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2022/03/13

第4節FC東京戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第4節FC東京戦は、「魔の2分間」の失点により今季初黒星を喫しました。
 左WBに満田がリーグ戦初先発。それ以外は神戸戦と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
        林

  野上   荒木  佐々木
  (→青山82分)
     塩谷 野津田

藤井            満田(→川村82分)

   浅野      森島
   (→柴崎69分)
      Jサントス(→鮎川69分)

SUB:大迫、住吉、柏
 対するFC東京は、GK:スウォビィク、DF:渡邊(→長友HT)、森重、トレヴィザン(→三田HT)、小川、MF:木本、安部、松木、FW:アダイウトン(→東慶80分)、ディエゴ・オリヴェイラ(→山下90+1分)、紺野(→永井謙63分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島が前線からのプレスをかけて主導権を握ります。そして10分には野上のスルーパスで抜け出した浅野がゴールに沈めましたがわずかにオフサイド。14分にはジュニオール・サントスが狙いましたがゴールラインを割り、18分には野津田がFKを狙いましたが枠を外れます。FC東京はロングボールでの打開を図りますが、荒木ら守備陣が跳ね返してチャンスを与えません。それでも前半26分には荒木が足を滑らせてボールを奪われアダイウトンに危ういシュートを打たれ、32分にはカウンターから紺野をフリーにしてしまいましたがDF陣が身体を張って守ります。28分には藤井がミドルレンジから狙いましたがわずかに枠外。41分にも藤井がカットインしてシュートを狙ったもののGKにセーブされ、続いて満田が狙いましたがDFがクリア。44分にも浅野がミドルシュートを放ちましたがGKに抑えられます。前半は両者とも持ち味を見せたもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 ハーフタイムの2枚替えで流れを変えようとするFC東京。しかし広島はプレスを緩めず主導権を渡しません。後半7分には森島が惜しいシュートを放ったものの森島に当たって枠外。9分にはクサビのパスを受けて反転した浅野が打ちましたが枠をとらえることができません。逆に後半14分、三田の精密なFKを森重にヘッドで決められ、先制点を許してしまいます。更にその1分後には塩谷が痛恨のパスミス。安部のシュートは何とか防いだものの、飛び込んできたアダイウトンのシュートは林が触って佐々木の股の間を抜けてゴール。広島はあっという間に2失点を喫してしまいました。
 何とか追いつきたい広島。後半22分にはジュニオール・サントスが重戦車のようなドリブルで作ったチャンスで、野津田が直接狙いましたがGKがセーブ。25分には森島のクロスを荒木が頭に当てましたがGKにキャッチされます。そして後半28分、高い位置でボールを奪った塩谷がすかさずDFラインの裏へのスルーパス。抜け出した鮎川がGKの股抜きのシュートを決めて1点差に迫りました。
 その後も広島は選手を入れ替えながら同点を狙って攻め続けます。そして37分には鮎川のパスに走り込んだ野津田が打ったものの当たり損なってGKがキャッチ。47分の森島のクロスは鮎川には届かず、49分の青山のミドルも枠を捉えることができません。広島は最後まで相手を押し込んだものの2点目は奪えず、1点差で逃げ切られてしまいました。
 試合後にスキッベ監督は「われわれのチームにも今日の試合で見せたパフォーマンスについておめでとうと伝えたいと思います」と語っているのに対して、FC東京のアルベル監督は「後半は、ある程度ゲームをコントロールできていた時間もありましたが、継続してできていたわけではなく、最終的には90分を通じてゲームをコントロール仕切れなかった」と語っています。負けたほうがポジティブなコメントだったのに対して勝ったほうがネガティブな表現だったというところに、この試合が集約されていると言って良いでしょう。この日のサンフレッチェは立ち上がりからFC東京にプレスをかけ続けて、自由なゲームメイクを許しませんでした。そして神戸戦で苦しめられたロングボールもDFラインがしっかりと対応。相手FWへのタイトなマークでボールを渡しませんでした。時折カウンターからピンチを迎えたものの、林を中心にした組織的な守備で跳ね返し、後半途中まではほぼ思い通りの展開だったと言えるでしょう。失点はセットプレーのマークミスとパスミスからの混乱を立て直せなかったことが原因でしたが、どちらも修正可能なレベル。むしろ「悪夢の2分間」の後でも崩れず点を奪いに行き、素晴らしい守備と抜け出しそしてシュートで1点を返したことは、敗戦の中でも胸を張って良い内容だった、と言って良いと思います。
 ここまでリーグ戦4試合を戦って勝ち点が3しか取れていない、と言うのはなかなか辛いところですが、しかし新しいサッカーの構築には時間がかかるもの。川崎Fだって横浜FMだって苦しい時期を乗り越えたからこそ、その後に優勝という果実を得ることができたのです。「靴1足分の寄せ」と言う言葉に代表されたように城福監督のサッカーもボールホルダーに対するアグレッシブさが基本でしたが、スキッベ監督はそれを更に推し進め、チームを新たな地平に導こうとしています。今こそ「サンフレッチェファミリー」は、自分たちが進んでいる道の正しさを信じて、戦い続けるしかないのだと思います。

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