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2020/02/14

第18回サポーターズ・カンファレンス議事録

サンフレッチェは昨日、1/25に行われた「第18回サポーターズ・カンファレンス」の議事録をクラブ公式ページに公開しました。それによると、まず壇上に立ったのは新しく社長に就任した仙田信吾氏で、クラブの歴史や広島での位置づけについて見解を述べて、「2020年のサンフレッチェには、大いに期待してもらっていいと思います」と述べました。そして時間をかけて説明したのはユニフォームのこと。今年が被爆75周年の節目であること、オリンピックイヤーであること、カープの創立70周年のシーズンになること。そのような機会にナイキからの提案を受けてアウェイユニフォームのデザインを選んだのであって、クラブのアイデンティティーである「紫」をないがしろにしたのではない、と説明しました。また質疑応答で出た疑問に対して、杉原運営本部長がナイキとサンフレッチェとの関係を説明。特に3回目の経営危機が訪れた2012年には「サプライヤーがナイキさんではなかったら、あのときの中心選手を当時の財力では、何人かは手放さなければならなかったと思いますし、そうなっていれば初優勝もなかったかもしれません」とまで言っています。絶対に譲れない、と言うファーストユニフォームの紫への思いは大事にしつつも、いろいろなことを検討した結果がセカンドユニフォームのデザインになったと言うことを丁寧に説明して、サポーターの理解を求めました。
 それ以外の点ですが、まず「チーム強化と編成について」と言うテーマを足立強化部長が説明。守備から入った2018年、攻撃を積み上げた2019年を経てよりアグレッシブなディフェンスとリスクを恐れず攻撃するチームを実現するために、またメンバーが大幅に若返った2019年の流れを引き継ぐことを目標に契約を進めてきた、と述べました。そして、渡、吉野、稲垣が移籍したものの他の選手をキープして昨年のベースを残すことができたこと、エゼキエウ、浅野らを獲得して「スピード」と言う要素を加えることができたこと、それによって現在の守備のベースを高めながら得点力を上げて行けば、「おのずと一番良い景色が見えてくるのではないかと思って」いる、と語りました。
 テーマ3は「新スタジアム建設について」で、スタジアム総合戦略推進室長の信江雅美氏が昨年3月以来の動きを紹介。どのようなサッカースタジアムを実現しようとしているかと言う点について、ビジョンとコンセプトについて詳細に説明しました。またテーマ4「イベント・チケット販売などについて」では、顧客戦略部長の澳和明氏が2019年シーズンの観客数が減少した原因を述べるとともに、今季の集客アップのための告知戦略とチケット戦略とともに、スタジアムグルメの充実や熱中症対策、地域貢献、公共交通機関の利用促進やホスピタリティについて説明しました。そして運営部長の山西博文氏が「試合運営について」と言うテーマで、交通アクセスと試合運営、そしてエディオンスタジアム広島の改修について現状と予定の報告をしました。そして最後は2回目の質疑応答で、アクセスや試合当日のイベント、アンセム、新スタジアム、チケットなど、様々な疑問点について回答がありました。
 J1の中では中規模の予算で、ホームスタジアムは臨場感に乏しくアクセスも悪い、と言う状況ながら、若手を育成しつつ上位争いを展開できているのは、監督や選手だけでなく経営陣も頑張っているからだと言うのは間違いないところ。物議を醸した「アウェイユニフォーム問題」も決して何かに流されたとかではなく、クラブのために何が重要かを熟慮した上での判断だ、と私は信じます。

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