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2022/11/24

W杯グループステージドイツ戦

昨日行われたFIFAワールドカップカタール2022のグループステージ第1戦で、日本代表はドイツに先制点を許したものの堂安、浅野のゴールで逆転勝利。グループステージ突破に向けて最高のスタートを切りました。
 日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:酒井(→南野75分)、板倉、吉田、長友(→三苫57分)、MF:遠藤、田中(→堂安71分)、伊東、鎌田、久保(→冨安HT)、FW:前田(→浅野57分)。立ち上がりは日本の縦に速い攻撃が機能して、前半7分には鎌田の高い位置からの守備でボールを奪うと、伊東のクロスを前田が押し込んだもののオフサイドで取り消されます。しかしその後はプレスがかからずドイツに自由なパス回しを許し、14分には左サイドからの仕掛けからキミッヒにシュートを打たれたものの田中がブロック。17分にはCKからリュディガーに危ういシュートを打たれ、20分にはキミッヒの強烈なミドルを権田が弾きます。続いて26分、28分、29分にはギュンドアンに続けざまに決定的なシュートを打たれます。そして前半31分、ペナルティエリア内にフリーで抜け出したラウムに対応した権田が倒してしまいPKを与えると、これをギュンドアンに決められて先制点を許してしまいました。更に前半アディショナルタイムにはキミッヒのシュートのこぼれを繋がれてハフェルツに押し込まれますが、VARによる介入でオフサイドが認められて助かります。前半はドイツに圧倒的にボールを支配されながら耐え続ける展開で、何とか1失点に抑えたと言う結果に終わりました。
 後半に入ると森保監督は久保に代えて冨安を投入し、3バックに変更して戦います。後半のファーストシュートは2分にドイツだったものの、その後は前線からの強烈なプレスが効いて主導権を握ります。後半12分には長友と前田に代えて三苫と浅野を投入。その後は一進一退の攻防が続く中、森保監督は堂安、南野と次々と攻撃的なカードを切ります。そしてそれが実ったのが前半30分、左から仕掛けを見せた三苫のスルーパスを南野がワンタッチで中に送ると、ノイアーが弾いたボールを堂安が蹴り込んで同点に追いつきます。更に後半38分には板倉のロングFKに走った浅野がワンタッチで前を向いて抜け出すと、ノイアーの肩口を抜くシュートをゴールに突き刺してついに勝ち越し。その後はドイツの猛攻にさらされたもののチーム全員で守り切って、強豪・ドイツ相手に殊勲の1勝を挙げました。
 試合後に鎌田が語っているように、前半の日本代表はドイツに対し「彼らをリスペクトし過ぎていた」ことから守備に追われ、ほとんど良いところの無いままに終わりました。しかし後半は一転して前からの強烈なプレッシャーを敢行。ドイツに度々ビッグチャンスを作られながらも腰を引かずに戦い抜いて、逆転勝利に結びつけました。「自分たちも勇気をもってプレーすれば、台頭に渡り合える証明はできた」(鎌田)と言う言葉通り、強い気持ちで戦うことができれば結果は出せる、と言うことを自らで証明したと言えます。「弱気は最大の敵」と言う元広島カープの「炎のストッパー」津田恒美さんの言葉を、改めて(そしてサンフレッチェの今季の戦いに続いて)感じた日本代表の戦いだった、と言えるでしょう。この歴史的勝利でグループステージ突破に大きく前進した日本代表ですが、しかしワールドカップは始まったばかり。試合後の円陣で森保監督が「一喜一憂し過ぎるな!」「次だぞ!」と入れた激を胸に、日本代表は次も感動的な戦いを見せてくれるのではないでしょうか。

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