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2023/03/27

ルヴァン杯GS第2節名古屋戦

昨日ホームで行われたYBCルヴァンカップグループステージ第2節は、川村のゴールで先制したものの後半一気に2点を奪われ、悔しい逆転負けを喫しました。
 U-21枠で先発予定だった越道が胃腸炎で欠場したため棚田をワントップで起用して、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  塩谷   山﨑  佐々木

    松本泰  松本大(→住吉83分)
    (→エゼキエウ69分)
満田             柏(→志知69分)

   柴崎      川村
   (→Dヴィエイラ64分)
       棚田(→鮎川HT)

SUB:林、青山
 対する名古屋はFC東京戦から6人入れ替えて、GK:ランゲラック、DF:野上、中谷、丸山、MF:甲田(→森下57分)、ターレス(→永井57分)、長澤(→米本57分)、稲垣、内田(→石田86分)、FW::酒井(→ユンカー70分)、マテウス・カストロ、と言うメンバーでした。立ち上がりは名古屋が左右からのクロスで広島ゴールに迫ったものの、その後は広島がペースを掴みます。15分には高い位置でボールを奪った塩谷が左足でシュートしましたが枠外。19分には松本大がミドルシュートを放ちましたがGKの正面を突きます。また26分にはこぼれ球を棚田が打ちましたがDFに当たってGKにキャッチされます。そして前半28分、華麗なタッチで右サイドに抜け出した満田が中央にクロスを送ると、川村がワントラップして左足を振り抜きゴールネットに突き刺しました。
 これで勢いのついた広島は、その後も名古屋ゴールに迫ります。37分にはCKから川村のヘッドはぎりぎりでランゲラックに弾かれ、その直後にもCKを逸らしたボールを川村がシュート。こぼれ球に山﨑が反応したもののGKに止められます。前半は名古屋にほとんどチャンスを与えないままに、1点のリードで折り返しました。
 後半立ち上がりは名古屋ペースでしたが、その後は徐々に広島が主導権を握ります。そこで後半11分、長谷川健太監督は3枚替えで流れを変えようとしてきます。そして早速その4分後に、米本にボールを奪われ飛び出した森下にゴールを決められてしまいます。更にその2分後には再び米本のパスから永井に決められ、途中交代の3人の力であっという間に逆転されてしまいました。
 これに対して広島も、後半22分に満田のFKを山﨑がゴールに流し込みましたがオフサイドで取り消されます。ドウグラス・ヴィエイラに加えてエゼキエウと志知を投入して攻めに出るスキッベ監督。しかしさすがにここまでの6試合で1失点の名古屋の守備は堅く、なかなかシュートまで持ち込めません。後半36分には松本大がシュートしたもののブロックされ、後半アディショナルタイムには満田が、川村がシュートしましたがゴールは生まれず。広島は最後まで攻め続けたものの名古屋の牙城は敗れず、悔しい試合終了のホイッスルとなりました。
 モバイルサイトによると塩谷選手は1失点目について「自分の責任」だと語っています。また山﨑選手も「1失点目は(シュートが)僕の頭の横を通っていた。もっとゴールをカバーする意識があれば」と振り返っています。一方2失点目については名古屋のファウルかと思われるシーンがあり、そこで一瞬止まってしまったことが隙を作る原因になったものと思われます。いずれにせよ相手の選手が一度に3人交代になり、攻め方が変わったところにすぐに対応できなかったことが問題でした。逆転を許した後はボールを支配しながらもなかなかシュートにも持ち込めませんでしたが、守備を固めて逃げ切るのは名古屋の得意の戦い方。やはり一気に2失点してしまったことと同時に、2点目を取るチャンスを生かせなかったことが敗因だった、と言えそうです。経験豊富な選手と若手をミックスして戦ったと言うこともあって内容も結果もやや物足りないものとなりましたが、その一方で若手が可能性を見せたのも確か。この敗戦から学んで、より成長する糧にして欲しいと思います。

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