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2024/08/31

今日のFC東京戦

中国新聞によるとスキッベ監督は今週のミーティングで「試合の立ち上がりから全力で行かないといけない」と強調していたとのこと。柏戦の前半の前半は危ないシーンを作られていただけに、チーム全体で連動してボールを奪いに行くように強調していたそうです。一方のFC東京ですが、台風10号の影響による交通の混乱で一昨日は急きょ静岡で1泊し、昨日はバスで帰京して今日の朝に飛行機で広島への移動を試みるとのこと。広島の天候は回復していることから、FC東京の選手・スタッフが到着することが試合開催の鍵となるのは間違いありません。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後6時半キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継は今日もDAZNのみで、ブログでの速報を行う予定です。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/08/30

FC東京戦に向けて

明日はJ1リーグ第29節。サンフレッチェはホームでFC東京と対戦します。
 第13節には4位まで上がっていたFC東京でしたが、中断期間中に松木がサウサンプトンに移籍。チームの中心選手を失った影響は大きく深刻な得点力不足に陥って、8月の4試合は無得点で勝ち無しのトンネルに入り込んでいます。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
LPO2 ●1-3 広島  【FC】尾谷、【広】加藤2、大橋
天2 ○3-0 三重  【FC】東、森重、原川
18H △1-1 磐田  【FC】安斎、【磐】グラッサ
19A ○1-0 湘南  【FC】徳元
20H ○1-0 札幌  【FC】安斎
21H ●0-1 福岡  【福】重見
22A ●2-3 柏   【FC】ディエゴ・オリヴェイラ、岡、【柏】ジエゴ、高嶺、戸嶋
天3 ●1-2 千葉  【FC】松木、【千】林、呉屋
23H ○2-0 新潟  【FC】遠藤、野澤零
24A ●1-2 鹿島  【FC】遠藤、【鹿】名古、濃野
25A △0-0 G大阪
26H ●0-3 川崎F 【川】山田2、高井
27H △0-0 東京V
28A ●0-3 京都  【京】ラファエル・エリアス、原、平戸
 前節は開始早々にセットプレーから先制点を許すと、その後も京都の勢いに飲まれて3失点。終盤に決定機を作ったもののシュートの精度を欠いて、無得点で敗れています。苦しい戦いが続くFC東京ですが、しかし広島でのアウェイゲームは10勝4分け7敗と相性が良いだけに、ここで勝利して再浮上のきっかけにしたい、と思ってくいるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、こちらは30年ぶりの6連勝と勢いに乗っています。特にここ数試合は川辺、塩谷の2ボランチと加藤、満田、松本泰の「0トップ」が機能しているだけに、前節と同じ先発メンバーで戦う可能性が高そうです。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井              東

   松本泰     満田

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、志知、越道、中島、アルスラン、Dヴィエイラ
 前節の勝利で首位・町田との勝ち点差を2に縮めたサンフレッチェですが、優勝のために重要なのは残り10試合。特に次々節からは鹿島、横浜FM、町田と上位対決が控えているだけに、この試合を落とすわけにはいきません。明日も満員の観客をバックにチーム一丸となって戦って、連勝を更に伸ばして欲しいと思います。

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浦和戦の日程

Jリーグは昨日、第36節浦和戦を11/10(日)の午後3時から埼玉スタジアム2002で開催する、と発表しました。この週は木曜日にシドニーとのアウェイゲームがあるため、長期遠征から中2日で浦和戦を戦うことになります。また当初11/10に予定されていたWEリーグ第8節浦和戦の日程が、11/9(土)に変更となりました。

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日本代表に大迫

日本サッカー協会は昨日、W杯アジア最終予選を戦う日本代表を発表し、広島から大迫敬介選手が選ばれました。今回選出されたのは次の27人。
【GK】大迫(広島)、谷(町田)、鈴木彩(パルマ)
【DF】長友(FC東京)、谷口(シントトロイデン)、板倉(ボルシアMG)、町田(サンジロワーズ)、
    中山、望月(町田)、菅原(サウサンプトン)、高井(川﨑F)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、伊東、中村(ランス)、浅野(マジョルカ)、南野(モナコ)、
    守田(スポルティングCP)、鎌田(クリスタル・パレス)、三苫(ブライトン)、
    小川(NEC)、前田、旗手(セルティック)、堂安(フライブルク)、細谷(柏)、
    上田(フェイエノールト)、田中(デュッセルドルフ)、久保(レアル・ソシエダ)
 6月の2次予選の代表から前川(神戸)、冨安(アーセナル)、伊藤(バイエルン)、橋岡(ルートン・タウン)、相馬(町田)、鈴木唯(ブレンビー)、川村(ザルツブルク)が外れ、鈴木彩、中山、望月、高井、伊東、浅野、三苫、細谷が選ばれています。このメンバーは9/2からトレーニングを開始して、9/5に中国戦、9/10にバーレーン戦を戦います。

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2024/08/29

ACL2のホームゲームのチケット販売

プレスリリースによると、ACL2のホームゲーム3試合のチケットが9/3より発売となります。9/3はシーズンチケット保持者限定で、どの席種も10%割引となります。続いて9/4はプレミアム会員、9/5はその他有料会員限定で、一般販売は9/6からとなります。詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。

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2024/08/28

レジーナの必勝祈願と24-25シーズンスローガン

サンフレッチェ広島レジーナは昨日、安芸高田市の清神社で必勝祈願を行いました。また2024-25シーズンのスローガンを「共に」と決定。1年目の「共感」、2年目の「共鳴」、3年目の「共闘」から、新監督の下で更なる進化を起こし、その進化をファミリーと共に分かち合い、歩みを進めて行くと言う思いを込めているとのことです。

サンフレッチェ広島公式サイト  必勝祈願  2024-25スローガン

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2024/08/27

紫熊倶楽部9月号

遅くなりましたが、先々週発売の「紫熊倶楽部」9月号(Vol. 319)を紹介します。表紙もトップ記事も川辺選手。3年前にグラスホッパーに移籍する時の言葉とそこまでの成長の軌跡を振り返って、今後に向けての期待を綴っています。続く記事はトルガイ・アルスラン。セリエAで3年間レギュラーとして活躍した彼がオーストラリアに移籍した理由とともに、プレーの特徴について書いています。また、イングランドに移籍した大橋選手に関して、監督と選手たちの反応を紹介しています。
 インタビュー記事で登場しているのは茶島選手。スキッベ監督の下でなかなか試合出場できていない彼ですが、しかしそれでも腐ることなく突然のチャンスに備えている日々を描いています。「紫熊短信」のあとは、レジーナの吉田監督が目指す「前からボールを奪いに行くサッカー」について。「レジーナ選手名鑑」と「READERS AREA」が続きます。
 「シリーズ・スポーツジャーナリストが見た広島の新スタジアム」は、国際派ジャーナリストの木丿原句望氏が「エディオンピースウイング広島が生み出す文化」と言うタイトルで書いています。
 後半のインタビュー記事では雨野強化本部長が登場して、アルスランと川辺を獲得した経緯について語っています。続いて川浪、イヨハ、加藤、青山、木吹、井上各選手に加えて、シュツットガルトのカラソル選手とヘーネス監督のインタビューを掲載しています。そして天皇杯のいわき戦、J1リーグの福岡戦、鳥栖戦、ピースマッチのシュツットガルト戦のMatch Reportと「SIGMA CALENDER」、選手・スタッフ全員で黙とうを捧げた8/6に黙とうを捧げた記事となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。

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2024/08/26

第28節柏戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第28節柏戦は中野のゴールなどで2-0で勝ち、30年ぶりの6連勝で首位との勝ち点差を2に詰めました。
 先発は前節および天皇杯と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→中島85分)
     (→Dヴィエイラ77分)
新井             東(→イヨハ90+6分)
(→越道90+6分)
   松本泰     満田(→アルスラン85分)

