲を中心にした守備ではね返すと10分過ぎからペースを握り、15分にはCKに上野がヘッドで合わせたもののバーに弾かれ詰めていた近賀のシュートは枠外。16分には中嶋が、21分には上野が打ちましたがいずれも枠を捉えることができません。また29分には瀧澤のパスを中嶋が狙いましたがDFがブロック。32分には右に抜け出した中嶋のクロスを髙橋がボレーで狙いましたがヒットせず力なく外れます。新潟も前半40分ごろに波状攻撃を仕掛けて来ましたが広島守備陣がはね返し、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がペースを握り、9分には小川がシュートしましたがGKに止められます。その後は新潟の反撃を受けて、16分には有吉にフリーで打たれましたが枠を外れ、17分の山本のシュートは左山が身体を張って防ぎます。広島は後半22分、中嶋が左から仕掛けてシュートしたもののGKの好反応に防がれ、詰めていた上野のシュートもポスト。また23分には藤生が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。攻めながらもなかなか点が取れないと言うことで、広島は3バックにして攻勢を強めます。34分には渡邊のシュートはGKに止められ、続いてCKの流れから中嶋が打ちましたが枠外。36分にはCKのこぼれ球を塩田がフリーで狙いましたがGKのファインセーブに阻まれます。そして後半アディショナルタイム、右サイドでボールを持った小川がDFの裏を取って低いクロスを送ると、ニアに飛び込んだ李がDF2人と競りあいながら流し込んで今季初ゴールが貴重な先制ゴールとなります。その後は新潟のパワープレーを受けたものの守備陣が落ち着いてはね返して、連勝を4に延ばしました。
 この試合の結果レジーナは5試合を終えて勝点13。首位INAC神戸とは同勝点で、得失点差でわずかに下回って2位となっています。リーグ開幕戦の神戸戦では髙橋、第4節埼玉戦は小川、そしてこの試合は李。試合ごとの「ヒロイン」こそ違っているものの、5試合中3試合に後半アディショナルタイムにゴールを決める勝負強さが目立っていますが、それだけでなくほぼ全試合で主導権を握り続け、試合内容で上回った上で勝点を積み重ねてきたことは、より強調すべきことのように思います。選手を入れ替え、布陣を変更しながらも質の高さを維持できているのは、チームとしての成長の証。この日は近賀が怪我で途中交代する、と言うアクシデントがあったもののチーム一丸で乗り越えたように、タイトルを目指して戦い抜いて欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
Yahoo!ニュース

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2024/10/13

AFC U20アジアカップ2025予選

古いニュースとなってしまいましたが、9月下旬に行われた「AFC U20アジアカップ中国2025予選」を戦ったU-19日本代表は、2勝1分けでグループ首位となって本大会出場を決めました。
 初戦のトルクメニスタン戦のメンバーは、GK:荒木、DF:市原、喜多(→塩川79分)、髙橋、本間(→布施HT)、MF:廣井(→横山HT)、平賀(→中島86分)、保田、佐藤、小倉、FW:神田(→井上66分)。ゲキサカの記事によると日本がゲームを支配して、前半22分に髙橋のドリブル突破からのクロスを神田がヘッドで決めて先制点を奪うと、後半4分に布施の右からのクロスに神田が頭で合わせて勝利しました。
 2試合目のミャンマー戦のメンバーは、GK:後藤、DF:本間、市原(→中光HT)、塩川、池田、MF:小倉(→中島HT)、大関(→布施76分)、中川、廣井、西原(→横山65分)、FW:神田(→井上HT)。ゲキサカの記事によると前半25分に本間からのクロスを廣井が決めて先制点を奪うと、32分には大関のアーリークロスを中川がヘッドで決め、44分には廣井のスルーパスで抜け出した西原がペネルティエリア内から豪快に突き刺して前半で3点リードしました。後半も日本が一方的に攻め立てて、20分には池田のクロスを廣井が決めて4点差に広げると、後半38分と39分には中川が連続ゴールでハットトリックを達成して試合を締めました。
 2連勝同士で迎えたキルギスとの第3試合のメンバーは、GK:荒木、DF:髙橋、喜多、市原、布施(→本間90+2分)、MF:小倉、佐藤(→中島79分)、保田、平賀(→横山67分)、西原(→中川90+2分)、FW:神田(→井上67分)。ゲキサカの記事によると「完全アウェイ」の雰囲気の中で前半はスコアレスで凌いだものの、後半2分に先制点を許してしまいました。しかしその3分後にCKのボールに神田とGKが交錯。このこぼれ球がゴールラインを割ったとのジャッジで、日本が同点に追いつきました。そしてその後は井上や中島、中川らを投入して1-1のまま試合を終えて、来年2月のU20アジアカップ本大会の出場権を獲得しました。

