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2022/12/30

ジュニオール・サントスの移籍交渉

8月にブラジルのボタフォゴFRに期限付き移籍したジュニオール・サントスですが、Football Tribeによるとボタフォゴとの買い取り交渉が難航している、とのことです。ジュニオール・サントスはボタフォゴでリーグ戦のほぼ全試合に出場して1ゴール1アシストを記録しているそうで、ボタフォゴはレンタル期間の延長を求めて交渉しているそうですが、サンフレッチェは完全移籍での放出にしか応じない方針だとのこと。400万ドルに設定されていた買い取りオプションを300万ドルに下げて交渉しているものの破談の可能性もあるそうです。移籍絡みの噂は根拠薄弱なものも多いので鵜呑みにはできませんが、交渉はレンタル期間が終了する明日ぎりぎりまで行われる可能性が高そうです。

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2022/12/29

今津の移籍を発表

サンフレッチェは昨日、今津佑太選手がVファーレン長崎に完全移籍する、と発表しました。山梨県生まれの今津は2018年に甲府でプロとしてのキャリアをスタートして、3年目にはJ2の36試合に出場して2得点を挙げ2021年に広島に移籍しました。そして第3節の札幌戦から13試合中10試合に先発フル出場するなどポジションを確保したか、に見えましたが、第15節C大阪戦以降はベンチスタートが多くなってリーグ戦出場は15試合に終わりました。また今季はなかなかベンチ入りも叶わず、リーグ戦で先発したのはターンオーバーで臨んだ第21節湘南戦と第32節神戸戦だけ。しかも神戸戦では開始早々にレッドカードを受けて退場となってしまいました。スピードと対人の強さを持ち、攻撃のセンスの良さも見せていた今津でしたが、広島では運にも恵まれなかったと言う印象で、自らその流れを変えたいと言う思いがあったのかも。広島での悔しい経験を生かして、長崎ではレギュラーを取ってJ1昇格に導いて欲しいと思います。
 なおこの発表により、今季在籍した日本人選手全員の来季の契約が決まりました。移籍で出て行った選手は藤井、野上、浅野、今津と期限付き移籍から完全移籍に移行した永井で、シーズン途中で移籍した長沼を加えると6人。一方加入は移籍の志知と田中、レンタルバックの松本大、新人の山崎、中野、越智の6人で、数としてはプラスマイナスゼロと言うことになります。実績のある選手が抜けて経験の浅い選手が増えた、と言う印象ですが、ただ若手育成に定評のあるスキッベ監督にとってはよりバランスが良くなった、と言えるかも。来季は今シーズン以上に、激しいポジション争いが繰り広げられるに違いありません。

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2022/12/28

ジュニアユースが準優勝

12/10から行われていた「高円宮杯JFA第34回全日本U-15サッカー選手権大会」に中国第一代表として出場したサンフレッチェ広島ジュニアユースは、初の決勝進出を果たしたもののヴィッセル神戸U-15に0-3で敗れて初優勝を逃しました。ジュニアユースの試合結果は次の通り。
【1回戦】
広島Jrユース 3-1 長野U-15 【広】野村2、徳山、【長】鈴木

【2回戦】
広島Jrユース 1-1 横浜FMJrユース追浜 【広】原、【横】五十嵐
      PK5-3

【準々決勝】
広島Jrユース 3-1 クマガヤSSC 【広】土井川3、【ク】竹ノ谷

【準決勝】
広島Jrユース 1-0 柏U-15 【広】小林

【決勝】
広島Jrユース 0-3 神戸U-15 【神】渡辺、大西、森岡

決勝ハイライト動画
JFA公式サイト

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2022/12/27

U-18日本代表が優勝

IBARAKI Next Generation Cup 2022に参加していたU-18日本代表は、3連勝で優勝を飾りました。
U-18日本代表 3-0 2023国体成年男子茨城県選抜 【日】高橋、松村、内藤
U-18日本代表 1-0 U-22 ALL IBARAKI 【日】モハマド・ファルザン
U-18日本代表 2-1 U-20関東大学選抜 【日】松村、内藤
 なお、サンフレッチェ広島ユースから選出されていた越道草太選手は、コンディション不良のため途中離脱していた、とのことです。

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2022/12/26

駒野がアカデミーコーチに就任

サンフレッチェは昨日、今シーズン限りで引退した駒野友一氏がサンフレッチェ広島アカデミー普及部コーチに就任する、と発表しました。
 和歌山県海南市出身の駒野は中学生の時に父親が病死したこともあって、寮費減免があったサンフレッチェユースに加入。ユースで主力として活躍すると、森崎兄弟とともにトップ昇格を果たしました。そして2年目の2001年にレギュラーを奪うと8シーズンにわたって主力として活躍。2008年には広島のJ2降格もあって磐田に移籍すると、その後はFC東京、福岡、FC今治でプレーして、今シーズン限りで現役を引退することになりました。日本代表としては78試合に出場し、FIFAワールドカップにも2度出場するなど、広島ユース出身者としては最も実績を挙げた選手だと言える駒野。今後はその豊富な経験を次世代の選手に伝えて、良い選手を育てて欲しいと思います。

