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2024/03/31

第5節G大阪戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ第5節G大阪戦は、後半31分に先制点を許したものの2分後に新井のゴールで追いつき、2試合連続での引き分けとなりました。
 ワントップは大橋。また松本泰が今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  川村
    (→エゼキエウ82分)
中野             東
(→新井75分)
   満田      加藤(→中島89分)
   (→小原75分)
       大橋

SUB:川浪、野津田、越道
 対するG大阪は、GK:一森、DF:半田、黒川(→福岡84分)、三浦、中谷、MF:山田、鈴木(→ネタ・ラヴィ56分)、ダワン(→食野84分)、ファン・アラーノ(→倉田56分)、ウェルトン、FW:宇佐美(→坂本66分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、6分に満田のクロスに東がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。対するG大阪も左のウェルトンからチャンスを作り、9分にはCKにファン・アラーノが合わせましたが枠外。また12分には宇佐美がミドルを放ちましたが大迫が冷静にキャッチします。その後は広島がペースを握り、13分には加藤のパスを受けた大橋が反転してシュートを放ちましたがGK正面。(しかもハンドが見逃される。)15分には大橋のクロスに中野が飛び込みましたがわずかに届きません。20分にはファン・アラーノ、21分には三浦にチャンスを作られたもののDF陣がはね返し、22分にはパスミスを拾った満田がすかさずシュートを放ちましたが中谷にクリアされます。その後はガンバにペースが移ったものの広島が押し返し、39分には高い位置で奪った加藤がシュートまで行きましたが惜しくも枠外。40分の中野のミドルも41分の松本泰のミドルも一森のファインセーブに防がれ、直後の川村のクロスに飛び込んだ加藤のシュートはポストに嫌われます。43分には東のクロスをペナの中で受けた加藤がシュートしましたが中谷がクリア。逆に45分にはカウンターから山田に決定機を作られましたが東がブロックします。前半は両者とも持ち味を出して攻め合ったものの得点は生まれず、0-0でハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとG大阪が守りを固め、広島がパスを回しながら攻撃の糸口を探す展開となります。4分には満田がカットインしてシュートしたもののDFがブロック。8分には東のクロスがGKを越えて逆サイドのポストに弾かれ、松本泰がシュートしましたが惜しくも枠外に外れます。また17分には右サイドに抜け出した松本泰のクロスに大橋が合わせましたがポストを舐めるように外れます。19分には満田のCKをDFがクリアミスしましたが一森がぎりぎりでセーブし、25分には加藤を使って川村が惜しいシュートを放ちます。チャンスを作りながらもなかなか得点を奪えないままで迎えた後半30分、ネタ・ラヴィが3人に囲まれながらも前線にスルーパスを送ると、これで抜け出した坂本がシュート。これは大迫が反応しましたが、こぼれ球に詰めていたウェルトンに押し込まれて先制点を許してしまいました。しかし広島はその2分後に東が左からカットイン。DFに対応されながらも粘り強く持ち込むと、こぼれ球を新井が左足でミドルレンジから強烈なショットを突き刺して、同点に追いつきます。その後はオープンな展開となって、41分には食野に危ういシュートを打たれた一方で42分には小原がドリブルからシュート。広島はこの試合がプロデビューとなった中島洋太朗がチャンスメイクに絡んだものの得点は奪えず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 Jリーグ公式サイトによるとシュート数はG大阪の9本に対して広島は21本。特に後半はG大阪が3本だったのに対して広島は11本で、広島が勝つチャンスは十分にありました。ただ、スキッベ監督も振り返っているように前半はガンバのカウンターが機能して何度か危ないシーンを作られていたことを考えると、引き分けは妥当な結果だったと言えるかも知れません。
 ところで何と言ってもこの試合のハイライトは新井の同点ゴールだった、と言えます。シーズン開幕直後のJ1クラブからの移籍、と言うことで様々な波紋を呼び起こしたと言うことで、新井の心中は決して穏やかなものではなかったと思います。また、先週の練習試合でプレーしていたとは言え、やり方の違うチームに入ってきて難しいところもあったはずです。にも関わらず出てきて数分で見事な同点ゴールを決めるところに、「持っている」と感じさせます。9年ぶりのリーグ優勝を目指すサンフレッチェにとっては、大きな戦力になるのは間違いありません。

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2024/03/30

今日のG大阪戦

中国新聞によると、ソティリウに代わってワントップを務めるのは大橋か加藤。それにより空くトップ下は「満田が入る可能性がある」とのことですが、ただ鳥栖との練習試合では前線に入ったエゼキエウ、松本泰、小原がいずれもゴールを決めているだけに、誰が出ても不思議ではありません。今日もいつものようにベンチも含めてチーム一丸となって、ホーム3連勝を飾って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後1時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券発売はありません。イベント情報やグルメ情報などは、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 試合中継はテレビ新広島とDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをどうぞ。

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2024/03/29

G大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第5節。サンフレッチェはホームでG大阪と対戦します。
 昨年は夏場に8戦負けなしと快進撃を見せながらも、第25節以降は2分け10敗と勝ちが無く、残留圏ぎりぎりの16位でフィニッシュしたG大阪は、山田康太や岸本、一森ら地味ながら堅実な補強をして今シーズンに臨みました。そして町田との開幕戦はは先制されながら、宇佐美の芸術的なFKで追いついて勝ち点1を確保するとその後2連勝。1試合消化が少ないながら現在5位に付けています。今季のこれまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1A △1-1 町田  【G】宇佐美、【町】鈴木
2H ○1-0 新潟  【G】宇佐美
4H ○2-1 磐田  【G】宇佐美、ダワン、【磐】ジャーメイン
 今野、坂、松田、三浦と怪我人が相次いでいるG大阪ですが、もともと能力の高い選手を多く揃えているだけに戦力低下は無いはず。明日はプレシーズンマッチに引き続いての勝利を目指して、広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節怪我で途中退場したソティリウは欠場が濃厚だとのことなので、ここまでの4試合不動だった先発メンバーの入れ替えが必要です。ただ、大橋も加藤もワントップでプレーすることは可能な上に、鳥栖との練習試合ではエゼキエウ、小原、松本泰の「ゼロトップ」が機能したことを考えると、いろいろな可能性がありそうです。一方、新加入の新井についてスキッベ監督はモバイルサイトで「スタートでプレーするだけの力はあると思っています」と述べています。昨年も加藤やマルコス・ジュニオールを移籍後すぐに起用した例があることを考えると、次のような布陣でスタートする可能性もありそうです。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川村   東

中野            新井

   満田      加藤

       大橋

SUB:川浪、越道、野津田、志知、松本泰、小原、エゼキエウ
 レギュラーメンバーを起用したわけではなかった、とは言え、G大阪はプレシーズンマッチでは負けてしまった因縁の相手。明日も満員のスタジアムをバックに広島らしいサッカーを展開して、ホーム3連勝を飾って欲しいと思います。

