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2022/04/14

ルヴァン杯第4節名古屋戦

先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第2節で、サンフレッチェ広島ユースは履正社高に敗れて2連敗。順位は11位に後退しました。広島のメンバーは、GK:中原、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:笠木、高下、石橋(→竹山HT)、FW:妹尾、角掛、中川(→越道76分)。前半15分にPKから先制点を許すと、後半10分に滝口のクロスを妹尾が決めて同点に追いつきましたが、その6分後に追加点を許してそのまま敗れました。第2節の全結果と順位表は次の通り。
【第2節】
磐田U-18  2-1 清水ユース
東福岡高  0-1 名古屋U-18
神戸U-18  1-2 大津高
静岡学園高 2-0 鳥栖U-18
履正社高  2-1 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高     6     2    2   0   0    +6
2 磐田U-18      6     2    2   0   0    +3
3 名古屋U-18     6     2    2   0   0    +2
4 神戸U-18      3     2    1   0   1    +3
5 鳥栖U-18      3     2    1   0   1    +1
6 東福岡高      3     2    1   0   1     0
7 履正社高      3     2    1   0   1    -2
8 大津高       3     2    1   0   1    -3
8 C大阪U-18     0     1    0   0   1    -1
10 清水ユース     0     2    0   0   2    -2
11 広島ユース     0     2    0   0   2    -3
12 G大阪ユース    0     1    0   0   1    -4

<22.4.14> 昨日アウェイで行われたルヴァンカップグループステージ第4節名古屋戦は、前半に先制点を許したものの後半の2点で逆転勝利し、首位をキープしました。
 先発は福岡戦から4人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
        林

  野上   荒木  佐々木

     松本泰 青山(→柴崎72分)

茶島             東
(→柏83分)
   森島      満田(→長沼90+6分)
   (→今津90+6分)
      Jサントス(→永井83分)

SUB:川浪、仙波
 対する名古屋はリーグ戦から5人入れ替えて、GK:ランゲラック、DF:宮原(退場56分)、藤井(→中谷60分)、丸山、森下、MF:長澤(→甲田80分)、稲垣、阿部(→吉田60分)、FW:相馬、柿谷(→金崎80分)、マテウス・カストロ(→仙頭64分)、と言うメンバーでした。丸山が久々に復帰したということもあってか3バックでスタートした名古屋は、広島のプレスに真っ向から対抗してきます。前半2分に野上がCKに合わせてファーストシュートを放ちましたが、先制点は名古屋。前半9分、柿谷のスルーパスで抜け出したマテウス・カストロがGKとの1対1を制してゴール。広島DF陣はオフサイドをアピールしたものの認められず、先に点を取られてしまいました。
 広島はこの直後に茶島が右サイドを抜け出すと、DFラインの裏を抜けたクロスに飛び込んだ東のシュートはGKがスーパーセーブ。続いてこぼれ球を松本泰が叩きましたがこれもGKに弾かれます。続いて24分には後ろからのパスを受けたジュニオール・サントスが反転してシュートしましたが枠をとらえることができません。逆に27分にはマテウス・カストロに抜け出しを許し、阿部にフリーで打たれましたが上に外れて助かります。41分にはCKに野上が頭で合わせましたが枠外。43分にはFKの流れからマテウス・カストロに強烈なシュートを打たれてものの林が好反応を見せ、44分には満田が仕掛けてシュートしましたが枠外に外れます。前半は名古屋のプレッシングと後退守備のバランスの良さに苦しんで、1点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
 両者ともに持ち味を出した激しい競り合いとなった試合ですが、大きく動いたのは後半2分のことでした。茶島の右からのクロスのクリアを拾った広島は、左から満田がカットインしてジュニオール・サントスに渡します。これをジュニオール・サントスが反転してシュートするとこれが宮原の手に当たってハンドの判定。PKをジュニオール・サントスがきっちりと決めて、ついに同点に追いつきます。そして更に流れが変わったのは後半10分。横パスを奪った満田がそのままドリブルで持ち上がろうとするところを宮原がタックルして倒し、2枚目のイエローカードが出て退場。広島は残り35分を数的有利で戦うことになりました。
 中谷と吉田を投入して守りを固める名古屋。広島は丹念にパスを回して守備ブロックの隙を探します。スキッベ監督は柴崎をトップ下に入れて満田を左、東をボランチに回し、更に右サイドに柏を、ワントップに永井を投入します。そしてそれが実ったのは後半38分。野上が柏にボールを預けて右のスペースに抜け出してボールを受け取るとクロス。永井がDFを引きつけて作ったスペースに飛び込んだ森島がヘッドで決めて、ついに逆転に成功しました。
 この後は名古屋も攻めに出てきて、43分には中央でボールを受けた甲田が反転してシュートしましたが林が素晴らしい反応で弾きます。また45分には仙頭のクロスを荒木がクリアミスしたものの林が冷静にキャッチし、49分には金崎の突破はDFが粘り強く対応して弱々しいシュートが林の手に収まります。最後は森下のアーリークロスを林がキャッチして、試合終了となりました。
 名古屋の長谷川監督が試合後に「本当に前半からアグレッシブに戦ってくれた」と語っていますが、前半は名古屋のペースだったと言って良いでしょう。今季初めて3バックを採用し、守備時には5バックでサイドのスペースを埋めて、広島の両翼の攻めを無効化しました。また攻めから守りへの素早い切り替えによって広島の自由を奪い、なかなか前にボールを運ばせてくれませんでした。DAZN解説の望月氏は「名古屋は広島のやりたいサッカーをやっている」と言ってましたが、まさにそんな感じ。失点シーンはVARがあればオフサイドになったのではないか、と思われるような微妙な抜け出しからのものでしたが、それ以外にもマテウス・カストロの個人技やコンビネーションによる崩しによって危ないシーンを作られていました。ところが後半、宮原の退場とPKからの得点と言う思わぬ形で流れが変わると、その後は広島が主導権を握りました。勝ち越し点を奪ったのは後半38分と遅い時間帯ではあったものの、そこまで焦ることなく丁寧にパスを繋いで相手を動かしたことが、得点を奪った必然だった、と見るべきだと思います。スキッベ監督が語っているように「我慢強く攻め続けた」こと、そしてその後も慌てることなく相手の捨て身の攻撃を防いだことが、勝因だったと言って良いでしょう。
 怪我とコロナで8人が離脱していることから、選手起用の自由度が少なくなったサンフレッチェですが、この試合で茶島や松本泰らが好プレーを見せ、今津と長沼も今季初出場するなど新しい選手が出てきているのは好材料だと言えます。この後中3日でJ1リーグ戦の磐田戦があり、その5日後にはルヴァン杯の徳島戦が控えていますが、この厳しい日程を全員の力で乗り切って、チームとして一つ上のステージに上がって欲しいと思います。

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