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2023/03/31

鹿島戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第6節。サンフレッチェはアウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
 昨シーズン途中に監督交代を断行した鹿島は、岩政監督がそのまま続投。6年連続国内無冠の流れを断ち切ろうと昌子、植田を呼び戻し、知念、藤井、佐野ら大量11人を補強して今季を迎えました。そして新戦力を先発に並べて迎えた開幕戦はその知念のゴールなどで快勝。第2節では土壇場で追いつかれたものの第3節も勝利して、幸先の良いスタートを切ったものの、その後は4試合を戦って2分け2敗と勝利から遠ざかっています。これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○2-0 京都  【鹿】ピトゥカ、知念
2H ●1-2 川崎F 【鹿】知念、【川】山田、家長
3A ○3-1 横浜FC 【鹿】藤井、鈴木、アルトゥール・カイキ、【F】小川
L1A △1-1 柏   【鹿】松村、【柏】細谷
4H △0-0 福岡
5A ●1-2 横浜FM 【鹿】鈴木、【M】松原、OG
L2A ●0-1 新潟  【新】秋山
 前節は2点をリードされた後に鈴木のゴールで追いすがったものの、その後は単調な攻撃が災いして横浜FMに押し切られています。またルヴァンカップの新潟戦では後半7分に先制点を許してしまうと、その後は相手GKの好守もあってそのまま敗れています。明日は半月ぶりのホームゲーム、しかもホームでは昨年8月以来勝利がないと言うことで、絶対に勝つと言う気持ちで待ちかまえているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、代表に招集されていた大迫が戻ってきています。と言うことで、前節柏戦のメンバーを踏襲する可能性が高そうです。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田   東

満田            志知

   森島      川村

      Bカリファ

SUB:川浪、中野、青山、松本泰、エゼキエウ、鮎川、Dヴィエイラ
 昨年はリーグ戦5試合勝ち無しの後に3連勝で順位を上げて行ったサンフレッチェ。今季も同様に明日の試合で連勝を3に伸ばして、上位争いに食らいついて欲しいと思います。

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2023/03/30

U-15中国プログレスリーグ第4節

先週末に行われた「高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023中国プログレスリーグ」の第4節で、サンフレッチェジュニアユースはJフィールド岡山に勝って連勝を4に伸ばしました。第4節のサンフレッチェの下部組織の結果と順位表は次の通り。
【第4節】
広島Jrユース ○4-2 Jフィールド岡山
びんご    ●0-3 鳥取U-15
くにびき   ●2-4 FCツネイシU15

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  12    4   0   0   +18
2 ツネイシ  10    3   1   0    +6
3 岡山U-15  10    3   1   0    +5
4 J岡山    7    2   1   1    +6
5 シーガル   4    1   1   1    +1
6 びんご    4    1   1   2    -5
7 ハジャス   4    1   1   2    -6
8 鳥取U-15   3    1   0   3   -11
9 くにびき   0    0   0   4    -7
10 クレフィ   0    0   0   3    -7

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2023/03/29

日本代表コロンビア戦

昨日行われた「キリンチャレンジカップ」で日本代表はコロンビアに逆転で敗れ、森保ジャパンの再スタートは1分け1敗に終わりました。この日の日本代表のメンバーは、GK:シュミット、DF:菅原、板倉、伊藤、バングーナガンデ(→瀬古59分)、MF:伊東、守田(→浅野78分)、鎌田(→遠藤HT)、三苫(→堂安54分)、FW:西村(→久保59分)、町野(→上田HT)。試合開始早々の前半3分に守田のクロスを三苫がヘッドで決めて先制した日本は、その後も効果的なプレスで主導権を握ります。しかし前半33分にコロンビアのマチャドに右サイドを突破されて、マイナスのクロスをデュランに決められて同点に追いつかれてしまいます。その後は38分の伊東のシュートや40分の西村のシュートなどで勝ち越しを狙うものの決め切れず、逆にコロンビアのパス回しに振り回されるシーンが目立つようになります。そして後半16分、ロングパスから左サイドを破られ、アリアスのシュートはGKが弾いたもののこぼれを拾ったボレに華麗なオーバーヘッドシュートを決められてしまいます。日本はその後のリズムの悪い時間を凌ぎ、終盤は久保を起点にコロンビアゴールに迫るものの堅い守備を崩せず、後半42分には久保の決定的なシュートが浅野の身体に当たって弾かれると言う不運もあって、悔しい敗戦となりました。
 なかなかプレスが嵌まらず、また効果的なパスも出せずに停滞した流れを選手交代をきっかけに引き分けに持ち込んだウルグアイ戦から中3日。メンバーを4人入れ替えて臨んだこの試合は、素晴らしい立ち上がりで先制点を奪うと、その後も躍動感に満ちた動きでペースを握りました。しかしそれも同点に追いつかれるまでのこと。その後は意欲だけが空回りしている感じで、なかなか効果的な崩しができませんでした。3年後のワールドカップに向けての再スタートの試合としては不完全燃焼の結果となってしまいましたが、しかし南米の強豪相手に正面からぶつかって、対等に戦えたことは収穫だったと思います。「森保ジャパン」はこの結果をベースにして、いろいろと選手を入れ替えながら徐々にチーム作りを進めて行くことになるのではないでしょうか。

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2023/03/28

WEリーグ第12節神戸戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第12節INAC神戸レオネッサ戦で、サンフレッチェ広島レジーナは前半のうちに先制点を奪われたものの後半追いつき、勝点1ずつを分け合いました。
 レジーナは左SBに塩田を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋   塩田

     小川  柳瀬

瀧澤     上野     中嶋
(→谷口71分)(→増矢65分)
       大内

SUB:福元、中村、川島、島袋、立花
 対する神戸は、GK:山下、DF:土光、三宅、井手、MF:守屋、成宮(→愛川90分)、脇阪、伊藤、小山、FW:田中、阪口(→高瀬69分)、と言うメンバーでした。前半12分にはインナーラップしてきた土光に強烈なシュートを打たれましたが木稲が好反応で弾きます。対する広島も20分には瀧澤のクロスに大内がボレーで合わせましたがGKの正面。23分には高い位置で奪った柳瀬がスルーパスを送ると、ペナルティエリア内で受けた大内がシュートしましたがGKに止められてしまいます。逆に前半30分、中盤でパスを受けた田中が反転して左足を一閃すると、これがゴール左隅に決まってしまいます。これで勢いがついた神戸は追加点を奪いに来て、小山のシュートに木稲が足を当てたもののゴールライン上を転がってぎりぎりで左山がクリアする、と言うシーンを作られます。また37分にも阪口に決定的なシュートを打たれたものの木稲が弾いて、神戸の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半最初のチャンスは広島で、3分にCKに上野がヘッドで合わせましたがGKがぎりぎりでクリア。続くCKにも上野が飛び込みましたが枠外に外れます。しかしその後は神戸がペースを握り、4分には成宮のクロスを木稲が弾き、こぼれを小山に打たれたものの枠外。7分にはCKから2本連続で決定的なシュートを打たれましたがいずれもDFがゴールライン上でクリアします。続いて17分にはFKに田中が合わせましたが木稲が抑え、19分には守屋の突破からのクロスに伊藤が飛び込んだもののヒットせず枠外に外れます。後半14分の上野のミドル以外はチャンスが作れなかった広島は、増矢と谷口を投入して流れを変えようとします。そして後半26分、中嶋のパスで左に抜け出した増矢が左足でGKの頭の上を抜いて、同点に追いつきました。
 これで追加点が必要になった神戸は攻めの圧力を強めてきて、広島は必死で守る時間が続きます。30分には田中が遠目から狙いましたが木稲が横っ飛びでキャッチ。33分にはペナルティエリア内から続けざまに打たれましたが身体を張って防ぎます。35分には田中にゴール前まで迫られましたが必死で身体を寄せてシュートミスを誘います。また42分にはクリアのこぼれを田中がボレーで狙いましたが枠外に外れ、46分にも田中にペナルティエリア内での反転を許しましたが枠外に外れます。神戸は最後まで攻め込んだものの広島の守備の集中は切れず、勝点1ずつを分け合うことになりました。

