タイキャンプ11日目
タイキャンプ11日目の昨日は午前中のみの練習で終了して、今日のU-23韓国代表との試合に備えて調整しました。オフィシャルサイトによるとフルコートの紅白戦で攻撃の連係を確認すると、今季初めて本格的なセットプレーの練習を行ったとのこと。城福監督によると「基本的なプレーを確認した」そうですが、今日は35分×4本で行われるため「全員70分は試合に出したいと思う中で、結果を含めて大事にしたい」とのことです。
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タイキャンプ11日目の昨日は午前中のみの練習で終了して、今日のU-23韓国代表との試合に備えて調整しました。オフィシャルサイトによるとフルコートの紅白戦で攻撃の連係を確認すると、今季初めて本格的なセットプレーの練習を行ったとのこと。城福監督によると「基本的なプレーを確認した」そうですが、今日は35分×4本で行われるため「全員70分は試合に出したいと思う中で、結果を含めて大事にしたい」とのことです。
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オフィシャルサイトによると、タイキャンプも10日目になってコンディションが揃ってきたようで、城福監督によると「これでやっと厳しい競争と言えるようになった」のだそうです。昨日の午後はフルコートで紅白戦を行ったそうですが、その中では特にコンビネーションを高めるところに注力していたとのこと。「随所で好連係が見られるなど日に日にコンビネーションは高まってきて」いるそうです。紅白戦のメンバーはまだシャッフルされた横一線の状態だそうですが、ここから調子を上げていった選手がレギュラーを勝ち取って行くことになりそうです。
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昨日行われたアジアカップ準決勝で日本代表は3-0でイランに快勝し、2大会ぶり5回目の決勝進出を決めました。日本代表はベトナム戦からFWのみを入れ替えて、GK:権田、DF:酒井宏(→室屋73分)、冨安、吉田、長友、MF:遠藤(→塩谷60分)、柴崎、堂安(→伊東89分)、南野、原口、FW:大迫、と言うメンバー。対するイランは、GK:ベイランバンド、DF:ハジサフィ、モハマディ、ブーラリガンジ、カナーニ、レザイーアン、MF:イブラヒミ、アミリ(→アンサリファルド58分)、ジャハンバフシュ(→ゴッドス71分)、デヤガ(→トラビ71分)、FW:アズムン、と言うメンバーでした。低い位置にブロックを作ってロングボールでDFラインの裏を狙ってくるイランに対して、日本はパス交換から相手を動かしてできたスペースを付きます。前半1分には原口が左からシュートしましたがDFがブロック。13分にはスルーパスで抜け出した長友のクロスに南野が飛び込みましたがDFが寄せて打てません。また17分にはCKから吉田がヘッドで狙いましたが枠外。19分には堂安がシュートしましたがヒットせず枠を外れます。逆に前半22分には権田からのパスを奪われてショートカウンターを受けて、アズムンにシュートを打たれましたが権田が左足一本でセーブします。イランは何度かDFラインの突破を試みたものの冨安がスピードを生かしてクリアして、両チームとも得点の無いままハーフタイムを迎えました。
後半に入るとイランが攻勢をかけてきて、セットプレーから日本ゴールに迫ります。これに対して日本はDFラインからパスを繋いだ速攻でチャンスを作ります。そして後半11分、大迫のパスで抜け出した南野がペナルティエリアの外で倒れましたが、すぐに起き上がってボールを拾うと中央へクロス。これをゴール前でポジションを取っていた大迫が頭で合わせて、日本が先制点を奪いました。
その後遠藤が倒されて担架で運び出され、その直後にジャハンバフシュがFKから狙いましたが権田が反応して弾きます。逆に日本は後半18分、高い位置で相手のパスをカットすると大迫が左サイドのスペースへ。これを拾った南野がグラウンダーのパスを送ると、倒れ込んでブロックしようとしたブーラリガンジの左手に当たってPKをゲット。これを大迫がGKの逆を突いてゴールに突き刺しリードを広げました。
2枚替えで攻撃のピッチを上げようとするイラン。しかし日本はしっかりとゴール前を固めて、カウンターからチャンスを狙います。後半28分には堂安がカットインしてシュートしたもののGKが反応。35分には堂安も突破を狙い、38分にも柴崎のパスに堂安が飛び込みます。そして後半アディショナルタイム、原口が相手パスをカットすると柴崎と南野を使って前を向き、DFを振り切ってシュート。このボールは見事にGKの頭の上を抜いて、決定的な3点目を奪って、「アジア最強」の声の高かったイランを堂々と寄り切りました。