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なでしこジャパンに上野

日本サッカー協会は昨日、アメリカで行われるSheBelieves Cupに参加する日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーを発表し、広島から上野が選ばれました。今回選出されたのは次の22人。
【GK】山下(神戸)、平尾(新潟)、大場(ミシシッピ大)
【FP】熊谷、南(ローマ)、田中美、守屋、北川(神戸)、
    清水、植木、林(ウェストハム)、清家、石川(浦和)、
    上野(広島)、長谷川(マンチェスターC)、杉田(ポートランド)、
    長野(リバプール)、藤野(東京V)、浜野(チェルシー)、
    谷川(ローゼンゴート)、古賀(フェイエノールト)、
    宮澤(マンチェスターU)
 パリ五輪アジア最終予選のメンバーから田中桃(東京V)、千葉(アイントラハト・フランクフルト)、中嶋(広島)、高橋(浦和)、遠藤(エンジェル・シティ)が外れ、大場、守屋、浜野、宮澤が選ばれています。このメンバーは4/1からトレーニングを開始して、4/6にアメリカとの準決勝を戦い、4/9にカナダかブラジルとの決勝または3位決定戦を行います。

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2024/03/28

ヒル袈依廉の内定を発表

サンフレッチェは昨日、来シーズンの新加入選手としてヒル袈依廉選手が内定した、と発表しました。
 ヒルは日本人とオーストラリア人のハーフとして鹿児島県に生まれ、鹿児島城西高から早稲田大学に進学しました。その間、2019年にU-17日本代表、2021年にU-22日本代表候補に選ばれ、関東選抜やU-20大学選抜でもプレーしています。中国新聞によると安定したセービングと足下の技術の高さを兼ね備えているそうで、身長194cmと現役のサンフレッチェのGK陣の誰よりも高いことを考えれば、将来の主力として期待できる素材だと言えるでしょう。

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2024/03/27

柴崎晃誠氏の引退セレモニー

プレスリリースによると、土曜日に行われるホームゲームG大阪戦で、昨シーズン限りで引退した柴崎晃誠氏の引退セレモニーを行うことになりました。2012年から代理人を通じて広島に「逆オファー」していた柴崎は、2014年に徳島から完全移籍で加入。2015年にはシャドウのポジションで攻撃の中心となり、3回目の優勝に貢献しました。そしてその後も高い技術から「マエストロ」と呼ばれつつ、広島での10年間にリーグ戦241試合に出場し26ゴールを挙げるなど、中心選手として活躍してきましたが、昨年は8試合の出場にとどまり引退を決意し、今シーズンからサンフレッチェのジュニアユースのコーチを担当しています。当日は試合後に特別VTRを上映し、花束贈呈と本人からサポーターへのご挨拶が行われます。

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2024/03/26

瀧澤全治6〜8週間

プレスリリースによると、C大阪戦で負傷退場した瀧澤千聖選手が先週広島県内の病院で検査を受け、左膝内側側副靱帯損傷で全治6〜8週間と診断されました。これで、2023-24シーズンの残り試合の出場は絶望的となりました。

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2024/03/25

WEリーグ第12節東京V戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第12節東京ヴェルディ日テレベレーザ戦は、一度は追いついたものの終盤に突き放されて1-2で敗れました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   左山  市瀬   藤生

     小川  柳瀬(→渡邊84分)

立花     上野     中嶋
(→松本77分)
       古賀(→髙橋84分)

SUB:藤田、呉屋、笠原、吉野
 対する東京Vは、GK:野田、DF:坂部、村松、池上、MF:木下、菅野、山本(→土方59分)、宮川(→岩崎63分)、FW:藤野、北村、神谷(→鈴木79分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは東京Vにペースを握られ、8分には藤野のパスを受けた北村が余裕を持って反転してシュート。木稲は反応したものの及ばず、先制点を許します。その後も東京Vの勢いを止められず、11分には藤野のFKを木稲がファインセーブ。15分には右からの山本のクロスに宮川が飛び込みましたがこれも木稲が弾きます。対する広島も前半41分に上野のパスでフリーになった中嶋がシュートしたものの枠外に外れ、東京Vの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半はイーブンな戦いから広島がチャンスを作り、20分にはペナルティエリア内で上野が倒されてPKを得ます。これを上野が自ら決めて、広島が同点に追いつきます。しかし後半43分、土方のループシュートは木稲が弾いたものの、こぼれを鈴木に押し込まれて勝ち越しを許し、その後の反撃も及ばず悔しい敗戦となりました。

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2024/03/24

鳥栖との練習試合

昨日45分×2+30分で行われた鳥栖との練習試合は、トータルスコア3-2で広島が勝ちました。モバイルサイトによるとサンフレッチェのメンバーは、GK:川浪、DF:越道、細谷、志知、MF:茶島、青山、野津田、柏、FW:松本泰、エゼキエウ、小原。対する鳥栖はメンバーは不明ながら、ほぼ主力が出場していたそうです。先制点は前半7分で、右に流れたエゼキエウが突破してクロスを入れると、飛び込んだ松本泰がゲットしました。その後も広島がチャンスを作り、8分には再び右サイドに抜け出したエゼキエウのクロスを柏が叩きましたが枠外。12分には相手ボールを奪った越道がドリブルで持ち上がってフリーでシュートし、20分には青山のダイレクトパスを受けた小原が突破してシュート。29分にはPKを与えて長沼に決められましたが、41分には青山のスルーパスで飛び出した松本泰のクロスを逆サイドに詰めていたエゼキエウが叩き込んで、2-1で1本目を終えました。
 2本目の広島のメンバーは、GK:田中、DF:新井、越道、志知、MF:茶島、青山、野津田、柏、FW:松本泰(→井上66分)、エゼキエウ(→中島61分)、小原。対する鳥栖は大幅にメンバーを入れ替えて臨んだそうです。得点は40分で、柏からのパスを受けた小原がペナルティエリアに侵入すると、角度のないところからシュートを決めました。
 3本目は薄井がGKに入った以外は全員がユースになり、21分にはロングパスからマルセロ・ヒアンにゴールを許しましたが、その後は両者とも得点無く3-2で試合を終えました。
 中国新聞によるとトップ下で出場した松本泰が躍動し、持ち味のスペースへの飛び出しで2点に絡んだとのこと。また2本目から出場した新井も持ち味を出して、スキッベ監督も「いい補強だった」と喜んでいたそうです。

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2024/03/23

今日の鳥栖との練習試合

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の練習試合について「ここまで出番が少なかったり、出場がなかったりしていた選手が中心になる...今まで主力でずっと出ていた選手たちは基本的には出ない」と語っています。試合予定は45分×2+30分で、「鳥栖は30人くらい選手を連れてくると聞いていますし、そういう相手に45分×2本と言うのも失礼な話」なので、最後の30分はユースの選手たちが中心になるとのことです。今日の試合の中継はありませんが、モバイルサイトでは速報を行うとのことですので、スタジアムに行けない方はこちらをご覧下さい。

