第25節仙台戦
昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第25節仙台戦は、決定力を欠いてスコアレスドローに終わりました。
横浜FM戦から中2日と言うことで先発を9人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
後半も最初の決定機は広島で、森島のクロスをドウグラス・ヴィエイラヘッドで狙いますが枠外に外れます。また13分には浅野がカットインからシュートしたものの枠外。16分には野津田がミドルレンジから狙いますがこれも枠を捉える事ができません。その後は仙台にボールを持たれる時間が長くなり、後半25分には浜崎のクロスに長沢が合わせましたが枠外に外れます。広島も後半28分、左サイドを突破した東のクロスに飛び込んだ永井が押し込もうとしますが、スォビィクのファインセーブに阻まれます。終盤は広島に疲れが出たかセカンドボールが拾えず、またパスカットされるシーンも増えてピンチの連続となります。後半35分には浜崎のFKに長沢が合わせたものの大迫が弾き、こぼれを平岡に狙われましたが枠外に外れて助かります。その後は後半45+3分の浅野のシュート以外はほぼ一方的に攻められたものの広島の守備陣の集中は高く、勝点1ずつを分け合う結果となりました。
先発メンバーを9人入れ替えて「ターンオーバー」で臨んだとは言え、広島のサッカーの質は高かったと思います。特に前半は開始早々のピンチを除けばほぼ一方的に押し込み続け、引いて守る相手を脅かし続けました。また後半も相手がラインを高くして攻める姿勢を強めたのに対して速攻と裏狙いのサッカーで何度もチャンスを作りました。終盤に相手に押し込まれてピンチの連続となったのは反省材料と言えるかも知れませんが、ターンオーバーでもこれだけのことはできる、と言うことを示すことはできたのではないでしょうか。
ただ内容的に良かったとしても、勝ちに持って行けなかったのもまた反省すべき点かと思います。直近4試合の相手は川崎F、神戸、鹿島、横浜FMといずれもパス回しに長けてプレスの厳しいチーム。サンフはこれらのチームと2勝2敗と対等の結果を残すことができたわけですが、今節は最下位で苦しむ仙台が相手では勝手が違った、ということかも。あるいはホームサポーターの手拍子に背中を押されて、ホームでの初勝利を目指して戦いを挑んできた相手の気迫を上回ることができなかった、と言うことなのかも知れません。この日出場したメンバーはみんな頑張ったのは確かだと思いますが、レギュラーの座を脅かすにはわずかに足りなかった、と言わざるをえないように思います。今季は残り9試合。ここでより上位を狙うことができるのかどうかは、この仙台戦に出た選手、出れなかった選手を含めたチーム全体のよりいっそうのレベルアップが必要なのは間違いありません。
広島公式サイト 仙台公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ 戦評 照山
日刊スポーツ スコア詳細 戦評 長沢
サッカーダイジェストWeb 採点&寸評 戦評
Football LAB
横浜FM戦から中2日と言うことで先発を9人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫 櫛引 荒木 井林 野津田 土肥 (→川辺61分) 茶島 藤井(→東61分) (→松本大79分) エゼキエウ 森島(→浅野56分) (→永井56分) ドグ SUB:林、野上対する仙台は、GK:スウォビィク、DF:飯尾(→中原89分)、マテ、平岡、パラ(→関口52分)、MF:浜崎(→山田89分)、椎橋、佐々木(→クエンカ52分)、石原、FW:長沢、ゲデス(→照山75分)、と言うメンバーでした。開始早々にFKを大迫がキャッチできずに仙台にチャンスを与えたものの、その後は広島のペース。ボールを支配し、また高い位置からのプレスが効いて一方的に押し込みます。そして前半12分には藤井のパスからドウグラス・ヴィエイラが強烈なシュートを放ちましたがGKが反応。15分には茶島のクロスに森島が合わせ、続いて井林がシュートしましたがGKに抑えられます。27分には藤井がカットインからシュートしたもののGKがセーブ。37分にも藤井がゴール右隅を狙ったシュートを放ちましたがスウォビィクが素晴らしい反応で弾きます。前半は広島がほぼ一方的に攻めたものの得点は奪えず、両者無得点でハーフタイムを迎えました。
後半も最初の決定機は広島で、森島のクロスをドウグラス・ヴィエイラヘッドで狙いますが枠外に外れます。また13分には浅野がカットインからシュートしたものの枠外。16分には野津田がミドルレンジから狙いますがこれも枠を捉える事ができません。その後は仙台にボールを持たれる時間が長くなり、後半25分には浜崎のクロスに長沢が合わせましたが枠外に外れます。広島も後半28分、左サイドを突破した東のクロスに飛び込んだ永井が押し込もうとしますが、スォビィクのファインセーブに阻まれます。終盤は広島に疲れが出たかセカンドボールが拾えず、またパスカットされるシーンも増えてピンチの連続となります。後半35分には浜崎のFKに長沢が合わせたものの大迫が弾き、こぼれを平岡に狙われましたが枠外に外れて助かります。その後は後半45+3分の浅野のシュート以外はほぼ一方的に攻められたものの広島の守備陣の集中は高く、勝点1ずつを分け合う結果となりました。
先発メンバーを9人入れ替えて「ターンオーバー」で臨んだとは言え、広島のサッカーの質は高かったと思います。特に前半は開始早々のピンチを除けばほぼ一方的に押し込み続け、引いて守る相手を脅かし続けました。また後半も相手がラインを高くして攻める姿勢を強めたのに対して速攻と裏狙いのサッカーで何度もチャンスを作りました。終盤に相手に押し込まれてピンチの連続となったのは反省材料と言えるかも知れませんが、ターンオーバーでもこれだけのことはできる、と言うことを示すことはできたのではないでしょうか。
ただ内容的に良かったとしても、勝ちに持って行けなかったのもまた反省すべき点かと思います。直近4試合の相手は川崎F、神戸、鹿島、横浜FMといずれもパス回しに長けてプレスの厳しいチーム。サンフはこれらのチームと2勝2敗と対等の結果を残すことができたわけですが、今節は最下位で苦しむ仙台が相手では勝手が違った、ということかも。あるいはホームサポーターの手拍子に背中を押されて、ホームでの初勝利を目指して戦いを挑んできた相手の気迫を上回ることができなかった、と言うことなのかも知れません。この日出場したメンバーはみんな頑張ったのは確かだと思いますが、レギュラーの座を脅かすにはわずかに足りなかった、と言わざるをえないように思います。今季は残り9試合。ここでより上位を狙うことができるのかどうかは、この仙台戦に出た選手、出れなかった選手を含めたチーム全体のよりいっそうのレベルアップが必要なのは間違いありません。
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ゲキサカ 戦評 照山
日刊スポーツ スコア詳細 戦評 長沢
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