第15節湘南戦
昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第15節湘南戦は、ドウグラス・ヴィエイラのPKによる1点を守って勝利し、公式戦の連敗を3でストップしました。
スキッベ監督は前節から先発5人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
これで湘南は守りを固め、カウンター狙いに徹するようになります。広島は主にサイド攻撃から点を取りに行って、15分には茶島のFKに佐々木がバックヘッドで合わせたもののGKがファインセーブ。18分には柏のクロスを逆サイドでトラップしたベン・カリファが強烈なシュートを放ったものの、惜しくもポストに弾かれます。続いて21分にはエゼキエウがシュートしましたが枠外。38分には柏のクロスからベン・カリファのシュートはGKに弾かれ、こぼれを狙った川村のヘッドもまたもやバーに弾かれます。続いて42分にも柏のクロスに茶島がヘッドで合わせましたがGKが横っ飛びでキャッチし、47分には茶島のクロスに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。前半は広島が9本のシュートを放ったもののGKの好セーブもあってどうしても点が奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半もファーストシュートは広島で、1分にエゼキエウがシュートしましたが枠外に外れ、9分のエゼキエウのシュートも大きく外れて行きます。また12分には高い位置での守備からベン・カリファがシュートしましたがまたもやGKに弾かれます。湘南も後半7分に小野瀬がファーストシュートを放つと、16分には町野が遠目から狙ってきます。広島はドウグラス・ヴィエイラ、東に続いて柴崎と中野を投入。後半26分には中野の折り返しを柴崎がヘッドで狙いましたがGKが横っ飛びで抑えます。そして後半30分、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーから松本泰がペナルティエリア内からのシュートを放つと、これを止めようとした杉岡の脇の下に当たります。手に当たったかどうかは微妙な場所でしたが、しかし「身体を不自然に大きくしていた」のは間違いないことから主審はPKのジャッジ。そのPKをドウグラス・ヴィエイラが落ち着いて決めて、ようやく広島が先制点を奪いました。
この後に湘南は永木と阿部を投入して攻撃の姿勢を強め、広島も追加点を奪いに行って行き来の激しい展開となります。36分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。41分にはドウグラス・ヴィエイラがミドルレンジから狙いましたがブロックされます。逆に後半43分、阿部が思い切ってミドルを放ちましたが、大迫が素晴らしい反応で弾き出します。後半アディショナルタイムには中央を突破した中野が決定的なシュートを放ったものの、惜しくも枠を外れます。広島は最後に青山を投入して試合を締めて、3試合ぶりのリーグ戦勝利を挙げました。
リーグ戦で2連敗の後にルヴァンカップでも敗れて公式戦3連敗。しかも横浜FC戦から中2日での試合と言うことで、スキッベ監督は名古屋戦と横浜FC戦から先発5人を入れ替えてこの試合に臨みました。特にその中で注目されたのは、2/26の新潟戦以来3ヶ月ぶりの出場となった柏と、ここまでルヴァンカップ2試合に出場しただけでリーグ戦はベンチ入りもなかった住吉、そしてここまでベンチ入りもなかった茶島。怪我の影響などはあったもののルーキーの影に隠れてなかなか出場機会を掴めなかった彼らが、連敗脱出のミッションを果たすために起用されました。そして柏も茶島も持ち味を存分に発揮。柏は右足のクロスから何度も好機を演出し、茶島もサイドの突破とクロスへの飛び込みで決定機に絡みました。また住吉もカウンターを狙う湘南のFWに冷静に対応するとともに、高さを生かしてセットプレーでの守備を安定化させました。早い時間帯に数的不利になった湘南は守備を固めてカウンターとセットプレーから得点を狙う、と言う戦い方を徹底してきましたが、これはこのところ連敗中の広島にとっては「苦手」のパターンでもあるわけです。そのような展開の中でしっかりと試合をコントロールして無失点に抑えたこと、そしてPKとは言え1点を奪って勝利したことは、この日起用された選手たちが決して腐ることなく練習を積み重ね、良い準備をしてきたからだったと言えるでしょう。今週は中3日でリーグ戦が2試合続き、その後中2日で絶対に負けられない天皇杯2回戦がやってきます。この厳しい日程を勝ち抜くには、ここまで出場機会に恵まれなかった選手も含め、チーム一丸となって戦うしかありません。
