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2023/06/30

新潟戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第19節。サンフレッチェはアウェイでアルビレックス新潟と対戦します。
 開幕から4試合を2勝2分けと好スタートを切った新潟でしたが、その後の14試合はわずか2勝で、現在15位まで後退しています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
2A ○2-1 広島  【新】太田、鈴木孝、【広】塩谷
3H △2-2 札幌  【新】伊藤、太田、【札】青木、浅野
4H ○1-0 川崎F 【新】伊藤
5A ●1-2 浦和  【新】太田、【浦】酒井、明本
6H ●1-3 名古屋 【新】太田、【名】永井、ユンカー、稲垣
7A △0-0 神戸
8H ○3-2 福岡  【新】伊藤3、【福】紺野、小田
9H ●0-2 鹿島  【鹿】鈴木優、垣田
10A ●1-2 FC東京 【新】伊藤、【東】仲川、ディエゴ・オリヴェイラ
11A ●0-1 横浜FC 【横FC】ユーリ・ララ
12H △0-0 柏
13H ○2-1 横浜FM 【新】伊藤、三戸、【横FM】藤田
14A ●0-2 鳥栖  【鳥】小野、河田
15H ●1-3 G大阪 【新】舞行龍、【G】倉田、ファン・アラーノ、黒川
16A △2-2 湘南  【新】谷口2、【湘】町野、小野瀬
17H ●1-3 京都  【新】新井、【京】豊川、パトリック2
18A △0-0 柏
 ここまでチームの攻撃の中心だった伊藤涼太郎がシントトロイデンに移籍した、と言うことで、それまでのワントップからツートップに変えて臨んだ柏戦は、ボールを保持しつつチャンスを作ったものの決め切れずにスコアレスドローに終わっています。苦しい戦いが続いているものの、伊藤の移籍を戦い方を進化させる良いきっかけにしようとしている新潟。明日はいつも通りのアグレッシブなサッカーで、6試合ぶりの勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、今季初めて4バックで臨んだ前節はエウベルの個人技にやられて敗戦しています。ただ選手を交代させて臨んだ後半は前からのプレスが機能して主導権を握り続けることが出来ただけに、指揮官は手応えを感じている様子。明日は前節の後半の布陣を基本にして戦うのではないでしょうか。
       大迫

住吉   荒木  佐々木  志知

       山﨑
    
エゼキエウ          東

     森島  川村

      Bカリファ

SUB:川浪、茶島、松本泰、野津田、柏、柴崎、Dヴィエイラ
 なかなか得点が取れずに勝ち星が伸びていないサンフレッチェですが、チャンスは作れているのでいずれは点が取れるはず。自分たちがやっているサッカーに自信を持って、最後まで勝利を目指して戦い抜いて欲しいと思います。

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髙橋美夕紀の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、大宮アルディージャVENTUSから髙橋美夕紀選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。

 福岡県出身の高橋は2016年にアルビレックス新潟レディースに加入。その後ニッパツ横浜FCシーガルスに移籍して、2021年の7月に大宮入りが決まりました。そしてWEリーグの2021-22シーズンは全試合に出場して4得点。続く2022-23シーズンも全試合に出場して4得点とチームの主軸として活躍してきました。特に今季の第10節の対戦では大宮の5得点のうち4点に絡む活躍でレジーナを粉砕しただけに、待望の点取り屋の獲得だと言えるのではないでしょうか。

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増矢、松原優、谷口が移籍

サンフレッチェは昨日、増矢理花、松原優菜選手のINAC神戸レオネッサへの移籍と、谷口木乃実選手の岡山湯郷Belleへの移籍を発表しました。
 増矢は2014年にJFAアカデミー福島から当時なでしこリーグのINAC神戸に加入して、在籍中の7年間に133試合に出場して27得点を挙げる活躍を見せていました。またなでしこジャパンでも27試合に出場して6得点を挙げていましたが、WEリーグ開幕にあたって新しくチームを作ったサンフレッチェに移籍。開幕戦では1ゴール2アシストと全得点に絡む活躍でチームを勝利に導きました。しかし後半34分の負傷が左膝前十字靭帯損傷と診断されて、結局2021-22シーズンの出場は1試合のみ。また復活が期待された2022-23シーズンもなかなか全盛期のパフォーマンスが戻らず、16試合の出場にとどまっていました。
 松原優はC大阪レディースから2021年にレジーナに加入して、開幕戦に先発フル出場するとその後も右SBのポジションを確保してリーグ戦17試合出場で2ゴールを挙げました。しかし今季はWEリーグカップでは3試合出場したもののリーグ戦ではなかなかベンチ入りもできず、出場はわずか2試合12分間に終わってしまいました。
 2017年に大学に在籍したまま高槻でリーグ戦全試合に出場し、8得点を挙げてなでしこリーグ2部新人賞を受賞した谷口は、バニーズ京都を経て2021年にレジーナに加入しました。そしてリーグ戦当初は途中出場が多かったものの第6節浦和戦に初先発して先制ゴールを決めるとその後はレギュラーに定着して、全20試合に出場して2得点を挙げる活躍を見せました。そして今季もWEリーグカップの全試合に出場して1得点を挙げ、リーグ戦も開幕から7試合連続で先発して1ゴールを挙げたものの、その後は大内にポジションを奪われる形となって19試合890分出場で2得点で終わっていました。

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2023/06/29

レジーナの9選手との契約更新を発表

サンフレッチェは昨日、レジーナの中嶋淑乃、呉屋絵里子、瀧澤千聖、立花葉、福元美穂、木稲瑠那、柳瀬楓菜、中村楓、上野真実の9選手との契約更新を発表しました。

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2023/06/28

レジーナの11選手との契約更新を発表

サンフレッチェは昨日、レジーナの近賀ゆかり、左山桃子、小川愛、島袋奈美恵、藤田七海、渡邊真衣、吉野真央、大内梨央、塩田満彩、巻胡花、森宙舞の11選手との契約更新を発表しました。

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2023/06/27

市瀬千里と松本茉奈加の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、千葉レディースから市瀬千里が、またノジマステラ神奈川相模原から松本茉奈加選手がそれぞれ完全移籍でレジーナに加入する、と発表しました。
 千葉県出身の市瀬はU-15からU-18を経て2017年に千葉レディースに昇格し、そのまま千葉でWEリーグ開幕を迎えました。そして2021-22シーズンはリーグ戦19試合に出場して1得点。また2022-23シーズンは全試合にフル出場して1得点を挙げるなど、チームの主軸として活躍してきました。アカデミー時代から11年間過ごしてきた千葉から移籍の決断をした、と言うのは相当の決意の表れだと思いますが、きっと広島でもレギュラーをとって、チームをレベルアップさせてくれるのではないでしょうか。
 一方の松本は神奈川県出身で、早稲田大学在学中の2019年にはユニバーシアード女子日本代表に選ばれて(因みに現レジーナの大内はこの時のチームメイト)4試合に出場して準優勝に貢献しました。またWEリーグでは2021-22シーズン、2022-23シーズンともに20試合に出場して2得点を挙げるなど、主力選手として活躍してきました。今季のレジーナはFWの得点力に課題があっただけに、ぜひともレギュラーをとって得点を量産して欲しいと思います。

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山口は千葉、川島は相模原へ

サンフレッチェは昨日、山口千尋選手のジェフユナイテッド市原・千葉レディースへの移籍と、川島はるな選手のノジマステラ神奈川相模原への移籍を発表しました。
 1996年生まれの山口は、2021年に愛媛FCレディースからレジーナに加入し、リーグ開幕戦から2試合に途中出場すると、第3節の東京V戦で初めて左ワイドで先発。続く新潟戦でも先発出場して、上野の同点弾を導くラストパスを出しました。しかしその後は徐々に出場機会が減少して1年目はリーグ戦12試合の出場にとどまり、続く2022-23シーズンの出場は皇后杯4回戦に途中出場しただけで、リーグ戦は1試合にベンチ入りしただけに終わりました。「広島に来て2年半、悔しさに溢れた日々」だった、と言う山口ですが、千葉ではぜひともレギュラーをとって、悔しさを晴らして欲しいと思います。
 一方の川島は、2021年にノジマステラ神奈川相模原からレジーナに加入し、初年度は開幕からレギュラーとして起用されてリーグ戦全20試合に出場し2得点を挙げました。また今季もWEリーグカップで2試合連続ゴールを決めるなど中心選手としての活躍が期待されましたが、しかしリーグ戦は瀧澤の加入もあって出場機会が減少し、先発起用は一度もなく8試合の出場に終わりました。得点力のあるゲームメーカーとしてまだまだやれる選手だとは思いますが、しかし「残りそう長くはないであろう現役生活の中で、自身の集大成をかけてもう一度挑戦したいという思いのもとこの決断に」至った、とのこと。古巣に戻って、ぜひとももう一花咲かせて欲しいと思います。