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新井の加入記者会見

サンフレッチェは昨日、新井直人選手の加入記者会見を行いました。席上ではまず雨野強化本部長が「全ての大会でより高いところを目指すために我々は第1ウインドーの補強を」した、と補強の意図を説明するとともに、「主戦場は右サイドバックですが左右どちらでも、また複数のポジションでプレーできる賢い選手」と新井選手を紹介しました。続いて新井選手は質問に答えるかたちで「自分が成長したいということと、その先に日本代表を目指していること、広島という素晴らしいチームでプレーすることに魅力を感じた」と移籍を決断した理由を説明。また自分の特徴については「複数のポジションで質の高いプレーをできることが最大の長所...その中で得点能力というところも...自分のストロングだと思っています」と強調しました。
 中国新聞によると新井は早速昨日の練習から合流すると、4バックの右SBとして好機を演出していたとのこと。おそらく今日の鳥栖とのトレーニングマッチにも出場して、能力をアピールするのではないでしょうか。

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2024/03/22

新井の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、新潟から新井直人選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると年俸は3,000万円で、背番号は13になります。
 東京都出身の新井は実践学園高、新潟経営大を経て2019年に新潟でプロとしてのキャリアをスタート。そしてルーキーイヤーには32試合1得点、2年目には25試合0得点の実績を引っさげて2021年にはC大阪に「個人昇格」を果たしました。しかし怪我を抱えた状態だったこともあってリーグ戦出場はわずか6試合。翌年は徳島に期限付き移籍して38試合に出場したもののC大阪との契約満了となり、昨年から新潟に復帰していました。高い身体能力と正確なキックが持ち味で、両SBやボランチなどでプレーできると言うことで、怪我人続出の現状から獲得に動いたものと思われます。新井は既に広島に移動していて、今日からチーム練習に合流するとのこと。今季のリーグ戦でも既に3試合に出場して1ゴールを決めるなど調子は良さそうなだけに、チーム戦術に馴染めばすぐにでもメンバー入りしてくるかも知れません。

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2024/03/21

WEリーグ第11節C大阪戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第11節C大阪レディース戦は、柳瀬と古賀のゴールで2-0で快勝し、前半戦を8位で折り返しました。
 レジーナの先発は前節仙台戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   左山  市瀬   藤生

     小川  柳瀬(→渡邊71分)

立花     上野     中嶋(→髙橋71分)
(→瀧澤74分)
       古賀(→松本茉83分)

SUB:藤田、呉屋、笠原
 対するGK:山下、DF:荻久保、中西(→白垣HT)、浅山、牧口(→和田77分)、MF:百濃、高和(→松本奈68分)、宮本、脇阪、FW:矢形、ムズダリファ(→米田62分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから試合を支配したのは広島。ハイプレスと古賀のポストプレー、そしてサイドからの攻めでチャンスを作ります。13分には中嶋のドリブルからクロスに逆サイドから立花がシュートしましたがヒットせず枠外。15分には中嶋のクロスに上野がヘッドで合わせましたが惜しくも上に外れます。そして前半17分、古賀とのパス交換で抜け出した中嶋のクロスはGKが触ったものの、詰めていた立花がつなぎ柳瀬が押し込んで先制点を奪いました。
 これで勢いの出た広島は、その後もチャンスを量産します。19分にはCKのこぼれに古賀と柳瀬が詰めましたがGKが抑え、20分には古賀の抜け出しからC大阪ゴールに迫り、島袋がミドルを放ちましたがGKの正面を突きます。その後はC大阪の逆襲を受け、25分にはカウンターから百濃に打たれましたがDFがブロック。26分には高和が遠目から狙いましたが枠外に外れます。その後は広島も押し返し、36分の古賀のパスからチャンスを作ったのに続き、37分には中嶋のクロスに柳瀬が決定的なヘッドを放ちましたが惜しくも枠を外します。広島はC大阪に流れを与えないままに試合を進め、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはメンバーを変えて来たC大阪にペースを握られ、3分には白垣に危ういミドルを打たれます。しかし広島はその後押し返して、6分の中嶋のミドルはDFがクリア。12分にはCKのクリアを島袋が狙いましたがDFにクリアされます。そして後半18分、小川の展開のパスを受けた中嶋が仕掛けてクロス。これに合わせた上野のヘッドはバーに弾かれたものの、こぼれを古賀が押し込んで追加点を奪いました。
 広島はその後も攻めの姿勢を崩さず、20分にはドリブルで仕掛けた中嶋のシュートはDFに止められ、詰めていた上野は押し込めずに終わります。後半30分以降はC大阪の反撃を受けますが集中した守備で凌ぐと、40分ごろからは勇気をもって押し上げてC大阪の攻撃を寸断して、2点差のままで逃げ切りました。
 中断後を2連敗でスタートし、前節は試合終了間際に追いついてやっとのことで連敗をストップしたレジーナでしたが、この日の戦いは90分間を通して安定していました。特に中盤の守備は良く効いていて、「即時奪回」で攻撃に転ずるシーンを何度も作っていました。また攻撃面では左サイドのコンビネーションが抜群で、藤生の縦パスから中嶋が古賀とのワンツーで左サイドを抜け出す、と言うシーンを何度も作っていました。広島のシュート数は9本と決して多くはなかったのですが、攻撃の回数では相手を圧倒していたと言えるでしょう。一方のC大阪のシュートは5本でしたが、崩された形でのものはほぼゼロ。C大阪のストロングポイントである脇阪と矢形のホットラインを寸断して、攻撃の形を作らせませんでした。中断明け以降は結果が出ていなかった、と言う点ではC大阪も同じでしたが、広島が正しい方向に進んでいることを示すことができた試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 今季のWEリーグのレジーナは怪我人の続出もあってなかなか上手くいかない試合が多く、前節まで2勝にとどまっていましたが、しかしそれでも自分たちのやるべきことを見失わずにやってきたことが実を結びつつある、と言うことのように思います。次節は強敵・日テレ東京ヴェルディベレーザに相対することになりますが、ここまで作り上げてきたものをチーム全体で表現して、後半の逆襲を開始して欲しいと思います。

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2024/03/20

紫熊倶楽部4月号

先々週発売の「紫熊倶楽部」4月号(Vol. 314)を紹介します。表紙と最初のインタビュー記事は川村拓夢選手。歴史に残る新スタジアムでの開幕戦から始まって、漫画「ジャイアント・キリング」の椿大介との共通点や、ユース時代の同級生の満田、大迫への思いなど、川村拓夢の現在地を描いています。この後の見開き2ページでは、新スタジアムで戦った思いを、青山、佐々木、塩谷、柏各選手が語っています。続く「SIGMACLUB DOCUMENT」で取り上げられているのは小原基樹選手。ロナウジーニョに憧れてドリブルを磨いてきたサッカー人生を振り返りつつ、広島での決意を述べています。またスペシャルインタビューでは、過敏症対策のために設けられた「センサリールーム」について杉岡英明医師に聞いています。
 「match report」はPSMのG大阪戦と、J1リーグの浦和戦とFC東京戦、WEリーグの新潟戦。READERS AREAを挟んで、「エディオンピースウイング広島施工醍醐味物語」。ここではスタジアム建設工事を担当した大成建設の小山工事課長と白坂設備主任に、どのようにスタジアムを作ってきたか詳しく聞いています。これに続く記事では、レジーナの市瀬、柳瀬、小川、古賀、笠原、早間各選手が、主に新スタジアムでのプレーについて語っています。そして最後はいつものように「REGINA PLAYERS」「SIGMA CALENDER」「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。