この試合で大きかったのは何と言っても先制点だったわけですが、これは南野が倒されたところでイランのDF全員が足を止めてシミュレーションをアピールしていたのに対して、南野がすぐに立ち上がってボールを追ったことがポイントでした。また大迫も一瞬アピールしかかったものの、南野がボールを追っているのを見てすぐにゴール前にポジションを取りました。フェアプレーを貫き、そして審判の笛が鳴るまでは足を止めずに戦い続ける。まさにサンフレッチェで見せていたサッカーを日本代表で具現化したことが、この結果につながったと言えるのではないでしょうか。
サウジアラビア相手に支配率30%以下の試合をしたり、ベトナムに主導権を握られたり、とアジア相手に苦戦していたような日本代表でしたが、このイラン戦は違いました。立ち上がりから高い位置からのプレッシャーとパス回しで押し込み、DFラインの裏を狙ってくるロングボールにはDFが素早く身体を寄せて対応してほとんどチャンスを作らせませんでした。また後半は相手にパスを回されたもののDFラインがしっかりと踏ん張り、時折鋭いカウンターでチャンスを作りました。まさに、アジアチャンピオンを狙うに相応しい堂々とした戦いだったと思います。
相手に合わせてサッカースタイルを変えているように見える日本代表ですが、この試合はイランに対して真っ向から勝負を挑み、そして堂々と勝利しました。森保監督は「これまでの試合との違いがはっきり見えた。監督として、一番のポイントは何だったと思うか」と言う問いに対して「何が変わったのか、逆に教えていただきたいです」と答えていますが、相手に応じて戦い方を変えているのは明白。それはおそらくは綿密なスカウティングとその結果を選手たちに落とし込む、と言う作業の結果なのではないでしょうか。また、メンバーをほぼ固定して戦っていることによって主力の疲れが心配されていましたが、このイラン戦を見る限りでは先に足が止まったのは相手の方。コンディショニングの点でもうまくいっている様子が見てとれる試合だったと思います。まさに「チーム森保」の勝利だったと言えるのではないでしょうか。
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中国新聞によると、代表を離脱してタイで治療していた青山が再検査のために帰国することになった、とのことです。クラブによると状態は日に日に良くなっているらしく、一昨日は軽いジョギングをするようになったとのこと。検査の結果を踏まえて、指宿での2次キャンプ以降にチームに再合流する予定だ、とのことです。
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2/5 (火)13:00 ブラウブリッツ秋田(45分×2) 2/8 (金)11:00 ジュビロ磐田(45分×4)一昨日のチョンブリ戦、2/11のPSMの山口戦を加えてシーズン前の試合は4試合だけとなっています。今季は紅白戦を中心にチーム作りを進める、と宣言している城福監督ですが、対外試合でないと見えてこないものはあるもの。磐田戦と山口戦をどのようなメンバーで戦うのか、
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林 野上 吉野 清水 松本大 和田 エミル 高橋 東 渡 ベリーシャ対するチョンブリは、GK:チャニン、DF:ゾー・ミン、ナッタポン(→アロンコーン64分)、クリトサダ、タナセット、MF:クルクリット(→チャナロン85分)、ウォラチット、エッカチャイ(→コルテース55分)、サハラット、パク、FW:ルキアン、と言うメンバーでした。最初にビッグチャンスをつかんだのは広島で、1分に東のFKに吉野が飛び込みましたがシュートはわずかに右に外れます。その後も広島がボールを支配してチャンスを作ったものの前半9分、野上のバックパスを受けた林が蹴り出そうとしたところにルキアンが飛び込むと、林の蹴ったボールが当たってそのままゴールへ。広島は軽率なプレーで先制点を許してしまいました。
林 荒木 井林 水本 稲垣 松本泰 川井 柏 (→皆川81分) 野津田 森島 ドウグラス・ヴィエイラ立ち上がりから主導権を握ったのは広島で、2分には野津田が角度の無いところからシュートしたもののGKがキャッチ。7分には野津田がFKを直接狙いましたが上に外れます。広島の追加点は時間の問題か、と思われるような流れでしたが、しかし2点目を取ったのはチョンブリ。後半15分、チョンブリの右サイドからロングクロスが送られると、逆サイドに走り込んだクルクリットがシュート。これはジャストミートしなかったものの林の前で大きくバウンドしたボールはそのままネットに吸い込まれてしまいました。