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2024/10/12

中島が全体練習に復帰

中国新聞によると、東方戦で頭を打って途中交代した中島洋太朗選手は広島に戻って脳震盪からの復帰プラグラムをこなしていたそうで、昨日から全体練習に復帰しました。病院での検査の結果骨折や出血はなかったものの、「試合のことは何も覚えてない。初ゴールの記憶もない」と記憶の欠落があったとのこと。昨日はボール回しや4対4のミニゲームなどを順調に消化したそうで、Jリーグの残り試合やACL2の試合出場に向けて、コンディションを上げて行くことになりそうです。

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2024/10/11

W杯アジア最終予選サウジアラビア戦

昨日(日本時間今朝早朝)行われたFIFAワールドカップアジア最終予選で、日本代表はサウジアラビアを2-0で下して3連勝としました。日本代表のメンバーは、GK:鈴木彩、DF:谷口、板倉、町田、MF:守田、遠藤、三苫(→中村88分)、南野(→伊東HT)、堂安(→久保88分)、鎌田(→前田63分)、FW:上田(→小川76分)。序盤は一進一退。サウジはプレスを受けても慌てずパスを繋ぎ、機を見たドリブルで日本陣内に迫ります。しかし日本も徐々に対応して流れを掴み、前半14分に堂安のクロスを三苫が折り返し、守田の落としを鎌田が蹴り込んで先制点を奪いました。
 その後はサウジアラビアが押し返し、28分にはペナルティエリア内からシュートを打たれ、36分と38分にはCKからチャンスを作られます。続いて42分にはアブドゥルハミドに強烈なシュートを打たれたものの鈴木彩が好反応で防ぎます。逆に前半アディショナルタイムには上田が惜しいシュートを放ったもののGKに弾き出され、日本の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると日本は守備を修正して、サウジアラビアにチャンスを与えません。逆にカウンターから何度もチャンスを作ると、後半36分、伊東のCKを小川がヘッドで叩き込んで追加点を奪います。後半42分にはサウジに危ういヘディングシュートを打たれたものの枠外に外れ、アディショナルタイムにはミドルを打たれましたが遠藤がブロックして、2点リードで試合を終えました。
 ここまで2試合で12得点と猛威を振るって来た日本代表でしたが、この試合は「堅い戦い方」に終始しました。サウジアラビアはグループCでは最強のライバル。しかも前回の予選では同じく3試合目に対戦して敗れていると言うこともあって、慎重に戦って狙い通りの結果を得た、と言って良いでしょう。

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2024/10/10

WEリーグ杯第5節大宮戦

 昨日アウェイで行われたWEリーグクラシエカップのグループステージ第4節で、サンフレッチェ広島レジーナは大宮アルディージャVENTUSを1-0で下し、今大会2勝目を挙げて勝ち点を7に伸ばしました。
 レジーナはWEリーグ相模原戦から先発7人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   呉屋  市瀬   塩田
     (→左山75分)
     柳瀬  笠原(→瀧澤66分)

中嶋     渡邊     早間(→藤生85分)
(→李75分)
       髙橋(→上野66分)

SUB:福元、小川
 対する大宮は、GK:戸梶、DF:杉澤、乗松、五嶋、佐藤(→金平61分)、MF:上田、西澤、阪口(→北川53分)、奥津(→仲田61分)、FW:井上、船木(→箕輪HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりは大宮にペースを握られ、ミドルシュートやセットプレーからシュートを打たれます。しかしその後は広島のプレスが嵌まるようになり相手を押し込みます。そして前半21分、ハイプレスで奪ったボールをつないで早間がクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ中嶋が先制点ゴールを奪いました。
 これで勢いのついた広島は、その後はボールを支配して攻め続け、何度も決定機を作りましたが大宮の必死の守りにゴールを割れません。そして終盤には相手のパワープレーに押し込まれたものの集中して守り切って、ホームでは勝てなかった大宮を下しました。今節は首位の日テレ・東京ベレーザが長野と引き分けたため、首位との勝ち点差を1に縮めています。10/26に行われる長野戦に勝利して、最終節の東京戦に臨みたいところです。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2024/10/09