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2023/06/26

愛媛との練習試合

昨日安芸高田市サッカー公園で愛媛FCとの練習試合を行い、0-1で敗れました。失点は後半29分でした。

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2023/06/25

第18節横浜FM戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第18節横浜FM戦は、またもや1点が遠くリーグ戦2連敗で首位との勝点差が10に開きました。
 スキッベ監督は公式戦で初めて4バックを採用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

住吉   荒木  佐々木  志知

       山﨑(→柏83分)
    
柴崎             東(→青山89分)
(→エゼキエウHT)
     森島  川村
     (→松本泰83分)
      Bカリファ(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、茶島
 対する横浜FMは、GK:一森、DF:松原、上島(→畠中83分)、エドゥアルド、小池裕、MF:渡辺(→藤田83分)、喜田、西村、FW:ヤン・マテウス(→水沼68分)、アンデルソン・ロペス(→植中61分)、エウベル(→宮市68分)、と言うメンバーでした。キャンプで取り組んでいたとは言え、Jリーグ開幕後は一度も採用したことのなかった4バック。しかも決断したのは当日の朝で、練習でもやっていなかった布陣だったと言うことで序盤から横浜FMに攻め込まれます。0分に喜田にシュートを打たれたのを手始めに、5分には小池裕、7分には西村にシュートを打たれます。しかし徐々にペースをつかむと、22分には森島のクロスに東が合わせましたが惜しくも枠外。23分にはCKから荒木がヘッドで狙いましたが枠外に外れ、29分には川村がロングシュートを放ちましたが枠外。また31分にはCKのこぼれを東が狙いましたがこれも枠外に外れます。そして前半39分、柴崎が奪われたところからショートカウンターを受けると、カットインしたエウベルが追いすがるDFをかわしてシュート。大迫が反応したものの届かず、先制点を奪われてしまいました。
 後半からドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを投入するスキッベ監督。また広島は前からプレスに行くようになって攻勢に出ます。5分には川村がシュートしたものの弱くGKに抑えられ、6分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはDFに当たってGKがクリア。10分と11分には山﨑の上がりで惜しいチャンスを作ります。23分からは川村が何度もチャンスを迎えましたが、どうしても決めることができません。守りを固めてカウンターを狙う横浜FMは、32分には宮市のクロスに植中が合わせましたが大迫がファインセーブ。33分にはGKからのパスを受けた西村が打ちましたが枠外に外れ、続いて植中のシュートはバーが弾きます。何としても追いつきたい広島は柏、泰志、青山を投入して攻め続け、39分には東がミドルを放ちましたが惜しくも枠外。41分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはDFに弾かれ、エゼキエウの仕掛けも青山のシュートもゴールを割ることができません。横浜は何度も危険なカウンターを繰り出してきましたが、大迫が冷静に対応して追加点を許しません。最後は青山のFKに大迫も上がって得点を狙いに行ったものの執念は実らず、またもや1点差を追いつくことができずに悔しい終了のホイッスルとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「アンラッキーな敗戦だった」と総括。「今日のパフォーマンスに関しては非常に満足しています。ただ、点を取れなかったところは満足していません。敗れてしまったところも納得いかない部分です」と語っています。川崎F戦、名古屋戦でカウンターから失点したことから4バックで戦ったサンフレッチェは、さすがに準備不足が祟ったか序盤はなかなかペースがつかめませんでした。ただそんな展開ながら粘り強く戦えていたのは確かで、前半はそのままスコアレスで凌いで後半勝負というつもりだったのかも知れません。しかしエウベルの「個の力」にやられて先制点を許し、それによって横浜の守備を固めてカウンター、と言う戦い方を許してしまったわけで、その点は残念だったとしか言いようがありません。最終的にシュート数は相手の倍の20本放っていますし、また鋭いカウンターに対して2点目を許さなかったことを含めて、選手は100%を出して戦っていたのは間違いない。今はなかなか結果が出ずに苦しい時期ですが、しかしだからと言って下を向く必要はありません。この苦い思いを糧にして、チームも選手もより一層成長すること。そしてそれを結果に繋げること。この敗戦の悔しさを晴らす方法は、それしか無いのだと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  横浜5連勝  森保監督が視察
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評
Football LAB

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2023/06/24

今日の横浜FM戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は、「自分たちが100%の準備ができて、100%の気持ちで臨めて、100%出し切ることができた時、サッカーの喜びを100%噛みしめながらできた時、初めて互角の戦いができるんじゃないかと思っています」と語っています。相手はディフェンディングチャンピオンで、しかも4連勝中で首位に立っていると言うことで圧倒的に優位ではありますが、しかし第3節の対戦では互角に戦っていたことを考えると本来の力を発揮すれば勝てるチャンスは十分にあるはず。今日はチーム全体で全力を出し切って、上位に食らいついて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベント等についてはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。また試合中継はNHK BS1とDAZNで予定されています。今日も中継を見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&中継を見れない方はこちらをご覧下さい。

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U-17代表インド戦

昨日行われた「AFC U17アジアカップ」グループステージ第3節で、U-17日本代表はインドを8-4で下してグループ首位で準々決勝進出を決めました。日本のメンバーは、GK:上林、DF:小杉(→吉永HT)、永野、本多、柴田(→黒木HT)、MF:矢田、宮川、川村(→中島73分)、FW:望月(→山口90分)、高岡、名和田(→杉浦HT)。ゲキサカによると日本は立ち上がりから厚みのある攻撃を見せたそうで、13分に川村が先制点をゲットすると40分と44分には名和田が続けざまにゴールを決めて、3点リードでハーフタイムを迎えました。後半早々の2分にはFKから得点を許してしまいましたが、7分には川村の粘りから永野がゴール。続いて9分には望月がクロスに合わせてリードを4点に広げましたが、17分にカウンターから、また24分にはオウンゴールで失点してしまったそうです。そこで後半28分には広島ユースの中島が投入されると、その直後に左足で叩き込んで6点目を奪い、更に後半アディショナルタイムにも中島のスルーパスなどから2点を取って4点差で逃げ切りました。なお同グループのもう1試合はウズベキスタンがベトナムに勝って勝ち点7で並んだものの、得失点差で日本が6点上回ってD組を首位で突破しました。この結果、U-17W杯の出場権を賭けた準々決勝は6/26(月)の7時から、C組2位のオーストラリアと戦うことになりました。

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2023/06/23

横浜FM戦に向けて

J1リーグ戦は明日から後半戦。サンフレッチェはホームに横浜F・マリノスを迎えます。
 昨年は3年ぶりにリーグ制覇した横浜FMは、このところ4連勝で前節ついに首位に立ち、ルヴァンカップでも5勝1敗でA組トップで通過するなど、相変わらずの強さを見せつけています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
3H △1-1 広島  【横】アンデルソン・ロペス、【広】東
4A ●0-2 札幌  【札】小柏、小林
5H ○2-1 鹿島  【横】松原、OG、【鹿】鈴木優
6A ●1-2 C大阪 【横】OG、【C】レオ・セアラ2
7H ○5-0 横浜FC 【横】マルコス・ジュニオール、アンデルソン・ロペス2、エウベル2
8A △1-1 湘南  【横】アンデルソン・ロペス、【湘】鈴木章
9A ○3-2 神戸  【横】アンデルソン・ロペス2、渡辺、【神】汰木、大迫
10H △1-1 名古屋 【横】喜田、【名】森下
11A ○3-1 鳥栖  【横】ヤン・マテウス2、エウベル、【鳥】本田
12H ○4-1 京都  【横】西村、OG、ヤン・マテウス、水沼、【京】福田
13A ●1-2 新潟  【横】藤田、【新】伊藤、三戸
14A ○2-0 G大阪 【横】西村、永戸
15H ○2-0 福岡  【横】アンデルソン・ロペス2
16A ○3-2 FC東京 【横】アンデルソン・ロペス2、マルコス・ジュニオール、【東】ディエゴ・オリヴェイラ2
17H ○4-3 柏   【横】アンデルソン・ロペス2、エウベル、宮市、【柏】OG、戸嶋、フロート
 前節は先制しながら後半に逆転される苦しい展開となりましたが、終盤に相手に退場者が出たこともあって攻勢を強め、アディショナルタイムに2点を奪って劇的な逆転勝ちを収めています。またリーグ戦から2人を入れ替えて戦ったルヴァンカップの鳥栖戦は、マルコス・ジュニオールが脳震盪で退場するなどのアクシデントがありながらも、日本人選手の活躍で6-1で圧勝して層の厚さを見せつけています。19年ぶりのリーグ連覇に向けて、いよいよエンジンが掛かってきた感じの横浜FM。明日も当然勝つつもりで、広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、大迫が代表から戻ってきています。また川村は既に練習に合流し、塩谷も全体練習に復帰しているとのことなので、名古屋戦から少なくとも数人のメンバー入れ替えがありそうです。と言うことで、希望も込めた私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

