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2023/03/29

日本代表コロンビア戦

昨日行われた「キリンチャレンジカップ」で日本代表はコロンビアに逆転で敗れ、森保ジャパンの再スタートは1分け1敗に終わりました。この日の日本代表のメンバーは、GK:シュミット、DF:菅原、板倉、伊藤、バングーナガンデ(→瀬古59分)、MF:伊東、守田(→浅野78分)、鎌田(→遠藤HT)、三苫(→堂安54分)、FW:西村(→久保59分)、町野(→上田HT)。試合開始早々の前半3分に守田のクロスを三苫がヘッドで決めて先制した日本は、その後も効果的なプレスで主導権を握ります。しかし前半33分にコロンビアのマチャドに右サイドを突破されて、マイナスのクロスをデュランに決められて同点に追いつかれてしまいます。その後は38分の伊東のシュートや40分の西村のシュートなどで勝ち越しを狙うものの決め切れず、逆にコロンビアのパス回しに振り回されるシーンが目立つようになります。そして後半16分、ロングパスから左サイドを破られ、アリアスのシュートはGKが弾いたもののこぼれを拾ったボレに華麗なオーバーヘッドシュートを決められてしまいます。日本はその後のリズムの悪い時間を凌ぎ、終盤は久保を起点にコロンビアゴールに迫るものの堅い守備を崩せず、後半42分には久保の決定的なシュートが浅野の身体に当たって弾かれると言う不運もあって、悔しい敗戦となりました。
 なかなかプレスが嵌まらず、また効果的なパスも出せずに停滞した流れを選手交代をきっかけに引き分けに持ち込んだウルグアイ戦から中3日。メンバーを4人入れ替えて臨んだこの試合は、素晴らしい立ち上がりで先制点を奪うと、その後も躍動感に満ちた動きでペースを握りました。しかしそれも同点に追いつかれるまでのこと。その後は意欲だけが空回りしている感じで、なかなか効果的な崩しができませんでした。3年後のワールドカップに向けての再スタートの試合としては不完全燃焼の結果となってしまいましたが、しかし南米の強豪相手に正面からぶつかって、対等に戦えたことは収穫だったと思います。「森保ジャパン」はこの結果をベースにして、いろいろと選手を入れ替えながら徐々にチーム作りを進めて行くことになるのではないでしょうか。

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