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2024/09/30

WEリーグ第3節埼玉戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第3節で、サンフレッチェ広島レジーナは後半アディショナルタイムの小川のゴールで、ちふれASエルフィン埼玉を振り切って2連勝。得失点差で首位を明け渡したものの2位をキープしました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生
(→塩田60分)  (→呉屋69分)
     小川  笠原(→李84分)

立花     瀧澤     中嶋
(→上野HT)
       髙橋(→渡邊60分)

SUB:藤田、柳瀬
 対する埼玉は、GK:浅野、DF:岸、橋沼、大沼、MF:佐久間、高原(→金成63分)、瀬戸口、栃谷(→松久保63分)、植村、FW:吉田、園田(→松山63分)、と言うメンバーでした。2分に近賀がミドルシュートを放ったのに対して、埼玉も20分には吉田がドリブル突破からシュートを放ち、37分にも右からのクロスに吉田がヘッドで合わせて来ます。広島はこの直後にカウンターから中嶋、瀧澤がシュート放ったもののブロックされます。前半は両チームともに攻め合ったものの、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島が攻勢に出て、2分にはCKの流れから波状攻撃を見せたもののゴールは割れず。9分には高い位置で奪って中嶋がシュートを打ちましたがわずかに枠外に外れます。続いて17分には藤生のクロスを上野がつないで中嶋が打ちましたが枠外。36分には上野のパスから瀧澤がクロスを入れましたが渡邊には合いません。逆に後半アディショナルタイムには松山の突破から広島ゴール前で混戦になりましたが何とか守ります。そしてその直後に木稲のパントキックのこぼれを小川が左のスペースに送ると、呉屋のクロスはDFに当ったものの拾った小川がそのまま持ち込んでシュートを決めて、劇的な決勝ゴールでレジーナが勝ちました。

サンフレッチェ広島公式サイト
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2024/09/29

第32節町田戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第32節で、サンフレッチェは町田を2-0で下し首位をキープしました。
 サンフレッチェのメンバーはベンチも含めて前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰

中野             東

   加藤    アルスラン(→新井63分)

     パシエンシア(→DヴィエイラHT→ソティリウ90+4分)

SUB:川浪、イヨハ、満田、柏
 対する町田は、GK:谷、DF:望月、ドレシェヴィッチ、昌子、MF:林(→藤本HT)、白崎(→下田83分)、仙頭、相馬、FW:藤尾(→デューク67分)、ナ・サンホ(→エリキ67分)、オ・セフン(→杉岡HT)、と言うメンバーでした。開始早々に加藤のクロスに東が飛び込んで町田ゴールを脅かした広島は、前半2分、川辺のパスを受けた中野が右から仕掛けてクロス。ここに飛び込んだパシエンシアがニアサイドを射ぬいて、先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は次々を町田陣内に迫ります。5分には東のクロスに佐々木がヘッドで合わせましたが枠外。8分にはFKのボールを逆サイドで川辺が打ちましたがクリアされ、10分の川辺のシュートもブロックされます。13分に町田の攻めをはね返すと、その直後には塩谷のパスから加藤が決定的なシュートを放ったものの谷のファインセーブに阻まれます。そして前半21分、アルスランの速いリスタートを川辺がつなぎ、中野の高速クロスを加藤が流し込んでリードを2点に広げました。
 追いつきたい町田は、クロスとロングスローで広島ゴールに迫りますが守備陣は集中を切らさずはね返します。その流れは後半も続き、お互いにシュートまで行けない時間帯が続きます。後半8分には藤本の仕掛けから仙頭にシュートを打たれましたが大迫がファインセーブ。(しかもオフサイド。)13分には藤本のシュートが佐々木の身体に当ってコースが変わりましたが、大迫が素晴らしい反応で弾き出します。次々と選手を入れ替えて流れを変えようとする黒田監督。しかし広島は守りに入らず「前への矢印」で対抗します。そして終盤は再び町田を押し込んで、27分にはドウグラス・ヴィエイラがシュートを放ったもののGKがセーブ。30分にもドウグラス・ヴィエイラが打ちましたがDFに防がれます。更に42分には東、43分には塩谷が続けざまに決定的なシュートを放ちましたが惜しくも外れます。広島は最後まで主導権を渡すことなく、2点のリードを保ったままで試合をクローズしました。
 お互いに勝ち点59同士で迎えた「首位決戦」と言うことで注目を集めた試合でしたが、序盤からペースを握ったのは広島でした。立ち上がりからアグレッシブに攻め込んで、2度目のチャンスで先制点を奪いました。そしてその後もその勢いを持続して、1点目と同様に中野のクロスから2点目。その後は町田に押し返される時間帯もあったものの、ハイボールは全員で集中してはね返し、2度ほどあったピンチも大迫のセーブで凌ぎました。試合後に黒田監督は「広島さんとの差を認めざるを得ない」と語っていますが、内容的には広島の完勝だったと言って良いでしょう。
 第32節は神戸も試合終了間際の得点で勝利して、2位に浮上してきました。広島はリーグ戦10試合負けなしですが、神戸も第26節から7試合負けなし(6勝1分け)と好調をキープしていることから、今後の優勝争いはこの2チームのマッチレースになりそうです。広島の残り試合の相手は磐田、湘南、京都、浦和、札幌、G大阪。対する神戸は、京都、FC東京、磐田、東京V、柏、湘南。お互いに残留争いに巻き込まれているチームとの対戦を多く残しているだけに、いかに取りこぼさずに勝ちを積み重ねて行くか、が優勝に向けてのポイントになるのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
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Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  タオルを巡って
サッカーダイジェストWeb  スタメン発表  開始3分の先制弾に大盛り上がり  広島が天王山を制す  町田の快進撃はここまでか  首位攻防戦勝利にファン歓喜  上位3強のスケジュール
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2024/09/28

今日の町田戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の試合について「いいサッカーができればそれでいいのです」と語っています。また中国新聞によると佐々木は「気負い過ぎず、自分たちのプレーで自信を持ってやる」と述べています。町田は強敵ですが、サンフレッチェが自分たちのサッカーを貫けば結果は自ずから付いてくるはず。いつものように満員の観衆をバックにしたアグレッシブなサッカーで、「首位決戦」に勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後7時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継はNHK-BSとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&NHK-BSやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/09/27

町田戦に向けて

明日はJ1リーグ第32節。サンフレッチェはホームで町田ゼルビアと戦います。
 第2節からの4連勝で首位に立った町田は、その後も調子を持続して第28節まで首位をキープ。その後は勝ち切れない試合もあったものの着実に勝ち点を積み重ね、現在広島と同勝ち点の2位となっています。6月以降の公式戦の戦績は次の通り。
17H ●1-3 新潟  【町】藤尾、【新】小見、藤原、OG
YPO1 ○3-1 C大阪 【町】下田、ナ・サンホ、エリキ、【C】クルークス
YPO2 △2-2 C大阪 【町】ナ・サンホ、昌子、【C】OG、上門
天2 ●1-1 筑波大 【町】安井、【筑】内野
   PK2-4
18A ○3-1 横浜FM 【町】昌子、藤尾、下田、【横】宮市
19H △0-0 福岡
20A △0-0 神戸
21A ○3-1 G大阪 【町】デューク、藤尾、仙頭、【G】ウェルトン
22H ○1-0 名古屋 【町】下田
23A ○1-0 東京V 【町】OG
24H ●1-2 横浜FM 【町】デューク、【横】アンデルソン・ロペス、天野
25A △0-0 C大阪
26H ●0-1 湘南  【湘】池田
27H ○4-0 磐田  【町】中山、エリキ、藤本、藤尾
28A △0-0 新潟
29H △2-2 浦和  【町】オ・セフン、エリキ、【浦】関根、チアゴ・サンタナ
YQF1 ●0-5 新潟  【新】長倉4、小野
YQF2 ○2-0 新潟  【町】中島、下田
30A ○3-0 福岡  【町】藤本、OG、ナ・サンホ
31H △0-0 札幌
 前節はJ1残留のためには負けられない札幌の気迫溢れるプレーで接戦となり、両チームともチャンスを作りながらもスコアレスドローに終わっています。J1初昇格で優勝と言う快挙を成し遂げるためには、もうこれ以上勝ち点を落とすわけにはいかない町田。明日はいつも以上に勝ちにこだわるサッカーで、激しい戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節の快勝の勢いを明日につなげたいところ。ワントップに誰を起用するか、また塩谷と中野のポジションをどうするかなど難しいところですが、私は横浜FM戦後半の布陣でスタートするのではないかと予想します。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井              東

   松本泰  アルスラン

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、柏、茶島、満田、パシエンシア、ソティリウ
 同勝ち点の町田だけでなく、連覇を狙う神戸も勝ち点1差で迫っている混戦のJ1リーグですが、やるべきことは目の前の試合に勝つこと。明日もいつも通りにチーム一丸となって、勝ち点3をゲットして欲しいと思います。

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2024/09/26

WEリーグ杯第3節東京戦

昨日ホームで行われたWEリーグクラシエカップグループステージ第3節で、サンフレッチェ広島レジーナは日テレ・東京ベレーザに0-2で敗れ、グループ2位に後退しました。
 レジーナはリーグ戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   呉屋  中村   塩田
(→左山HT)
     森   柳瀬(→吉野80分)
     (→瀧澤56分)
渡邊     古賀     松本
       (→中嶋56分)
        李(→上野62分)

SUB:福元、藤生
 対する東京はリーグの埼玉戦から1人入れ替えて、GK:野田、DF:坂部、村松、松田、青木(→三浦80分)、MF:菅野(→木下27分)、岩﨑、北村、FW:山本、木村(→眞城HT)、鈴木(→樋渡65分)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから前からのプレスを敢行し、1分にはクロスのこぼれを松本がシュートするなど積極的に攻めます。その後は東京に押し返される時間帯はあったものの、27分と28分に波状攻撃を仕掛けます。後半もパスを回す東京に対して臆せずプレスをかけて、後半9分には塩田が惜しいミドルを放ちます。瀧澤と中嶋を投入して点を取りに行く広島。しかし後半16分、カウンターから木下にミドルシュートを打たれて先制点を取られると、29分にはクロスの対応ミスからPKを与えてしまい、それを山本に決められてしまいます。その後、34分の中嶋のシュートなどで広島が反撃したものの得点は奪えず、悔しい敗戦となりました。
 試合後に吉田監督は選手を入れ替えた理由について「全員でカップ戦もリーグ戦も勝ち進んでいく意識づけを、もう一度選手に持ってもらいたかった」と説明。「前半は試合の主導権を握りながら、良い守備から良い攻撃に繋げてフィニッシュまで行けた」ものの、「相手が攻撃をやり直した時の押し返しができず去年からの課題が出て」しまった、と敗因を語りました。

