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2023/05/31

今日の浦和戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手のコンディションについて「今回は中3日ですし、大丈夫ですね。ちゃんと回復していると思います」と語っています。出場機会が少なかったベテラン選手の活躍で連敗を脱出して、一気にポジション争いが厳しくなったサンフレッチェ。今日は誰が出場することになっても、全力プレーでチームに貢献してくれるに違いありません。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で午後7時半キックオフ。試合中継はテレビ埼玉とDAZNで予定されています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/05/30

浦和戦に向けて

サンフレッチェは明日、浦和のACL決勝のため延期されていたJ1リーグ第11節をアウェイで戦います。
 開幕から2連敗でスタートした今季の浦和でしたが、第3節から7試合を5勝2分けと負け無しと調子を上げてACL決勝を迎えました。そして疲れもあってかACLを制した直後の鳥栖戦こそ敗れたものの、その後の3試合は2勝1分け。消化試合数が2試合少ないにも関わらず勝ち点を24に伸ばして順位を6位に上げています。今季のリーグ戦のここまでの戦績は次の通り。
1A ●0-2 FC東京 【東】OG、渡邊
2A ●0-2 横浜FM 【横FM】アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス
3H ○2-1 C大阪 【浦】ショルツ、安居、【C】OG
4A ○1-0 神戸  【浦】伊藤
5H ○2-1 新潟  【浦】酒井、明本、【新】太田
6A ○3-0 柏   【浦】興梠、シャルク、明本
7A △0-0 名古屋
8H ○4-1 札幌  【浦】ショルツ、興梠、OG、ホイブラーテン、【札】菅
9A △1-1 川崎F 【浦】リンセン、【川】脇坂
10H ●0-2 鳥栖  【鳥】長沼、手塚
13H ○3-1 G大阪 【浦】ショルツ、大久保、安居、【G】ジェバリ
14A △0-0 福岡
15A ○2-0 京都  【浦】興梠、カンテ
 前節は京都の激しいプレスに苦しんだものの、セットプレーのこぼれ球から2点を奪って勝利を収めています。スコルジャ監督の下でプレッシングサッカーを指向してチーム作りを進めているものの、押し込まれた時にはブロックを作って耐え凌ぐことによって結果を出してきている浦和。明日も堅い守備をベースに、高い個の力で点を取って勝つ、と言う戦い方を狙ってくるかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、先発の半分を入れ替えて勝利した湘南戦のメンバーで行くのか、それとも元に戻すのか。私は流れを重視して、湘南戦と同じ先発メンバーで戦うと予想します。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  川村

茶島             柏

   森島   エゼキエウ

      Bカリファ

SUB:川浪、中野、野津田、東、柴崎、鮎川、Dヴィエイラ
 現在4位のサンフレッチェの1〜3位との勝ち点差はそれぞれ7.4,3。この試合で勝利すれば、一気に首位争いに再参戦できることになります。明日もチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいものです。

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2023/05/29

WEリーグ第20節仙台戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第20節マイナビ仙台レディース戦は、2点のリードを追いついたもののその後突き放されて敗れ、8試合連続勝利なしとなりました。
 レジーナは前節から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  中村   島袋
(→松原優90+1分)
     小川  増矢(→柳瀬85分)

       瀧澤(→川島85分)

立花            中嶋
(→上野66分)
       大内(→谷口66分)

SUB:福元、渡邊
 対する仙台は、GK:松本、DF:松永、國武、佐藤(→高平84分)、佐々木、MF:隅田(→市瀬68分)、中島、宮澤、FW:矢形、松窪、廣澤(→田畑55分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島は積極的にプレスに行って、中嶋と大内のシュートや近賀のミドルで仙台ゴールに迫ります。ところが先制点は仙台。前半10分、佐々木のクロスにGKが飛び出したものの触れず矢形にヘッドで決められてしまいました。
 この後も広島は前へ、前へのサッカーを展開して、20分には中嶋のクロスに立花が飛び込んだものの触れず、小川のシュートは枠外。22分には島袋が決定機を迎えましたがシュートは枠外に外れます。ところが得点はまたしても仙台。前半29分、隅田のクロスを松窪に決められてしまいました。広島はそれでも諦めずに攻めを構築し、増矢や左山が次々とシュートを放ったもののゴールは割れず、仙台の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとようやく広島の攻撃が爆発。4分には高い位置で奪った中嶋がそのままドリブルで持ち込み、ラストパスを立花が決めて1点差に迫ると、7分には中嶋がロングドリブルからクロスを入れると、ここに飛び込んだ瀧澤がヘッドで決めて同点に追いつきました。しかし後半15分、松窪のミドルが近賀に当たってコースが変わってゴールに飛び込みます。そしてその後も広島が攻め続けたもののゴールは生まれず、悔しい敗戦となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト  マイナビ仙台レディース公式サイト
WEリーグ公式サイト

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2023/05/28

第15節湘南戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第15節湘南戦は、ドウグラス・ヴィエイラのPKによる1点を守って勝利し、公式戦の連敗を3でストップしました。
 スキッベ監督は前節から先発5人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  川村
    (→青山90+3分)
茶島             柏(→東60分)
(→中野71分)
   森島   エゼキエウ(→柴崎71分)

      Bカリファ(→Dヴィエイラ60分)

SUB:川浪、鮎川
 対する湘南も前節から5人入れ替えて、GK:ソン・ポムグン、DF:石原(→大野86分)、舘、大岩、杉岡、畑、MF:小野瀬(→永木80分)、茨田(→奥野60分)、FW:タリク(→阿部80分)、町野、若月(→鈴木60分)、と言うメンバーでした。キックオフからラッシュをかけた広島は、茶島のシュートや川村のシュートで湘南ゴールを脅かし、2分には松本泰が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後は湘南も反撃し、3分にはクサビのパスを受けた若月が反転して抜け出そうとしましたが佐々木がクリアします。そして前半12分、森島のパスをベン・カリファがスペースに出したところを舘がタックルすると、主審は著しく危険なプレーと見て一発退場のジャッジを下して、早々に広島が数的有利で戦うことになりました。
 これで湘南は守りを固め、カウンター狙いに徹するようになります。広島は主にサイド攻撃から点を取りに行って、15分には茶島のFKに佐々木がバックヘッドで合わせたもののGKがファインセーブ。18分には柏のクロスを逆サイドでトラップしたベン・カリファが強烈なシュートを放ったものの、惜しくもポストに弾かれます。続いて21分にはエゼキエウがシュートしましたが枠外。38分には柏のクロスからベン・カリファのシュートはGKに弾かれ、こぼれを狙った川村のヘッドもまたもやバーに弾かれます。続いて42分にも柏のクロスに茶島がヘッドで合わせましたがGKが横っ飛びでキャッチし、47分には茶島のクロスに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。前半は広島が9本のシュートを放ったもののGKの好セーブもあってどうしても点が奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半もファーストシュートは広島で、1分にエゼキエウがシュートしましたが枠外に外れ、9分のエゼキエウのシュートも大きく外れて行きます。また12分には高い位置での守備からベン・カリファがシュートしましたがまたもやGKに弾かれます。湘南も後半7分に小野瀬がファーストシュートを放つと、16分には町野が遠目から狙ってきます。広島はドウグラス・ヴィエイラ、東に続いて柴崎と中野を投入。後半26分には中野の折り返しを柴崎がヘッドで狙いましたがGKが横っ飛びで抑えます。そして後半30分、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーから松本泰がペナルティエリア内からのシュートを放つと、これを止めようとした杉岡の脇の下に当たります。手に当たったかどうかは微妙な場所でしたが、しかし「身体を不自然に大きくしていた」のは間違いないことから主審はPKのジャッジ。そのPKをドウグラス・ヴィエイラが落ち着いて決めて、ようやく広島が先制点を奪いました。
 この後に湘南は永木と阿部を投入して攻撃の姿勢を強め、広島も追加点を奪いに行って行き来の激しい展開となります。36分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。41分にはドウグラス・ヴィエイラがミドルレンジから狙いましたがブロックされます。逆に後半43分、阿部が思い切ってミドルを放ちましたが、大迫が素晴らしい反応で弾き出します。後半アディショナルタイムには中央を突破した中野が決定的なシュートを放ったものの、惜しくも枠を外れます。広島は最後に青山を投入して試合を締めて、3試合ぶりのリーグ戦勝利を挙げました。
 リーグ戦で2連敗の後にルヴァンカップでも敗れて公式戦3連敗。しかも横浜FC戦から中2日での試合と言うことで、スキッベ監督は名古屋戦と横浜FC戦から先発5人を入れ替えてこの試合に臨みました。特にその中で注目されたのは、2/26の新潟戦以来3ヶ月ぶりの出場となった柏と、ここまでルヴァンカップ2試合に出場しただけでリーグ戦はベンチ入りもなかった住吉、そしてここまでベンチ入りもなかった茶島。怪我の影響などはあったもののルーキーの影に隠れてなかなか出場機会を掴めなかった彼らが、連敗脱出のミッションを果たすために起用されました。そして柏も茶島も持ち味を存分に発揮。柏は右足のクロスから何度も好機を演出し、茶島もサイドの突破とクロスへの飛び込みで決定機に絡みました。また住吉もカウンターを狙う湘南のFWに冷静に対応するとともに、高さを生かしてセットプレーでの守備を安定化させました。早い時間帯に数的不利になった湘南は守備を固めてカウンターとセットプレーから得点を狙う、と言う戦い方を徹底してきましたが、これはこのところ連敗中の広島にとっては「苦手」のパターンでもあるわけです。そのような展開の中でしっかりと試合をコントロールして無失点に抑えたこと、そしてPKとは言え1点を奪って勝利したことは、この日起用された選手たちが決して腐ることなく練習を積み重ね、良い準備をしてきたからだったと言えるでしょう。今週は中3日でリーグ戦が2試合続き、その後中2日で絶対に負けられない天皇杯2回戦がやってきます。この厳しい日程を勝ち抜くには、ここまで出場機会に恵まれなかった選手も含め、チーム一丸となって戦うしかありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  湘南公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  苦しみながらも白星
Football LAB