U-17日本代表に小林と野口

日本サッカー協会は昨日「AFC U17アジアカップサウジアラビア予選」に臨むU-16日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースの小林と野口が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】松浦(新潟U-18)、佐藤陸(山形ユース)、エジケ(鳥栖U-18)
【DF】山中、藤井(横浜FMユース)、横井(G大阪ユース)、田中(FC東京U-18)、
    篠崎(市立船橋高)、藤田(川崎FU-18)、長南(柏U-15)、熊田(大宮U15)
【MF】小林、野口(広島ユース)、今井(東京Vユース)、加藤(横浜FMユース)、
    針生(清水ユース)、武本(福岡U-18)、加茂(柏U-18)、福岡(鹿島ユース)
【FW】浅田(横浜FMユース)、葛西(湘南U-18)、谷(鳥栖U-18)、吉田(鹿島ユース)
 8月に行われた中国遠征のメンバーから西川、吉川、佐藤桜(柏U-18)、薄井(浦和ユース)、橋本(日大藤沢高)、メンディー(流経大柏高)、神田(大宮U18)、萩原(桐光学園高)、岩井(駒大高)が外れ、松浦、横井、田中、藤田、長南、熊田、今井、加藤、針生、武本、谷が選ばれています。このメンバーは10/23にネパール、10/25にモンゴル、10/27にカタールと対戦します。

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2024/10/08

高円宮杯PLウエスト第17節鹿児島城西高戦

一昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第17節で、サンフレッチェ広島ユースは鹿児島城西高に9-0で大勝して4位をキープしました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本(→児玉67分)、桝谷、井上証(→大上免67分)、小林(→廣重76分)、野口、FW:井上愛(→長沼80分)、宗田(→原67分)。得点は前半6分と後半6分、31分に小林、前半30分に井上愛、38分に宗田、後半33分に廣重、36分に木吹、45+1分と45+3分に長沼でした。第17節の全結果と順位表は次の通り。
【第17節】
神村学園高 3-3 名古屋U-18
帝京長岡高 2-3 静岡学園高
岡山U-18  1-2 大津高
広島ユース 9-0 鹿児島城西高
米子北高  0-4 神戸U-18
鳥栖U-18  3-0 東福岡高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     40    16   13   1   2   +37
2 神戸U-18    33    15   10   3   2   +17
3 名古屋U-18   30    16    9   3   4   +10
4 広島ユース   28    15    9   1   5   +19
5 鳥栖U-18    26    15    8   2   5    +5
6 神村学園高   26    17    8   2   7    +2
7 帝京長岡高   24    16    7   3   6    +6
8 東福岡高    22    16    6   4   6    -1
9 静岡学園高   17    16    5   2   9   -11
10 岡山U-18    10    15    3   1  11   -20
11 米子北高     9    16    3   0  13   -28
12 鹿児島城西高  5    15    1   2  12   -36

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U-18日本代表に木吹

日本サッカー協会は先週、スペインに遠征するU-18日本代表を発表し、広島から木吹翔太選手が選ばれました。今回選出されたのは次の23人
【GK】上林(山形)、藤間(矢板中央高)、内山(新潟U-18)
【DF】吉永(ヘンク)、田所(帝京高)、柴田(川崎FU-18)、斉藤(大宮U18)
    岡部(市立船橋高)、木吹(広島ユース)、佐藤、大川(鹿島ユース)
【MF】川村(東京Vユース)、石橋(神戸弘陵学園高)、杉浦(名古屋U-18)、
    名和田(神村学園高)、大谷(昌平高)、嶋本(大津高)、
    長田(G大阪ユース)、ニック(ザンクトパウリU19)
【FW】安野(帝京長岡高)、ワッドモハメッドサディキ(柏U-18)、
    山口(FC東京U-18)、徳田(鹿島)
 8月に行われたSBSカップ国際ユースのメンバーから永野(FC東京U-18)、土屋(川崎FU-18)、池間(神戸U-18)、布施(日大藤沢高)、天野(G大阪ユース)、山本(東京V)、南(日章学園高)、神代(熊本)が外れ、藤間、吉永、田所、岡部、木吹、佐藤、川村、石橋、杉浦、名和田、長田、ニック、山口、徳田が招集されています。このメンバーは昨日からトレーニングを開始して、10/9と10/13にU-18スウェーデン代表、10/15にU-18アメリカ代表と対戦します。