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昨日タイ・バンコク市内のホテルで、「Jリーグアジアチャレンジ」に出場する4チームが揃って記者会見を行いました。サンフレッチェの相手となるチョンブリFCは昨年タイ・プレミアリーグで9位だったとのことで、今季は「もちろんリーグ優勝を狙っているし、少なくとも5位以内に入りたい」(チャクラパン監督)とのこと。今季の開幕に向けてのトレーニングも進んでいて、既に練習試合を何試合か戦って「広島を想定したトレーニングもやってきた」そうです。一方城福監督は「我々にとって初の対外試合。ここまでのキャンプで...取り組んできたことを発揮したい」と述べました。そして今日の試合は12人まで交代できることから「少しでも多くの選手に出場機会を与えて、我々が今季目指すべきサッカーの一端をお見せしたい」と語っていたので、怪我で離脱中の選手以外のほぼ全員が出場することになりそうです。
今日の試合会場はバンコク南東のチョンブリ県にあるチョンブリスタジアムで、午後6時(日本時間午後8時)キックオフ。入場は無料で、チケットは当日の午後3時からスタジアム敷地入り口西側チケット売り場で配付されます。試合映像はDAZNとJリーグ公式YouTubeチャンネルで配信されます。今日もブログでの速報も行う予定ですので、動画を見れない方はそちらをどうぞ。
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タイキャンプ5日目の昨日は城福監督が合流して、初の紅白戦が行われました。中国新聞によると15分3本で行われた試合は全て3バックで、野津田のクロスをドウグラスが決めたとのことです。また同様に体調不良で出遅れていた川辺も練習に初参加し、パトリックとともに走り込みなどを行っていたそうです。一方、右膝を痛めて代表を離脱した青山はピッチ脇のウォーキング等でリハビリを開始した、とのこと。治療方法は未定で、城福監督は「選手生命を考慮して、一番いい選択をしないといけない」と話していたそうです。
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日本代表は昨日アジアカップの準々決勝を戦い、ベトナムに1-0で競り勝って2大会ぶりにベスト4に進出しました。この日の先発は出場停止の武藤を北川に代えただけで、GK:権田、DF:酒井宏、冨安、吉田、長友、MF:遠藤、柴崎、堂安(→塩谷88分)、南野(→塩谷89分)、原口(→乾78分)、FW:北川(→大迫72分)。対するベトナムは、GK:ダン・バン・ラム、DF:ドー・ズィ・マイン、クエ・ゴック・ハイ、ブイ・ティエン・ズン、ドゥアン・バン・ハウ、MF:グエン・フイ・フン(→ゲン・バン・トアン54分)、グエン・チョン・ホアン(→グエン・フォン・ホン・ズイ63分)、ドー・フン・ズン、ファン・バン・ドゥック(→ルオン・スアン・チュン75分)、FW:グエン・コン・フオン、グエン・クアン・ハイ、と言うメンバーでした。立ち上がりからボールを支配する日本でしたが、しかしベトナムの堅い守りを崩せずなかなか攻略の糸口がつかめません。対するベトナムも細かいパス回しを見せるものの、日本の守備も隙を与えません。そんな中の前半24分、柴崎のCKを吉田が高い打点から叩き込んだものの、一度認められた得点はVARによって吉田のハンドとして取り消されます。前半29分にもショートコーナーから冨安が決定的なシュートを放ったもののGKがファインセーブ。逆に37分と38分には危ういシュートを打たれましたが権田がセーブします。そして前半45分の南野のシュートもGKに弾かれ、スコアレスで前半を折り返しました。
後半に入ってもボールを支配する日本に対してベトナムが堅い守備からのカウンターを狙う、と言う構図が続きます。そして後半7分には遠藤が強烈なミドルを放ったもののGKが反応。8分には堂安が倒されましたが流されます。ところがその後にVARによってこのプレーが再検証されると、ブイ・ティエン・ズンのファウルと判定されてPKが与えられます。そしてこれを堂安が自ら決めて、ようやく日本が先制点を奪いました。