       加藤

SUB:川浪、志知
 対する柏は、GK:松本健、DF:片山(→土屋71分)、犬飼、古賀、ジエゴ、MF:白井、戸嶋(→熊澤85分)、山田(→島村59分)、FW:マテウス・サヴィオ、小屋松(→木下59分)、細谷(→垣田71分)、と言うメンバーでした。前半立ち上がりは柏のペースで、高い位置からのプレスと速攻でチャンスを作られます。5分には細谷にシュートを打たれましたが中野がクリア。8分のマテウス・サヴィオのシュートは大迫がキャッチします。また15分にはショートコーナーからマテウス・サヴィオのシュートはクリアします。しかし徐々に広島が押し返すと、27分には川辺のクロスに荒木が合わせましたが枠外。28分には松本泰のパスから満田がシュートしましたが枠外に外れ、30分には満田のパスで抜け出した松本泰がGKの前で浮かせてシュートを打ちましたがDFがぎりぎりでクリアします。そして前半36分、加藤のキープからの絶妙なパスでフリーになった新井がクロス。これはインナーラップしていた中野の背中に当ったものの、コントロールした中野がそのまま蹴り込んで広島が先制点を奪いました。その後柏もマテウス・サヴィオのキープと細谷の飛び出しで反撃を試みたものの、広島は堅い守備ではね返して1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半は立ち上がりから広島が攻勢に出て、柏陣内に攻め込みます。4分には波状攻撃から川辺のシュートは枠外。6分には加藤がCKに合わせましたが枠外に外れます。柏もその直後に細谷が荒木と入れ替わってゴール前に侵入し、フリーでシュートを放ちましたが枠外に外れます。11分には東のFKに中野が合わせましたが細谷がゴールラインぎりぎりでクリア。そして後半19分、佐々木、東とのコンビネーションで左のスペースに抜け出した松本泰がGKとDFの間に鋭いクロスを送ると、犬飼が自陣に蹴り込んでしまって広島のリードは2点となりました。
 その後も広島はペースを譲らず、21分には東がシュートをはなちましたがわずかに枠外に外れます。37分には加藤の抜け出しを古賀が手で止めて一発退場となり、44分にはアルスランのパスで抜け出したドウグラス・ヴィエイラがGKとの1対1から打ちましたが枠外。45+3分には新井の突破からのクロスにアルスランが合わせましたが枠外に外れます。最後は中島が強烈なミドルを放ったもののGKに弾かれ、試合終了のホイッスルが吹かれました。
 試合後にスキッベ監督が振り返っているように、レイソルは前半の前半は「速いカウンターがうまくできて」いました。そこで監督は飲水タイムの時に「もう少しプレスの部分で当たりにいこう」と指示したそうで、それによってペースをつかむことができました。3試合連続で同じメンバーが先発したと言うことで、相手に比べてやや身体が重いのかな、とも思ったのですが、前からボールを奪いに行くと言うサンフレッチェのサッカーの基本を思い出すことによって、試合全体としては相手を圧倒できていたと思います。柏も質の高いサッカーをしていて、特にマテウス・サヴィオのドリブルと細谷の抜け出しは脅威でしたが、チームの総合力で柏を上回ることができたことが勝利に繋がった、と言って良いと思います。
 ところで先制点のシーンはストッパーながら長駆相手陣内まで駆け上がり、パスが背中に当たったにも関わらず落ち着いてコントロールしてシュートを決めた中野の戦術眼と技術の勝利、と言って良いものでしたが、その起点となった加藤のプレーがあったからこそ、と言えます。もともと加藤は1.5列目タイプのFWだと思いますが、大橋の移籍とソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラの怪我によってこのところワントップを務めています。広島のワントップは前線に張る役割ではなく、シャドウとの頻繁なポジションチェンジと前からの守備がミッションではあるものの、それでも後ろ向きでボールを受ける回数は増えているはず。この得点シーンでも塩谷からのクサビのパスを中盤まで下りて受け取り、ボディフェイントを駆使しながらキープして右のスペースでフリーだった新井にはたいています。DFを背負ってキープするのではなく、技術とクイックネスを生かした、彼らしいポストプレーだったと思います。スキッベ監督も加藤については「ゴールに背を向けたプレーも、ボールをしっかりキープするところも、それからボールをはたくプレーも、すべてにおいて成長したと思います。その部分は非常に満足しています」と語っていますが、この加藤の成長が、大橋が離脱した後も連勝を続けることができている要因の一つであるのは間違いありません。アルスラン、川辺の加入だけでなく、中野や加藤ら選手たちの成長によって一気に首位に迫ったサンフレッチェ。「3冠」の可能性がある中で、9年ぶりのリーグ制覇が最も現実味を帯びてきたような気がします。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  柏公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
Soccer King  戦評  第28節まとめ
サッカーダイジェストWeb  破竹の6連勝に「優勝するぞー」
Football LAB

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2024/08/25

今日の柏戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は、「塩谷司選手は非常に疲れが見えてましたが」と言う問いに対して「回復しました」と答えています。柏はマテウス・サヴィオやジエゴ、細谷ら能力の高い選手が多いだけに、誰が出ることになったとしても心を一つにして、連勝を伸ばして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後6時半キックオフ。チケットは前売りで売り切れているので当日券の発売はありません。試合中継はDAZNのみで、今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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レジーナとヴィアマテラス宮崎の練習試合

指宿キャンプ中のレジーナは昨日、なでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎との練習試合を45分×3本で行い、5-1で勝ちました。得点は、2本目の17分に小川、31分に古賀、3本目の29分に髙橋、34分と45+3分に上野。失点は3本目の10分でした。

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2024/08/24

柏戦に向けて

明日はJ1リーグ第28節。サンフレッチェはホームで柏レイソルと対戦します。
 ここまで粘り強く勝ち点を積み重ねて来た柏は勝ち点33で15位。「降格圏」の18位磐田との勝ち点差は5で、残留争いに巻き込まれる一歩手前で持ちこたえています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
19H ●0-1 広島  【広】ドウグラス・ヴィエイラ
20A △2-2 京都  【柏】細谷、マテウス・サヴィオ、【京】三竿、川﨑
21A ○4-1 鳥栖  【柏】マテウス・サヴィオ2、木下2、【鳥】マルセロ・ヒアン
22H ○3-2 FC東京 【柏】ジエゴ、高嶺、戸嶋、【東】ディエゴ・オリヴェイラ、岡
天3 ○2-1 筑波大 【柏】木下、細谷、【筑】OG
23A ●1-2 名古屋 【柏】マテウス・サヴィオ、【名】相馬、山岸
24H ●2-3 川崎F 【柏】白井、垣田、【川】山田2、脇坂
26H △0-0 G大阪
27A ○2-1 湘南  【柏】細谷、木下、【湘】阿部
天4 ●0-1 神戸  【神】佐々木大
 前節は後半8分にスルーパスで抜け出した細谷が先制点を奪うと、31分に追加点。後半アディショナルタイムにはPKで1点差に迫られたものの、その後は守りを固めて逃げ切って4試合ぶりの勝利を収めています。また水曜日に行われた天皇杯ラウンド16では先発6人を変更して戦いましたが、開始早々の失点を最後まで取り返すことができずに神戸に敗れています。ルヴァンカップも敗退しているため今季はリーグ戦の12試合を残すのみ。J1残留のミッションを果たすために、勝ち点を1でも稼ごうと広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは現在リーグ戦5連勝、天皇杯も含めた公式戦は7連勝と好調を持続しています。明日はアウェイでの愛媛戦から中3日となりますが、コンディションに問題なければ先発メンバーの変更なしで戦う可能性が高そうです。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井              東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、越道、中島、アルスラン、井上、Dヴィエイラ
 前節の結果で2位に浮上したサンフレッチェですが、3位から5位まで勝ち点3差の中にひしめいていることを考えると、ここからは1つでも勝ち点を落としたくないところ。暑い中での連戦となりますが明日もチーム全体で心を一つにして、首位・町田を追撃して欲しいと思います。

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2024/08/23

天皇杯準々決勝と第31節横浜FM戦の日程

日本サッカー協会は昨日、天皇杯準々決勝の日程を発表し、サンフレッチェは9/11(水)にG大阪と対戦することになりました。キックオフ時刻とスタジアムは未定ですが、ACL出場クラブの試合はホームで行われるとのことなので、エディオンピースウイング広島での開催になるのではないでしょうか。一方Jリーグは第31節横浜FM戦の日程を発表し、9/22(日・祝)の午後6時半からエディオンピースウイング広島で行われることになりました。これで残るリーグ戦のうち日程が決まっていないのは次の3試合。
第35節京都戦(広島) 11/1か11/3のいずれか
第36節浦和戦(未定) 11/9か11/10のいずれか
第37節札幌戦(広島) 11/30か12/1のいずれか