サンフレッチェ広島公式サイト
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佐賀国体少年男子決勝

昨日行われた佐賀国体の少年男子決勝で、広島県は延長戦で佐賀県を下し、8年ぶり2度目の優勝を果たしました。広島県の先発メンバーは、GK:山田、DF:井上、森井、小柳、MF:野口、太田、梅田、原、岡、河上、FW:信重。(瀬戸内高の井上、岡以外はサンフレッチェ広島ユース。)先制点は前半12分で、右サイドを攻め上がった岡のパスを梅田がマイナス方向に流すと、太田が強烈なミドルを叩き込みました。この後広島県は何度かチャンスを作ったものの、30分にCKから同点に追いつかれてしまいました。後半は3分に相手のDFが決定機阻止で退場となって数的優位になりましたが、チャンスを決め切れずに延長戦に突入しました。そして延長前半9分に河上のCKを信重が折り返し、これを井上が蹴り込んで勝ち越し。その後は佐賀県の反撃を受けながらもリードを守り切りました。

ゲキサカ  戦評  梅田  井上  太田  野口  森井

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2024/09/25

佐賀国体少年男子

佐賀国体のサッカー少年男子の広島県チームは、昨日の準決勝で福岡県を2-0で下し、決勝進出を決めました。
 広島県選抜はサンフレッチェ広島ユースの遠藤監督が率い、ユースの1,2年生12人に高体連の4名を加えたメンバー。ゲキサカの記事によると、初戦となった2回戦の高知県との試合では高円宮杯の大津戦に出場した野口が欠場し、ユースの10人に瀬戸内高の岡を加えた11人でスタートしました。そして前半4分に菊山が先制点を挙げ、15分にはCKから信重が追加点を奪うと、その後も着々と加点して6-0で勝ちました。
 続いて埼玉県と対戦した準々決勝は(ゲキサカの記事)、開始早々に先制点を奪われたものの前半32分に信重が豪快に決めて同点に追いつきました。その後は一進一退の攻防があったものの得点は生まれず、同点のまま試合終了。PK戦では守護神・山田が相手の2本をストップして広島が勝利しました。そして昨日行われた準決勝では福岡県と対戦し、後半に河上、信重のゴールで2点を奪い、守っては完封で決勝進出を決めました。
 今日行われる決勝戦は、初優勝を狙う開催地の佐賀県との対戦。広島県は東俊希や松本大弥が出場した2016年以来6年ぶり2度目の優勝を目指します。

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2024/09/24

高円宮杯PLウエスト第15節大津高戦

昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第15節で、サンフレッチェ広島ユースは10連勝中だった大津高に1-0で勝ち、独走にストップをかけました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本(→廣重60分)、桝谷、井上証、小林(→青井90+5分)、長沼(→大上免60分)、野口、FW:宗田(→山里86分)。前半はシュートゼロに抑えられた広島でしたが、後半21分に混戦から井上証が先制点を奪い、その後の反撃を抑えて1-0で逃げ切りました。第15節の結果と順位表は次の通り。
【第15節】
帝京長岡高 4-0 米子北高
岡山U-18  0-3 神村学園高
大津高   0-1 広島ユース
静岡学園高 2-3 名古屋U-18
東福岡高  0-2 神戸U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     34    14   11   1   2   +32
2 神戸U-18    27    13    8   3   2   +12
3 名古屋U-18   26    14    8   2   4    +9
4 広島ユース   25    13    8   1   4   +11
5 神村学園高   25    15    8   1   6    +3
6 帝京長岡高   24    14    7   3   4   +11
7 鳥栖U-18    22    13    7   1   5    +2
8 東福岡高    19    14    5   4   5    +1
9 静岡学園高   13    14    4   1   9   -12
10 岡山U-18    10    13    3   1   9   -18
11 米子北高     9    14    3   0  11   -23
12 鹿児島城西高  2    13    0   2  11   -28

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2024/09/23

第31節横浜FM戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第31節横浜FM戦は、リーグ戦のクラブ記録に並ぶ6得点の大勝で首位を奪回しました。
 アルスランが2試合ぶりに先発。またソティリウが2ヶ月ぶりにメンバー入りして、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺  松本泰(→柏90+4分)

中野             東(→イヨハ90+4分)

   加藤    アルスラン(→満田73分)
   (→ソティリウ87分)
     パシエンシア(→新井HT)

SUB:川浪、Dヴィエイラ
 対する横浜FMは、GK:ポープ、DF:松原(→加藤連81分)、畠中、エドゥアルド、永戸(→渡邊泰81分)、MF:渡辺皓、山根(→榊原59分)、天野(→植中27分)、FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、井上(→水沼81分)、と言うメンバーでした。試合は立ち上がり早々に動きます。前半3分、加藤の右クロスからパシエンシアがシュート。これは防がれたもののこぼれ球を拾った東の折り返しを加藤が押し込み、広島が先制しました。しかし横浜FMも19分、永戸とのワンツーでペナルティエリア内に進入した井上に右足で決められ同点に追いつかれてしまいました。
 お互いにハイプレスと素早いパス交換の応酬で激しいつばぜり合いとなりましたが、そこで違いを見せたのがアルスラン。前半22分、低い位置でボールを奪った佐々木が左のスペースにロングパスを送ると、これを受けたアルスランがドリブルから右足を一閃。これがDFの足に当たってゴールが決まって勝ち越します。更に前半40分にはロングフィードで右サイドに抜け出した加藤がクロスを送ると、アルスランが右足で叩き込んでリードを広げます。対する横浜FMもアディショナルタイムにアンデルソン・ロペスが右から仕掛けてゴールを決めて、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から新井を投入し、加藤をワントップ、塩谷をボランチ、中野をストッパーに配置替えしたスキッベ監督。そしてそれが功を奏したのは後半3分のことでした。右のスペースへのパスを受けた新井がドリブルでペナルティエリアに進入してDF3人をかわしてシュート。これがファーサイドに見事に決まってリードを2点に広げます。後半14分には左からゴール前を横切ったクロスを新井が折り返して加藤が押し込んだものの、左からのクロスに合わせに行った加藤がオフサイドポジションにいたと言うことでゴールは取り消されます。しかし広島は攻め手を緩めず、38分には満田のクロスに逆サイドから走り込んだ東が決めて5点目。43分には再び荒木のゴールがオフサイドで取り消されましたが、後半アディショナルタイムには右からのCKにソティリウが高い打点のヘッドで決めて、復帰戦を自ら祝いました。
 試合後にスキッベ監督は「結果は6-2という大きな差のついた試合になりましたけれども、試合中のところで言えば、本当に均衡した良い試合だった」と語っていますが、確かに前半はお互いに持ち味を発揮していたと思います。横浜FMは個々の選手の技術が高く、広島がプレスに行ってもなかなか奪えませんでしたし、また前線の高い決定力も脅威でした。アルスランの2ゴールでリードしていたとは言え、どちらに転ぶか分からない展開でした。しかし後半早々に新井の個人技で追加点を奪うとその後は圧倒。ハイプレスが機能して横浜FMにほとんど攻撃の形を作らせず、逆にこちらは何度もビッグチャンスを作りました。試合後に東が語っているように、後半からの選手交代によって前からボールを奪いに行けるようになって、主導権を握ってゲームを進めることができたのだと思います。前節でリーグ戦の連勝は止まりましたが、カヤFC戦でターンオーバーして主力が休養できたことで、チームが蘇ったと言えるのではないでしょうか。
 今節は町田が引き分けに終わったため広島は再び勝点で並び、得失点差で再び首位に立ちました。次節は町田との直接対決、そしてその後は磐田、湘南、京都と残留争いに巻き込まれているチームとの「激闘」が待っています。まずはゆっくりと身体を休めて、残り7試合に全力を尽くして欲しいと思います。

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サッカーダイジェストWeb  戦評  「紫の魔法使いの一振りだ!」
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2024/09/22

今日の横浜FM戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は、佐々木について「私がここに来た時からずっと、足首の問題を抱えてきましたが、今は本当にいい状態です...疲労も抜けたと思います」と語っています。またパシエンシアも「チームにも慣れてきたし、気温も今はちょっと下ってきた。調子は良い状態にある」とのこと。カヤFC戦でターンオーバーしたことでレギュラー陣は休養十分。第13節で2度リードしながらも逆転負けした横浜FMに勝利して、その時の借りを返して欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後6時半キックオフ。チケットは前売りで完売していますので当日券はありません。また試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日は現地観戦の予定なので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧ください。

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WEリーグ第2節仙台戦

昨日行われたWEリーグホーム開幕戦のマイナビ仙台レディース戦は、サンフレッチェ広島レジーナが4-1で快勝して暫定首位に立ちました。
 レジーナは神戸戦から先発3人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生
(→塩田52分)
     小川  笠原

立花     瀧澤     中嶋(→李80分)
(→呉屋80分)(→柳瀬70分)
       髙橋(→上野52分)

SUB:藤田、渡邊
 対する仙台は、GK:齊藤、DF:國武(→松永HT)、長船、吉岡(→佐藤80分)、MF:佐々木、隅田、中島、菊地、原(→石坂86分)、遠藤(→猪瀬HT)、FW:後藤(→津田HT)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりからハイプレスでペースを握ります。そして前半17分にスルーパスで右のポケットをとった瀧澤がシュート。これはGKが弾いたものの、こぼれ球を拾った瀧澤のパスを髙橋がダイレクトで蹴り込んで先制点を奪いました。続いて37分には瀧澤のCKを藤生がヘッドで落とし、それを近賀が蹴り込みリードを2点に広げて前半を折り返しました。
 後半から3枚替えで反撃に出る仙台。それが功を奏したのは後半1分で、ロングボールを近賀と競りあって奪った菊地が左サイドを抜け出してクロス。これを中央に詰めた津田に押し込まれて1点差に迫られました。これで勢いのついた仙台はパス回しで上回って広島を押し込みます。そこで吉田監督が上野と塩田を投入すると再び流れが変わり、後半7分の上野のシュートは止められたものの、15分に上野のワンタッチパスでDFラインの裏に抜け出した中嶋が決めてリードを広げます。更に後半22分にはゴールライン際でボールを奪った小川が前線にフィードすると、これを受けた上野がDFとGKをかわしてシュートを決めます。その後も広島は何度も決定機を作りながらも得点は生まれず、3点差で今季のリーグ戦初勝利を挙げて近賀の300試合出場を祝いました。