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2023/05/27

今日の湘南戦

中国新聞によると、塩谷の離脱によって空いたCBのポジションについてスキッベ監督は、志知、山﨑、中野、住吉の「4人を試しながら使って行く」と語っているとのこと。このところセットプレーからの失点が続いているだけに、大事な場面で守備陣がしっかりと守り切れるかどうか、が今日の試合のポイントになるかも知れません。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベント等についてはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで行われます。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/05/26

湘南戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第15節。サンフレッチェは久々のホームゲームを湘南ベルマーレと戦います。
 「5位以内」を目標にスタートした今シーズンの湘南は開幕戦に大勝して好スタートを切り、第9節までは2勝5分け2敗で11位に付けていたものの、その後は4連敗で17位に後退しています。今季のこれまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1A ○5-1 鳥栖  【湘】大橋3、平岡、小野瀬、【鳥】小野
2H △2-2 横浜FC 【湘】町野、OG、【横FC】小川2
3A △1-1 川崎F 【湘】平岡、【川】瀬川
4H ●2-0 京都  【湘】木下、山田楓
5A ●1-2 福岡  【湘】小野瀬、【福】山岸2
6H ○4-1 G大阪 【湘】町野4、【G】ジェバリ
7A △2-2 FC東京 【湘】杉岡、タリク、【東】仲川、エンリケ・トレヴィザン
8H △1-1 横浜FM 【湘】鈴木、【横FM】アンデルソン・ロペス
9A △2-2 名古屋 【湘】山田直、町野、【名】森下、中谷
10A ●0-2 神戸  【神】初瀬、山口
11H ●1-2 柏   【湘】杉岡、【柏】マテウス・サヴィオ、細谷
13H ●2-4 札幌  【湘】町野、阿部、【札】駒井、小柏、浅野、スパチョーク
14H ●0-2 C大阪 【湘】レオ・セアラ、上門
 先発メンバー5人を変更して臨んだ前節は、前半から何度も決定機を作ったもののキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれて決めることができず、2点を奪われて敗れています。ミッドウィークに行われたルヴァンカップ第5節でも清水に3点を奪われて敗れるなど、2ヶ月近く勝利から見放されている湘南。明日こそは勝ちたいと思って、全力で戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらも公式戦3連敗中。また先発をほとんど変えずに臨んだ横浜FC戦から中2日と言うことを考えると、ある程度選手を入れ替えてくる可能性もありそうです。と言うことでどんなメンバーを起用するかは読めないのですが、私は希望も込めて次のように予想します。
       大迫

   山﨑  荒木 佐々木

    野津田  川村

柏              東

       森島

   Bカリファ  鮎川

SUB:川浪、志知、中野、松本泰、柴崎、エゼキエウ、Dヴィエイラ
 連敗で5位に後退し、首位・神戸との勝ち点差が7に広がったサンフレッチェ。優勝争いから脱落しないためには、これ以上負けるわけにはいきません。あすは久々にホームで戦える利を生かして、勝ち点3をゲットして欲しいと思います。

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日本代表に大迫と川村

日本サッカー協会はキリンチャレンジカップに臨む日本代表を発表し、広島から大迫敬介、川村拓夢両選手が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】シュミット(シントトロイデンVV)、中村(ポルティモネンセ)、大迫(広島)
【DF】谷口(アルラヤナン)、板倉(ボルシアMG)、森下(名古屋)、
    伊藤(シュツットガルト)、瀬古(グラスホッパー)、菅原(AZ)
【MF/FW】
    遠藤(シュツットガルト)、伊東(ランス)、浅野(VfLボーフム)、
    守田(スポルディング)、川辺(グラスホッパー)、相馬(カーザ・ピア)、
    鎌田(アイントラハト・フランクフルト)、三苫(ブライトン)、
    古橋、前田、旗手(セルティック)、堂安(フライブルグ)、
    上田(セルクル・ブルージュ)、川村(広島)、中村(LASK)、
    久保(レアル・ソシエダ)、川崎(京都)
 3月に招集されたメンバーから谷、半田(G大阪)、冨安(アーセナル)、橋岡(シントトロイデン)、角田、西村(横浜FM)、バングーナガンデ(FC東京)、町野(湘南)、田中(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)が外れ、中村、谷口、川辺、相馬、古橋、旗手が復帰。また新たに森下、川村、川崎が招集されています。このメンバーは6/11のJ1リーグ第17節終了後に集合して、5/15のエルサルバドル戦と6/20のペルー戦を戦います。

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2023/05/25

ルヴァン杯GS第5節横浜FC戦

昨日アウェイで行われたルヴァンカップグループステージ第5節横浜FC戦は0-1で敗れ、プライムステージ進出決定は最終節に持ち越しとなりました。
 サンフレッチェは怪我の塩谷の代わりに志知を起用した以外は名古屋戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  佐々木  荒木  志知(→山﨑HT)

    野津田  川村
    (→柏65分)
越道             東(→Bカリファ90+4分)
(→鮎川79分)
   森島   エゼキエウ
   (→松本泰HT)
     Dヴィエイラ