 このうち京都戦は11/2に行われるルヴァンカップ決勝に進出するかどうかが重要で、どこかで敗退が決まれば11/1になり、決勝に進めば別の日(10/30あたり?)になるのではないかと思われます。また札幌戦は11/28のカヤFCとのアウェイ戦の直後になるので、12/1になる可能性が高そう。浦和戦も11/7のシドニーとのアウェイ戦の直後となるためこの2日の中で選ぶとすれば11/10の一択ですが、長距離移動の直後になることを考えると、11/24の開催(天皇杯決勝に進めなかった場合に限る)になる可能性もありそうです。(カレンダー形式の日程表はこちら。)

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2024/08/22

天皇杯R16愛媛戦

昨日ニンジニアスタジアムで行われた天皇杯4回戦ラウンド16で、サンフレッチェは愛媛FCを2-0で下し、2年ぶりに準々決勝進出を決めました。
 広島の先発メンバーは名古屋戦と同じ。また青山がベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→アルスラン66分)
     (→中島HT)
新井              東
(→越道66分)
   満田     松本泰(→青山82分)

       加藤(→Dヴィエイラ82分)

SUB:川浪、柏
 対する愛媛はリーグ戦から先発全員を入れ替えて、GK:徳重、DF:三原、尾崎、前野、今野(→浦80分)、MF:森脇(→石渡62分)、谷本、浜下、石浦(→行友62分)、佐藤(→茂木HT)、FW:藤原(→舩橋74分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島のペースで、流動的に動いてチャンスを作ります。6分には中野のクロスを起点に波状攻撃を仕掛け、荒木がヘッドで狙ったもののGKがキャッチ。11分には川辺がミドルレンジから狙いましたがわずかに枠外に外れます。続いて13分には新井のクロスに松本泰が飛び込みましたが惜しくも合いません。その後は愛媛が押し返して、16分の浜下のシュートはブロックし、17分には速攻から藤原に打たれましたが枠外。31分には佐藤のスルーパスで抜け出した藤原が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。広島も39分に加藤が惜しいシュートを放ったものの、前半の後半は愛媛に振り回されてボールを奪えない展開が続きます。それでも何とか無失点に抑えてスコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半から塩谷に代えて中島を投入するスキッベ監督。そして開始早々に東のクロスに加藤が合わせるなど広島が攻勢に出ます。3分には中島の守備で奪って松本泰と加藤がシュート。5分には加藤のクロスに松本泰が合わせましたが枠外に外れます。逆に愛媛も6分に三原のクロスを藤原が受けましたが、中野が飛び込んで弾きます。14分には中島がクロスに合わせましたがDFがブロック。17分にも新井のクロスに中島が合わせましたが枠外に外れ、18分には中島が起点になって満田のクロスを叩きつけましたがGKに弾かれます。攻め込みながらも点が奪えない展開を打開したのは、途中交代で入ったばかりのアルスランでした。後半22分、満田の斜めのパスを受けた加藤がDFを引きつけて前線にシュート性のクロスを送ると、絶妙のタッチでコントロールしたアルスランがフェイントでDFを翻弄してゴールにパスを送り、ついに広島が先制点を奪いました。
 対する愛媛も飲水タイムを挟んで反撃を試みます。しかし広島は落ち着いてはね返すと、後半33分、中島が奪ったボールからアルスランのパスを受けた加藤が反転シュート。これがDFの股を抜いてゴールネットの突き刺さります。その後も広島は満田のミドルやドウグラス・ヴィエイラのシュートなどで追加点を狙いつつ、そのまま勝利を確定させました。
 この試合のポイントは、ハーフタイムでの選手交代でした。前半の広島は立ち上がりこそ攻勢に出たものの、その後は愛媛のパス回しに対応できず押し込まれました。これはやはり、リーグ戦からメンバー変更がなかった広島に対して、先発全員を入れ替えた愛媛の動きが上回っていた、と言うことによるのだと思います。何度かあった愛媛の決定機でシュートが枠外に外れた幸運のおかげもあって無失点で終えたものの、内容的には愛媛のゲームでした。しかし後半から中島を入れたことによって、完全に試合の流れが変わりました。中島は得意のパスだけでなく高い位置からの守備で何度も奪うと、ショートカウンターの起点になりました。この日のテレビの解説は父親の中島浩司さんでしたが、「足が速いとかキレがあるというよりは、判断のスピードや技術で上回るところを売りにしている」と言う言葉で表現された特徴を生かして、試合の流れを変えました。得点に直接絡むことはなかったものの、勝利に対する貢献と言う意味では非常に大きかったと言えるでしょう。
 そしてやはり試合を決める働きをしたのは、C大阪戦に続いて2点に絡んだトルガイ・アルスランでした。特に先制点のシーンはまるでC大阪戦の2点目の再現。繊細なタッチでゴール前を守る選手を無力化して、空いたゴールに「パス」をして得点を決めました。インタビューによるとまだ状態は85%だそうですが、今後サンフレッチェの「3冠」に向けてより加速して行くに違いありません。

ブログ速報  前半  後半
公式記録
広島公式サイト  愛媛公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
スポーツナビ
ゲキサカ

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2024/08/21

今日の愛媛戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手たちのコンディションについて「大丈夫です」と語っていて、塩谷、川辺、アルスランら主力の起用を示唆しています。愛媛としては球際を厳しく戦いつつこちらのミスを突いて、リードすれば守りを固めてくる可能性が高いだけに、早い時間帯に得点を奪って優位に試合を進めて勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はニンジニアスタジアムで午後7時キックオフ。Jリーグチケットによるとメインスタンドのチケットは完売となっていますが、広島側の「ゴール裏自由席ベンチ左」はまだ残席がある模様です。テレビ放送はスカパー!プレミアムサービスのスカチャン6(ch586)で生放送が、スカパー!サービスのCS801で金曜深夜2時から録画放送が予定されています。また、スカパー!番組配信スカパー!SOCCERアプリSPOOXでも生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!を見れない方はこちらをご覧下さい。

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磐田戦の日程が決定

Jリーグは昨日、第33節磐田戦を10/6(日)にヤマハスタジアムで開催する、と発表しました。

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2024/08/20

愛媛戦に向けて

明日は天皇杯ラウンド16(4回戦)。サンフレッチェは愛媛FCと対戦します。
 昨年はJ3優勝を果たして3年ぶりにJ2に戻ってきた愛媛FCは、ここまで苦しい時期もあったものの3連敗以上は一度もなく、プレーオフ圏内とは勝ち点7差の9位に付けています。天皇杯2回戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
天2 ○7-1 岡山  【愛】森脇、浜下2、舩橋3、尾崎、【岡】田中
20H ○3-0 清水  【愛】窪田、曽田、浜下
21A ○2-1 甲府  【愛】茂木、深澤、【甲】鳥海
22A ●0-4 熊本  【熊】江崎、竹本、大西、大﨑
23H ●0-4 群馬  【群】河上、佐藤2、天笠
天3 ○2-0 福岡  【愛】三原、藤原
24A ○1-0 藤枝  【愛】石浦
25H ●0-1 徳島  【徳】坪井
26A ●1-2 いわき 【愛】曽田、【い】谷村、OG
27H ○3-2 大分  【愛】ユ・イェチャン、藤原、窪田、【分】保田、野村
 前節は序盤に2点のビハインドを背負う難しい展開となったものの、前半のうちに1点を返すと後半早々にGKへのプレスから同点。更に後半40分に勝ち越し点を奪って3試合ぶりの勝ち点3をつかんでいます。明日はホームでの連戦ながら中2日で戦わなければならないこと、またこれまでの天皇杯はターンオーバーで戦って選手層の厚みを増やして来たことを考えると、明日もフレッシュなメンバーに入れ替えてジャイアントキリングを狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェはここまでリーグ戦5連勝。しかもアルスラン、川辺に加えて井上、中島らが躍動して新しい戦い方が嵌まりつつあります。明日はアウェイとは言え海を挟んだ反対側での試合と言うことでメンバーは変えずに戦うのではないかと思われますが、ただ今後の連戦や新しい布陣の熟成も考えて、何人か休ませる可能性もありそうです。と言うことで、希望を込めたメンバー予想は次の通り。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