茶島             東

    森島    川村

      Bカリファ

SUB:川浪、塩谷、中野、柏、エゼキエウ、柴崎、Dヴィエイラ
 第13節神戸戦から2勝4敗と調子を落とし、首位との勝ち点差が7と広がったサンフレッチェ。優勝争いに絡んで行くためのは、これ以上離されるわけにはいきません。明日は何とか得点力不足を克服して、ホームのファミリーに勝利の歓喜をもたらして欲しいと思います。

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清水航平が現役引退

サンフレッチェは昨日、清水航平選手が現役を引退する、と発表しました。東海大五高から2008年に広島入りした清水は、最初の4年間のリーグ戦出場はわずか9試合の出場にとどまり現役続行の危機にありました。しかし2012年に就任した森保監督の下でブレイクし、24試合に出場して4得点を挙げて初優勝に貢献。その後もチームに欠かせない選手として活躍しました。しかし2017年はチームの不調とリンクするように出場機会を失い、特に途中から就任したヨンソン監督に評価されなかったことからエスパルスに期限付き移籍。当初はサブとしての起用が多かったものの、終盤にレギュラーをつかんだこともあってシーズン終了後に完全移籍しました。ところがヨンソン監督がエスパルスに就任したことによって再び干されることになって8月から甲府に期限付き移籍し、2019年には広島に復帰。リーグ戦14試合、ACL8試合に出場するなど重要な戦力となっていましたが、その後の2年間はリーグ戦4試合、ルヴァンカップ4試合の出場にとどまり一昨年末に契約満了となっていました。高校生の頃はFWとしてプレーして「佐藤寿人と田中達也を足して2で割ったような選手」と言われながら、プロ入り後はサイドアタッカーからストッパーまでこなすチームプレーヤーとして、貴重な戦力となっていた清水航平。今後はこれまでの経験を生かして、良いセカンドライフを送って欲しいと思います。

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2023/06/22

AFC U17アジアカップ

タイで行われている「AFC U17アジアカップ」を戦うU-17日本代表は、ここまで1勝1分けでグループ首位に立っています。グループDのこれまでの結果は次の通り。
【第1節】
日本 1-1 ウズベキスタン 【日】道脇、【ウ】サイドフ
 【日】GK:後藤、DF:松本、小杉、土屋、永野、MF:矢田、佐藤、吉永(→川村60分)、山本、
    FW:道脇(→高岡69分)、名和田(→杉浦69分)

インド 1-1 ベトナム

【第2節】
日本 4-0 ベトナム 【日】道脇、望月2、佐藤
 【日】GK:後藤、DF:小杉、土屋、本多、柴田、MF:杉浦(→吉永HT)、望月、
    佐藤(→山口73分)、山本(→宮川73分)、中島、FW:道脇(→高岡73分)

ウズベキスタン 1-0 インド
 次節は明日の午後9時から、準々決勝進出を賭けてインドと対戦します。

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高円宮杯PLウェスト第8節磐田戦

日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第8節で、サンフレッチェ広島ユースは追い上げる磐田U-18を振り切って2試合ぶりに勝利しました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:黒木、中光、石原、橋本(→小谷80分)、MF:松本、木村、竹山(→鳥井62分)、FW:角掛(→石橋69分)、中川、井上(→木吹80分)。JFAのサイトによると、広島は前半7分、竹山、井上とつないで松本が先制点を奪うと、17分には中川のロングボールで抜け出した井上が決めて追加点。更にその5分後には中川がPKを決めてリードを広げました。しかし43分に得点を許すと後半は流れが一変。8分のループシュートは山田が好セーブで防ぎ、12分のシュートはポストが弾くなど耐え凌ぎ、後半33分にクロスのこぼれを押し込まれたもののその後は1点リードを守って逃げ切りました。第8節のこれまでの結果と順位表は次の通り。
【第8節】
履正社高  1-2 名古屋U-18
静岡学園高 2-2 鳥栖U-18
広島ユース 3-2 磐田U-18
神戸U-18  5-0 神村学園高

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  17     8    5   2   1    +8
2 神村学園高  15     8    5   0   3    +3
3 名古屋U-18  14     8    4   2   2    +6
4 広島ユース  14     8    4   2   2    +5
5 神戸U-18   14     8    4   2   2    +4
6 大津高    10     7    3   1   3     0
7 米子北高   10     7    3   1   3    -1
8 鳥栖U-18    9     8    2   3   3    -1
9 東福岡高    9     7    3   0   4    -1
10 履正社高    9     8    3   0   5    -8
11 横浜FCユース  6     7    1   3   3    -5
12 磐田U-18    2     8    0   2   6   -10

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2023/06/21

U-15代表に3人選出

日本サッカー協会は昨日韓国に遠征するU-15日本代表を発表し、サンフレッチェのアカデミーから3人が選出されました。今回のメンバーは次の24人。
【GK】山田(広島JY)、松浦(新潟U-15)
【DF】梅田(広島Y)、横井(G大阪JY)、渡邉(東京VJY)、田中(FC東京U-15深川)、
    大島(VIVAIO船橋JY)、白男川(名古屋U-15)、森井(広島JY)、
    高橋(浦和JY)、米湊(鳥栖U-15)
【MF】廣岡、加茂(柏U-18)、今井(東京VY)、島垣(千葉U-18)、神田(大宮U-15)、
    山下、土井口(神戸U-15)、武本(福岡U-15)、山本(京都U-15)、
【FW】葛西(湘南U-18)、奥田(川崎FU-15生田)、吉田(多摩JY)、安西(さぬき南中)
 このメンバーは6/26からトレーニングを行い、U-15韓国代表と2試合行います。

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日本代表ペルー戦

昨日吹田で行われた「キリンチャレンジカップ2023」で、日本代表はペルーに4-1で快勝しました。日本代表のメンバーは、GK:中村航、DF:菅原(→相馬61分)、谷口、板倉、伊藤洋、MF:遠藤(→瀬古81分)、三苫、鎌田(→久保71分)、伊東(→堂安71分)、旗手(→守田HT)、FW:古橋(→前田61分)。立ち上がりから強度の高いプレーで主導権を握った日本代表は、前半22分に伊東から遠藤を経由して伊藤洋に渡ると、左足からの強烈なミドルがGKの手を弾いてネットに突き刺さり先制点を奪います。また37分には菅原が見事な突破で右サイドを抜け出すと、鎌田からのパスを受けた三苫がカットインからシュートを決めて、2点リードでハーフタイムを迎えました。後半に入ると次々と選手を入れ替えてきたペルーに押し込まれる展開が続きましたが、後半18分に三苫のパスを伊東が決め、30分には相手のミスを突いた前田のゴールでリードを4点に広げます。対するペルーも後半38分にこぼれ球に反応したゴンザレスが決めて意地を見せますが、その後はしっかりと守ってそのまま逃げ切りました。

