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2022/06/30

第15節G大阪戦

昨日アウェイで行われた代替開催のJ1リーグ戦第15節G大阪戦は0-2で敗れ、5連勝を逃しました。
 出場停止の野津田に代わってボランチに塩谷を起用。また野上が7試合ぶりに、ジュニオール・サントスが2試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  野上   荒木  佐々木
  (→BカリファHT)
     塩谷 松本泰(→青山78分)

藤井             東(→柏66分)

   森島      満田(→柴崎66分)

      Jサントス(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、今津
 対するG大阪は前節から6人入れ替えて、GK:東口、DF:福岡(→昌子75分)、三浦、クォン・ギョンウォン、黒川(→藤春61分)、MF:小野瀬、齊藤、ダワン、石毛(→高尾61分)、FW:坂本(→パトリック75分)、山見(→倉田51分)、と言うメンバーでした。立ち上がりに攻め込んだのはG大阪で、1分に齊藤にシュートを打たれましたがDFがクリアします。これに対して広島も、3分に塩谷が惜しいシュートを放ち、4分には森島が狙ったもののブロックされます。その後は広島がゲームをコントロールして、14分には大迫のフィードから東がシュートしたもののDFに弾かれ、19分には森島のスルーパスに満田が走り込みましたがGKが抑えます。飲水タイム後はG大阪にボールを回される時間が続き、全員で集中して跳ね返します。しかし前半35分、齊藤の右からのクロスを大迫が弾くと逆サイドで拾った藤井もクリアし切れず、黒川に拾われてシュートを決められてしまいます。更にその3分後には速攻からの黒川のシュートはポストが弾いたものの、石毛のシュートのこぼれを坂本に決められてあっという間に2点のビハインドを背負うことになりました。
 後半開始からスキッベ監督はドウグラス・ヴィエイラとベン・カリファを投入して2トップとし、塩谷をDFラインに下げて松本泰をアンカーにして立て直しを図ります。そして後半8分には佐々木のクロスに飛び出した満田が足を出したものの惜しくも合わず、19分にはベン・カリファのフリックで抜け出した満田のシュートもブロックされます。また23分には柴崎のFKに荒木が合わせましたが惜しくも枠外。26分には柏がカットインから狙ったもののDFが対応し、27分には塩谷がシュートしましたが枠を捉えることができません。これに対してガンバも後半34分、小野瀬が決定的なシュートを放ちましたが大迫が素晴らしい反応で弾きます。後半35分にはセットプレーの競り合いからドウグラス・ヴィエイラが膝を痛めて退場となり、既に交代枠を使い切っていた広島は1人少ない状況のまま戦うことになりましたが、しかしボールを支配したのはむしろ広島。時折G大阪のカウンターを受けることはあったものの、広島がほぼ一方的に攻め続けます。しかしなかなかシュートに持ち込めないままにアディショナルタイムの5分も過ぎて、5/13の浦和戦以来の無得点で7試合ぶりの敗戦を喫することとなってしまいました。
 試合後にスキッベ監督は失点シーンについて「少しアンラッキーなところがあった」と述べていますが、やはりあの時間帯は運動量が落ちて判断も遅れ気味だったように思います。G大阪は前節から中2日とは言え先発6人を入れ替えていたのに対して、広島はほぼ固定メンバーで連戦は4試合目。例年よりも1ヶ月近くも早い梅雨明けで酷暑が襲ってきていることもあって、コンディション的に厳しいものがあったのは間違いないと思います。G大阪は4連敗中とは言ってももともと能力の高い選手が多く質の高いサッカーをしているわけで、チームとして100%の力を発揮できなければ勝利できないのも当然ではないかと思います。
 ただ、だからと言って敗戦が疲れのせいだったかと言うとそれもまた違うように思います。後半35分にドウグラス・ヴィエイラが負傷退場してしまい、アディショナルタイムを含めて15分間ものあいだ数的不利のままで戦わざるをえなくなりましたが、それでも相手を押し込んでいたのは広島。2点リードしていたG大阪がカウンター狙いにシフトしていた、と言う状況はあったにせよ、それでも終盤にあれだけ攻め続けることができたわけで、チームとしてはまだまだやれる、と言うことを示したことになります。やはりスキッベ・サッカーの根幹である前からの守備ができない時間帯があったこと、また相手陣内に攻め込むことが多かったにも関わらずシュートまで持って行くことができていなかったことが、直接的な敗因だったと言えるのではないでしょうか。「真夏の9連戦」は残り5試合。ここを乗り切るためには、結局のところ自分たちがより成長するしかない、ということなのかも。次節は休養十分の相手に対して中2日で対峙しなければなりませんが、このような時こそより一層良い準備をして、チーム一丸となって戦い抜いて欲しいものです。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  G大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  広島  東口  坂本  黒川
サッカーダイジェストWeb  戦評
Football LAB

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ルヴァン杯プライムステージの対戦カード

昨日Jリーグは「2022JリーグYBCルヴァンカップ」の抽選会を行い、プライムステージの対戦カードが決まりました。これによるとサンフレッチェ広島の対戦相手は横浜F・マリノスで、8/3(水)の1st legはエディオンスタジアム広島、8/10(水)の2nd legはニッパツ三ツ沢競技場で行われます。またここで勝てば準決勝の相手は福岡×神戸の勝者と対戦し、決勝は10/22(土)に国立競技場で開催されます。

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2022/06/29

今日のG大阪戦

公式サイトによるとスキッベ監督は選手のコンディションについて「素晴らしい状態だと思う。すごく良い前日練習ができた。コンディションも全員がフレッシュな状態で臨めると思っている」と語っています。またモバイルサイトによると出場停止の野津田のポジションについては「誰が出ても大丈夫だと思っていますし、誰が出てもしっかりガクの代わりややってくれると思います」と語っているとのこと。今日勝てば3位との勝ち点差は1、また首位との勝ち点差も4になるだけに、チーム一丸となって勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で午後7時キックオフ。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日は仕事の関係で早く帰れない可能性があるので、都合がついた場合のみブログでの速報を行う予定です。

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2022/06/28

G大阪戦に向けて

明日はコロナのために中止になったJ1リーグ戦第15節のG大阪戦が代替開催されます。
 本来の対戦予定日だった5/25の段階では4勝5分け5敗で12位だったG大阪ですが、その後のリーグ戦は3連敗で16位まで順位を落としています。前回の対戦予定以降の公式戦の戦績は次の通り。
16A ●1-2 鳥栖  【G】山見、【鳥】堀米、ファン・ソッコ
天2 ○4-2 岐阜  【G】ウェリントン・シウバ、奥野、パトリック、藤春、【岐】富樫、村田
17H ●1-2 横浜FM 【G】ダワン、【横】西村、水沼
天3 ○3-1 大分  【G】山見、パトリック2、【分】呉屋
18A ●0-1 札幌  【札】駒井
 3連敗中のチーム同士の対戦となった前節は、両チームともアグレッシブに戦ってハイテンポの攻防になったものの、後半6分に先制点を許すとなかなかシュートも打てないままに敗れています。明日は広島よりも試合間隔が短い中2日での戦いとなりますが、ただ前節出場停止だったクォン・ギョンウォンが戻ってくる可能性が高そう。戦える選手を揃えて、連敗脱出を狙ってくるのは間違いない、と思います。
 対するサンフレッチェですが、累積警告で野津田が出場停止となります。ボランチに前節先発した松本泰を起用する可能性は高いと思いますが、1ボランチにするか、それとも2ボランチで行くか。と言うことで、私の予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  青山

藤井             東

   森島      満田

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、野上、住吉、柏、柴崎、Bカリファ、Jサントス
 明日は「9連戦」の4試合目となりますが、体力的に厳しいのは相手も同じ。いつものようにチーム全員で心を合わせて戦って、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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2022/06/27

高円宮杯PLウェスト第10節C大阪戦

先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第10節で、サンフレッチェ広島ユースはC大阪と2-2で引き分けました。広島のメンバーは、GK:名越、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:井野、笠木、越道、高下(→中島70分)、FW:濱田(→妹尾HT)、中川(→角掛89分)。広島の得点は前半8分に高下、33分にOG。失点は前半42分と後半23分でした。第10節の全結果は次の通り。
【第10節】
鳥栖U-18  3-0 東福岡高
大津高   3-4 磐田U-18
清水ユース 2-2 G大阪ユース
静岡学園高 3-2 履正社高
名古屋U-18 0-2 神戸U-18
広島ユース 2-2 C大阪U-18