その後日本は大迫を投入して追加点を狙いに行きます。それに対してベトナムも早めの選手交代で攻撃のテンポを上げて来ます。後半29分には権田のパスをカットされてグエン・コン・フオンにペナルティエリア内からシュートを打たれたものの、吉田の身体に当たって事無きを得ます。更に終盤はベトナムの猛攻を受けたものの身体を張った守備で跳ね返して、1点を守り切って準決勝進出を決めました。
FIFAランキング100位のベトナムですが、このところ著しく成長している、と言う噂通りの好チームだったと思います。東南アジアのチームらしく足下の技術に長けているだけでなく、運動量も豊富で競り合いも強く、なかなか決定的な形を作れませんでした。またロシア人とのハーフのGKダン・バン・ラムのファインセーブでゴールを阻まれたシーンも多く、中2日の日本代表にとっては非常に厳しい試合となりました。そして2度にわたってVARにより判定が覆ったり、またパスミスから決定機を作られたり、と動揺してもおかしくないシーンも多かったものの、チーム全体が落ち着いてゲームをコントロールしました。なかなか相手の守備を崩せなかったことや、相手にボールを回されるシーンも多かったことなど内容的にはいまいち、と評価する向きをあるようですが、このような大会は結果を出すことが何よりも重要。相手に応じた戦い方で、頂点を目指せば良いのだと思います。
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タイキャンプ3日目の昨日は午後から初めての対人ゲームを行いました。中村伸ヘッドコーチを中心に3チームに分かれて、タッチ数制限をつけて7対7のゲームを行ったとのこと。中国新聞によると5分のゲームを2回ずつ行って、柏、野津田、ベリーシャ、森島がゴールを決めたそうです。また別メニュー調整を続けていたパトリックが初めて全体練習に合流。右膝の痛みは無くなったそうで、午前中は走り込み、午後はウェイトトレーニングに取り組んでいたとのことです。
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昨日のアジアカップ・ラウンド16で、日本代表はサウジアラビアに競り勝って8大会連続でベスト8に入りました。日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:酒井宏、冨安、吉田、長友、MF:遠藤、柴崎、堂安(→塩谷88分)、南野(→伊東76分)、原口、FW:武藤(→北川90+1分)。対するサウジアラビアは、GK:アルオワイス、DF:アルブライク、アルブライヒ、アルシャハラニ、アルファティル、MF:アルダウサリ、バヒブリ(→ガリーブ86分)、オタイフ(→アルサイアリ77分)、アルモカハウィ、アルビシ(→アルシャハリ56分)、FW:アルムワラド、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのはサウジアラビアで、長短のパスの交換からDFラインの裏を狙ってきます。これに対して日本はクリアするのが精一杯、と言う感じで、何とかロングパスから打開しようとします。そして前半19分にはロングボールを受けた原口がCKをゲットすると、柴崎のボールを冨安がヘッドで決めて日本が先制点を奪いました。
これでより攻勢を強めるサウジアラビアに対して、日本は引いて守る、と言う展開が続きます。後半は暑さのためか日本の足が止まり、自陣に押し込まれる我慢の時間帯が続きます。サウジの猛攻は終盤まで収まることは無かったものの日本の守備の集中は最後まで切れず、1点差を守って逃げ切りました。
この試合のスタッツを見ると、日本のボール支配率は23%。サウジアラビアにボールを回されてまったく取れない、と言う時間が長く続きました。しかしだからと言って「内容的に圧倒された」と言う訳ではなかったのがサッカーの面白いところ。サウジアラビアにボールを持たれてもゴール前への侵入は許さず、シュートを許したシーンでも誰かは必ず身体を寄せに行っていてミスを誘いました。そして終盤はカウンターに行く体力が無くなったと見るや1点差を保って逃げ切るとチーム全体で意思統一して、ゴール前に人垣を作って逃げ切りました。午後の暑い時間帯で、しかも相手のホームとも言える場所での試合と言うことを考えると、セットプレーで得点して守りを固めて逃げ切った日本の戦い方はある意味「理想的だった」と言って良いでしょう。「森保ジャパン」はアジア制覇に向けて、オプションを増やして一歩前進した、と言って良いのではないでしょうか。