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2024/10/07

第33節磐田戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第33節磐田戦は、後半7分に同点に追いつかれたものの加藤のゴールで突き放して、3連勝で首位をキープしました。
 先発メンバーは前節と同じ。またマルコス・ジュニオールが約3ヶ月ぶりにリーグ戦のメンバーに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (→満田79分)
     川辺  松本泰

中野             東

   加藤    アルスラン(→ソティリウ70分)
   (→Dヴィエイラ90+4分)
     パシエンシア(→新井HT)

SUB:川浪、マルコス・ジュニオール、柏
 対する磐田は、GK:川島、DF:松原、伊藤(→西久保70分)、鈴木、高畑(→ペイショット82分)、グラッサ、MF:レオ・ゴメス、クルークス(→渡邉70分)、中村(→ブルーノ・ジョゼ82分)、植村(→山田88分)、FW:ジャーメイン、と言うメンバーでした。序盤は激しい競り合いから広島がチャンスを作ります。1分にはFKの折り返しを加藤がシュートしましたがブロック。10分にはアルスランのシュートがブロックされ、11分のアルスランのシュートも枠外に外れます。磐田も15分にはクルークスのクロスにジャーメインが合わせ、16分にはクルークスがミドルを打ってきましたがいずれも枠外に外れます。序盤の互角の展開から徐々に広島がペースを握ると、26分には左のポケットに抜け出した松本泰のシュートのこぼれをパシエンシアが打ちましたがクロスバーを直撃。続いて27分には荒木のシュートがGKに弾かれ、こぼれを加藤が打ちましたがゴール前を横切って逆サイドに抜けます。更に38分にはCKを佐々木がヘッドで叩きつけましたが枠を捉えることができません。そして前半40分、東のCKがゴール前にこぼれると、クリアボールをブロックした佐々木の足に当ったボールがネットを揺らして、広島が先制点を奪いました。そしてその後もアルスラン、パシエンシアが惜しいシュートを放ったものの得点にはならず、広島の1点リードで前半を終えました。
 後半からパシエンシアに代えて新井を入れて、中野をストッパー、塩谷をボランチに上げたスキッベ監督。前節と同様の「勝利の方程式」でしたが、しかし後半6分にショートコーナーからのクロスの折り返しを松原に押し込まれて同点に追いつかれてしまいました。
 勝ち点3が必要な両チームは、勝ち越しを狙って攻めあいます。10分には新井がシュートしたものの惜しくも枠外。13分にはジャーメインが危ういシュートを放ちましたが大迫がキャッチします。18分の川辺のシュートはブロックされ、こぼれを拾った松本泰のクロスは加藤に合わず。その後も川辺、アルスラン、中野らがシュートしたもののゴールは割れません。また27分には中野のシュートがポストに当り、29分の新井のヘッドも川島のスーパーセーブに合います。そして後半32分、左サイドでパスを回して松本泰がクロス。中央のソティリウの奥にポジションを取った加藤がフリーで押し込んで、広島が勝ち越しました。
 その後、ブルーノ・ジョゼのドリブルからチャンスを作ろうとする磐田。広島も満田が縦横に動いて追加点を狙います。45+1分には加藤が決定的なシュートを放ちましたが枠外。45+2分にはFKのこぼれをブルーノ・ジョゼが打ちましたが枠外に外れます。続いて45+4分には西久保がフリーで打ったシュートを大迫が反応し、こぼれ球に突っ込んできたジャーメインにぶつかりながらもクリアします。最後は磐田が放り込んで来たもののはね返して、ヤマハスタジアムに広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
 今季初めて3バックにして「ミラーゲーム」を仕掛けて来た磐田。堅い守備組織で広島の攻撃を封じ、カウンターから得点を狙うと言う戦い方に手こずりましたが、しかし徐々に広島のペースに引き込み得意のセットプレーから先制点。また後半の早い時間帯に追いつかれてしまったものの慌てることなくパスを回し、左サイドの崩しからのクロスで勝ち越し点を奪いました。後半アディショナルタイムの西久保のシュートは危うかったものの、大迫の気迫の守備で凌ぎました。磐田の頑張りで難しい試合にはなったものの、結果としては順当な勝利だったと言えるでしょう。今週は初の海外遠征に続いて中2日でのアウェイ戦、と言う厳しい日程でしたが、ターンオーバーを有効に使い、普段は出場機会が少なかった選手たちも力を出して乗り越えました。今後のリーグ戦とACL2の戦いを考えると、貴重な結果を得られた1週間でした。
 今節は神戸は京都に2点差を追いつかれたものの突き放して、広島との勝ち点差1を守っています。神戸との直接対決はもう終わっているため、勝ち続けることによってしか首位をキープできないマッチレース。残り5試合、1つも勝ち点を落とすことはできません。久々に試合のない今週から来週にかけてコンディションを調整して、次の湘南戦とその後のシドニー戦に備えて欲しいと思います。

