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2019/05/13

第11節仙台戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第11節仙台戦は、開始早々に先制したものの終盤に立て続けに2点を奪われ、ショッキングな逆転負けを喫しました。
 ドウグラス・ヴィエイラがG大阪戦以来1ヶ月ぶりに復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  吉野 佐々木
          (→荒木53分)
     川辺  稲垣

エミル            柏

    柴崎     渡
    (→野津田76分)
       ドグ(→パトリック66分)

SUB:林、松本泰、清水、ハイネル
 対する仙台は、GK:シュミット、DF:金正也、常田、永戸、MF:椎橋、松下、蜂須賀、石原崇、FW:吉尾(→兵藤82分)、ハモン・ロペス、ジャーメイン(→長沢71分)、と言うメンバーでした。試合がいきなり動いたのは開始早々の前半1分。左サイドでボールを奪うと柏がドリブルでカットインしてクロス。ここに飛び込んだドウグラス・ヴィエイラがDFの前で触ってコースを変えて流し込み、あっという間に広島が先制点を奪いました。
 いきなりのビハインドを背負ったと言うことで、仙台は持ち味の激しいプレスをかけて広島のパスを寸断します。逆に広島は組み立て段階で奪われるシーンが頻発し、なかなか良い形が作れません。7分にはハモン・ロペスにミドルを打たれましたが大迫がセーブ。11分には蜂須賀にシュートを打たれましたが枠を捉えず助かります。何とか押し返したい広島は4分には渡、16分にはドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたが可能性を感じさせず、29分の柴崎のヘッドはGKの正面を突きます。逆に26分にはジャーメインにシュートされましたが枠外。36分にもFKのこぼれから石原崇にシュートを打たれましたが枠外に外れて助かります。前半は先制点こそ奪ったもののパスミスが多く、また相手のシュートミスにも助けられてリードを保ったままで終えることができました。
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、4分に佐々木のスルーパスで抜け出した柏のクロスをドウグラス・ヴィエイラがフリーで頭に当てましたがGKが難なくキャッチ。6分にはサロモンソンの突破からのクロスにドウグラス・ヴィエイラが合わせましたがこれもシュミットに弾かれます。更に14分にはサロモンソンが右サイドからペナルティエリアに侵入して決定的なシュートを放ちましたが、ブロックに入ったDFが手で?弾いてゴールネットを揺らせません。その後は仙台に押し込まれて、次々とシュートを打たれましたがDFとGKが身体を張って防ぎます。広島も37分には渡が右から仕掛けてペナルティエリアの中からシュートしましたが、シュミットの好反応に防がれます。そして後半40分、速攻から左サイドを破られると兵藤のクロスをハモン・ロペスに決められてついに同点に追いつかれてしまいました。
 何とか勝ちたい広島は直後に反撃して、後半41分に川辺のクロスをパトリックがゴールネットを揺らしましたが直前のプッシングでファウルを取られてノーゴール。またその直後には川辺がミドルを放ちましたが枠外に外れ、46分のパトリックのシュートも枠を捉えることができません。そして後半47分、吉野が持ち上がろうとしたところでハモン・ロペスに奪われ、石原崇からのパスを受けた松下がシュート。これがDFとGKの間を縫ってゴールネットを揺らし、衝撃的な敗戦となってしまいました。
 この試合の敗因はいくつかあると思いますが、第一はパスミスが多過ぎたことではないかと思います。相手の前からのプレッシャーをかい潜ることができず、ボールを奪われて何度もピンチになっていれば身体的、精神的ダメージが溜まるのは当然。全体的にラインが下がって波状攻撃を受けてしまったことが、守り切れなかった原因だと思います。またもう一つの敗因は、追加点が取れなかったこと。後半はサイドからの攻撃が機能して何度か決定的なチャンスを作りましたが、相手GKの好守もあって決め切ることができませんでした。後から映像を見るとサロモンソンのシュートが防がれたシーンではDFの手に当たっていたのですが、これが審判に見逃された不運もあって、追加点を奪えなかったのが最後に響いてしまいました。更にACLと平行して戦ってきた疲れが影響していたのもあったでしょう。仙台のように前からプレスをかけてくるチームを相手にした場合、後半になるとプレッシャーが弱まって流れをつかむことができることが多いのですが、この日は最後まで仙台を上回ることができませんでした。サッカーダイジェストの記事によると「広島は足を攣る選手が続出で守備強度を保てず」だったそうですが、やはり半分入れ替えたとは言え広州恒大戦からの連戦だった広島に対して仙台は「全取っ換え」でルヴァン杯を戦ったことが、影響したのかも知れません。あと数分間守り切れれば勝ち点3を取れたかも知れないのにゼロに終わったのは残念ですが、これだけ敗因があれば敗れたのは致し方ない、と言わざるを得ないでしょう。
 この結果サンフレッチェは4連敗で更に順位が下がって8位となりました。首位のFC東京は勝点27なので勝点差は10。最下位の鳥栖は勝点7なのでこちらも勝点差は10と言うことで、ちょうど真ん中に位置することになりました。今シーズンは一時首位に立っていたことを考えると残念ではあるのですが、しかしプラスマイナスが同じになって、再びスタートラインに立ったと思えばいいでしょう。精神的なダメージの残る敗戦ではありますが、ここは何としても切り替えて、次節に臨んで欲しいと思います。

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