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プレスリリースによると、青山選手は右膝痛のため日本代表を離脱することになりました。スポニチによるとウズベキスタン戦で負傷していたそうで、昨日の夜にUAEからタイに移動して、サンフレッチェの医療スタッフのチェックを受けることになったそうです。青山はウズベキスタン戦ではキャプテンマークを巻いて前線への鋭いパスを連発していただけに、代表にとっても本人にとっても痛い離脱だと言えそうです。
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中国新聞によると、サンフレッチェの選手とスタッフは昨日、福岡空港を発って3時40分ごろにタイのスワンナブーム空港に到着しました。日本代表の青山、佐々木だけでなく体調不良で城福監督と川辺、大迫が遅れて合流することになり、選手26人が参加したとのこと。宿舎に到着すると、軽く身体を動かしたそうです。のっけから「指揮官不在の異例の事態」となっていますが、中村ヘッドコーチは「いろんな状況が起こりうる。監督が合流後にスムーズにできるよう取り組みたい」と語っていたそうです。
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中国新聞によると、15日から開始した全体練習は天候にも恵まれ「量的に思うことができた。プラン通り」(城福監督)だったそうです。そして明日から始まるタイでの一次キャンプでは体力作りを最優先するとのこと。初日、2日目は抑え目に調整し、3日目以降からの本格的なトレーニングで「コンディションを2ランク上げる」のだそうです。因みに今年のタイキャンプの12日間の間に組まれる対外試合は、2/26のチョンブリ戦と1/31のU-23韓国代表戦のみ。城福監督によると「ゲームによって相手が主力が出てきたり控えが出てきたりするため選手の評価がしづらい」と言うことから、紅白戦などでチーム内競争を煽りながら戦力を見極めていくとのことです。
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Jリーグは昨日、「2019Jリーグアジアチャレンジ」の大会概要を発表しました。サンフレッチェが戦うチョンブリFCとの一戦は1/26(土)の午後8時(現地時間午後6時)キックオフ。試合時間は90分で、勝敗が決しない場合はPK戦を行います。また試合エントリーは1チーム23名以内(外国籍選手は所属リーグの規程に準ずる)で、12名までの選手交代が可能です。試合中継はDAZNとJリーグ公式Youtubeチャンネル、及び現地ケーブルテレビのTrue Visionsで行われます。入場は無料で、日本人向けチケットは試合当日にスタジアムで配布されるとのことです。
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昨日行われたアジアカップのグループステージ第3戦で、日本代表はウズベキスタンに逆転で勝って3連勝。グループ首位でノックアウトラウンドに進むことになりました。森保監督は前の試合から先発10人を入れ替えて、GK:シュミット、DF:室屋、三浦、槙野、佐々木、MF:伊東、塩谷、青山、乾(→原口81分)、FW:北川(→冨安90+3分)、武藤(→遠藤85分)、と言うメンバー。対するウズベキスタンは、GK:ネステロフ、DF:サイフィエフ、ハシモフ、クリメツ、トゥフタフジャエフ、MF:アリバエフ、ハムダモフ(→トゥルグンポエフ65分)、ムサエフ(→ラシドフ76分)、シュクロフ、シディコフ、FW:ショムロドフ(→ビクマエフ70分)、と言うメンバーでした。日本は序盤からチャンスを作ったものの決めきれずにいると、前半40分にハーフライン付近からのスルーパスで抜け出したショムドロフに決められて先制点を許してしまいました。しかしその3分後に室屋のクロスに武藤が合わせて同点に追いつくと、後半13分には室屋のクロスのこぼれを塩谷が叩き込んで勝ち越し。終盤はウズベキスタンに攻め込まれるシーンも多かったものの守備の集中は崩れず、1点差を守って逃げ切りました。この結果日本代表のラウンド16の相手はE組2位のサウジアラビアとなり、勝ち上がるとヨルダン×ベトナムの勝者と戦います。
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ざるを得なかったことから始まって、波乱万丈だった2018年シーズンを振り返っています。また「2018年サンフレッチェ広島シーズン回顧」と言う記事では、驚異的な快進撃から大失速の過程を追いながらその原因と今後の課題を綴っています。
