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2019/05/04

J1リーグ戦第10節横浜FM戦

昨日ホームに今季最多の23,559人を集めて行われたJ1リーグ第10節横浜FM戦は、ミスジャッジも災いして1点が取れず3連敗となりました。
 稲垣が今季初先発でボランチに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  吉野 佐々木

     川辺  稲垣

エミル            柏
(→ハイネル71分)
    柴崎    野津田(→松本泰69分)
    (→パトリック74分)
        渡

SUB:中林、荒木、森島、清水
 対する横浜は、GK:朴、DF:広瀬、チアゴ・マルチンス、畠中、ティーラトン、MF:喜田、天野、三好(→7扇原9分)、FW:仲川(→大津72分)、マルコス・ジュニオール(→松原76分)、遠藤、と言うメンバーでした。立ち上がりは横浜がパスを回し、広島はボールを取れない展開が続きます。しかし10分ごろから高い位置からボールを奪えるようになり、前半12分にはサロモンソンのカットからの速攻で柴崎のパスに稲垣が飛び込みましたがぎりぎりでクリア。13分にはCKから波状攻撃を仕掛け、渡がバイシクルシュートを放ちましたがヒットせず。14分にも左からのクロスに川辺が飛び込みましたがわずかに合いません。続いて18分には柏の突破からのパスを佐々木が狙いましたが惜しくも枠外。27分には佐々木がヘッドで狙ったものの枠外に外れ、29分のサロモンソンのシュートも枠を捉えることができません。更に30分にも野津田がシュートしましたがDFに触られてしまいます。逆に前半32分、マルコス・ジュニオールの左サイドのスペースへのパスに走り込んだ仲川が大迫もかわして角度のないところからシュート。佐々木が戻ったものの足に当たってゴールに入ってしまい。先制点を許してしまいました。
 攻めながらも先制されてしまった広島ですが、その後も攻めに攻めます。前半34分にはサロモンソンのクロスを柏が折り返して野津田がシュートしたもののクリアされ、佐々木のクロスに合わせた柴崎のヘッドはGK正面。40分には渡のクロスを野津田がスルーし逆サイドに走り込んできた稲垣がシュートしましたが喜田がブロックされてゴールを割ることができません。前半のシュートは広島の8に対して横浜は1でしたが、その横浜の1本だけが得点になって横浜のリードでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは横浜が攻めに出て、2分にはマルコス・ジュニオールが、5分には仲川がシュートしてきます。逆に広島は後半4分、佐々木のパスをDFラインの裏で受けた柴崎がゴールネットを揺らしましたが無情にもオフサイドの判定。5分には柏からのパスを受けた渡がシュートしましたが枠外に外れます。また16分には野津田がCKのこぼれを拾って打ちましたが上に外れます。逆に横浜は21分に仲川が抜け出しシュートしましたが吉野と大迫の粘りで追加点を許しません。左右からのクロスを入れて何とか得点を取ろうとするサンフ。攻めがやや単調になったと見たか、城福監督は泰志、ハイネル、パトリックを投入して何とかこじ開けようとします。37分の渡のシュートも39分の稲垣のシュートも枠を捉えることができず、43分にCKにパトリックが合わせたシーンでは叩きつけ過ぎたか枠を外れていきます。そして後半アディショナルタイムには、稲垣のクロスに合わせた川辺のヘッドがゴールラインを割ったかに見えましたが、GKが描き出したと見えてノーゴール。その直後のCKでも吉野がフリーでヘディングシュートするチャンスがありましたが当たり損なってゴールラインを割り、無情のホイッスルが鳴り響きました。
 この試合のスタッツを見ると、広島のシュートは15本に上ったのに対して横浜は4本。横浜が持ち味のパスワークを見せたのは前半と後半の最初の10分ぐらいで、後はほぼ広島が試合を支配しました。シーズン当初は堅い守備で勝っては来たものの攻撃面では課題の多いサンフレッチェでしたが、その点での課題は解決しつつある、とは言える試合内容だったように思います。得点が無かったのは残念でしたが、しかしサッカーの試合としての質の高いエンターティメントを見せることができたのは確か。その点は「負けた」と言う結果だけで評価すべきではないと思います。
 とは言え結果は敗戦だったわけで、「勝利」と言う結果を出すためにはまだ少し足りないものがある、と言う課題が明らかになったのだと思います。例えば失点シーンはダイアゴナルに入ってくる仲川を捕まえ切れず、大迫までもかわされてシュートを許したところが問題でした。また攻撃でもラストパスの精度や2人目、3人目が連動した崩しと言う点でまだまだ足りないところがあったのだと思います。試合後に稲垣が「決定機の質のところ...そう言うところは反省しないと」と語っていますが、選手も課題を認識しているのは間違いないところ。コンビネーションやゲームを読む力など、一つ一つのプレーでは見えない戦術的かつ戦略的なアプローチのレベルアップが必要だ、と言うことなのかも知れません。
 ただ、そうは言っても今回のようなミスジャッジが納得できるわけではありません。後半4分の柴崎のオフサイドはともかく、後半アディショナルタイムの川辺のシュートは明らかにボールがゴールラインを割っていたわけで、そのゴールが認めらなかったことは絶対に許容できません。そもそも審判3人で全てのシーンについて正しい判定ができるわけではない、と言うのはFIFAも認めていること。でなければワールドカップでVARを導入するはずがないわけです。だいたいプロの試合でのボールやプレースピードが段違いで人間の目で判断できる限界を超えている、というのは、サッカーだけの認識ではないわけで、テニスでも野球でも相撲でも、人間の目で見て判断できない部分を機械の目で補うと言うことは普通に行われているわけです。もちろん、VARを全ての試合で導入するのはコストの面では厳しいでしょう。でもそれ以外にもゴール付近に別の審判を置くとか、あるいはセンサーを使ったシステムなどやり方はあるはずです。いくらコスト面で大変だと言っても、日本最高のプロリーグであるJ1リーグで導入できないのは運営側の怠慢である、としか言えないでしょう。サンフレッチェはクラブとして意見書をリーグに出すそうですが、それに対して真摯な対応をして欲しい、と思います。

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