    松本泰  川辺

新井             東

   満田    アルスラン

       井上

SUB:川浪、イヨハ、青山、越道、柏、中島、加藤
 「3冠」の可能性を残すサンフレッチェですが、一発勝負の天皇杯は最も「番狂わせ」が起きやすい大会です。明日はいつも以上にアグレッシブに戦って、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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2024/08/19

土肥が今治に期限付き移籍

サンフレッチェは昨日、土肥航大選手がFC今治に期限付き移籍する、と発表しました。昨年のシーズン途中に今治に移籍して18試合に出場した土肥は、今季は栃木に育成型期限付き移籍していました。しかしここまでのリーグ戦の出場はわずか2試合。また先発はルヴァンカップの1試合にとどまり、ベンチ入りもなかなかつかめないままの状態が続いていました。このところ好調が続いていてJ2への自動昇格も見えてきた今治としては、ラストスパートをかけるための切り札として期待しているのではないでしょうか。

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レジーナの愛媛との練習試合

レジーナは昨日、なでしこリーグ1部の愛媛FCレディースとの練習試合を45分×3本で行い、10-1で勝ちました。得点は、1本目の14分と16分に上野、43分に中嶋。2本目の18分に中嶋、45+1分に古賀、45+4分に松本。3本目の6分に小川、19分に市瀬、22分に笠原、26分に立花。失点は3本目の45+4分でした。

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2024/08/18

第27節名古屋戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第27節は、荒木、加藤のゴールで名古屋を下し、5連勝で2位に浮上しました。
 先発は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→アルスラン74分)

新井             東

   満田     松本泰
   (→越道90分)
       加藤(→井上74分)

SUB:川浪、イヨハ、柏、中島
 対する名古屋は、GK:ランゲラック、DF:河面、三國、野上、MF:和泉(→倍井85分)、椎橋(→山中56分)、稲垣、森島、中山(→菊地56分)、FW:パトリック(→ユンカー71分)、山岸、と言うメンバーでした。立ち上がりは球際での競り合いが続いて落ち着かない展開でしたが、その中で最初にチャンスを作ったのは名古屋。9分に右に抜け出した椎橋のクロスに山岸が合わせましたが中野がクリアします。その後は広島がペースを掴むと、10分には満田の強烈なミドルはランゲラックが弾き、11分にはCKからの荒木のシュートはクロスバーを直撃。続いて加藤のシュートはブロックされます。その後は引いて守る名古屋に対して広島が攻勢を持続して、24分にはカウンターから満田が抜け出しフェイントでDFを外してシュートしたもののわずかに枠外。32分にもCKのこぼれを満田が狙いましたがGKに弾かれ、33分には川辺が決定的なシュートを放ちましたがこれもランゲラックの好守に防がれます。更に39分には中野、松本泰がシュートを放ち、43分にも満田がチャンスを作るものの得点は生まれず、スコアレスのままハーフタイムを迎えました。
 後半最初のチャンスも広島。加藤が倒されて得たFKはクリアされたものの、その後のCKからの波状攻撃から荒木のシュートがDFに当ってネットを揺らし、先制点を奪います。続いて後半9分にはパスを繋いで相手の守備を揺さぶると、松本泰のスルーパスで右のポケットに抜け出した中野がGKを引きつけて横パスを送るとこれを加藤が押し込んで、リードを2点に広げました。
 追いつきたい長谷川監督は、次々と選手を入れ替えて流れを変えようとします。しかし広島は手を緩めず11分には松本泰が決定的なシュートを放ったものの枠外。21分にはCKに荒木が合わせましたが枠外に外れ、22分の新井のシュートはGKに止められます。終盤はさすがに広島も疲れが出たか名古屋にボールを支配され、42分には稲垣のクロスをユンカーに決められ1点差に迫られます。しかしその後は落ち着いて時計を進めてそれ以上の反撃は許さず、1点のリードを保ったままで2014年以来の名古屋アウェイの勝利を収めました。
 試合終了後にスキッベ監督は「本当に自分たちのパフォーマンスには非常に満足しています」と語り、長谷川監督は「今日は本当に完敗だと思います」と語っている通り、点差以上の内容差があったゲームだった、と言えます。前半途中から3トップが自在にポジションを変えながら相手の守備をかき回し、そこに中盤と両サイドが絡んで決定機を量産。ランゲラックの好セーブ連発がなければ前半のうちに試合を決めることができたかも知れません。また先制点は荒木の打ち損ない?のボールが相手に当ってGKの逆を突いたもので幸運もありましたが、もともとCKを弾かれてもこぼれ球を拾って作り直して、と言うことを連続したからこそ得られた得点だった、と言えます。更に2点目は守りを固める相手に対してパスを回してギャップを作り、そこにストッパーの中野が飛び出して加藤のゴールをアシストした、というもの。スキッベ広島の典型的な得点パターンだったハイプレスと縦に速い攻撃とは違った新しい形の得点で、サンフレッチェの新たな可能性を示したものだったと言えると思います。
 今節は首位・町田が勝利したため勝ち点差4は変わらないものの、鹿島が引き分けたため第8節以来の2位浮上となりました。今後は再び過密日程がやってきますが、連戦の厳しさに負けずに勝ちを積み重ねて、4度目のリーグ優勝まで突っ走って欲しいと思います。

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ACL2グループステージの日程

アジアサッカー連盟はACL2のグループステージの日程を発表し、サンフレッチェの試合は以下の通りとなりました。
【MD1】9/19(木) 19:00 カヤFCイロイロ(広島サッカースタジアム)
【MD2】10/3(木) 21:00 東方足球隊(旺角大球場)
【MD3】10/24(木)19:00 シドニーFC(広島サッカースタジアム)
【MD4】11/7(木) 18:00 シドニーFC(ジュビリー・スタジアム)
【MD5】11/28(木)未定 カヤFCイロイロ(未定)
【MD6】12/5(木) 17:00 東方足球隊(広島サッカースタジアム)

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2024/08/17

今日の名古屋戦

中国新聞によるとスキッベ監督は、名古屋とのアウェイゲームは2014年4月以来勝利がない(3分け5敗)ことを受けて、「同じクオリティーがあり、紙一重の戦い。長いトンネルから抜ける」と語っていたそうです。前回の対戦ではパトリック、森島、稲垣ら「元広島」の選手たちの活躍で敗れただけに、今日は何としてもそのお返しをしたいところ。誰が出場することになってもチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで、午後7時キックオフ。チケットはアウェイ指定席を含めてまだ残っているようですので、Jリーグチケットからご購入下さい。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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ACL2の組み合わせ

昨日、ACL2の抽選会が行われました。これによるとサンフレッチェが属するのはグループEで、オーストラリアカップ覇者のシドニーFC、フィリピンリーグ王者のカヤFCイロイロ、香港FAカップ覇者の東方足球隊(香港)と戦うことになりました。グループステージの日程は、MD1が9/17-19、MD2が10/1-3、MD3が10/22-24、MD4が11/5-7、MD5が11/26-28、MD6が12/3-5で、詳細は後日発表されることになるとのことです。