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2024/03/19

鳥栖との練習試合を一般公開

プレスリリースによると、3/23(土)にホットスタッフフィールド広島(元エディオンスタジアム広島)で行われるサガン鳥栖との練習試合が、一般公開されることになりました。キックオフは11時半で、メインスタンドのみの開放になるとのこと。昨年までのリーグ戦のように臨時駐車場やシャトルバスが用意されることはありませんので、なるべくアストラムラインや路線バスなどの公共交通機関でお越しください。

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2024/03/18

WEリーグ第10節仙台戦

一昨日ホームで行われたWEリーグ第10節仙台戦は、試合終了間際の髙橋のゴールで追いついて、連敗を2でストップしました。
 レジーナは前節からメンバーを大きく入れ替え、また久々の4バックで以下の布陣で戦いました。
       木稲

島袋   左山  市瀬   藤生

     小川  柳瀬(→瀧澤59分)

立花     上野     中嶋
(→松本茉59分)
       古賀(→髙橋75分)

SUB:藤田、呉屋、早間、渡邊
 対する仙台は、GK:松本真、DF:田畑、國武、オケケ、高平、MF:太田、隅田、佐々木、バウティスタ(→西野58分)、遠藤(→石坂90+1分)、FW:廣澤、と言うメンバーでした。先制点は前半8分で、中盤で奪われたボールを廣澤がミドル。これがバーを叩いてゴールに飛び込みました。後半19分には左からのロングクロスを太田が折り返すと、膝でトラップした廣澤に決められ仙台のリードは2点に広がりました。しかし広島はその分後に瀧澤のパスで左のポケットを取った中嶋がクロスを入れると、上野がスライディングでシュートを決めて1点を返します。そして後半アディショナルタイムに中嶋のクロスは弾かれたものの、高い位置で奪い返して藤生がゴール前へのパス。これを髙橋が流し込んで、ぎりぎりで追いついて3連敗を免れました。

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2024/03/17

第4節神戸戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第4節神戸戦は、両チームともに代表GKの活躍が光り、スコアレスで勝ち点1ずつを分け合いました。
 先発メンバーは4試合連続で同じ。また越道を今季初めてベンチに入れて以下の布陣で戦いました。
       大迫敬

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村
     (→エゼキエウ75分)
中野             東
(→越道75分)
   大橋      加藤

      ソティリウ(→志知79分)

SUB:川浪、野津田、松本泰、小原
 対する神戸は、GK:前川、DF:酒井、山川、マテウス・トゥーレル、本多(→初瀬75分)、MF:扇原、武藤、山口、広瀬(→パトリッキ72分)、FW:宮代(→飯野87分)、大迫勇、と言うメンバーでした。ファーストシュートは神戸でしたが、その後は広島がハイプレスでペースを握ります。7分には中野のクロスのこぼれを拾った大橋が左足でシュートしましたが枠外。15分にはソティリウの落としから塩谷が強烈なミドルを放ちましたがわずかに外れます。その後は神戸も押し返し、セットプレーからゴール前に入れてきますが広島のDF陣がはね返します。前半はお互いに激しく攻め合ったもののシュート数は広島が5本、神戸が3本に終わり、得点の無いままにハーフタイムを迎えました。
 後半の最初のチャンスは広島で、6分に高い位置で奪った満田がミドルを放ちましたが枠外。12分には加藤がドリブルからシュートを打ちましたがDFにブロックされます。続いて13分にはCKのこぼれを塩谷が狙いましたが大きく外れてしまいます。対する神戸も後半14分、前川のフィードを起点に大迫勇のパスから武藤がシュートしましたが、大迫敬が素晴らしい反応で防ぎ、続くCKのこぼれを山口に打たれましたが荒木が胸でクリアします。その後はセカンドボールが拾えなくなり神戸の波状攻撃を受けます。スキッベ監督も選手交代で流れを変えようとしますが、33分にはソティリウが筋肉系の怪我で下がってしまいます。後半33分には前川のパントキックから武藤が決定機を迎えましたが枠外に外れて助かります。広島も34分に志知が狙い、36分には川村がヘッドで叩きつけましたが神戸の守備を崩せません。終盤は神戸の波状攻撃を受けましたが粘り強くはね返して、「優勝候補」同士の一戦は引き分けに終わりました。
 試合とのスタッツを見ると、広島のシュートは10本だったのに対して神戸は9本。ボール支配率は50対50でほぼ対等な試合だったことを示しています。ただその一方で神戸の枠内シュートは4本だったのに対して広島は0本。何本か惜しいミドルシュートはあったもののコンビネーションからのチャンスはほとんどなく、神戸のタイトな守備を崩すことのできない90分間でした。スキッベ監督は試合後に「神戸のほうが少し勝利に近かったんじゃないかと思います」と語っていますが、守備陣の頑張りで何とか引き分けに持ち込んだ、と言う試合だったと言えます。この引き分けで首位を明け渡すことになったのは残念ですが、連覇を狙う昨年の王者を相手にしてのアウェイでの勝ち点1は、長いシーズンを考えればまずまずの結果だった、と言って良いのではないでしょうか。
 浦和戦、FC東京戦、鳥栖戦と3試合を固定メンバーで戦って結果を出してきたサンフレッチェ。ソティリウのワントップの下に大橋と加藤が並び、満田と川村のドイスボランチが試合をコントロールする、と言う戦い方が機能していたのですが、相手チームの対策も進んでくることを考えると、そろそろ「プランB」を使うべき時なのかも。スキッベ監督はソティリウの怪我の様子について「内転筋の張りを訴えての交代でしたが、そんなに酷くないんではないかという、今のところの見解です」と語っていますが、もともと怪我の多い選手であることを考えると、無理はさせられないと思います。幸い来週は「代表ウィーク」になることからJ1リーグの試合はなく、次は3/30になります。そこまでにもう一度チーム全体の戦い方を整理しなおして、G大阪、町田との連戦に向かって欲しいと思います。

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2024/03/16

今日の神戸戦

モバイルサイトによると、スキッベ監督は神戸について「オフェンスのところでは間違いなく日本一」と語っています。「センターバックのマテウス・トゥーレルや酒井高徳等も含め...クオリティ高い選手が揃っている」相手に対して、いかに勇敢に戦えるかが勝敗を分けることになりそう。勇気をもってハイプレスをかけに行って、勝利をつかみ取ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場はノエビアスタジアム神戸で、午後2時キックオフ。ビジターシートも残席があるようですので、観戦予定でチケットがまだの方は楽天チケットよりご購入下さい。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。

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2024/03/15

神戸戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第4節。サンフレッチェはアウェイでヴィッセル神戸と戦います。
 ハイプレスと大迫勇也の決定力で初めてJ1を制覇した神戸は、主力の流出を最小限に抑えた一方で井手口、岩波、宮代、広瀬ら各チームの主力クラスを補強して今シーズンを迎えました。そして第2節の柏戦では不覚を取ったものの、磐田、FC東京にアウェイで競り勝って現在4位に付けています。今季ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
FFSC ●0-1 川崎F 【川】ファン・ウェルメスケルケン
1A ○2-0 磐田  【神】汰木、佐々木
2H ●0-1 柏   【柏】木下
3A ○2-1 FC東京 【神】宮代、大迫、【FC】小泉
 前節は前半に得たPKを大迫が足を滑らせて失敗し、後半早々に先制点を許すと言う嫌な流れだったにも関わらず、今季初先発となった宮代のゴールと大迫の芸術的FKで逆転勝利を収めています。昨年の優勝メンバーに加えて宮代、広瀬ら新戦力が機能してよりパワーアップしている神戸。明日は今季のホーム初勝利を賭けて、万全の準備で迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、3試合連続で先発したメンバーに変更はないと思われます。一方、ベンチ入りメンバーは毎試合入れ替えてきているので、明日も練習で光るものを見せた選手を入れてくるものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫敬