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クラセンU-15中国地域大会

「2022年度 第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 中国地域大会」を戦っているサンフレッチェのアカデミーの3チームは、2回戦まで消化して以下の結果となっています。
【1回戦】
サンフレッチェ広島Jrユース 5-0 Jollity笠岡
サンフレッチェびんご    7-1 grit
サンフレッチェくにびき   7-0 鳥取KFC

【2回戦】
サンフレッチェ広島Jrユース 5-0 岡山セゾン
サンフレッチェびんご    2-0 クレフィオ山口
サンフレッチェくにびき   0-3 FCツネイシ
 7/2に予定されている3回戦では、ジュニアユースはローザス・セレソンと、くにびきはFCツネイシと対戦します。

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2022/06/26

第18節福岡戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第18節福岡戦は、ドウグラス・ヴィエイラの2ゴールなどで3-1で勝ち、4連勝で順位を4位に上げました。
 横浜FC戦から1人入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

藤井             東

   森島      満田(→野上87分)
   (→柴崎90+2分)
      Bカリファ(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、住吉、柏、Jサントス
 対する福岡は前節から2人入れ替えて、GK:村上、DF:奈良、ドウグラス・グローリ、宮(→北島87分)、志知、MF:前嶋(→湯澤75分)、中村(→田邉87分)、前、山岸、FW:渡(→クルークス57分)、フアンマ(→ルキアン87分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは福岡で、2分に山岸がボレーで狙いましたが枠外に行き、8分の前嶋のシュートも枠を外れます。10分には森島のクロスを東が打ちましたがわずかに枠外。13分には渡に打たれましたが当たり損なって助かり、15分にはCKに合わせた山岸のシュートは左に外れて助かります。続いて22分にはフアンマがDFラインの裏に抜け出しましたが大迫が飛び出して抑えます。そして前半27分、中盤の厳しい守備で相手からボールを奪うとベン・カリファがドリブルで持ち上がって右へのパス。これを満田がダイレクトで決めて広島が先制点を奪いました。これに対して福岡も反撃し、29分の前嶋のシュートは枠外に外れたものの、36分に左からの志知のクロスを渡に流し込まれて同点に追いつかれます。その後は両者ともチャンスを作ったものの追加点は奪えず1-1でハーフタイムを迎えました。
 後半からスキッベ監督は、イエローカードをもらったベン・カリファに代えてドウグラス・ヴィエイラを投入します。そして後半6分にはドウグラス・ヴィエイラが野津田のクロスに合わせましたが枠外に外れます。そして後半31分、相手のプレスを剥がして野津田が前を向くとDFラインへ裏へのパス。ここに走り込んだドウグラス・ヴィエイラが足下に収めると、飛び出してきたGKを見てループシュートを決めて、広島が勝ち越しに成功しました。
 この後35分にはフアンマの決定的なシュートを大迫が弾く、と言うシーンを作られましたが、逆に38分、FKの跳ね返りから森島のヒールパスで抜け出した佐々木がPKを得ると、これをドウグラス・ヴィエイラが落ち着いて決めてリードを2点に広げます。その後福岡も3枚代えで反撃してきたもののしっかりとコントロールしてそのまま逃げ切りました。
 スキッベ監督は「今日は非常にタフな試合になった...後半最後になるまで良いサッカーを見せるということはなかなかできませんでした」と試合を振り返っています。福岡も水曜日に試合があったものの先発全員を入れ替えて戦ったと言うことで、フィジカルコンディションは広島より上だったからか、なかなか良い形を作れず攻め込まれる時間帯も長かったように思います。ただそんな中でも渡のゴールシーンとフアンマのシュート以外は相手に決定的な形を作らせず、逆に数少ないチャンスを確実に生かして勝利しました。やはりほぼ固定メンバーで戦ってきたことによる戦術の熟成と、そして勝ち続けていることによる自信が大きいのではないでしょうか?松本泰やドウグラス・ヴィエイラなど結果を出している選手を起用する、と言う意図のはっきりした起用法も含めて、スキッベ監督のマネージメントが上手く行っているからこそ結果も出ている、ということのように思います。リーグ戦4連勝で、ついに首位の尻尾が見えてきたサンフレッチェ。暑い中での厳しい連戦はまだ6試合も残っていますが、スキッベ監督を信じて戦って行けば、きっと乗り越えることができるに違いありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  福岡公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  ドウグラス・ヴィエイラ  長谷部監督
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2022/06/25

今日の福岡戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手のコンディションについて「全体的に全く問題ないというふうに思っています」と述べています。暑い中での連戦と言うことで疲れが無いことはない、とは思いますが、ただ東も「勝っていることが大きい」と語っているように、結果が出ていることでチーム全体が乗っているのは間違いないところ。今日もチーム全員で力を合わせて、リーグ最少失点の福岡の守備を崩して勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場はベスト電器スタジアムで、午後6時半キックオフ。チケットはほぼ全席種で販売中ですので、観戦予定の形はJリーグチケットなどでご購入ください。 試合中継ですが、今日もDAZNのみとなっています。いつものようにブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。

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レジーナの全選手との契約更新を発表

プレスリリースによると、サンフレッチェ広島レジーナは2021-2022シーズンに在籍した全選手との契約を更新した、と発表しました。また、中村伸監督との契約更新も発表しました。シーズン序盤は苦しみながら尻上がりに調子を上げてきたレジーナ。来季はそのチームをベースに、新加入の瀧澤や復帰が期待される増矢の力も加えて、初のタイトルを目指して戦うことになりそうです。

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2022/06/24

福岡戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第18節。サンフレッチェはアウェイでアビスパ福岡と対戦します。
 リーグ戦は勝ち点19で12位となかなか波に乗れない福岡ですが、ルヴァンカップはグループ2位でプレーオフステージに進出すると、鹿島に対してアウェイゴール差で上回ってプライムステージ進出を決めています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
8A ●0-1 広島  【広】柴崎
L4H ○2-1 磐田  【福】ルキアン、重廣、【磐】松本昌
9H △0-0 C大阪
L5H ○2-1 湘南  【福】クルークス、ファアンマ・デルガド、【湘】山田
10A ○1-0 京都  【福】山岸
11H ○5-1 FC東京 【福】宮、山岸2、ルキアン2、【東】松木
12H △0-0 湘南
13A ●0-2 川崎F 【川】遠野、車屋
L6A △0-0 FC東京
14H ○1-0 横浜FM 【福】クルークス
15A ●0-1 名古屋 【名】中谷
16H △0-0 浦和
天2 ○3-0 沖縄  【福】金森、北島、東家
LPO1 ○1-0 鹿島  【福】山岸
LPO2 ●1-2 鹿島  【福】山岸、【鹿】エヴェラウド、仲間
17A ●1-3 清水  【福】山岸、【清】西澤、チアゴ・サンタナ、コロリ
天3 ○3-1 岩手  【福】城後、北島、渡、【岩】ブレンネル
 前節は前半のうちに清水に2点リードを許すと、後半35分に1点差に迫ったもののその5分後に得点を許し、今季最多の3失点でリーグ戦3試合勝ち無しとなっています。また先発全員を入れ替えて戦った水曜日の天皇杯3回戦では、J2で21位の岩手に主導権を握られる難しい展開となったものの、少ないチャンスを着実に生かして勝ち抜いています。明日は休養十分の主力を起用して、4試合ぶりのリーグ戦勝利を目指して広島を迎え撃とうとしているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、好内容で逆転勝利を挙げたC大阪戦に続いて天皇杯でも横浜FC相手に「貫録」の勝利を挙げています。ただ2試合連続で同じ先発メンバーで戦って、中2日でのアウェイ連戦と言うことを考えると選手のコンディションが気になるところ。「元気印」の満田も横浜FC戦後に「疲れがないと言えば嘘になる」と語っていることを考えると、さすがに少しはメンバーを入れ替えるのではないでしょうか。と言うことで私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

       野津田

藤井             柏

   森島      満田

  Bカリファ  Jサントス

SUB:川浪、塩谷、松本泰、青山、東、柴崎、Dヴィエイラ
 ルヴァンカップはベスト8。天皇杯はラウンド16進出を決め、リーグ戦は現在5位と3大会全てで優勝の可能性を残すサンフレッチェ。中国新聞によると過去に3大会すべてでトップ8入りしたのは2013年と2016年に続いて3回目ですが、しかしスキッベ監督は「まだタイトルを語る状況ではない。いいサッカーを安定してできるようになることが何より大切」と語っているそうです。明日は過密日程チーム一丸となってを乗り越えて、「スキッベサッカー」をやり抜いて勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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2022/06/23