ACL2公式サイト

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2024/08/16

名古屋戦に向けて

明日はJ1リーグ第27節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 前回の広島との対戦以降調子を上げた名古屋は一時は5位まで順位を上げたものの、第17節以降の6試合を1分け5敗と急降下して現在12位となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
12A ○3-2 広島  【名】パトリック、稲垣、OG、【広】越道、中野
13H ●0-1 G大阪 【G】岸本
14H ○3-1 FC東京 【名】ユンカー3、【東F】荒木
15A ○2-0 鳥栖  【名】稲垣、倍井
YLC3 ○3-1 横浜FC 【名】永井、野上、吉田、【横F】小倉
16H △1-1 京都  【名】椎橋、【京】豊川
17A ●1-2 川崎F 【名】ハ・チャンレ、【川】家長2
YPO1 △1-1 柏   【名】山岸、【柏】高嶺
YPO2 ○1-0 柏   【名】中山
天2 ●0-1 JAPANサッカーカレッジ【J】上元
18H △1-1 湘南  【名】永井、【湘】小野瀬
19A ●0-1 東京V 【V】翁長
20H ●0-1 浦和  【浦】渡邊
21A ●1-2 C大阪 【名】久保、【C】レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス
22A ●0-1 町田  【町】下田
23H ○2-1 柏   【名】相馬、山岸、【柏】マテウス・サヴィオ
24A △3-3 神戸  【名】パトリック、稲垣2、【神】佐々木、山内、菊池
25A ●2-3 京都  【名】パトリック2、【京】ラファエル・エリアス、原、マルコ・トゥーリオ
26H ○1-0 東京V 【名】パトリック
 前節は前半7分、移籍加入したばかりの菊地のクロスをパトリックが決めて先制点を奪いました。そして後半5分にカウンターからゴールネットを揺らされたもののVARに救われ、その後もランゲラックの好セーブなどで11試合ぶりの無失点勝利で「鯱の大祭典」のスタジアムを沸かせています。明日も「鯱の大祭典」で満員が予想されることから、直近の3試合で4ゴールと絶好調のパトリックと出場停止明けの森島ら「元広島」組を中心に、久々の連勝を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると前節途中交代だったドウグラス・ヴィエイラは「週末には間に合うと思う」(スキッベ監督)とのことですが、メンバー入りするとしても無理はさせられないと思われます。一方腰の違和感からハーフタイムで後退した塩谷は、昨日の練習ではフルメニューを消化したそうで、明日の出場は問題なさそうです。アルスランの先発があるか、など不確定要素はあるものの、C大阪戦と同じメンバーで戦うと予想します。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井             東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、越道、中島、アルスラン、井上、Dヴィエイラ
 リーグ戦4連勝で首位町田と4差に迫った広島ですが、鹿島、G大阪、神戸も勝ち点2差にひしめく大混戦になっています。この混戦を勝ち抜くためには、粘り強く戦って勝ち点を1つでも積み上げることが重要。明日もチーム全員で心を一つにして、勝って帰ってきて欲しいと思います。

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2024/08/15

U-20女子代表に早間

日本サッカー協会は昨日、FIFA U-20女子ワールドカップコロンビア2024に参加するU-20日本女子代表のメンバーを発表し、サンフレッチェ広島レジーナから早間美空選手が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】大熊(神戸)、ウルフ(東京V)、岩崎(相模原)
【FP】天野(ハンマルビー)、土方、柏村、氏原(東京V)、
    松久保(ノースカロライナカレッジ)、林(サンタクララ大)、
    佐々木(仙台)、大山(早稲田)、米田、白垣(C大阪)、
    角田、岡村(浦和)、小山(ユールゴーデン)、早間(広島)、
    笹井(相模原)、松永(東京Vメニーナ)、板村(JFAアカデミー福島)
 このメンバーは8/21に集合してトレーニングを開始して、9/2からのU-20女子ワールドカップに臨みます。

JFA公式サイト

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2024/08/14

広島国際ユースサッカー

毎年恒例の「広島国際ユースサッカー」が8/8から8/11に行われ、サンフレッチェ広島ユースは1勝2敗で2位に終わりました。また、優勝は3連勝したU-17日本代表となりました。今回の結果は次の通り。
【第1日】
広島ユース     1-2 U-17日本代表
広島県高校選抜U-18 4-0 U-17ウズベキスタン代表

【第2日】
広島ユース     0-1 U-17ウズベキスタン代表
広島県高校選抜U-18 0-2 U-17日本代表

【第3日】
U-17日本代表    2-1 U-17ウズベキスタン代表
広島県高校選抜U-18 0-4 広島ユース
試合動画

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2024/08/13

レジーナとスペランツァ大阪の練習試合

レジーナは先週土曜日になでしこリーグ1部のスペランツァ大阪との練習試合を45分×3本で行い、5-1で勝ちました。得点は1本目の37分と2本目の2分、17分に古賀、2本目の37分と3本目の5分に松本。失点は3本目の39分でした。

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2024/08/12

第26節C大阪戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第26節で、サンフレッチェはアルスランの2ゴールでC大阪に競り勝ち、4連勝で順位を3位に上げました。
 川辺がいきなり先発した以外は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→アルスラン63分)
    (→DヴィエイラHT→井上73分)
新井             東
(→越道63分)
   満田     松本泰
   (→中島67分)
       加藤

SUB:川浪、イヨハ
 対するセレッソは前節と同じで、GK:キム・ジンヒョン、DF:登里(→ヴィトール・ブエノ82分)、舩木、鳥海、西尾(→阪田82分)、MF:田中、為田(→山﨑76分)、奥埜(→平野76分)、ルーカス・フェルナンデス、FW:レオ・セアラ、柴山(→北野66分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは両チームとも積極的に攻めあってチャンスを作り、6分にはハイプレスで奪って中野がミドルを放ちましたがGKがセーブ。セレッソもカウンターからルーカス・フェルナンデスのクロスにレオ・セアラがヘッドで合わせましたが枠外に外れます。その後は広島が支配し、12分には満田のクロスを新井がヘッドで狙いましたが枠外。15分には東のクロスを加藤がヘッドで叩きつけましたがDFにクリアされます。逆に16分にはセレッソの波状攻撃からルーカス・フェルナンデスに決定的なシュートを打たれましたが佐々木がぎりぎりでクリアします。飲水タイム後は再び広島が支配し、28分には左右のクロスから中野が決定機を迎えましたがDFに防がれ、34分の加藤のシュートも相手に当ります。前半はハイプレスで奪いに行く広島とパス回しで対抗するセレッソ、と言う形ながら両者に得点はなく、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりは前半と同様の展開となり、4分にはカウンターから柴山に打たれたものの枠外。10分には満田のプレスで奪ったボールを加藤がシュートしましたが枠を捉えることができません。続いて16分には新井のクロスにドウグラス・ヴィエイラがヘッドを合わせましたが、わずかに左に外れます。スキッベ監督はここでアルスランと越道を投入。更に中島と井上も入れて、前線の運動量を上げて得点を奪いに行きます。そして後半32分、越道のパスを松本泰がスルーして井上がクロス。これをアルスランがコースを突いてゴールにねじ込み、広島が先制点を奪いました。
 負けるわけにはいかないセレッソは、36分には北野がドリブルからシュートを放ちましたがクリア。38分には再び北野がドリブルで仕掛けてクロスを蹴ったものの越道がブロックします。逆に後半39分、繊細なタッチで相手をかわして右に抜け出した井上がゴール前のアルスランへパス。アルスランは絶妙なフェイントで守備を崩してゴールに蹴り込み、点差を2点に広げました。
 その後はセレッソが最後の攻撃に出てきたものの大迫を中心に落ち着いて対応し、逆に加藤やアルスランが追加点を狙いに行きます。そして少々長めの8分間のアディショナルタイムがあったものの広島は落ち着いて時間を進めて、川辺の復帰戦を勝利で飾りました。
 試合後のスタッツを見ると広島のシュートは16本に対してC大阪は9本。枠内シュートは広島の4に対してC大阪は1で、ほぼ相手にチャンスを作らせなかった試合だった、と言えます。実際、C大阪の決定的なチャンスは前半16分のシーンぐらいで、その他はパスを回されてもぎりぎりで身体を張ってシュートは打たせませんでした。2週間ほどの中断があって身体的にはリフレッシュできていたとは言え、真夏の真っ最中の試合。広島はハイプレスに行った時間帯はあったものの、さすがに90分を通しては無理だったわけで、そんな中でも勝利できたのは堅守のおかげだったと言えるでしょう。
 両者ともに集中した守備で得点を許さない展開の中、試合を動かしたのは広島の交代選手たちでした。後半18分、疲れが見えてきた川辺と新井に代えてアルスランと越道を投入すると、22分にはイエローカードをもらっていた満田を中島に交代。この時スキッベ監督は、中島がボランチに、アルスランがシャドウに入るように指示しています。更に28分には筋肉の張りを訴えたドウグラス・ヴィエイラに代えてユースの井上を起用。やや緊急避難的な布陣でしたがこれが当ります。先制シーンでは越道がクサビのパスを入れると松本泰がスルーし、これを井上がトラップ。落ち着いてアルスランに渡すと、針の穴を通すような「ゴールへのパス」でネットに沈めました。続いて39分には大迫のパスを加藤が落とすと、これを井上が右足でボールを浮かして突破してクロス。これを受けたアルスランが、まるでストイコビッチのゴール(2000年1月1日の天皇杯決勝)を思わせるようなフェイントでGKとDFを無力化して追加点を奪いました。トルコリーグとセリエAでキャリアを積み、オーストラリアでは12ゴールを決めた彼が、その実力を存分に見せつけたシーンでした。
 川村と野津田を失い、絶対的なエースだった大橋も移籍したこの夏のサンフレッチェ。怪我人の続出も相まって、苦しい時期を経験してきました。しかしアルスランと川辺の補強に加えて、中島、井上、越道ら若手の成長によって「戦える布陣」ができてきました。今後は天皇杯4回戦とルヴァンカップの準々決勝を戦い、9月中旬からはACL2も始まりますが、それらのコンペティションと合わせてリーグ制覇も射程距離に入ってきたのは間違いありません。

