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2021/09/06

第24節神戸戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第24節神戸戦は、ハイネルの退場で数的不利に陥ったものの粘り強く戦って引き分けに持ち込みました。
 佐々木翔が日本代表で不在。また野上、森島、ジュニオール・サントスも欠場して、以下のメンバーで戦いました。
       大迫

  今津   荒木    東

    ハイネル 青山

柏             藤井(→茶島90+1分)
(→長沼86分)
   エゼキエウ  柴崎(→土肥74分)
   (→松本泰90+1分)
     Dヴィエイラ(→浅野86分)

SUB:林、清水
 対する神戸は、GK:飯倉、DF:酒井、菊池、フェルマーレン、初瀬、MF:大崎(→リンコン74分)、山口(→中坂32分)、サンペール、イニエスタ(→ボージャン74分)、武藤、FW:佐々木大、と言うメンバーでした。立ち上がりに攻勢をかけたのは広島で、1分には今津のクロスを受けた藤井のクロスを青山が叩きましたがDFがブロック。こぼれを繋いでドウグラス・ヴィエイラが決定的なシュートを放ちましたがGKにセーブされます。その後も広島は高い位置からの守備を徹底して、神戸のビルドアップを許しません。それでも22分には後方からのロングパスを受けた武藤が強烈なシュートを放ちましたが大迫が横っ飛びで弾きます。前半の後半は神戸にボールを回される時間が長くなりましたが粘り強く対応すると、34分には高い位置からの守備でボールを奪うとドウグラス・ヴィエイラが惜しいシュートを放ちます。続いて36分には青山がミドルを放ったもののクリアされ、37分には柏のクロスに東がダイレクトで合わせましたが当たり損なってしまいます。前半は積極的に前に出た広島がペースを掴んでいたものの両者得点はなく、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半はお互いにじっくりとビルドアップをしながらチャンスをうかがう、と言う展開で始まりましたが、それが大きく動いたのは後半12分。中盤から持ち上がろうとした佐々木大にハイネルが深いタックルを仕掛けると、これが危険なプレーと見なされ2枚目のイエローカードが提示されます。これで数的不利になった広島は、低い位置にブロックを作って守りを固めて少ないチャンスを生かそうとします。そして後半18分、縦パスを受けたドウグラス・ヴィエイラが倒されて得たFKにチャンスに蹴ったのは東。左足から放たれたボールは飯倉の手を弾いてゴールネットに突き刺さって、広島が先制点を奪いました。
 この後は攻める神戸、守る広島。神戸は左右からのクロスで広島ゴールに迫ります。そしてそれが決まってしまったのが後半26分。初瀬のアーリークロスに走り込んだ佐々木大にヘッドで流し込まれて、同点に追いつかれてしまいました。
 その後は両チームともに次々と選手を入れ替えて勝ち越し点を奪いにいきます。広島は前線を入れ替えてカウンターからの得点を狙い、44分には浅野が持ち出してエゼキエウに渡したものの、DFに対応されてシュートまで行けません。神戸は移籍後初出場のボージャンを目がけてクロスを入れてきたものの広島守備陣の集中は高く、両者とも追加点の無いままに勝点1ずつを分け合いました。
 中国新聞によると怪我人続出によりプレーできるフィールドプレーヤー全員をベンチ入りさせたとのこと。また左ストッパーに初めて東を起用するなどスクランブル体制での試合となりましたが、しかし少なくとも11人で戦っている間は非常に良い内容だったと思います。神戸の揃える現役代表や元代表クラスの選手に対して臆することなくプレスをかけて、序盤のペースを握りました。また前半の途中からボールを握られる時間帯が長くなりましたが、しっかりとブロックを作った組織的な守備と機を見たプレスでリズムを作りました。後半の早い時間に数的不利になってしまったのは誤算でしたが、そのような状況変化にもしっかりと対応してカウンターとセットプレーで得点を奪うと、しっかりと守備を固めて逃げ切りを図りました。そのような中で単純なアーリークロスから失点してしまったのは残念でしたが、勝点1だけでも確保したのはまずまずの結果だった、と言って良いのではないでしょうか。
 この「スクランブル体制」の中で最も良かったのは、初めて3バックのストッパーに入った東だったと思います。もともと左SBとしてレギュラーを張っていた経験を生かしてサイドからの仕掛けにしっかり対応するとともに、逆サイドからのクロスに対してはゴール前に絞り、180cmの高さを生かして跳ね返しました。そして圧巻だったのが先制点となったFKからのゴール。もともと東の左足のパンチ力には定評があって、3年前のAFC U-19選手権のインドネシア戦で35mの距離を突き刺したスーパーシュートは語り草になっていますが、その力を大事な場面で発揮したところに「持っている」ものを感じます。チームが3バックに移行したのに伴ってポジションを失い、一時はFWとしての練習もしていた東ですが、やはり低い位置から出て行って攻撃に絡むプレーが合っているのだと思います。この試合で勝点3を取れなかったのは残念ですが、東が一皮むけたのだとすれば非常に価値の高い試合だったと言えるかも知れません。

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