昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第34節鹿島戦は、ミスからの失点が相次ぎ1-4で敗れました。
ドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウが先発に戻り、また塩谷がベンチ入りして以下のメンバーで戦いました。
林
野上 荒木隼 佐々木
(→塩谷72分)
ハイネル 青山(→柴崎87分)
藤井 東
(→柏58分)
エゼキエウ 森島
(→浅野72分)
Dヴィエイラ(→Jサントス58分)
SUB:大迫、松本泰
対する鹿島は、GK:クォン・スンテ、DF:常本、関川、町田、安西、MF:三竿(→永木87分)、ディエゴ・ビトゥカ、ファン・アラーノ(→犬飼87分)、アルトゥール・カイキ(→和泉66分)、FW:土居(→荒木遼66分)、上田(→エヴェラウド80分)、と言うメンバーでした。試合は開始早々に動きます。前半2分、鹿島の右のスペースへのロングパスに荒木隼が対応したものの上田に入れ替わられてしまい、横パスをアルトゥール・カイキに押し込まれて先制点を許してしまいました。
開始早々の得点で無理をする必要が無くなった鹿島に対して、広島は何とか同点に追いつくために相手ゴールに迫ります。5分には藤井のクロスからエゼキエウがミドルを放ちましたがGKの正面。10分には左から繋いで右サイドの藤井に通りましたがしっかり打てずにGKに抑えられます。鹿島はミドルシュートやロングパスで追加点を奪いに来ますが、それが功を奏したのが前半26分。後方からのロングパスを荒木隼がクリアしきれずCKを与えます。そのピトゥカのCKはクリアしたもののこぼれを拾った常本が足裏トラップから強烈なシュートを決めて、鹿島のリードは2点に広がりました。
ゴラッソな追加点に意気が上がる鹿島に対して、広島も青山のリーダーシップで反撃を試みます。29分の青山のシュートは枠外に外れ、32分のエゼキエウのパスへの青山の飛び込みもクリアされたものの、その直後に東のゴール前のスペースへのパスに走り込んだ青山が折り返すと、ここに走り込んだエゼキエウが押し込んで1点差に迫りました。
これで勢いの出た広島は、攻めのピッチを上げて得点を奪いに行きます。37分には森島が決定的なシュートを放ちましたがGKがセーブ。40分にはドウグラス・ヴィエイラのパスに藤井が走り込みましたが惜しくもGKに抑えられ、42分のドウグラス・ヴィエイラのシュートもGKにキャッチされます。前半アディショナルタイムにはお互いが熱くなって乱闘まがいの場面になりますが何とか落ち着き、鹿島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半も広島は同点を狙って積極的に攻めに行きます。そしてドウグラス・ヴィエイラやエゼキエウがチャンスを作りながらも崩しきれない中で迎えた後半3分、右のスペースでボールをキープしたファン・アラーノのパスをアルトゥール・カイキに反転シュートを決められ、再び鹿島に突き放されてしまいました。
柏とジュニオール・サントスを投入する沢田監督。そのジュニオール・サントスは21分、単独突破からシュートしたもののDFに当たって枠を外れます。逆にVARのオンフィールドレビューの結果、ペナルティエリア内での荒木隼の和泉へのタックルがファウルと判定されてPKを取られ、これを荒木遼に決められて点差は3点に広がりました。
ここで塩谷と浅野を投入する沢田監督。しかし鹿島の守備は堅くなかなか決定機を作ることができません。その後はシュートらしいシュートも無いままにアディショナルタイムの7分も無為に過ぎて、敗戦のホイッスルを聞くことになりました。
城福監督のシーズン途中での解任と言う事態を受けて、選手とベンチのこの試合に向けての気持ちは高まっていたのだろう、とは思います。しかし残念ながらそれは空回り、と言う感じ。冷静に試合の流れを読めていたのは青山ぐらいのもので、なかなか噛みあわないままに90分間が過ぎてしまいました。4失点のうち3失点に絡んだのは荒木隼で、その結果には反省してもらわないといけないのですが、しかしそれは彼個人の責任ではないでしょう。荒木隼のミスをカバーできず励ますこともできなかったチームメイトの、あるいは適切な指示と選手交代で立て直せなかったベンチの責任の方が大きいと思います。シーズン途中で指揮を執る事になった沢田監督には厳しい結果となりましたが、そこから何を学んでどうチームにフィードバックできるかが、問われることになるのではないでしょうか?
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