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2019/08/18

第23節FC東京戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第23節で、サンフレッチェは1-0で首位・FC東京を下して勝点差を9に縮めるとともに、4位に上がりました。
 東俊希がリーグ戦初先発。また佐々木が3試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→エミル77分)
    東俊    森島
    (→青山57分)
       ドグ(→Lペレイラ72分)

SUB:林卓、井林、松本泰、渡
 対するFC東京は、GK:林彰、DF:室屋、渡辺、森重、オ・ジェソク、MF:大森(→三田62分)、高萩、橋本、東慶(→ナ・サンホ75分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井(→ジャエル62分)、と言うメンバーでした。序盤から広島がボールを支配して相手の守備の穴を探すものの、なかなかシュートチャンスを作れません。逆にFC東京も速い攻撃から得点を狙いに来ますが、広島も高い集中ではね返します。前半19分には室屋の低いクロスにディエゴ・オリヴェイラが走り込んだものの枠外。33分には荒木のパスミスからショートカウンターを受けましたが、シュートはDFがブロックします。広島の前半唯一のシュートは39分で、右からのCKに野上が頭で合わせましたが林にキャッチされます。前半は両者とも持ち味の堅い守りを存分に発揮して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても両者の集中の高さは変わらず、お互いに我慢の時間帯が続きます。ここで先に動いたのは広島。後半11分に青山を投入して川辺をトップ下に上げると、その効果が出たのは後半15分のことでした。青山が柏にパスを出すと、川辺が右SBの裏のスペースに動いて柏からのパスを受けます。すると川辺に食いついたDFが空けたスペースにトップスピードで走り込んだ柏がリターンパスを受けてそのまま持ち込んでシュート。GKが反応したものの触っただけでゴールネットに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 この後はFC東京も次々と選手を入れ替えて同点を狙ってきます。そして後半19分にはCKから波状攻撃を受けますが大迫が対応。36分にはジャエルが頭で狙いましたが大迫がキャッチし、ナ・サンホの強烈なFKも大迫が胸でがっちりキャッチします。広島も川辺が、柏がカウンターから追加点を狙いに行きますが、FC東京のDFも素晴らしい対応でシュートを許しません。結局アディショナルタイムの5分も何も起こることなく過ぎ去って、紫のゴール裏は歓喜に包まれました。
 この試合のスタッツを見ると、シュート数は広島が2本だったのに対してFC東京は5本。決定的な場面は、と言えば柏のゴールシーンぐらいで決して派手な試合では無かったのですが、しかしどちらのチームも死力の限りを尽くした好ゲームだったと思います。昼間の暑さは日が陰っても衰えることはなく気温は32.1度。スタンドに囲まれたピッチ上はそよとも風が吹くことはなく、じっとしていても汗が吹き出るような状況でしたが、両チームの選手は一瞬たりとも集中を切らすことなく戦い抜きました。その中で広島は、前半はボール支配率を高めて支配率は55%。パス本数も150本近くの差をつけて、「相手を疲弊させることが、相手の怖いカウンターへの最大の対策」(城福監督)を実行しました。そして後半途中から青山を投入して前への推進力を高めると、その4分後に「練習でやっている形」(柏)で得点を奪いました。そしてその後はカウンターから追加点を狙いつつ、疲れが出てきた相手の攻撃をはね返し続けて逃げ切りました。試合終了後には優勝したかのような歓喜に包まれていたそうですが、それはそれだけ苦しい試合だったということ。プラン通りにやり切った、素晴らしい勝利だったと言って良いでしょう。
 この試合の結果、FC東京との勝点差は9となり、順位も4位に浮上しました。残り11試合と言うことを考えると「まだまだFC東京の背中が見えない状況」(城福監督)ではありますが、しかし第15節の湘南戦から戦い方をチェンジして、その後は5勝4分けと負けなしで来ていることは、大きな自信になっているに違いありません。このままチームも選手も成長して行けるなら、まだまだ上を目指せるはず。昨年はこの時期から勝てなくなって首位から滑り落ちてしまいましたが、今年は逆の結果を期待しても良いのではないでしょうか。

広島公式サイト  FC東京公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  決勝弾の広島MF柏  FC東京DF渡辺剛
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  長谷川監督
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評

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