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紫熊倶楽部1月号

遅くなりましたが、先々週発売の「紫熊倶楽部」1月号(Vol. 299)を紹介します。
 最初の記事は、選手たちによるパートナー企業への表敬訪問について。11/9, 10の両日にわたって、サンフレッチェ広島をサポートする企業・団体27ヶ所を訪問しました。これに続くのは川村選手のスペシャルドキュメント「終わりなき旅」。8/14の柏戦で先発のピッチに立ちながら体調不良のため途中退場し、ベッドの上で「もう、サッカーを辞めたい。いや、もう辞めます」と思いを吐き出したシーンから始まって、運動性喘息の症状と苦しさをスキッベ監督のサポートで克服し、リーグ戦、天皇杯、そしてルヴァンカップ決勝で優勝を勝ち取るまでのストーリーを描いています。次の「SIGMACLUB COLUMN」は、ワールドカップに至るまでの森保監督の戦いについて書いています。またSPL∞ASHを卒業してタレントとして活動する室井萌々さんを紹介しています。
 「2022年 素晴らしいシーズンを振り返る」では、劇的な試合が増えて新戦力も台頭した今シーズンを振り返っています。また来季の陣容についての現状と展望のまとめとともに、野上、浅野、藤井の3選手の移籍にあたってのコメントを紹介しています。
 「match report」は、WEリーグの神戸戦と東京V戦。「READER'S AREA」を挟んで、アウェイ見聞録ではレジーナの試合が行われた西が丘競技場を訪問しています。サンフレッチェファミリーのコーナーではファン感謝祭を訪れた4組を紹介。レジーナの記事では東京V戦でスーパーゴールを決めた中嶋淑乃選手とWEリーグ初出場の呉屋絵理子選手を取り上げています。続く「レジーナを彩る華麗な華たち」では、長野から移籍してきた瀧澤千聖選手のこれまでとこれからについて描いています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。V-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販はJリーグオンラインストアからどうぞ。

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2022/12/25

鮎川との契約を更新

サンフレッチェは昨日、鮎川峻選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は200万円増の1,000万円。今シーズンは開幕戦に先発し、第4節にはGKの股の間を抜いて今季初ゴールを決めましたが、その後左足の痛みのために離脱して5月に手術。夏に一度全体練習に合流していましたが9月から再び別メニュー調整になって10月に再び手術を行って、今季の出場は3試合にとどまっていました。足立強化部長は「スピードを生かした突破は広島のFWにいないタイプ。パリ五輪世代でもあり、焦らず万全の状態で戻ってほしい」と語っていたそうです。

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2022/12/24

来季の開幕カードとルヴァン杯の大会方式

Jリーグは来季の各クラブの開幕カードと日程を発表し、サンフレッチェは2/18(土)か2/19(日)にホームでコンサドーレ札幌と対戦することになりました。なお第2節は未発表カードが2試合あって、広島の相手はFC東京、柏、新潟のいずれかとなっているものと思われます。
 一方Jリーグは12/20に来季のYBCルヴァンカップの大会方式を発表しています。それによると来季はACLの開幕が8月になることから、ACL出場権を獲得しているチームを含めたJ1の18チームと、2022年シーズンでJ1の17位、18位だった清水と磐田を加えた20チームがグループステージに参加。5グループに分かれてH&Aで2回戦総当たりのリーグ戦を行い、各グループ1位の5チームと2位で成績上位の3チームがプライムステージに進出します。グループ分けは抽選ではなく今季のリーグ戦の順位を元に決定するとのことなので、3位の広島と同組になるのは8位名古屋、13位神戸と18位の磐田かJ2で2位だった横浜FCになるのではないかと思われます。グループステージは3/8(水)から6/18(日)まで。またプライムステージは準々決勝が9月、準決勝が10月で、アウェイゴールルールは撤廃して延長戦、PK戦で決着をつけることになるとのことです。

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WEリーグ新潟戦中止

本日ホームで開催予定だったWEリーグ第7節新潟レディース戦は、積雪の影響により開催中止となりました。代替試合の開催日は未定で、チケットの払い戻しなどについても今のところ未定、とのことです。

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2022/12/23

来季の開幕前スケジュール

サンフレッチェは昨日、来シーズンの開幕前スケジュールを発表しました。それによると1/5(木)から自主トレーニングを行った後に、1/8(日)に広島県内でトレーニングを開始。その後トルコに移動して、1/11(水)〜1/27(金)に1次キャンプを行います。そして1/31(火)から2/11(土)に宮崎で2次キャンプを行って、翌週末に開幕する来季のJリーグに備えます。1次キャンプをトルコで行うのはペトロヴィッチ監督が指揮していた2010年以来で、ヨーロッパのチームとの練習試合を通じて戦術と体力の強化を図るとのことです。

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2022/12/22

イヨハが京都に期限付き移籍

サンフレッチェは昨日、熊本にレンタル中だったイヨハ理ヘンリー選手が京都に期限付き移籍する、と発表しました。愛知県出身のイヨハは2017年にユースからトップ昇格したものの天皇杯1試合の出場にとどまり、翌年から岐阜に期限付き移籍。最初の2年間はなかなか出場機会を掴めなかったものの、2020年にはレギュラーをつかんで24試合に出場しました。そして鹿児島での1年を経て今季は熊本に期限付き移籍すると、38試合出場2ゴールの実績を上げるとともにJ1参入プレーオフでも2ゴールを挙げて、熊本のJ1昇格をもう一歩のところまで導きました。熊本でJ1に昇格できなかったのは残念だと思いますが、ここでJ1に「個人昇格」できたのは熊本でのプレー(特に京都戦のプレー?)が評価されたからでしょう。来季、新しいステージでより大きく成長して、広島に戻ってきて欲しいと思います。