  塩谷   荒木  佐々木翔

     満田  川村

中野             東

   大橋      加藤

      ソティリウ

SUB:川浪、松本泰、野津田、志知、小原、エゼキエウ、マルコス・ジュニオール
 ここまで2勝1分けと好スタートを切った広島ですが、神戸、G大阪、町田と好調なチーム相手の試合が続くここから3試合が重要になるのは間違いないところ。相手の「広島対策」を上回る力を発揮して、混戦から抜け出して欲しいと思います。

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日本代表に大迫と川村

日本サッカー協会は昨日、FIFAW杯アジア2次予選/AFCアジアカップ予選の北朝鮮戦に臨む日本代表を発表し、広島からは大迫と川村が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】前川(神戸)、大迫(広島)、鈴木彩(シントトロイデン)
【DF】長友(FC東京)、谷口(アル・ラヤン)、板倉(ボルシア・メンヘングラートバッハ)、
    渡辺(ヘント)、町田(サンジロワーズ)、毎熊(C大阪)、伊藤(シュツットガルト)、
    橋岡(ルートン・タウン)、菅原(AZ)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、浅野(ボーフム)、南野(モナコ)、守田(スポルティングCP)、
    相馬(カサ・ピア)、小川(NEC)、前田(セルティック)、堂安(フライブルク)、
    上田(フェイエノールト)、田中(デュッセルドルフ)、川村(広島)、佐野(鹿島)、
    中村(ランス)、久保(レアル・ソシエダ)
 アジアカップのメンバーから野澤(FC東京)、中山(ハダースフィールド)、冨安(アーセナル)、伊東(ランス)、三苫(ブライトン)、旗手(セルティック)、細谷(柏)が外れ、大迫、長友、橋岡、相馬、小川、田中、川村が復帰しています。このメンバーは3/18に集合して3/21に国立競技場で行われる北朝鮮戦を戦い、その後北京経由で平壌に移動して、3/26に北朝鮮とのアウェイゲームを戦います。

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ドウグラス・ヴィエイラが帰国

プレスリリースによると、ドウグラス・ヴィエイラ選手が右膝の治療のため、ブラジルに帰国することになりました。再来日の時期は未定で、中国新聞によると復帰には1ヶ月以上かかる見込みだとのことです。

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2024/03/14

U-19日本代表に木吹と中川

日本サッカー協会は昨日ヨルダンに遠征するU-19日本代表を発表し、広島からユースの木吹と中川が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】中村(東京V)、ピサノ(名古屋)、後藤亘(FC東京U-18)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流経大柏高)、小島(鹿児島)、市原(大宮)、
    梅木(今治)、尾野(水戸)、土屋(川崎FU-18)、木吹(広島ユース)
【MF】大関(福島)、平賀(京都)、保田(大分)、廣井(筑波大)、
    中川(広島ユース)、花城(シュツットガルト)、早川(浦和)、
    小倉(鹿島ユース)、佐藤(FC東京)
【FW】塩貝(慶応大)、後藤啓(アンデルレヒト)、高岡(日章学園高)

※選手変更:ピサノ→張(G大阪)、塩川→林(鳥栖U-18)
 昨年の「IBARAKI Next Generation Cup 2023」に参加したU-18代表から濱崎、由井(川崎FU-18)、池田(横浜FMユース)、石原、中島(広島ユース)、尾崎(大阪桐蔭高)、本間(神戸U-18)、鈴木(名古屋U-18)、石井(湘南U-18)、永野(FC東京U-18)、小嵐(実践学園高)が外れ、中村、ピサノ、桒原、小島、市原、尾野、木吹、大関、平賀、花城、早川、小倉、後藤啓、高岡が選ばれています。このメンバーは3/21と3/25にU-19ヨルダン代表、3/23にU-19シリア代表と対戦します。

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山﨑が右膝を手術

サンフレッチェは昨日、山崎大地選手が広島市内の病院で、右膝前十字靭帯再建術と内外側半月板縫合術の手術を受けた、と発表しました。全治は9〜10ヶ月で、パリ五輪の出場だけでなく今シーズン中の復帰も絶望となりました。

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2024/03/13

高円宮杯プレミアリーグの日程

日本サッカー協会は昨日、今季の「高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグ2024」のマッチスケジュールを発表しました。それによると、サンフレッチェ広島ユースの日程は次の通り。
1H 4/7   11:00 帝京長岡高(安芸高田市サッカー公園)
2A 4/14  11:00 岡山U-18(政田サッカー場)
3H 4/21  11:00 大津高(安芸高田市サッカー公園)
4A 4/28  11:00 静岡学園高(時の栖スポーツセンター)
5H 5/5   11:00 東福岡高(安芸高田市サッカー公園)
6A 5/11  15:00 神戸U-18(いぶきの森球技場)
7H 5/19  11:00 名古屋U-18(安芸高田市サッカー公園)
8A 5/25  11:00 鹿児島城西高(鹿児島城西高半端ないサッカー場)
9A 6/23  13:00 神村学園高(いぶすきフットボールパーク)
10H 6/30  16:00 米子北高(安芸高田市サッカー公園)
11A 7/7   10:00 鳥栖U-18(駅前不動産スタジアム)
12A 9/1   10:00 帝京長岡高(長岡市ニュータウン運動公園)
13H 9/8   16:00 神戸U-18(安芸高田市サッカー公園)
14H 9/16  16:00 岡山U-18(安芸高田市サッカー公園)
15A 9/22  11:00 大津高(大津町運動公園)
16A 9/29  11:00 名古屋U-18(トヨタスポーツセンター)
17H 10/6  11:00 鹿児島城西高(安芸高田市サッカー公園)
18H 10/13 11:00 神村学園高(安芸高田市サッカー公園)
19H 10/20 11:00 鳥栖U-18(安芸高田市サッカー公園)
20A 11/24 13:00 米子北高(どらドラパーク米子)
21H 12/1  11:00 静岡学園高(安芸高田市サッカー公園)
22A 12/8  13:00 東福岡高(東福岡高校)

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天皇杯の組み合わせ

日本サッカー協会は昨日、「天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会」の3回戦までの組み合わせと、その後の大会日程を発表しました。それによるとサンフレッチェの初戦の相手は鳥取県代表と山口県代表の勝者で、6/12(水)に福山で対戦します。またこれに勝てば3回戦はともにJ2の秋田といわきの勝者が相手となります。3回戦以降の日程は次の通り。
7/10(水)3回戦
8/21(水)4回戦(ラウンド16)
9/18(水)準々決勝
10/27(日)準決勝
11/23(土)決勝(国立競技場)
 ACL2への出場が決まっているサンフレッチェが勝ち進めば、MD1の日程と重なる準々決勝が変更になるのは間違いなさそうです。