「新しいシーズンに向けて、始動」と言う記事では、合同自主トレの様子を紹介。続く「最高の成長曲線で勝ち取った栄冠」では、6年ぶりに高円宮杯プレミアリーグ優勝を勝ち取ったユースの戦いについて書いています。モノクロページでは「2019年サンフレッチェ広島新陣容」として、各クラブの移籍動向と合わせて紹介。「ACLの年は日程がどうしても厳しくなる」と言う記事では、今季のACLの戦いを展望しています。
「READER'S AREA」を挟んで後ろのカラーページの最初の記事は、久保会長のスペシャルインタビュー。「戻ってきたやんちゃ坊主」では、1年半ぶりに戻ってきた清水選手を取り上げています。また「背番号7の継承」では、野津田選手に対する期待を綴っています。更に移籍することになった千葉選手について書いています。
サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場とオフィシャルショップV-POINTのほか、広島県内の主要書店と東銀座のアンテナショップtauで発売中です。また通販はe-VPOINTでご購入下さい。
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サンフレッチェは昨日、毎年恒例の清神社参拝と必勝祈願のあと、チーム練習を開始しました。中国新聞によると、参加したのは日本代表の青山、佐々木を除く28人。別メニュー調整のパトリックを除く選手たちが、ランニングやボール回しなどで1時間20分ほど汗を流したそうです。城福監督は練習前のミーティングで「負けないチームからスタートしないと足をすくわれる。攻撃のつなぎが課題なのは明確だが、簡単に考えないように」と今季の方針を語ったとのこと。今年もまずは守備の整備からチーム作りを始めて、徐々に攻撃パターンを作っていくことになりそうです。
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Jリーグは先週今季のホーム開幕戦のカードを発表し、サンフレッチェは2/23(土)に清水エスパルスと対戦することになりました。清水と言えば昨年からヨンソン監督が率いていて、前年度の14位を大きく上回る8位でフィニッシュ。今季は川崎Fからエウシーニョを獲得して、堅い守備をベースにしたサッカーを更に進めようとしている様子です。昨年は第30節に対戦して0-2で敗れているだけに、今季の「城福広島」を測るためには絶好の相手だと言えるかも知れません。因みに第2節の対戦カードはまだ不明ですが、ACL出場クラブとの対戦はGW中等に組まれる可能性が高いので、湘南か磐田になるのではないでしょうか?
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昨日行われたアジアカップのグループリーグ第2戦でオマーンと対戦した日本代表は、原口のPKで得た1点を守り切って2連勝。ノックアウトステージ進出を決めました。メンバーはトルクメニスタン戦から2人入れ替えて、GK:権田、DF:酒井宏、冨安、吉田、長友、MF:遠藤、柴崎、堂安、南野、原口(→伊東84分)、FW:北川(→武藤56分)。対するオマーンは、GK:アルルシャイディ、DF:アルムサラミ、アルムハイニ、アルブサイディ、MF:アルマハイジリ、アルヤハエテイ(→モハンメド・アルガッサニ65分)、アルサーディ、FW:サレフ、アルヤハマディ、ムフセン・アルガッサニ(→アルハジリ77分)、と言うメンバーでした。試合は日本がボールを支配して決定機を量産するものの、ことごとく外れまたは相手GKの好セーブに阻まれます。しかし前半26分に素早いパス交換からPKをゲットすると、これを原口が決めて先制。逆に長友のハンドが見逃される幸運にも助けられ、前半を1点リードで折り返しました。そして後半はオマーンのハードな守備になかなか攻撃の糸口がつかめなかったものの、安定した守備で1点差を守ったまま逃げ切りました。
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サンフレッチェは昨日のキックオフイベントで、新加入選手の発表記者会見を行いました。公式サイトによると足立強化部長は冒頭で「サンフレッチェで戦いたい、サンフレッチェの一員として広島のために戦いたいという選手を集めた」と狙いを説明。ベースを作った昨シーズンからステップアップするためのメンバーだ、と述べました。まずドウグラス・ヴィエイラについては「ボールをためる技術、ゴールに向かうスピード、ゴールセンス」が際立った選手であると紹介しました。