サンフレッチェ広島公式サイト
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2024/09/21

横浜FM戦に向けて

明日はJ1リーグ第31節。サンフレッチェはホームで横浜F・マリノスと対戦します。
 第8節終了時点では5位だった横浜FMでしたがACLと平行して戦ったダメージは大きく、第20節からの4連敗などで13位に後退。「期待していたところに少しずつ届いていない」と言うことでキューウェル監督を解任。後任のハッチソン暫定監督の下で復調しつつあるものの、目標としていた3位との勝ち点差は14と絶望的な差になっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
13H ○3-2 広島  【横】ヤン・マテウス2、アンデルソン・ロペス、【広】加藤、大橋
19A ○1-0 札幌  【横】アンデルソン・ロペス
20A ●1-2 福岡  【横】天野、【福】ザヘディ、ウェリントン
21H ●1-2 東京V 【横】宮市、【V】山見、OG
16H ●0-1 鳥栖  【鳥】横山
22A ●0-4 G大阪 【G】ファン・アラーノ、ダワン、宇佐美、ジェバリ
天3 ○2-2 水戸  【横】井上、植中、【水】野瀬、草野
   PK5-4
23H ○4-1 鹿島  【横】天野、エドゥアルド、エウベル、植中、【鹿】知念
24A ○2-1 町田  【横】アンデルソン・ロペス、天野、【町】デューク
25H ○3-2 札幌  【横】エウベル、ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、【札】浅野、菅
26H ●1-2 神戸  【横】エドゥアルド、【神】武藤2
27A ○3-1 川崎F 【横】アンデルソン・ロペス2、加藤蓮、天野
天4 ○3-2 長崎  【横】天野、西村、植中、【長】フアンマ、マテウス・ジェズス
28H ○4-0 C大阪 【横】
YQF1 ○6-1 札幌  【横】植中2、OG、天野2、水沼、【札】白井
YQF2 ●1-3 札幌  【横】ヤン・マテウス、【札】菅2、ジョルディ・サンチェス
30H ●1-2 京都  【横】OG、【京】ラファエル・エリアス、原
ACL1 ●3-7 光州  【横】エウベル2、西村、【光】アサニ3、オ・フソン、ミケルタゼ、イ・ヒギュン、ティグロン
 前節は前半7分に西村が一発退場で数的不利になったことが影響して一度は追いついたものの突き放されて敗戦。また火曜日に行われたACLEの初戦は光州とのアウェイゲームとなりましたが、GKに経験の浅い寺門を起用せざるを得なかったこともあって、失点が止まらず大敗を喫しています。明日はエウベルと西村が出場停止となりますが、ただ光州戦から中4日で、しかもアンデルソン・ロペスやヤン・マテウスらは遠征には参加していなかっただけにコンディションに問題はないはず。明日は巻き返しを賭けて広島に乗り込んで来るのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中島と井上がU-19代表でチームを離れています。またカヤFC戦から中2日と言うことで、鹿島戦のメンバーで戦う可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井             東

   加藤     松本泰

     パシエンシア

SUB:川浪、イヨハ、茶島、柏、アルスラン、満田、Dヴィエイラ
 残り8試合となったリーグ戦はここからが本当の勝負。2015年以来の優勝を勝ち取るためには、1つでも落とすわけにはいきません。明日も厳しいゲームになるとは思いますが、これまで通りホームのファミリーとともに一丸となって勝利して欲しいと思います。

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2024/09/20

ACL2 MD1 カヤFC戦

昨日ホームで行われたACL2開幕戦で、サンフレッチェ広島はカヤFCイロイロを3-0で下し、好スタートを切りました。
 スキッベ監督は鹿島戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       田中

  越道   松本大  イヨハ

     青山  中島
     (→細谷76分)
茶島             柏(→志知71分)
(→中野HT)
   井上      満田(→アルスラン66分)

     Dヴィエイラ(→パシエンシアHT)

SUB:川浪、荒木、松本泰、東、川辺、加藤
 対するカヤFCは、GK:デイト、DF:ディアノ(→アルボレダ70分)、ロタ、メンジ、MF:スウェインストン(→パク・イヨン59分)、エッソ(→バシンダナン78分)、山崎、FW:斎藤、堀越、メリサ(→駒木59分)、ロペズメンディ(→ベディック70分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻め込んだのは広島。自陣に下がってブロックを作るカヤに対して、パスを回して揺さぶります。2分には中島のパスから井上がシュートしましたがGKがセーブ。3分には中島のパスを受けた柏が決定機を迎えましたが枠外に外れます。その後も青山や松本大、ドウグラス・ヴィエイラ、中島らがシュートしましたがゴールを割れません。逆にカヤはロングボールからの得点を狙い、33分には堀越が単騎で抜け出してシュートしましたが田中が落ち着いてセーブします。そして前半36分、イヨハが左サイドを突破してチャンスを作ると、満田のパスをドウグラス・ヴィエイラがワンタッチでゴールに流し込んで、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島は攻め続け、39分には満田のミドルをGKがファインセーブ。42分には中島がFKから狙いましたが枠外に外れ、45+1分にはドウグラス・ヴィエイラがバックヘッドで狙いましたがGKに止められます。前半は広島が圧倒的に攻め続けたものの1点しか奪えないままにハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとスキッベ監督はパシエンシアと中野を投入し、追加点を奪いに行きます。そして8分のパシエンシアのミドルはGKに弾かれたものの、その直後に速攻から満田がドリブルでDFを引きつけてパシエンシアに渡すと、ミドルレンジから見事なシュートを決めてリードを広げました。
 守ってばかりはいられなくなったカヤは、その後パク・イヨンと駒木を投入して反撃を試みます。しかし広島は後半17分にCKの流れから満田のクロスをイヨハがヘッドで決めて3点目。その後もアルスランや志知を投入して攻め手を緩めず、何度もビッグチャンスを作りつつそのまま試合を終えました。
 鹿島戦から中4日とは言え、そこまでは15日間で5試合を戦う過密日程だった広島。しかも3日後には横浜FM戦が控えていると言うことで、先発全選手を入れ替える「ターンオーバー」で戦いました。満田、越道、ドウグラス・ヴィエイラ以外はリーグ戦の出場時間が200分以下の選手が先発しましたが、しかしピッチ上で展開されていたサッカーは紛れもなく「スキッベ・サンフレッチェ」のサッカーでした。立ち上がりから動きとパスの質の高さで相手を圧倒して押し込むと、ストッパーの攻撃参加で作った決定機を先制点につなげました。また後半からパシエンシアと中野を投入し、攻撃のギアを上げて点差を広げました。これまでなかなか出場機会を掴めなかった選手たちでしたが、しっかりと練習して準備を怠らなかったことが分かる勝利だった、と言えるでしょう。
 昨日行われたグループEのもう1試合は、ホームのシドニーFCが5-0でイースタンを下して首位に立っています。どうやら「2強2弱」の様相となりそうなグループEですが、しかしカヤFCもイースタンもホームでは力を発揮するはず。次は町田戦後に中4日でアウェイのイースタン戦となりますが、ここに向けて良い準備をして、勝ち抜きに向けて前進して欲しいと思います。

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2024/09/19

今日のカヤFC戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督がACL2カヤFC戦の前日会見で、青山と柏の起用を明言。ACL2のグループステージ突破に向けての決意を示しました。一方のカヤFCは星出悠監督と斎藤彰人選手が会見に臨み、シーズン開幕前でコンディションに問題はあるものの、フィリピンの代表として精いっぱい戦いたい、と述べました。
 今日の試合会場は広島サッカースタジアムで、午後7時キックオフ。当日券は午後4時半からバックスタンド側2Fチケットカウンターで販売します。また試合中継はDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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京都戦と札幌戦の日程

Jリーグは昨日、未定だった第35節京都戦と第37節札幌戦の日程を発表しました。これによると京都戦は11/3(日)の午後1時キックオフで会場はエディオンピースウイング広島。中4日でアウェイのシドニー戦があることから、試合終了後に移動を開始することになるかも知れません。また札幌戦は12/1(日)の午後2時キックオフで、この試合がJリーグのホーム最終戦となります。こちらは木曜日にマニラで行われるカヤFC戦から中2日で、リーグ終盤戦を迎えることになります。シドニーとのアウェイゲームの後には中2日で浦和戦が控えていることを考えると、このACL2の2試合はできればターンオーバーで戦いたいところ。そのためには、ぜひともグループステージ序盤の3試合で勝ち点9を確保して、ほぼ勝ち抜きを決めてしまいたいところです。今後のリーグ戦とACL2の試合日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
備考
ACL2-1
9/19(木)
19:00
カヤFCイロイロ
広島サッカースタジアム
31
9/22(日)
18:30
横浜F・マリノス
エディオンピースウイング広島
32
9/28(土)
19:00
FC町田ゼルビア
エディオンピースウイング広島
ACL2-2
10/3(木)
21:00
東方足球隊
旺角スタジアム
33
10/6(日)
16:00
ジュビロ磐田
ヤマハスタジアム
34
10/19(土)
15:00
湘南ベルマーレ
レモンガススタジアム平塚
ACL2-3
10/23(水)
19:00
シドニーFC
広島サッカースタジアム
35
11/3(日)
13:00
京都サンガ
エディオンピースウイング広島
ACL2-4
11/7(木)
17:00
シドニーFC
ジュビリースタジアム
36
11/10(日)
15:00
浦和レッズ
埼玉スタジアム2002
ACL2-5
11/28(木)
21:00
カヤFCイロイロ
リサール記念スポーツコンプレックス
37
12/1(日)
14:00
北海道コンサドーレ札幌
エディオンピースウイング広島
ACL2-6
12/5(木)
17:00
東方足球隊
広島サッカースタジアム
38
12/8(日)
14:00
ガンバ大阪
パナソニックスタジアム吹田