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野津田との契約を更新

サンフレッチェは昨日、野津田岳人選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は1,300万円増の3,500万円。足立強化部長は「試合をしっかりコントロールできる選手になった。2024年の新スタジアム開業も控える中、広島出身者としてチームを引っ張っていって欲しい」と期待の言葉を語っていたそうです。

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2022/12/21

来季のユニフォームデザインを発表

サンフレッチェは昨日、来季のユニフォームを発表しました。サプライヤーは13年連続でナイキ。スポンサーは昨年に引き続きエディオン、ハイセンスジャパン、マツダ、ひろぎんHD、イズミ、テラルで、新たにエディオンの提供で「エディオン光プラス」と「モバイルe保険」がユニフォームに付けられます。またルヴァンカップ優勝によりエンブレムの上の星が4つに増えています。このホームキットのデザインは、3度のリーグ優勝時に着用していたユニフォームからヒントを得ているとのこと。2012年の瀬戸内海の多島美をイメージしたチェック柄と2013年と2015年の濃淡を効かせたボーダーとストライプ、また斜めの太いラインと細かなピンストライプを組み合わせることで、躍動感と同時に矢が鋭く飛ぶ様を表現しているそうです。一方アウェイキットはホワイトが基調。襟元や脇の下などにアクセントとしてバイオレットを配すると共に、ゴールドをスウォッシュカラーに採用してバランスをとっています。販売予定については未発表ですが、予約受付は1月上旬からになるようです。

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満田との契約を更新

サンフレッチェは昨日、満田誠選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は1,400万円増の2,000万円。足立強化部長は「大卒新人がチームにとって即戦力であることを証明してくれた。日本代表にも入り、ルーキーイヤーとしては素晴らしい活躍だった」と語っていたそうです。

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2022/12/20

仙波の期限付き移籍を延長

サンフレッチェは昨日、仙波大志選手の岡山への期限付き移籍期間を延長する、と発表しました。7月に岡山にレンタルされた仙波は9月半ばまではベンチスタートが続きましたが、第36節の徳島戦で初先発。第38節の仙台戦ではプロ初ゴールを決めるなど13試合出場で1得点の記録を残しました。来季は岡山でレギュラーを取って、チームをJ1昇格に導く活躍をして戻ってきて欲しいと思います。

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大迫との契約を更新

サンフレッチェは昨日、大迫敬介選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は1,500万円増の3,500万円だとのこと。足立強化部長は「今季は試合を決定づけるビッグセーブが多く、一つ成長した姿を見せてくれた」と評価していたそうです。

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2022/12/19

皇后杯4回戦横浜FC戦

昨日行われた「皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会」の4回戦で、サンフレッチェ広島レジーナはニッパツ横浜FCシーガルズを1-0で下してベスト8に進出しました。レジーナのメンバーは、GK:木稲、DF:塩田、左山、中村、木崎、MF:小川、増矢(→近賀83分)、川島(→瀧澤67分)、中嶋(→山口83分)、FW:上野(→大内67分)、谷口。チャンスを作りながらもなかなか得点が奪えなかったレジーナでしたが、前半41分、塩田が右足でクロスを送るとそのままゴールに飛び込んで先制点を奪いました。その後はカウンターを受けるシーンはあったものの広島がボールを支配。後半29分には木崎のヘディングシュートがオフサイドで取り消されるシーンもあったものの、危なげなく勝利したとのことです。準々決勝は1/15(日)の午後2時から日テレ・東京Vベレーザが相手で、会場はカンセキスタジアムとちぎです。

サンフレッチェ広島公式サイト
公式記録
SIGMACLUB WEB

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棚田との契約を更新

サンフレッチェは昨日、棚田遼選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は現状維持の460万円だとのことです。

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2022/12/18

林との契約を更新

サンフレッチェは昨日、林卓人選手と来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると500万円減の3,500円。来季はGK4人体制となってポジション争いはますます激しくなりますが、「技術と経験はGK陣で一番。まだまだチームを引っ張って欲しい」(足立強化部長)とのことです。

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U-18代表に越智

日本サッカー協会は一昨日U-18日本代表を発表し、広島から越智が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】春名(C大阪U-18)、デューフ・エマニエル(流経大柏高)
【DF】ヴァン・イヤーデン(横浜FCユース)、寺阪(神戸U-18)、植田(京都U-18)、
    高井、松永根(川崎FU-18)、稲垣(浦和ユース)
【MF】越道(広島ユース)、松村(横浜FMユース)、南野(G大阪ユース)、
    モハメド・ファルザン(柏)、安部(長崎U-18)、高橋(大宮U18)、
    佐藤、保田(大分U-18)、石渡(C大阪U-18)、後藤(磐田U-18)
【FW】山本(柏)、内藤(甲府)
 このメンバーは12/22-25に行われるIBARAKI Next Generation Cupに参加します。

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2022/12/17

永井が岡山に完全移籍

サンフレッチェは昨日、岡山にレンタル中の永井龍選手がそのまま完全移籍する、と発表しました。2020年に松本から広島に移籍した永井は前線からの噛み付くようなプレスを見せてある意味チームの方向性を与えましたが、度重なる怪我に苦しみ3年間のリーグ戦出場はわずか26試合で1ゴールに終わっていました。そして7月に移籍した岡山では当初はサブスタートが多かったものの第37節には初めての先発出場を勝ち取り、第40節の甲府戦で移籍後初ゴールを決めています。広島では運に恵まれなかった感のある永井ですが、怪我さえ無ければまだまだできるはず。来季は岡山でエースとして活躍して、チームをJ1昇格に導いて欲しいと思います。