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2024/08/11

今日のC大阪戦

中国新聞によるとスキッベ監督は、川辺のコンディションに問題はないとして今日の先発起用を明言したとのこと。ボランチとしてアルスランか塩谷と組んで、3年ぶりの広島での、そして初めての新スタジアムでのプレーを見せてくれることになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後6時半キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/08/10

C大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ第26節。サンフレッチェはホームでC大阪と対戦します。
 第18節からの4試合を3勝1分けで一時は5位まで上がったC大阪でしたが、その後の4試合は3分け1敗と勝ちがなくやや足踏み状態となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
16H △1-1 広島  【C】西尾、【広】荒木
17A △1-1 京都  【C】レオ・セアラ、【京】松田
YPL1 ●1-3 町田  【C】クルークス、【町】下田、ナ・サンホ、エリキ
YPL2 △2-2 町田  【C】OG、【町】ナ・サンホ、昌子
天2 ○3-1 ジェイリース【C】渡邉、阪田、為田、【ジ】福元
18H ○2-1 浦和  【C】ルーカス・フェルナンデス、奥田、【浦】リンセン
19A △1-1 磐田  【C】レオ・セアラ、【磐】松原
20H ○1-0 鳥栖  【C】OG
21H ○2-1 名古屋 【C】レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、【名】久保
22A △1-1 東京V 【C】レオ・セアラ、【V】山見
天3 ●1-2 甲府  【C】渡邉、【甲】ウタカ、鳥海
23A △1-1 川崎F 【C】ブエノ、【川】マルシーニョ
24H ●1-2 新潟  【C】ルーカス・フェルナンデス、【新】松田、小野
25H △0-0 町田
 前節は首位・町田と白熱の攻防を繰り広げたものの、両者ともに決め手を欠いてスコアレスドローに終わっています。ルヴァンカップも天皇杯も敗退が決定したC大阪にとってはリーグ戦が唯一のタイトルのチャンス。残り13試合で首位との勝ち点差12は追いつけるかどうかぎりぎりのところなだけに、明日は必勝を期して広島に来るのではないでしょうか。
 対する広島は川辺が出場可能となったことから、少なくともメンバー入りは間違いないと思われます。ただチーム練習は数日しかしていないことを考えると、まずはベンチスタートであろうと予想します。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷 アルスラン

新井             東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、川辺、中島、越道、井上、Dヴィエイラ
 前節の勝利で連勝を3に延ばしたサンフレッチェ。試合内容は盤石とは言えませんが、怪我人の続出やエースの移籍がありながらも粘り強く勝ち点を積み重ねてきています。明日も難しい試合になるのは間違いないところですが、チーム全員で力を合わせて、更に上位を追撃する勝ち点3をゲットして欲しいと思います。。

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2024/08/09

川辺の移籍加入会見

サンフレッチェは昨日、川辺駿選手の移籍加入会見を行いました。会見ではまず雨野強化本部長がリーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップ、ACL2があり総力戦が必須になっている状況で、川辺選手のこれまでの経験をチームに全て注ぎ込んでもらってタイトル獲得に向かいたい、と獲得の意図を説明しました。
 続いて川辺選手は冒頭で「また広島にかえってこれたことがすごく嬉しい」と語り、チームに貢献したいという決意を述べました。海外での3年間では「日本では感じられないようなプレッシャーだったり、メンバー争い、活躍しないと次がないという環境のなかでプレー」してきたそうで、それによって成長できたとのこと。そのように「結果にこだわるなかでゴールが増えた」と言うことから、日本でも同様に結果にこだわり、ゴールやアシストに絡むと言う自分の良さを出して行きたい、述べました。そして背番号として66番を選んだことについては、「カズさんや拓夢へのリスペクト」とともに、「ずっとお手本にしている青山選手から少しでも学びたい」と言う気持ちからこの番号を選んだとのこと。将来的には「他の誰かではなくて自分がつけたいという思い」を込めて、66番でプレーするそうです。ベルギーでプレシーズンを送っていたことからコンディションは上々だとのことなので、早ければ今週末のC大阪戦から出場することになりそうです。

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小原全治3ヶ月

プレスリリースによると、小原基樹選手が先週金曜日に左足第5中足骨骨折で手術を受けた、と発表しました。全治3ヶ月と言うことで、復帰できたとしてもシーズンの終盤になりそうです。

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2024/08/08

第25節東京V戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第25節東京V戦は、雷雨により1時間半の中断を挟む試合となったものの佐々木のゴールで逃げ切り、順位を4位に上げました。
 新加入のアルスランが先発。またワントップには加藤が入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷 アルスラン(→Dヴィエイラ60分)