 なお、カレンダー形式の日程表はこちらをご覧下さい。

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2024/09/18

カヤFC戦に向けて

明日はACL2のグループステージ初戦。サンフレッチェはホームでフィリピンのカヤFCイロイロと対戦します。
 フィリピンのプロサッカーリーグは、2017年に開始したフィリピン・フットボールリーグが紆余曲折を経て現在のトップリーグとして運営されています。その中で1996年に創設されたカヤFCは2017年にマカティからイロイロに移転して「カヤFCイロイロ」と改称。2021年のACLではプレーオフラウンドで上海海港を下して初めて本大会に出場しました。翌年はカップ戦で優勝して予選ラウンドを戦いシドニーFCに敗れて本大会出場を逃しましたが、ACL2023/24はフィリピンリーグ優勝でストレートイン。そして2023/24のリーグ優勝で今季のACL2の出場権を獲得しています。ここまで2年連続で国内リーグを制してフィリピンを代表するクラブとしての地位を確立してきたカヤFCですが、しかしこれまで本大会では一度も勝てていないことから、今季こそ、と強い思いを持っているはず。明日は全力を挙げて勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、鹿島戦終了後にスキッベ監督は「今日の試合で出ていない選手を起用する」と明言したことから、ターンオーバーするのは間違いなさそう。また怪我で離脱していたソティリウとマルコス・ジュニオールは練習に復帰しているとの情報があることから、少なくともベンチ入りはするのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       川浪

  木吹   細谷  イヨハ

     青山  松本大

越道             柏

   茶島      満田

      ソティリウ

SUB:大迫、荒木、中野、新井、志知、川辺、東、加藤、
井上、マルコスJ、Dヴィエイラ、パシエンシア
 これまでのACLと同様のフォーマットで行われるACL2の勝ち抜きの条件は、グループステージで2位以内に入ること。そのための目安の勝ち点は10程度なので、ホームでは勝ち点3を取ることが必須です。ほとんど情報のない相手との対戦と言うことで明日は難しい試合になりそうですが、誰が出ることになっても全員で力を合わせて、好スタートを切って欲しいと思います。

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2024/09/17

高円宮杯PLウエスト第14節

昨日行われる予定だった高円宮杯プレミアリーグウエスト第14節岡山U-18戦は、雷のため延期となりました。第14節の他の結果と暫定的な順位表は次の通り。
【第14節】
米子北高  2-4 鳥栖U-18
神戸U-18  2-1 静岡学園高
名古屋U-18 0-3 大津高
東福岡高  2-0 鹿児島城西高
神村学園高 3-1 帝京長岡高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     34    13   11   1   1   +33
2 神戸U-18    24    12    7   3   2   +10
3 名古屋U-18   23    13    7   2   3    +8
4 広島ユース   22    12    7   1   4   +10
5 鳥栖U-18    22    13    7   1   5    +2
6 神村学園高   21    14    7   1   6     0
7 帝京長岡高   21    13    6   3   4    +7
8 東福岡高    19    13    5   4   4    +3
9 静岡学園高   13    13    4   1   8   -11
10 岡山U-18    10    12    3   1   8   -15
11 米子北高     9    13    3   0  10   -19
12 鹿児島城西高  2    13    0   2  11   -28

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2024/09/16

WEリーグ第1節神戸戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ開幕戦でINAC神戸レオネッサと対戦したサンフレッチェ広島レジーナは、終了間際の髙橋のゴールで引き分けに持ち込みました。
 レジーナはWEリーグ杯の2試合の結果を踏まえて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生(→塩田82分)
(→島袋56分)
       笠原(→髙橋82分)

     小川  柳瀬
     (→瀧澤56分)
渡邊            中嶋
(→松本70分)
       上野

SUB:藤田、呉屋
 対する神戸は、GK:船田、DF:守屋、三宅、井出、土光、MF:山本、サンプソン、ソルデヴィラ(→松原HT)、成宮、FW:愛川(→高瀬67分)、スアレス(→水野58分→モレラ90分)、と言うメンバーでした。試合が動いたのは開始早々の0分。キックオフのボールを受けた木稲が蹴り出そうとしたもののこれがスアレスに当り、そのまま抜け出されてゴールに流し込まれてしまいました。これで勢いの出た神戸は追加点を奪いに来て、2分には守屋のクロスのこぼれを成宮に打たれたものの枠外。5分にも成宮に打たれましたがブロックします。しかし広島もその後は落ち着きを取り戻すと、ハイプレスでリズムを作ります。6分には笠原がシュートしましたGKがキャッチ。26分には上野のクロスのこぼれを笠原が打ちましたが枠に外れ、38分には小川のFKに上野がヘッドで合わせたがGK正面。41分には近賀がペナルティエリア内でシュートしましたがDFに当たり、45+2分には藤生のクロスに近賀が飛び込みましたが、ヘッドは惜しくも枠外に外れます。前半は神戸のシュート2本に対して広島は5本と上回ったものの立ち上がりの失点が響いて、0-1でハーフタイムを迎えました。
 後半もハイプレスでリズムを作る広島。しかし神戸も守備を固めて隙を見せません。瀧澤と島袋を投入して流れを変えようとする吉田監督。18分には柳瀬がミドルレンジからシュートしましたが左に外れます。後半の後半は疲れが出たかプレスが弱まり、神戸にパスを回される時間が長くなったものの、鋭い縦パスやクロスで打開を図ります。後半42分には瀧澤が得たFKを自ら狙いましたが枠外。43分には上野がミドルレンジから狙いましたが惜しくもバーに弾かれます。そして後半44分、瀧澤のFKに走り込んだ髙橋がヘッドで流し込んで、ついに同点に追いつきます。その後は神戸の反撃を受けて何度かセットプレーから攻め込まれたもののはね返し、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 4年目のWEリーグ開幕戦の相手は初代女王のINAC神戸。広島としては吉田新監督の元で作り上げてきたものを見せたいところでしたが、立ち上がりのミスで失点してしまったのは残念でした。オフには多くの代表クラスがチームを去った、と言うこともあって神戸は手堅く1点のリードを守ろうとして来たことから、レジーナがハイプレスで奪ってもゴール前に人数が揃っていることが多く、なかなか決定機を作れませんでした。ただその一方で守備は良く機能していて、神戸のシュートはわずか3本。前から当たりに行って相手をゴールから遠ざける、と言う狙いはかなりできていたように思います。今後は相手ゴール前でのプレー精度を高めて得点力を上げることが、重要なのではないでしょうか。

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2024/09/15

第30節鹿島戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第30節鹿島戦は引き分けに終わり、リーグ戦の連勝が7でストップするとともに2位に後退しました。
 大迫と佐々木が復帰。またパシエンシアを初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→アルスラン81分)

新井             東

   加藤     松本泰
   (→満田89分)
      パシエンシア(→Dヴィエイラ57分)

SUB:川浪、イヨハ、柏、井上
 対する鹿島は、GK:早川、DF:濃野、植田、関川、安西(→藤井74分)、MF:三竿、知念、柴崎(→樋口59分)、名古(→徳田74分)、FW:師岡(→ターレス59分)、鈴木、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻め込んだのは広島。1分にパシエンシアがCKをヘッドで狙うと、3分には中野のクロスをパシエンシアがトラップしてシュートしたもののDFに止められます。続いて8分にはパシエンシアがミドル。また12分にも川辺のパスからパシエンシアがシュートしましたがGKに弾かれます。しかし先制したのは鹿島。前半16分、名古のCKを知念にヘッドで決められてしまいました。しかし広島もその2分後にCKのボールをパシエンシアがヘッドで叩き込んで、すぐさま同点に追いつきました。
 その後は鹿島に攻め込まれ、20分には濃野に危ないミドルを打たれましたが大迫がクリア。21分にはCKに合わせた植田のヘッドはポストを叩き、23分には名古のシュートが枠外に外れて助かります。飲水タイム後の26分には加藤のシュートをGKに防がれ、こぼれを狙った佐々木のシュートは枠外。逆に27分と30分には名古に打たれたものの枠外に外れます。そして前半35分、東のパスで左のスペースに抜け出した川辺がDFの股の間を抜いてペナルティエリア内に入り込んでクロス。これを中央に走り込んだ松本泰が決めて、広島が勝ち越しました。
 広島はその後もチャンスを作り、42分にはFKにパシエンシアがヘッドで合わせましたが惜しくも枠外。43分には加藤、松本泰が決定的なシュートを放ちましたが止められます。この勢いは後半も続いたものの、しかし徐々に疲れのためか鹿島にペースを握られます。そして後半36分、藤井の仕掛けからのパスを鈴木が流し、佐々木を背負いながら反転した徳田に決められ再び同点となりました。
 何とか勝ち越したい両チームは、その後も激しく攻め合います。43分には満田のシュートを早川が横っ飛びでセーブ。45分には徳田のシュートが枠外に外れます。45+2分には満田のクロスに走り込んだ松本泰がフリーで合わせたものの力が入り過ぎたか枠外。45+4分にはドウグラス・ヴィエイラのヘッドをGKがぎりぎりで弾き、45+5分の満田のシュートも枠を捉えることができません。広島は最後まで攻め続けたもののアディショナルタイムの6分は空しく過ぎて、試合終了のホイッスルとともに選手たちはピッチに倒れ込みました。
 中2日の連戦となった広島に対して鹿島は3週間ぶりの試合、と言うことでコンディションの違いは明らかでしたが、しかし広島の選手たちは驚異的な頑張りを見せました。後半はさすがに鹿島にペースを握られる時間が長かったものの、試合を通してのシュート数は鹿島の13本に対して広島は20本。またゴール期待値は鹿島の0.926に対して広島は2.481で、内容的には広島が上回っていた、と言って良いと思います。そしてその中心になっていたのは、リーグ戦では初出場となったパシエンシア。身体能力の高さと足下の技術の高さを存分に発揮して序盤からチャンスを量産。来日初ゴールも挙げて、欧州で実績を上げてきた実力を存分に発揮しました。試合後に加藤は「ゴンサロがどういう選手か、初めて分かった」、松本泰も「俺もそうです」との言葉を残していますが、本人のコンディションが上がってきたことと同時に周りの選手が分かってきたことが、この活躍の要因だったと言えます。後半はさすがに疲れが出たか12分で交代することになりましたが、今後もっと状態が良くなりチームとのすり合わせができてくれば、もっと活躍してくれるに違いありません。またG大阪戦では先発を回避した川辺も同様。2点目のアシストとなった突破のシーンに見られるように、3列目から2列目を縦横無尽に駆け回ってチームを引っ張りました。もともと運動量と技術の高さを合わせ持つ選手でしたが、ヨーロッパでの3年間での成長の片鱗を見せてくれたと思います。彼ら2人の質の高さによって周りの選手も生かされて、「日本でもトップクラスのパフォーマンスを出すチームだと証明できた」(スキッベ監督)試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 第30節は広島が勝ち点1を加えたのに対して町田と神戸が3を取って、首位・町田から3位・神戸まで勝ち点3差に3チームが並ぶことになりました。1試合消化試合が少ない4位・鹿島、5位・G大阪にもチャンスはあるものの、残り試合を考えると優勝争いはほぼこの3チームに絞られた、と言って良いでしょう。広島は今後ACL2と平行しながらリーグ戦を戦うことになりますが、しかしルヴァンカップと天皇杯の敗退によって日程に余裕ができたのも確か。新加入の3人がよりフィットし、更に怪我で離脱中のソティリウ、マルコス・ジュニオールらが復帰すれば、優勝に向けて再加速できるに違いありません。