天皇杯3回戦横浜FC戦

昨日ニッパツ三ツ沢球技場で行われた天皇杯3回戦で、サンフレッチェは5-0で横浜FCに勝って4回戦に進みました。
 スキッベ監督は控えも含めてC大阪戦と同じメンバーを選んで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田(→柴崎79分)

藤井             東

   森島      満田(→野上79分)
   (→住吉84分)
  Bカリファ  Jサントス(→Dヴィエイラ71分)
  (→松本泰71分)

SUB:川浪、柏
 対する横浜FCは仙台戦から先発全員を入れ替えて、GK:六反、DF:杉田(→中村77分)、西山、中塩、MF:山下(→サウロ・ミネイロ65分)、安永、手塚、武田(→高木65分)、FW:田部井、フェリペ・ヴィゼウ(→山谷10分)、松浦(→高塩65分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは横浜FCのプレスを受けたものの徐々にペースを掴むと、9分には野津田がファーストシュートを放ちます。そして前半10分、左サイドを抜け出したジュニオール・サントスのパスで抜け出した満田のクロスを森島が決めて、幸先良く先制点を奪いました。
 これで勢いがついた広島は、ボールを支配して横浜を押し込みます。13分には高い位置でボールを奪ってベン・カリファがシュートしましたがGKが弾き、15分には満田のクロスからジュニオール・サントスと野津田が決定的なシュートを放ったもののDFがブロック。その後も広島が攻め続け、31分には相手のパスミスからジュニオール・サントスが決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後はやや攻め疲れたか横浜にボールを持たれる時間帯もあったものの、38分にはジュニオール・サントスがペナルティエリア内で倒されてPKを得ます。しかし自ら蹴ったPKはGKに止められ、こぼれ球をフリーで打ったものの上に外してしまいます。更に41分には藤井が決定機を迎えましたが枠を捉えることができず。前半は先制点こそ取ったものの追加点は奪えず、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりから広島が攻め込み、2分には藤井がシュートしましたが枠外。8分の満田のシュートも11分の塩谷のシュートも枠外に外れます。そして後半12分、高い位置でボールを奪うとベン・カリファのヒールパスを東がシュート。これがDFに当たってコースが変わってゴールに飛び込み、ようやく追加点を奪いました。
 その後は横浜に攻め込まれることも増えて、26分には速攻からサウロ・ミネイロに危険なシュートを打たれましたが枠外に外れて助かります。逆に後半29分、高い位置で東がボールを奪うと満田のスルーパスからドウグラス・ヴィエイラが決めてリードを広げます。更に終了間際には松本泰が立て続けにゴールを決めて、5-0の完勝で試合を終えました。
 試合後に「過密日程でJ2のチームが相手だとメンバーを代える選択肢もあったと思うが、変更しなかった理由」を聞かれたスキッベ監督は「ただ勝ちたかっただけだ」と答えています。確かにこの日行われた天皇杯3回戦でJ1とJ2が戦った試合は14試合ありましたが、川崎F、FC東京、横浜FM、札幌、浦和が敗戦。一発勝負のカップ戦では番狂わせが起きるのはよくあることですから、勝つためにベストメンバーを起用した、と言うのは監督としては必然的な選択だった、と言うことでしょう。次のリーグ戦を考えてターンオーバーした四方田監督とは試合に臨む姿勢自体が違っていたわけで、当然の結果だったと言えます。早々に先制点を奪った後になかなか追加点が取れませんでしたが、森島によると「早い時間に先制点を取れたのは気持ち的にもラクだったし、あれがあったからチームも余裕を持ってできた」とのこと。ここまで結果を出していることから、選手たちも自分たちのサッカーに自信を持って戦えていると言うこと。今後は中2日、3日でリーグ戦が5試合続くことを考えるとずっと同じメンバーと言うわけにはいかないと思いますが、きっとチーム一丸となって乗り越えて行くに違いありません。

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2022/06/22

今日の横浜FC戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は先日の仙台×横浜FCを見て「横浜FC、仙台、新潟。この3チームはJ1のレベルにあるチーム」と思ったとのこと。中国新聞によると「アグレッシブなサッカーができる一番いいメンバーでいく」と語っているとのことなので、ベストの布陣で戦う可能性が高そうです。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で午後7時キックオフ。チケットはJリーグチケットなどで全席種販売中です。また試合中継はJFATVで生配信が予定されています。今日も可能であればブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&動画配信を見れない方はこちらをどうぞ。

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2022/06/21

横浜FC戦に向けて

明日は天皇杯3回戦。サンフレッチェはニッパツで横浜FCと対戦します。
 昨年は開幕から13試合勝ち無しと苦しいスタートだった横浜FCは、第22節の広島戦でシーズン2勝目を挙げた後は4勝4分け8敗と追い上げたものの最下位でJ2降格してしまいました。そして今季は昨夏獲得して巻き返しに貢献した外国人選手を残留させて戦力を維持して、1年でのJ1復帰を目指して現在2位に付けています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○3-2 大宮  【横】齋藤、小川、クレーベ、【宮】茂木、矢島
2H ○1-0 長崎  【横】齋藤
3A ○2-1 大分  【横】伊藤、山下、【分】小林
4H ○3-2 水戸  【横】小川2、伊藤、【水】木下、森
5A △1-1 岡山  【横】フェリペ・ヴィゼウ、【岡】チアゴ・アウベス
6A ○2-1 甲府  【横】小川、齋藤、【甲】長谷川
7H ○2-1 山形  【横】小川2、【形】山﨑
8H ○3-1 琉球  【横】小川、伊藤2、【琉】金井
9A △1-1 千葉  【横】小川、【千】新井一
10H ○2-1 仙台  【横】小川2、氣田
11A △0-0 栃木
12H △1-1 町田  【横】長谷川、【町】ヴィニシウス・アラウージョ
13A △3-3 群馬  【横】長谷川、渡邉、イサカ・ゼイン、【群】平松2、奥村
14H ●0-1 熊本  【熊】伊東
15A ●0-1 秋田  【秋】小暮
16H ○2-1 徳島  【横】伊藤、ガブリエウ、【徳】一美
17A ●0-3 新潟  【新】三戸、小見2
18A ○3-1 岩手  【横】ガブリエウ、サウロ・ミネイロ、小川、【岩】ブレンネル
19H ○1-0 山口  【横】亀川
20H △1-1 東京V 【横】イサカ・ゼイン、【V】平
天2 ○3-3(PK3-1)ソニー仙台【横】フェリペ・ヴィゼウ、西山2、【ソ】松本、秋元、平田
21A △1-1 金沢  【横】小川、【金】庄司
22A ○3-2 仙台  【横】サウロ・ミネイロ、小川、松浦、【仙】中山、フォギーニョ
 中3日でJ1昇格を争う首位・新潟との対戦を控えていることからある程度選手を入れ替えてくきそうですが、ただ昨年途中加入で4ゴールを決めたサウロ・ミネイロは次節出場停止になるため先発起用する可能性が高そう。明日はしっかりと守ってカウンターから得点を狙ってくる、と言う戦い方をしてくるかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、こちらも中2日で福岡戦があることを考えると、多少のメンバーの入れ替えはあるのではないでしょうか。と言うことでメンバー予想は相変わらず難しいのですが、私の予想は次の通り。
       大迫

  野上   荒木  佐々木

     松本泰 青山

茶島             柏

    柴崎    満田

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、住吉、野津田、藤井、森島、Bカリファ、Jサントス
 J2相手の試合とは言え、負けると後がないのが天皇杯。誰が出場することになってもいつも通りの「スキッベサッカー」をやり切って、勝って広島に帰ってきて欲しいと思います。

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2022/06/20

京都戦のアウェイ応援ツアー

7/17(日)に行われるJ1リーグ戦第22節京都戦の応援ツアーの募集が始まっています。日程は7/17の11時に広島ヘリポート、広島駅新幹線口を11時20分に出発し、小谷SA、福山SAを経由してサンガスタジアムに4時半頃到着。試合後に現地を出発して、深夜2時頃広島駅新幹線口、2時20分頃広島ヘリポートに戻ってきます。料金はビジター入場券付きで大人22,000円、小中高生20,000円。ちゅーピーくらぶ会員とサンフレッチェクラブ会員は1,000円引きとなります。ご予約、お問い合わせなど詳細はたびまちゲート広島のサイトをご覧ください。