SUB:川浪、柴崎
 対する横浜FCはリーグ戦から全員入れ替えて、GK:永井、DF:ユーリ・ララ、ヴァンイヤーデン、宇田、MF:近藤(→小川72分)、高井、三田、武田(→マテウス・モラエス83分)、カプリーニ(→新井83分)、坂本(→高塩87分)、FW:マルセロ・ヒアン、と言うメンバーでした。フレッシュなメンバーで試合に臨んだ横浜FCは序盤から積極的に前に出てきます。それに対して広島はパス回しでプレスを外して敵陣に迫り、何度もセットプレーのチャンスを得ます。前半7分にはCKのこぼれをエゼキエウが狙いましたが枠外。9分には森島のCKを荒木が頭に当てますがゴールラインを割ります。また20分にも東のCKに荒木がヘッドで合わせましたが、叩きつけたボールはわずかに枠を外れます。また24分には高い位置で奪った野津田のパスからチャンスを作り、エゼキエウのラストパスに東が詰めましたがGKのファインセーブに防がれます。逆に前半27分、横浜の右からのFKのボールをユーリ・ララに決められて、先制点を許してしまいました。
 これで勢いの出た横浜は、ラインを高くして広島の攻撃を食い止めつつ追加点を狙いに来ます。33分にはマルセロ・ヒアンの落としに飛び込んだ三田がシュート体勢に入ったものの佐々木がカバー。42分にはカプリーニとのコンビネーションでマルセロ・ヒアンに打たれましたが枠外で助かり、アディショナルタイムには坂本、武田に打たれましたがDFが身体を入れて防ぎます。広島も41分にCKにドウグラス・ヴィエイラが合わせたもののチャンスは少なく、横浜FCの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半の頭から松本泰と山﨑を投入して流れを変えようとする広島。7分には東のパスで裏を取った川村のクロスはGKに防がれ、12分の川村のシュートはポストを直撃。20分の松本泰のヘッドもまたもやポストに弾かれます。また25分にはドウグラス・ヴィエイラと松本泰が、29分にも松本泰がシュートしましたがゴールを割れず。33分にも柏のクロスに川村が合わせましたが枠を捉えることができません。広島は次々と攻撃的な選手を投入し、布陣も変えながら点を取りに行きますがどうしてもゴールは割れず、最後はドウグラス・ヴィエイラが肘打ちを食らって流血しながらも最後まで戦い抜いたものの点は奪えず、無情のホイッスルが鳴り響きました。
 試合後にスキッベ監督は「相手のゴールが決まるまではすごく良いサッカーができた...後半のパフォーマンスはすごく満足しています」と語っていますが、しかし実際のところは神戸戦や名古屋戦ほどの内容ではなかったように思います。DAZNの解説は「疲れがあるのではないか」と何度も言っていましたが、やはりほぼ同じメンバーで中3日で戦った影響か動きにキレがなく、フレッシュなメンバーを揃えた相手を上回ることができませんでした。決定的なシュートが3回もポストに弾かれた不運はあったにしろ、良い時のようなサッカーからは物足りない試合だった、と思います。リーグ戦で今季初めての連敗を喫したことや、満田の離脱の影響もあったとは思いますが、やはりチームとして悪いサイクルに入ってしまっているのではないでしょうか。今後も中2日、中3日での5連戦が待っていますが、何とか立て直して欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  横浜FC公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
日刊スポーツ  スコア詳細

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2023/05/24

今日の横浜FC戦

中国新聞によると塩谷が名古屋戦で肩を負傷していたそうで、スキッベ監督は「14日間ぐらい(チームを)離れることになるだろう」と語っていたそうです。一方、柏が約2ヶ月ぶりにメンバー入りするとのこと。今日はフレッシュなメンバーで戦って勝ち点3をゲットして、プライムステージ進出を決めて欲しいと思います。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で、午後7時キックオフ。テレビ放送はスカパー!プレミアムサービスのスカチャン8(ch. 588)で生放送が、スカパー!サービスのCS801で5/26(金)の4時半から録画放送が予定されています。またSPOOXのサッカーLIVEでの配信もありますが、スカパー!のサッカーセット契約者はスカパー!番組配信をご覧下さい。今日は久しぶりにブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!等を見れない方はこちらをご覧下さい。

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2023/05/23

横浜FC戦に向けて

明日はルヴァンカップグループステージ第5節。サンフレッチェはアウェイで横浜FCと対戦します。
 リーグ戦は開幕から10試合勝ちなしと低迷していた横浜FCでしたが、新潟戦から3バックに変更。後ろに人数をかけて守備を固め、カウンターで得点を狙うと言う戦い方が功を奏して、5月は3勝1敗で順位も16位に上げています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
8H ●0-3 広島  【広】東、OG、ドウグラス・ヴィエイラ
L4H ●0-2 名古屋 【名】貴田2
9A △1-1 G大阪 【横FC】ンドカ、【G】宇佐美
10H ●1-4 札幌  【横FC】近藤、【札】浅野2、小柏、田中
11H ○1-0 新潟  【横FC】ユーリ・ララ
12A ●0-3 神戸  【神】大迫2、佐々木
13A ○1-0 柏   【横FC】小川
14H ○2-1 川崎F 【横FC】井上、山下、【川】瀬古
 ルヴァンカップはこれまで4連敗で、既にプレミアステージへの進出の可能性はなくなっていますが、だからこそ今後に生かせるような戦い方をしてくるはず。中3日で続くリーグ戦の間の試合と言うことも考えて、フレッシュなメンバーで戦う可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとスキッベ監督はこれから3週間で6試合の連戦が続くことに関して「すべての試合を同じ11人で戦えるとは考えていない。メンバーをどうするかはその都度決めたい」と語っているとのこと。名古屋戦で先発したドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウは無理をさせず、少なくとも前線のメンバーは変えてくるのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰   東

越道            志知

       川村

   Bカリファ  鮎川

SUB:川浪、山﨑、中野、青山、茶島、エゼキエウ、ドウグラス・ヴィエイラ
 グループステージの2位以上が確定し、2位グループの中では最も勝ち点を稼いでいるサンフレッチェですが、プライムステージ進出のためには少なくともあと1勝は必要だと思われます。明日もチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいものです。

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2023/05/22

高円宮杯PLウェスト第7節静岡学園高戦

昨日アウェイで行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第7節で、サンフレッチェ広島ユースは静岡学園高に2-3で敗れました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:山根、黒木、中光、石原、MF:松本、木村(→鳥井88分)、石橋(→木吹82分)、竹山(→中島20分)、FW:角掛(→井上愛76分)、中川。前半16分にヘディングシュートのこぼれを押し込まれて先制点を奪われましたが、37分に木村が相手のパスミスを奪い松本が決めました。しかし後半21分と34分にセットプレーから失点し、後半アディショナルタイムに井上愛が1点返したものの追いつけずに終わりました。第7節の全結果と順位表は次の通り。
【第7節】
履正社高   2-1 米子北高
神戸U-18   1-0 大津高
横浜FCユース 3-3 磐田U-18
静岡学園高  3-2 広島ユース
名古屋U-18  1-2 神村学園高
東福岡高   1-0 鳥栖U-18

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  16     7    5   1   1    +8
2 神村学園高  15     7    5   0   2    +8
3 名古屋U-18  11     7    3   2   2    +5
4 広島ユース  11     7    3   2   2    +4
5 神戸U-18   11     7    3   2   2    -1
6 大津高    10     7    3   1   3     0
7 米子北高   10     7    3   1   3    -1
8 東福岡高    9     7    3   0   4    -1
9 履正社高    9     7    3   0   4    -7
10 鳥栖U-18    8     7    2   2   3    -1
11 横浜FCユース  6     7    1   3   3    -5
12 磐田U-18    2     7    0   2   5    -9

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2023/05/21

第14節名古屋戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第14節名古屋戦は、川村のゴールで先制したもののユンカーの2ゴールで逆転されて、2連敗で5位に後退しました。
 ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを今季初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
       (→中野83分)
    野津田  川村
    (→Bカリファ62分)
越道             東
(→志知62分)
   森島   エゼキエウ(→鮎川78分)
   (→松本泰83分)
     Dヴィエイラ

