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2022/06/19

第17節C大阪戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第17節C大阪戦は、今季初の逆転勝利で5位に浮上しました。
 森島が2試合ぶりに復帰。また東が6試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田

藤井             東

   森島      満田

  Bカリファ  Jサントス(→Dヴィエイラ69分)

SUB:川浪、野上、住吉、松本泰、柏、柴崎
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、ヨニッチ、鳥海(→パトリッキ85分)、西尾、MF:原川、毎熊、為田(→進藤76分)、奥埜、FW:清武、ブルーノ・メンデス(→加藤68分)、と言うメンバーでした。好調なチーム同士の対戦と言うことで、序盤から両チームともに厳しい寄せとカバーリングでお互いにチャンスを作らせません。そんな中でファーストシュートは広島で、前半12分に満田のパスから森島がシュートしたものの惜しくも枠外。16分にはジュニオール・サントスのシュートはクリアされ、カットインからの藤井のシュートをジュニオール・サントスが逸らしましたが枠外に外れます。その後は広島のプレスのかかりが良くなって、31分には速いリスタートから森島のクロスにベン・カリファが合わせましたが枠外。32分のジュニオール・サントスのシュートはGKの正面を突きます。前半唯一のセレッソのチャンスは33分で、速攻から奥埜のクロスをフリーで受けたブルーノ・メンデスがシュートしましたが大迫が好セーブで防ぎます。それに対して広島も前半39分、東の強烈なミドルシュートがセレッソゴールを襲いましたがキム・ジンヒョンがスーパーセーブを見せます。前半はお互いにチャンスは作ったものの両GKを中心に防ぎ、両者無得点でハーフタイムを迎えました。
 後半の最初にチャンスを作ったのはセレッソで、1分に左からのクロスに毎熊が飛び込みましたが枠外で助かります。そして後半8分、東のパスミスを奪われてハーフカウンターを受けると、為田のクロスをブルーノ・メンデスに決められ先制点を奪われてしまいました。
 その直後の10分、森島のパスから東のクロスにベン・カリファが飛び込んで同点に追いついたか、に思えましたが、しかしVARでチェックした結果わずかにオフサイドラインを出ていたと言うことで取り消されます。しかし広島は気落ちすることなく攻撃を続け、セレッソを自陣に押し込みます。26分には野津田のクロスが抜けてゴールマウスに向かったもののGKがファインセーブ。27分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはDFにブロックされ、29分のベン・カリファの決定的なシュートも枠を捉えることができません。5バックにして、全員が自陣に戻って守り抜こうとするセレッソ。しかしその意図を打ち砕いたのが、前節名古屋戦で今季初ゴールを決めた野津田でした。森島と満田のコンビで右サイドに守備の意識を引きつけると、バイタルでフリーになった野津田が左足を振り抜きます。するとシュート回転のかかったボールはGKから逃げるような弾道を描きつつゴールネットに突き刺さって、ついに同点に追いつきました。
 これで勢いが加速した広島は、前掛かりで攻め込みます。そして後半37分にペナルティエリア内で仕掛けたドウグラス・ヴィエイラが倒されてPKを得ます。これをドウグラス・ヴィエイラが自ら決めてついに逆転。その後はセレッソも反撃してきたものの、後半アディショナルタイムの加藤のシュートは大迫ががっちり抑えてそのまま逃げ切りました。
 試合終了後にスキッベ監督は「今日は自分たちのチームを誇りに思います。1点を取られたあとのパフォーマンスについては満足しています。難しい試合ではありましたが、勝ちに値するゲームだった」と語っています。失点シーンは為田のクロスの精度とブルーノ・メンデスのシュートを褒めるしかないと思いますが、それ以外の時間帯はほぼ広島がボールを支配して、セレッソのシュートはわずかに4本。特に先制点を奪われてからはほぼ一方的に押し込んで、何度も決定機を作って2点奪って逆転しました。「Jリーグの中でも、素晴らしい試合を見せることができたと思います。戦術的にもスピード的にも素晴らしかった」(スキッベ監督)中でも、相手を上回って勝利したことは、このチームの成長を示していると言えるでしょう。
 そして何と言っても素晴らしかったのは、野津田とドウグラス・ヴィエイラの得点シーンでした。ユース時代の野津田と言えば強烈なミドルシュートが持ち味で、プロ入りしてからも何度かゴールを決めていました。しかしそれが相手チームに知れ渡ったことから警戒され、また野津田自身も力んで枠を捉えることができないと言うことが続いて、いつしか忘れられていた形だった、と言えるかも知れません。しかし前節の名古屋戦で直接FKから復帰後初ゴールを決めたことからか良い感じで力が抜けて、見事なゴールを決めました。広島と対戦する相手はジュニオール・サントス、ベン・カリファの強力ツートップと満田、森島の飛び出しを警戒してきていますが、それによってボランチの前が空いてくるわけで、ここで野津田のミドルが決まってくれば、より得点力が上がるのは間違いありません。
 そして更に良かったのが、これまで怪我で苦しんできたドウグラス・ヴィエイラの復活ゴールだったと言えます。思い返せばハットトリックで柏を粉砕したのは昨年の9月。また月末の札幌戦でも決勝ゴールを決めたものの肉離れで離脱すると、11月に一度復帰したものの本調子にはほど遠く、シーズン終了を待たずに帰国して左膝を手術しました。そして今季はルヴァンカップの第2節名古屋戦で先発したものの脳震盪で退場となり、その後も次々と怪我に見舞われてなかなか出場機会を掴めませんでした。ライバルたちが結果を残す中で久々に得たチャンスを、何としても生かしたいと思っていたのは間違いないところだと思います。試合後にヒーローインタビューを受けたドウグラス・ヴィエイラは、これまでの苦しい思いとここで結果を残した嬉しさが込み上げてきたのか涙、涙。35歳のベテランストライカーにとっては、ようやくこれまでの頑張りが報われた、と言う思いだったのではないでしょうか。そしてチームとしても今後の過密日程を考えると、非常に心強い復活劇だったと言えます。広島のFW陣は外国人3人に加えて永井、棚田もいて満田もできる超激戦区。レベルの高いポジション争いを繰り広げることによって、チーム力も上がってくるに違いありません。

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