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2024/09/14

今日の鹿島戦

中国新聞によると、左足の怪我でG大阪戦を欠場した佐々木が復帰する見込みだとのこと。大迫も復帰して、堅守復活で3試合ぶりの公式戦勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場はカシマスタジアムで午後6時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/09/13

鹿島戦に向けて

明日はJ1リーグ第30節。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
 第16節に2位に浮上した鹿島は第26節までその位置を保っていましたが、しかし磐田、浦和、東京Vを相手に勝ち点1しかとれず、また前節は台風のために中止となったこともあって勝ち点が伸びずに現在4位となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
14A ○3-1 広島  【鹿】植田、鈴木、チャヴリッチ、【広】マルコス・ジュニオール
15H ○2-1 神戸  【鹿】濃野
YLC3 ●0-2 町田  【町】デューク2
16A ○3-0 札幌  【鹿】名古2、チャヴリッチ
17H ○3-2 横浜FM 【鹿】鈴木、濃野、関川、【横】アンデルソン・ロペス、植中
18H △1-1 新潟  【鹿】藤井、【新】小見
19A △2-2 浦和  【鹿】鈴木2、【浦】武田2
20H △0-0 G大阪
21A ●1-3 神戸  【鹿】チャヴリッチ、【神】武藤、マテウス・トゥーレル、大迫
22H ○2-0 札幌  【鹿】師岡、藤井
天3 ○2-1 藤枝  【鹿】チャヴリッチ、仲間、【藤】アンデルソン
23A ●1-4 横浜FM 【鹿】知念、【横】天野、エドゥアルド、エウベル、植中
24H ○2-1 FC東京 【鹿】名古、濃野、【FC】遠藤
25H ○3-0 鳥栖  【鹿】濃野、仲間、安西
26A ●1-2 磐田  【鹿】鈴木、【磐】山田、古川
27H △0-0 浦和
天4 ○2-1 甲府  【鹿】藤井、植田、【甲】三沢
28A ●1-2 東京V 【鹿】鈴木、【V】山見2
 天皇杯準々決勝の神戸戦は再来週になっていることから、明日は中18日と休養十分で迎える鹿島。首位・広島との勝ち点差7を一気に縮めるチャンスを逃すまいと、全力で勝ちに来るに違いありません。
 対するサンフレッチェは酷暑の中の連戦で、疲労の中での戦いとなります。大迫が代表から戻ってきているものの怪我人も出ていることから、メンバーを大きく入れ替えて戦う可能性もありそうです。と言うことでメンバーは良く分からないので、希望も込めて次のように予想します。
       大迫

  中野   荒木  イヨハ

     青山  川辺

新井              柏

   満田     松本泰

     パシエンシア

SUB:川浪、塩谷、茶島、東、加藤、アルスラン、Dヴィエイラ
 前回の対戦時には鹿島が中2日、広島が中8日で迎えた試合だったにも関わらず、立ち上がり早々に2点を奪われその後の反撃も及ばず敗れています。明日も厳しい戦いとなりますがチーム全員で力を合わせて、勝ち点を取って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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U-19日本代表に中島と井上

日本サッカー協会は昨日「AFC U20アジアカップ中国2025予選」のU-19日本代表を発表し、広島から中島と井上が選ばれました。また広島ユース出身の中川も選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】中村(東京V)、後藤(FC東京U-18)、荒木(G大阪ユース)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流通経済大)、市原(大宮)、髙橋(C大阪)、
    本間(横浜FM)、喜多(京都)、土屋(川崎F)、布施(日大藤沢高)
【MF】大関(福島U)、平賀(京都)、保田(大分)、廣井(筑波大)、小倉(法政大)、
    中川(流通経済大)、中島(広島)、佐藤(FC東京)、西原(清水ユース)
【FW】横山(今治)、神田(川崎F)、井上(広島)
 このメンバーは9/17に集合してトレーニングを開始し、9/25からトルクメニスタン、ミャンマー、キルギスと対戦します。また中島と井上は、ACL2のカヤFC戦の後に合流する可能性もあるとのことです。

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2024/09/12

天皇杯準々決勝G大阪戦

昨日エディオンピースウイング広島で行われた天皇杯準々決勝は、G大阪に1-2で敗れて「2冠」の可能性も無くなりました。
 広島の先発メンバーは名古屋戦と同じ。また青山がベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  塩谷   荒木   中野

    松本泰 アルスラン(→川辺81分)

茶島              東(→柏81分)
(→新井59分)
   満田      中島(→Dヴィエイラ37分)
   (→パシエンシア81分)
       加藤

SUB:田中、イヨハ
 対するG大阪は、GK:一森、DF:福岡、黒川、中谷、MF:山田(→江川90分)、岸本、鈴木、山下(→福田70分)、美藤(→ダワン70分)、ウェルトン(→倉田87分)、FW:坂本(→宇佐美70分)、と言うメンバーでした。序盤から攻勢に出たのは広島で、2分には右サイドから満田がシュートを放ちましたがサイドネット。3分にも満田がシュートしましたが枠外に外れ、6分には中野、8分には茶島が狙いましたが枠を捉えることができず。12分にはスルーパスを受けた満田が振り返りざまにシュートしましたがこれも枠外に外れます。前半13分にはウェルトンのカットインからのパスを受けた山田にミドルレンジから決められましたが、しかしその2分後に高い位置で奪った東のパスを受けた加藤が思い切って右足を振り抜いて、広島が同点に追いつきました。
 前半18分にはウェルトンの抜け出しからのシュートを川浪が好反応で防ぐと、その後は両チームともになかなかシュートに行けずに膠着します。38分には美藤がシュートを放ったものの枠外。41分にはサイドチェンジを受けたドウグラス・ヴィエイラがゴール前に鋭いクロスを送ったものの、加藤と合わずに枠外に外れます。前半は両チームともに1点ずつを奪ったもののその後は得点は生まれず、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半最初のチャンスはガンバで、3分にCKの折り返しを岸本に狙われましたが枠外に外れます。広島も何とか勝ち越そうとするものの運動量が上がらず、なかなか良い形でボールを奪えません。特に飲水タイムの後はガンバが3枚替えでフレッシュなメンバーを入れてきたこともあって、押し込まれる展開が続きます。そして33分、ウェルトンのドリブルからの岸本にミドルレンジから決められて勝ち越しを許します。広島も後半35分に3枚替えを敢行。ゴール前を固めるガンバから点を奪おうとクロスを次々と入れて行きます。42分には中野のクロスにパシエンシアが足を当てたものの枠外。48分には松本泰のクロスをペナルティエリア内で受けた荒木がシュートしたものの当り損ない。45+5分には加藤のクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせましたがヒットせずGKに止められます。続いて45+6分には加藤のシュートも枠外。広島は最後まで点を取りに行ったものの果たせず、終了のホイッスルとともにピッチ上に崩れ落ちました。
 中2日の広島に対してG大阪は中17日とコンディションの違いは明らかでしたが、しかし少なくとも前半に内容で上回っていたのは広島だったと思います。G大阪がパス回しとドリブルで攻め込もうとしても高い集中力ではね返し、何度も相手ゴールに迫りました。加藤の同点ゴールは東の高い位置での守備からの速攻が実ったもので、狙い通りの攻撃だったと思います。しかしさすがに連戦の疲れは隠すことはできず、特に後半は前からの守備が嵌まらずG大阪に攻勢を許しました。また終盤は前線にパシエンシアとドウグラス・ヴィエイラを並べ、このチームには珍しくパワープレーでこじ開けようとするしかありませんでした。試合後にスキッベ監督は「今日の試合は、非常に厳しい日程でした。これまでインターナショナルマッチデーではルヴァンカップが行われていましたが、それに加えて天皇杯ということになると、本当に難しくなる」と語っていますがまさにその通り。他のACL出場チームの準々決勝がインターナショナルマッチデーでない9/25に組まれているのに広島だけこの日にされた理由は分からないのですが、日程だけでなく気候も含めて広島にとって過酷な試合で、むしろ負けたとは言えぎりぎりの勝負に持ち込んだ監督と選手を誇るべきだ、と思います。この結果ナビスコカップに続いて天皇杯の可能性が消滅しましたが、これで日程が楽になったとポジティブに捉えて、リーグ制覇に向けて全力を尽くすしかありません。

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2024/09/11

今日のG大阪戦

中国新聞によると名古屋戦で左足を痛めて途中交代した佐々木は今日は欠場が濃厚で、最終ラインは塩谷、荒木、中野が入る見込みです。誰が出場することになってもサンフレッチェのサッカーを貫いて、2年ぶりの準決勝進出を勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後6時半キックオフ。当日券は窓口販売はないとのことなので、JリーグチケットチケットJFAなどでご購入下さい。試合中継はスカパー!サービスのCS800とスカパー!プレミアムサービスのch580で生放送が予定されています。またスカパー!番組配信スカパー!SOCCERアプリSPOOXで生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパーや生配信を見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/09/10