続いてサロモンソンはヨンソン監督の時からチェックしていたそうで、馬渡の移籍でサイドが少なくなったこととタイミングが合ったことから獲得した、とのことです。井林はリーダーシップ、ヘディングの強さ、展開力でチームを引っ張ることを期待しているとのこと。千葉が抜けた穴を埋めると言うだけでなく、「広島人の魂を持っている」と言うことから獲得したそうです。ユースから昇格した2人のうち、東は左のワイドで柏とポジションを争って欲しい、松本大には将来のサンフレッチェのリーダーとして期待しているとのことです。そして1年半ぶりに復帰した清水については「やはりサイドの強化、DFの強化、いろんな意味で」期待しするとともに、「彼の悔しさや苦労が我々のクラブには必要」だと考えて帰ってきてもらったそうです。外国人選手を除けば全員がかつて一度はサンフレッチェのユニフォームを着たことのある選手たち。今季はこれまで以上にチーム一丸となって、広島のために戦ってくれるのではないでしょうか。
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サンフレッチェは昨日キックオフイベントを開き、今季のスローガンとユニフォームを発表しました。
まず今季のスローガンは城福体制2年目と言うことで、昨年と同じ「ICHIGAN」。全ての人とともに戦う基本方針である「WE FIGHT TOGETHER」も11年連続で採用しました。またユニフォームも9年連続でナイキがサプライヤー。スポンサーは昨年と同様に胸にエディオン、背中上部にマツダ、下部に広島銀行、左袖にイズミ、ショーツにテラルで、新たに右鎖骨部分にハイセンスジャパンが入りました。ホームキットのデザインは、「広島の多島美の瀬戸内海の穏やかな波や調和のとれた水の動きを表現」したと言う「HARMONIUS MOVEMENT」と名付けられたグラフィック。紫地に白?で細かいジグザグパターンが入った斬新なデザインとなっています。そしてより斬新なデザインとなったのはアウェイキット。サンフレッチェ史上初めて紫紺(PURPLE DYNASTY)を基調に採用し、鮮やかな青(PHOTO BLUE)をアクセントカラーとして使っています。G大阪や横浜FMのような青系のユニフォームの相手との対戦でどちらを使うか微妙な感じがするのですが、どちらもインパクトの高いデザインだ、と言えるでしょう。因みにACL用のユニフォームのデザインはリーグ戦と同じで、スポンサー名は胸にマツダのみ。右袖にACLのロゴワッペンが入り、背番号等もACLの規程に従ったものになります。ユニフォームの予約販売はe-VPOINT限定で1/19(土)から。1stオーセンティックは20,520円、1stレプリカ(大人サイズ)と2ndレプリカは14,040円、1stレプリカ(ボーイズ)は9,720円。販売枚数はオーセンティックが700枚、1stレプリカ(大人サイズ)は5,000枚、2ndレプリカは500枚、1stレプリカ(ボーイズ)は500枚となっています。
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昨日高校選手権の準決勝が行われ、広島県代表の瀬戸内高は流経大柏高に0-5で敗れ、決勝進出を逃しました。ゲキサカの記事によると流経大柏高は立ち上がりから攻勢をかけたそうで、前半4分に先制点を許すと10分にも失点。更に前半42分にもショートコーナーからのクロスを叩き込まれて前半だけで3失点してしまいました。そして後半もその流れを押し返せないままに次々と失点して、瀬戸内高の冬は終わりました。
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1 林卓人 12 【サポーター】 23◎荒木隼人 34 中林洋次 2 野上結貴 13○井林章 24◎東俊希 38 大迫敬介 3○サロモンソン 14 森島司 25◎松本大弥 40 川辺駿 4 水本裕貴 15 稲垣祥 26 川井歩 50□高橋壮也 5 吉野恭平 16 渡大生 27△清水航平 6 青山敏弘 17 松本泰志 28 7□野津田岳人 18 柏好文 29 8 19 佐々木翔 30 柴崎晃誠 9 ベリーシャ 20○ドウグラス・ヴィエイラ 10 パトリック 21 廣永遼太郎 32 11 22□皆川佑介 33 和田拓也 ◎は新加入、○は完全移籍、△は期限付き移籍、□は復帰昨年からシーズン途中でも背番号の変更が可能になったことから、これまでのようにレンタル中の選手の背番号を空けておくことを止めて、基本的には数字の小さい順に埋めていくことになりました。その中でも注目は、3年ぶりの復帰となった野津田。移籍前は17番を付けていましたが、ユースの先輩である森崎浩司選手や現役時代の森保監督が付けていた7番を背負うことになりました。一方パトリックは「本人からの強い希望があった」(中国新聞による)ことにより10番。吉野は昨年の23番から駒野や千葉が付けていた5番に、川辺は磐田時代と同じ40番に、渡も徳島時代と同じ16番に変更となりました。また2年ぶりに復帰した清水は移籍前の16番ではなく、プロ入りから8年付けていた27番を選択。更に高橋は復帰前の3番から大きく変更して50番でプレーすることになりました。