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2023/06/20

レジーナ中村監督と契約更新

昨日、サンフレッチェ広島はレジーナの中村伸監督と来シーズンの契約を更新した、と発表しました。ベガルタ仙台のアカデミーの監督やトップチームのコーチから2014年にサンフレッチェのトップチームのコーチに就任した中村氏は、2021年にレジーナの監督に就任。ゼロからのチーム作りを進めて、2021-22シーズンは6位、2022-23シーズンは5位に導きました。ただ、2021-22シーズンの成績は7勝4分け9敗だったのに対して2022-23シーズンは6勝6分け8敗。トップ3の神戸、浦和、東京Vに対しては2勝4敗だったのが1勝2分け3敗になるなど逆に成績が落ちている点もあるだけに、チームも選手も思ったほど成長していない、と言う側面もあります。来季はチームにとっても監督にとっても勝負のシーズンとして、3強の一角を崩すぐらいのチームに育てて欲しいと思います。

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2023/06/19

ルヴァン杯GS第6節名古屋戦

昨日アウェイで行われたYBCルヴァンカップグループステージ最終節は1-2で敗れ、グループ2位になったものの他のグループとの比較で下回り、プライムステージ進出を逃しました。
 スキッベ監督は川崎F戦から先発3人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  山﨑(→青山79分)
    (→柏58分)
越道             東(→柴崎74分)
(→中野58分)
   森島   エゼキエウ(→Bカリファ58分)

     Dヴィエイラ

SUB:田中、野津田
 対する名古屋は、GK:武田、DF:河面、中谷、藤井、MF:内田、山田(→米本84分)、稲垣、和泉(→野上61分)、FW:マテウス・カストロ(→石田67分)、貴田(→重廣HT)、ユンカー(→永井HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりは高い位置からのプレスで主導権を握った広島は、ドウグラス・ヴィエイラを起点に名古屋陣内に攻め込みます。17分には山﨑が強烈なミドルを放ったものの枠外。20分にはドウグラス・ヴィエイラがクロスに合わせましたが枠を捉えません。またエゼキエウが中盤で動き回ってチャンスを作ろうとしますが、名古屋の堅い守備に阻まれます。逆に名古屋は速攻からチャンスを作り、3分にはユンカーに危ういシュートを打たれましたが川浪がファインセーブ。また15分には内田にシュートを打たれましたが川浪が冷静にキャッチします。しかし前半35分、東のマークを外した和泉が山田のクロスに合わせて流し込んで、先制点を許してしまいました。そしてその後も広島が点を奪おうと攻め込むもののなかなかチャンスにならず、逆に終盤には内田やマテウス・カストロに危ういシュートを打たれながらも川浪の好守で守り、名古屋の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半最初のシュートはドウグラス・ヴィエイラでしたが、しかし効果的な攻撃を仕掛けてきたのは名古屋。4分にはカウンターから重廣に危ういシュートを打たれ、6分には藤井のヘッドを川浪がファインセーブ。続いて7分にも重廣のパスから河面に打たれましたが枠外に外れて助かります。選手を入れ替えて流れを変えようとする広島。しかしパスミスが多く、なかなかリズムをつかめません。そして前半23分、カウンターから抜け出した永井がペナルティエリア内からマイナスのパスを送ると、走り込んだ石田に決められてリードを広げられてしまいました。
 勢いに乗る名古屋。それに対して広島は、柴崎と青山を投入して反撃を狙います。そして後半34分には森島のクロスをドウグラス・ヴィエイラが落とすと、詰めていた柴崎が蹴り込んで1点差に詰め寄ります。そしてその後も攻め続けたものの荒木のヘッドも柴崎のヘッドもゴールを割れず、また左右からのクロスもDFにはね返されて、敗戦のホイッスルとなりました。
 連覇を狙って臨んだ今年のルヴァンカップは、第2節に敗れたものの4試合で勝ち点9を奪って早々に勝ち抜きに王手をかけました。しかしそこから横浜FCと名古屋相手に2連敗。勝ち点10を取った他グループの2位が3チームあったと言うことで、プライムステージ進出を逃しました。2試合のうち1つでも勝ち点を取っていれば勝ち抜きできていただけに、痛恨の敗戦だったと言って良いでしょう。満田の怪我に続いて塩谷、ソティリウが離脱。それでもリーグ戦では何とか勝ち星を拾って来たサンフレッチェですが、川村までが抜けてチームとしての力が落ちてしまった、と言わざるを得ないように思います。スキッベ監督は「現状として、苦労してゴール前までは行けているので、自分たちには最後のクオリティーが足りないということは否めないと思っています。現状ではケガをしている選手だったり、代表の選手だったりが、今日の試合に関して言えば、挙げられるのではないかと思います」と語っていますが、いない選手のことを悔やんでも仕方がない。7月下旬の中断までは、まだまだリーグ戦が続きます。今こそチーム一丸となって、この危機を乗り越えなければなりません。

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2023/06/18

今日の名古屋戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のゲームプランについて「いつもと変わらない」と語っています。今日は引き分けでも勝ち抜ける可能性の高い試合となりますが、いつものように攻撃的なサッカーで、勝利して勝ち抜きを決めて帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで午後6時キックオフ。試合中継はスカパー!プレミアムサービスのch588で生放送が、またスカパー!サービスのCS801で6/21(水)の深夜2時から録画放送が予定されています。今日もスカパー!を見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!を見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/06/17

名古屋戦に向けて

明日はルヴァンカップグループステージ第6節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 リーグ戦では第9節からの5試合を1勝3分け1敗とやや停滞していた名古屋でしたが、広島戦の逆転勝ちで勢いを取り戻してこのところ4連勝。首位・横浜FMに勝点1差に迫っています。前回の対戦以来の公式戦の戦績は次の通り。
14H ○2-1 広島  【名】ユンカー2、【広】川村
L5H ●0-1 神戸  【神】リンコン
15A ○2-1 札幌  【名】ユンカー、マテウス・カストロ
16H ○3-1 C大阪 【名】和泉、丸山、マテウス・カストロ、【C】カピシャーバ
17H ○2-1 福岡  【名】マテウス・カストロ、ユンカー、【福】佐藤
 ルヴァンカップの第5節神戸戦は、既にグループステージ突破を決めていたということもあって直前のリーグ戦から先発全員を変更。平均年齢22歳と言う若手メンバーで戦って、敗れはしたものの将来に繋がる戦いを展開しています。明日も「消化試合」となることを考えると若手を多く起用してくる可能性がありますが、ただリーグ戦から1週間空いているだけにある程度は主力を起用するかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、代表に招集されている大迫と、体調不良で辞退した川村を欠いて戦うことになります。勝ち抜きのために現状のベストメンバーで戦うのは間違いないと思いますが、ただこのところチャンスは作るものの得点が奪えずに敗れる、と言う試合が続いているだけに、攻撃の形を変えてくる可能性もありそう。と言うことで、私の希望も込めた予想メンバーは次の通り。
       川浪

  住吉   荒木  佐々木

    野津田  松本泰

越道             東

       森島

  Dヴィエイラ  鮎川

SUB:林、山﨑、茶島、青山、柏、エゼキエウ、ベン・カリファ
 引き分けや負けでも他のグループの結果次第では勝ち抜きの可能性がありますが、しかしここは勝って確実にグループステージ突破を決めたいところ。明日もいつものようにチーム一丸となって、ここまで名古屋戦2連敗の悔しさを晴らして欲しいと思います。

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2023/06/16

日本代表エルサルバドル戦

昨日行われた国際親善試合で、日本代表はエルサルバドルに6-0で勝ち、森保新体制になっての初勝利を上げました。
 日本代表のメンバーは、GK:大迫、DF:菅原(→相馬HT)、谷口、板倉、森下、MF:守田(→伊藤敦76分)、三苫(→中村敬HT)、堂安(→川辺65分)、旗手、久保(→浅野65分)、FW:上田(→古橋65分)。試合開始のホイッスルとともに猛然とラッシュをかけた日本代表。前半1分に久保のFKを谷口がヘッドで叩き込んで先制点を奪うと、その1分後には上田が前線からのプレスでボールを奪ってドリブル突破を狙ってPKを獲得。(その上DFも退場。)これを自ら決めて追加点を奪いました。その後も日本代表は攻撃の手をゆるめず、前半25分には相手陣内でボールを奪い返した三苫が横パスを送ると、反応した久保がGKから逃げるボールでシュートを決めて3点目。更に前半44分には三苫のシュートはGKが弾いたものの、詰めていた堂安が押し込んで4点リードでハーフタイムを迎えました。後半も開始早々にシュートのこぼれを上田が押し込んだシーンはVARによって取り消されたものの、15分には久保のパスを中村敬が流し込んで5点目。更に後半28分には相馬のクロスを古橋が決めて、6-0で試合を締めました。
 開始早々の2得点。しかも相手に退場者が出たということもあって一方的な試合になってしまいましたが、それでもお互いに集中力を保ちながら90分を戦い抜いたと言うことで、収穫はあったと思います。特に約1年ぶりの代表での出場となった大迫にとって、ほとんど相手陣内で試合が進むと言う展開は難しかったに違いありません。その中でも唯一の危ないシーンはと言えば前半24分。誰も触れずにゴールマウスに飛んだFKのボールを、素晴らしい反応で弾き出して難を逃れました。日本代表が早々に2点を奪った後にしばらく膠着した展開だったので、ここで失点してしまうと流れが変わってしまう可能性はあったわけで、その後の大量得点を陰で演出したと言っても過言ではないと思います。その後も冷静なプレーでチームを落ち着かせていたことを含めて、上々のプレーだったと言って良いのではないでしょうか。

