第23節福岡戦
昨日ホームで行われたJ1リーグ第23節福岡戦は大橋のゴールで4試合ぶりに勝利して、順位を5位に上げました。
いわき戦で頭を打った加藤は欠場した一方で高校生の中島が初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
後半から中島に代えて松本泰を投入したスキッベ監督。しかし福岡ペースは変わらず、8分には松岡のシュートに続いて紺野のクロスに佐藤が合わせましたがわずかに外れて助かります。それでも後半14分、左タッチライン際から満田がロングクロスを送ると、大橋がDFと競りあいながらもヘッドでゴールに流し込んで広島が先制点を奪いました。
これで勢いが出た広島は、18分には塩谷がシュートしましたがDFがブロック。19分には新井のシュートをGKが止め、続いて新井のクロスに大橋が合わせましたが枠外に外れます。しかし30分過ぎからは再び福岡ペースに移り、広島守備陣が福岡の攻撃をはね返す展開が続きます。後半アディショナルタイムにはマルコス・ジュニオールのパスで抜け出した大橋のシュートはDFがクリア。最後は大橋がドリブルで相手陣内に持ち込み、CKをとって時間を使って1点差を保って試合をクローズさせました。
試合後にスキッベ監督は「本当に前半は良くなく、良い試合ではなかったと思います。前半は自分たちがやれることをほとんど見せることができませんでした」と語っています。確かに前半は福岡の出足が速く、パスをカットされるシーンが続出。広島も何度かチャンスは作ったものの散発で、意図した攻撃はほとんどできていませんでした。対する福岡も決定的なシーンは多くはなかったのですが、しかし40分の福岡のチャンスは完全に崩されていて大迫のスーパーセーブに救われました。これまで福岡と言えば激しい守備でボールを奪い前線のターゲットに向かって速い攻撃を仕掛ける、と言う印象が強かったのですが、この試合では「体を張って守備をして、しっかりとビルドアップもして前に進んでいく攻撃は非常に脅威」(スキッベ監督)だったと思います。そんな試合で広島が勝つことができたのは松本泰の投入によって中盤の強度を上げたこともありますが、それよりも満田のクロスと大橋のシュートと言う2つの質の高いプレーが相手を上回ったから、と言えます。長谷部監督は「点数が取れそうなときにフィニッシュのところで...質を上げていこう」と選手に話したそうですが、ここぞと言うところで決め切れるかどうかの差が、試合を決めたと言って良いでしょう。
この試合の結果、サンフレッチェの勝ち点は37で5位。首位・町田との勝ち点差は12のままとなっています。38試合で戦われる今季は残り15試合。普通、上位に追いつくためには勝ち点差と同じ試合数が必要だ、と言われていることを考えると、まだまだチャンスはあると言って良いでしょう。この試合ではソティリウと満田が怪我で途中退場するなど相変わらず怪我人が多いサンフレッチェですが、とにかく次の鳥栖戦は全力で勝利して、良い形でサマーブレイクに入って欲しいと思います。
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いわき戦で頭を打った加藤は欠場した一方で高校生の中島が初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
大迫 中野 荒木 佐々木 塩谷 中島(→松本泰HT) (→青山90+5分) 新井 東 大橋 満田(→マルコスJ66分) (→エゼキエウ70分) ソティリウ(→Dヴィエイラ24分) SUB:川浪、志知、越道対する福岡は、GK:村上、DF:小田、亀川、宮、森山(→鶴野87分)、岩崎、MF:松岡、前、FW:紺野、佐藤(→ザヘディ71分)、重見(→北島71分)、と言うメンバーでした。激しい雨の降る中でキックオフした試合でファーストシュートを打ったのは福岡。1分に松岡がペナルティエリア手前から打ちましたが中島がブロックします。また3分には福岡の速攻から紺野がシュートしましたが大迫がキャッチ。その後も福岡の速い出足でパスをカットされるなど福岡にペースを握られます。広島も8分に満田がシュートを放ったもののDFがブロック。またCKにソティリウが合わせましたが上に外れ、前半36分にはFKの折り返しを大橋がボレーで狙いましたが枠を捉えることができません。逆に40分には紺野のドリブルから佐藤にフリーで打たれましたが大迫がファインセーブを見せます。前半は広島のシュート4本に対して福岡は8本。押される展開が多かったものの大迫を中心に凌いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半から中島に代えて松本泰を投入したスキッベ監督。しかし福岡ペースは変わらず、8分には松岡のシュートに続いて紺野のクロスに佐藤が合わせましたがわずかに外れて助かります。それでも後半14分、左タッチライン際から満田がロングクロスを送ると、大橋がDFと競りあいながらもヘッドでゴールに流し込んで広島が先制点を奪いました。
これで勢いが出た広島は、18分には塩谷がシュートしましたがDFがブロック。19分には新井のシュートをGKが止め、続いて新井のクロスに大橋が合わせましたが枠外に外れます。しかし30分過ぎからは再び福岡ペースに移り、広島守備陣が福岡の攻撃をはね返す展開が続きます。後半アディショナルタイムにはマルコス・ジュニオールのパスで抜け出した大橋のシュートはDFがクリア。最後は大橋がドリブルで相手陣内に持ち込み、CKをとって時間を使って1点差を保って試合をクローズさせました。
試合後にスキッベ監督は「本当に前半は良くなく、良い試合ではなかったと思います。前半は自分たちがやれることをほとんど見せることができませんでした」と語っています。確かに前半は福岡の出足が速く、パスをカットされるシーンが続出。広島も何度かチャンスは作ったものの散発で、意図した攻撃はほとんどできていませんでした。対する福岡も決定的なシーンは多くはなかったのですが、しかし40分の福岡のチャンスは完全に崩されていて大迫のスーパーセーブに救われました。これまで福岡と言えば激しい守備でボールを奪い前線のターゲットに向かって速い攻撃を仕掛ける、と言う印象が強かったのですが、この試合では「体を張って守備をして、しっかりとビルドアップもして前に進んでいく攻撃は非常に脅威」(スキッベ監督)だったと思います。そんな試合で広島が勝つことができたのは松本泰の投入によって中盤の強度を上げたこともありますが、それよりも満田のクロスと大橋のシュートと言う2つの質の高いプレーが相手を上回ったから、と言えます。長谷部監督は「点数が取れそうなときにフィニッシュのところで...質を上げていこう」と選手に話したそうですが、ここぞと言うところで決め切れるかどうかの差が、試合を決めたと言って良いでしょう。
この試合の結果、サンフレッチェの勝ち点は37で5位。首位・町田との勝ち点差は12のままとなっています。38試合で戦われる今季は残り15試合。普通、上位に追いつくためには勝ち点差と同じ試合数が必要だ、と言われていることを考えると、まだまだチャンスはあると言って良いでしょう。この試合ではソティリウと満田が怪我で途中退場するなど相変わらず怪我人が多いサンフレッチェですが、とにかく次の鳥栖戦は全力で勝利して、良い形でサマーブレイクに入って欲しいと思います。
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