新井直            東

   満田     松本泰
   (→中島74分)
       加藤

SUB:川浪、イヨハ、青山、越道、井上
 対する東京Vは、GK:マテウス、DF:宮原、林、谷口、MF:松村(→松橋83分)、齋藤(→食野88分)、見木(→森田79分)、翁長(→新井悠83分)、FW:染野、木村、山見(→山田剛79分)、と言うメンバーでした。立ち上がりの競り合いを経て先にペースをつかんだのは広島。10分にはアルスランのドリブルからのパスを、松本泰がダイレクトでシュートしましたがGKのファインセーブに阻まれます。また18分には左のスペースに抜け出したアルスランがクロスを入れ、続くCKの流れから満田がクロスを入れましたがゴールラインを割ります。しかし前半20分に雷雲が近づいてきたと言うことで審判団は中断を宣告。これにより約1時間半の中断が入ることになりました。
 再開後は両チームともに持ち味を出しつつチャンスを作ります。21分には山見のFKに合わせられましたが枠外。22分の新井直のミドルはGK正面を突き、24分の見木のミドルも大迫がキャッチします。その後も広島がパスを繋いで打開を伺うもののタイトな守備にてこずり、対する東京Vのシュートも落ち着いて防ぎます。前半の広島のシュートは5本だったのに対して東京Vは6本。お互いに守備重視の戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると広島が積極的に攻めに出ます。2分には加藤がDF背負いながら打ちましたが枠外。4分には加藤が右から仕掛けますがGKにブロックされ、続いて新井のクロスに松本泰が飛び込みましたがわずかに合わず。5分には満田のパスを新井が打ちましたが枠外に外れます。その後は東京Vも押し返して、20分には齋藤、染野がチャンスを作ったものの凌ぎ、21分のCKからの松村のシュートも大迫が反応します。ドウグラス・ヴィエイラに続いて中島を投入するスキッベ監督。31分には中島の守備をきっかけに塩谷のシュートに繋げます。そして後半32分、中島のCKのこぼれを荒木が打ち、ブロックされたボールを佐々木がゴールネットの上に突き刺して、広島が先制点を奪いました。
 その後は選手を次々と入れ替えながら反撃を試みる城福監督。東京Vは何とか崩そうとするものの、広島の守備陣は集中してはね返します。そして最後は相手陣内でのCKから時計を進めて、1点リードを保ったままで逃げ切りました。
 中断期間中に大橋を失った一方でアルスランを獲得した広島は、新布陣でこの試合に臨みました。対する東京Vは今季の広島戦2試合で早い時間帯に失点して難しい展開になった反省から、堅い守備組織を構築してこの試合に臨みました。その結果お互いにジャブの打ち合いに終始する、と言う感じの「堅い試合」になり、試合を通してのスタッツによると、広島のボール保持率は56%でシュート数は11本。対する東京Vのシュートは16本だったことから見て、広島らしい戦い方はできなかった、と言って良いでしょう。
 そんな苦しい展開の中で、勝負を決めたのはセットプレーでした。この日初めてCKを任された中島はGKの届かない位置に蹴り込み。その後の荒木と佐々木のシュートに繋げました。また佐々木はDFが滑ってくるのを見越して上を狙い、見事にシュートを決めました。この試合を勝ちに持ち込むことができたのは、中島と佐々木の戦術眼の高さ故、と言って良さそう。少なくとも広島陣内に何度も攻め込みながらも「決める」と言う点でクォリティを出せなかった東京Vに対して、広島のここぞというところでのプレーの質が、勝敗を分けることになったのではないかと思われます。
 今節は町田が引き分け、神戸が敗れて広島は首位と勝点7差の4位に浮上しました。まだ新戦力がフィットしていない状態でもとにかく勝点3を確保したということは、重要な結果だったと言って良いと思います。今月はC大阪、名古屋、柏、FC東京と「中位」との対戦が続きますが、ここを勝って乗り越えることができるなら、リーグ戦の優勝争いに参戦できるのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  東京V公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  試合中断  試合再開  スキッベ監督と荒木  アルスラン  松村
サッカーダイジェストWeb  前代未聞のアクシデント続き  もどかしい東京V
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2024/08/07

今日の東京V戦

中国新聞によると、ソティリウ、マルコス・ジュニオール、エゼキエウの3人が怪我のため欠場するそうで、1トップは加藤かドウグラス・ヴィエイラになるとのこと。加藤は「大橋君がいないから点が取れないと言われるのが一番悔しい。得点の意識はより一層高い」と気合いを入れているそうです。一方アルスランはボランチでの先発が濃厚。誰が出ることになったとしてもチーム全員で助け合って、勝利で後半戦をスタートして欲しいと思います。
 今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/08/06

東京V戦に向けて

明日はJ1リーグ第25節。サンフレッチェはアウェイで東京Vと対戦します。
 序盤こそ勝ち切れなかった東京Vでしたが、城福監督が作ったチームらしくアグレッシブな攻守で粘り強く勝ち点を積み重ねて、現在のところ勝ち点34の9位と、上位を伺える位置に付けています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
18A ●1-4 広島  【V】木村、【広】加藤、ソティリウ2、ドウグラス・ヴィエイラ
19H ○1-0 名古屋 【V】翁長
20A ●0-3 磐田  【磐】OG、ペイショット、古川
21A ○2-1 横浜FM 【V】山見、OG、【横】宮市
22H △1-1 C大阪 【V】山見、【C】レオ・セアラ
天3 ●0-1 湘南  【湘】鈴木
23H ●0-1 町田  【町】OG
24A ○1-0 福岡  【V】山見
 中断期間中にプレミアリーグのブライトンと対戦した東京Vは、新戦力として鹿島から松村を獲得。パリから戻ったばかりの山田楓はまだ合流していないものの、前回は不在だった宮原の出場は可能だとのことなので、これまで以上の力を発揮しそうです。いずれにせよ城福監督仕込みのアグレッシブなサッカーで、リーグ戦連勝を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、トルガイ・アルスランのデビューは間違いないと思われます。一方、シュツットガルト戦を欠場した荒木、東の状態が気になるところですが、二人とも大きな問題はないと考えて、以下のように予想します。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷 アルスラン

新井             東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、志知、茶島、中島、マルコス・ジュニオール、ドウグラス・ヴィエイラ
 シュツットガルト戦では「まだまだ全然フィットしていない」と言いながらも随所に「違い」を見せつけたアルスラン。明日は実力を存分に発揮して、チームを勝利に導いて欲しいと思います。

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川辺と正式契約

サンフレッチェは昨日、川辺駿選手と正式に契約を締結した、と発表しました。背番号は66で、早ければ8/11に行われるC大阪戦から出場可能になるとのことです。
 2021年にスイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに移籍した川辺は、1年目はリーグ戦34試合に出場して7得点を挙げて、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズと契約。そのままグラスホッパーにレンタルの形で在籍して、33試合出場9得点の活躍をしました。そして昨年スタンダール・リエージュに完全移籍し、ここでも36試合に出場して7得点とチームの中心選手となっていました。もともと豊富な運動量と高い技術を生かした「ボックス・トゥ・ボックス」のプレーを得意としてた川辺でしたが、ヨーロッパでプレーすることによってゴールに向かう嗅覚とシュート力に磨きをかけた、と言う印象。3年間のヨーロッパでの経験により、大きく成長したに違いありません。
 中国新聞によると川辺は一昨日からチーム練習に参加しているそうで、軽快な動きを見せていたとのこと。4つのコンペティションを戦う後半戦の広島にとって、重要な戦力になるのは間違いありません。

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2024/08/04

「パグリックビューイング&ビアガーデン」開催

プレスリリースによると、サンフレッチェは8/17(土)の名古屋戦、9/14(土)の鹿島戦のアウェイ2試合で「パブリックビューイング&ビアガーデン」を開催します。会場はエディオンピースウイング広島で、キックオフ1時間前から試合終了後30分まで。入場券は大人1,000円、小学生以下無料で、「飲み放題+おつまみ付き入場券」は4,000円となります。また「人工芝シート」と「ベンチシート」をそれぞれ2,000円と3,000円(それぞれ小学生は半額)で限定販売します。チケットはサンフレチケットでの前売りのみで、当日券販売はありません。今朝の段階で名古屋戦のベンチシートは売り切れとなっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。

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2024/08/03

川辺の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、スタンダール・リエージュ所属の川辺駿選手の獲得について、クラブ間での基本合意に達した、と発表しました。中国新聞によると移籍金は2億円+出来高で、年俸は8,000万円だとのこと。近くメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれることになります。紫熊倶楽部WEBによると広島からの最初のオファーは6月下旬で、当初は「門前払い」だったものの、スタンダールの経営状態を見ながら粘り強く交渉を続けることにより合意に至った、とのことです。28歳、と脂の乗り切った年齢で、欧州での実績を引っさげて広島に帰還する川辺。今季3つのタイトルを狙うスキッベ広島にとって、この上ない補強となりました。

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2024/08/02

シュツットガルトとの親善試合

昨日エディオンピースウイング広島に20,026人を集めて行われた「J LEAGUE INTERNATIONAL SERIES 2024 powered by docomo」で、サンフレッチェは中島らのゴールで追いすがったものの終盤に突き放され、シュツットガルトに2-5で敗れました。
 荒木、東、松本大、小原が欠場した一方で新加入のトルガイ・アルスランが先発して、前半は以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰 アルスラン

