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2022/12/03

野上と浅野の移籍を発表

サンフレッチェは昨日、野上結貴選手と浅野雄也選手がそれぞれ名古屋と札幌に完全移籍する、と発表しました。
 東京生まれの野上は桐蔭横浜大在学中に横浜FCの特別指定選手となり、2013年からプロとしてのキャリアをスタートさせました。そして2016年に広島に移籍。その年はリーグ戦4試合の出場だったものの、2017年の第5節柏戦で先発起用されるとその後は23試合連続で先発するなどレギュラーを獲得しました。そこからの5年間は「鉄壁の3バック」の一角としてレギュラーポジションを確保していたものの、今季は控えに回ることが多くなりリーグ戦の先発は20試合にとどまっていました。高い身体能力と技術の高さ、そしてDFラインだけでなくWBもボランチもこなせるユーティリティー性を持つ野上は広島にとっては貴重な戦力だったわけですが、だからこそ名古屋で新しいチャレンジをして更に成長したい、と思ったのかも。サンフレッチェとしては非常に痛い流出ですが、頑張って欲しい、と送り出すしかありません。
 一方、浅野拓磨選手の2歳下の弟の浅野は、大阪体育大学から2019年に水戸に加入し開幕戦でプロデビュー。その年の8月に広島への完全移籍が発表されたものの期限付き移籍と言う形でそのまま水戸でプレーして、34試合に出場して4ゴールを挙げました。そして期限付き移籍満了で広島入りした2020年には開幕戦に途中出場してJ1デビューすると、中断後の第2節神戸戦で川辺のスルーパスに走り込んで広島での初ゴールを決めました。その年は32試合で5ゴール、翌年は37試合で6ゴールと着々と実績を積み重ね、今季も開幕から6試合は先発で起用されていた浅野でしたが、しかしその後はベンチから外れることも多くなり、結局12試合に出場してノーゴールに終わってしまいました。第32節神戸戦ではフル出場するなど元気な姿を見せていたものの、やはりスキッベ監督の戦術に対応できなかったのかも。彼を失うのは残念ですが、札幌では心機一転でより大きく成長して欲しい、と思います。
 藤井、野上、浅野と準レギュラー級が立て続けに流出した広島ですが、中国新聞によると他の主力は残留が濃厚だとのこと。大学トップクラスの実力を持つ山崎、中野の加入と越道のトップ昇格が決まっていることもあって、クラブとしては「補強より底上げ」の方針で行くとのことです。スキッベ監督は「(プレシーズンは)厳しいトレーニングになる。ベテランは高いレベルを維持し、若い選手はベテランを追い越すよう頑張って欲しい」と語っていたとのことなので、来季は個人の成長とチームとしての熟成を進めることによって、より高い目標を目指すことになりそうです。

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