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2023/06/15

川村が代表を離脱

日本サッカー協会とサンフレッチェ広島は昨日、川村拓夢選手が体調不良により日本代表チームを離脱する、と発表しました。川村は合宿初日の12日は試合の翌日だったと言うことで軽めの調整で引き上げたそうですが、翌13日は体調不良のためホテルで療養していたとのこと。川村にとって初めての代表招集は、無念の途中離脱となってしまいました。

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2023/06/14

WEリーグアウォーズ

一昨日、2022-23シーズンのWEリーグアウォーズが行われ、優勝した浦和レッズレディース、2位のINAC神戸レオネッサ、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザが表彰されました。またMVPに輝いたのは浦和の安藤梢選手、得点王は東京Vの植木理子選手。ベストイレブンはGK:山下(神戸)、DF:安藤、石川(浦和)、守屋(神戸)、MF:楢本、清家、柴田(浦和)、藤野、木下(東京V)、FW:植木(東京V)、田中(神戸)の各選手で、優秀選手賞を受賞した中嶋淑乃選手は選ばれませんでした。2年目のWEリーグは観客動員が伸びない等の課題はあったものの、後半から声出し応援が解禁されてスタジアムの雰囲気も良くなって来ているだけに、来季は攻めの姿勢でリーグを盛り上げて欲しいと思います。

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2023/06/13

新スタジアムの名称を発表

昨日、広島市役所で新サッカースタジアムの命名権締結式が行われ、スタジアムの名称として「エディオンピースウイング広島(EDION PEACE WING HIROSHIMA)」と発表されました。

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2023/06/12

第17節川崎F戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第17節川崎F戦は、攻め込む時間帯が長かったものの点は奪えず0-1で敗れ、前半を5位で折り返すことになりました。
 越道、エゼキエウ、東が先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木
  (→山﨑84分)
    野津田  川村
    (→Bカリファ64分)
越道             東(→志知85分)
(→茶島64分)
   森島   エゼキエウ(→松本泰90分)

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、柏、柴崎
 対する川崎Fは、GK:上福元、DF:山根、大南、車屋、登里、MF:シミッチ、大島(→小塚90分)、脇坂(→瀬川79分)、FW:家長(→山村90分)、宮代(→遠野79分)、小林(→レアンドロ・ダミアン27分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出た広島は、開始早々にドウグラス・ヴィエイラのシュートがポスト直撃。5分には大迫のフィードでエゼキエウが抜け出したもののシュートまでいけず、7分には森島のパスを川村がダイレクトで打ったもののGKのファインセーブにあいます。続いて12分には越道のクロスを野津田が打ったものの枠外。18分にはFKのこぼれを森島が打ちましたがブロックされます。防戦一方だった川崎Fでしたが、23分に小林が太ももを痛めてレアンドロ・ダミアンに交代すると、それが良かったのか27分には左サイドのつなぎから山根がファーストシュートを放ちます。前半34分には越道が惜しいシュートを放ったもののGKが反応。36分にも東の横パスを川村が打ちましたがdFにブロックされます。その後は広島のプレスがかからなくなって、家長や宮代に危ないシュートを打たれたものの大迫を中心に守ります。前半は両者ともチャンスを作ったもののゴールは生まれず、0-0のままハーフタイムを迎えました。
 後半最初のシュートは広島で、8分に森島が直接FKを狙いましたが大きく枠を外します。逆に後半10分、東が奪われたボールを繋がれ脇坂が野津田、佐々木をかわしてシュート。大迫が反応したものの届かず、先制点を許してしまいました。
 リードを奪って重心を低くした川崎Fに対して、広島は選手を入れ替えながら何とか点を取ろうとします。そして26分にはエゼキエウが狙ったもののブロックされ、33分には高い位置で奪った森島がシュートしたものの枠外。44分にもCKに佐々木が合わせましたがDFがぎりぎりで防ぎます。広島は何度もセットプレーやクロスからゴール前に迫りますが得点は奪えず、10分近かったアディショナルタイムも無為に過ぎて無情のホイッスルが鳴り響きました。
 試合後にスキッベ監督は「まず今日のパフォーマンスに関しては、素晴らしいパフォーマンスで、満足しています...われわれが示した情熱には非常に満足している。体を張って守り、最後まであきらめない、それが表れた試合だった」と語っています。確かに前半の終盤を除いて試合は広島のペースで、シュート数は川崎の9本に対して広島は15本。またペナルティエリア進入も川崎の8回の倍近い15回で、高い位置からの守備で何度も川崎ゴールに迫っていました。昨年の2試合はいずれもチームとしての完成度の違いを見せつけられたような結果でしたが、今回は内容的には上回っていたと言えます。ただその一方で、枠内シュートはわずかに3本。ゴール期待値も0.89と決して高くはなく、無得点に終わったのも止むを得ない内容だったと思います。モバイルサイトによると東選手は「やっぱりシュートのところ」と語っていますが、ここぞというところで決め切る力をもっともっと磨いて行かないといけない、ということなのだと思います。スキッベ監督は珍しく「自分たちの選手3名...がいないことで、若干クオリティーが落ちている」と嘆いていますが、いない選手のことを言っても仕方がないのも確か。今出ている選手たちがもっと自分の力を高めて、点を取る力、勝ち切る力を得るしかないのではないかと思います。5〜6月の戦いで神戸、名古屋、浦和、川崎Fと上位相手のアウェイゲームでことごとく敗戦したサンフレッチェですが、この経験を糧にして、後半のホームゲームでは絶対にリベンジしなければなりません。

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2023/06/11

WEリーグ第22節相模原戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ最終節のノジマステラ神奈川相模原戦は中嶋と瀧澤のゴールで勝利。サンフレッチェ広島レジーナのWEリーグ2年目は、5位でのフィニッシュとなりました。
 レジーナは前節と同じ先発麺ー場で、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋   島袋
(→渡邊88分)
     小川  増矢(→柳瀬52分)

瀧澤     上野     中嶋
(→川島71分)
       大内(→齋原71分)

