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2019/08/21

広島の移籍戦略

Jリーグのこの夏の移籍市場は例年以上に活発で、主力クラスの選手の移籍も多く見られました。その中でサンフレッチェは6人が移籍したのに対して獲得したのはレアンドロ・ペレイラだけ。それで大丈夫なのか、と言う疑問もあると思うのですが、クラブの考え方について足立強化部長が答えている記事が今日の中国新聞に載っているので、その概要を紹介します。
 まず退団が多かった理由ですが、今季はACLがあったため例年よりも多い31人でスタートしたものの、敗退に伴って全員が試合出場の機会をつかむのが難しくなったため放出した、とのことです。その中でパトリックは中国や中東からのオファーを予想して移籍金を設定していたものの、それを上回るオファーがあったため認めざるを得なかったようです。またベリーシャは「外国人枠3、アジア枠1」のACLの規定の中でアジア枠で起用する予定だったところが、オーストラリア国籍の取得が遅れてしまったのが誤算だったとのこと。キャンプでの怪我による出遅れがあったものの、そもそもACLにメンバー登録できなかったのがお互いにとって不運だった、と言えそうです。
 この夏の「補強の目玉」とされていた浅野琢磨選手ですが、ちょうどアーセナルとの契約が切れるタイミングで、国内に移籍するのであれば広島に交渉権があったため話をしたそうです。またその場合の移籍金の額も決まっていたそうですが、アーセナルとしてはより高いオファーを探してそちらに売った様子。「浅野自身は新スタジアムでプレーしたいと話していた」とのことなので、今後も継続して見て行くとのことです。
 一方、レアンドロ・ペレイラについては「十分に(パトリックの)代わりになる選手」「パスサッカーの中でパトリックと違った持ち味も出せる」、浅野雄也については「広島のサイドは期限付き移籍や年齢の高い選手が多い。日本全体がサイドが不足している中で、未来的な視点」だと獲得の狙いを語っています。この夏は多くの日本人選手が欧州に移籍しましたが、「広島にも注目されている選手がいる」とのこと。今後はこれまで以上に強化部の動きが重要になるのは間違いありません。

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