サンフレッチェ広島公式サイト  INAC神戸公式サイト
WEリーグ公式サイト
神戸新聞

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2023/03/27

ルヴァン杯GS第2節名古屋戦

昨日ホームで行われたYBCルヴァンカップグループステージ第2節は、川村のゴールで先制したものの後半一気に2点を奪われ、悔しい逆転負けを喫しました。
 U-21枠で先発予定だった越道が胃腸炎で欠場したため棚田をワントップで起用して、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  塩谷   山﨑  佐々木

    松本泰  松本大(→住吉83分)
    (→エゼキエウ69分)
満田             柏(→志知69分)

   柴崎      川村
   (→Dヴィエイラ64分)
       棚田(→鮎川HT)

SUB:林、青山
 対する名古屋はFC東京戦から6人入れ替えて、GK:ランゲラック、DF:野上、中谷、丸山、MF:甲田(→森下57分)、ターレス(→永井57分)、長澤(→米本57分)、稲垣、内田(→石田86分)、FW::酒井(→ユンカー70分)、マテウス・カストロ、と言うメンバーでした。立ち上がりは名古屋が左右からのクロスで広島ゴールに迫ったものの、その後は広島がペースを掴みます。15分には高い位置でボールを奪った塩谷が左足でシュートしましたが枠外。19分には松本大がミドルシュートを放ちましたがGKの正面を突きます。また26分にはこぼれ球を棚田が打ちましたがDFに当たってGKにキャッチされます。そして前半28分、華麗なタッチで右サイドに抜け出した満田が中央にクロスを送ると、川村がワントラップして左足を振り抜きゴールネットに突き刺しました。
 これで勢いのついた広島は、その後も名古屋ゴールに迫ります。37分にはCKから川村のヘッドはぎりぎりでランゲラックに弾かれ、その直後にもCKを逸らしたボールを川村がシュート。こぼれ球に山﨑が反応したもののGKに止められます。前半は名古屋にほとんどチャンスを与えないままに、1点のリードで折り返しました。
 後半立ち上がりは名古屋ペースでしたが、その後は徐々に広島が主導権を握ります。そこで後半11分、長谷川健太監督は3枚替えで流れを変えようとしてきます。そして早速その4分後に、米本にボールを奪われ飛び出した森下にゴールを決められてしまいます。更にその2分後には再び米本のパスから永井に決められ、途中交代の3人の力であっという間に逆転されてしまいました。
 これに対して広島も、後半22分に満田のFKを山﨑がゴールに流し込みましたがオフサイドで取り消されます。ドウグラス・ヴィエイラに加えてエゼキエウと志知を投入して攻めに出るスキッベ監督。しかしさすがにここまでの6試合で1失点の名古屋の守備は堅く、なかなかシュートまで持ち込めません。後半36分には松本大がシュートしたもののブロックされ、後半アディショナルタイムには満田が、川村がシュートしましたがゴールは生まれず。広島は最後まで攻め続けたものの名古屋の牙城は敗れず、悔しい試合終了のホイッスルとなりました。
 モバイルサイトによると塩谷選手は1失点目について「自分の責任」だと語っています。また山﨑選手も「1失点目は(シュートが)僕の頭の横を通っていた。もっとゴールをカバーする意識があれば」と振り返っています。一方2失点目については名古屋のファウルかと思われるシーンがあり、そこで一瞬止まってしまったことが隙を作る原因になったものと思われます。いずれにせよ相手の選手が一度に3人交代になり、攻め方が変わったところにすぐに対応できなかったことが問題でした。逆転を許した後はボールを支配しながらもなかなかシュートにも持ち込めませんでしたが、守備を固めて逃げ切るのは名古屋の得意の戦い方。やはり一気に2失点してしまったことと同時に、2点目を取るチャンスを生かせなかったことが敗因だった、と言えそうです。経験豊富な選手と若手をミックスして戦ったと言うこともあって内容も結果もやや物足りないものとなりましたが、その一方で若手が可能性を見せたのも確か。この敗戦から学んで、より成長する糧にして欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  名古屋公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
日刊スポーツ  スコア詳細
サッカーキング  戦評

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2023/03/26

今日の名古屋戦

中国新聞によると今日は「主力と控えをミックスした布陣で戦う方針」だとのこと。またU-21枠は越道が出場することになりそうです。ここまで公式戦6試合でわずか1失点の名古屋から点を取るためには、守備から攻撃への素早いトランジションに加えて、相手の守備を揺さぶってスペースを作る動きが重要。若手の思い切ったプレーで、名古屋の堅守を打ち破って欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントの情報やチケット情報、アクセス情報などはサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 試合中継はスカパー!プレミアムサービスのch585で生放送が、スカパー!のCS800では3/28(火)9時半から録画放送が予定されています。またスカパー!サッカーセット契約者の方は、スカパー!番組配信で見ることができます。今日はこの配信を見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!を見れない方は、こちらをご覧下さい。

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2023/03/25

名古屋戦に向けて

明日はルヴァンカップのグループステージ第2節。サンフレッチェはホームで名古屋グランパスと戦います。
 昨年は開幕戦に勝利した後はなかなか調子が上がらなかったものの、終盤に3バックに切り替えて8位でフィニッシュした名古屋。長谷川監督2年目の今季は、シーズンオフに野上、ユンカーらを加えて、上位進出を目指してスタートしました。そして開幕から連勝するなどここまでリーグ戦5試合を3勝1分け1敗で、現在2位に付けています。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 横浜FC 【名】ユンカー
2H ○1-0 京都  【名】永井
3A ●0-1 鳥栖  【鳥】長沼
L1A ○2-0 神戸  【名】酒井2
4A ○3-0 柏   【名】ユンカー、永井、OG
5H △0-0 FC東京
 前節は両チームとも3-4-3のミラーゲームだったためか膠着した展開となり、お互いにチャンスは作ったもののゴールを奪えずスコアレスドローに終わっています。ルヴァンカップの初戦はメンバーの半分を入れ替えて戦って2-0で勝利を挙げた名古屋。明日はグループステージ突破に向けて弾みをつけるべく、勝てるメンバーを揃えて広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、日本代表に選出された大迫が欠場予定。と言うことで、GKには横浜FC戦と同様に川浪を起用して、リーグ戦の出場メンバー以外でメンバーを組んでくる可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       川浪

  住吉   山﨑  松本大

    松本泰  青山

越道             柏

   柴崎    エゼキエウ

       鮎川

SUB:林、佐々木、東、川村、森島、満田、ドウグラス・ヴィエイラ
 前節は満田、川村らの途中からの起用により流れを変えたサンフレッチェでしたが、明日は立ち上がりからペースを握って行きたいところ。ホームのファミリーの前で、練習で培った力を発揮して欲しいと思います。

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2023/03/24

U-15中国プログレスリーグ第1節〜第3節

「高円宮杯 JFA U-15 中国 プログレスリーグU15」は先週末の段階で第3節まで終えて、サンフレッチェ広島ジュニアユースが3連勝で首位に立っています。ここまでのサンフレッチェの下部組織3チームの戦績と順位表は次の通り。
【第1節】
広島Jrユース ○7-0 鳥取U-15
くにびき   ●2-3 ハジャス
びんご    ●2-5 FCツネイシU15

【第2節】
広島Jrユース ○4-0 クレフィオ山口
くにびき   ●2-3 岡山U-15
びんご    △2-2 Jフィールド岡山

【第3節】
広島Jrユース ○5-0 ハジャス
くにびき   ●1-4 シーガル広島
びんご    ○1-0 クレフィオ山口

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY   9    3   0   0   +16
2 J岡山    7    2   0   1    +8
3 ツネイシ   7    2   0   1    +4
4 岡山U-15   7    2   0   1    +3
5 シーガル   4    1   1   1    +1
6 びんご    4    1   1   1    -2
7 ハジャス   4    1   1   1    -4
8 くにびき   0    0   0   3    -5
9 クレフィ   0    0   0   3    -7
10 鳥取U-15   0    0   0   3   -14