SUB:福元、中村、立花
 対する相模原は、GK:久野、DF:伊東、大賀、畑中(→井上63分)、平野、MF:杉田、石田千(→浜田遥83分)、藤原、FW:松本(→石田み83分)、浜田芽(→西郡63分)、南野、と言うメンバーでした。ホームでの最終戦を白星で飾りたい相模原は、立ち上がりから積極的に前に出てきます。前半7分には平野に危ないシュートを打たれたものの木稲が好反応でセーブするなど粘り強く戦うと、最初のチャンスを得たのは前半9分。相模原の組み立てのパスを中嶋が奪うと、反転して思い切ってミドルシュート。これがものの見事に突き刺さって、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、高い位置からの守備で追加点を奪いに行きます。前半16分には小川のクロスのこぼれを呉屋がループで狙いましたが枠外に外れます。その後は再び相模原にペースを握られ、23分にはパスミスを奪われピンチになりかけましたが左山がクリア。26分には浜田芽にオーバーヘッドで狙われましたが枠を外れて助かります。前半は我慢の時間帯が長かったものの1点リードを保ってハーフタイムを迎えました。
 後半最初のチャンスは広島で、2分には上野のクロスに大内が飛び込みましたがわずかに届かず。5分には松本に左サイドを破られシュートを打たれましたがぎりぎり外れます。後半9分にはCKのこぼれを呉屋がシュートしましたがDFに当たって枠外。13分には島袋が強烈なミドルシュートを放ちましたが枠を捉えることができません。そして後半16分、CKのこぼれを呉屋が戻すと、これを瀧澤が強烈な弾道で突き刺してリードを2点に広げました。
 2枚替えで反撃を試みる相模原。しかし広島は高い位置からの守備で主導権を渡しません。終盤には相模原がサイドからの際どいクロスやミドルシュートで得点を奪いに来たものの広島の守備陣が集中を切らさず、落ち着いてコントロールしてそのまま逃げ切りました。
 試合後に中村伸監督は「試合内容は良くなかった。今までであれば、そのまま負けていた。しかし、今日は自分たちで声をかけあって、繋がりをもって我慢する部分は割り切って我慢し、戦えるようになったのは彼女たちの成長だと思う」と語っています。確かに立ち上がりは相模原の圧力に負けて押し込まれ、先制点を奪った後もなかなかペースを握れず苦しい戦いを強いられました。ただ後半は高い位置からのプレスが効いて、終始主導権を握っていた印象があります。監督の立場からはまだまだ不満の残る出来だったのかも知れませんが、勝てば順位を上げることができると言う試合で勝利して、5位でシーズンを終えることができたのは良かったと思います。今季の終盤は8試合勝利なしと言う苦しい戦いが続いていましたが、そのトンネルを抜け出して2連勝でシーズンを終了することができたのは、選手たちが最後まで諦めずに戦ったからこそ、なのではないでしょうか。
 WEリーグ最初のシーズンを6位でフィニッシュしていたサンフレッチェ広島レジーナとしては、それよりも1つ上の5位で終えることができたと言うのは良い結果だったと言えるでしょう。ただ、勝ち点は昨年の25よりも1少ない24。また優勝チームとの勝ち点差も昨年の25から27に広がったことに見られるように、リーグの中での立ち位置を上げることはできなかった、と言う感じだった2022-23シーズンのサンフレッチェ広島レジーナ。チームとしての戦術の熟成が必要なのはもちろんですが、それ以上に一人ひとりの選手の心技体に渡ってのレベルアップが必要だと言うことを、改めて思い知らされたシーズンだったと言えるのではないでしょうか?

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト

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今日の川崎F戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は川崎Fについて「今の順位では真ん中あたりですけれども、そこにいるようなチームじゃない」と強調。今日は「やっぱり難しい試合になる」と語っています。昨年はホーム、アウェイとも大差で敗れた川崎F戦ですが、今日は何としても勝ってその時の悔しさを晴らして欲しいと思います。
 今日の試合会場は等々力陸上競技場で午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/06/10

川崎F戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第17節。サンフレッチェはアウェイで川崎フロンターレと対戦します。
 過去6年間で4度のリーグ優勝。また天皇杯とルヴァンカップも1回ずつ優勝するなど黄金時代を謳歌している川﨑Fですが、今季は開幕からの5試合で1勝しかできないなどスタートダッシュに失敗。第10節からの3連勝で一時は6位まで上がってきたものの、その後は1勝2敗で中位から抜け出すことができていません。今季のこれまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ●1-2 横浜FM 【川】橘田、【横FM】西村、エウベル
2A ○2-1 鹿島  【川】山田、家長、【鹿】知念
3H △1-1 湘南  【川】瀬川、【湘】平岡
4A ●0-1 新潟  【新】伊藤
5H △0-0 C大阪
6A ○4-3 札幌  【川】宮代、山根、家長、瀬川、【札】岡村、浅野、キム・ゴンヒ
7A ●0-2 G大阪 【G】ダワン、ファン・アラーノ
8H ●1-2 名古屋 【川】宮代、【名】ユンカー、マテウス・カストロ
9H △1-1 浦和  【川】脇坂、【浦】リンセン
10A ○3-1 福岡  【川】登里、宮代、OG、【福】鶴野
11A ○1-0 京都  【川】小林
12H ○1-0 鳥栖  【川】脇坂
13A ●1-2 FC東京 【川】宮代、【東】徳元、安部
14A ●1-2 横浜FC 【川】瀬古、【横FC】井上、山下
15H ○2-0 柏   【川】小林、登里
 前節神戸戦は大雨の影響で移動ができずに延期。また水曜日の天皇杯2回戦はチョン・ソンリョンやチャナティップ、レアンドロ・ダミアンらリーグ戦の出場機会の少ない選手を起用して戦い、一度は同点に追いつかれながらも突き放して勝利しています。明日は主力にとっては2週間ぶりの試合と言うことで、コンディションを整え十分な広島対策を立てて、必勝体制で迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは明日が「7連戦」の最後の試合。主力に疲れが溜まっているとは思いますが、ただ天皇杯では佐々木や野津田ら複数の選手を温存できたので、ベストの布陣で戦えるものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

茶島             柏

   森島      川村

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、中野、山﨑、松本大、東、エゼキエウ、Bカリファ
 昨年と2020年のリーグ戦は2戦2敗。また2021年は2引き分けと過去3年間川崎Fに一度も勝てていないサンフレッチェ。特に昨シーズンはまだまだ力の差があると言うことを痛感させられましたが、だからこそ今季はチームとしての成長を見せつけたいところ。明日はこれまで作り上げてきたものの全てぶつけて、チーム全員の力で勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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2023/06/09

天皇杯3回戦の日程と試合会場

日本サッカー協会は昨日、天皇杯の対戦日程と会場を発表しました。それによるとサンフレッチェ広島の3回戦は7/12(水)の午後7時からで、対戦相手はJ2の栃木SC。会場は栃木のホームスタジアムのカンセキスタジアムとちぎとなります

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2023/06/08

天皇杯2回戦FC徳島戦

昨日福山で行われた「天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会」の2回戦で、サンフレッチェ広島はFC徳島を5-0で下して、幸先良いスタートを切りました。
 スキッベ監督はリーグ戦の先発から8人入れ替えて、以下の布陣(たぶん)で試合に臨みました。
       大迫

  中野   荒木   志知
       (→青山HT)
    松本泰  山﨑
    (→松本大64分)
越道             東(→川村73分)

   鮎川   エゼキエウ(→森島64分)

      Bカリファ(→Dヴィエイラ73分)

SUB:田中、佐々木翔
 対するFC徳島は、GK:小池、DF::高畠、石川、小林、姫田(→野村62分)、MF:本山(→出岡71分)、山本(→南野HT)、近藤、石津(→服部9分)、FW:佐々木佳(→久保田HT)、山原、と言うメンバーでした。試合が動いたのは前半7分。太ももを痛めた石津が外に出た隙を突いて広島が攻撃を仕掛け、越道のクロスをベン・カリファがヘッドで突き刺して先制点を奪いました。これで勢いのついた広島は、鮎川やベン・カリファ、エゼキエウらの決定的なシュートで追加点を奪いに行ったとのこと。そして前半34分にベン・カリファが倒されて得たPKを松本泰が決めて、2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から荒木に代えて青山を投入し、中野、山﨑、志知、東の4バックに変更した広島。3分には越道が決定機を迎え、21分には松本大のクロスに鮎川が合わせ、続けてベン・カリファが決定的なシュートを放つなどペースを握り続けたそうです。そして後半27分、CKの流れから松本大のクロスのこぼれを中野が決めてリードを広げると、その3分後には越道のパスを受けた松本大が流し込んで追加点を奪います。更に後半34分にはドウグラス・ヴィエイラのシュートはGKに弾かれたものの森島が押し込んで、そのまま試合を終えました。試合後にスキッベ監督は「今日は開始から最後まで集中して、良いサッカーができた」と満足そうな表情だったとのこと。ここまで出場機会に恵まれなかった選手(特に松本大弥)が結果を出したことも含めて、収穫の多い試合だったと言えそうです。

広島公式サイト  徳島FC公式サイト
日本サッカー協会公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ

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2023/06/07

今日のFC徳島戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のメンバーについて「勝たないといけない試合なので、一番良いチームで行きたい」と語っています。力関係を考えれば広島が押し込む展開が長くなると思いますが、しかし相手もその時間帯を耐えて速攻から点を取ろう、と考えているはず。いつものようにチーム一丸となって、サンフレッチェらしいサッカーで戦い抜いて勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場は福山市の福山通運ローズスタジアムで、午後6時半キックオフ。今日は残念ながらテレビ中継やネット配信はありません。スタジアムに行けない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。