SUB:川浪、山﨑
 対する名古屋は、GK:ランゲラック、DF:丸山、中谷、藤井、MF:和泉(→内田73分)、米本、稲垣、森下、、FW:マテウス・カストロ(→酒井66分)、永井(→長澤66分)、ユンカー(→野上81分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは広島で、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーとエゼキエウの神出鬼没の動きでチャンスを量産します。前半4分にはエゼキエウのパスをドウグラス・ヴィエイラがシュートしたもののGKがセーブ。6分には川村のシュートがポストを叩き、こぼれをドウグラス・ヴィエイラ、野津田が打ちましたが決めることができません。名古屋もカウンターからチャンスを作り、13分には森下の突破から稲垣が飛び込みましたがシュートは枠を外れて助かります。20分過ぎからは再び広島が攻勢に出て、23分にはエゼキエウがフェイントでDFをかわしてシュートしましたがGKがぎりぎりでセーブ。その直後にはCKのボールを東がボレーで狙いましたがヒットせず、30分の野津田のミドルもGKに弾かれます。そして前半38分、ドウグラス・ヴィエイラが倒されて得たFKを川村が蹴ると、低いボールが相手2人に当たってゴールネットを揺らし、広島が先制点を奪いました。しかしその後は名古屋の反撃を受け、41分のマテウス・カストロのFKは大迫が弾いたものの、その直後の和泉のCKを永井がフリック。これを逆サイドに詰めていたユンカーに決められてしまいます。その後広島はエゼキエウの2本の決定的なシュートで名古屋ゴールに迫ったものの決めることができず、同点でハーフタイムを迎えました。
 長谷川監督の激を受けた名古屋は、後半立ち上がりから積極的に前に出てきます。そして後半2分、森下のドリブルに越道が付いて行ったもののクリアできず、ゴール前を横切るクロスを逆サイドに詰めていたユンカーに押し込まれて勝ち越しを許してしまいました。
 これで名古屋は守りを固め、カウンター狙いをはっきりさせてきます。それに対して広島は前半以上に攻撃の強度を上げて、8分には東のクロスに森島が飛び込みましたがわずかに合わずに枠外に外れ、10分の川村のミドルは枠外に外れます。志知を左WBに投入して東を右に回し、ツートップで点を取りに行こうとするスキッベ監督。25分には森島のクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせたボールはGKは見送ることしかできなかったもののわずかに外れ、34分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはGK正面を突きます。最後はイエローを受けていた荒木を外して4バックにして、前線に攻撃的な選手を並べて点を取りに行ったものの42分のドウグラス・ヴィエイラのヘッドも枠を捉えることができず、1点を取り返せないままに終了のホイッスルとなりました。
 ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを初めて先発起用して戦ったわけですが、少なくとも前半は今季最高と言える内容だったと思います。エゼキエウの技術と運動量も凄かったのですが、やはり絶品だったのがドウグラス・ヴィエイラのポストプレー。ハイボールやクサビのパスをことごとく収め、味方に繋ぐことによって攻撃のリズムを作っていました。Football LABによると、前半の広島のシュートは13本だったのに対して名古屋は3本。ボール支配率は56%で、ほぼ45分間にわたって名古屋を自陣に押し込み続けました。名古屋が割り切って守備を固めていたため得点は1点にとどまりましたが、もっと点を取らなければならない前半だった、と言えるでしょう。
 それに対して名古屋は「なんとか前半は(失点)ゼロでしのげれば」(長谷川監督)と言う戦いをしながらもセットプレーから同点に追いつき、後半は頭から攻勢をかけて勝ち越し点を奪ってその後は守りを固めて逃げ切りました。美しいサッカー、とは言えませんし、長谷川監督も「決して褒められた内容じゃない」と振り返っていますが、しかしサッカーはどんな形ででも相手より1点でも多く取れば勝ち、のスポーツ。勝利のためにチーム全体が規律を守り、ハードワークしたから勝利を引き寄せることができたのだ、と言えます。それに対して広島もやるべきことをやっていたのは間違いないのですが、しかしゴールを奪う、と言う点でもう少しだけ運と工夫が必要だった、と言う気がします。2失点目の原因となった越道の緩慢なプレーも含めて、わずかな「違い」を突き詰めて行くことが、今後のサンフレッチェにとって必要なことなのかも知れません。

広島公式サイト  名古屋公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細
サッカーダイジェストWeb  直接FKで先生弾の川村
Football LAB

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2023/05/20

今日の名古屋戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は「例えばドウグラス・ヴィエイラ選手やエゼキエウ選手、鮎川峻選手あたりの先発起用の可能性は?」と言う問いに対して「忘れていけないのは、彼らは長い長い怪我による離脱から明けて、それほど時間は経っていないというところ。チームが100のトレーニングをした中で、そのうちの半分ぐらいしか積み上げてこれていない。焦ってしまってはならない」と答えています。と言うことでおそらくは今日もいつものメンバーでスタートして、選手交代で流れをつかんで勝利を目指すことになりそうです。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで午後3時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日も都合でブログでの速報はできない予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。

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2023/05/19

名古屋戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第14節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 第4節に2位に上がった名古屋はその後も負けなしでその位置をキープしてきましたが、このところ5試合は1勝3分け1敗でやや勢いを落としています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L2A ○2-1 広島  【名】森下、永井、【広】川村
6A ○3-1 新潟  【名】永井、ユンカー、稲垣、【新】太田
L3H ○3-2 横浜FC 【名】酒井2、永井、【横FC】中村、伊藤
7H △0-0 浦和
8A ○2-1 川崎F 【名】ユンカー、マテウス・カストロ、【川】宮代
L4A ○2-0 横浜FC 【名】貴田2
9H △2-2 湘南  【名】森下、中谷、【湘】山田、町野
10A △1-1 横浜FM 【名】森下、【横FM】喜田
11H △2-2 神戸  【名】ユンカー、藤井、【神】大迫、佐々木
12H ○1-0 G大阪 【名】稲垣
13A ●0-2 鹿島  【鹿】鈴木、知念
 「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」と銘打って国立競技場で行われた前節は、鹿島の堅い守備とロングボール攻撃に攻めあぐね、セットプレーから先制点を与えると後半39分にも決定的な2点目を奪われて敗れています。現在、勝ち点も得失点差も同じ広島と3位で並んでいるものの、首位・神戸との勝ち点差は6。また広島よりも消化試合数が1試合多いことを考えると、明日は万全な広島対策を立てて必勝体制を整えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節は攻め込みながらも無得点に終わったことから、今週は選手全員でクロスからのシュート練習を行ったとのこと。名古屋も1試合平均失点が0.46と堅い守備を誇っているだけに、最初からツートップで戦う可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

       森島

  Bカリファ Dヴィエイラ

SUB:川浪、中野、山﨑、志知、松本泰、エゼキエウ、鮎川
 広島としても前節の敗戦で神戸との勝ち点差が6に開いただけに、これ以上引き離されるわけにはいきません。明日はシュート練習の成果を生かして、勝ち点3を取って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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2023/05/18

紫熊倶楽部6月号

先週発売の「紫熊倶楽部」6月号(Vol. 304)を紹介します。表紙とトップ記事で取り上げられているのは佐々木選手。「マエストロ」と呼ぶべき存在感を示している彼のサッカーに対する考え方やプライベートの過ごし方、そして今のサンフレッチェに対する思いなどについて、15,000字にわたるインタビューとなっています。続いて取り上げられているのは越道選手。「切り替えの天才」と言うタイトルで、高卒ルーキーながらポジションを奪取した秘密を解き明かしています。
 「match report」はルヴァンカップの神戸戦2試合と、J1リーグの鳥栖戦、横浜FC戦、FC東京戦、C大阪戦、福岡戦、そしてWEリーグの新潟戦、大宮戦、東京V戦、長野戦、浦和戦。「READERS AREA」を挟んで、後ろのカラーページの最初は満田選手の怪我についての詳細を書いています。続いて「短期集中連載 信江雅美スタジアムパーク準備室長インタビュー」では、新スタジアムの指定管理者として何をしようとしているか、その具体策について説明しています。更に5/27の湘南戦と6/4の京都戦に向けて、スキッベ監督と選手たちが甲冑姿や浴衣姿で撮影した場面を紹介しています。
 「SANFRECCE HIROSHIMA REGINA PLAYERS」に続いて取り上げられているのは、肩の手術とリハビリを経てようやくピッチに立てるようになってきた呉屋選手。そして最後はいつものように、SIGMA CALENDERと紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。