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2023/03/23

天皇杯1,2回戦の組み合わせが決定

日本サッカー協会は昨日天皇杯1回戦、2回戦の組み合わせと日程を発表し、サンフレッチェの初戦となる2回戦は、6/7(水)に広島県代表と徳島県代表の勝者と対戦することになりました。
 なお、広島県代表を決める「全広島サッカー選手権大会」は社会人から福山シティFC、SRC広島、廿日市FC、H"IDE、大学から広島大学、広島修道大学、広島経済大学、福山大学のそれぞれ4チームの本選進出が決定。トーナメントで天皇杯への出場権獲得を目指します。一方の徳島県予選は一次トーナメントが始まっており、ここを勝ち抜いたチームが5/7に行われるFC徳島(四国リーグ)との決定戦を戦って代表が決まることになります。

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2023/03/22

WEリーグ第7節新潟戦

昨日ホームで行われたWEリーグ第7節新潟戦は、2試合連続の逆転勝利で6位に浮上しました。
 レジーナは仙台戦から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森(→塩田57分)

    小川    柳瀬(→増矢80分)

立花     齋原     中嶋(→谷口89分)
(→瀧澤57分)(→上野57分)
       大内

SUB:福元、中村
 対する新潟は、GK:平尾、DF::白井、山谷、三浦、北川、MF:滝川、園田悠(→森中90+3分)、白沢、園田瑞(→柳澤75分)、FW::道上(→山本HT)、上尾野辺、と言うメンバーでした。立ち上がりは新潟のペースを握られ、4分にはCKからの三浦のシュートはぎりぎりでクリアします。しかしその1分後に左サイドのスローインから繋がれて、北川のクロスを上尾野辺に決められ、またもや早い時間に先制点を許してしまいました。
 これで勢いが出た新潟は、その後もチャンスを量産。前半10分には右からのクロスに上尾野辺が合わせてきましたが危うくクリアします。続いて11分にもロングクロスからヘッドで狙われたものの左山がぎりぎりで弾きます。また15分にもFKから上尾野辺のシュートを許しましたが木稲がキャッチします。更に前半24分、クロスのこぼれを白沢に遠目から狙われたもののDFが弾きます。広島は前からのプレスが嵌まらず、またDFラインでボールを回すものの前線でキープできずなかなかシュートまで行けません。それでも粘り強く戦い続けると、35分には森の右足のクロスに大内が飛び込んで何とかヘディング。38分には小川が強烈なミドルを放ちましたがGKのファインセーブに防がれます。対する新潟も前半42分にFKの折り返しを山谷がシュートしましたが上に外れ、前半は苦しい展開ながら何とか1失点に抑えてハーフタイムを迎えました。
 後半から1人交代した新潟に対して同じメンバーで臨んだ広島。前半よりはボールを支配する時間が長かったものの、新潟の堅い守備を崩せない展開が続きます。そこで広島は後半12分に瀧澤、上野、塩田を投入して流れを変えようとします。そしてその直後の中嶋のミドルはバーに弾かれてしまったものの、後半17分、細かいパス交換で右の高い位置に抜け出した柳瀬のクロスを大内が流し込んで、ようやく同点に追いつきました。
 この後は両チームともに勝ち越しを狙って激しく攻め合います。後半20分には上尾野辺のパスから園田悠に打たれましたが枠外。21分には大内がシュートまで行ったもののGKの正面を突き、30分には上野が強烈なシュートを放ちましたが惜しくもバーに弾かれます。また33分には瀧澤がドリブルで仕掛けてシュートしましたがわずかに右に外れ、41分には左にポジションを変えていた瀧澤のパスに走り込んだ中嶋が右から走り込んでシュートしたものの、ヒットせずGKに抑えられます。そして後半アディショナルタイムに、小川のCKを交代出場したばかりの谷口が頭で流し込んで勝ち越し。その後の新潟の反撃を凌いで、勝利のホイッスルとなりました。
 仙台戦から中2日での試合と言うことで先発2人を入れ替えて臨んだレジーナでしたが、やはり体力的に厳しかったのか前半は新潟にボールを回されてなかなか奪いに行けず、またセカンドボールを失うことも多く苦しい試合となりました。もし前半のうちに新潟に追加点を許していれば、大宮戦と同じような結果が待っていたかも知れません。しかし選手たちは苦しい中でも身体を1mmでも寄せて、前半の失点を1点に抑えると、後半はしっかりとボールを繋いで流れを掴み、3枚替えをきっかけに完全にペースを握りました。そして後半アディショナルタイムの谷口の勝ち越しゴール。中村監督が試合後に「まさか、あんな形で点を獲ってくれるとは思っていなかったので、驚いた」と語る見事な得点で、チームを勝利に導きました。今季は中断までの7試合で2勝にとどまり、また中断明けには大敗を喫すると言う厳しいシーズンでしたが、それでも自分たちを信じて粘り強く戦ってきたことがこの結果につながった、と言って良いでしょう。この試合でWEリーグの2022-23シーズンは前半戦を終えてレジーナは6位。首位の浦和とは勝点差が13あるものの、4位以下は勝点差1の中に4チームがひしめく混戦となっています。次は中4日で強敵・INAC神戸との戦いとなりますが、これまで通りチーム一丸となって戦い抜いて、連勝を伸ばして欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト  新潟公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合ハイライト動画
新潟放送

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2023/03/20

第5節柏戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第5節柏戦は、後半37分の塩谷のゴールで突き放して勝ち、リーグ戦2連勝で9位に上がりました。
 志知が移籍後リーグ戦初先発。また東をボランチで起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田   東
    (→青山90+3分)
満田            志知(→エゼキエウ78分)

   森島      川村
   (→中野70分)
      Bカリファ(→Dヴィエイラ78分)

SUB:川浪、松本泰、鮎川
 対する対する柏は、GK:守田、DF:古賀、土屋(→モハマド・ファルザン90+1分)、田中、MF:椎橋(→加藤72分)、高嶺、片山、三丸、FW:細谷(→仙頭77分)、山田(→マテウス・サヴィオ77分)、フロート、と言うメンバーでした。ファーストシュートを放ったのは3分に片山でしたが、その後は広島がペースを握ります。6分には森島の浮き球のパスを受けた東がシュートしましたがGKが好反応で防ぎ、川村が詰めたもののDFがクリア。15分には志知のクロスのこぼれ球を東が狙いましたが上に外れてしまいます。5バックで守備を固め、局面ではファウル覚悟で潰しに来る柏に対して広島も攻めあぐみ、逆にボールを支配される時間も長くなります。しかし前半37分に満田が強烈なミドルを放つと再び広島のペースとなって、38分には川村が至近距離からシュートしたものの惜しくも枠外。42分にもCKにベン・カリファが合わせましたが枠外に外れます。前半は広島が何度もチャンスを作ったもののゴールは奪えず、両者スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島が攻勢に出るもののなかなか崩せない時間が続きます。12分には野津田のFKに志知が合わせましたが枠外。23分には東のパスで抜け出したベン・カリファがシュートしたもののGKの好守に防がれます。続いて28分にはベン・カリファのヒールパスを受けた満田がコースを狙ってシュートしたもののGKがぎりぎりで弾き、29分にはCKに中野が合わせに行きましたがわずかに届きません。そして後半36分、満田が粘ってボールを塩谷に渡すと、塩谷は2人をかわしてシュート。これが相手に当たってゴールネットに飛び込んで、ついに柏のゴールをこじ開けました。
 これで攻めるしかなくなった柏は、フロートとマテウス・サヴィオを起点に広島ゴールに迫ります。そして後半43分にはマテウス・サヴィオのシュートが広島ゴールを襲いましたが大迫が冷静にキャッチします。最後は柏のロングボール攻撃にさらされたものの守備陣がはね返して、スタジアムに広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
 今季ここまで勝ち無しで、しかも前節は3失点で敗れたことから、柏は守備を固めて来ました。それに対して広島は丹念にボールを繋ぎ、また球際でも負けないように戦って何度も決定機を作ったものの、柏の人数をかけた守備とGKの好セーブでなかなか点を奪うことができませんでした。そんな苦しい展開の中で出た塩谷の今季2点目は、彼のベテランらしい読みと技術のおかげだと言えるでしょう。柏のファウル覚悟の激しい守備に真っ向から対抗して粘り強く戦ったことが、この日の一番の勝因と言えそうです。
 ところでこの試合の先発メンバーで驚いたのは、東をボランチで起用したことでした。昨年も第8節福岡戦でボランチでプレーして勝利に貢献していたものの、あの時は選手にコロナ感染者が出たことによる緊急事態だったから。中国新聞によると「今季はキャンプでも練習でも、一度も中央でプレーする姿は見ていない。本人が知ったのもこの日の朝。スキッベ監督のサプライズ起用だった」のだそうです。ところがこの日の東は何の違和感もなくボランチとしてプレーして、守備だけでなく攻撃面でも存在感を見せました。試合後のインタビューによるとスキッベ監督は「素晴らしいオールラウンダー」と捉えていて、前から考えていた起用だったそうですが、それをいきなり試して機能させる慧眼には恐れ入るばかりです。広島のボランチは野津田、松本泰、川村、青山らが鎬を削る「激戦区」ですが、そこにもう一つの選択肢が増えた試合だった、と言えそう。代表の活動により次のリーグ戦は2週間後となりますが、それまでますます激しいポジション争いが展開されることになりそうです。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  柏公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細
サッカーダイジェストWeb  塩谷の左足ミドル弾に脚光
Football LAB