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2024/10/06

今日の磐田戦

中国新聞によると、香港から帰国した選手たちは広島には戻らずそのまま静岡入りして、昨日は静岡県内で調整したとのこと。遠征に参加しなかったパシエンシア、アルスラン、東も合流して、コンディションの良さをアピールしていたそうです。前回対戦では2-0で勝ったとは言え、タイトな守備に苦しめられたことを考えると今日も難しい試合になるのは間違いないところ、いつものようにチーム一丸でアグレッシブに戦って、勝ち点3を取って広島に帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場はヤマハスタジアムで午後4時キックオフ。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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WEリーグ第4節相模原戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第4節で、サンフレッチェ広島レジーナは上野のゴールでノジマステラ神奈川相模原を下し、3連勝で暫定首位に立ちました。
 上野をワントップに据えた以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生
(→塩田64分)
     小川  笠原(→渡邊82分)

立花     瀧澤     中嶋(→柳瀬64分)
(→髙橋52分)(→李82分)
       上野

SUB:藤田、呉屋
 対する相模原は、GK:池尻、DF:浜田、大賀、長嶋、小野、MF:藤原(→笹井一64分)、平田(→伊東69分)、川島(→笹井優81分)、榊原、FW:南野(→築地81分)、大竹(→片山64分)、と言うメンバーでした。序盤は両チームとも厳しい球際で競り合いが続きます。広島は前半5分、CKから中嶋がシュートしましたが枠外。逆に相模原も10分、右からのクロスに大竹がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。20分過ぎからは広島がペースを握り、25分には藤生のパスを受けた笠原が反転してシュートしましたがGKがキャッチ。39分にはCKの落としを中嶋がシュートしましたが枠外に外れます。逆に前半42分、川島のクロスはクリアしたものの平田にミドルレンジから打たれましたが枠外に外れて助かります。前半はやや広島優勢ながら、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはは相模原がペースを握ったものの、その後は広島が押し返します。6分には上野のヒールで右に抜け出した瀧澤がシュートしましたがGKがファインセーブ。11分には上野のポストから小川がシュートしたもののブロックされ、15分には中嶋と近賀が立て続けにシュートを放ったものの防がれます。塩田、左山、市瀬の3バックにして前への圧力を強める広島。22分には笠原、25分には瀧澤がミドルレンジから打ちましたがゴールを割ることはできません。相模原もU-19代表の笹原一を投入して反撃を狙います。しかし後半28分、主審のドロップボールを受けた塩田がすかさず右のスペースに縦パスを送ると、これをヘッドで落とした上野がループ状のシュートを沈めてレジーナが先制点を奪いました。その後も広島は柳瀬と髙橋が動き回って追加点を奪いに行きます。対する相模原はパワープレーで同点に追いつこうとしますが、しかし広島守備陣が集中してはね返して、1点のリードを守ってそのまま逃げ切りました。
 前節に続いて相手のタイトな守備に苦しみながらも、ここぞと言うところで得点を奪って勝利したレジーナ。WEリーグ初制覇に向けて、まずは上々のスタートが切れた、と言って良いのではないでしょうか。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2024/10/05