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2023/05/17

スキッベ監督とドウグラス・ヴィエイラ選手が受賞

Jリーグは昨日、4月度のJ1リーグ月間優秀監督賞にスキッベ監督を、またJ1月間MVPにドウグラス・ヴィエイラ選手を選出しました。スキッベ監督が月間優秀監督賞を受賞したのは昨年の4月度と8月度に続いて3度目で、Jリーグ選考委員会は「ドウグラスヴィエイラ選手を最後の切り札にしての采配は抜群。4月に勝点12を稼ぎチームを浮上させた。チームを同じ方向にもっていく、素晴らしいモチベーター」(反町委員)と受賞理由を説明しました。一方ドウグラス・ヴィエイラ選手の受賞は、東京V在籍時の2017年10月度にJ2月間MVPを受賞して以来2度目。「圧巻のゴールラッシュを演じた最高のジョーカー。好機を逃さぬ決定力の高さは別格で、次々と勝利を呼び込んだ」(北條委員)と評価されました。

Jリーグ公式サイト  4月度J1月間優秀監督賞  4月度J1月間MVP

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2023/05/16

U-15中国プログレスリーグ第11節

週末に行われた高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国の第11節で、サンフレッチェ広島Jrユースはクレフィオ山口Jrユースを下して首位をキープしました。第11節の全結果と順位表は次の通り。
【第11節】
広島Jrユース   4-0 クレフィオ山口Jrユース
岡山U-15     1-1 サンフレッチェくにびき
シーガル広島   1-1 ハジャスFCJrユース
FCツネイシ    6-0 鳥取U-15
Jフィールド岡山 1-0 サンフレッチェびんご

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  31   10   1   0   +40
2 ツネイシ  23    4   2   2   +18
3 J岡山   23    7   2   2   +13
4 岡山U-15  20    6   2   3    +5
5 シーガル  19    5   4   2    +8
6 びんご   11    3   2   6    -9
7 くにびき  10    3   1   7   -12
8 クレフィ   9    3   0   8   -12
9 ハジャス   8    2   2   7   -17
10 鳥取U-15   3    1   0  10   -34

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2023/05/15

高円宮杯PLウェスト第6節鳥栖戦

昨日アウェイで行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第6節で鳥栖U-18と対戦したサンフレッチェ広島ユースは、1-1で引き分けて4位に後退しました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:山根、黒木、中光、石原、MF:松本、木村、石橋(→中島63分)、竹山(→鳥井90+3分)、FW:角掛(→井上愛63分)、中川。ゲキサカの記事によると攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい試合だったそうで、立ち上がりは鳥栖が鋭い出足で広島を押し込んだそうです。そして前半15分、DFラインからのフィードに反応した渡邊が身体を伸ばして頭に当てると、このボールが弧を描いて広島のゴールネットに収まり鳥栖が先制しました。これに対して広島は飲水タイムに修正して主導権を握り返したとのこと。後半は打ち合いになったそうですが、20分に中川、井上愛、松本とつないで中島が右足で決めて同点に追いつきました。その後は両チームとも激しく攻め合ったものの追加点は奪えず、そのまま勝ち点1ずつを分け合いました。第6節の全結果と順位表は次の通り。
【第6節】
神村学園高 4-1 履正社高
大津高   5-3 横浜FCユース
磐田U-18  1-3 東福岡高
鳥栖U-18  1-1 広島ユース
名古屋U-18 1-1 静岡学園高
米子北高  1-0 神戸U-18

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  13     6    4   1   1    +7
2 神村学園高  12     6    4   0   2    +7
3 名古屋U-18  11     6    3   2   1    +6
4 広島ユース  11     6    3   2   1    +5
5 大津高    10     6    3   1   2    +1
6 米子北高   10     6    3   1   2     0
7 鳥栖U-18    8     6    2   2   2     0
8 神戸U-18    8     6    2   2   2    -2
9 東福岡高    6     6    2   0   4    -2
10 履正社高    6     6    2   0   4    -8
11 横浜FCユース  5     6    1   2   3    -5
12 磐田U-18    1     6    0   1   5    -9

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2023/05/14

第13節神戸戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第13節神戸戦は、開幕戦以来の無得点で敗れ、暫定4位に後退しました。
 満田に代わって右WBに起用されたのは越道。また志知を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫敬

  塩谷   荒木 佐々木翔

       野津田(→Dヴィエイラ60分)

     東   川村
    (→山﨑88分)
越道            志知(→エゼキエウHT)
(→中野60分)
       森島
   
      Bカリファ(→鮎川72分)

SUB:川浪、松本泰
 対する神戸は酒井が欠場して、GK:前川、DF:初瀬、山川、トゥーレル、本多、MF:齊藤、山口、佐々木大(→大崎67分→井出78分)、汰木(→パトリッキ78分)、FW:武藤、大迫勇、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、キックオフ直後の荒木のフィードをベン・カリファが落とすと、抜け出した川村がシュートしましたが前川に止められます。その後は神戸に攻め込まれ、6分には山口にシュートを打たれたもののDFがブロック。9分には大迫勇がロングシュートを打ってきます。また19分にはCKを佐々木大に狙われましたが大迫敬ががっちりとキャッチします。対する広島も17分に森島の落としたボールから川村が中央突破を狙ったもののDFが対応。30分には森島が直接FKを狙ったものの枠外に外れ、35分には東のCKに森島が合わせましたがこれも枠を捉えることができません。また41分には野津田のクロスに塩谷がヘッドで合わせましたがGKに抑えられます。逆に42分にはこぼれ球を佐々木大に狙われましたが枠外に外れます。前半はお互いに相手ゴールに迫るシーンを多く作ったものの守備は堅く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとスキッベ監督はエゼキエウを投入。東を左WBに回して流れをつかもうとします。しかし後半1分、エゼキエウのパスから東が鋭いクロスを入れたもののクリアされると、そのカウンターからの武藤のクロスを荒木がクリアし切れず先制点を許してしまいました。
 追いつきたい広島は、前からの圧力を強めて神戸を押し込みます。そして13分には川村の仕掛けからエゼキエウがシュートしましたがGKの正面。16分には右からのクロスに東が合わせましたがGKの正面を突き、続いて右からのクロスを東が落とし、ドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたがGKの好反応に阻まれます。その直後に神戸はカウンターから汰木が決定的なシュートを放ちましたが、枠を外れ、23分にはスローインから武藤が突破して来ましたが大迫敬が防ぎます。広島は選手を替え、布陣を変更しながら攻め続け、28分には森島のクロスに鮎川が合わせましたが惜しくもGKの正面。38分には塩谷の上がりから中野がミドルを打ちましたが枠を大きく外します。最後はボランチに山﨑を入れて川村を左に回して何とか点を取ろうとしたものの実らず、逆に後半アディショナルタイム4分、大迫勇のパスで抜け出した武藤が山﨑をかわしてミドルシュート。これが大迫敬の届かないところに飛んで、致命的な2点目を奪われてそのまま終了となりました。
 試合後に武藤選手が「相手が思ったよりも上がってこなかった。守備的にかなり来ていた」と語っていますが、広島が前から行かなかったか、と言うとそうでもなかったと思います。ただ、ボールを奪いに行ってもなかなか取れなかったのは確か。この日の神戸は欠場した酒井の代わりにいつもは左サイドの初瀬を右に配置し、左SBにはCBが本職の本多を入れていましたが、全体的にDFラインを低く設定して広島のプレスの的を絞らせないようにしていたと思います。そしてロングパスを受ける位置には大迫勇や武藤がいてしっかりとボールをキープ。これによって前半の広島はなかなかDFラインが押し上げることができませんでした。荒木選手は大迫勇也選手について「そんなに1対1の場面で負けた印象はないんですけど、それ以外で僕の前から消えて中盤に下りたところでリズムを作られた印象があります」と語っていますが、実際に先制点を許したシーンも大迫勇が中盤に下りて左からのパスを受けたところが起点になっています。川村は「今シーズン戦った中で一番強かったなと思います。攻守において」と語っていますが、まだまだチームとして成長する余地があることを思い知らされた試合だった、と言えるでしょう。ここまで順調にチーム作りが進んできていた2年目のスキッベ広島ですが、優勝を争うためには選手もチームもまだまだレベルアップしなければなりません。

広島公式サイト  神戸公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  広島  神戸
サッカーダイジェストWeb  戦評
Football LAB