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2024/03/12

レジーナとAICJ高の練習試合

レジーナは一昨日、AICJ高との練習試合を90分×2本で行い、9-0で勝ちました。得点は1本目の18分に森、23分と32分に古賀、2本目の17分に古賀、22分と28分に吉野、24分と37分に大内、27分に早間でした。

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2024/03/11

WEリーグ第9節神戸戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第9節INAC神戸戦は、試合終了間際のPKで決勝点を取られ、2連敗となりました。
 レジーナは小川がリーグ戦では今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

   呉屋  左山  市瀬

     小川  柳瀬(→渡邊53分)

松本            中嶋

    上野    瀧澤(→古賀62分)

       髙橋(→笠原77分)

SUB:福元、近賀、藤生、立花
 対する神戸は、GK:山下、DF:守屋、土光、三宅、竹重、MF:山本(→高瀬HT)、松原、成宮、北川、FW:田中、桑原(→愛川54分)、と言うメンバーでした。広島はハイプレスから、またDFラインからパスをつないで攻めを構築しますが、パスの精度が悪くシュートまで行けません。対するは神戸は前半2分、松原優菜が挨拶代わりのシュートを放ち、13分にはCKから竹重がシュートも枠外。広島は前半16分、髙橋がペナルティエリアの外から強烈なミドルシュートを放ちましたが、惜しくもサイドネットに行きます。その後は広島がDFラインでパスを回すものの、神戸の守備陣形を崩すには至りません。神戸も終盤にセットプレーからチャンスを作ったものの広島守備陣がはね返して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはお互いにゴール前に迫るシーンを作って、6分にはハーフカウンターから髙橋がシュートしましたがDFがブロックします。その後は再び膠着状態になるものの、徐々に神戸のペースとなって30分にはFKのこぼれを愛川に打たれましたが木稲が好反応でキャッチ。34分にはCKから狙われましたが枠外に外れ、続いて北川にフリーで打たれましたがこれも枠を外れて助かります。36分には至近距離からの北川のバイシクルシュートも木稲がキャッチし、44分の成宮のシュートはDFがブロックします。しかし後半45分、北川のシュートを渡邊がブロックしたものの手に当たったとしてPKを取られ、これを田中に決められ先制点を許します。広島は最後まで諦めずに攻めたものの49分の中嶋のミドルは枠を捉えることができず、悔しい敗戦となりました。
 試合後のスタッツを見ると、神戸のシュートが11本だったのに対して広島は4本。神戸の決定機は得点以外にも3〜4回あったのに対して、広島は前半16分の髙橋のシュートぐらいで、なかなか勝機の見えない試合だったと思います。ただ内容的にダメだったかというとそんなことはなくて、首位チーム相手に勇気を持って戦いを挑んでいたと言って良いと思います。最後のPKのシーンはVARがあればどうなっていたか分からない感じだったことも含めて、少なくとも勝点1には値するゲームだったと言えるように思います。現在、下から2番目の順位にいる広島ですが、まだ13試合残っていて首位との勝点差も13であることを考えれば、諦めるのはまだ早い。次こそは勝利して、上位追撃を開始して欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2024/03/10

第3節鳥栖戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第3節鳥栖戦は、塩谷、川村、ソティリウ、中野のゴールで4-0で快勝し、暫定首位に立ちました。
 先発メンバーは3試合連続で変更はなく、小原と茶島を初めてベンチに入れて以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村(→野津田90+1分)
     (→小原90+1分)
中野             東(→志知72分)

   大橋      加藤(→松本泰87分)

      ソティリウ(→エゼキエウ72分)

SUB:川浪、茶島
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:山﨑浩、キム・テヒョン、原田、丸橋(→上夷HT)、MF:福田(→手塚HT→菊地82分)、河原、堀米(→横山69分)、FW:長沼、ヴィニシウス・アラウージョ(→富樫57分)、マルセロ・ヒアン、と言うメンバーでした。立ち上がりからハイプレスをしかける広島は、ソティリウのファーストシュートから中野、加藤、塩谷、大橋が次々とシュートを放ちます。その後9分ごろからは鳥栖も押し返し、広島陣内に攻め込みましたが守備陣が集中してはね返します。そして前半17分、左からのサイドチェンジを受けた中野が優しいパスを送ると、ここに走り込んだ塩谷が強烈なミドル。これがDFに当たってゴールに飛び込み、幸先良く先制点を奪いました。
 これで余裕ができた広島は、堅い守備のブロックから縦に速い攻撃で追加点を奪いに行きます。そして前半30分、中野のクロスに合わせたソティリウのヘッドはヒットしなかったものの、こぼれを拾った東がシュート。これはDFにブロックされたましたが、バイタルに走り込んだ川村が強烈なシュートを叩き込んで、リードを2点に広げました。
 その後も攻め続ける広島。33分には加藤がシュートしましたがDFに阻まれ、37分には波状攻撃から満田のミドルをソティリウがコースを変えましたが枠外に外れます。逆に39分にはマルセロ・ヒアンが佐々木を振り切って突破し、荒木のカバーをものともせずにシュートしましたが大迫が素晴らしい反応で弾きます。鳥栖は43分にも原田がミドルで狙ってきましたが特に危ないシーンはなく、広島の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半頭からの2枚替えで流れを変えようとする鳥栖。しかし広島は3分、ソティリウのテクニカルなパスで抜け出そうとした川村が引っかけられてPKを得ます。そして慎重にボールをセットしたソティリウがGKの届かない右上隅に蹴り込んで、開幕戦の悪夢を払拭するゴールでリードを3点に広げました。
 その後も広島はペースを掴んで離さず、次々とチャンスを作ります。17分にはCKを加藤がニアで逸らして佐々木が押し込みましたが惜しくもオフサイド。26分には右から仕掛けたエゼキエウのクロスを志知が押し込みましたが、トラップした際に手に当たったとしてゴールは認められません。広島は前節とは一転して次々と交代選手を投入し、リズムを変えながら更に得点を奪いに行きます。そして後半アディショナルタイムには小原のパスで左のスペースに出た志知がドリブルからクロスを入れると、逆サイドに詰めていた中野がヘッドで流し込んで、ダメ押しの4点目でゲームを締めました。
 試合後に川村選手は、前節で出た課題をうまく解決できたことを勝因に挙げています。FC東京戦ではボールを支配してクロスを入れるシーンは多かったのですが、屈強なFC東京の守備陣にはね返されることが多くシュートは17本。決して少なかったわけではなかったのですが、しかしやや単調になってしまったことが1点しか取れなかった要因ではなかったかと思います。それに対してこの日はサイドチェンジで揺さぶって鳥栖の守備陣形に隙を作らせ、そこを強烈なミドルシュートで突く、と言う攻撃が機能。1点目も2点目もDFがブロックに入ってたものの、そこを突き破る形での強烈ミドルで得点を奪いました。また中野の4点目や志知の「幻のゴール」はいずれも逆サイドのWBがゴール前に詰めることによってチャンスをものにしていて、まさに「広島らしさ」全開の試合だったと言えるでしょう。メンバー固定で戦うことには一長一短があるのが通例ですが、この試合はメリットが多かった、と言って良いかも知れません。
 一方、スキッベ監督は嬉しかったこととして「後半、前線からのプレッシャーも含めて、良かった部分が落ちなかったところ」と述べていますが、これは前節では使わなかった交代カードを積極的に切ったことが要因ではないかと思います。最初に投入されたのは後半27分にエゼキエウと志知でしたが、その直後にこの2人で決定機を作っています。また松本泰は持ち味のスプリント能力を発揮して、ピッチ全体を走り回ってチームを鼓舞しました。更に広島では初出場となった小原は、持ち味である素晴らしいドリブル突破を披露して、中野の4点目の起点になっています。FC東京戦で選手交代しなかったのはスキッベ監督の考えあってのことだとは思いますが、しかしサブに入っていた選手にしてみれば悔しさが増していたはず。その気持ちを活かした監督の采配と、監督の起用に応えた選手のプレーが、90分を通して相手を圧倒した上での勝利を導いた、と言えるのではないでしょうか。次節は前年度王者の神戸が相手ですが、自分とチームを信じて正面からぶつかって、「2024年版広島」の力を見せてきて欲しいと思います。