G大阪戦に向けて

明日は天皇杯の準々決勝。サンフレッチェはエディオンピースウイング広島でG大阪と対戦します。
 第23節終了時点では2位まで上がっていたG大阪でしたが、その後は5試合勝ちなし。消化試合が1試合少ないものの、順位を5位まで下げています。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
22H ○4-0 横浜FM 【G】ファン・アラーノ、ダワン、宇佐美、ジェバリ
天3 ○2-1 宮崎  【G】ネタ・ラヴィ、宇佐美、【宮】橋本
23A ○2-0 鳥栖  【G】坂本、ジェバリ
24H ●0-1 湘南  【湘】畑
25H △0-0 FC東京
26A △0-0 柏
27A △2-2 神戸  【G】宇佐美、中谷、【神】大迫、宮代
天4 ○3-2 湘南  【G】山下、福岡、中谷、【福】奥野、鈴木
28H △2-2 福岡  【G】福岡、坂本、【福】今野、宮
 第29節は大阪ダービーが予定されていましたが台風の影響で中止。ルヴァンカップも既に敗退していたため、明日は18日ぶりの試合となります。従って選手のコンディションは万全で、むしろ試合勘が心配なぐらいでしょう。このブレイク期間に状態を整え、広島対策を十分に練った上で、明日の試合に臨もうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、名古屋戦を120分間戦った上で中2日で迎える試合となります。選手のコンディションについてはいつも強気のスキッベ監督ですが、さすがに「本音を言うと、天皇杯の日程をずらして欲しい」と語っていることから、ある程度メンバーを入れ替えて戦う可能性もありそうです。と言うことで私の希望を込めた予想メンバーは次の通り。
       川浪

  中野   荒木  イヨハ

     川辺  塩谷

茶島              東

   加藤      満田

     Dヴィエイラ

SUB:田中、佐々木、松本泰、中島、新井、アルスラン、パシエンシア
 明日は負けたら終わりの一発勝負。コンディションの差はあるでしょうが、ここで負けるわけにはいきません。中2日の連戦とは言えホームで戦える利を生かして、チーム一丸となって勝利して欲しいと思います。

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2024/09/09

ルヴァン杯QF名古屋戦2nd leg

昨日ホームで行われたJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝2nd legは延長まで戦ったものの決着がつかず、PK戦で敗れて2年ぶりの準決勝進出を逃しました。
 ワントップにドウグラス・ヴィエイラを入れた以外は1st legと同じで、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  中野   荒木  佐々木(→越道112分)

     川辺  松本泰
     (→中島HT)
新井              東(→イヨハEXHT)

   加藤    アルスラン(→塩谷105分)
   (→満田80分)
     Dヴィエイラ(→パシエンシア65分)

SUB:田中、柏、茶島
 対する名古屋は、GK:ランゲラック、河面、三國、内田(→中山HT)、MF:山中(→徳元74分)、椎橋(→菊地80分)、稲垣、森島、野上(→ハ・チャンレEX)、FW:和泉(→永井68分)、パトリック(→ユンカー68分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは両チームともに積極的に攻め、3分にはCKに中野が合わせましたが枠外に外れます。逆に8分、名古屋の左からのFKにパトリックがヘッドで合わせると、川浪は触ったものの弾き出すことができず先制点を許しました。
 これで勢いの出た名古屋はその後も攻めに出てきますが広島も反撃。飲水タイム以降は名古屋が自陣にブロックを作り、広島がパスを回しながら攻め口を探します。32分には右からのクロスに東がヘッドで合わせましたがGKの正面。33分にはドウグラス・ヴィエイラが惜しいシュートを放ちましたがわずかに枠を外れます。前半は広島のボール保持率が61%に達したもののシュートは3本。対する名古屋はゴールも含めてシュート2本で、膠着した展開でハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島の攻めが加速します。4分には東のクロスを加藤がバックヘッドで狙いましたがGKの正面。7分にも東のクロスを加藤が難しい体勢で打ちましたが枠外に外れ、続いて新井のクロスに東が飛び込みましたがわずかに合いません。また12分には新井がミドルレンジから狙いましたが枠外に外れます。2試合合計で1-1と言うことで、両チームともに選手を入れ替えながら勝ち越しを狙います。29分にはゴール前を横切るパスに加藤が飛び込みましたが惜しくも枠外。30分には永井のクロスを何とか弾き出します。34分には荒木のクリアボールをペナルティエリア内で受けた加藤がフリーで打ちましたが枠を捉えることができず。36分のパシエンシアのシュートはGKが触ってポストに弾かれます。更に37分にはアルスランがミドルを放ちましたがGKが反応し、続いてCKから佐々木のシュートも枠外に外れます。また後半アディショナルタイムにも中島がペナルティエリア内からシュートしましたが枠をとらえることができません。後半は広島が11本のシュート(名古屋は6本)放ったものの得点は奪えず、延長戦に突入することになりました。
 延長に入って最初のチャンスは広島で、満田がシュートしましたがDFに当って枠外に外れます。また10分には突破を狙った新井が倒されると、そこで東が直接FKを決めて、2試合合計で広島が勝ち越しました。
 アルスランと東に代えて塩谷とイヨハを投入したスキッベ監督。延長後半5分には佐々木が足を引きずりながらピッチを去り、代わりに越道が投入されます。そしてその直後の6分、名古屋の速攻から永井のクロスを越道が自陣のゴールに蹴り込んでしまって、2試合合計で同点に追いつかれます。その後は名古屋、広島ともに最後の力を振り絞って勝ち越しを狙いに行きますが点は奪えず、PK戦で決着をつけることになります。先行の広島は先にリードしてプレッシャーをかけたかったものの、最初のパシエンシア、2人目の満田がいずれも決めれず、4人目の松本泰も止められ万事休すとなりました。
 試合後にオウンゴールの越道とPKを止められた松本泰が「自分の責任」と泣き崩れていたそうですが、決してそのように思う必要はないと思います。敗因の一つは、やはり早い時間帯に先制点を許してしまったこと。セットプレーで一番注意しなければならなかったパトリックをフリーにしてしまったことは、守備陣にとっては痛恨のミスだったと言えるでしょう。そしてこれによって名古屋は1st legと同様に守りを固め、永井を走らせてカウンターと言う狙い通りの戦いを展開することができました。広島も後半からギアを上げ、何度もビッグチャンスを作りましたが、しかし守りを固められるとなかなか点を取れないのがサッカー。延長に入ってようやく勝ち越せたものの、疲労が極限まで溜まっていた選手たちにとって名古屋の高速カウンターを完璧に抑えるのは難しかったと思います。ミスをした選手たちが悔しさを噛みしめることは彼らの成長にとって必要なことだ、とは思いますが、それよりもチーム全体としての試合運びの拙さが敗因だった、と言わざるをえないと思います。
 この結果「国内三冠」を目指したサンフレッチェの一冠の可能性は無くなりました。これは残念なことではあるものの、今後の過密日程から3試合無くなったことはポジティブに考えて良いと思います。次は中2日で天皇杯G大阪戦、また中2日でリーグの鹿島戦がやってきますが、これを石にかじりついてでも乗り越えて、残る「二冠」に挑戦し続けて欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半  延長
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ゲキサカ  戦評

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高円宮杯PLウエスト第13節神戸戦

昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第13節で、サンフレッチェ広島ユースは神戸U-18に1-2で敗れて3位に後退しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹(→児玉64分)、林、MF:橋本(→大上免76分)、桝谷、井上証(→長沼76分)、小林、野口、FW:井上愛、宗田(→廣重64分)。前半44分に井上愛のゴールで先制点を奪いましたが、後半15分にこぼれ球を押し込まれて同点に追いつかれ、39分に逆転弾を浴びて悔しい敗戦となりました。第13節、第14節の結果と順位表は次の通り。
【第13節】
鳥栖U-18  3-2 神村学園高

【第14節】
帝京長岡高 5-3 岡山U-18
神村学園高 2-1 東福岡高
名古屋U-18 4-1 鹿児島城西高
鳥栖U-18  1-2 大津高
米子北高  1-3 静岡学園高
広島ユース 1-2 神戸U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     31    12   10   1   1   +30
2 名古屋U-18   23    12    7   2   3   +11
3 広島ユース   22    12    7   1   4   +10
4 帝京長岡高   21    12    6   3   3    +9
5 神戸U-18    21    11    6   3   2    +9
6 鳥栖U-18    19    12    6   1   5     0
7 神村学園高   19    13    6   1   6    -2
8 東福岡高    16    12    4   4   4    +1
9 静岡学園高   13    12    4   1   7   -10
10 岡山U-18    10    12    3   1   8   -15
11 米子北高     9    12    3   0   9   -17
12 鹿児島城西高  2    12    0   2  10   -26

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WEリーグ杯GS第2節大宮戦

一昨日ホームで行われたWEリーグクラシエカップ第2節大宮アルディージャVENTUS戦は、両者ともにゴールを奪えず0-0で引き分けに終わりました。
 吉田監督は長野戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   呉屋  中村楓  塩田

     森   柳瀬(→瀧澤89分)
     (→小川58分)
吉野     上野     松本(→藤生71分)
(→中嶋58分)
       髙橋(→古賀58分)

SUB:木稲、左山
 対する長野は、GK:今村、DF:杉澤、乗松、五嶋、金平、MF:宗形、阪口(→船木90分)、箕輪(→鈴木82分)、仲田(→甲斐63分)、FW:井上(→落合82分)、平井(→北川HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりから果敢にプレスに行った広島は、6分には呉屋の攻め上がりからの松本のシュートなどで攻め込みます。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画

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2024/09/08

今日の名古屋戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手たちのコンディションについて「全体的にすごくいい感じ」だと述べています。名古屋戦の後には中2日で天皇杯のG大阪戦、続いて中2日でリーグの鹿島戦と厳しい戦いが続きますが、まずは目の前の一戦に集中して、準決勝進出を狙うことになりそうです。なお中国新聞によると、スキッベ監督は練習後にパシエンシアを「メンバーに入れる」と明言したとのこと。試合展開次第では、元ポルトガル代表のプレーを見ることができそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後6時半キックオフ。試合中継はスカパー!プレミアムサービスのch592で生放送が、スカパー!サービスCS800で深夜1時から録画放送が予定されています。またスカパー!番組配信スカパー!SOCCERアプリSPOOXで生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパーや生配信を見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/09/07

名古屋戦に向けて

明日はYBCルヴァンカップ準々決勝2nd leg。サンフレッチェはホームに名古屋グランパスを迎えます。
 1st legは広島が1-0で勝ったものの、試合内容は「苦戦」と言えるもの。名古屋の堅守速攻の戦術になかなかチャンスを作れず、逆にオフサイドと川浪のスーパーセーブ連発に助けられての勝利でした。名古屋の長谷川監督は「正直、展開的には難しくなった」と言う一方で「今日は狙いどおりの攻撃もできました」とも語っているだけに、1st legの内容には手応えを感じているはず。明日は基本的には1st legの戦術を踏襲しつつ、より強度を高めるメンバーを起用してくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中3日の試合なのでメンバーはそのままで戦うのではないかと思われます。ただ、180分の戦いで1点リードしているとは言え先制点を許してしまうと難しくなるので、やや守備重視の布陣でスタートする可能性もありそうです。
       川浪