磐田戦に向けて

明日はJ1リーグ第33節。サンフレッチェはアウェイでジュビロ磐田と対戦します。
 第24節には降格圏の18位に後退した磐田は、残留を争う柏には勝利したものの湘南、京都、札幌に敗れ、なかなか降格圏を脱出できていません。前回対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
17A ●0-2 広島  【広】ソティリウ2
28A △1-1 FC東京 【磐】グラッサ、【FC】安斎
19H △1-1 C大阪 【磐】松原、【C】レオ・セアラ
20H ○3-0 東京V 【磐】OG、ペイショット、古川
21A ●0-3 浦和  【浦】石原、渡邊、伊藤
22H △2-2 川崎F 【磐】ジャーメイン、山田、【川】遠野、橘田
23A ●0-5 湘南  【湘】ルキアン3、池田、根本
24H ●1-2 京都  【磐】ジャーメイン、【京】OG、ラファエル・エリアス
25A △2-2 新潟  【磐】ジャーメイン2、【新】宮本、秋山
26H ○2-1 鹿島  【磐】山田、古川、【鹿】鈴木
27A ●0-4 町田  【町】中山、エリキ、藤本、藤尾
28H ●0-2 札幌  【札】近藤、青木
30A ○2-0 柏   【磐】渡邊、中村
31H △0-0 福岡
32A ●0-2 名古屋 【名】稲垣、森島
 前節の名古屋戦は前半は主導権を握りながらも得点できず、後半の相手の戦術変更に対応できずに敗戦し、17位柏との勝ち点差が3に広がっています。残り試合は神戸、G大阪、横浜FMなど上位との対戦を残す磐田としては、首位相手とは言え勝ち点を失うわけにはいかない、と言う気持ちでいるに違いありません。
 対するサンフレッチェは香港でのアウェイゲームから移動しての中2日でのゲームとなります。レギュラー組の中では松本泰、中野、加藤らが30分以上プレーしていますがそれほどの疲れはないはず。明日は町田戦と同様のメンバーで戦うことになるのではないでしょうか。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰

中野             東

   加藤    アルスラン

     パシエンシア

SUB:川浪、イヨハ、新井、満田、志知、Dヴィエイラ、ソティリウ
 勝ち点3の中に3チームがひしめく混戦の優勝争いを勝ち抜くためには、とにかく目の前の試合に勝つこと。明日もチーム一丸となって戦って、勝ち点3を取って広島に帰ってきて欲しいと思います。

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キプロス代表にソティリウ

プレスリリースによると、ピエロス・ソティリウ選手がUEFAネーションズリーグを戦うキプロス代表メンバーに選ばれました。キプロスは10/12にルーマニア戦、10/15にコソボ戦を戦います。

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2024/10/04

ACL2 MD2東方戦

昨日アウェイでACL2の東方戦を戦ったサンフレッチェは、後半アディショナルタイムの荒木のゴールで3-2で勝ち、2連勝としました。
 スキッベ監督は町田戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       田中

  新井   細谷   イヨハ(→中野66分)

    松本大  中島(→松本泰45+3分)
    (→マルコスJ78分)
越道             志知
(→荒木75分)
   満田      柏(→加藤66分)

      ソティリウ(→DヴィエイラHT)