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2022/06/19

第17節C大阪戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第17節C大阪戦は、今季初の逆転勝利で5位に浮上しました。
 森島が2試合ぶりに復帰。また東が6試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田

藤井             東

   森島      満田

  Bカリファ  Jサントス(→Dヴィエイラ69分)

SUB:川浪、野上、住吉、松本泰、柏、柴崎
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、ヨニッチ、鳥海(→パトリッキ85分)、西尾、MF:原川、毎熊、為田(→進藤76分)、奥埜、FW:清武、ブルーノ・メンデス(→加藤68分)、と言うメンバーでした。好調なチーム同士の対戦と言うことで、序盤から両チームともに厳しい寄せとカバーリングでお互いにチャンスを作らせません。そんな中でファーストシュートは広島で、前半12分に満田のパスから森島がシュートしたものの惜しくも枠外。16分にはジュニオール・サントスのシュートはクリアされ、カットインからの藤井のシュートをジュニオール・サントスが逸らしましたが枠外に外れます。その後は広島のプレスのかかりが良くなって、31分には速いリスタートから森島のクロスにベン・カリファが合わせましたが枠外。32分のジュニオール・サントスのシュートはGKの正面を突きます。前半唯一のセレッソのチャンスは33分で、速攻から奥埜のクロスをフリーで受けたブルーノ・メンデスがシュートしましたが大迫が好セーブで防ぎます。それに対して広島も前半39分、東の強烈なミドルシュートがセレッソゴールを襲いましたがキム・ジンヒョンがスーパーセーブを見せます。前半はお互いにチャンスは作ったものの両GKを中心に防ぎ、両者無得点でハーフタイムを迎えました。
 後半の最初にチャンスを作ったのはセレッソで、1分に左からのクロスに毎熊が飛び込みましたが枠外で助かります。そして後半8分、東のパスミスを奪われてハーフカウンターを受けると、為田のクロスをブルーノ・メンデスに決められ先制点を奪われてしまいました。
 その直後の10分、森島のパスから東のクロスにベン・カリファが飛び込んで同点に追いついたか、に思えましたが、しかしVARでチェックした結果わずかにオフサイドラインを出ていたと言うことで取り消されます。しかし広島は気落ちすることなく攻撃を続け、セレッソを自陣に押し込みます。26分には野津田のクロスが抜けてゴールマウスに向かったもののGKがファインセーブ。27分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはDFにブロックされ、29分のベン・カリファの決定的なシュートも枠を捉えることができません。5バックにして、全員が自陣に戻って守り抜こうとするセレッソ。しかしその意図を打ち砕いたのが、前節名古屋戦で今季初ゴールを決めた野津田でした。森島と満田のコンビで右サイドに守備の意識を引きつけると、バイタルでフリーになった野津田が左足を振り抜きます。するとシュート回転のかかったボールはGKから逃げるような弾道を描きつつゴールネットに突き刺さって、ついに同点に追いつきました。
 これで勢いが加速した広島は、前掛かりで攻め込みます。そして後半37分にペナルティエリア内で仕掛けたドウグラス・ヴィエイラが倒されてPKを得ます。これをドウグラス・ヴィエイラが自ら決めてついに逆転。その後はセレッソも反撃してきたものの、後半アディショナルタイムの加藤のシュートは大迫ががっちり抑えてそのまま逃げ切りました。
 試合終了後にスキッベ監督は「今日は自分たちのチームを誇りに思います。1点を取られたあとのパフォーマンスについては満足しています。難しい試合ではありましたが、勝ちに値するゲームだった」と語っています。失点シーンは為田のクロスの精度とブルーノ・メンデスのシュートを褒めるしかないと思いますが、それ以外の時間帯はほぼ広島がボールを支配して、セレッソのシュートはわずかに4本。特に先制点を奪われてからはほぼ一方的に押し込んで、何度も決定機を作って2点奪って逆転しました。「Jリーグの中でも、素晴らしい試合を見せることができたと思います。戦術的にもスピード的にも素晴らしかった」(スキッベ監督)中でも、相手を上回って勝利したことは、このチームの成長を示していると言えるでしょう。
 そして何と言っても素晴らしかったのは、野津田とドウグラス・ヴィエイラの得点シーンでした。ユース時代の野津田と言えば強烈なミドルシュートが持ち味で、プロ入りしてからも何度かゴールを決めていました。しかしそれが相手チームに知れ渡ったことから警戒され、また野津田自身も力んで枠を捉えることができないと言うことが続いて、いつしか忘れられていた形だった、と言えるかも知れません。しかし前節の名古屋戦で直接FKから復帰後初ゴールを決めたことからか良い感じで力が抜けて、見事なゴールを決めました。広島と対戦する相手はジュニオール・サントス、ベン・カリファの強力ツートップと満田、森島の飛び出しを警戒してきていますが、それによってボランチの前が空いてくるわけで、ここで野津田のミドルが決まってくれば、より得点力が上がるのは間違いありません。
 そして更に良かったのが、これまで怪我で苦しんできたドウグラス・ヴィエイラの復活ゴールだったと言えます。思い返せばハットトリックで柏を粉砕したのは昨年の9月。また月末の札幌戦でも決勝ゴールを決めたものの肉離れで離脱すると、11月に一度復帰したものの本調子にはほど遠く、シーズン終了を待たずに帰国して左膝を手術しました。そして今季はルヴァンカップの第2節名古屋戦で先発したものの脳震盪で退場となり、その後も次々と怪我に見舞われてなかなか出場機会を掴めませんでした。ライバルたちが結果を残す中で久々に得たチャンスを、何としても生かしたいと思っていたのは間違いないところだと思います。試合後にヒーローインタビューを受けたドウグラス・ヴィエイラは、これまでの苦しい思いとここで結果を残した嬉しさが込み上げてきたのか涙、涙。35歳のベテランストライカーにとっては、ようやくこれまでの頑張りが報われた、と言う思いだったのではないでしょうか。そしてチームとしても今後の過密日程を考えると、非常に心強い復活劇だったと言えます。広島のFW陣は外国人3人に加えて永井、棚田もいて満田もできる超激戦区。レベルの高いポジション争いを繰り広げることによって、チーム力も上がってくるに違いありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
日刊スポーツ  スコア詳細  スキッベ監督  小菊監督
Football LAB

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2022/06/18

今日のC大阪戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のC大阪戦について「すごく楽しみですね。対戦相手も凄くいい状態にあるチームだし、トップ(の質を競う)ゲームになるんじゃないかと思っています」と語っています。ここまで公式戦6連勝と絶好調のセレッソですが、広島も直近の5試合は負けなしで、敗れた清水戦もルヴァンカップの勝ち抜きが決まった後の「消化試合」だったことを考えれば、チーム状態はほぼ同等と言って良いでしょう。レベルの高い試合に勝利して、「9連戦」に向けて勢いをつけるゲームにして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-9とU-11が2時半から、「フォリアカップ」が4時45分から行われます。「WE FIGHT TOGETHERコーナー」では「おしゃべり唐あげ あげ太くん」の唐あげ太くん&山田龍三くんが来場して特別動画を初公開。「クラブ創立30周年企画 レジェンドOB」はJリーグの創成期に主にサイドバックとして活躍した柳本啓成さんが来場して、「にぎわいステージ」とハーフタイムにトークショーを行います。メインスタンド前のおまつり広場では、「ゆめアプリダウンロードキャンペーン」として先着1,500名様に「ゆめタウンオリジナルサンフレッチェパスケース」をプレゼント。「ニチバンPRブース」ではニチバン「Wグリップ」体験会などを行います。また「おしゃべり唐あげあげ太くん」やSPL∞ASH、はつかいちサンブレイズ、片岡みかが登場する「メガエッグにぎわいステージ」は3時からです。
 先着プレゼントは「ぶち紫ハリセン」を各入場ゲートにて5時から配布します。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、柴崎選手のプレミアムカードです。また各飲食売店はおまつり広場は3時から、コンコースは4時半からとなっています。グルメ情報の詳細とアクセス情報、チケット情報はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 試合中継ですが、今日もDAZNのみとなっています。いつものようにブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。