  中野   荒木  佐々木

     川辺  塩谷

新井              東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:田中、イヨハ、青山、志知、越道、中島、アルスラン、Dヴィエイラ、パシエンシア
 昨年はグループステージ最終戦で名古屋に敗れてルヴァンカップ連覇を逃しただけに、今年は名古屋の壁を乗り越えたいところ。明日もハイプレスのサッカーを貫いて、準決勝進出を勝ち取って欲しいと思います。

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ホーム・シドニー戦の日程変更

サンフレッチェは10/24に開催すると発表されていたACL2のMD3シドニー戦を、1日繰り上げて10/23に行う、と発表しました。会場は広島サッカースタジアム(=エディオンピースウイング広島)で、キックオフは午後7時となります。

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2024/09/06

W杯最終予選中国戦

昨日埼玉スタジアム2002で行われたW杯アジア最終予選の中国戦は、日本代表が7-0で勝って幸先良いスタートを切りました。日本代表のメンバーは、GK:鈴木彩、DF:板倉(→高井71分)、谷口、町田、MF:守田、遠藤(→田中71分)、堂安(→伊東63分)、南野、久保、三苫(→前田63分)、FW:上田(→小川79分)。先制点は前半12分で、ペナルティエリア内のポジション争いから完全にフリーになっていた遠藤が、久保のCKをヘッドで叩き込みました。その後は守りを固める中国に手を焼く時間帯が長かったのですが、前半アディショナルタイムに右からカットインした堂安がクロスを送ると、逆サイドに走り込んだ三苫がヘッドで決めて2点リードで前半を折り返しました。後半から5-3-2に変更して守備を固める中国に対して、日本は後半7分、三苫のパスを受けた南野が個人技を生かしてペナルティエリア内からのシュートを決めると、13分にも上田のポストプレーから南野が追加点を挙げます。さすがに守ってばかりいられなくなった中国も選手交代で反撃を試み何度か日本ゴールに迫りますが、しかし得点はまたしても日本。後半32分に伊東のシュートが相手DFに当ってゴールネットを揺らし、42分には伊東のクロスに走り込んだ前田がゲット。最後は後半45+5分に久保が中央からシュートを決めて、ゴールラッシュを締めました。この試合の前に2週間の合宿をして戦術を練り上げてきた、と言う中国に対して日本の準備期間は2日間だけでしたが、さすがに欧州の高いレベルで揉まれてきた選手たちだけあって「個の強さ」で相手を圧倒した、と言う勝利でした。

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2024/09/05

ルヴァン杯QF名古屋戦1st leg

昨日アウェイで行われたJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝1st legで、サンフレッチェ広島はアルスランのゴールで名古屋に先勝しました。
 GKに川浪が入った以外はFC東京戦と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  中野   荒木  佐々木

     川辺  松本泰
     (→中島82分)
新井              東

   満田    アルスラン(→塩谷73分)
   (→DヴィエイラHT)
       加藤

SUB:田中、イヨハ、青山、志知、越道、井上
 対する名古屋は、GK:ランゲラック、DF:河面、三國、内田、MF:徳元(→菊地75分)、椎橋(→カラバリ88分)、稲垣、森島(→和泉63分)、野上(→中山63分)、FW:山岸、ユンカー(→永井63分)、と言うメンバーでした。最初のチャンスは名古屋で、4分にはユンカーがミドルシュートを放ちましたが川浪が防ぎ、5分にはCKのこぼれを稲垣に打たれましたが枠外に外れます。その後は広島がボールを支配して名古屋が自陣に構える、と言う時間帯が続き、11分には満田がシュートしたもののブロック。19分にはCKのこぼれを東が狙いましたがDFにクリアされます。前半の後半も広島がパスを繋いで攻めの糸口を探そうとしますが、名古屋の守備ブロックは堅くなかなかシュートまで行けず。逆に39分には徳元のクロスに山岸がフリーで合わせましたが枠外で助かります。更に43分にはGKからのロングパスを起点にユンカーのポストプレーから山岸に決められましたがオフサイドのジャッジに救われます。前半は広島がボールをキープする時間が長かったもののシュート数は互角のまま、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も最初にチャンスを作ったのは名古屋で、2分にユンカーの抜け出しから稲垣に決められましたが、しかしこれもオフサイドで取り消しとなります。これに対して広島は後半12分、加藤の右スペースへのパスで抜け出した新井がゴール前を横切るクロス。ここに走り込んだアルスランがヘッドで押し込んで、先制点を奪いました。
 対する名古屋は3枚替えで反撃に出ます。17分にはCKに山岸が飛び込みましたが枠外に外れ、18分には山岸のパスに永井が合わせましたがこれも枠外。29分の山岸のヒールシュートは川浪がキャッチします。また34分にはロングフィードに永井が抜け出しましたが川浪が素晴らしいセーブ。続いて41分には中山が抜け出してフリーでシュートしましたがこれも川浪が防ぎ(ジャッジはオフサイド)、43分の永井、44分のカラバリのシュートは枠外に外れます。後半は広島のシュートは2本だったのに対して名古屋は7本。押し込まれる時間帯が長かったものの川浪の活躍で無失点に抑えて、1-0のまま「前半90分」を終えました。
 3週間前の対戦では広島に圧倒されたと言うことで、名古屋は対策を十分に立ててきました。まず前半立ち上がりこそプレスをかけてきたものの、その後は自陣にブロックを作ってスペースを与えず広島の攻撃を封印し、ロングボールで広島のDFラインの裏を狙って来ました。前半43分と後半2分のシーンではいずれもオフサイドのジャッジに救われましたが、これこそ名古屋の狙い通りだったと言って良いでしょう。広島の得点シーンは加藤、新井のコンビネーションとここぞと言う場所に飛び込んだアルスランの戦術眼が生み出した素晴らしいものでしたが、それ以上に守備の充実が大きかった、と言えます。スーパーセーブ連発でチームを救った川浪だけでなく、ユンカー、山岸、永井と違うタイプのFWと対峙して一歩も引かず抑えこんだことが、この試合の勝因だったと言えるでしょう。
 この試合の結果、広島は1勝のアドバンテージを持ってホームに戻ることができました。2nd legは引き分け以上で準決勝進出が決まりますが、しかし1点リードしただけであることを考えればまだまだこれから。より広島対策の精度を上げてくるであろう名古屋相手に、チーム全員で戦い抜かなければなりません。

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広島公式サイト  名古屋公式サイト
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サッカーダイジェストWeb
ゲキサカ  戦評

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2024/09/04

今日の名古屋戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は昨日の練習前に「ちゃんとプレーできれば、我々は日本一の実力があるんだ」と選手たちに語りかけていたとのこと。今日はアウェイでの戦いとなりますが、「前半90分」で日本一の実力を発揮して、2nd legに繋がる結果を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで午後7時キックオフ。試合中継はフジテレビNEXT(スカパー!CS309とスカパー!プレミアムサービスのch613)、スカチャン8(ch588)で生放送が、またスカパー!番組配信スカパー!SOCCERアプリSPOOXFODで生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパーや生配信を見れない方はこちらをご覧下さい。

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エゼキエウが一時帰国

プレスリリースによると、エゼキエウが右股関節の治療のため、昨日ブラジルに一時帰国しました。中国新聞によると7/5の神戸戦で負傷後リハビリを進めていたものの、8月下旬に再度負傷していたそうで、再来日の時期は未定だとのことです。

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パシエンシアの記者会見

サンフレッチェは昨日、ゴンサロ・パシエンシア選手の加入会見を行いました。会見ではまず雨野強化本部長が獲得の意図を説明。「センターフォワードとしてしっかりと(前線で)構えてもらうことで、周りの選手をより活かすことができる」と期待を語りました。続いてパシエンシアが質問に答えて、「自分の持っている力を出し切ってチームに貢献したい」と決意を述べました。日本には8年ほど前に旅行で訪れたことがあるそうで、良い印象を抱いていたそうで、いつか日本でプレーしたいと思っていたそうです。コンディションについては以前所属したチームでずっとトレーニングをしていて悪くはないとのことです。
 なおモバイルサイトによると、ビザの手続きや台風によるフライトへの影響などにより予定よりも来日が遅れてしまったそうで、その期間はトレーニングができなかった様子。登録上は日曜日の名古屋戦からの出場が可能だそうですが、スキッベ監督は「長い目で見ていきたい」と語っているとのことです。

サンフレッチェ広島公式サイト

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2024/09/03

名古屋戦に向けて

明日はYBCルヴァンカップ準々決勝1st leg。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 第27節の広島での対戦では「今日は本当に完敗」(長谷川監督)だった名古屋は、翌週の湘南戦では前半7分にセットプレーから先制点を奪い、その後は湘南に押し込まれながらも粘り強く守り切って、3ヶ月ぶりのアウェイ勝利を挙げています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
27H ●1-2 広島  【名】ユンカー、【広】荒木、加藤
28A ○1-0 湘南  【名】三國
 週末に予定されていた第29節新潟戦は台風10号の影響で中止(9/18に延期)となったことから、明日は名古屋にとって11日ぶりの公式戦。リーグ戦の優勝は絶望的になっているだけに、残されたタイトルであるルヴァンカップ制覇に向けて、チームの総力を挙げて勝ちに来るに違いありません。
 対するサンフレッチェは代表招集で大迫が不在。また前節FC東京戦から中3日の試合となりますが、連戦はまだ2試合目であることを考えるとフィールドプレーヤーの先発変更はない、と予想します。
       川浪

  中野   荒木  佐々木

     川辺  松本泰

新井              東

   満田    アルスラン

       加藤

SUB:田中、イヨハ、塩谷、志知、茶島、中島、井上
 前回対戦では出足の速さとハイプレスで圧倒したサンフレッチェ。明日もチーム全体で走り回って、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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パシエンシアの獲得を発表

