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2019/05/27

第13節浦和戦

 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第13節浦和戦は、メルボルン戦に続いて森島の活躍で4-0で快勝し、連敗を5で止めました。
 サンフレッチェは森島が今季初先発。また佐々木が先発に復帰して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   荒木  野上 佐々木

     川辺 松本泰

エミル            柏
(→ハイネル43分)
    森島    柴崎(→渡67分)

       ドグ(→皆川82分)

SUB:林、稲垣、清水、吉野
 対する浦和はほぼ北京国安戦のメンバーで、GK:西川、DF:鈴木、マウリシオ、槙野、MF:森脇(→宇賀神HT)、エヴェルトン、青木、長澤(→ファブリシオ54分)、山中、FW:武藤、興梠(→汰木77分)、と言う布陣でした。ファーストシュートは浦和で、1分に青木が遠目から狙いましたがGK正面。3分には山中のクロスに武藤が合わせたシュートがポストを叩きます。しかし先制点は広島。前半6分、川辺のパスで柏が抜け出すとDFに当たったクロスはポストに弾かれたものの、こぼれ球に反応した森島が叩き込んで、J1初ゴールを決めた森島はベンチに走って「ACL組」と喜びを分かち合いました。
 その後は浦和がボールを支配するものの広島は中に入れさせない守備をします。そして15分にはカウンターから森島がフリーでシュートしましたが枠外。24分には柏が高い位置で奪って速攻からサロモンソンがシュートしましたが西川に弾かれます。そしてその直後の森島のCKをドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュート。地面に叩きつけたボールはゴール上のネットを揺らし、広島のリードは2点に広がりました。
 その後も浦和がボールを支配するものの、クロスは大迫がキャッチし縦パスが来てもDFが中を割らせません。広島は何度かカウンターから、また左サイドからチャンスを作ります。そしてアディショナルタイムには川辺と松本泰が決定的なシュートを放ったもののスコアは動かず、広島が2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、4分に松本泰がドリブルで突き進んで柴崎がシュートしましたが惜しくも枠外。6分には大迫のパントで抜け出した森島が山中をかわしてシュートしましたが西川に止められます。また8分には森島のFKに佐々木が合わせましたが枠を捉えることができません。そして後半17分、ゆっくりしたパス回しから森島がスルーパスを出すと飛び出したハイネルがシュート。いったんは西川に止められたもののこぼれ球を押し込んで、リードを3点に広げました。
 その後は浦和の反撃を受け、26分にスローインから武藤にシュートを打たれましたが大迫がキャッチ。29分にはファブリシオがミドルを打ちましたが大迫が抑えます。逆に後半34分、森島からドウグラス・ヴィエイラのパスで川辺が抜け出すと中央へクロス。これを渡が決めて、決定的とも言える4点目を奪いました。
 その後も広島は更に攻めを構築し、40分には森島が決定的なシュートを打ちましたが枠を外れます。浦和も選手を交代しながら打開を図ったものの広島に脅威を与えることなく、試合終了のホイッスルとともに広島サポーターの歓喜の声(と浦和サポのブーイング)が鳴り響きました。
 この試合のヒーローはと言えば、何と言っても森島でしょう。先制ゴールとその後の2アシストだけでなく、ドリブルやパス、シュートで何度も浦和ゴールを脅かしました。ここまで5試合で1得点と苦しんでいた広島にとっては嘘のようなゴールラッシュは、今季リーグ戦出場3試合目の選手の活躍なしではあり得ませんでした。ここまで内容が良くても勝てなかったサンフレッチェ、何かが足りなくて勝てなかったサンフレッチェにとって、森島と言う「ラストピース」の登場によって勝利できた、と言って良いでしょう。
 そしてその「ラストピース」を見出したのは、城福監督のマネージメントの力だったと言って間違いありません。この試合は広島も浦和もミッドウィークにあったACLの後で、この試合に向けての特別な準備が難しい状況でした。とは言え浦和はACLから中4日あって、しかもホームでの連戦。北京国安戦とほぼ同じメンバーで臨んだのは、勝算があったからに違いありません。それに対して広島はメルボルン戦が消化試合だったとは言え南半球への遠征があり、しかも中3日での試合とより厳しい条件でした。もちろん城福監督もそれに備えて1試合分のメンバーを広島に残していたわけですが、しかしここでメルボルン戦に先発した森島、松本泰、荒木を先発に起用したと言うのは彼らの回復力だけでなく、メルボルン戦勝利の「勢い」に賭けたのだと思います。JリーグとACLと言う2つの厳しい戦いを並行して戦う、と言うミッションに「チーム一丸となって戦う」ということで立ち向かってきた成果がここに来て出た、と言って間違いありません。
 この試合の結果サンフレッチェは連敗を5で止めて、順位は7位となりました。混戦のJ1リーグは今節首位・FC東京が敗れたため首位との勝点差は再び10。ただ、やはり最下位との勝点差も10になったと言うことで、サンフレッチェは再びちょうどリーグの中間に立ったことになります。となれば、ここからまたスタートだと思って戦えば良いのです。ここから再び勝ち続けて、上を目指せば良いのだと思います。城福監督は試合後のインタビューで「競争こそがこのチームの生命線」と語っていますが、ACL組もこれまでのリーグ戦組も一丸となって、これからの戦いを勝ち抜いて欲しいと思います。

 広島公式サイト  浦和公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  森島がJ1初ゴール  周作さんに憧れて  松本泰志が決意
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  大迫0封  浦和10年ぶり4連敗
サッカーダイジェストWeb  J1採点&寸評  戦評  浦和サポーターが大激怒

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