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2019/10/20

第29節清水戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第29節で、サンフレッチェは逆転で清水に勝って4位に浮上するとともにJ1残留を確定しました。
 先発は前節と同じですが野津田と吉野が久々にベンチに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣(→清水78分)

ハイネル           柏
(→渡85分)
    川辺    森島(→野津田90分)

       ドグ

SUB:林、松本大、吉野、サロモンソン
 対する清水は、GK:大久保、DF:鎌田、ファン・ソッコ、二見、松原、MF:六平(→中村27分→ジュニオール・ドゥトラ74分)、竹内、金子、西澤、FW:河井(→楠神85分)、ドウグラス、と言うメンバーでした。立ち上がりは清水に攻め込まれ、前半1分にはゴール前でフリーでドウグラスに打たれましたが枠外に外れ、5分にもドウグラスにシュートを許しましたが大迫が反応します。その後は広島も押し返し、左サイドから相手ゴールに迫るもののシュートまで行けません。逆に15分には左からカットインした西澤がシュート。これがDFに当たってコースが変わったものの大迫が足に当てて弾きます。ボールを支配して清水ゴールに迫る広島。前半26分には柏が得意の角度からファーサイドを狙いましたがGKが素晴らしい反応で弾きます。そして前半28分、金子のシュートが青山の手に当たってペナルティアーク内からのFKを与えます。これを蹴ったドウグラスはジャンプした壁の下を狙ってゴール。広島は1点のビハインドを背負うことになりました。
 追いつきたい広島は、その後は更にボール支配を高めて清水ゴールに迫ります。しかし清水の守備陣の集中は高く、前半のシュートは柏の1本だけに終わり、0-1のままハーフタイムを迎えることになりました。
 広島は後半に入るとより積極的に攻めに出ます。そして1分にはロングパスを収めたドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたが枠外。4分には稲垣がシュートしましたがブロックされ、6分の青山のミドルは惜しくも上に外れます。そして後半8分、左サイドで細かく繋ぐと森島のパスで柏が抜け出し中央へのパス。これを川辺がワンタッチで流し込んで、同点に追いつきました。
 その後もボールを保持して追加点を狙いにいくサンフ。12分にはハイネルがシュートしましたが枠外。16分にはドウグラス・ヴィエイラのパスを川辺が狙いましたがわずかに枠を外れ、19分にもドウグラス・ヴィエイラのパスを川辺が狙いましたが枠を捉えることができません。22分にも川辺のシュートのこぼれを森島が狙いましたがDFにクリアされ、直後の青山のシュートも枠外に外れます。後半25分には稲垣のシュートがハンドを誘い、そこで得たFKを森島が狙いましたが壁に阻まれます。更に30分にはドウグラス・ヴィエイラのパスでDFラインの裏に抜け出した柏がシュートしましたがGKに阻まれます。広島は清水航平を左サイドに投入し、ハイネルをトップ下に上げて攻勢を強めます。そして後半34分、森島のパスで右のポケットを取った柏がゴール前を越えるクロス。これをドウグラス・ヴィエイラが身体をひねりながら頭で押し込み、ついに逆転に成功しました。
 J1残留のためには勝点1でも欲しい清水は、その後はボールを回して点を取りに来ます。そして後半43分にはドウグラスが2人を置き去りにして楠神にスルーパスを出しますが大迫が飛び出して抑えます。広島は清水航平を右サイドに回してジュニオール・ドゥトラをケアし、ゲームをクローズにかかります。後半44分にはパスミスを拾ったドウグラス・ヴィエイラのクロスに野津田が合わせましたが枠外。逆に48分には西澤のパスに二見が飛び込みますがわずかに合わず助かります。広島の守備とパス回しは最後まで崩れることなく1点差を守り、そのまま逃げ切りました。
 試合後に城福監督は「前半...我々が入りで少し押し込まれたところは反省すべきところ」と語っています。ただ、逆に言えば反省点と言えばそのぐらい。失点シーンもドウグラスの巧さに上回られたもののミスと言うほどのことではなく、守備はほぼ問題なかった、と言って良いでしょう。また攻撃面では2点しか取れなかったものの、「辛抱強くボールを回せば、必ずわれわれはチャンスを作れると思っていたので、焦れずにボールを回すということを徹底した」(城福監督)ことによって取れた得点で、「必然の逆転勝利」と言えると思います。シーズン当初のリアクションサッカーから、自分たちの戦いを貫く夏場のサッカーを経て、対戦相手の対策をしっかりと立てて対応する戦いができるようになって「第3形態」とも言えるチームに成長した城福サンフレッチェ。2試合連続ゴールの川辺とドウグラス・ヴィエイラ、2アシストの柏がこの日のヒーローとなりましたが、控え選手も含めたチーム全員で勝ち取った勝利だ、と言って間違いありません。
 第29節は鹿島が引き分けに終わった一方でFC東京と横浜FMが勝利して、1位〜3位が勝点差1にひしめく大混戦となっています。広島は4位とは言え3位横浜FMとの勝点差は5。今後上位3チームが揃って調子を落とすとは考え難いので、優勝するためには勝ち続けなければなりません。今後の対戦相手は川崎F、浦和、鹿島と難しい相手が続きますが、選手もチームも更に成長して、優勝を勝ち取って欲しいと思います。


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サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  三強を追う広島、逆転勝利で勝点50&4位浮上

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