第31節浦和戦
先発は前節までと同じで、レアンドロ・ペレイラがメンバー入りして以下の布陣で戦いました。
大迫 野上 荒木 佐々木 青山 稲垣(→清水80分) ハイネル 柏 (→渡88分) 川辺 森島 ドグ(→Lペレイラ72分) SUB:林、松本大、吉野、野津田開始早々に攻勢をかけたのは広島。1分には相手ゴール前でボールを奪ってハイネルがシュートしましたが枠を外れます。15分には柏がカットインしてファーサイドを狙ってシュートしましたがわずかに右。19分には相手ミスから奪ったボールをドウグラス・ヴィエイラが打ちましたが大きく上に外れます。23分にも高い位置で奪って連続攻撃を仕掛けましたが人数をかけて守る浦和の守備を崩せず、30分にはドウグラス・ヴィエイラが抜け出してシュートしましたが西川のファインセーブに防がれ得点には至りません。43分には川辺がシュートしましたがこれも枠外に外れ、後半アディショナルタイムにはドウグラス・ヴィエイラのパスで抜け出した森島のクロスに川辺が頭で合わせましたがこれも浮いてしまいます。浦和は8分にエヴェルトンが抜け出してシュートを大迫が弾く、と言うシーンを作ったもののチャンスらしいチャンスはそれくらい。広島が圧倒的に攻めたものの得点は奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりは攻め込まれたもののその後は広島。後半6分には左サイドで細かく繋いでドウグラス・ヴィエイラのポストから川辺がシュートしましたが枠外。7分には大迫が興梠に奪われてファブリシオにシュートを打たれましたが枠外で助かります。14分にも相手ゴールまで繋いでハイネルがシュートしましたが枠を捉えることができず。21分の川辺のミドルもバーを激しく叩いて弾かれます。24分には川辺がDFラインの裏に抜け出して横パスをドウグラス・ヴィエイラに流しましたがシュートはブロックされます。得点を取るためにレアンドロ・ペレイラを投入する城福監督。しかし後半29分、ファブリシオのシュートは大迫が弾いたもののそれを繋がれ、後ろから上がってきた岩波に決められて先制点を許してしまいました。
その後は全員が自陣に引いて守る浦和。広島は丁寧にパスを繋いで何とか崩そうとします。33分にはハイネルがFKを直接狙いましたが壁。36分には清水のパスを川辺がダイレクトで打ちましたが枠外に外れます。41分には森島が中央からシュートしましたがDFに当たり、直後のCKからレアンドロ・ペレイラが頭を合わせましたが西川が横っ飛びで抑えます。そして後半42分、森島のパスで抜け出した川辺のパスを橋岡が自分のゴールに蹴り込んでついに同点となりました。
勢いに乗って攻める広島。44分にはクロスに飛び込んだ渡を西川が倒したにも関わらず、主審は渡のファウルを取り抗議した柏にはイエローカードが出されます。終盤は浦和も攻めに来て、46分にはセットプレーから橋岡がヘッドで狙いましたが大迫が弾きます。最後はロングボールに競りあった西川が倒れてアディショナルタイムは7分に伸びましたが得点は動かず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
試合後に城福監督は「勝点1は受け入れるのが難しいゲームだったと思います」と語っているのに対して、大槻監督は「難しいゲームでした。勝点3が良かったけどゼロじゃなくて良かった」と語っています。確かにこの試合はボール支配率は広島が60%に達し、シュート数も広島の16本に対して浦和は7本。前半に量産した得点機の一つでも決めていれば、結果は違っていたのではないかと思います。ただ、浦和にしてみればおそらくはゲームプラン通り。両チームの力関係と現在の調子を考えて、前半は我慢してゼロに抑えて、後半得点を取って逃げ切る、と言うプランだったのだと思います。実際、守りに入った時の浦和は全員が自陣に引いてブロックを作り、広島にスペースを与えないように注意していました。特に広島が狙う両サイドの「ポケット」には人数を配置して、スペースを与えないようにしていました。それに対して広島は薄くなったバイタルエリアをうまく使ってシュートチャンスを作っていましたが、シュートに精度を欠いて得点は奪えず苦しい戦いになってしまいました。この日の広島は内容的には良かったと思いますが、守られた時に勝ちきるためにはもう一段レベルアップが必要、と言うことだと言えるでしょう。
この試合の結果広島と上位チームとの差は1つ縮まりましたが、1試合多く消化していることを考えると優勝争いからはむしろ後退した、と言う形になりました。ただ本当の勝負はこれから。上位チームも難しい相手と戦わなければならないわけで、これから何が起きるか分かりません。最後まで優勝の可能性を信じて、チーム一丸となって戦い抜いて欲しいと思います。
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