第14節名古屋戦
昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第14節名古屋戦は、川村のゴールで先制したもののユンカーの2ゴールで逆転されて、2連敗で5位に後退しました。
ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを今季初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
長谷川監督の激を受けた名古屋は、後半立ち上がりから積極的に前に出てきます。そして後半2分、森下のドリブルに越道が付いて行ったもののクリアできず、ゴール前を横切るクロスを逆サイドに詰めていたユンカーに押し込まれて勝ち越しを許してしまいました。
これで名古屋は守りを固め、カウンター狙いをはっきりさせてきます。それに対して広島は前半以上に攻撃の強度を上げて、8分には東のクロスに森島が飛び込みましたがわずかに合わずに枠外に外れ、10分の川村のミドルは枠外に外れます。志知を左WBに投入して東を右に回し、ツートップで点を取りに行こうとするスキッベ監督。25分には森島のクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせたボールはGKは見送ることしかできなかったもののわずかに外れ、34分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはGK正面を突きます。最後はイエローを受けていた荒木を外して4バックにして、前線に攻撃的な選手を並べて点を取りに行ったものの42分のドウグラス・ヴィエイラのヘッドも枠を捉えることができず、1点を取り返せないままに終了のホイッスルとなりました。
ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを初めて先発起用して戦ったわけですが、少なくとも前半は今季最高と言える内容だったと思います。エゼキエウの技術と運動量も凄かったのですが、やはり絶品だったのがドウグラス・ヴィエイラのポストプレー。ハイボールやクサビのパスをことごとく収め、味方に繋ぐことによって攻撃のリズムを作っていました。Football LABによると、前半の広島のシュートは13本だったのに対して名古屋は3本。ボール支配率は56%で、ほぼ45分間にわたって名古屋を自陣に押し込み続けました。名古屋が割り切って守備を固めていたため得点は1点にとどまりましたが、もっと点を取らなければならない前半だった、と言えるでしょう。
それに対して名古屋は「なんとか前半は(失点)ゼロでしのげれば」(長谷川監督)と言う戦いをしながらもセットプレーから同点に追いつき、後半は頭から攻勢をかけて勝ち越し点を奪ってその後は守りを固めて逃げ切りました。美しいサッカー、とは言えませんし、長谷川監督も「決して褒められた内容じゃない」と振り返っていますが、しかしサッカーはどんな形ででも相手より1点でも多く取れば勝ち、のスポーツ。勝利のためにチーム全体が規律を守り、ハードワークしたから勝利を引き寄せることができたのだ、と言えます。それに対して広島もやるべきことをやっていたのは間違いないのですが、しかしゴールを奪う、と言う点でもう少しだけ運と工夫が必要だった、と言う気がします。2失点目の原因となった越道の緩慢なプレーも含めて、わずかな「違い」を突き詰めて行くことが、今後のサンフレッチェにとって必要なことなのかも知れません。
広島公式サイト 名古屋公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ 戦評
日刊スポーツ スコア詳細
サッカーダイジェストWeb 直接FKで先生弾の川村
Football LAB
ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを今季初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
大迫 塩谷 荒木 佐々木 (→中野83分) 野津田 川村 (→Bカリファ62分) 越道 東 (→志知62分) 森島 エゼキエウ(→鮎川78分) (→松本泰83分) Dヴィエイラ SUB:川浪、山﨑対する名古屋は、GK:ランゲラック、DF:丸山、中谷、藤井、MF:和泉(→内田73分)、米本、稲垣、森下、、FW:マテウス・カストロ(→酒井66分)、永井(→長澤66分)、ユンカー(→野上81分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは広島で、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーとエゼキエウの神出鬼没の動きでチャンスを量産します。前半4分にはエゼキエウのパスをドウグラス・ヴィエイラがシュートしたもののGKがセーブ。6分には川村のシュートがポストを叩き、こぼれをドウグラス・ヴィエイラ、野津田が打ちましたが決めることができません。名古屋もカウンターからチャンスを作り、13分には森下の突破から稲垣が飛び込みましたがシュートは枠を外れて助かります。20分過ぎからは再び広島が攻勢に出て、23分にはエゼキエウがフェイントでDFをかわしてシュートしましたがGKがぎりぎりでセーブ。その直後にはCKのボールを東がボレーで狙いましたがヒットせず、30分の野津田のミドルもGKに弾かれます。そして前半38分、ドウグラス・ヴィエイラが倒されて得たFKを川村が蹴ると、低いボールが相手2人に当たってゴールネットを揺らし、広島が先制点を奪いました。しかしその後は名古屋の反撃を受け、41分のマテウス・カストロのFKは大迫が弾いたものの、その直後の和泉のCKを永井がフリック。これを逆サイドに詰めていたユンカーに決められてしまいます。その後広島はエゼキエウの2本の決定的なシュートで名古屋ゴールに迫ったものの決めることができず、同点でハーフタイムを迎えました。
長谷川監督の激を受けた名古屋は、後半立ち上がりから積極的に前に出てきます。そして後半2分、森下のドリブルに越道が付いて行ったもののクリアできず、ゴール前を横切るクロスを逆サイドに詰めていたユンカーに押し込まれて勝ち越しを許してしまいました。
これで名古屋は守りを固め、カウンター狙いをはっきりさせてきます。それに対して広島は前半以上に攻撃の強度を上げて、8分には東のクロスに森島が飛び込みましたがわずかに合わずに枠外に外れ、10分の川村のミドルは枠外に外れます。志知を左WBに投入して東を右に回し、ツートップで点を取りに行こうとするスキッベ監督。25分には森島のクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせたボールはGKは見送ることしかできなかったもののわずかに外れ、34分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはGK正面を突きます。最後はイエローを受けていた荒木を外して4バックにして、前線に攻撃的な選手を並べて点を取りに行ったものの42分のドウグラス・ヴィエイラのヘッドも枠を捉えることができず、1点を取り返せないままに終了のホイッスルとなりました。
ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを初めて先発起用して戦ったわけですが、少なくとも前半は今季最高と言える内容だったと思います。エゼキエウの技術と運動量も凄かったのですが、やはり絶品だったのがドウグラス・ヴィエイラのポストプレー。ハイボールやクサビのパスをことごとく収め、味方に繋ぐことによって攻撃のリズムを作っていました。Football LABによると、前半の広島のシュートは13本だったのに対して名古屋は3本。ボール支配率は56%で、ほぼ45分間にわたって名古屋を自陣に押し込み続けました。名古屋が割り切って守備を固めていたため得点は1点にとどまりましたが、もっと点を取らなければならない前半だった、と言えるでしょう。
それに対して名古屋は「なんとか前半は(失点)ゼロでしのげれば」(長谷川監督)と言う戦いをしながらもセットプレーから同点に追いつき、後半は頭から攻勢をかけて勝ち越し点を奪ってその後は守りを固めて逃げ切りました。美しいサッカー、とは言えませんし、長谷川監督も「決して褒められた内容じゃない」と振り返っていますが、しかしサッカーはどんな形ででも相手より1点でも多く取れば勝ち、のスポーツ。勝利のためにチーム全体が規律を守り、ハードワークしたから勝利を引き寄せることができたのだ、と言えます。それに対して広島もやるべきことをやっていたのは間違いないのですが、しかしゴールを奪う、と言う点でもう少しだけ運と工夫が必要だった、と言う気がします。2失点目の原因となった越道の緩慢なプレーも含めて、わずかな「違い」を突き詰めて行くことが、今後のサンフレッチェにとって必要なことなのかも知れません。
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