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2022/06/17

C大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ戦第17節。サンフレッチェはホームでC大阪と対戦します。
 リーグ戦3連勝で5位に浮上してきたC大阪は、ルヴァンカップもグループ2位でグループステージを突破すると、プレーオフでも湘南に2連勝してプライムステージ進出を決めています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △2-2 横浜FM 【C】進藤、清武、【横】仲川、アンデルソン・ロペス
L1A ○3-2 G大阪 【C】為田、上門、中原、【G】山本、柳澤
2H △1-1 京都  【C】乾、【京】武富
L2A ○1-0 鹿島  【C】北野
3H ●0-1 FC東京 【東】紺野
4A ○3-1 清水  【C】OG、奥埜、上門、【清】高橋
5H △2-2 札幌  【C】山田、ブルーノ・メンデス、【札】岡村、中島
L3H ○6-1 大分  【C】毎熊、中原、岡澤、加藤、乾、山田、【分】小出
6A ○4-1 川崎F 【C】乾2、山田2、【川】マルシーニョ
7H ●0-1 柏   【柏】細谷
8A ○1-0 神戸  【C】加藤
L4H ●1-3 鹿島  【C】北野、アルトゥール・カイキ
9A △0-0 福岡 
L5H △0-0 G大阪
10H ●0-3 鹿島  【鹿】鈴木、松村、アルトゥール・カイキ
11A △1-1 鳥栖  【C】ブルーノ・メンデス、【鳥】藤田
12H ○2-1 磐田  【C】毎熊2、【磐】ファビアン・ゴンザレス
13A ●0-1 名古屋 【名】仙頭
L6A △3-3 大分  【C】加藤、為田、北野、【分】サムエル、渡邉2
14H ○3-1 G大阪 【C】アダム・タガート、奥埜2、【G】山見
15H ○2-0 浦和  【C】清武、毎熊
16A ○2-0 湘南  【C】アダム・タガート、加藤
天2 ○3-1 関西大 【C】加藤、ブルーノ・メンデス、舩木、【関】西村
LPO1 ○1-0 湘南  【C】鳥海
LPO2 ○4-1 湘南  【C】ヨニッチ、為田、清武、奥埜
 前節は前半18分に先制すると、その後は湘南に攻め込まれたもののキム・ジンヒョンを中心に無失点に抑え、後半アディショナルタイムに相手GKのパスミスからダメ押しゴールを奪ってリーグ戦の連勝を3に伸ばしました。そしてリーグ戦に続いて湘南との対戦になったルヴァンカップのプレーオフは、セットプレーからホームでの1st legに勝利すると、2nd legでは開始早々から得点を重ねて逃げ切っています。乾の退団と言うアクシデントをものともせずに、公式戦6連勝と波に乗るセレッソ。今、最も勢いのあるチームの一つだと言って間違いありません。
 対するサンフレッチェですが、体調不良で離脱していた選手も続々と戻ってきていて、昨日の練習では12対12の紅白戦で鎬を削っていたとのこと。明日はその中からベストの11人を並べて戦うことになるものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田

藤井             柏

   森島      満田

  Bカリファ  Jサントス

SUB:川浪、野上、松本泰、東、柴崎、永井、棚田
 中止になったG大阪戦が6/29に行われることになったため、明日から7/10の湘南戦まで週2試合の「7連戦」が決定。天皇杯3回戦に勝利すれば、7/17京都戦までの9試合を中2、3日で戦わなければなりません。まずは明日の初戦に勝利して、チーム一丸で乗り越えて欲しいと思います。

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2022/06/16

大迫がチーム練習に合流

中国新聞によると、大迫が昨日からチーム練習に合流しました。2年5ヶ月ぶりの代表招集でしたが、4試合で一度も出場はなく「試合に出られず悔しかった」とのこと。しかし練習や紅白戦は「一つ一つのクオリティーが高く、楽しかった」そうで、他のGKと比較して「シュートストップは負けていない」とむしろ自信をつけて戻ってきたそうです。今後Jリーグと、そして国内組で臨む予定のE-1選手権で成長して、カタール行きの切符をつかみ取って欲しいと思います。

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2022/06/15

紫熊倶楽部7月号

先週発売の「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 293)を紹介します。最初の記事は、スキッベ監督のJ1リーグ4月度月間優秀監督賞受賞について。Jリーグの選考委員による選考理由とともに、スキッベ監督のコメントを紹介しています。続いて取り上げられているのは藤井智也選手。プレスがはまらず「正直、地獄でしたね」と言う開幕戦の鳥栖戦から、スキッベ監督来日後のチームと自分自身の変化、そして「どういう状況になれば、俺等が負けるのか、想像がつかない」と言い切れるようになった現在までを綴っています。
 「SANFRECCE HIROSHIMA NEWS」では、日本代表に復帰した大迫選手、他のGK不在の中でチームを支えた川浪選手、ストッパーとして輝きを見せつつある長沼選手、爆発の予兆を見せているジュニオール・サントス選手、そしてチームプレーヤーであり、かつストライカーであるベン・カリファ選手を取り上げています。そして「前半戦総括」と言う記事では、スキッベ監督不在の中で行われたプレシーズンでの準備と来日後の指揮官の信頼が、いかにチームを成長させたかについて分析しています。
 「match report」はリーグの浦和戦、京都戦、名古屋戦、ルヴァンカップの清水戦、札幌戦1st legと天皇杯のホンダロック戦。また、当日に中止が決まったG大阪戦の経緯をまとめています。「READERS AREA」を挟んで、「アウェイ見聞録」はレジーナのアウェイ最終戦が行われた新潟への遠征記。スタジアムでのファミリーの皆さんの写真の後は、レジーナのミニ特集で、シーズン終了にあたっての近賀ゆかりキャプテンのインタビューと、終盤になって大爆発した上野真実選手のドキュメントが綴られています。またレジーナの選手名鑑も掲載されています。そして最後は、いつものように「SIGMA CALENDAR」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェ広島オフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込み396円。ホームゲーム会場、V-POINT、広島県内大手書店、東京銀座のひろしまブランドショップtauなどで販売中です。また通販は(まだ出てませんが)オフィシャルオンラインショップからどうぞ。

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2022/06/14

レジーナに瀧澤を獲得

サンフレッチェは昨日、AC長野パルセイロ・レディースから瀧澤千聖選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。2001年に長野県で生まれた瀧澤は、十文字高在学中に大宮アルディージャVENTUSの前身であるFC十文字VENTUSでプレーして、2017年にはチャレンジリーグ10試合に出場しました。そして高校を卒業した2019年に長野に加入すると、WEリーグ初年度はリーグ戦全試合に出場して4得点を挙げて「WE Love女子サッカーマガジン」が選出する「ベストヤングプレーヤー賞」を受賞しています。また広島サポーターとして印象深いのは第9節のレジーナとの試合。後半アディショナルタイムに、レジーナを奈落の底に突き落とす2点目を決めたのが瀧澤でした。代表歴はU-16からU-20までの年代別代表だけですが、いずれ日本の女子サッカーを背負って行く可能性の高い選手の一人だ、と言って良いのではないでしょうか?

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2022/06/13

トップとユースの練習試合

サッカーダイジェストWebの記事によると昨日トップチームとユースの練習試合を行い、トップが棚田のハットトリックなどで9-1で勝ちました。出場した選手について公表はされていませんが、公式インスタグラムによると棚田、柴崎、住吉、ドウグラス・ヴィエイラ、長沼、仙波、浅野、川村、今津、松本泰が出場していた模様です。この試合についてスキッベ監督は「目的はふたつあります。ひとつはユースの選手をしっかり見てみたかったから。ふたつ目はトップチームで試合にあまり出場できていない選手や怪我あがりの選手に対して、90分のゲームに出してあげたいということがありました」と語っていたとのこと。トップチームは素早いパス回しからシュートまで行っていたのに対して、ユースも自分たちのサッカーを見せていたそうで、いろいろと収穫のあった試合だったのではないかと思われます。

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2022/06/12

ルヴァン杯POステージ2nd leg札幌戦

昨日ホームで行われたYBCルヴァンカッププレーオフステージ2nd legは、先制点を許したものの満田のゴールで追いつき、2試合合計4-1で札幌を下して3年ぶりのベスト8進出を決めました。
 スキッベ監督は1st legから先発4人を入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
       川浪

  野上   荒木  佐々木

     野津田 青山(→松本泰75分)

茶島             東
(→藤井56分)
    満田    森島(→浅野89分)
    (→川村89分)
      Jサントス(→Bカリファ75分)

