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2019/02/24

J1リーグ戦第1節清水戦

昨日ホームで行われたJ1リーグ開幕戦は、清水に先制点を許したものの後半追いつき、勝ち点1ずつを分け合いました。
 広島はチェンライ戦の先発から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
      大迫

  野上  吉野 佐々木

   川辺   松本泰(→松本大66分)

エミル           柏

   野津田  柴崎(→東73分)

       渡
      (→パトリック55分)

SUB:中林、水本、清水、皆川
 対する清水エスパルスは、GK:六反(→西部90+1分)、DF:立田、ヴァンデルソン、ファン・ソッコ、MF:飯田、河井、竹内、松原、金子(→石毛67分)、中村、FW:北川、と言うメンバーでした。序盤からペースを握ったのは広島で、高い位置からのプレスで相手ボールを奪うと相手ゴールに迫ります。しかし仕掛けのパスやドリブルが少なく、またラストパスも味方に合わないシーンが多くなかなかシュートまで行けずにいると、徐々に清水ペースに移っていきます。そして前半23分には中村のFKがバーを直撃し、こぼれを飯田に狙われましたが枠外。24分にはループパスで金子が飛び出しましたが野上がクリアします。そして前半29分、ゴール前でパスを繋がれ北川にDFラインの裏に抜け出されると大迫の動きを見てシュートを決められ、先制点を許してしまいました。
 この後は広島もようやくシュートを打てるようになり、32分には川辺が遠目から狙いましたがGKが抑え、37分には野津田が直接FKを狙いましたがわずかに枠外。41分には柴崎がクサビのパスを渡に出すと、戻したボールを打ちましたがGKの好セーブに阻まれます。前半終了間際には清水に攻め込まれたものの追加点は許さず、1点ビハインドで前半を折り返しました。
 ハーフタイムの城福監督の檄が効いたか、後半に入ると広島が次々と良い形を作ります。5分には野津田のスルーから川辺が決定的なシュートを打ったものの惜しくも枠外。9分には柏のクロスにパトリックがフリーで合わせましたが枠を捉えることができません。そして後半11分、広島の波状攻撃から佐々木のクロスはファン・ソッコにクリアされたものの、こぼれ球の落ち際をサロモンソンがボレーで叩いてゴールネットに突き刺し、広島が同点に追いつきました。
 時間が経つにつれてスペースが空いてオープンな戦いになったものの、ここでも主導権を握ったのは広島。20分には柴崎のパスで抜け出したパトリックが打ちましたが枠外に外れ、23分にも野津田のクロスにパトリックが合わせたものの枠外。25分には右からのクロスをパトリックが打ちましたがGKの正面を突きます。また39分には柏のクロスにサロモンソンが頭を合わせましたが枠を捉えることができません。そして終盤最大のチャンスは後半41分で、東のパスでフリーで抜け出したサロモンソンが低いクロスを入れると、パトリックのシュートはGK六反の頭部を直撃してバーを越えていきます。六反から西部への交代でアディショナルタイムは6分に延びたもののそれ以上のチャンスは作ることができず、両者痛み分けで勝ち点1ずつを分け合うこととなりました。
 試合後に城福監督は「前半の入りは悪くなかったですけども、逆にボールを保持できたことに少し満足するような状況が続いて、ボールが前に入らない、裏に抜けない、自分たちがボールを保持して奪われてカウンターを食らう、という良くない流れになった」と語っていますが、確かにその通り。パスを回して主導権を握る、と言うことはできていたものの、アイディアに乏しく相手の守備を崩すことができませんでした。そしてその後清水の反撃を受けると、ややマークが甘くなった隙を突かれて失点。主導権を握りつつ試合を進める、と言う今季の広島の目標からすれば、最もやってはいけないパターンだった、と言えます。
 しかし後半に入ると攻撃のスイッチが入り、何度も相手ゴールを脅かしました。その象徴と言えるのは、後半5分の川辺のシュートと25分のパトリックのシュートの組み立ての部分に野津田のスルーが入ったこと、ではないかと思います。このスルーは相手の守備に隙を作り、決定的なシーンを導くのに効果的なプレーだったと思います。思うに優勝した2012年と2013年には、前線の寿人、高萩、森崎浩(石原)が素晴らしいコンビネーションから相手ゴールを陥れていましたが、その中でアクセントとなっていたのがスルーでした。これは相手にとっては嫌なものですが、しかし攻撃側の戦術眼と「3人目の動き」が無ければ成立しないものです。実際に最近の広島であまり見られなくなっていたものが、ここで出せたと言うことからチームとしての進化を示している、と言って良さそう。ここぞと言うところでシュートをふかしてしまったり、あるいは相手に当ててしまったりで追加点を奪えなかったのは残念ですが、コンビネーションを使って決定機を作れたと言うことはチーム作りのプロセスを考えればポジティブだった、と言えるのではないでしょうか。
 そして何と言ってもチェンライ戦に続いて大迫、松本泰らを先発起用し、途中交代でルーキーの東と松本大を投入してそれぞれが持ち味を見せた、と言うことは良かったと思います。今年はベテランに怪我人が続出している、と言う要因はあるでしょうか、しかしだからと言ってポジションは自動的に与えられるわけではありません。練習や試合中のアップでしっかりと準備をしているからこそ、主力の離脱で生まれたチャンスをものにできるのだと思います。昨年はなかなかレギュラーを取れなかった吉野、川辺やレンタルバックの野津田を含めて、若手選手が自ら出場のチャンスをつかみ取って、そして勝点1とは言え結果を出したのはチームの将来にって重要な結果だった、と言えそう。今週は金曜日に磐田戦があり、その4日後にアウェイで広州恒大戦がありますが、そこに向けて良い準備をして今度こそ勝ち点3をゲットして欲しいと思います。

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