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2023/03/19

今日の柏戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の試合のポイントとして「相手に(自分たちの)サッカーをやらせないというところが重要です」と語っています。柏は昨年から14試合勝ち無しの泥沼にいると言うことで思い切った戦い方に来る可能性もありますが、相手の出方によらず自分たちのサッカーをするのがスキッベ流。今日もいつものように高い位置からのプレスでボールを奪って、ホームのファミリーに勝利をプレゼントして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後2時キックオフ。今日は今年1月末に引退を発表した高橋壮也さんが来場してトークショーを行います。その他のイベントやアクセス情報、グルメ情報については、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。

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WEリーグ第11節仙台戦

一昨日ホームで行われたWEリーグ第11節仙台戦は、開始早々に先制されたものの前後半に1点ずつ取って逆転し、4試合ぶりに勝利を挙げました。
 トップ下に上野を起用した以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森(→塩田71分)

     小川  柳瀬(→谷口90+2分)

瀧澤            中嶋
(→立花71分)
       上野(→増矢81分)

       大内

SUB:藤田、中村、齋原
 対する仙台は、GK:松本、DF:佐藤(→田端59分)、國武、市瀬、佐々木、MF:隅田(→西野59分)、中島、矢形、FW:宮澤、松窪、船木(→高平HT)、と言うメンバーでした。先制点は仙台で、前半2分に森のクロスをはね返されたところからカウンターを受けて、左からのクロスを中島にヘッドで決められ、2試合連続で開始早々に先制点を許してしまいました。しかし広島も気落ちすることなく反撃して、中嶋や小川がゴールを狙います。対する仙台も縦に速い攻撃で広島陣内に攻め込みますが、広島の守備が対応します。そして前半24分、左サイドで得た小川のFKを近賀がヘッドで叩き込んで同点に追いつきました。
 これで勢いがついた広島は、前線からのプレスでペースを握ります。しかし36分にはパスミスを奪われて矢形にシュートを打たれてバーを直撃。また39分にはカウンターからクロスに松窪が飛び込みましたがわずかに届かず、続くCKから宮澤のシュートも枠を外れて助かります。広島はセットプレーなどから何度も仙台陣内に迫ったもののシュートまで持ち込めず、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半開始早々にクロスのこぼれを柳瀬が狙いましたが惜しくも枠外。8分にはCKにニアで大内が合わせましたがDFがクリアします。10分には大内のパスを受けた中嶋がペナルティエリア内から打ちましたが惜しくも枠を外します。そして後半11分、瀧澤のパスを右のポケットで受けた柳瀬のシュートはポストに弾かれたものの、大内が粘ってこぼれを上野がヘッドで押し込み、ついに逆転しました。
 その後は仙台の反撃を受け、14分には松窪が左足でシュートを放ちましたが枠外。15分には矢形のクロスがゴール前を横切りましたが逆サイドに抜け、23分には國武のアーリークロスに矢形が飛び込みましたが触れず助かります。広島も18分には森、21分には上野がシュートを放ったものの、その後は仙台の猛攻を受けて必死で耐える展開が続きます。32分には松窪に打たれましたが木稲が正面でキャッチ。後半アディショナルタイムには、宮澤の抜け出しからシュートしましたが木稲がセーブし、矢形のミドルも枠を外れます。そして最後は広島がキープして逃げ切りました。
 前節は開始早々の失点から立て直すことができず、次々と「安い失点」を繰り返して大敗を喫しました。そしてこの試合も前半2分に先制点を許してどうなることか、と思いましたが、しかしこの日のレジーナたちは違いました。チーム全体で集中力を高めて攻めの圧力を高め、近賀のWEリーグ初ゴールで同点に追いつくと、後半には華麗なパス交換から勝ち越しゴールを奪いました。そしてその後は攻め込まれながらも木稲を中心にはね返し、1点差を守って逃げ切りました。大宮戦の失敗をチーム全体で取り返した、見事な勝利だったと言って良いでしょう。

サンフレッチェ広島公式サイト  仙台公式サイト
WEリーグ公式サイト  記録

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2023/03/18

柏戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第5節。サンフレッチェはホームに柏レイソルを迎えます。
 昨年は序盤から上位で戦い、第24節時点で2位とリーグ優勝にも手が届く位置にいました。しかし第25節の広島戦に敗れるとそこから11試合は1勝もできず、最終順位は7位に終わっています。終盤の失速の原因は11試合で21失点を喫した守備にある、と言うことで立田とジエゴを補強したものの上島と高橋が流出。また期待のジエゴも足の肉離れで離脱したこともあって、今季の公式戦の勝利は無くリーグ戦は16位と苦しんでいます。ここまでの戦績は次の通り。
1H △2-2 G大阪 【柏】片山、細谷、【G】宇佐美、ダワン
2H △1-1 FC東京 【柏】細谷、【東】アダイウトン
3A ●0-1 福岡  【福】ルキアン
L1H △1-1 鹿島  【柏】細谷、【鹿】松村
4H ●0-3 名古屋 【名】ユンカー、永井、OG
 前節は昨年まで戦っていた3バックに戻して立て直しを図りましたが、ペースを握っている時間帯に得点できないでいると前半41分に失点。後半は前掛かりになった裏を突かれて2点を失い敗れています。ただ、攻撃の形は作れており細谷の調子も良いことを考えると、きっかけさえ掴めば流れは変わるはず。勝って代表ウィークよる中断に入りたい、と言うことで、必勝体制で広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節の先発を踏襲するか、あるいは終盤の布陣かどちらかで行くのではないかと思われます。と言うことで、私の予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     野津田 川村

中野             東

    満田    森島

      Bカリファ

SUB:川浪、志知、松本泰、青山、エゼキエウ、ソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラ
 誰が出場することになっても、またどのような布陣で戦ってもキーになるのは前からのプレス。立ち上がりから「スキッベサッカー」を貫いて、ホームでのリーグ戦初勝利を挙げて欲しいと思います。