SUB:大迫、川浪、佐々木、塩谷、青山、川辺
 対する東方は、GK:イェ・ホンファイ、DF:タミルラン・コズバエフ、アレクサンダー・ジョジョ、ダニエル・アルマザン、リャン・クォンチュン(→ワン・ホーチュン72分)、ウォン・ズーホ(→カルム・ホール59分)、ユージョイイン・ジェシー、リョン・チョンボン(→ヤン・トンキ79分)、マー・ヘイワイ(→ンー・ユーヘイ67分)、マルコス・ゴンドラ、FW:ノア・バッフォー、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に攻めに出たのはホームの東方。5分のマの仕掛けは細谷が守ったものの、その直後のCKをアルマザンに決められ先制点を許してしまいました。
 ACL2での初得点で落ち着いた東方は、その後は守備を固めてカウンター狙いに切り替えます。前半12分には越道のクロスにソティリウが合わせたもののクリア。14分のソティリウのシュートは枠外に外れます。また20分には越道のクロスをソティリウがゴールに流し込んだものの、トラップでハンドをしたとして取り消されてしまいます。攻め続ける広島。しかし東方もタイトな守備で応戦します。前半35分には志知のクロスに柏が合わせたもののクリア。37分には志知のクロスに越道が合わせましたが惜しくも枠外に外れます。そして前半39分、右のハーフスペースでボールを持った松本大が右足を振り抜くと、GKの上を越えてゴールネットに突き刺さって同点に追いつきます。更にその直後には志知の折り返しを中島が倒れ込みながら決めて逆転。前半アディショナルタイムに中島が脳震盪の疑いで松本泰に交代するアクシデントがあったものの、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりにアルマザンのロングパスで抜け出したバッフォーが、細谷と競り合いながらシュートを決めて同点に追いつかれてしまいましたが、その後は広島がゲームを支配します。2分にはドウグラス・ヴィエイラの落としを満田が打ちましたがわずかに枠外。9分には越道のクロスに満田がヘッドで合わせましたが枠を捉えることができません。中野と加藤を投入して攻めの圧力を上げようとするスキッベ監督。22分の松本大のシュートも枠外に外れます。東方はカウンターからの勝ち越しを狙いますが、広島は集中した守備でシュートまで行かせません。36分には新井のクロスに志知が合わせましたが枠外。42分には左に流れた松本泰のクロスに加藤が飛び込みましたが惜しくも届かず。45+3分には新井のクロスを志知がヘッドで狙いましたがこれも枠外に外れます。そして後半45+4分、加藤の仕掛けで得たCKで、新井のボールを荒木が高い打点から叩き込んでついに広島が勝ち越します。その直後には東方の速攻を受けたものの細谷が落ち着いて対応して、1点差で勝利しました。
 2019年以来5年ぶりのアジアの舞台。しかも香港で戦うのは初めてと言うことで、選手たちには戸惑いがあったのではないかと思います。実際、前半の10分ほどは得点シーン以外でも東方に攻め込まれ、なかなか押し返せませんでした。しかしその後は芝生の状態にも慣れたのか広島らしいアグレッシブな戦いができて、前半のうちに勝ち越し。後半立ち上がりにノア・バッフォーの個人技にやられたものの、その後はほとんどシュートを打たせませんでした。また攻撃面でも守りを固める相手を揺さぶり、何度も決定機を作りました。そして後半アディショナルタイムの決勝ゴールは、新井が「蹴る前に一瞬、スッと下りてきた」ことによる正確なキックが生み出したもの。「マークのつき方が甘い」と相手の守備の弱みをつかんでいた荒木とともに、ぎりぎりの場面での選手たちの冷静さが勝因だったと言って良いでしょう。3日後に磐田戦を控える中での遠距離アウェイゲームを、普段は出場機会に恵まれなかった選手たちの活躍によって勝利したことは、いろいろな意味で重要な結果でした。
 MD2のもう1試合はシドニーFCがカヤFCイロイロとのアウェイゲームに勝利して首位をキープ。広島は得失点差で2位となっています。ACL2はグループ2位までがノックアウトラウンドに進出することから、必要な勝ち点は10程度。つまり次の試合で勝ち点3を取ることができれば、グループステージ突破に王手をかけることができます。次は10/23と11/7に行われるシドニーFCとの「首位決戦」。できればその2試合で勝ち点4以上をとって、J1リーグの終盤戦と重なる残り2試合を余裕を持って迎えたいものです。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  荒木  中島
スポナビ
日刊スポーツ
サッカーダイジェストWeb  戦評  松本大が圧巻ゴラッソ  「ヤバいヘディング」荒木  香港メディアは悲嘆
Soccer King

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日本代表に大迫

日本サッカー協会は昨日、ワールドカップ最終予選の10月ラウンドを戦う日本代表を発表し、広島から大迫が選出されました。また、ブラックバーンに移籍した大橋も初めて選出されました。今回選出されたのは次の人。
【GK】大迫(広島)、谷(町田)、鈴木彩(パルマ)
【DF】長友(FC東京)、谷口(シントトロイデン)、板倉(ボルシアMG)、町田(サンジロワーズ)、
    瀬古(グラスホッパー)、菅原(サウサンプトン)、望月(町田)、高井(川崎F)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、伊東、中村(ランス)、南野(モナコ)、守田(スポルティング)、
    大橋(ブラックバーン)、鎌田(クリスタル・パレス)、三苫(ブライトン)、小川(NEC)、
    前田、旗手(セルティック)、堂安(フライブルク)、上田(フェイエノールト)、
    田中(リーズ)、久保(レアル・ソシエダ)、藤田(シントトロイデン)
 9月ラウンドのメンバーから中山(町田)、浅野(マジョルカ)、細谷(柏)が外れ、瀬古、大橋、藤田が選ばれています。このメンバーは今週末のJリーグ終了後に集合して、10/10にサウジアラビア戦、10/15にオーストラリア戦を戦います。