SUB:名越、今津
 対する札幌は深井を起用した以外は1st legと同じで、GK:中野、DF:岡村、宮澤、福森(→田中宏85分)、MF:金子、深井、荒野(→ガブリエル・シャビエル69分)、菅、西(→ドウグラス・オリヴェイラ75分)、青木、駒井、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、前半3分に茶島のクリアのこぼれを青山が狙いましたが枠外に外れます。続いて9分には東のクロスにジュニオール・サントスがフリーで合わせましたがGKが好反応でセーブ。18分のジュニオール・サントスのシュートもGKに止められ、こぼれ球を満田が狙ったものの枠外に外れます。また21分には佐々木がボールを奪った勢いでドリブルで突き進み、シュートまで行きましたが枠を捉えることができません。その後は札幌の反撃を受け、23分には菅のクロスを駒井がヒールで流しましたが川浪が反応。続いてCKのクリアボールを駒井が打ちましたが大きく外れ、25分の青木のミドルはDFが身体を張って止めます。広島も25分、東のクロスに森島がフリーで合わせましたが惜しくも枠外。27分にはジュニオール・サントスが、31分には満田が狙いましたがDFに防がれ、32分にはCKのこぼれを荒木が狙いましたがGKの頭に当たってしまいます。そして前半34分、福森のダイアゴナルのパスを受けた西の逆サイドへクロスを青木に決められて、先制点を許してしまいました。
 これで勢いのついた札幌は2点目を狙って前掛かりに来ます。広島もカウンターから得点を狙いに行き、39分には森島のスルーパスで抜け出したジュニオール・サントスが決定機を迎えましたが決めることができません。逆に前半アディショナルタイムには札幌右からのクロスを川浪が弾き、ゴール前で縺れたものの荒木が必死でクリアします。両者とも見応えのある攻防を繰り広げたものの、札幌の1点リードで前半を終了しました。
 後半も最初のビッグチャンスは広島で、3分には青山のスルーパスでジュニオール・サントスがフリーになったものの枠を捉えることができず。6分には森島のドリブルからのクロスに満田が飛び込んだものの惜しくも合いません。逆に8分には札幌のカウンター返しから金子が抜け出しましたがクロスを青山がクリア。12分には岡村にヘッドで狙われましたが枠外で助かります。後半21分には東のパスを受けたジュニオール・サントスがフリーでシュートしましたがまたもやGKに防がれます。その後は両者ともに選手を入れ替えながらゴールを狙いに行くと後半41分、高い位置でのボールカットからの森島の突破は止められたものの、東が即時奪回すると中央にポジションをとった満田にパス。満田は冷静にシュートフェイントでGKの体勢を崩すとコースを狙って蹴り込み広島が同点に追いつきます。その後スキッベ監督は久々に浅野と川村を起用して、トータルスコア4-1で試合をクローズしました。
 試合後にスキッベ監督は冒頭で「チャンスを何回も逃してしまいました。そこは少し残念に思います」と語ったものの、「満足のいくパフォーマンスだった」と試合を振り返っています。確かに3点取って逆転を狙ってきた札幌に先制点を許し、追加点を奪われるピンチもあったものの全体的な流れをつかんでいたのは広島。ジュニオール・サントスが何度もあった絶好機で一つでも決めていれば、早々に札幌の気持ちを折ることができていたかも知れません。ただそんな中でも集中を切らさずプレッシングとブロックを作る守備のバランスを取りながら追加点を許さず、終盤にはハイプレスと即時奪回から得点を奪って引き分けに持ち込んだのですから、ほぼ狙い通りの試合ができたと言って良いでしょう。怪我人続出かつ中2日の札幌のコンディションが厳しかったのは確かだと思いますが、それでも逆転に燃える相手を抑えることは簡単なことではありません。スキッベ監督と選手たちが良い準備をしてこの試合を迎え、そして選手全員がこの試合のミッションを完遂した結果が勝ち抜きに繋がったということで、胸を張って良い結果だと言えるでしょう。
 そしてそのような中でもスキッベ監督はこのところリーグ戦での先発がなかった青山、野上、茶島、森島を先発させ、松本泰、浅野、川村の3人も途中交代で起用しました。監督は「今日の狙いとしては今まで出続けていた選手たちを休ませることがありました。それから出ていなかった選手たちにチャンスを与えるという2つの意図がありました」と語っていますが、来週以降の過密日程に向けて、しっかりと布石を打ったと言うことだと思います。長いシーズン、そしてカップ戦と平行した日程を勝ち抜くためには、選手が入れ替わってもサッカーの質を落とさないことが重要。そういう意味でこの試合は、単に勝ち抜きを決めた以上の価値のある試合だった、と言えるのではないでしょうか?

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  札幌公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  第1戦の大量リード生かす
日刊スポーツ  スコア詳細  広島などが8強入り  札幌
サッカーダイジェストWeb  戦評  スキッベ監督の言葉  "スキッベ・フットボール"が面白いワケ

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2022/06/11

今日の札幌戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は、「今日の試合で重要なことは」と言う問いに対して「もう一度0-0の状況からスタートするという意識を受け付けることが非常に重要だと思っています」と答えています。3-0でリードしていて2点差以内の負けでも勝ち抜きが決まる、と言う条件は圧倒的に有利ですが、それゆえ気の緩みが出るのは禁物。特に1st legでは立ち上がりに押し込まれてしまっただけに、同じような流れにするのは避けなければなりません。勝利のために前回以上にプレスをかけてくるである札幌に対して、「その圧力を受ける前に、ワンタッチ・ツータッチでボールを速く動かす」ことができるかどうか。チーム全員が集中していつも以上にアグレッシブに戦えるかどうかが、今日の試合のポイントになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後4時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-8とU-10が11時半から行われます。また昨シーズンの途中にグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに移籍した川辺駿選手が来場して、「にぎわいステージ」とハーフタイムにトークショーを行います。メインスタンド前のおまつり広場では「ルヴァンカップキッズイレブン」が12時から。「メガエッグにぎわいステージ」は12時からで、SPL∞ASH、FUTRIBESの他に現在スペイン4部のクラブでプレーする丹羽大輝選手が登場します。
 先着プレゼントは「ぶち紫ハリセン」をC大阪戦と合わせて15,000枚配布します。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは林選手のプレミアムカード。各飲食店は、おまつり広場が12時、メインスタンド3Fとバックスタンドのコンコースが1時半に開店予定です。その他、チケット情報やアクセス情報はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 今日のテレビ放送はフジテレビONE(スカパー!サービスCS307とスカパー!プレミアムサービスch614)、及びスカチャン6(CS586)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はこちらをどうぞ。

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2022/06/10

札幌戦に向けて

明日はルヴァンカッププレーオフステージ2nd leg。サンフレッチェはホームにコンサドーレ札幌を迎えます。
 思わぬ大敗と言う結果に「苦しい状況でもなんとか立て直さなければならない...何が起こるか分からないのがサッカー...ひっくり返すことにトライしていきたい」と語っていたペトロヴィッチ監督は、2nd legに向けて主力の温存を図って天皇杯2回戦には先発全員を変更して臨みました。そして中野就人のいる桐蔭大に先手を取られる苦しい展開になったものの、後半から投入した主力の活躍で後半アディショナルタイムに同点に追いつき、延長後半6分の金子のゴールで勝ち抜きを決めています。ペトロヴィッチ監督は「土曜日に広島戦がある中で、考えていた選手の出場時間が予定外のものになってしまった」と試合を振り返っているものの、ただ厳しい戦いを乗り越えて4試合ぶりに公式戦勝利を挙げたことはチームに勢いをもたらしているはず。明日は立ち上がりからフルパワーで戦いを挑んできて、3点差をひっくり返そうしてくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、森島、松本泰ら離脱していた選手が戻ってきている模様です。ただ1st legで良い試合ができたことを考えると、そう大きくは変えてこないのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       川浪

  塩谷   荒木  佐々木

     野津田  東

藤井             柏

       満田

  Bカリファ  Jサントス

SUB:名越、今津、野上、青山、茶島、柴崎、永井
 負けても2点差以内なら勝ち抜き、と言う圧倒的に有利な条件で戦うことになるサンフレッチェですが、早い時間帯で点取られると雰囲気は大きく変わるもの。このところ前半は流れが良くない試合が続いているだけに、明日は立ち上がりから積極的に戦って、勝ってプライムステージ進出を決めて欲しいと思います。

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2022/06/09

天皇杯3回戦は横浜FC

昨日行われた天皇杯2回戦で横浜FCがPK戦の末ソニー仙台を下し、3回戦でサンフレッチェ広島と対戦することが決まりました。これにより、6/22(水)に行われる試合の会場はニッパツ三ツ沢球技場となります。またチケットは6/16(木)の午後6時から販売開始の予定です。