サンフレッチェは昨日、FWゴンサロ・パシエンシア選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。背番号は99番で、中国新聞によると年俸は8,000万円。前所属のセルタ・デ・ビーゴとの契約は終了しているため、移籍金は発生しないことになります。
 1994年生まれのパシエンシアはポルトの出身で、地元のポルトのアカデミーで育ち2014年にポルトBでプロデビューし、翌年はトップチームデビューを果たしました。その後、コインブラ、オリンピアコス、セトゥーバルなどへのレンタル移籍を経て2018年にアイントラハト・フランクフルトに移籍。シャルケ04へのレンタル移籍を挟んで、ブンデスリーガ1部で67試合に出場し14ゴールを挙げました。また2022/23シーズンはセルタに移籍して25試合2ゴール。昨シーズンはボーフムで19試合3ゴールを挙げています。更に年代別のポルトガル代表にも継続的に選出されて、2016年のリオ五輪では3ゴールをゲット。A代表でも2試合に出場して1ゴールを決めています。187cmの高さを生かしたヘディングや利き足の右足だけでなく左足でもゴールできる「万能型ストライカー」だそうで、広島の求めるワントップに適した選手だと言えそうです。パシエンシアは今日から練習に合流するとのこと。コンディション次第では、来週の天皇杯G大阪戦あたりからの試合出場もあるのではないでしょうか。

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アウェイ・カヤ戦の会場

サンフレッチェは昨日、ACL2グループステージ第5節のカヤFCイロイロ戦の試合会場とキックオフ時間を発表しました。それによると会場はリサール記念スタジアムで、キックオフは11/28(木)の現地時間8時(日本時間9時)となります。リサール記念スタジアムはマニラ市内にあり、マニラ国際空港からのアクセスも30分圏内と言うことなので、チームやサポーターの移動も大きな負担にはならなそう。因みに香港の旺角スタジアムもシドニーのジュビリースタジアムも国際空港の近くにあるので、ACL2のアウェイ移動に関しては比較的恵まれた、と言って良さそうです。

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2024/09/02

パシエンシア獲得へ

中国新聞によると、元ポルトガル代表のFWゴンサロ・パシエンシアの獲得が確実になった、とのことです。パシエンシアは184cmで、フィジカルの強さと足下の技術を持ち味にしているとのこと。昨シーズンはレンタル先のボーフムで浅野とともにプレーして、21試合出場で3得点1アシストを記録。その後セルタに戻ったものの8月中旬に契約解除となり、現在無所属となっています。Jリーグの移籍ウインドウは8/21まででしたが、無所属の選手の追加登録は9/6まで可能だとのこと。パシエンシアは既に来日している模様なので、メディカルチェックを経て今日にでも正式契約を結ぶのではないでしょうか。

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WEリーグ杯GS第1節長野戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグクラシエカップ第1節AC長野パルセイロ・レディース戦で、サンフレッチェ広島レジーナは後半に突き放して幸先良いスタートを切りました。
 吉田監督は自らのレジーナでの初陣を戦うメンバーとして、以下の選手を送り出しました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   藤生
(→島袋57分)
     小川  笠原

渡邊     瀧澤     中嶋
(→松本77分)(→柳瀬77分)
       古賀(→上野64分)

SUB:藤田、呉屋、髙橋美
 対する長野はレジーナから移籍した大内が先発して、GK:梅村、DF:岩下(→安倍73分)、坂井、奥川、岡本、MF:髙橋雛、源間(→中野69分)、村上、稲村、伊藤(→菊池73分)、FW:大内(→中村84分)、と言うメンバーでした。広島の先制点は開始早々の1分で、右サイドに抜け出した小川のクロスに3列目から走り込んだ藤生が強烈なシュートを叩き込みました。対する長野は前半19分、右からのCKを坂井が高い打点から叩き込んで、同点でハーフタイムを迎えました。広島が勝ち越したのは後半28分で、CKのボールははね返されたものの、こぼれ球をつないで呉屋のパスを藤生がヘッドで押し込みます。更に32分、前からのプレスで得たセットプレーのチャンスに、小川のFKを上野がヘッドで流し込んで突き放しました。この日は台風10号の影響で交通が混乱する中でのアウェイ遠征でしたが、厳しい条件下で勝ち切ったことはチームの成長を表している、と言って良いかも知れません。

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2024/09/01

第29節FC東京戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第29節FC東京戦は、アルスランのハットトリックで連勝を7に伸ばし、第3節以来半年ぶりに首位に立ちました。
 アルスランが4試合ぶりに先発して、サンフレッチェは以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木隼  佐々木

     川辺  松本泰
     (→塩谷56分)
新井            東俊希
(→越道67分)
   満田    アルスラン(→Dヴィエイラ67分)
   (→中島67分)
       加藤

SUB:川浪、イヨハ、茶島
 対するFC東京は前節から3人入れ替えて、GK:野澤大、DF:中村、土肥、森重、白井、MF:高(→東慶悟71分)、小泉、荒木遼(→遠藤64分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ(→小柏71分)、仲川、エヴェルトン・ガウディーノ(→俵積田64分)、と言うメンバーでした。立ち上がりの1分、大迫のパスをカットされてディエゴ・オリヴェイラに決定的なシュートを大迫がセーブする、と言うシーンがありましたが、しかし先制点は広島。前半4分、満田のクロスを加藤が折り返したボールは弾かれたものの、高のコントロールミスを奪ったアルスランがDFの股抜きのシュートを決めました。
 これで勢いのついた広島は、ボールを支配して相手陣内に攻め込みます。6分には佐々木のクロスに新井が飛び込んだもののDFがクリア。8分の新井のクロスは加藤にわずかに合わず、10分の加藤のミドルは枠外。19分にはCKに中野が合わせましたがGKが反応します。飲水タイム後にはFC東京に攻め込まれたものの押し返すと、前半31分には右サイドでのパス交換から加藤がクロス。これははね返されたものの、こぼれを右のスペースで拾ったアルスランがGKの股を抜くシュートを決めて、リードを2点に広げます。その後は広島が41分にカウンターから満田がシュートしたのに対して、42分にはFC東京のエヴェルトン・ガウディーノの強烈なミドルを大迫が危うく弾くなどお互いにチャンスを作ったものの得点は生まれず、2-0のまま前半を折り返すことになりました。
 後半もお互いに持ち味を発揮して攻め合います。8分には東京のカウンターからエヴェルトン・ガウディーノがシュートしましたが枠外。12分にはCKからの森重のヘッドをゴール前で仲川がコースを変えましたが枠外に外れて助かります。流れがFC東京に傾きつつあった後半14分、左サイドのパス交換でポケットに抜け出した松本泰が股抜きでペナの中に入り込むと高がたまらずファウル。得たPKをアルスランがGKの飛んだ方向と逆に蹴り込んで、3点差としました。
 この後も20分に新井の決定的なシュートや26分のドウグラス・ヴィエイラのミドルなどで追加点を狙う広島。逆にFC東京は鋭いパス回しと俵積田、小柏の推進力で反撃に出ます。前からのプレスが嵌まらず押し込まれる広島。特に右サイドはなかなかボールが奪えず危ないシーンを作られます。33分には俵積田のドリブルからのクロスに飛び込んだ小柏に決められて1点返されると、45分にはショートコーナーから仲川に持ち込まれ、クロスが東俊希に当ってゴールが決まってしまいます。ヒートアップするスタジアム。しかし広島は48分に加藤が決定機を作ってCKをもらい、敵陣でパスを回して時計を進めます。FC東京も最後のパワーを出して来たものの広島もはね返して、1点のリードを保ったままで試合終了のホイッスルとなりました。
 ハットトリックで広島に勝利をもたらしたトルガイ・アルスランですが、1点目のDFの股抜きシュートは自ら「スペシャルショット」と呼んでいるとのこと。また2点目のGKの股抜きも「GKも体をかなり大きく見せないと防げないので、手も足も広げてくる。そういう予測はありました」ことによるものだそうです。リーグ戦5試合に出場して5ゴールのアルスランには「紫の魔法使い」のニックネームが定着していますが、決して魔法を使っているわけではなく技術と思考で「必然」のゴールを生み出していることが分かります。インタビューでは満田、泰志、加藤を高く評価していますが、逆にアルスランのプレーによって周りの選手の成長してきている、のも間違いないところ。この試合の後半の後半はFC東京に押し込まれて2点を失いましたが、チーム全体がアルスランのプレーから学んで成長することが、今後のチームにとって重要なのかも知れません。
 因みにこの試合は台風10号の影響でFC東京は新幹線の移動を途中で断念し、当日の朝に羽田から山口宇部空港に飛んでバスで広島入りしたそうです。またFC東京のサポーターも移動ができず、泣く泣く観戦を断念した人も多かったとのこと。試合開催の可否はJリーグの判断ではあるのですが、それに向けてFC東京のスタッフと選手たち、そしてサポーターが最大限の努力をしたからに間違いありません。それを受けて広島側も試合前にはFC東京の選手たちを拍手で迎え、試合終了後にはサンフレッチェの選手たちがFC東京側に挨拶に行き、それに対してFC東京のサポーターも拍手を返してくれたそうです。天候などの不可抗力が原因でベストコンディションで試合を迎えることができない、と言うのはどのチームにも起こりうること。実際に広島は全てのアウェイが遠隔地なので、常に同様のリスクを抱えているわけです。そんな中でお互いの関係者がこの試合の開催に向けて最大限の努力をし、結果として素晴らしい試合が展開できたこと、そしてそれをお互いにリスペクトしあったことは、両チームが誇るべきことだと言って良いのではないでしょうか。
 今節は町田が引き分けたことにより、サンフレッチェは勝ち点で並び得失点差で首位に立ちました。第22節終了時点では首位・町田と12の勝ち点差が開いていたことを考えると、わずか7試合でその差をひっくり返したのは奇跡的な結果だったと言って良いでしょう。ただ、そのような良い流れがいつまでも続くことはないのが長丁場のリーグ戦。特にサンフレッチェは今後リーグ戦に加えてACL2、ルヴァンカップ、天皇杯の4つのコンペティションを戦わなければならないだけに、勝負はまだこれから、と言って間違いありません。8月の再開以降はほぼメンバー固定で戦ってきたサンフレッチェですが、さすがにこのまま続けることはできません。となれば、この試合で途中出場した選手だけでなく、それ以外の選手も含めた総力戦で戦わなければならないのは必定。来週から3週間は週2試合の過密日程が続くだけに、これまで以上にチーム一丸となって、これらの戦いを乗り越えなければなりません。

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