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2023/03/17

紫熊倶楽部4月号

先週発売の「紫熊倶楽部」4月号(Vol. 302)を紹介します。最初の記事は、満田選手のインタビュー。佐藤寿人さんの移籍後は誰も付けていなかった背番号11を背負って迎えるシーズンについて、様々な角度から答えています。これに続くのはエゼキエウ選手のスペシャル・ドキュメント。天皇杯決勝で川村の同点ゴールを導くパスを出しながら怪我してしまったシーンから始まって、手術や妻の妊娠、そして第一子の誕生と激動だった2022年を振り返っています。また「サンフレッチェを支える人々」では、主務として選手たちから絶大な信頼を集めていた水野友博さんを取り上げて、これまでの様子と今後の「スタジアム推進室」での仕事を紹介しています。
 「match report」はJ1リーグの札幌戦、新潟戦、横浜FM戦。札幌戦の誤審について、審判委員長が謝罪したと言う記事が掲載されています。アウェイ見聞録は、キャンプ地だった宮崎で出会った美味しい食事の数々について。後半のカラーページでは、柏選手、森島選手、柳瀬選手、東選手と、レジーナに新加入した渡邊、吉野両選手を紹介しています。「REGINA PLAYERS」を挟んで、「普通から、特別の階段」のタイトルで塩田選手を取り上げています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。

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2023/03/16

日本代表に大迫

日本サッカー協会は昨日「キリンチャレンジカップ」を戦う日本代表選手を発表し、広島からは大迫が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】シュミット(シントトロイデン)、大迫(広島)、谷(G大阪)
【DF】板倉(ボルシアMG)、冨安(アーセナル)、伊藤(シュツットガルト)、
    橋岡(シントトロイデン)、角田(横浜FM)、瀬古(グラスホッパー)、
    菅原(AZアルクマール)、バングーナガンデ(FC東京)、半田(G大阪)
【MF/FW】
    遠藤(シュツットガルト)、伊東(スタッド・ランス)、浅野(ボーフム)、
    守田(スポルティングCP)、鎌田(アイントラハト・フランクフルト)、
    西村(横浜FM)、三苫(ブライトン)、前田(セルティック)、
    堂安(フライブルグ)、上田(セルクル・ブルージュ)、町野(湘南)、
    田中(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、中村(LASK)、久保(レアル・ソシエダ)
 このメンバーは3/24にウルグアイ代表、3/28にコロンビア代表と対戦します。

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2023/03/15

高円宮杯PLウェストの日程

日本サッカー協会は「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2023」の日程を発表しました。それによると、サンフレッチェ広島ユースの日程は次の通り。
 4/2  (日)  11:00 名古屋U-18(吉田サッカー公園)
 4/8  (土)  14:00 履正社高(服部緑地陸上競技場)
 4/16 (日)  11:00 神戸U-18(吉田サッカー公園)
 4/23 (日)  11:00 横浜FCユース(横浜FC・LEOCトレセン)
 5/6  (土)  11:00 東福岡高(吉田サッカー公園)
 5/14 (日)  11:00 鳥栖U-18(佐賀市健康運動センター)
 5/21 (日)  11:00 静岡学園高(エスプラットフジスパーク)
 6/17 (土)  11:00 磐田U-18(吉田サッカー公園)
 未定         大津高
 7/2  (日)  16:00 米子北高(吉田サッカー公園)
 7/9  (日)  11:00 神村学園高(いぶすきフットボールパーク)
 9/3  (日)  10:00 名古屋U-18(トヨタスポーツセンター)
 9/10 (日)  15:00 履正社高(吉田サッカー公園)
 9/18 (月・祝)10:00 横浜FCユース(吉田サッカー公園)
 9/23 (土・祝)15:00 神戸U-18(いぶきの森球技場)
 10/1 (日)  11:00 東福岡高(東福岡高グラウンド)
 10/8 (日)  11:00 静岡学園高(吉田サッカー公園)
 10/15(日)  11:00 磐田U-18(竜洋スポーツ公園サッカー場)
 10/22(日)  11:00 鳥栖U-18(吉田サッカー公園)
 11/19(日)  11:00 大津高(吉田サッカー公園)
 11/26(日)  13:00 米子北高(どらパーク米子陸上競技場)
 12/3 (日)  13:00 神村学園高(吉田サッカー公園)
 昨年はスタートダッシュに失敗して残留争いに巻き込まれてしまったユースですが、今季は序盤から勝ちを積み重ねて、2年ぶりの優勝を勝ち取って欲しいと思います。

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2023/03/14

WEリーグ第10節大宮戦

一昨日アウェイで行われたWEリーグ第10節大宮戦で、サンフレッチェ広島レジーナは0-5で大敗を喫してしまいました。
 レジーナは森を初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森

     小川  柳瀬

       齋原(→上野59分)

瀧澤            中嶋
(→立花59分)
       大内(→谷口75分)

SUB:藤田、中村、塩田、増矢
 対する大宮は、GK:望月、DF:有吉、乗松、西澤、鮫島、MF:林、上辻(→田嶋63分)、仲田(→村上72分)、大熊(→柴山86分)、FW:井上(→北川72分)、高橋(→大島86分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出て行く広島でしたが、しかし前半4分にあっさり大宮に先制点を許します。右サイドからの仲田のロングパスで抜け出した井上が高橋に渡すと、そのクロスを後ろ向きでトラップした上辻がシュート。これが左山の身体に当たって跳ね返ってゴールネットに落ちてしまいました。続いて13分には今度は左サイドの鮫島のロングパスで抜け出した大熊は何とか抑えたものの、こぼれ球を打った井上のシュートがゴールの左隅に飛び込みました。その後は広島が何とか取り返そうと大宮ゴールに迫ったものの得点できず。逆に後半11分、パスミスを奪われペナルティエリア内からの高橋のシュートはGKの正面に行ったもののキャッチできずに3点目を失います。続いて後半24分には大宮のパス交換から高橋に抜け出され、パスは逆サイドに流れたもののいち早く反応した井上に決められてしまいます。更に後半31分には木稲が何と目の前の高橋にボールを渡してしまい、ループ気味のロングシュートを決められて万事休すとなりました。広島は相手の6本の倍以上の13本のシュートを放つなど最後まで攻めの姿勢は失わなかったものの、「安い失点」がこれだけ続けば大敗もやむなし、と言うところ。次節の仙台戦と中2日で迎える新潟戦に向けて、立て直さなければなりません。

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2023/03/13

第4節G大阪戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第4節G大阪戦は、後半アディショナルタイムのPKで勝ち越して、リーグ戦の今季初勝利を挙げました。
 先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田(→青山90+6分)

満田             東(→志知83分)

   川村      森島

  ソティリウ  Bカリファ
  (→松本泰HT→中野73分)