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ソティリウが負傷のため一時帰国

プレスリリースによると、ピエロス・ソティリウ選手がEURO2024予選を戦うキプロス代表に選出されたものの、左大腿部の負傷のため辞退することになった、とのことです。また治療のため一昨日帰国したそうで、再来日の予定は未定です。

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新スタジアムの命名権者にエディオン

広島市は昨日、来年開場する広島サッカースタジアムの命名権を株式会社エディオンが取得した、と発表しました。命名権料は1年あたり1億円で、来年の2月1日から10年間の契約となっています。契約締結式は6/12(月)の10時からで、新スタジアムの呼称はその時に発表するとのことです。

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2023/06/06

FC徳島戦に向けて

明日は天皇杯2回戦。サンフレッチェは福山通運ローズスタジアムで、徳島県代表のFC徳島と対戦します。
 川島高校サッカー部OBを中心にして2003年に創設されたFC徳島(2016年までのチーム名はセレステ)は、2015年に四国リーグに再昇格すると、2018年にFC徳島にチーム名を変更。四国リーグではコロナのため中止された2021年以外は優勝2回、2位3回と四国を代表するアマチュアチームとなりました。また2016年に初出場した天皇杯は今年が8年連続8回目の出場で、3回戦に進出した2020年以来2度目の2回戦進出を果たしています。四国リーグも6試合戦って5勝1分けで首位を走るなど、今季の公式戦は負けなしのFC徳島。明日はジャイアントキリングを狙って、海を渡ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは、明日の試合は名古屋戦から続く「7連戦」の6試合目。また京都戦から中2日と言うことで、ある程度はメンバーを入れ替えてくるのではないでしょうか。とは言えスキッベ監督のこれまでの起用法を考えると、大幅に入れ替えてくる可能性は低そう。と言うことで予想は難しいのですが、希望を込めた私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木   志知

    松本泰  青山

中野             東

   柴崎   エゼキエウ

      Bカリファ

SUB:川浪、佐々木、野津田、柏、森島、川村、ドウグラス・ヴィエイラ
 昨年、あと一歩のところまで行きながら逃した天皇杯のタイトル。あの悔しさを晴らすためには、優勝するしかありません。明日もチーム一丸となって戦って、タイトル獲得に向けての良いスタートを切って欲しいと思います。

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2023/06/05

第16節京都戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第16節京都戦は、茶島の2ゴールで突き放して3-1で勝利し、順位は再び4位となりました。
 ワントップにドウグラス・ヴィエイラを起用。また左WBは柏が先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木隼  佐々木

    松本泰  野津田(→山﨑88分)
    (→エゼキエウHT)
茶島             柏(→東HT)
(→中野76分)
   森島      川村

     Dヴィエイラ(→Bカリファ90+1分)

SUB:川浪、柴崎
 対する京都は前節から5人入れ替えて、GK:太田、DF:麻田、井上(→荒木大87分)、アピアタウィア、白井、MF:川﨑、福岡(→谷内田65分)、松田(→山田65分)、平戸、FW:一美(→パトリック65分)、豊川(→木村78分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから両チームともプレスをかけあって激しい戦いとなります。ファーストシュートは広島で、川村が直接FKを狙いましたが枠外。その直後には川﨑がミドルを放ちましたがDFがブロックします。何度もセットプレーを得た広島は、川村や野津田がボールを入れましたがなかなか味方に繋がりません。その後は京都もチャンスを作り、20分には大迫が蹴ったボールを奪われて豊川に危ないシュートを打たれます。27分にはドウグラス・ヴィエイラのクロスを受けた川村がペナルティエリア内から打ちましたがGKの正面。31分には相手のゴール前に侵入した柏がシュートしましたがGKが落ち着いて処理します。その後は再び京都がペースを握り、32分には福岡にミドルを打たれ、38分にはセットプレーから川﨑に合わせられましたが枠外に外れて助かります。前半は両チームともに持ち味を出して攻め合ったものの得点は生まれず、0-0でハーフタイムを迎えました。
 後半から東とエゼキエウを投入して攻めの圧力を強めようとする広島。7分には森島が良いクロスを入れましたがドウグラス・ヴィエイラにはわずかに合わず、8分には森島がロングシュートを狙ったもののGKにキャッチされます。京都も後半12分、CKの折り返しをキャッチに行った大迫が荒木隼と交錯して落とし、これを松田に打たれましたが佐々木がぎりぎりでクリアします。そして後半13分、大迫のフィードに走った森島がDFとの競り合いを制して抜け出すと、クロスに合わせたエゼキエウのボールはGKが触ってポストに弾かれましたが、ここに走り込んだ茶島が突き刺してついに広島が先制点を奪いました。
 この後は京都も3枚替えで点を取りに来ます。対する広島も後半22分、CKのこぼれ球をエゼキエウが狙いましたが枠外に外れます。そして後半23分、GKからのフィードから左サイドでボールを持った豊川がマークに付いた茶島を振り切ってペナルティエリアに侵入して右足を振り切るとそのままゴールネットに収まり、同点に追いつかれてしまいました。しかしその2分後に広島は左のポケットを取った野津田がゴール前を横切るクロスを入れると、ここに詰めていた茶島が押し込んで再びリードを奪いました。
 この後も広島は29分の川村や34分の森島等が追加点を奪いに行きます。しかし京都もサイドの仕掛けからチャンスを作り、38分には平戸に、40分には木村に危ういシュートを打たれます。そして後半アディショナルタイム2分に自陣から繋いだボールを受けた川村が、競り合いを制してロングドリブルを敢行してそのままDFラインの裏に抜け出すと、GKの動きを見ながら冷静に決めて決定的な追加点を挙げます。この途中でオフサイドポジションにいたベン・カリファが関わったように見えたもののVARの結果ゴールが認められ、10分まで延びたアディショナルタイムもそのまま過ぎて、広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
 Football LABによると広島のボール支配率は45.8%。シュート数はお互いに15本ずつで、枠内シュートが広島の10本に対して京都が3本だったこともあってかゴール期待値は広島の1.588に対して京都は0.995でしたが、「30mライン侵入」と「ペナルティエリア侵入」の数値は京都が上回ったところなどを見ても、ほぼ対等の試合だったことが見て取れます。実際、試合の流れを振り返ってみると両者ほぼイーブンの立ち上がりで、広島が何度がセットプレーのチャンスをつかんだものの徐々に京都にペースを握られ、前半終了間際には何度も決定機を作られました。しかし後半は選手交代をきっかけに主導権を握って先制点を奪うと同点に追いつかれた直後に突き放し、その後は大迫の好セーブもあって逃げ切りを図りました。川村のスーパーゴールでダメ押し点を奪ったものの、内容的には厳しい競り合いを制して勝った試合だった、と言って良いでしょう。
 それにしても後半アディショナルタイムの川村のゴールには驚きました。自陣でボールを渡された瞬間に身体を巧く使って相手の守備を剥がすと、そのままドリブルで持ち上がり、DFラインの裏に抜け出して見事なシュートを決めました。リーグ戦は第7節の途中交代以外は全試合にフル出場し、ルヴァンカップも第1節以外はフル出場を続けている川村は、今季のサンフレッチェの中では佐々木に次いでプレー時間の長い選手ですが、それでも「相手も疲れていると分かっていたし、時間帯も時間帯だったので、思い切っていきました」(モバイルサイトによる)と言う決断力と体力、そしてGKとの1対1を制した冷静さ。今季から背番号8を付けた川村ですが、森崎和幸さんとは違う形の「俺たちの誇り」になりつつあることを示した試合だった、と言えるのではないでしょうか。
ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  京都公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  川村  曺貴裁監督
サッカーダイジェストWeb  茶島が圧巻2発  川村がスーパーゴール
Football LAB

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2023/06/04

今日の京都戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督はチームにとって重要なこととして「丁寧なパス、そして速いパス。それをしっかりとつなぐ」ことと述べています。浦和戦の60分以降は「自分たちのサッカーができないと実力が半分しか出せな」かったことから逆転負けを食らっただけに、今日はどれだけ本来のサンフレッチェのサッカーが貫けるか、が勝敗のカギとなるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後2時キックオフ。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/06/03