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2022/06/08

エゼキエウが練習に合流

サンフレッチェの公式インスタグラムによると、治療のためブラジルへ帰国していたエゼキエウ選手が昨日チームに合流したそうです。また札幌戦で出番のなかった選手もトレーニングに合流していたそうですが、その中にコロナ絡みで欠場していた森島、松本泰の両選手も加わっていた模様。今週末の札幌戦は無理でも、来週のリーグ戦(C大阪戦)には戻ってくる可能性もありそうです。

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2022/06/07

日本代表ブラジル戦

昨日行われたブラジル代表との親善試合は、ネイマールのPKで0-1で敗れました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:長友(→山根81分)、吉田、板倉、中山、MF:遠藤、原口(→鎌田HT)、田中(→柴崎81分)、伊東(→堂安72分)、南野(→三苫72分)、FW:古橋(→前田67分)。立ち上がり早々にネイマールのヒールパスから決定機を作られるなど、序盤からブラジルに攻め込まれる日本。しかし一人ひとりが臆せず戦いを挑んで得点を許しません。前半23分にはCKから遠藤がヘッドで狙いましたが枠外。35分にはインナーラップした長友がシュートしましたが枠を外れます。ブラジルは巧みな足技と流動的な攻撃で何度も決定機を作りますが、日本代表は権田を中心に身体を張って得点を許しません。後半も日本は古橋や田中のシュートなどで得点を狙いに行くもののなかなか守備を崩すシーンは作れず、途中から投入された三苫や堂安も流れを変えることができません。そして後半30分、遠藤のリシャルリソンへのタックルがファウルを取られると、与えられたPKをネイマールが落ち着いて決めてブラジルが先制。日本も何とか追いつこうと攻めの圧力を強めるもののブラジルの守備を崩すことはできず、そのまま終了のホイッスルとなりました。
 試合を通しての流れで言えばブラジルとの実力差は明らか、と言う感じでしたが、しかしだからと言って引いて守るのではなく、また攻撃面でも選手全員が連動して相手陣内に迫るなど見るべきものは多かったと思います。試合後にブラジルのチチ監督は「非常にハイレベルな戦いだった。高いクオリティーを示して競い合った内容でした。W杯レベルの対戦でした。特にメンタル面であったのでは。なんとか執拗(しつよう)に得点を追い掛けた。それによって勝利を得たと思ってます」と語っていたそうですが、いくぶん社交辞令が入っていたとしても、ブラジルを「本気」にさせる内容だったと言って良いのでは?少なくともこれまでのアジアレベルの戦いから「W杯レベル」に進化するスタートラインに立つことはできた、と言えそうです。

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2022/06/06

福岡戦の応援ツアー

6/25にアウェイで行われるアビスパ福岡戦の応援ツアーの参加者を募集中です。日程は6/25(土)の12:30に広島駅新幹線口、12:55に広島ヘリポートを出発し、玖珂PA、下松SAを経由して4時半ごろスタジアムに到着。試合を応援した後、深夜0時45分ごろに広島ヘリポート、1時10分ごろに広島駅新幹線口に戻ってきます。料金は入場券付きで大人21,000円、小中学生19,000円。サンフレッチェクラブ会員とちゅーピークラブ会員は1,000円引きとなります。お申し込み等詳細は、たびまちゲート広島のサイトからどうぞ。

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2022/06/05

ルヴァン杯POステージ1st leg札幌戦

昨日アウェイで行われたYBCルヴァンカッププレーオフステージ1st legは、東とジュニオール・サントスのゴールで3-0で快勝し、プライムステージ進出に向けて大きな1勝を挙げました。
 3日前のホンダロック戦から先発3人を入れ替えて、以下のメンバーで戦いました。
       川浪

  塩谷   荒木  佐々木

     野津田  東
     (→野上90+2分)
藤井             柏(→青山89分)
(→茶島90+2分)
       満田

  Bカリファ  Jサントス(→永井89分)
  (→柴崎84分)

SUB:名越、今津
 対する札幌は、GK:中野、DF:岡村、宮澤、福森、MF:ルーカス・フェルナンデス、荒野(→ドウグラス・オリヴェイラ68分)、西、菅、金子(→ガブリエル・シャビエル76分)、青木、駒井、と言うメンバーでした。序盤は中2日のコンディションが響いたのか、プレスがかからず攻め込まれるシーンが続きます。4分にはCKから宮澤にシュートを打たれたものの枠外。5分にはハーフカウンターから菅にミドルを打たれましたが枠外で助かります。また8分にはパスミスを奪われルーカス・フェルナンデスに打たれたものの川浪がファインセーブ。9分と10分にも金子、青木に狙われます。広島がようやく反撃したのは12分で、高い位置で奪った藤井がそのままドリブルからシュートしましたがGKの好守に阻まれます。その後も札幌優位の状況が続きましたが、しかし先制点は広島。前半23分、野津田のCKはクリアされたものの、こぼれ球を東が地を這うようなシュートで決めました。
 これで落ち着いた広島は、プレスの強度を落としてブロックを作って守ります。札幌は30分に青木がミドル。33分にはCKのこぼれを金子が、また駒井のスルーパスから青木がシュート。36分の菅のシュートは枠外に外れ、37分のカウンターも素早い戻りで守ります。前半アディショナルタイムにはペナルティエリア内でフリーになったジュニオール・サントスがシュートしたもののGKの好反応に阻まれて、広島の1点リードで前半を終えました。
 後半に入ると広島は前からのプレスを強め、即時奪回からのチャンスを狙い、12分には柏のパスからジュニオール・サントスが惜しいシュートを放ちます。これに対して札幌もパスワークでプレスを剥がしてチャンスを作り、4分にはルーカス・フェルナンデスに危ないシュートを打たれます。16分に塩谷のパスからの柏のシュートは枠外に外れたものの、後半18分、低い位置からドリブルをスタートした満田がそのまま敵陣まで突き進み、パスを受けたジュニオール・サントスが冷静に決めて追加点を奪いました。
 これで完全に流れをつかんだ広島は、集中した守備で相手にチャンスを与えず時計を進めます。そして後半40分には札幌のCKをはじき返したところからジュニオール・サントスが単独突破を図ると、追いすがるガブリエル・シャビエルをかわして浮かしたシュートをゴールに沈め、リードを3点に広げます。札幌もガブリエル・シャビエルやドウグラス・オリヴェイラがシュートを放ったものの枠外に外れ、最後は広島が相手を押し込んだまま試合終了のホイッスルとなりました。
 1週間ぶりの試合だった札幌に対して広島は中2日。しかも長距離移動があったということもあって、序盤は札幌に押し込まれ何度もチャンスを作られました。その中で最大のピンチは前半8分にルーカス・フェルナンデスにフリーでシュートを打たれたシーンでしたが、これを救ったのが川浪。倒れ込んだ方向とやや逆を突かれたものの、残っていた左手を伸ばしてボールを弾きました。これまで大迫、林の陰に隠れてなかなかチャンスがなかった川浪でしたが、その中でもしっかりと準備してきたことが分かる素晴らしいセーブだったと言えるでしょう。一方、攻撃面でのヒーローは東。札幌が優勢だった中で奪った先制点は、試合の流れを決定づけたと言って良いと思います。もともと左足のパンチ力には定評のあった東でしたが、DFが密集している間を抜けてGKの届かない場所に決めた力は、さすがと言えるものでした。難しい状況のアウェイゲームで勝利できたのはこの2人のおかげだった、と言って間違いありません。
 そして試合の流れを決定づけたのは後半からの戦い方でした。前半とはうって変わってハイプレスを敢行し、何度も「即時奪回」して相手ゴールに迫りました。これに対して札幌も持ち前のパスワークと縦に速い攻撃で広島陣内に攻め込んできましたが、これを集中した守備で跳ね返すと、ジュニオール・サントスの個人技を生かした得点で止めを刺しました。3点奪ったのも素晴らしかったのですが、それ以上に両者の持ち味を出しあった素晴らしい内容の試合の中で勝ち切った、と言うところに、この試合の一番の価値があったと言えるのではないでしょうか。

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2022/06/04

今日の札幌戦

モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手のコンディションについて「準備の段階から...基礎をしっかりとやってきている」ことから「コンディションは特に大崩れしないと思っています」と語っています。前回の札幌との対戦ではプレスに行っても外されることが多く難しい試合になりましたが、そこから3ヶ月経ってどれだけ成長したかを今日の試合で見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場は札幌ドームで午後2時キックオフ。テレビ放送はフジテレビNEXT(スカパー!サービスCS309とスカパー!プレミアムサービスch613)とスカチャン6(ch586)で生放送が予定されています。今日もブログで速報する予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はこちらをどうぞ。