SUB:川浪、エゼキエウ、鮎川
 対するG大阪は前節から先発5人を入れ替えて、GK:東口、DF:半田(→高尾83分)、三浦、黒川、江川、MF:福田(→食野71分)、ネタ・ラヴィ、ダワン(→山本理71分)、ファン・アラーノ(→山見83分)、FW:宇佐美(→山本悠85分)、鈴木、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢をかけた広島は、前半1分に左サイドの高い位置から東がペナルティエリア内にロビングのパス。これを絶妙なトラップで収めた森島がゴール前を横切るクロスを送ると、逆サイドでベン・カリファが押し込んで、あっという間に先制点を奪いました。
 この後も広島が攻撃の手をゆるめず、6分には森島のクロスからベン・カリファが落としたものの惜しくも味方には合わず。7分には左サイドから野津田が思い切ってシュートを放ちましたがわずかに枠を外れ、直後のCKでは佐々木のヘッドに川村が飛び込みましたが枠を捉えることができません。その後はG大阪が押し返したものの、21分には塩谷の縦パスからベン・カリファがシュートしたもののブロック。また23分にはCKの流れから佐々木がヘッドで狙いましたがGKの正面に行ってしまいます。G大阪も前半32分にファン・アラーノのクロスに鈴木が合わせて初めて危ないシーンを作ると、その後は両チームとも持ち味を出した攻め合いになります。前半43分には満田のFKをソティリウ?が逸らして逆サイドに走り込んだ川村?が押し込みましたがオフサイドを取られ、前半は広島の1点リードで終わりました。
 後半の最初のシュートは満田のミドルでしたが、しかしその後はガンバにペースを握られます。2分にはダワンがミドル。6分の福田のシュートも8分のダワンの突破も大迫が抑えます。広島も13分に松本泰が、17分には満田のフィードからベン・カリファがシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後は再びガンバのペースとなって、19分の鈴木のシュートも21分のファン・アラーノのシュートも枠外に外れましたが、しかし24分には宇佐美がドリブルで仕掛けてシュート。これがDFの身体に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らしてしまいました。
 同点に追いついて意気上がるG大阪は、その直後にもファン・アラーノのクロスに鈴木が飛び込んだものの荒木がぎりぎりでクリア。また26分には食野の仕掛けから黒川がクロスを入れてきたものの大迫がキャッチします。ここでスキッベ監督は後半から交代出場した松本泰に代えて中野を投入し、満田をトップ下に移します。するとその後は広島がペースを握り返して、31分には川村と荒木が惜しいシュートを放ちます。逆にガンバも後半36分、カウンターから鈴木が抜け出してフリーでシュートを打ちましたが大迫が素晴らしい反応で弾き、続く宇佐美のシュートも大迫がキャッチします。そして迎えた後半アディショナルタイム、満田の猛烈なチャージに焦った東口がネタ・ラヴィにパスすると、これを狙っていた森島が奪ってベン・カリファへ。前を向いたベン・カリファをネタ・ラヴィが倒してPKを得ると、これを満田が落ち着いて決めてようやく広島が勝ち越します。そしてその後は選手交代やキープで時間を使って、広島が1点差を守って逃げ切りました。
 立ち上がりの広島は素晴らしいサッカーを展開し、先制のシーン以外にも何度も決定機を作って追加点を狙いに行きました。しかしそこは力のあるガンバ。徐々にペースを握り返すと、後半は広島の守備に的を絞らせず攻勢に出てきました。ガンバの得点は宇佐美の個人的な力に因るところが大きかったとは思いますが、それ以外にも何度も決定機を作られていて、大迫の奮闘が無ければ一気に逆転まで行かれていても不思議ではなかったと思います。しかしそこでスキッベ監督は後半から投入した松本泰を思い切って交代させ、満田をシャドウの位置に上げてきます。この絶妙な采配によって再び流れを取り戻し、そして最後は前からの激しいプレスでボールを奪い、PK奪取につなげました。スキッベ監督は試合後にこの交代について「彼(松本泰)のパフォーマンスが悪かったと言うわけではなく、自分の選手交代で戦術変更がうまくいかなかったから...自分の犯したミスをもう一度修正しようと考えました」と述べています。自らの決断を修正する勇気だけでなく、それを自らの責任としてインタビューで語ることのできる人間性があるからこそ、チームも一丸となって戦えるのだと言えるでしょう。この試合の内容自体はこれまでと比べて良いとは言えなかったとは思いますが、それでも勝点3を取ったことはチームにとって大きな自信となったはず。昨年同様に初勝利から白星を積み重ねて、上位に進出して欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  G大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  東口

Football LAB

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2023/03/12

今日のG大阪戦

 モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のメンバーについて「リーグ戦の試合も内容的に悪くなかったので、それほど大きく変えるつもりはない」と語っています。チャンスを量産しながらもなかなか得点に結びついていないリーグ戦のサンフレッチェですが、きっかけさえ掴めば爆発できるはず。今日も高い位置で奪っての一気の速攻で点を取って、リーグ戦初勝利を収めて欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で午後4時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。

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2023/03/11

G大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第4節。サンフレッチェはアウェイでG大阪と対戦します。
 昨年は「強いガンバ」の復活を目指しながら片野坂監督のサッカーが浸透せず8月に解任。松田監督の下で残留争いを戦って、最終節に引き分けてぎりぎり15位でJ1残留を果たしました。そこで徳島を率いていたポヤトス監督を招聘し、チュニジア代表としてW杯にも出場したイッサム・ジェバリやイスラエル代表のネタ・ラヴィらを補強して今季を迎えました。しかし開幕戦で試合終了間際に追いつかれて勝点2を失うなど、リーグ戦ではここまで勝利はありません。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A △2-2 柏   【G】宇佐美、ダワン、【柏】片山、細谷
2H △1-1 鳥栖  【G】鈴木、【鳥】樺山
3A ●0-4 神戸  【神】大迫、酒井2、武藤
L1A ○3-1 京都  【G】福田、ダワン、石毛、【京】山﨑
 前節は開始早々の前半3分に大迫に先制点を許すと、その後は神戸の高い位置からのプレスをかわし切れずに次々と失点して大敗を喫しました。しかし先発8人を入れ替えて臨んだルヴァンカップの京都戦では、昨年途中に加入した山本理仁らの活躍で今季初勝利を挙げています。もともとガンバは各ポジションに個人能力の高い選手を揃えているだけに、新監督の戦術が浸透すれば「強いガンバ」が戻ってくるはず。京都戦の勝利で自信をつけて、リーグ戦の初勝利を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、ルヴァンカップ横浜FC戦では見事な逆転勝ちで、こちらも今季初勝利を挙げています。ただリーグ戦も勝利がないとは言え内容は悪くないだけに、前節のメンバーを踏襲した布陣で戦う可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私の予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

満田             東

       森島

  Bカリファ  ソティリウ

SUB:川浪、志知、中野、青山、エゼキエウ、柏、鮎川
 昨年もリーグ戦は第5節まで勝利がなかったものの、ルヴァンカップで活躍した満田らがチームを活性化してその後の躍進につなげています。明日は先発だけでなくベンチスタートのメンバーも心を一つにして、リーグ戦の初勝利を勝ち取ってきて欲しいものです。

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2023/03/09

ルヴァン杯GS第1節横浜FC戦

昨日ホームで行われたYBCルヴァンカップグループステージ第1節横浜FC戦は、逆転で今季公式戦初勝利を挙げました。
 スキッベ監督はリーグ戦から先発全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       川浪

  住吉   山﨑   志知

    松本泰  青山

松本大            柏(→佐々木72分)
(→Bカリファ72分)
   柴崎    エゼキエウ(→川村61分)
   (→満田61分)
       棚田(→鮎川HT)

SUB:林卓人、越道
 対する横浜FCは、GK:市川、DF:林幸多郎、杉田、西山、武田、MF:吉野(→清水83分)、井上、小川慶、カブリーニ(→高塩69分)、新井、FW:マルセロ・ヒアン(→伊藤64分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから前からのプレスに行く広島でしたが、横浜FCのパス回しになかなか奪うことができず、逆にシンプルな攻撃からチャンスを作られます。12分には吉野のロングパスで抜け出したマルセロ・ヒアンに決定的なシュートを打たれましたが川浪がナイスセーブ。30分の小川慶の決定機も川浪が防ぎ、続いて杉田のシュートはバーが弾きます。対する広島も27分には青山のクロスに山﨑がヘッドで合わせたものの惜しくも枠外。30分にはカウンターから棚田が抜け出したもののDFに当たり、38分には棚田、松本泰が決定機を迎えましたが決めることができません。更に41分には青山のフィードを受けたエゼキエウが倒されてPKを得て、自ら蹴ったもののGKのファインセーブの阻まれてバーにも嫌われます。前半は両チームともに決定機を迎えながらも得点は生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 スキッベ監督は後半立ち上がりから鮎川を投入して流れを変えようとします。しかし先にスコアを動かしたのは横浜FC。後半12分、杉田のパスで抜け出した小川慶のクロスは川浪が弾いたものの、こぼれ球をカプリーニに決められて先制点を許してしまいました。
 ここでスキッベ監督は川村と満田を投入して攻撃のギアを上げます。続いて26分にはベン・カリファと佐々木を投入。志知を左WBに上げてクロスからの得点を狙いに行きます。そしてそれが功を奏したのが後半29分。志知のクロスはGKに弾かれたものの、満田が右から強烈なシュートを決めて同点に追いつきます。更に35分には満田のCKを佐々木が難しい体勢からヘッドで流し込んで勝ち越し点を奪うと、43分には山﨑のロングパスで抜け出した満田のクロスをDFがオウンゴールして点差を広げます。その後も広島がペースを握りつつ横浜FCの反撃を許さず、そのまま逃げ切りました。
 昨年はカップ戦でもメンバーを変えずに戦ってルヴァンカップ優勝と天皇杯準優勝を勝ち取ったスキッベ監督でしたが、今年のルヴァンカップの初戦は「完全ターンオーバー」で来ました。そのためか立ち上がりからハイプレスに行ったもののなかなか嵌まらず、横浜FCにパスを回され何度かビッグチャンスを作られました。そして後半12分、中盤からのスルーパスで小川慶が抜け出したところから先制点を許します。そこまでは広島も何度か良い形を作りながらも得点できずにいただけに、悪い雰囲気になりかけていたようにも思いました。しかしそこで投入された川村と満田、更に交代で入ったベン・カリファと佐々木が流れを変えて、一気の逆転勝利に繋げました。結果だけ見ると「レギュラー組」の力強さが目立ったようにも思いますが、それもそこに至るまでに全員で「スキッベサッカー」を貫いていたからこそ。「控え組」の頑張りとそれを引き出したスキッベ監督の采配が、勝因だったと言って良いのではないでしょうか。
 ところでこの試合で特に印象的だったのは、今季初出場となった青山のプレーでした。中盤での激しい守備やゲームコントロール、そしてエゼキエウのPK奪取に結びつけたシーンに見られる鋭いパスはさすがと言うべきものだったのですが、それ以上に驚いたのはセットプレーのキッカーを務めていたこと。しかもそのボールの多くが鋭く曲がり落ちる球質で、後半33分には住吉の決定的なシュートを導きました。昨年から出場機会が限られる中で、自らを成長させてきたことが分かりました。彼ほどの選手が苦しい状況でもいっさい手を抜かずに鍛えている姿は、きっと若手にも良い影響を与えているはず。チーム力の底上げが着々と進んでいることが実感できる試合だった、と言って良いかも知れません。