ブログ試合経過  前半  後半
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2024/03/09

今日の鳥栖戦

中国新聞によると、マルコス・ジュニオールの鳥栖戦のベンチ入りは見送られるとのこと。またドウグラス・ヴィエイラも、コンディション不良で別調整中だそうです。一方SIGMA CLUB WEBによると、前節初めてベンチ入りしたものの出場機会がなかった井上愛廉は、今週の練習ではこれまで以上に強くアピールしていたとのこと。今日は高校2年生の力が、試合を決めることになるかも知れません。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後3時キックオフ。チケットは前売りで全席種売り切れているため、当日券の販売はありません。試合中継は中国放送とDAZNで行われる予定です。今日の速報は、仕事の関係で後半のみとなる予定です。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトなどの速報をご覧下さい。

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2024/03/08

鳥栖戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第3節。サンフレッチェはホームでサガン鳥栖と対戦します。
 毎年のように多くの選手が入れ替わってきた鳥栖は、昨シーズンオフにも小野、岩崎、ファン・ソッコら15人が退団。代わりに14人を獲得して今シーズンを迎えました。そしてキム・テヒョン、丸橋、マルセロ・ヒアンの新戦力3人を起用して臨んだ開幕戦は逆転負したものの、同じく新戦力のヴィニシウス・アラウージョを先発起用した前節は、相手に退場者が出たこともあって4-0で快勝しています。今季のここまでの戦績は次の通り。
1H ●1-2 新潟  【鳥】福田、【新】谷口、新井
2H ○4-0 札幌  【鳥】マルセロ・ヒアン、ヴィニシウス・アラウージョ、OG、原田
 選手が入れ替わったとは言え、川井監督が率いて3年目と言うことで戦術が熟成されているのは間違いないところ。昨年は広島相手に2連敗しているだけに、いつも以上のパワーで戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、紫熊倶楽部WEBによると山﨑が膝を痛めてしまったとのことです。一方、マルコス・ジュニオールが今季初めてメンバー入りしそうですが、監督の選手への信頼度の高さを考えると先発は前節と同じになる可能性が高そうです。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村

中野             東

   大橋      加藤

      ソティリウ

SUB:川浪、イヨハ、野津田、松本泰、志知、マルコス・ジュニオール、井上
 現在2位のサンフレッチェですが、勝ち点4が6チーム、勝ち点3が7チームと大混戦の立ち上がりとなった今季のJ1リーグ。明日もホームのファミリーの力で勝利して、混戦から抜け出して欲しいと思います。

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2024/03/07

ルヴァン杯1回戦

新フォーマットとなった今シーズンのルヴァンカップが昨日開幕し、1stラウンド1回戦のうち9試合が行われました。その中で注目の試合は、広島と同じブロックに入った鹿児島と千葉の対戦。昨年J3で2位に入って5年ぶりにJ2に復帰した鹿児島が、昨年J2で6位の千葉をホームに迎えて戦いました。直近のリーグ戦から鹿児島は10人、千葉は8人を入れ替えた戦いはお互いにチャンスを作りながらも得点を奪えない、と言う拮抗した戦いになりましたが、後半27分に鹿児島がPKで先制点を奪うとその勢いで千葉を押し切り、初のルヴァンカップを勝利で飾りました。広島が奈良との2回戦を勝ち上がれば、東京Vと鹿児島の勝者と対戦することになります。

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2024/03/06

マルコス・ジュニオールが完全合流

中国新聞によると、ふくらはぎのけがで離脱していたマルコス・ジュニオールが、昨日から全体練習に完全合流したそうです。昨日は11対11の紅白戦でトップ下に入って、ドリブルやパスなどでチャンスを演出していたとのこと。スキッベ監督も「今週やって見て、何も(問題が)なければメンバーに入ってくる」と鳥栖戦のベンチ入りを示唆していたそうです。シャドウのポジションは、大橋が2試合連続ゴール中で加藤もアシストを決めるなど好調な選手が揃っていますが、マルコス・ジュニオールが入ってくれば「違い」を生み出せるのは間違いないところ。難敵・鳥栖との対戦を控えて、貴重な戦力が戻ってきました。

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2024/03/05

高円宮杯U-18プレミアリーグの概要

日本サッカー協会は先日、今シーズンの「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2024」の大会概要を発表しました。昨年のプレミアリーグからはWESTの磐田U-18と履正社高、EASTの横浜FMユースと旭川実高が降格。プレーオフを勝ち抜いた岡山U-18、鹿島ユース、鹿児島城西高、帝京長岡高が昇格を決めています。そして今季は横浜FCユースがEASTに回り、WESTは帝京長岡高、静岡学園高、名古屋U-18、神戸U-18、米子北高、岡山U-18、広島ユース、東福岡高、鳥栖U-18、大津高、鹿児島城西高、神村学園高の12チーム。4/6の開幕節から12/8の第22節まで、ホーム&アウェイの2回戦総当たりでリーグ戦を戦います。昨年は尻上がりに調子を上げて勝ち点差1でWESTを制したサンフレッチェ広島ユース。史上最多を更新する7回目の優勝と、そして昨年は惜しくも逃したファイナルのタイトルを目指して戦うことになります。

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2024/03/04

WEリーグ第8節新潟戦

昨日、エディオンピースウイング広島に過去最多の4,619人を集めて行われたWEリーグ第8節アルビレックス新潟レディース戦で、サンフレッチェ広島レジーナは1-2で敗れ、新スタジアムの開幕を勝利で飾ることはできませんでした。  レジーナの先発メンバーは中断前の相模原戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

   呉屋  左山  市瀬

     渡邊  柳瀬
     (→小川60分)
立花            中嶋
(→松本60分)
     上野  瀧澤(→笠原90分)

       髙橋(→古賀72分)