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2023/05/13

今日の神戸戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の選手起用について「全体的には固まっています。ですが、またコーチ陣と話しをして、決定していくことに変わりはありません。全体的にいい準備ができました」と語っています。ここまで全試合に先発出場していた満田の不在は痛いのですが、誰が出ても「スキッベ・サッカー」ができるチーム作りをしてきたのは間違いないところ。今日もチーム一丸となって、「6ポイントゲーム」に勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はノエビアスタジアム神戸で、午後2時キックオフ。チケットはビジターシートを含めて販売中ですが、Jリーグチケットではなく楽天チケットのみの扱いとなっているようですのでご注意下さい。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。また今日は仕事の関係でブログ速報はできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はモバイルサイトの速報等をご覧下さい。

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2023/05/12

神戸戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第13節。サンフレッチェはアウェイでヴィッセル神戸と対戦します。
 第9節横浜FM戦では2点リードをひっくり返されて逆転負した神戸でしたが、その後の3試合は2勝1分けと勝ち点を積み重ね、第2節以来の首位をキープしています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L4A ●1-2 広島  【神】リンコン、【広】佐々木翔、中野
9H ●2-3 横浜FM 【神】汰木、大迫、【横FM】アンデルソン・ロペス2、渡辺
10H ○2-0 湘南  【神】初瀬、山口
11A △2-2 名古屋 【神】大迫、佐々木大、【名】ユンカー、藤井
12H ○3-0 横浜FC 【神】大迫2、佐々木大
 前節は横浜FCの粘りになかなか得点できずにいたものの、前半終了間際にPKから先制点を奪うと後半に着々と追加点を奪い、余裕の勝利を挙げています。ここまで9得点で「得点王」の大迫の活躍が目立ちますが、躍進の主要因は素早い切り替えと12試合でわずか8失点の堅い守備。明日はホームの利を生かして勝利しようと思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、ドウグラス・ヴィエイラが出場停止から戻ってくるものの、満田が長期離脱することになります。前節同様にツートップにするか、それともシャドウに新しい選手を起用するか。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

   森島    エゼキエウ

      ソティリウ

SUB:川浪、中野、志知、松本泰、Bカリファ、鮎川、Dヴィエイラ
 今季これまで神戸とは2回対戦して2勝していますが、いずれも神戸は完全ターンオーバーだったことを考えると参考にはならない、と思われます。むしろその時の悔しさを晴らそうと、いつも以上に強い気持ちで戦いを挑んでくるはず。明日はそれに負けないようチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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2023/05/11

U-15中国プログレスリーグ第10節

週末に行われた高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国の第10節で、サンフレッチェ広島Jrユースは鳥取U-15を下して首位をキープしました。第10節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
鳥取U-15        0-5 広島Jrユース
クレフィオ山口Jrユース 1-3 岡山U-15
ハジャスFCJrユース   0-1 サンフレッチェくにびき
シーガル広島      1-1 Jフィールド岡山
サンフレッチェびんご  2-2 FCツネイシ

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  28    9   1   0   +36
2 J岡山   20    6   2   2   +12
3 ツネイシ  20    6   2   2   +12
4 岡山U-15  19    6   1   3    +5
5 シーガル  18    5   3   2    +8
6 びんご   11    3   2   5    -8
7 クレフィ   9    3   0   7    -8
8 くにびき   9    3   0   7   -12
9 ハジャス   7    2   1   7   -17
10 鳥取U-15   3    1   0   9   -28

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高円宮杯PLウェスト第5節東福岡高戦

先週末に行われた「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2023」の第5節で、サンフレッチェ広島ユースは東福岡高に4-0で快勝し3位に浮上しました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:山根(→鳥井80分)、黒木、中光、石原、MF:松本、木村、石橋(→中島66分)、竹山、FW:角掛(→井上愛80分)、中川。先制点は前半11分で、松本のパスを受けた角掛がシュートを決めました。続いて20分には竹山のCKを黒木がヘッドで決め、33分にはドリブルで中央を突破した角掛がゲット。そして後半7分には角掛のパスから石橋が決めて点差を4点に広げてそのまま勝ちました。第5節の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
磐田U-18  2-3 神戸U-18
広島ユース 4-0 東福岡高
米子北高  3-2 名古屋U-18
鳥栖U-18  2-0 横浜FCユース
大津高   6-3 履正社高
神村学園高 1-3 静岡学園高

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  13     5    4   0   1    +7
2 名古屋U-18  10     5    3   1   1    +6
3 広島ユース  10     5    3   1   1    +5
4 神村学園高   9     5    3   0   2    +4
5 神戸U-18    8     5    2   2   1    -1
6 鳥栖U-18    7     5    2   1   2     0
7 大津高     7     5    2   1   2    -1
8 米子北高    7     5    2   1   2    -1
9 履正社高    6     5    2   0   3    -5
10 横浜FCユース  5     5    1   2   2    -3
11 東福岡高    3     5    1   0   4    -4
12 磐田U-18    1     5    0   1   4    -7

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2023/05/10

満田は右膝前十字靭帯部分損傷

プレスリリースによると、福岡戦で負傷した満田選手が月曜日に広島県内の病院で検査を受け、右膝前十字靭帯部分損傷と診断されました。全治するまでの期間は未定ですが、SIGMACLUB WEBによると満田の前十字靭帯は完全に切れたわけではなかったことから「保存療法でもいける」と言う診断だったとのこと。数ヶ月の離脱は避けられないとは思いますが、今季中にはプレーする姿を見ることができるかも知れません。
 なお、この怪我の原因になった小田のファウルについてはDAZNの「Jリーグジャッジリプレイ」で取り上げられ、家本政明氏とゲストの北島秀郎氏、近藤岳登氏が徹底討論しています。それによると北島氏、近藤氏の意見はいずれも「100%レッド」。特に近藤氏は「そもそも、小田選手のミスキックから始まっている。普通だったら(タックルに行かずに)止まると思います。感情が高ぶり過ぎていたのかな。これはレッドを出さないと、サッカー界にとっても良くないのでは?」と意見を述べています。これに対して家本氏は主審の判断について一定の理解を示しながらも「レッドの可能性は90%」とコメント。また「少なくともVARが介入すべきだった」との見解を述べました。小田選手に相手を傷つけるつもりはなかったと思いますが、しかしどんな意図だったにしろ選手生命を危険にさらすプレーだったのは間違いないところ。主審には選手を守ると言う立場から、ラフプレーには厳しく対処して欲しいと思います。

サッカーダイジェストWeb  満田の右膝前十字靭帯部分損傷を発表  「サッカー界にとって良くない」

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2023/05/09

WEリーグ第17節新潟戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第17節アルビレックス新潟レディース戦は、前半の失点を取り返せず無得点で敗れ、7試合連続勝ち無しとなりました。
 レジーナはGK以外は前々節長野戦と同じ先発メンバーを起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  中村   塩田(→立花64分)
(→松原優79分)
     小川  柳瀬(→上野71分)

島袋     瀧澤     中嶋
       (→増矢71分)
       大内(→谷口64分)

SUB:福元、中村、川島、島袋、立花
 対する新潟は、GK:平尾、DF:白井、ブラフ、羽座、三浦、MF:白沢(→上尾野辺90+3分)、山谷、園田瑞(→滝川60分)、園田悠(→北川HT)、FW:石淵、道上、と言うメンバーでした。新潟の先制点は前半11分で、右サイドを抜け出した白井のクロスを石淵に決められました。これに対して広島は38分に中嶋が突破して逆サイドのゴールを狙いましたが惜しくも枠外。前半終了間際にはCKのこぼれを島袋が打ちましたが、強烈なシュートはDFがヘッドでクリアします。後半は広島が圧倒的に攻めたものの新潟の堅い守備を崩せずシュートはゼロ。逆に新潟にカウンターやセットプレーからチャンスを作られたものの得点は生まれず、0-1で敗れました。

サンフレッチェ広島公式サイト  アルビレックス新潟公式サイト
WEリーグ公式サイト
新潟放送

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2023/05/08

第12節福岡戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第12節福岡戦は前半30分に先制点を奪われたものの、後半3点を奪って逆転で勝利し、順位を3位に上げました。
 スキッベ監督はソティリウを7試合ぶりに先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村
    (→志知HT)
満田             東
(→越道21分)
       森島(→松本泰90+2分)

