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2019/06/15

第15節湘南戦

 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第15節湘南戦は、森島の2ゴールに絡む活躍で2-0で勝ち、ホームでは2ヶ月ぶりの勝利となりました。
 大迫、松本泰がコパ・アメリカで不在と言うこともあって、札幌戦から5人を入れ替えて以下のメンバーで戦いました。
       中林

   野上  吉野 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→清水HT)
    渡      森島
    (→柴崎72分)
       ドグ(→パトリック89分)

SUB:廣永、荒木、野津田、皆川
 対する湘南は前節から7人入れ替えて、GK:秋元、DF:山根、フレイレ、大野、MF:鈴木冬、齊藤、金子、小野田(→古林68分)、FW:野田(→鈴木国81分)、山崎、武富(→松田72分)、と言うメンバーでした。開始早々に森島がシュートを放つなど立ち上がりから広島は攻撃的姿勢を見せます。また守備もラインを下げずに前からのタイトな守備を敢行。5分と8分には湘南のカウンターを受けて危ないシーンを作られたものの、チーム全体として前掛かりの姿勢を保ちます。そして15分には柏のクロスをドウグラス・ヴィエイラがヘッドで狙いましたがわずかに枠外。19分には柏のクロスにハイネルが合わせましたがGKにキャッチされ、20分には稲垣がドリブルからシュートします。続いて23分にはハイネルがシュートしたもののGKがキャッチ。25分には佐々木のクロスに稲垣が飛び込みましたが、ボレーはヒットせずに枠外に外れます。更に31分には渡が強烈なミドルを放ったもののGKが反応。続いて渡はテクニカルなシュートを見せましたがこれも枠を捉えることができません。湘南は44分に小野田がシュートしましたがチャンスの数では広島が圧倒。しかし得点は奪えずスコアレスでハーフタイムを迎えました。
 前半終了間際に脚を痛めたハイネルが清水に交代しましたが、広島の攻勢は続きます。1分には稲垣の高い位置での守備から川辺がシュートしましたがDFがブロック。7分には川辺のパスで森島が飛び出しましたがシュートは相手に当たります。逆に12分には一瞬の隙を突かれて野田に危ないシーンを作られたものの、その直後には清水が決定的なシュートを放ち、続いて佐々木が、森島が相手ゴールに迫ります。そして後半19分、森島のFKは跳ね返されたものの、クリアボールに素早く寄せた森島が奪ったところを倒されてPKをゲット。これをドウグラス・ヴィエイラが冷静にゴールに沈めて、広島が先制点を奪いました。
 その後は選手を入れ替えながら反撃を試みる湘南。27分には山根にシュートを許しましたが枠外に外れ、30分にはカウンターからの山崎のクロスはクリアし、CKに合わせたフレイレのヘッドも中林がキャッチします。同点に追いつこうと前掛かりになる湘南。しかし広島は引き過ぎることなく押し返し、追加点を狙いにいきます。32分には川辺が巻いたシュートを放ちましたが秋元の好セーブに防がれ、33分のドウグラス・ヴィエイラのシュートはわずかに枠を外れます。そして後半42分、柏のパスでDFの裏を取った森島がドリブルでペナルティエリアに侵入するとマイナスのパス。ここに走り込んできた稲垣が右足で叩き込んで、リードを2点に広げます。更に森島はアディショナルタイムにドリブルからシュートを放ったものの惜しくもバーに弾かれ、そのまま試合終了となりました。
 7試合のうち5試合が無得点、と言う状況から、城福監督はこの試合を「リスタート」と位置づけて臨みました。そしてその結果は、ボール支配率56%、シュートは相手の11本に対して19本、と言うところに現れていると言えるでしょう。サンフレッチェの選手たちは試合の最初から最後まで前から戦う意識が高く、ボールを前へ、前へと運んでゴールへ向かいました。また攻撃から守備への切り替えも速く、相手ボールを高い位置で奪い取って攻撃に転ずるシーンを多く作りました。それによって湘南にペースを握られた時間帯は立ち上がりの数分間と先制後の10分間ぐらい。それ以外の時間はピッチ全体を制圧して、ほぼ一方的に攻め続けました。得点を取った時間は遅かったものの、内容が伴った素晴らしい勝利だったと言えるでしょう。
 この試合で最も輝いたのは、メルボルン戦と浦和戦でヒーローとなった森島でした。PK奪取のシーンはクリアボールを拾った武富の一瞬の隙を突いたもので、彼の集中力とスピードが生きたものでした。また2点目を演出したシーンも、山根と競りあいながら抜け出したところで勝負あり。完全にフリーで走り込んだ稲垣は、優しいパスに足を合わせるだけで十分でした。森島の技術とスピードと運動量と、そして彼自身の強い決意がチームを勝利に導いたと言って過言ではないでしょう。
 城福監督の決断の結果、素晴らしい「リスタート」を切ることができたサンフレッチェですが、重要なのはこれから。もっと強いチームが相手でも同じようなサッカーを貫くことができるか、また相手が対策を立ててきた時にどう対応するか、が問われることになります。そのために必要なことは、強い意志を持ってこのサッカーを続けることでしょう。火曜日からの鹿島との3連戦は、まさにそれが試される絶好の機会。湘南戦に出た選手だけでなく、全てのメンバーの力を合わせて厳しい戦いを勝ち抜いて欲しいと思います。

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