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2019/10/06

第28節神戸戦

昨日ホームに今季最多の29,666人を集めて行われたJ1リーグ戦第28節で、サンフレッチェは過去最多に並ぶ6得点を挙げて快勝し、暫定順位を4位に上げました。
 ドウグラス・ヴィエイラが4試合ぶりに先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     青山  稲垣
     (→渡90+2分)
ハイネル           柏(→清水83分)

    川辺    森島

       ドグ(→松本大90+4分)

SUB:林、井林、サロモンソン、柴崎
 対する神戸は、GK:飯倉、DF:ダンクレー、大崎、フェルマーレン、MF:西(→藤谷72分)、サンペール、山口、イニエスタ(→小川85分)、酒井、FW:ビジャ(→田中75分)、古橋、と言うメンバーでした。キックオフ直後にいきなりチャンスを作ったのは広島。森島が左サイドを突破してクロスを入れると、川辺が合わせましたがわずかに左に外れます。しかし4分、再び森島が左サイドを破るとマイナスのパスに走り込んだのは稲垣。コースを狙ったシュートがゴールネットに突き刺さって、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島がペースを握り、6分にはハイネルのパスを受けたドウグラス・ヴィエイラが倒されましたがPKはもらえず。8分にはパス回しからドウグラス・ヴィエイラが決定的なシュートを放ちましたが飯倉が弾きます。その後は神戸も押し返し、11分にはイニエスタのパスからビジャがチャンスを作り、その直後にもイニエスタからビジャへのパスが通りましたが大迫が飛び出して防ぎます。続いて16分にもハーフカウンターからビジャに打たれましたが大迫がキャッチします。そして前半18分、ビジャのロングパスで裏を取った古橋にシュートを決められて同点に追いつかれてしまいました。
 そこから神戸の攻勢が続き、前半24分にはビジャにシュートを許しましたが大迫が反応。25分にはCKの流れからビジャに打たれましたが大迫ががっちりと抑えます。その後は広島も押し返して、35分には川辺がシュートしましたがDFにブロックされます。そして前半38分、野上のパスをドウグラス・ヴィエイラが受けて中央に送ると、走り込んでいた稲垣が決めて勝ち越します。更に40分には青山のシュートがフェルマーレンの手に当たってPKをゲットしましたが、ドウグラス・ヴィエイラのキックは飯倉に止められます。広島は追加点を狙って攻め続けましたが神戸の守備を崩せず、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても主導権を握ったのは広島。1分には青山のラストパスを森島が打ちましたが飯倉にセーブされ。8分にはカットインしたハイネルがシュートしましたがわずかに外れます。その後は神戸も押し返し、13分には西のクロスのこぼれをイニエスタに打たれましたが枠外に外れ、16分にはFKのこぼれを酒井に狙われましたが大迫がキャッチします。そして後半19分、浮き球のパスで抜け出したドウグラス・ヴィエイラが後ろから倒されて大崎は一発退場となります。ペナルティアークのすぐ外、ゴール正面で得たFKを森島が直接決めて、リードを2点に広げました。
 この後も広島が追加点を狙いに行き、25分には稲垣が決定的なシュートを放ち続いて森島もチャンスを迎えます。また28分には森島のパスを野上が狙いましたがDFにブロックされます。逆に後半31分、イニエスタからのパスを受けた田中に決められて1点差に迫られます。しかし後半38分には森島のパスを川辺が決めて再びリードを2点に広げると、後半アディショナルタイムにはドウグラス・ヴィエイラと森島が追加点を奪ってそのまま押し切りました。
 組織力で戦う広島に対して、代表クラスや世界的スターを揃える神戸。特徴的なチーム同士の対決となったこの試合は、それぞれの特徴が如実に出た結果となりました。広島の先制点は佐々木のパスで左サイドを抜け出した森島のパスを稲垣が決め、2点目も野上のパスをドウグラス・ヴィエイラが受けて稲垣をアシストしたもの。いずれも3人目の動きがキーになってゴールを陥れたもので、まさに練習の成果が出たと言って良いでしょう。それに対して神戸の得点はビジャとイニエスタからのパス1本でFWがフリーになった、というもの。まさに世界最高の戦術眼と技術が広島の守備組織を無力化したシーンだったと言えます。試合の途中までは両チームの力と力が正面からぶつかり合って、レベルの高い見どころ満載の試合だったように思います。
 そんな中で広島が勝てたのは、やはり運動量で上回ることができたからではないかと思います。中国新聞には「世界的スターを、守備の穴に変えた。前半39分の2点目がその象徴...イニエスタは戻らない。とぼとぼと自陣に帰る背中を追い抜き、フリーで決めた」と書かれていましたが、ここぞと言うところでしっかり走ることができていたからこそ相手を上回ることができたのだ、と思います。「選手を買うことはできてもチームを買うことはできない」とはサッカーで良く言われる言葉ですが、サンフレッチェと言うチームの「買うことのできない価値」を示した試合だった、と言えるでしょう。
 今節はFC東京が負けたため、首位との勝点差が6に縮まりました。今日は2位鹿島と前節4位のC大阪が対戦するため上位がどう動くかまだ分からないものの、何とか優勝争いに踏みとどまった、と言って良いと思います。残り6試合は清水、川崎F、浦和、鹿島、湘南、仙台と気の抜けない相手が続きますが、全部勝つつもりでチーム整備を進めて欲しいものです。

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