新井            志知

   満田      加藤

     Dヴィエイラ
 対するシュツットガルトは京都戦から4人入れ替えて、、GK:ニューベル(→ブレットロウHT)、DF:クレツィヒ(→シセHT)、シュテンツェル(→オリヴィエHT)、シャボ(→チェイス・アンリ57分)、ルオー(→ヘンドリクス57分)、MF:シュティラー(→ベネディット57分)、カラゾル(→カイテルHT)、FW:デミロヴィッチ(→ヴォルトマデ57分)、ムヴンバ(→ベヤズ57分→ヘルヴェルト88分)、ディール(→チョン・ウヨンHT)、レヴェリング(→カスタナラス57分→コルクト88分)、と言うメンバーでした。日本国内では2試合目のシュツットガルトに対してオフ明けから3日の広島、と言うこともあってか、立ち上がりからペースを握ったのはシュツットガルト。流動的なポジションチェンジと正確なパス回しで広島陣内に攻め入ります。前半11分には左のディールがカットインからシュートを放ったものの枠外。12分にはシュテンツェルのパスを受けたムヴンバにシュートを打たれましたが大迫が抑えます。広島の最初のチャンスは前半16分で、中盤で前を向いたアルスランのDFの間を通すスルーパスで抜け出した志知がドウグラス・ヴィエイラを狙って横パスを入れましたが、GKが足に当ててCKに逃げます。そんな中の前半19分、こぼれ球を拾ったシュティラーのスルーパスで抜け出したレヴェリングがクロス。リフレクションに反応したシュティラーが左足で流し込んで、シュツットガルトに先制点を許してしまいました。
 その後もシュツットガルトの速いパス回しに広島のプレスが嵌まらず押し込まれ、前半23分にはカラゾルの縦パスからレヴェリングにシュートされましたが大迫がキャッチします。また28分には志知のクロスをきっかけにCKのチャンスを作ったものの逆襲を受けましたが、ドリブル突破を狙ったムヴンバはアルスランが戻ってカバーします。逆に30分にはバイタルエリアで前を向いたアルスランがシュートを放ちましたが、DFに当たってGKにキャッチされます。その後も広島は満田を起点に何度かシュツットガルト陣内に攻め込んだもののシュートまではいけず、逆に41分にはディールにシュートを打たれましたが枠外に外れて助かります。更にアディショナルタイムにもディール、クレツィヒとつないでレヴェリングに打たれましたが佐々木がブロックして、シュツットガルトの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 サンフレッチェは後半から松本泰以外の全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       川浪(→田中70分→薄井83分)

  越道   細谷  イヨハ

     青山  木吹

茶島             柏

   中島     松本泰(→マルコスJ70分)

       井上
 フレッシュなメンバーを投入した広島は、積極的な前からのプレスでリズムを作ろうとします。後半8分の越道の抜け出しからのクロスは相手にブロックされたものの、10分には越道の縦パスを受けた中島がドリブルで運び、井上から松本泰の折り返しをミドルで決めて同点に追いつきました。その後も広島は15分に越道の浮き球の中島が抜け出しを図るなど攻め込みますが、しかし後半18分にチョン・ウヨンのクロスをオリヴィエが落とすと、ベヤズが左足でシュートを決めてシュツットガルトが勝ち越し。続いて23分にはカウンターからヴォルトマデのパスでカスタナラスが抜け出し、飛び出した川浪もかわしてゴールに流し込んで点差を広げられてしまいました。
 飲水タイム後にマルコス・ジュニオールと田中を投入した広島。そしてそれが実ったのが後半31分で、中島が倒されて得たFKをマルコス・ジュニオールが見事なコントロールショットでゴール右上に決めて2点目を奪います。しかしシュツットガルトは34分にチョン・ウヨンのスルーパスで抜け出したヴォルトマデが左足で流し込んで再び点差を広げ、アディショナルタイムにはヘンドリクスの浮き球で抜け出したシセに決められて万事休すとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「身体能力やスピードといったところの差は見せつけられた」と語っていますが確かにその通り。前半は広島がプレスに行ってもなかなか奪うことができませんでしたし、また速いパス回しと鋭いドリブルでチャンスを作られていました。また守備面でも球際の強さを発揮して、広島に決定的な形を作らせてくれませんでした。それに対して後半の立ち上がりは若手のアグレッシブなプレーが良かったのですが、しかしシュツットガルトの選手交代によって流れが変わり、スピードと突破力から次々と点を失いました。スキッベ監督は「ドイツの素晴らしいチームと対戦したことによって、いろいろな課題が見えて、自分たちがどのように改善していかなきゃいけないかも見えたような試合だった」と語っていますが、選手たちがこれから目指すべき方向性が見えた試合だった、と言って良いでしょう。
 そのような中で収穫は、と言えばアルスランと中島だった、と言えると思います。加入後初出場だったアルスランは随所に能力の高さを披露。特に前半16分に志知に出したスルーパスはDFの間の「針の穴」を通すような素晴らしいものでした。またボールを受けた後のキープ力と前を向く能力はさすがと唸らせるものでした。来日してまだ1週間で、練習も3日しかしていなかったと言うことで「まだまだ全然フィットしていない」と語っていますが、コンディションが整えば確実にチームをレベルアップさせる選手だ、と言うことが分かるプレーだったと思います。一方の中島ですが、まず「プロ初」となったゴールシーンはドリブルで前進しながら味方の上がりを待ち、井上のパスを出した後にポジションをずらしてフリーになってシュートを決めました。良い選手はピッチを俯瞰して見ることができる、と良く言いますが、中島は空間だけでなく時間も俯瞰して見ているのではないか、と思わせるようなゴールだったと思います。井上、木吹と合わせた「ユース3人組」はシュツットガルト相手でも思い切ったプレーを見せることができて、良い経験になったのではないかと思われます。

広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
Sportsnavi

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2024/08/01

今日のシュツットガルト戦

中国新聞によると、昨日スキッベ監督とVfBシュツットガルトのヘーネス監督がエディオンスタジアム広島で共同記者会見(サンフレッチェ広島公式サイト)を行い、今日の試合に臨む決意を語りました。この中でスキッベ監督は「ドイツの技術を感じる貴重な機会。前半と後半で全く異なるメンバーとなる」と、怪我で離脱中の選手以外の全員の起用を明言しました。一方のシュツットガルトですが、シーズン終了後に伊藤洋輝ら主力が相次いで移籍したとのことで、この日本ツアーを「戦術を高める一戦」と位置づけているとのこと。実際、日曜日に行われた京都戦では前半に2点、後半開始早々に1点を取られながらも、その後5点を奪って逆転勝利を収めています。今日はお互いにチームと選手を高める試合と位置づけて、見どころの多い試合を展開してくれそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後6時半キックオフ。当日券は場外バックスタンド側2Fチケットカウンターで4時から販売されます。また「粗挽きウィンナーレモン」や「カーリーブルスト」「アルピスバッハードゥンケル/ヴァイツェン」などドイツグルメの販売も予定されています。更にオフィシャルストアでは午前10時からピースマッチ、午後3時からシュツットガルト戦の記念グッズの販売も予定されています。試合中継はスカパー!サービスのCS800、スカパー!プレミアムサービスのch580と、スカパー!番組配信スポーツライブ+、スカパー!SOCCERアプリ、SPOOXなどで生放送/生配信が予定されています。今日は現地観戦の予定なのでブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&スカパー!などを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧ください。

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大橋のブラックバーン移籍を発表

サンフレッチェは昨日、大橋祐紀選手がイングランド2部(EFLチャンピオンシップ)のブラックバーン・ローバーズに完全移籍する、と発表しました。千葉県出身の大橋は千葉のアカデミーに所属していたものの、インパクトのある活躍はできずに一般入試で八千代高から中央大学に進学。ここでも当初は目立った活躍はなかったものの、エースFWの怪我をきっかけにポジションをつかむと、4年生の時には関東2部で21得点を挙げてチームの優勝、1部復帰に貢献しました。そして2019年に湘南でプロとしてのキャリアをスタートして、第9節の鳥栖戦でプロ初ゴールも決めました。その後は度重なる怪我のためなかなか試合に出れない期間が長かったのですが、2021年からコンスタントに出場できるようになり昨年は23試合に出場して13ゴールを挙げてJ1残留に貢献。昨年末に争奪戦を経て広島に完全移籍して、ここまでリーグ戦22試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場して16ゴールを挙げたのみならず、守備やゲームメイクなども含めて獅子奮迅の活躍を見せていました。サンフレッチェとしてはリーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯の3つのコンペティションでタイトルの可能性があり、またACL2も始まることを考えるとここでエースを失うのは痛恨なのですが、しかしこれが「年齢的にも最後のチャンス」(広島公式サイト)と思いを込めた大橋の決意を止めるわけにはいきません。むしろわずか半年の所属期間に大活躍でチームを押し上げてくれたことに感謝して、広島から世界へ送り出したい、と思います。

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