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2020/01/04

仙田社長の就任

ちょっと古いニュースになりますが、1月1日付で社長に就任した仙田信吾氏の就任記者会見が12/24に行われました。それによると久保会長は、仙田社長を選任した第一の理由として、広島県内に広い人的ネットワークを持っていることを挙げています。特に府中市出身ゆえに持っている繋がりを生かして、サンフレッチェが営業で苦戦している備後地区からの動員やスポンサー獲得に期待している、と述べました。また新スタジアムの開場が予定されている2024年に向けて、「広島出身であり、広島のことが一番よく分かっている方」と言うことが大きな理由だと語りました。新スタジアムは「最高、最良の環境でご観戦頂ける」(仙田社長)というだけでなく、紙屋町周辺がより賑わうための中心となるような施設になることが重要です。そのためには地元と良く話し合い、場合によっては清濁を飲み込むような決断をしなければならないかも知れません。そう言う意味で広島のことを良く知り、また良く知られている仙田氏が社長に就任することが必要だ、と言う判断は十分に理解できると言えるでしょう。
 ただその一方で、個人的にはナイキから社長に就任した山本拓也氏がわずか2年で退任することになった、と言うことが残念でなりません。ナイキと言えば「アスリートファースト」を標榜していて、陸上界を席巻している厚底シューズ「ヴェイパーフライ」はそのような中から生まれてきたシューズだ、と言うのは有名な話。ナイキ出身者は競技者や観客の立場から何が必要か、を考える習慣がついているそうで、山本前社長もそのような施策を進めていたのではないかと思われます。ただそれが結実するまでは時間がかかるだろうと思っていただけに、目に見えるような結果が出る前に退任することになったような気がしてなりません。近年のJリーグは経営面での改革を進めるチームが増えていて、例えば横浜FMはシティ・フットボール・グループの傘下に入って数年がかりでの改革を進めて昨年ついにリーグ制覇に至っていますし、また楽天が巨大な投資をした神戸は天皇杯優勝を果たすなど結果も出てきています。そのような状況の中でむしろ「内向き」に舵を切り替えたサンフレッチェの決断が吉と出るかどうか。サポーターとしては、良い方向に進んで行くことを願って止みません。

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