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茶島との契約を更新

サンフレッチェは昨日、茶島雄介選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の2,500万円で、足立強化部長は「勝負どころの後半戦で頑張ってくれた。ベテランの域に入ったので、来季はチームを引っ張って欲しい」と語っていたそうです。

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2022/12/16

小原の獲得と水戸へのレンタル

サンフレッチェは昨日、小原基樹選手の愛媛FCからの完全移籍での獲得と、来季の水戸への期限付き移籍を発表しました。
 愛知県出身の小原は聖和学園高から東海学園大に進学すると、2021年に愛媛で特別指定選手として公式戦にデビューして7試合に出場して1得点を挙げました。そしてプロ入り1年目の今季は第7節からレギュラーを確保すると、その後は全試合に出場して4得点を挙げて「10番」の重責を果たしました。

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土肥が甲府に期限付き移籍

サンフレッチェは昨日、水戸にレンタル中の土肥航大選手が甲府に期限付き移籍する、と発表しました。今季の土肥はシーズン当初こそ出場機会を掴めなかったものの、第10節の徳島戦で途中出場でチームを敗戦から救うゴールを決めるとその後はレギュラーを確保して、26試合に出場して2得点を挙げていました。

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佐々木との契約を更新

サンフレッチェは昨日、佐々木翔選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は2,000万円増の7,000万円で、チーム内の日本人選手としては最高年俸となりました。足立強化部長は「間違いなく今季のチームのMVPだった。来季もたくましくチームを引っ張って欲しい」と語っていたそうです。

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2022/12/15

柏との契約を更新

サンフレッチェは昨日、柏好文選手と契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の6,500万円で、足立強化部長は「ドリブル突破は昔より減ったが、佐々木との連係で何度も攻撃の起点になり、新たなサイド像を示してくれた」と評価していたそうです。

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2022/12/14

住吉との契約を更新

サンフレッチェは昨日、住吉ジェラニレショーン選手と契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の1,500万円。足立強化部長は「J1で通用するポテンシャルは十分にある。来季こそ鉄板の3バックに食い込んで欲しい」と期待の言葉を述べているとのことです。

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2022/12/13

志知の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、福岡から志知孝明選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。FC岐阜のアカデミーで育った志知はトップ昇格は叶わなかったものの、東海学園大在学中の2015年に松本の特別指定選手として公式戦デビュー。プロ入りした2016年こそ出場機会を掴めませんでしたが、2年目は松本で6試合、レンタル先の福島で16試合に出場しました。そして2019年に水戸に移籍してポジションをSBに移すと39試合出場5得点とブレイク。翌年は横浜FCに移籍してプレーの場をJ1に移すと、昨年から福岡でレギュラーとして起用されて2年連続のJ1残留に貢献しました。中国新聞によると年俸は4,500万円で、精度の高いクロスと豊富なスタミナが武器で、SBだけでなくCBやWBもこなすことができるとのこと。志知の獲得により藤井、野上、浅野の流出の穴を埋めれるだけでなく、「4バックなど戦術にも幅が出る」(足立強化部長)効果が期待できそうです。

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2022/12/12

志知を獲得へ

中国新聞によると、サンフレッチェは福岡の志知孝明選手を完全移籍で獲得することが分かったそうで、近く正式発表されるとのことです。

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川浪、東と契約更新

プレスリリースによると、サンフレッチェは川浪吾郎、東俊希両選手との契約を更新しました。中国新聞によると、川浪は年俸400万円増の1,000万円。東は500万円増の2,000万円で契約したとのことです。

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2022/12/11

WEリーグ第6節埼玉戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第6節ちふれASエルフェン埼玉戦は、前半8分の失点を取り返せず0-1で敗れました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  中村   木崎(→齋原69分)

     近賀  小川
     (→増矢59分)
瀧澤            中嶋
(→島袋59分)
     上野  谷口

SUB:福元、呉屋、川島、島袋
 対する埼玉は、GK:浅野、DF:橋沼、木下、岸、MF:小田、加藤(→鈴木63分)、瀬戸口、三浦、瀬野、FW:吉田(→ボールデン90+2分)、祐村、と言うメンバーでした。開始早々にFKから谷口が決定的なヘッドを放ちましたが、しかし先制点は埼玉。前半8分、DFラインからのロングパスを収めた祐村がDF4人に囲まれながらもコースを狙ったシュートがゴールに入ってしまいました。
 この後9分にはカウンターからシュートを打たれたものの木稲がセーブ。12分には木崎のクロスを谷口が押し込みましたが惜しくもオフサイドとなります。14分には瀬野のフィードで抜け出しを図った祐村がループで狙いましたが上に外れて助かります。その後は広島がボールを回してチャンスをうかがい、埼玉は守ってカウンターを狙うと言う展開になります。26分には中嶋のクロスから谷口がシュートしたものの枠外に外れ、28分には木崎のクロスをペナの中で受けた瀧澤がシュートしましたが枠を捉えることができません。また44分の塩田のミドルも枠外に外れて、埼玉の1点リードで前半を終了しました。
 後半も広島がボールを支配して攻め込むシーンが続き、10分には谷口が遠目から狙ったものの枠外。36分には島袋がドリブルからシュートしたものの枠を捉えることができません。広島は途中から3バックに変更して何とか崩そうとしたものの埼玉の人数をかけた守備を崩すことができず、得点の無いままに敗戦のホイッスルを聞くことになってしまいました。
 この試合の失点シーンは祐村の個人技にやられたもので、人数が揃っていたにも関わらず崩されたのは守備に問題があったと思いますが、ただ90分を通して戦えばこのような「事故」はあるもの。やはりこの試合の問題は、ボールを支配し攻め込みながらも得点できなかったところにある、と言わざるをえません。選手たちが何とかしようと工夫しているのは分かるのですが、やはりアイディアと精度が足りない感じ。もっとコンビネーションを使って相手を動かして隙を作らなければ、得点するのは難しいと言わざるをえません。引いて守る相手をどう崩すか。レジーナはこのサッカーにとっての共通の課題に取り組まなければなりません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
ダイジェスト動画
WEリーグ公式サイトマッチレポート