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天皇杯3回戦の会場

日本サッカー協会は6/22に開催される天皇杯3回戦の試合会場を発表しました。それによるとサンフレッチェは来週行われる2回戦の勝者によって違っていて、横浜FCが勝った場合はニッパツ三ツ沢球技場、ソニー仙台が勝った場合はエディオンスタジアム広島になります。

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U-20女子代表に柳瀬

日本サッカー協会は昨日、U-20日本女子代表候補を発表し、サンフレッチェ広島レジーナから柳瀬楓菜選手が選ばれました。今回選ばれたのは次の28人。
【GK】石田(早大)、福田(浦和)、大場(イーストテネシー州大)、野田(東京V)
【DF】西野(仙台)、長江、竹重(神戸)、岩井(フロリダ州大)、杉澤(大宮)、
    田畑、小山(C大阪堺)、石川(浦和)、佐々木(JFA福島)
【MF】森田、渡部(日体大SMG横浜)、中尾(メンフィス大)、吉田(埼玉)、
    岩崎、大山(東京V)、天野(神戸)
【FW】島田、西尾(浦和)、山本、藤野、土方(東京V)、柳瀬(広島)、
    浜野(神戸)、松窪(JFA福島)
 このメンバーは6/6-14にJヴィレッジで行われるトレーニングキャンプに参加します。

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2022/06/03

札幌戦に向けて

明日はYBCルヴァンカッププレーオフステージ1st leg。サンフレッチェはアウェイでコンサドーレ札幌と戦います。
 開幕から6試合連続引き分けでスタートした今季の札幌は、第8節の名古屋戦で今季初勝利を挙げるとその後の7試合は4勝2分け1敗で8位まで順位を上げました。しかしその試合で怪我で離脱した菅野に代わってゴールマウスを守っていた大谷も負傷退場。続く2試合はプロ3年目の中野が出場したものの、守備が崩壊して連敗しています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
2H △1-1 広島  【札】興梠、【広】森島
L2A ○3-2 柏   【札】深井、中島2、【柏】升掛2
3A △0-0 福岡
4H △1-1 横浜FM 【札】菅、【横】實藤
5A △2-2 C大阪 【札】岡村、中島、【C】山田、ブルーノ・メンデス
6H △1-1 浦和  【札】金子、【札】モーベルグ
7A ●0-5 鳥栖  【鳥】本田、垣田2、中野、藤田
8H ○2-0 名古屋 【札】宮澤、中島
L4A ●2-3 京都  【札】ルーカス・フェルナンデス、岡村、【京】福岡、中野、マルティノス
9H △0-0 FC東京
L3H ○4-1 京都  【札】ガブリエル・シャビエル2、中島2、【京】大前
L5H ●1-2 柏   【札】トゥチッチ、【柏】マテウス・サヴィオ
10H ○1-0 湘南  【札】菅
11A △0-0 G大阪
12H ○1-0 京都  【札】高嶺
13A ●1-4 鹿島  【札】菅、【鹿】上田、鈴木2、アルトゥール・カイキ
L6H △1-1 鳥栖  【札】中村、【鳥】西川
14A ○2-1 磐田  【札】深井、駒井、【磐】山本義
15H ●1-6 柏   【札】青木、【柏】高橋、細谷、マテウス・サヴィオ、小屋松、森2
16A ●1-4 神戸  【札】ドウグラス・オリヴェイラ、【神】山川、武藤、菊地、OG
 菅野、大谷以外にも小柏や高嶺ら主力に怪我人が続出している札幌ですが、今週は天皇杯がなかったことからじっくりと準備ができていたはず。2019年にPK戦まで行きながら取れなかったルヴァンカップのタイトル奪取を目指して、広島を待ちかまえているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、こちらは天皇杯から中2日での戦いとなります。名古屋戦と同じ先発を6人起用し、また長距離移動があることを考えるとコンディションが気になるところですが、モバイルサイトによるとスキッベ監督は「今日、たくさんの選手を途中交代で使うことができました、それによって次の試合に温存することもできました」と語っていることから、現状のベストメンバーで戦うことができそうです。
       川浪

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田

藤井             柏

   柴崎      満田

  Bカリファ  Jサントス

SUB:名越、今津、野上、青山、長沼、東、永井
 ルヴァンカップの札幌戦、と言えば広島としても忘れられないのは2019年の準々決勝。アウェイで行われた1st legは開始早々に先制点を奪い、一度は追いつかれながらも勝ち越しましたが後半に退場者が出たこともあって逆転負け。続く2nd legは先制点を許した後に追いついたものの、勝ち越すことができずに敗れています。明日も難しい試合になることは間違いないところですが、いつものようにチーム一丸となって戦って、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。

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2022/06/02

天皇杯2回戦ホンダロック戦

昨日福山で行われた天皇杯2回戦で、サンフレッチェは2-0でホンダロックSCを下して3年ぶりに3回戦に進出しました。
 GKにはトップチームで唯一出場可能な川浪。またベンチにはユースの名越を入れて、以下のメンバーで戦いました。
       川浪

  野上   荒木  佐々木(→長沼65分)
       (→今津64分)
     塩谷 野津田
     (→青山64分)
茶島             東

       満田(→柴崎64分)

   Jサントス  永井
   (→Bカリファ68分)

SUB:名越、藤井
 対するホンダロックは、GK:湯沢、DF:山道、高橋、長谷川、小野、MF:杉田(→高木59分)、高原(→大脇81分)、永吉、木橋(→田中59分)、甲斐(→原山HT)、FW:藤山(→日野68分)、と言うメンバーでした。試合は引いて守るホンダロックに対して広島が立ち上がりから押し込み、2分にはCKに荒木がヘッドで合わせたものの枠外。13分の野津田のヘッドはGKにキャッチされ、16分の永井のシュートもGKが弾き、こぼれ球に反応した永井のシュートもDFがブロックされたとのこと。逆に28分にはCKから危ういシュートを打たれるなど徐々に嫌な雰囲気になっていた前半32分、速攻からドリブルで持ち上がった満田が思い切ってシュート。これがDFに当たってGKの頭を越えてゴールネットに収まって、広島が先制点を奪いました。
 後半も高い位置からのプレスで相手を押し込むと、7分に茶島のFKに佐々木がヘッドで合わせてリードを広げます。終盤は選手交代もあってか押し込まれ、何度か相手に際どいシーンを作られたものの粘り強く対応して、2点差を守って逃げ切りました。
 試合後にスキッベ監督は「去年の反省を生かし、今年はしっかり集中して試合に入ろうと確認しました」と語っています。実力的にこちらが上とは言え、番狂わせが起きやすいのがトーナメント。特に守りを固められるとなかなか点が取れず、逆にちょっとしたことから点を取られてしまうと言うことは良くあるわけで、そのリスクを避けるためにはまずは「戦えるメンバー」を揃えて集中して戦うことが何より大切だった、と言うことでしょう。満田が語っているように「どこが相手だろうと、自分たちがやることは勝つために最善を尽くすこと。勝つために全員がアップから集中していた」ことが勝因だったと言えるのは間違いありません。

Jリーグ公式サイト
NHK天皇杯特設サイト

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G大阪戦の代替日程

Jリーグは昨日、中止になっていたJ1リーグ第15節G大阪戦を、6/29(水)に代替開催する、と発表しました。キックオフは午後7時で、5/25のチケットは全て無効となり、払い戻しに応じるとのこと。払い戻しの日程、対象チケット、払い戻し方法等は決定次第改めてお知らせするとのことです。また代替試合のチケットの一般販売は6/19の10時からの予定です。

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中嶋、上野がWEリーグ優秀選手賞を受賞

WEリーグは昨日「2021-22 WEリーグ優秀選手賞」の受賞選手を発表し、広島から中嶋淑乃、上野真実の2人が選ばれました。今回選ばれたのは次の27人。
【GK】山下(神戸)
【DF】高橋、清家、南(浦和)、清水(東京V)、五嶋(長野)、
    三宅(神戸)
【MF】宮澤、長野(仙台)、岸川(千葉)、三浦、藤野(東京V)、
    安藤、塩越、柴田、楢本(浦和)、滝澤(長野)、
    伊藤、成宮、中島(神戸)、中嶋(広島)
【FW】菅澤(浦和)、千葉(千葉)、植木(東京V)、上野(広島)、
    田中、高瀬(神戸)
 この中から6/7(火)に開催される「2021-22 WEリーグアウォーズ」で、ベストイレブンとMVPが選ばれて表彰されます。

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