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スキッベ監督は前節から先発5人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫 住吉 荒木 佐々木 松本泰 川村 (→青山90+3分) 茶島 柏(→東60分) (→中野71分) 森島 エゼキエウ(→柴崎71分) Bカリファ(→Dヴィエイラ60分) SUB:川浪、鮎川対する湘南も前節から5人入れ替えて、GK:ソン・ポムグン、DF:石原(→大野86分)、舘、大岩、杉岡、畑、MF:小野瀬(→永木80分)、茨田(→奥野60分)、FW:タリク(→阿部80分)、町野、若月(→鈴木60分)、と言うメンバーでした。キックオフからラッシュをかけた広島は、茶島のシュートや川村のシュートで湘南ゴールを脅かし、2分には松本泰が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後は湘南も反撃し、3分にはクサビのパスを受けた若月が反転して抜け出そうとしましたが佐々木がクリアします。そして前半12分、森島のパスをベン・カリファがスペースに出したところを舘がタックルすると、主審は著しく危険なプレーと見て一発退場のジャッジを下して、早々に広島が数的有利で戦うことになりました。
これで湘南は守りを固め、カウンター狙いに徹するようになります。広島は主にサイド攻撃から点を取りに行って、15分には茶島のFKに佐々木がバックヘッドで合わせたもののGKがファインセーブ。18分には柏のクロスを逆サイドでトラップしたベン・カリファが強烈なシュートを放ったものの、惜しくもポストに弾かれます。続いて21分にはエゼキエウがシュートしましたが枠外。38分には柏のクロスからベン・カリファのシュートはGKに弾かれ、こぼれを狙った川村のヘッドもまたもやバーに弾かれます。続いて42分にも柏のクロスに茶島がヘッドで合わせましたがGKが横っ飛びでキャッチし、47分には茶島のクロスに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。前半は広島が9本のシュートを放ったもののGKの好セーブもあってどうしても点が奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半もファーストシュートは広島で、1分にエゼキエウがシュートしましたが枠外に外れ、9分のエゼキエウのシュートも大きく外れて行きます。また12分には高い位置での守備からベン・カリファがシュートしましたがまたもやGKに弾かれます。湘南も後半7分に小野瀬がファーストシュートを放つと、16分には町野が遠目から狙ってきます。広島はドウグラス・ヴィエイラ、東に続いて柴崎と中野を投入。後半26分には中野の折り返しを柴崎がヘッドで狙いましたがGKが横っ飛びで抑えます。そして後半30分、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーから松本泰がペナルティエリア内からのシュートを放つと、これを止めようとした杉岡の脇の下に当たります。手に当たったかどうかは微妙な場所でしたが、しかし「身体を不自然に大きくしていた」のは間違いないことから主審はPKのジャッジ。そのPKをドウグラス・ヴィエイラが落ち着いて決めて、ようやく広島が先制点を奪いました。
この後に湘南は永木と阿部を投入して攻撃の姿勢を強め、広島も追加点を奪いに行って行き来の激しい展開となります。36分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。41分にはドウグラス・ヴィエイラがミドルレンジから狙いましたがブロックされます。逆に後半43分、阿部が思い切ってミドルを放ちましたが、大迫が素晴らしい反応で弾き出します。後半アディショナルタイムには中央を突破した中野が決定的なシュートを放ったものの、惜しくも枠を外れます。広島は最後に青山を投入して試合を締めて、3試合ぶりのリーグ戦勝利を挙げました。
リーグ戦で2連敗の後にルヴァンカップでも敗れて公式戦3連敗。しかも横浜FC戦から中2日での試合と言うことで、スキッベ監督は名古屋戦と横浜FC戦から先発5人を入れ替えてこの試合に臨みました。特にその中で注目されたのは、2/26の新潟戦以来3ヶ月ぶりの出場となった柏と、ここまでルヴァンカップ2試合に出場しただけでリーグ戦はベンチ入りもなかった住吉、そしてここまでベンチ入りもなかった茶島。怪我の影響などはあったもののルーキーの影に隠れてなかなか出場機会を掴めなかった彼らが、連敗脱出のミッションを果たすために起用されました。そして柏も茶島も持ち味を存分に発揮。柏は右足のクロスから何度も好機を演出し、茶島もサイドの突破とクロスへの飛び込みで決定機に絡みました。また住吉もカウンターを狙う湘南のFWに冷静に対応するとともに、高さを生かしてセットプレーでの守備を安定化させました。早い時間帯に数的不利になった湘南は守備を固めてカウンターとセットプレーから得点を狙う、と言う戦い方を徹底してきましたが、これはこのところ連敗中の広島にとっては「苦手」のパターンでもあるわけです。そのような展開の中でしっかりと試合をコントロールして無失点に抑えたこと、そしてPKとは言え1点を奪って勝利したことは、この日起用された選手たちが決して腐ることなく練習を積み重ね、良い準備をしてきたからだったと言えるでしょう。今週は中3日でリーグ戦が2試合続き、その後中2日で絶対に負けられない天皇杯2回戦がやってきます。この厳しい日程を勝ち抜くには、ここまで出場機会に恵まれなかった選手も含め、チーム一丸となって戦うしかありません。
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