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2022/12/10

田中雄大の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、田中雄大選手を秋田から完全移籍で獲得した、と発表しました。宮城県生まれの田中は青森山田高、桐蔭横浜大を経て2018年にJ3の相模原でプロとしてのキャリアをスタート。開幕当初は控えだったものの第5節から川口能活選手からポジションを奪うと、2試合を除く全試合に先発フル出場しました。そして翌年も32試合中26試合に出場すると、2020年には秋田に移籍してJ2昇格に貢献。昨季は38試合、今季は33試合に出場して秋田のゴールを守ってきました。中国新聞によると年俸は1,000万円で、安定感のあるプレーが持ち味だとのことです。サンフレッチェは今季はGK3人体制で臨みましたが、6月に行われた天皇杯2回戦とルヴァンカップのプレーオフステージでは大迫が代表招集、林が怪我で出場できず、ユースの名越を控えに入れざるを得なかったことから「けがや新型コロナウイルスに感染した場合のバックアップ体制を固める」(足立強化部長)ことが目的ですが、能力の高いGKが1人増えることでよりレベルの高いポジション争いが繰り広げられるのは間違いないところ。田中には「GK王国広島」で成長して、大迫、林、川浪を脅かす存在になって欲しいと思います。

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2022/12/09

青山との契約を更新

サンフレッチェは昨日、青山敏弘選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は1,500万円減の5,500万円。今季はクラブ最多出場記録を更新したものの、リーグ戦出場は15試合にとどまっていました。ボランチは野津田、松本泰、川村が成長し、また松本大も復帰するなど激戦区となっていますが、足立強化部長は「今まで以上にチームに尽くしてくれた。まだまだプレーヤーとしても成長できると思っている」とのこと。試合に出ても出なくても、選手のお手本として頑張って欲しいと思います。

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2022/12/08

U-16代表に中島

日本サッカー協会は昨日、パラグアイで行われるCuadragular Internacional U17に参加するU-16日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースの中島洋太朗選手が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】上林(山形ユース)、後藤(FC東京U-18)
【DF】小杉、本多(湘南U-18)、川口(東京Vユース)、永野(FC東京U-18)、
    斉藤(大宮U18)、松本(鹿島ユース)、新井(高崎健康福祉大高崎高)
【MF】中島(広島ユース)、杉浦(名古屋U-18)、山本丈(東京Vユース)、
    望月(横浜FMユース)、高橋友(横浜FCユース)、矢田(清水ユース)、
    佐藤(FC東京U-18)
【FW】高橋旺(中央学院高)、山本将(磐田U-18)、磯崎(大宮U18)、徳田(鹿島ユース)
 10月に行われたAFC U17アジアカップ予選を戦ったメンバーから田中(柏U-18)、藤井(飯塚高)、吉永、名和田(神村学園高)、柴田、土屋(川崎FU-18)、山田(前橋育英高)、上原(昌平高)、西原(清水ユース)、川合(磐田U-18)、道脇(熊本ユース)、木吹(広島ユース)が外れ、川口、斉藤、松本、新井、望月、高橋友、高橋旺、山本将、磯崎が選ばれています。このU-16代表は12/13にチリ、12/15にコロンビア、12/17にパラグアイと対戦します。

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柴崎との契約を更新

サンフレッチェは昨日、柴崎晃誠選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は700万円減の4,000万円。今季は30試合に出場して1得点でしたが、その1点はホーム・福岡戦での後半アディショナルタイムでの勝ち越しゴールでした。スキッベ監督は「彼のクォリティーと経験、賢さを生かせる」として、試合を締めくくる役割を任せていたとのこと。来季は39歳になる柴崎ですが、衰えを知らない高い技術と試合を読む力でチームの勝利に貢献して欲しいと思います。

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2022/12/07

川村との契約を更新

サンフレッチェは昨日、川村拓夢選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は700万円増の1,500万円だとのこと。足立強化部長は「今季後半戦の活躍は目を見張るものがあった。来季もそれを持続して欲しい」と期待の言葉を語っていたそうです。