ブログ速報  前半  後半
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Jリーグ公式サイト試合データ
日刊スポーツ  スコア詳細

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2023/03/08

今日の横浜FC戦

中国新聞によると、スキッベ監督は今日の試合について「全く違うチームになる」と語り、先発の大幅入れ替えを示唆していたとのこと。ここまでベンチ入りもなかった青山や2度の手術を乗り越えた鮎川らが「リーグ戦に出ているメンバーを脅かすプレーをしたい」と語っていたそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、メインスタンドスロープ下のサンチェひろばで「サンチェふわふわドーム」と、メインスタンド正面の総合案内付近での「ルヴァンカップキッズイレブン サンフレッチェ広島といっしょにファイナルを目指そう!!」をそれぞれ4時から開催します。また入場者には「ぶち紫ハリセン」を7,000名様に配布します。その他、スタジアムグルメやイベント情報の詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 テレビ放送は「スカパー!プレミアムサービス」のch592とSPOOXのサッカーLIVEで生放送、また「スカパー!サービス」では3/11(土)の4時半から録画放送が予定されています。スカパー!サッカーセット契約者の方はMyスカパーIDでログインして番組配信でご覧下さい。今日もスカパー!を見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!を見れない方は、こちらをご覧下さい。

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2023/03/07

横浜FC戦に向けて

明日はYBCルヴァンカップグループステージ第1節。サンフレッチェはホームで横浜FCと対戦します。
 昨シーズンは勝点80を挙げて2位で1年でのJ1復帰を果たした横浜FCは、昨年終了時のメンバーから11人がチームを去った一方で20名を獲得。小川航、長谷川、ブローダーセンら昇格に貢献したメンバーを中心にJ1を戦える陣容を整えました。しかし、第2節湘南戦では後半38分に追いついて勝点1を確保したものの、まだ今季初勝利は得られていません。今季のこれまでの戦績は次の通り。
1H ●0-1 名古屋 【名】ユンカー
2A △2-2 湘南  【横FC】小川航2、【湘】町野、OG
3H ●1-3 鹿島  【横FC】小川航、【鹿】藤井、鈴木、アルトゥール・カイキ
 前節は前半9分にクリアボールを拾われて藤井に移籍後初ゴールを許したものの、前半24分にPKで追いつくと、その後は互角の展開に持ち込みました。しかし前半38分に鈴木のゴールで勝ち越しを許すと、その後はなかなか押し返されないままに敗戦を喫しています。明日は広島と同様に今季初勝利を目指しての戦いとなりますが、総勢29名の登録メンバーを抱える利を生かして、フレッシュなメンバーで戦いを挑んでくる可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェですが、今季から再導入される「U-21選手の先発出場義務ルール」の条件を満たすためには越道か棚田の先発が必須となります。ただ、昨年までのスキッベ監督の起用法を考えると、大幅なメンバー変更は無さそう。と言うことで、私は次のように予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

    満田   森島

      Bカリファ

SUB:川浪、松本大、志知、エゼキエウ、松本泰、柏、ソティリウ
 昨年は初めてルヴァンカップのタイトルを取ったサンフレッチェですが、そのスタートはグループステージ初戦の徳島戦での3-0の勝利でした。今季はここまで勝ちのないサンフレッチェですが、昨年同様にグループステージで好スタートを切って、連覇を目指して欲しいと思います。

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2023/03/06

WE ACTION DAY

サンフレッチェ広島レジーナは一昨日、「広島広域都市圏サッカー教室」を開催しました。これはWEリーグチームがリーグ戦が組まれていない週末に行う「WE ACTION DAY」の一環で、「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」と言うWEリーグの理念を実現するために行っています。この日は広島経済大学フットボールパークで選手18名が参加して、広島県、山口県、島根県にまたがる「広島広域都市圏」の小学1年生〜4年生約70名を集めて、選手によるデモンストレーションやミニゲーム、抽選会や質問コーナーを行ったそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト

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U-15中国プログレスリーグ第1節

「高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国プログレスリーグ1部」は昨日開幕し、サンフレッチェ広島Jrユースは鳥取U-15に7-0で勝ちました。得点は河上、内田、西川、信重3でした。なお中国プログレスリーグ1部はこの2チームの他に岡山U-15、クレフィオ山口Jrユース、サンフレッチェくにびきJrユース、ハジャスJrユース、Jフィールド岡山、シーガル広島、FCツネイシU15、サンフレッチェびんごU15の10チームが参加して10月初旬まで2回戦総当たりのリーグ戦を行います。

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2023/03/05

レジーナの鹿児島U-14、神村学園高との練習試合

レジーナは指宿キャンプ6日目の昨日、トレーニングマッチを2試合行い、鹿児島ユナイテッドU-14に15-0で、神村学園高女子サッカー部に2-0で勝ちました。鹿児島戦の得点は、1本目の15分、29分、39分、45分に大内、29分に齋原、32分に瀧澤。2本目は2分と22分に齋原、11分に中嶋、28分に大内、31分に上野、34分と38分にに谷口、36分に立花、42分に増矢。 target="_blank"公式サイトによると、ボールを失っても高い位置からプレッシャーをかけて奪い返し、一方的に攻め続けて得点を重ねたとのことです。一方の神村学園高戦の得点は、1本目の4分に谷口、26分に上野。早い時間帯で2点を奪ったものの、その後は最後の局面で攻めあぐねたり、シュートの精度を欠くなど追加点はならず。逆に鋭いカウンターから何度かピンチを招いたものの、福元の好セーブもあって無失点で終えることができた、とのことです。

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2023/03/04

第3節横浜FM戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第3節横浜FM戦は、終盤の数的優位を生かせず引き分けに終わり、今季初勝利を逃しました。
 森島とソティリウが今季初めて先発起用されて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

満田             東(→志知HT)

       森島

  Bカリファ  ソティリウ
  (→中野70分)