  Bカリファ  ソティリウ(→山﨑86分)
  (→エゼキエウHT)

SUB:川浪、鮎川
 対する福岡は、GK:永石、DF:前嶋、三國、奈良、小田(→田中81分)、MF:紺野(→金森75分)、重見(→田邉81分)、前、佐藤(→鶴野58分)、FW:山岸、ルキアン、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは福岡で、素早いパス交換でプレスの的を絞らせず、広島ゴールに迫ります。ファーストシュートは前半7分で、佐藤のパスをペナルティエリア内で受けた山岸が反転してシュートしましたが枠外。9分にはFKのクリアボールを前がシュートします。両チームとも球際を厳しく行って激しいボールの奪い合いをしましたが、そんな中で前半10分、小田が満田を後ろから倒してイエローカードを出されます。満田は痛みをこらえながら立ち上がり、しばらくプレーを続けたものの、約10分後にピッチ上に座り込んでしまい、そのまま越道に交代となりました。
 広島はその直後の22分、右のポケットからの森島のパスに走り込んだ東が決定的なシュートを打ちましたがGKの好セーブに防がれます。逆に前半29分、紺野のシュートは荒木がクリアしたものの、そのボールを拾われて紺野がクロス。これを山岸にヘッドで決められて、先制点を許してしまいました。
 これで勢いのついた福岡は、その直後にも紺野に決定機を作られましたが大迫が反応。38分にはカウンターから佐藤にシュートされたもののDFがクリアし、40分にも山岸のシュートを佐々木がぎりぎりでクリアします。前半は福岡に9本のシュートを打たれたのに対して広島は2本に終わり、1点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとスキッベ監督はエゼキエウと志知を投入。1トップ2シャドウにして東をボランチに回して流れを掴みます。そして後半4分、東のパスで右サイドを抜け出した越道がクロスを入れると、ここに走り込んだソティリウがヘッドで叩き込んで同点に追いつきました。
 これで完全にペースを握った広島は、素早い切り替えと前からのプレスで福岡を押し込み続けます。13分には森島がミドルを放ちましたがDFがブロック。21分にはCKのクリアをエゼキエウが狙いましたが枠外に外れます。そして後半26分、東のFKに佐々木がヘッドで合わせに行くと、そのカバーに入った山岸の頭に当たったボールはゴールネットに収まって、広島が勝ち越しに成功しました。
 追いつきたい福岡はウェリントンを投入して、ハイボールからの打開を図ります。しかし広島は守備陣が落ち着いて対応して相手にシュートも打たせません。そんな中の後半43分、福岡の攻撃をはね返すと低い位置でボールを拾った川村が、素晴らしい反転でマーカーを置き去りにしてカウンターを仕掛けます。そして平行して走っていたエゼキエウとのワンツーを使ってDFのマークを剥がすと左足で強烈なシュート。これがGKの横を抜いてゴールに突き刺さって決定的な3点目を奪います。福岡も後半アディショナルタイムにカウンターからウェリントンが危ないシュートを放ちましたが枠外に外れ、広島が2点リードを保ったままで勝利のホイッスルとなりました。
 DAZNの集計によると前半のシュートは福岡の9本に対して広島は3本。ボール支配率も福岡が52%で上回るなど、0-1と言う結果だけでなく内容的にも福岡に上回られていたことが分かります。その原因は前からプレスに行けなかったことで、平均のボール奪取位置が31.3mと前節に比べて10mも低ければ「広島のサッカー」ができるわけがありません。モバイルサイトによると川村は「前半は新しい取り組みだったんですけど、練習でもやってこなかった形だったので、すごく難しかった。守備もはまらなかった」と語っていますが、ツートップにしたことで守備のスイッチを入れるところが曖昧になり、森島や川村がボールを奪いに行くタイミングが合わなくなり、高い位置でボールが奪えなかった、と言うことなのだろうと思います。失点シーンは紺野や山岸を自由にさせてしまったところに原因がありますが、いくら屈強な守備陣が揃っていても自陣に引き込んでしまっては失点を防ぐのは難しい、と言うことだと思います。
 しかし後半に入ってワントップにソティリウを残し、シャドウにエゼキエウ、左サイドに志知を入れて東をボランチに落とすことによってチームは蘇りました。特に東は正確なキックで相手のオウンゴールを導いただけでなく、ソティリウの得点に繋がった越道を走らせるパスを(しかも右足で!)出しています。サンフレッチェのボランチは青山がベンチ入りもできないほどの激戦区ですが、その中でもレギュラーとして出場できるだけのクォリティがあることを示した活躍だった、と言えるでしょう。
 第12節は上位陣が揃って勝利して、首位の神戸から3位までの4チームが勝ち点3差にひしめく混戦となっています。しかも広島はその中で唯一消化試合が1試合少ないため、首位ともほぼ並んでいると言って良い状況です。リーグ序盤は不調だった鹿島と川崎Fも連勝で順位を上げてきていて、更に消化が3試合少ない浦和も首位との勝ち点差を考えると、今後上がってくる可能性があります。空前の大混戦になりそうな気配の今季のJ1リーグ戦。サンフレッチェが勝ち残るためには、1試合1試合大事に戦って行かなければなりません。

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2023/05/07

今日の福岡戦

中国新聞によると「古巣対決」となる志知は福岡について「連動して守るチーム。(マークを)剥がすのは難しいが、コンビネーションを使って崩せれば」と語っているとのこと。ボールを奪って2人目、3人目が素早く連動してボールを動かすのは広島の基本的戦術ですが、ピッチ上の11人がいかに連動して相手ゴールに迫れるか、が勝利のカギになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後1時キックオフ。チケット情報やイベント情報などは、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 試合中継はテレビ新広島で生放送が予定されています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。

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2023/05/06

福岡戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第12節。サンフレッチェはホームでアビスパ福岡と対戦します。
 今季の福岡は開幕戦こそ敗れたものの、第2節から6試合負けなしで3位に浮上し、その後は一進一退しながらも現在5位につけています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-1 神戸  【神】パトリッキ
2H ○2-1 C大阪 【福】前、金森、【C】上門
3H ○1-0 柏   【福】ルキアン
L1H ○1-0 新潟  【福】鶴野
4A △0-0 鹿島
5H ○2-1 湘南  【福】山岸2、【湘】小野瀬
l2H △3-3 柏   【福】山岸、ルキアン、湯澤、【柏】土屋、フロート2
6A △1-1 横浜FC 【福】山岸、【横FC】小川
L3A ●0-1 鹿島  【鹿】荒木
7H ○2-1 京都  【福】ルキアン、ウェリントン、【京】パトリック
8A ●2-3 新潟  【福】紺野、小田、【新】伊藤3
L4H ○2-1 鹿島  【福】城後、ウェリントン、【鹿】アルトゥール・カイキ
9A △2-2 札幌  【福】山岸、ルキアン、【札】荒野、浅野
10H ●1-3 川崎F 【福】鶴野、【川】登里、宮代、OG
11H ○1-0 FC東京 【福】山岸
 先発4人を入れ替えて臨んだ水曜日のFC東京戦は、高い位置からのプレスでペースを握ると後半27分に奪った先制点を守り切って、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めています。明日は中3日の連戦でしかもドウグラス・グローリが累積で出場停止となりますが、このチームが貫くひた向きなサッカーで、勝利を目指して戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節喜びのあまりコーナーポストを壊してしまったドウグラス・ヴィエイラが出場停止となります。チーム得点王の欠場は痛いのですが、ただ他のFWにとってはチャンス到来。特に怪我もあって本領発揮できていないソティリウが先発する可能性もありそうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

   満田      森島

      ソティリウ

SUB:川浪、中野、志知、松本泰、エゼキエウ、Bカリファ、鮎川
 昨年はリーグ戦で2勝、ルヴァンカップでは1勝1分けと相性の良かった福岡戦でしたが、いずれの試合も接戦で試合終盤までどちらに転ぶか分からない展開となっています。明日も最後までチーム一丸となって戦い抜いて、上位に食らいつく勝ち点3をゲットして欲しいと思います。