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2024/10/03

今日の東方戦

中国新聞によると、アルスランとパシエンシアが広島に残った一方で、ソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラ、マルコス・ジュニオールの3人が遠征に参加しているとのこと。またU-19代表でチームを離れていた中島も一昨日キルギスから直接香港入りし、コンディションを整えているそうです。今日は「リーグ戦とは違うメンバー」(スキッベ監督)を起用して、勝ち点3を目指すことになりそうです。
 今日の試合会場は香港中心部の旺角スタジアムで、日本時間の午後9時キックオフ。試合中継はDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/10/02

東方戦に向けて

明日はACL2のMD2。サンフレッチェはアウェイで東方足球隊と対戦します。
 香港プレミアリーグの東方は、これまで香港1部リーグで5回、シニアシールドで11回、FAカップで6回の優勝を誇る香港屈指の強豪で、昨シーズンはFAカップを制してACL2の出場権を獲得しました。そして8月末から始まった2024-25シーズンはここまで3勝1分けで2位となっています。今シーズンのリーグ戦とACL2の戦績は次の通り。
HK1 ○2-0 香港流浪
HK10 ○5-1 北区
ACL1 ●0-5 シドニー
HK3 △1-1 九龍城
HK11 ○2-0 南区
 ACL2の初戦となったシドニーFCとのアウェイゲームは、序盤に縦に速い攻撃から決定機を作ったものの決め切れず、逆に前半32分にサイド攻撃から先制点を許すと、その後前半1点、後半3点を失って大敗を喫しています。ただ、攻め込まれながらも決定機を凌いで粘り強く戦えていただけに手応えは感じているはず。明日はホームの利を生かして、初勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると昨日の午前中に広島で練習して、午後に新幹線、飛行機、バスを乗り継いで香港に到着したとのこと。町田戦から中4日の試合となるものの、3日後に磐田戦を控えていることを考えるとメンバーを大きく入れ替える可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       田中

  越道   松本大  イヨハ

     青山  中島

茶島             柏

   井上      満田

      ソティリウ

SUB:川浪、荒木、細谷、中野、志知、新井、川辺、松本泰、東、加藤、Dヴィエイラ
 広島にとっては今年初めての海外遠征でのアウェイゲームとなりますが、いつも通りのアグレッシブなサッカーを貫いて、勝ち点3を取って戻ってきて欲しいと思います。

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2024/10/01

高円宮杯PLウエスト第16節名古屋戦

日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第16節で、サンフレッチェ広島ユースは名古屋U-18に0-1で敗れ、首位との勝ち点差が12に広がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本(→原86分)、桝谷、井上証、小林、長沼(→大上免65分)、野口、FW:宗田(→廣重65分)。公式記録によると広島は前半6本、後半10本のシュートを放ちましたが無得点。名古屋のシュートは前後半合わせて9本に抑えていたものの、後半39分にDF森にヘディングシュートを決められそのまま敗れました。第16節の全結果と順位表は次の通り。
【第16節】
神戸U-18   2-1 神村学園高
東福岡高   1-0 米子北高
静岡学園高  0-0 鳥栖U-18
名古屋U-18  1-0 広島ユース
大津高    5-1 帝京長岡高
鹿児島城西高 2-1 岡山U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     37    15   12   1   2   +36
2 神戸U-18    30    14    9   3   2   +13
3 名古屋U-18   29    15    9   2   4   +10
4 広島ユース   25    14    8   1   5   +10
5 神村学園高   25    16    8   1   7    +2
6 帝京長岡高   24    15    7   3   5    +7
7 鳥栖U-18    23    14    7   2   5    +2
8 東福岡高    22    15    6   4   5    +2
9 静岡学園高   14    15    4   2   9   -12
10 岡山U-18    10    14    3   1  10   -19
11 米子北高     9    15    3   0  12   -24
12 鹿児島城西高  5    14    1   2  11   -27

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