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2022/09/04

第28節清水戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第28節清水戦は、塩谷の退場により10人になりながらも川村の2ゴールで勝って5連勝。川崎Fが敗れ横浜FMが引き分けたため暫定首位に立ちました。
 塩谷が先発に復帰した一方で満田がベンチにも入らず、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (退場65分)
    松本泰  野津田
    (→青山90+9分)
茶島             柏
(→柴崎90+9分)
   森島   Bカリファ(→川村75分)
   (→住吉66分)
      ピエロス(→Dヴィエイラ75分)

SUB:川浪、エゼキエウ
 対する清水は、GK:権田、DF:原(→後藤87分)、立田、鈴木義、片山(→山原82分)、MF:白崎、松岡、ピカチュウ(→鈴木唯75分)、乾、FW:カルリーニョス・ジュニオ(→北川82分)、チアゴ・サンタナ、と言うメンバーでした。序盤は広島のプレスがはまらず清水にペースを握られます。そして前半5分にはプレスを剥がされ乾にシュートを打たれたものの枠外。9分にはチアゴ・サンタナにシュートを許したもののDFが身体を入れ、13分にはチアゴ・サンタナのシュートのこぼれを松岡に狙われましたが枠外に外れます。前半20分ごろからは広島が主導権を握れるようになり、32分には野津田がFKを直接狙ったものの枠外。38分にはベン・カリファのクロスに森島が飛び込みましたが惜しくも枠外に外れ、43分にはCKのこぼれをベン・カリファが打ちましたがGKの正面を突きます。前半は両者ともチャンスは作ったもののゴールは生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は広島が前からのプレスを強める一方で、清水がカウンターから点を狙いに来ます。そして後半4分にはカルリーニョス・ジュニオが抜け出してフリーでシュートしたものの大迫がファインセーブ。続いて6分にはクロスのこぼれを乾に狙われましたが、大迫が素晴らしい反応で得点を許しません。また12分にもカウンターから乾にミドルを打たれましたが大迫ががっちりと抑えます。続いて14分にはカウンターから抜け出そうとした乾を塩谷が倒すと、VARによりDOGSO(Denying an Ovious Goal-Scoring Opportunity=決定的得点機会阻止)と判定されて一発レッドで退場となってしまいました。
 直後に森島を下げてDFラインに住吉を入れ、守りを固める広島。25分にはショートカウンターからチアゴ・サンタナに打たれましたが枠外に外れ、28分の白崎のミドルも枠外。また32分のチアゴ・サンタナのヘッドも枠外に外れて助かります。逆に後半37分、ドウグラス・ヴィエイラが粘って出したボールで柏が抜け出すと、このパスを川村が左足で決めて広島が先制点を奪いました。
 1点を守りに入った広島に対して、その後は清水が力任せの攻めに来ます。しかしゴール前に人垣を作って侵入を許さず、クロスはことごとく跳ね返してシュートも打たせません。逆にアディショナルタイム5分、左サイドでスローインを受けたドウグラス・ヴィエイラのパスを受けた川村がハーフウェイラインよりも手前から左足を振り抜くと、これが権田の頭を越えてワンバウンドでゴールネットに飛び込み貴重な追加点を奪います。清水も諦めずに点を取りに来たものの、アディショナルタイム9分の乾のシュートを跳ね返すと試合終了のホイッスル。試合を通して選手を声で励まし続けたスタンドのファミリーとともに歓喜の声を上げました。
 満田が欠場(おそらくコロナ)せざるを得なかった、と言うことで、スキッベ監督はベン・カリファを下がり気味の位置に配した3-2-4-1の布陣で戦いました。しかし序盤は前線からのプレスがうまく嵌まらず度々清水のカウンターを受けました。しかしそこを凌ぐと前半の後半は広島ペース。前半はそれぞれが持ち味を出しつつも探り合いの様相もあってスコアレスで折り返すことになりました。一方後半は広島のプレスのかかりが良くなったものの、しかしそれを上回ったのが清水。前半以上に鋭いカウンターで広島ゴールを脅かし、大迫の活躍がなければこの時間帯での失点もあり得たと思いますし、塩谷の退場もその流れでのものでした。新監督の戦術が浸透して5試合連続負け無しでここまで来ていた清水が、ほぼ狙い通りの試合展開に持ち込まれていたと言って良いでしょう。
 しかし数的不利になってからの広島の戦い方は素晴らしいものだった、と思います。さすがに11人の時のように前からの守備を続けることはできなかったものの、バイタルエリアで自由にさせず決定機を作らせず、数少ないショートカウンターもしっかりと対応して得点を許しませんでした。そして後半37分の先制シーンでは川村が相手との競り合いに勝って得たボールを預けて前線に走ると、同時に松本泰とドウグラス・ヴィエイラも連動してゴール前に走り込んでDFを引きつけていました。守備から攻撃まで足を止めずにゴールに向かった川村の殊勲のゴールだったのは間違いないのですが、チップキックでアシストした柏の技術も含めてチーム全員で奪ったゴールだった、と言って間違いありません。そして追加点となったアディショナルタイム5分のシーンでもスローインを受けたドウグラス・ヴィエイラが粘って川村に預けたからこそ決まったゴールだったと言えます。まさにチーム全員で戦って、そして勝利した。スキッベ監督のサンフレッチェがスタジアムのファミリーも一体になって勝ち取った勝利だった、と言って良いでしょう。
 第28節は広島が勝ち、川崎Fが敗れ横浜FMが引き分けたため広島が2チームを勝点1上回って暫定首位に立ちました。川崎Fは2試合、横浜FMは3試合消化が少ないためこの勝点差にさほど意味はありませんが、しかし両チームにプレッシャーをかける勝利だったのは間違いないと思います。今週は水曜日に天皇杯準々決勝があり、その後には川崎Fとの直接対決が控えていますが、これまで以上に一丸となって勝ち続けて欲しいと思います。

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