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2023/05/05

U-17日本代表候補の練習試合

U-17日本代表候補は合宿の最終日(4/30)に関東大学選抜との45分×3の練習試合を行い、3-3で引き分けました。ゲキサカによると1本目のメンバーは、GK:雨野、DF:松本、黒木、土屋、濃過ぎ、MF:山本丈、宮川、望月、川村、FW:名和田、山口。1年生主体の関東大学選抜に押し込まれる時間が長かったそうで、18分に先制点を与えると23分にはPKで2点目を奪われたとのこと。26分にCKから山口が得点したものの1-2で終了しました。2本目のメンバーは、GK:荒木、DF:松本、黒木、土屋、MF:川村、宮川、山本、名和田、吉永、FW:杉浦、佐藤。システム変更の効果かU-17代表候補が流れをつかんだものの、14分に黒木がボールロストするとそのまま持ち込まれて3点目を奪われました。その後24分にメンバーを大きく入れ替えて、GK:荒木、DF:内川、大川、本多、MF:柴田、木實、川合、吉永、FW:杉浦、山本吟、と言う布陣に変更して戦ったとのこと。U-17代表候補はゲームを支配して決定機も作ったものの得点は奪えなかったそうです。そして3本目は再び4-4-2に戻すと広島ユースの木吹が起用されて、GK:上林、DF:柴田、本多、大川、内川、MF:加治、木實、川合、高橋(→吉永39分)、FW:山本吟、木吹、と言うメンバーでした。そして2分に柴田のアーリークロスに山本吟が合わせて1点差に詰め寄ると、28分には木吹のスルーパスで抜け出した山本吟が同点弾を奪い、そのままトータルスコア3-3での引き分けとなりました。

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2023/05/04

WEリーグ第16節浦和戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第16節浦和レッズレディース戦は、サンフレッチェ広島レジーナが先制したものの後半に逆転されて6試合連続勝ち無しとなりました。
 レジーナは前節から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  中村   塩田

     小川  柳瀬(→大内84分)

瀧澤     増矢     中嶋
       (→上野63分)
       谷口(→島袋74分)

SUB:福元、中村、川島、島袋、立花
 対する浦和は、GK:福田、DF:遠藤、石川、安藤、水谷(→栗島89分)、MF:柴田、塩越、清家(→西尾80分)、猶本、島田(→角田72分)、FW:菅澤(→植村87分)、と言うメンバーでした。序盤は両チームとも激しくプレスをかけあってイーブンの展開となります。前半23分には浦和に攻め込まれたものの守備陣が集中してはね返します。逆にその直後には中嶋のクロスからに飛び込んだ瀧澤のシュートはGK弾かれ、近賀のクロスを柳瀬がフリーでシュートしましたが枠外に外れます。そして前半31分、近賀のクロスはDFにクリアされたもののこぼれを拾った瀧澤のパスを中嶋がダイレクトシュート。これがGKの頭の上を抜いて、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島は前からのプレスが効いて、中嶋や谷口が惜しいシュートを放ちます。ところが後半に入ると浦和が反撃を開始。1分の猶本のシュートは木稲が弾き、こぼれを左山がぎりぎりでクリア。その後も浦和にボールを支配されて攻め込まれましたが、広島の守備陣が何とか頑張ってはね返します。しかし後半18分、猶本のFKは木稲がキャッチに行ったものの、その前に飛び込んだ菅澤にコースを変えられて同点。続いて後半25分には清家の仕掛けからのクロスを塩越が繋ぎ、これを島田に決められて逆転されてしまいます。広島は上野をトップ下に入れたりワントップにしたり、と布陣を変えながら何とか反撃しようとしたものの功は奏さず、首位チームの貫録を見せつけられた形での敗戦となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト  浦和レッズ公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画

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2023/05/03

ドウグラス・ヴィエイラが1試合の出場停止

Jリーグは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ選手を1試合の出場停止処分とする、と発表しました。これはC大阪戦の後半アディショナルタイムにゴールを決めた後にコーナーポストを破壊したことが「選手等による競技場又はその周辺関連施設における故意による器物破損行為」と判断されたことによります。これによりドウグラス・ヴィエイラは日曜日の福岡戦は出場できないことになりました。

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2023/05/02

U-15中国プログレスリーグ第9節

週末に行われたU-15プログレスリーグ中国の第9節で、サンフレッチェ広島Jrユースは岡山U-15を下して首位をキープ。またサンフレッチェのアカデミー同士の対決は、サンフレッチェくにびきJrユースがサンフレッチェびんごU15に勝ちました。第9節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
広島Jrユース     4-0 岡山U-15
サンフレッチェびんご 1-2 サンフレッチェくにびき
Jフィールド岡山   3-0 クレフィオ山口Jrユース
ハジャスFCJrユース  3-2 鳥取U-15
シーガル広島     3-0 FCツネイシ

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  25    8   1   0   +31
2 J岡山   19    6   1   2   +12
3 ツネイシ  19    6   1   2   +12
4 シーガル  17    5   2   2    +8
5 岡山U-15  16    5   1   3    +3
6 びんご   10    3   1   5    -8
7 クレフィ   9    3   0   6    -6
8 ハジャス   7    2   1   6   -16
9 くにびき   6    2   0   7   -13
10 鳥取U-15   3    1   0   8   -23

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2023/05/01

WEリーグ第15節長野戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第15節AC長野パルセイロレディース戦は、前半のうちに3点取られたものの後半追いついて、勝点1ずつを分け合いました。
 レジーナは藤田がプロ入り後初先発。また島袋も今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
       藤田

近賀   左山  中村   塩田
(→川島HT)
     小川  柳瀬(→松原志71分)

島袋     瀧澤千     中嶋
      (→上野71分)
       大内(→谷口HT)

SUB:福元、松原優、渡邊
 対する長野は、GK:伊藤、DF:岩下、奥川、岡本、奥津(→長江78分)、MF:大久保、太田(→菊池78分)、榊原、FW:瀧澤莉(→稲村HT)、川船(→上田58分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島で、高い位置からのプレスでボールをボールを奪い、相手ゴールに迫ります。先そして前半13分、スローインに身体を入れた相手DFからボールを奪った中嶋がドリブルからシュート。このボールはGKに弾かれたものの、後ろから飛び込んできた島袋が強烈なシュートを叩き込んで先制点を奪いました。
 これで勢いがついた広島は、ボールを支配して何度も長野ゴールに迫ります。ところがその中で点を奪ったのは長野。前半37分に右サイドを突破され、クロスを瀧澤梨央に決められて同点に追いつかれます。続いて43分には伊藤に、45分には瀧澤梨央に立て続けにロングシュートを決められ、2点のリードを許してハーフタイムを迎えました。
 このまま負けるわけにいかない広島は、後半からワントップに谷口、右サイドに川島を投入。また島袋を右SBに下げる攻撃的布陣で攻めに出ます。立ち上がりこそ長野にチャンスを与えたもののその後は広島ペースに持ち込み、谷口のヘッドや中嶋のシュートで長野ゴールに迫ります。そして後半5分、柳瀬のロングフィードで抜け出した瀧澤千聖のクロスを中嶋が押し込んで反撃の狼煙を上げると。後半11分には瀧澤千聖がドリブルで仕掛け、DFを引きつけてからのパスに走り込んだ中嶋が決めて同点に追いつきました。
 この後も広島が主導権を握り続け、高い位置からのプレスでボールを奪い、何度も長野ゴールに迫ります。しかしさすがに攻め疲れたのか後半の後半は長野の反撃を受け、27分には広島ゴール前で混戦になり何度も決定的なシュートを浴びたものの藤田を中心に身体を張って守ります。広島もカウンターから勝ち越し点を狙ったもののゴールは生まれず、お互いに久々の勝利を挙げることはできませんでした。

サンフレッチェ広島公式サイト  AC長野パルセイロ公式サイト
WEリーグ公式サイト

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