SUB:川浪、松本大、エゼキエウ、松本泰、柏
 対する対する横浜FMは、GK:一森、DF:松原、畠中、角田、永戸、MF:渡辺、喜田、西村(→マルコス・ジュニオール87分)、FW:井上(→水沼71分)、アンデルソン・ロペス(→上島79分)、エウベル(→ヤン・マテウス87分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから激しいプレスの掛け合いになりましたが、先に主導権をとったのは広島。前半3分、高い位置でカットすると右の高い位置で受けた満田がドリブルからクロス。ここに走り込んだ東が決めて、広島が先制点を奪いました。
 これで流れを掴んだ広島は、次々とチャンスを作ります。5分にはロングパスを収めたベン・カリファがDFをかわしてシュートしましたがGKが好反応で弾き、CKにソティリウが合わせましたが枠外。6分には森島がシュート性のクロスを入れたものの枠を捉えることができず、続いて7分には満田がGKの位置をよく見てFKを直接狙いましたが惜しくもポストに弾かれます。しかし横浜も11分に左サイドを抜け出した西村がフリーでシュートを放ちましたが大迫がナイスセーブ。17分には井上のクロスに西村が合わせましたが大迫がキャッチします。そして前半18分、角田のパスで抜け出したエウベルが満田をかわしてクロス。これを中央で待ちかまえていたアンデルソン・ロペスが胸で押し込んで、同点に追いつかれてしまいました。
 これで勢いがついた横浜FMは、22分にも速攻からのクロスに井上が合わせましたがクリアします。広島も25分に森島がミドルを放ったもののGK正面を突き、33分の塩谷のミドルも枠外に外れます。また42分にもソティリウのパスを満田が打ちましたが枠を捉えることができません。前半はお互いに追加点を狙いに行ったものの得点は生まれず、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半も井上の突破からチャンスを作る横浜に対して、広島も5分に川村が惜しいシュートを放ちます。逆に8分には松原のシュートを佐々木がクリア。11分にはCKのボールを狙われましたが大迫が倒れながらもセーブします。流れが横浜に傾きかけたところで右サイドに中野を投入したスキッベ監督。そして後半30分、中野との競り合いで肘を使ったとして永戸が一発退場となります。この直後のFKでは野津田が右のスペースにボールを流し、走り込んだ満田のクロスにソティリウがヘッドで合わせましたが上に外れてしまい、39分の中野のシュートはブロック。42分には満田のパスにソティリウが合わせましたがGKがぎりぎりで弾きます。横浜FMはマルコス・ジュニオールとヤン・マテウスを投入。後半アディショナルタイムにはこの2人の力でシュートまで持ち込みましたが大迫がキャッチします。結局後半は両チームともにチャンスを作ったもののゴールは生まれず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後にスキッベ監督は「後半は満足できる内容でした」と語る一方で「最後にカウンターから失点しなかったのは良かったので、負けなくて良かった」と語っています。一方のマスカット監督も「いろいろな面が出たゲームでしたが、全体的には満足している」と振り返っています。ハイプレスを基本戦術にし、昨年はリーグ優勝とルヴァンカップ優勝を遂げた両チームの対戦でしたが、どちらも持ち味を出し切って90分を通して緊張感が高く、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。広島としては相手に退場者が出たこともあって勝つチャンスを逃した、と言う思いの方が強い感じはしますが、しかし今季公式戦3連勝中のチャンピオンチーム相手に互角の戦いができたと言うことは、勝点1以上の価値はあったと思います。ここまでリーグ戦3試合を終えて勝点2にとどまっているものの、今後に向けての手応えを感じることのできた試合だった、と言えるかも知れません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  横浜FM公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  VAR運用の変更    満田
日刊スポーツ  スコア詳細  一森
サッカーダイジェストWeb  両翼でこじ開けた!広島の先制弾  永戸の一発レッド
Football LAB

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2023/03/03

今日の横浜FM戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は、横浜FMについて「総合力としてすごく優れている...ただ彼らは力を持っているとは思いますが、自分たちのサッカーがしっかりできれば十分対抗できる」と語っています。昨シーズンはルヴァンカップも含めて3勝1敗だった横浜FM戦ですが、しかしアウェイで行われた第20節はプレスをかわされ縦に速い攻撃から3失点して敗れているだけに、いかにチーム全体で連動して「自分たちのサッカー」を続けられるか、が勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。

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U-15代表候補に梅田と原

日本サッカー協会は一昨日U-15日本代表候補を発表し、広島からユースの梅田とジュニアユースの原が選ばれました。今回選出されたのは次の36人。
【GK】渡邊麻(FC東京U-15深川)、内田(清水Jrユース)、新堀(FC東京U-15むさし)、
    佐藤(山形Jrユース村山)
【DF】梅田(広島ユース)、針生(FCフォーリクラッセ仙台)、吉田(スプレッドイーグル函館)、
    渡邉春(東京VJrユース)、宇南山(会津サントスFC)、田中遥(FC東京U-15深川)、
    西村(神戸U-15)、篠崎(鹿島つくばJrユース)、大島(VIVAIO船橋Jrユース)、
    坂口(神戸FCJrユース)、
    高橋(浦和Jrユース)、米湊(鳥栖U-15)
【MF】岩崎(横浜FCJrユース)、川端(京都U-15)、加藤(松本U-15)、野口(ソレッソ熊本)、
    神谷(名古屋U-15)、平島(鹿島Jrユース)、大野(鳥栖U-15)、原(広島Jrユース)、
    安井(G大阪Jrユース)、小川(浦和Jrユース)
【FW】廣岡(柏U-15)、山縣(千里丘FC)、葛西(リベロ弘前U-15)、塩尻(C大阪西U-15)、
    山﨑(新潟U-15)、吉田(多摩Jrユース)、姫野(千葉U-15)、田中陽(横浜FMJrユース)、
    加茂(柏U-15)、安西(さぬき南中)
 このメンバーは3/6から3/10にJ-GREEN堺で行われるトレーニングキャンプに参加します。

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2023/03/02

横浜FM戦に向けて

明日はJ1リーグ第3節の「フライデーナイトJリーグ」。サンフレッチェはアウェイで横浜Fマリノスと対戦します。
 昨年、3年ぶり5回目のリーグ制覇を果たした横浜FMは、仲川、岩田、レオ・セアラらが移籍したのに加えて高丘も海外挑戦を決意。開幕直前に守護神を失う事態となりました。しかし昨シーズンを通して作り上げてきた厚みのある戦力は揺るがず、スーパーカップでは順当に甲府を下すと、リーグ戦でも2連勝して首位に立っています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
FFSC ○2-1 甲府  【横M】エウベル、西村、【甲】ウタカ
1A ○2-1 川崎F 【横M】西村、エウベル、【川】橘田
2H ○2-0 浦和  【横M】アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス
 前節は前半18分に完璧な崩しで先制点を奪うと、後半はやや押し込まれる時間もあったものの、後半終了間際に追加点を奪って逃げ切っています。新監督を迎えて新しいチーム作りを進める浦和に「王者の貫録」を見せつけた横浜F・マリノス。明日は昨年1勝3敗に終わった「リベンジ」を賭けて、広島戦を迎えようとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、札幌戦、新潟戦ともにチャンスを量産しながら1点しか取れなかったことを考えると、ある程度先発メンバーの入れ替えをしてくるのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     野津田 川村

中野             東

   森島      満田

      Bカリファ

SUB:川浪、住吉、志知、中野、松本泰、棚田、ソティリウ
 お互いに高い位置からのプレッシャーを戦術の肝としている両チームの対戦と言うことで、立ち上がりから激しいものになるのは間違いないところ。明日もチーム一丸となって「スキッベサッカー」を表現して、今季初勝利を挙げてきて欲しいと思います。

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2023/03/01

レジーナが指宿キャンプ開始

レジーナの選手とスタッフは一昨日、新幹線とバスを乗り継いで4時間半かけて鹿児島県指宿市に移動して、春季キャンプをスタートしました。練習場では地元の方々による激励会が開催されたそうで、指宿市長からの激励の言葉とともに黒毛和牛もも肉10kgや春採れじゃがいもなど地元の名産品を頂いたとのこと。これに対して近賀キャプテンが「後半戦に向けて、この素晴らしい環境でトレーニングを積み、皆さんに良い報告ができるように頑張ります」と決意を述べました。WEリーグは今週末に再開しますがレジーナは試合がないため「WE ACTION DAY」になりますが、ひょっとすると指宿と広島でそれぞれ実施することになるのかも知れません。

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