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2022/12/06

W杯R16クロアチア戦

昨日(日本時間今日の夜半過ぎ)行われたFIFAワールドカップカタール2022のラウンド16で、日本代表はPK戦の末クロアチアに敗れ、またもやベスト8の壁にはね返されました。
 森保監督はスペイン戦から先発3人を入れ替えて、GK:権田、DF:谷口、冨安、吉田、MF::堂安(→南野87分)、遠藤、守田(→田中ETHT)、長友(→三苫64分)、伊東、鎌田(→酒井75分)、FW:前田(→浅野64分)、と言うメンバーで臨みました。日本は前半3分にCKから谷口が惜しいシュートを放ち、13分には伊東のクロスに前田と長友が飛び込む、と言うシーンを作ったものの、前半の前半はクロアチアにパスを回され我慢の時間が続きます。8分には冨安をかわしたベリシッチに決定的なシュートを打たれたものの権田がファインセーブ。24分にはFKのこぼれをグヴァルディオルに狙われましたが枠外に外れ、26分にはスルーパスで抜け出したペトコビッチ、28分には左サイドから仕掛けたバリシッチにチャンスを作られます。しかし30分以降は中盤の競り合いで勝つシーンが増えて、クロアチアを押し返します。前半41分の鎌田のシュートは惜しくも枠外に外れたものの、43分にショートコーナーから堂安が左足でクロスを送ると、吉田の折り返しを前田が叩き込んで今大会初めて先制点を奪いました。
 後半最初にチャンスを作ったのも日本で、鎌田がペナルティエリア手前からシュートを放ちましたが枠外に外れます。クロアチアも4分にコバッチがシュートしたものの枠外。7分にはペトコビッチがドリブルから狙いましたが遠藤がブロックします。そして後半10分、ロブレンの右からのクロスに合わせたペリシッチのヘディングがゴール右隅に吸い込まれ、同点に追いつかれてしまいました。
 選手を入れ替えながら追加点を狙いに行く両チーム。後半18分にはモドリッチが強烈なドライブシュートを放ちましたが権田が素晴らしい反応で弾き、21分にはクラマリッチのシュートがDFに当たってコースが変わり、ブディミルが反応しましたが枠外に外れて助かります。日本は三苫のドリブルから打開を図りますが、クロアチア守備陣に対応されてなかなかチャンスを作れません。後半32分には吉田のパスミスからベリシッチに打たれましたが冨安がブロック。日本は南野を入れて点を奪いに行きますがシュートシーンは作れず、結局90分では決着がつかず延長に入ります。日本代表は延長前半2分のCKからの谷口のシュートや15分の三苫のドリブルからのミドルシュートなどでチャンスを作るものの得点は奪えず。逆に延長後半16分にはマイェルにフリーでシュートを打たれましたが枠外に外れて助かり、1-1で120分が終了してPK戦に突入しました。
 コイントスで日本側のゴールを選んだ日本代表は先攻を選びます。しかし最初の南野、2人目の三苫が止められてしまいます。その後3人目の浅野が決めたものの、4人目の吉田のキックもGKがストップ。対するクロアチアは4人中3人が決めて、森保ジャパンのカタールでの旅は終わりを告げることになりました。
 ドイツ戦、スペイン戦と同様にこの試合も相手にボールを支配される時間は長かったのですが、日本代表は我慢強く戦って前半のうちに主導権を握り返しました。そして得意のセットプレーから先制点を奪って前半をリード。おそらくここまではほぼ作戦通りだったのではないか、と思います。しかし対するクロアチアも日本が後半にシフトチェンジしてくることは想定済みだったようで、高さを生かした攻撃で同点に追いつくと、その後は日本の誇る攻撃陣がスピードに乗る前に対応して、チャンスを作らせませんでした。クロアチアはグループステージを失点1で勝ち上がってきましたが、その結果通りの守備の強さだったと思います。ここまでドイツ、スペイン相手にハイプレスと速攻で得点を奪ってきた日本代表でしたが、クロアチアは更に一枚上手だった、と言わざるを得ません。PK戦は「敗戦」ではないものの、勝ち切るだけの勝負強さを発揮できなかったことが「壁」を破れなかった原因だった、と言えるのではないでしょうか。
 森保監督がロシアワールドカップ終了後に日本代表監督に就任して4年半。その間には東京五輪の監督も兼任しながらチーム作りを進め、アジア予選を突破してワールドカップに導きました。そしてW杯初出場の1998年フランス大会以来1大会ごとに繰り返してきたグループステージでの敗退の流れを断って、初めて2大会連続でのノックアウトステージ進出を勝ち取りました。残念ながらわずかの差で「ベスト8」には至らなかったものの、世界を驚かせたドイツ、スペインの撃破を含めて日本代表の新しい歴史を作った、と言って良いでしょう。この経験と悔しさは、きっと日本サッカーの血肉となって将来に繋がるはず。まずは森保監督ら代表スタッフに、お疲れさま、そしてどうもありがとう、と言いたいと思います。

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松本泰志と契約更新

サンフレッチェは昨日、松本泰志選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると、年俸は倍増の2,000万円だとのことです。

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2022/12/05

WEリーグ第5節東京V戦

昨日アウェイで行われたWEリーグ第5節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦で、サンフレッチェ広島レジーナは中嶋のゴールを守り切って開幕戦以来の勝利を挙げて5位に浮上しました。
 レジーナは前節から先発1人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  中村   木崎(→呉屋90分)

     近賀  小川(→増矢81分)

瀧澤            中嶋
(→立花67分)
     上野  谷口
     (→齋原81分)