SUB:福元、近賀、藤生
 対する新潟は、GK:平尾、DF:白井、三浦、ブラフ・シャーン、園田、MF:川村(→山谷77分)、石田、杉田、FW:滝川(→浦川88分)、上尾野辺(→児野83分)、石淵、と言うメンバーでした。両チームとも積極的に攻め合ったものの得点が無いままに迎えた後半10分、呉屋からボールを奪った杉田が左サイドを持ち上がって中央にパス。これを受けた滝川に豪快なミドルを決められて先制点を許してしまいました。続いて26分には左からのCKを木稲が手に当てながらも弾けずそのままゴールに入り、点差を2点に広げられます。その4分後に広島は、上野のパスで右のスペースに抜け出した松本がクロスを入れると、中央に詰めていた古賀が押し込んで1点差に迫りましたが、その後の猛攻も実らず敗戦。順位は11位に後退してしまいました。

サンフレッチェ広島公式サイト  アルビレックス新潟レディース公式サイト
WEリーグ公式サイト
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2024/03/03

第2節FC東京戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第2節FC東京戦は、大橋の2試合連続ゴールで先制したものの直後に追いつかれ、勝ち点1ずつを分け合いました。
 先発メンバーは前節と同じ。また高校2年生の井上愛廉をベンチに入れて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木隼   佐々木

     満田  川村

中野           東俊希

   大橋      加藤

      ソティリウ

SUB:川浪、山﨑、野津田、松本泰、志知、エゼキエウ、井上
 対するFC東京は、対するFC東京は、GK:波多野、DF:長友、森重、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ、MF:松木、原川(→東慶悟82分)、荒木遼、FW:ディエゴ・オリヴェイラ(→小泉70分)、遠藤(→ジャジャ・シルバ70分)、仲川(→俵積田82分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、6分に大橋がセンターサークル付近からロングシュートを放ちましたがGKがキャッチ。また14分には中野がループ気味のシュートを放ちましたが枠を捉えず。18分には加藤がカットインしてシュートしたものの、倒れて避けようとした大橋の膝に当たってしまって枠外。22分には東俊希のシュートを加藤がボレーで叩いたものの波多野の好セーブに防がれ、こぼれをシュートしたもののDFに当たります。その後はFC東京の攻撃を受けて、33分には荒木遼がDFを背負いながら反転してシュートしたものの枠外。37分にはディエゴ・オリヴェイラが右の角度の無いところから打ってきましたが、塩谷がゴール前でクリアします。広島はその後も積極的にシュートを打ちに行ったものの決め切れず、両者とも得点のないままにハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がペースを握りながらもFC東京の堅い守りに阻まれ、なかなか点が奪えない展開が続きます。そして18分には中野の折り返しを満田が強烈なミドルで狙いましたが波多野が反応。また直後のCKもクリアされましたが、しかしVARの介入によりハンドが認められると、前節はPKを譲った大橋がボールをセット。そして右に飛んだ波多野の裏をかいて中央に蹴り込んで、広島が先制点を奪いました。
 それに対してFC東京は小泉とジャジャ・シルバを投入して反撃に出ると、25分にサイドからの攻撃を止められずに最後は荒木遼に決められ同点に追いつかれてしまいます。続いて仲川にも危ういシュートを打たれ、27分にもCKから攻め込まれましたが大迫が守ります。広島は30分に大橋が倒されたシーンでVARが介入したもののPKはなし。35分には荒木のヘッドがバーに弾かれ、37分にも中野がボレーを放ちましたが枠外に外れます。逆に38分には俵積田の突破を荒木隼が止めたシーンでPKの笛が吹かれましたが、VARの結果FKに変更になります。両チームともに最後までゴールを目指したもののそれ以上の得点は生まれず、勝ち点1ずつを分け合う結果となりました。
 前節に続いて広島は、前からの守備で主導権を握りました。しかし対するFC東京はハイプレスで対抗してくるのではなく、やや重心を下げてゴール前を固め、パスカットから速攻を仕掛ける戦いで来ていたように思います。その結果、広島のシュートは17本だったのに対してFC東京は10本。枠内シュートは広島の8本に対してFC東京は2本。全体的な流れとしては広島が掌握していたものの、FC東京も狙い通りの戦いができていたのではないかと思います。決定的なチャンスは広島の方が多かったことを考えると勝てる試合だったとは思いますが、逆に負けていても不思議ではなかったと言えるでしょう。左サイドを崩されて荒木遼をフリーにしてしまった失点シーンは残念でしたが、しかしこちらの決定機を決めることができなかった方が問題かも。次節以降に向けて、より精度と確度を高めて欲しいと思います。
 J1リーグは昨日まで9試合を終えて1,2節を連勝したチームがない、と言う状況になりました。これは1シーズン制が始まった2005年以来初めてのことだそうで、Jリーグの各チームの力が拮抗していることの現れだと言えるでしょう。広島も2連勝できなかったのは残念ですが、しかしこの混戦のリーグでは勝ち点を1つずつでも積み上げて行くことが重要。この引き分けから何かを学んで、次節以降に生かして欲しいと思います。

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サッカーキング  戦評
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2024/03/02

今日のFC東京戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督はFC東京について、「昨シーズンよりすごく成長しているクラブだと思っています。そういう側面から見ても、本当に難しい試合になるっていうのは間違いない」と語っています。キャンプ中の練習試合ではFC東京のプレスに苦しんでなかなか思うようなサッカーができなかったそうですが、浦和戦のような勇敢な戦いを続ければ絶対に勝てるはず。今日もチーム一丸となって戦って、関東のサポーターに歓喜を届けて欲しいと思います。
 今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後3時キックオフ。ビジター指定席の当日券販売もありますので、お近くの方はぜひ応援にお越しください。また試合中継はDAZNのみとなっています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2024/03/01

FC東京戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第2節。サンフレッチェはアウェイでFC東京と対戦します。
 昨年途中に就任したクラモフスキー監督が継続して指揮を執るFC東京は、もともと強力だった攻撃陣に小柏、遠藤、荒木とタレントを補強して今季を迎えました。そして開幕戦のC大阪戦は苦戦を強いられたものの、補強組の一人である荒木の2ゴールで引き分けに持ち込んでいます。Jリーグ公式サイトの記事によると「選手たちの表情は厳しく、開幕戦を振り返ると出てくるのは反省の言葉ばかり」だったそうですが、ただ広島とはキャンプ中に対戦して勝利しているだけに戦い方を整理してくるはず。ホーム開幕戦を勝利で飾るべく、万全の準備をしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、開幕戦ではメンバー外だったマルコス・ジュニオールが全体練習に復帰しています。ただスキッベ監督は「じっくり様子を見て、どういう状態かをチェックしていきたい」と語っていることから、遠征には参加しないのは間違いないところ。と言うことで、浦和戦と同じメンバーで戦う可能性が高そうです。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村

中野              東

   大橋      加藤

      ソティリウ

SUB:川浪、山﨑、松本泰、野津田、エゼキエウ、小原、Dヴィエイラ
 昨年までの戦い方を継続した上で、新戦力の大橋の活躍で好スタートを切ったサンフレッチェ。浦和戦と同様に勇敢なサッカーを貫いて、アウェイのサポーターにも勝利を届けて欲しいと思います。

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