京都戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第16節。サンフレッチェはホームで京都サンガと対戦します。
 第3節からの3連勝で5位まで順位を上げていた京都ですが、その後は失速して1勝1分け8敗。特にこのところ5連敗で14位まで後退し、最下位のG大阪との勝ち点差も3となっています。今季のリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ●0-2 鹿島  【鹿】ピトゥカ、知念
2A ●0-1 名古屋 【名】永井
3H ○2-0 FC東京 【京】川﨑、パトリック
4A ○2-0 湘南  【京】木下、山田
5A ○4-1 横浜FC 【京】パトリック、木下、山﨑、OG
6H ●0-3 神戸  【神】汰木2、大迫
7A ●1-2 福岡  【京】パトリック、【福】ルキアン、ウェリントン
8H ○2-1 G大阪 【京】豊川、パトリック、【G】石毛
9H ●2-3 鳥栖  【京】豊川、木下、【鳥】小野、OG、本田
10A △1-1 柏   【京】豊川、【柏】マテウス・サヴィオ
11H ●0-1 川崎F 【川】小林
12A ●1-4 横浜FM 【京】福田、【横FM】西村、OG、ヤン・マテウス、水沼
13H ●0-1 C大阪 【C】OG
14A ●1-2 札幌  【京】パトリック、【札】金子、浅野
15H ●0-2 浦和  【浦】興梠、ホセ・カンテ
 前節は高い位置からのプレスで浦和を圧倒したものの堅い守りを崩せず、逆にセットプレー崩れから2点を失って敗れています。チョウ・キジェ監督の下で積み上げてきた戦い方を貫くか、それとも現実的な戦い方にシフトするか。そろそろ決断の時を迎えようとしているかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると連戦の疲れや怪我を考えて、昨日は佐々木と大迫が練習に姿を見せなかったとのこと。大迫は浦和戦での怪我の影響が不安視されますが、スキッベ監督は「(京都戦は)大丈夫」と語っているとのこと。明日は選手のコンディションを見ながら、現状のベストメンバーで戦うことになりそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    野津田   東

越道             柏

   森島      川村

      Bカリファ

SUB:川浪、中野、松本泰、柴崎、エゼキエウ、鮎川、Dヴィエイラ
 ショッキングな逆転負けとなった浦和戦でしたが、その原因は相手のシステムチェンジに対応し切れず、前からの守備が機能しなくなったことでしょう。明日は激しいプレスのかけ合いを制して、ホームのファミリーに勝利の歓喜をもたらしてほしいと思います。

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2023/06/02

U-15中国プログレスリーグ第13節

先週末に行われたU-15中国プログレスリーグ第13節で、サンフレッチェ広島JrユースはJフィールド岡山に3-0で勝ち、首位をキープしました。なお第12節のハジャスFCジュニアユース戦は、何らかの理由で行われなかったようです。第12節、第13節日程のうち、結果が判明している試合は次の通り。
【第12節】
FCツネイシ 2-6 岡山U-15
鳥取U-15  0-0 Jフィールド岡山

【第13節】
広島Jrユース      3-0 Jフィールド岡山
岡山U-15        1-1 ハジャスFC
サンフレッチェくにびき 0-1 FCツネイシ

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  34   11   1   0   +43
2 ツネイシ  26    8   2   3   +15
3 J岡山   24    7   3   3   +10
4 岡山U-15  24    7   3   3    +9
5 シーガル  19    5   4   2    +8
6 びんご   11    3   2   6    -9
7 くにびき  10    3   1   8   -13
8 クレフィ   9    3   0   8   -12
9 ハジャス   9    2   3   7   -17
10 鳥取U-15   4    1   1  10   -34

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2023/06/01

第11節浦和戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第11節浦和戦は、森島のゴールで先制したものの逆転負けして6位に後退しました。
 サンフレッチェは前節から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    野津田  松本泰
    (→エゼキエウ65分)
茶島             東
(→中野71分)
   森島      川村
   (→柴崎89分)
      Bカリファ(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、柏、鮎川
 対する浦和は京都戦から3人入れ替えて、GK:西川、DF:酒井、ショルツ、ホイブラーテン、明本、MF:伊藤、岩尾(→リンセン67分)、モーベルグ(→大久保67分)、安居(→柴戸90+5分)、関根(→荻原82分)、FW:カンテ(→興梠67分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは5分に浦和でしたがその後は広島が高い位置からのプレスで主導権を握ります。前半6分には東のクロスに松本泰が合わせましたがわずかに枠外。13分にも松本泰が左足で打ちましたが西川に止められます。浦和もしっかりした守備から攻撃に転じて、12分にはCKのこぼれを拾われ関根に打たれましたが大迫がキャッチ。15分にはFKからのこぼれを打たれましたが大迫が抑え、25分には岩尾のシュートが枠外に外れます。広島は前半30分、東のCKからのこぼれをベン・カリファが狙ったものの西川のファインセーブに阻まれます。前半は広島がプレッシングと速い切り替えで攻めを構築したのに対して浦和はスペースを突く攻撃でリズムを作る、と言う感じで、両者スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半の頭からドウグラス・ヴィエイラを投入した広島は、高い位置からのプレスと即時奪回で浦和を押し込みます。後半3分の森島のクロスはシュートに結びつかなかったものの、後半4分に野津田の縦パスを受けたドウグラス・ヴィエイラがフリックすると、ここに走り込んだ川村がペナルティエリア内からシュート。これは西川が好反応で弾いたものの、逆サイドに詰めていた森島が決めて広島が先制点を奪いました。
 追いつきたい浦和はここから攻勢を強め、10分にはモーベルグの突破からのクロスに安居が飛び込みましたが住吉がクリアします。この場面で交錯した大迫が膝を痛めて倒れたものの、何とか立ち上がってプレーに復帰します。ところがややキックが不安定になった感じで、ボールを奪ってもなかなかつなげず、セカンドボールを拾われて波状攻撃を受けます。この流れが決定的になったのが大久保、興梠、リンセンと投入してきた後半21分以降。ボールを支配する浦和に対するプレスがかからず、浦和にチャンスを量産されます。そして後半27分、広島陣内で速いパスを回されてペナルティエリア内でフリーになった酒井に決められ、同点に追いつかれてしまいました。
 広島も浦和の攻勢を凌ぐと後半30分ごろから押し返し、33分にはエゼキエウの突破から森島と中野がシュートしたもののDFがクリア。35分にはエゼキエウのパスからドウグラス・ヴィエイラが倒されましたがファウルは取ってもらえません。終盤は再び浦和のペースとなって、37分には興梠に、また42分には大久保にシュートを打たれます。そして後半アディショナルタイムにクロスをリンセンが折り返すと伊藤のシュートが決まって浦和が勝ち越し。その後は広島が最後の力を振り絞って攻め込んだものの西川を中心とした守備は崩れず、悔しい試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「60分から65分くらいまでは、自分たちのほうが良いサッカーができていた」と語っていますが、確かに前半はほぼ広島のペース。高い位置からのプレスが効いて、浦和に自由を与えませんでした。そして更にその圧力を高めた後半立ち上がりに先制点を奪ったと言うことで、そこまでは広島の思い通りのゲームだったと言えるでしょう。ところが後半途中からは完全に浦和のペース。広島のプレスがかからずボールが奪えなかった上に、セカンドボールをほとんど拾われ、更に広島の低い位置からのつなぎもカットされて波状攻撃を受けました。スキッベ監督は「エゼを入れた時点で前に出たいという気持ちはあったのですが、残念ながら彼がボールを失ってしまうシーンが多かったと思います。あれだけの圧を受けて、守るしかない状況にされたのは間違いない」と語っていますが、たぶんエゼキエウだけの問題ではなかったかも。全体的にチームの重心が後ろに下がってしまい、積極性を失ってしまったのが原因だったように思います。全体的にチーム全体のパフォーマンスが下がってしまい、浦和に上回られてしまったのが敗因だった、と言えるでしょう。
 4月は好成績で上位進出を果たしたものの、5月のリーグ戦は2勝3敗とブレーキがかかってしまったサンフレッチェ。満田の離脱の影響があるのかも知れませんが、やはり上位を争うチームが広島のサッカーを良く研究して、その対策を打ってきたのが原因かも。この苦境を打開するには、まずは自分たちのサッカーを信じて、それをより高いレベルに引き上げることが必要なのだと思います。週2試合の連戦は来週まで続きますが、まずは戦い方を整理して自分たちのサッカーをブラッシュアップして、今後の3連戦を勝利で飾って欲しいと思います。

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