SUB:福元、呉屋、川島、島袋
 対する東京Vは、GK:田中、DF:宮川、村松、石清水(→坂部58分)、木村、MF:三浦、岩崎(→小林58分)、木下(→菅野81分)、FW:藤野、植木、北村(→宇津木69分)、と言うメンバーでした。WEリーグ公式サイトによると前半はお互いにチャンスを作ったものの決め切れずスコアレスで終わりましたが、後半18分にロングパスを受けた中嶋が左サイドをドリブル突破するとペナルティエリア内からのシュートを決めてレジーナが先制。その後は東京Vに攻め込まれたものの木稲の好セーブ連発で得点を与えずそのまま逃げ切りました。中村監督は「前節と前々節に非常に悔しい思いをしながら積み上げてきたものを、今日のゲームでしっかり示すことができた」と語っています。第3節以降は浦和、神戸、東京Vと上位チーム相手の連戦となりましたが、負け、引き分け、勝ちと結果がどんどん良くなってきているのは成長の証だと言えそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
ダイジェスト動画
WEリーグ公式サイトマッチレポート

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塩谷との契約を更新

サンフレッチェは昨日、塩谷司選手と来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は500万円増の5,000万円だとのことです。

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高円宮杯PLウェスト第22節東福岡高戦

昨日吉田サッカー公園で行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第22節で、サンフレッチェ広島ユースは東福岡高に4-0で快勝し、7位で全日程を終了しました。広島のメンバーは、GK:中原(→名越90分)、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:井野、笠木、越道、高下、FW:妹尾(→濱田55分)、中川(→辛島90分)。先制点は前半5分で、左からの笠木のCKをニアに走り込んだ妹尾がヘッドで流し込みました。追加点は前半37分。左サイドの細かいつなぎから越道のパスで抜け出した高下がニアサイドをぶち抜きました。後半も広島は高い位置からのプレスとポゼッションでペースを渡さず、7分にはFKに畑野がヘッドで合わせましたが枠外。14分には高い位置でのボール奪取から濱田がシュートしましたがGKに抑えられます。そして後半36分、畑野のロングフィードを受けた笠木が右からカットインして左足で決めて3点目を奪うと、後半アディショナルタイムには左から仕掛けた越道が笠木のワンツーで抜け出してダメ押しゴールを決めました。(試合動画)第22節の全結果と最終の順位表は次の通り。
【第22節】
清水ユース 1-4 C大阪U-18
静岡学園高 1-3 神戸U-18
名古屋U-18 1-1 G大阪ユース
広島ユース 4-0 東福岡高
鳥栖U-18  4-0 磐田U-18
大津高   2-2 履正社高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 鳥栖U-18     43    22   13   4   5   +22
2 神戸U-18     43    22   13   4   5   +16
3 磐田U-18     36    22   11   3   8    +8
4 静岡学園高    34    22    9   7   6   +10
5 名古屋U-18    34    22   10   4   8    +1
6 大津高      32    22    9   5   8    -6
7 広島ユース    31    22    8   7   7    -3
8 履正社高     28    22    8   4  10    +1
9 東福岡高     24    22    7   3  12   -15
10 C大阪U-18    22    22    6   4  12    -1
11 清水ユース    20    22    4   8  10    -9
12 G大阪ユース   20    22    5   5  12   -24

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2022/12/04

松本大弥が復帰

サンフレッチェは昨日、松本大弥選手が期限付き移籍から復帰する、と発表しました。サンフレッチェユースから2019年にトップ昇格した松本大は、ACLプレーオフのチェンライ戦、J1リーグ開幕戦の清水戦と第2節の磐田戦に途中出場するなど序盤は起用されたものの、1年目のリーグ戦出場は4試合。また2年目もなかなかベンチ入りもできずに7試合の出場にとどまると、昨年は大宮に期限付き移籍。そして今季は金沢に戦いの場を移すと、ボランチや左サイドハーフで34試合に出場して8得点を挙げ、9月の月間MVPにも選出されています。中国新聞によると年俸1,000万円で、「2年間の経験を生かしつつ、広島に新たな風を吹かせられるように全力で頑張りたい」と語っているそうです。

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2022/12/03

野上と浅野の移籍を発表

サンフレッチェは昨日、野上結貴選手と浅野雄也選手がそれぞれ名古屋と札幌に完全移籍する、と発表しました。
 東京生まれの野上は桐蔭横浜大在学中に横浜FCの特別指定選手となり、2013年からプロとしてのキャリアをスタートさせました。そして2016年に広島に移籍。その年はリーグ戦4試合の出場だったものの、2017年の第5節柏戦で先発起用されるとその後は23試合連続で先発するなどレギュラーを獲得しました。そこからの5年間は「鉄壁の3バック」の一角としてレギュラーポジションを確保していたものの、今季は控えに回ることが多くなりリーグ戦の先発は20試合にとどまっていました。高い身体能力と技術の高さ、そしてDFラインだけでなくWBもボランチもこなせるユーティリティー性を持つ野上は広島にとっては貴重な戦力だったわけですが、だからこそ名古屋で新しいチャレンジをして更に成長したい、と思ったのかも。サンフレッチェとしては非常に痛い流出ですが、頑張って欲しい、と送り出すしかありません。
 一方、浅野拓磨選手の2歳下の弟の浅野は、大阪体育大学から2019年に水戸に加入し開幕戦でプロデビュー。その年の8月に広島への完全移籍が発表されたものの期限付き移籍と言う形でそのまま水戸でプレーして、34試合に出場して4ゴールを挙げました。そして期限付き移籍満了で広島入りした2020年には開幕戦に途中出場してJ1デビューすると、中断後の第2節神戸戦で川辺のスルーパスに走り込んで広島での初ゴールを決めました。その年は32試合で5ゴール、翌年は37試合で6ゴールと着々と実績を積み重ね、今季も開幕から6試合は先発で起用されていた浅野でしたが、しかしその後はベンチから外れることも多くなり、結局12試合に出場してノーゴールに終わってしまいました。第32節神戸戦ではフル出場するなど元気な姿を見せていたものの、やはりスキッベ監督の戦術に対応できなかったのかも。彼を失うのは残念ですが、札幌では心機一転でより大きく成長して欲しい、と思います。
 藤井、野上、浅野と準レギュラー級が立て続けに流出した広島ですが、中国新聞によると他の主力は残留が濃厚だとのこと。大学トップクラスの実力を持つ山崎、中野の加入と越道のトップ昇格が決まっていることもあって、クラブとしては「補強より底上げ」の方針で行くとのことです。スキッベ監督は「(プレシーズンは)厳しいトレーニングになる。ベテランは高いレベルを維持し、若い選手はベテランを追い越すよう頑張って欲しい」と語っていたとのことなので、来季は個人の成長とチームとしての熟成を進めることによって、より高い目標を目指すことになりそうです。

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2022/12/02

W杯グループステージスペイン戦

昨日(日本時間で今朝早朝)行われたFIFAワールドカップカタール2022のグループステージ第3戦で、日本代表は逆転でスペインを下してグループ首位でノックアウトラウンド進出を決めました。日本代表はコスタリカ戦から5人入れ替えて、GK:権田、DF:板倉、吉田、谷口、MF:伊東、田中(→遠藤87分)、守田、長友(→三苫HT)、久保(→堂安HT)、鎌田(→冨安68分)、前田(→浅野62分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからパスを回して攻撃を構築するスペインに対して、日本は前半7分、高い位置からのプレスでボールを奪うと右からペナルティエリアに侵入した伊東が決定的なシュートを放ちましたがサイドネットに行ってしまいます。前半9分にショートコーナーからのモラタのシュートは権田がセーブしたものの、前半11分、左サイドのコンビネーションからアスピリクエタがクロスを上げるとモラタに高い打点から叩き込まれて、先制点を許してしまいました。
 これで勢いのついたスペインは、自在なパス回しで日本じんないに攻め込みます。日本は5人がDFラインに並び、その前に中盤4人がブロックを作って押し返そうとしますが蹴ってもすぐに回収される展開が続きます。23分のモラタのシュートは権田がセーブ。前半の終盤は日本も攻撃に出る場面はあったものの崩すことができず、スペインの1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から堂安と三苫を投入する森保監督。そしてそれが実ったのは前半3分のことでした。前線の連動したプレスで相手にロングパスを蹴らせると、右サイドで伊東が競って奪い返したボールを堂安が巧みなトラップで相手をかわすと左足で強烈なシュート。これがGKの手を弾いてゴールに突き刺さって、日本が同点に追いつきました。更に後半6分にはペナルティエリア右からの堂安のパスは逆サイドに抜けましたが、三苫がゴールラインぎりぎりで折り返すと飛び込んできた田中が押し込みます。VARの介入により三苫の折り返しがゴールラインを割ったかどうかのチェックされたもののゴールが認められ、日本は逆転に成功しました。
 その後しばらくは日本が高い位置からのプレスに行ったもののスペインが落ち着きを取り戻すと、ゴール前にブロックを作って耐える展開が続きます。後半25分には速攻から三苫のクロスに浅野が飛び込んだもののチャンスを生かせずに終わり、38分の堂安のFKに板倉が合わせたシュートはGK正面に行ってしまうと、その後はスペインの猛攻にさらされます。しかし日本は粘り強くクリーンな守備ではね返し、7分間のアディショナルタイムも耐えて勝利のホイッスルを聞くことができました。
 前半は相手のパス回しに対してプレスが嵌まらず先制点を許し、後半からギアを上げてプレッシングから得点を奪い取る、と言う戦い方はドイツ戦とほぼ同様。ヨーロッパの強豪に対して日本の良さを出しつつ真っ向から戦いを仕掛けて、勝利と言う結果を残しました。代表に選ばれたほとんどの選手が欧州のリーグで活躍していることが大きな要因ではあるものの、やはり森保監督のチーム作り、戦術、そして選手起用が当たった結果だった、と言って良いでしょう。ドイツ、スペインと言うW杯優勝経験を持つチームが2つ含まれる「死の組」を首位で突破した日本代表。次のクロアチア戦に、史上初のベスト8進出を賭けることになります。

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荒木と森島が契約更新

サンフレッチェは昨日、荒木隼人選手と森島司選手が来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると荒木は1,000万円増の年俸3,500万円、森島は1,000万円増の年俸3,400万円で合意したとのことです。両者とも今季で契約満了となるため関東のクラブから好条件のオファーが来ていたそうですが、荒木は「今の気持ちとして、広島に必要とされるなら出て行くつもりはない。そのくらい広島には恩があるし、期待に応えたい」、森島は「来季もタイトルを取れるように頑張りたい」と決意を語っているとのこと。それぞれ守備と攻撃の中心選手として、来季のチームを引っ張って欲しいと思います。

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2022/12/01

野上と浅野が移籍か

中国新聞によると、野上結貴選手の名古屋への移籍が明らかになったそうです。今季のリーグ戦25試合に出場した野上は広島残留も考えていたそうですが、名古屋の山口素弘GMは横浜FC在籍時に監督だったこともあって移籍を決断した模様です。一方浅野の札幌移籍も濃厚になったとのこと。二人とも広島との契約を残しているため、移籍金が発生するそうです。

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