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サンフレッチェは昨日、高橋壮也選手の岡山からの復帰を発表しました。2017年は21試合に出場するなどレギュラーを取ったか、に見えた高橋でしたが、昨年は怪我の影響もあってルヴァンカップ1試合の出場に留まり、7月から岡山にレンタル移籍していました。そして岡山では最初はそれなりに起用もされていたものの徐々にベンチ入りもできなくなり、4試合203分間の出場に終わっていました。22歳の高橋としては6年目の今年は正念場。サイドのポジションはサロモンソンの加入や清水の復帰で最も競争の激しいポジションになりそうですが、サッカー人生を賭けて戦って欲しいと思います。
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サンフレッチェは昨日、水本裕貴選手と契約更改した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は300万円増の5,300万円。また同じく中国新聞によると、岡山に期限付き移籍していた高橋選手が復帰することになった、とのことです。
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サンフレッチェは昨日、フェリペ・シウバ選手がブラジルのセアラに完全移籍する、と発表しました。19歳でプロとしてのキャリアをスタートさせたフェリペ・シウバは、パルメイラスやアトレチコ・パラナエンセ等でキャリアを積んで2017年に広島に加入しました。そしてキャンプでゴールを量産して「10番」に違わぬ期待を受けて開幕戦のピッチに立ちましたが、しかし不調のチームと歩調を合わせるように出場機会を減らして23試合出場で2ゴール。更に昨年は「カップ戦要員」と言う感じでリーグ戦ではベンチ入りもままならず、わずか2試合の出場にとどまっていました。
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昨日アジアカップのグループリーグ予選を戦った日本代表は、トルクメニスタンを逆転で下して白星発進しました。メンバーは、GK:権田、DF:酒井宏、吉田、槙野、長友、MF:冨安、柴崎、堂安、南野(→北川72分)、原口、FW:大迫。対するトルクメニスタンは、GK:オラズムハメドフ、DF:ババジャノフ、サパロフ、イルヤスフ、バティロフ、アンナオラゾフ、MF:アマノフ(→ヤクシエフ69分)、ミンガゾフ(→ティトフ85分)、アタエフ、ホジャエフ、FW:オラサヘドフ(→アンナドゥルディエフ59分)。低い位置にブロックを作って守備を固めるトルクメニスタンに対して、日本がボールを持ちながらもなかなか決定的なチャンスにならない時間が続きます。そして前半27分、堂安のパスミスからトルクメニスタンのカウンターが発動すると、アマノフの強烈なミドルが権田の手をかすめてゴールに飛び込み、先制点を奪われてしまいました。その後日本も大迫の決定的なシュートなどで脅かしたものの得点できず、逆に36分にはアタエフに強烈なシュートを打たれましたが権田がスーパーセーブで防ぎます。日本はなかなかリズムを作れないまま、1点のリードを許して前半を折り返しました。
後半も序盤はコンビネーションが合わないシーンが見られたものの、4分には冨安から南野、堂安と相手陣内でのパス交換からチャンスを作り、後半9分には南野がシュートします。そして後半11分、左から仕掛けた原口がグラウンダーのクロスを入れると、大迫が反転してシュートを決めて同点に追いつきます。続いて15分には長友がゴールラインぎりぎりからGKの頭を越えるクロスを送ると、大迫が無人のゴールに流し込んで勝ち越し。更に後半26分には堂安が立ち並ぶDFの間を抜くシュートを決めて、リードを2点に広げました。後半33分にはDFラインの裏を取られて権田がPKを与えて1点差に迫られ、その後もトルクメニスタンの攻勢を受けて危ないシーンを作られましたが、1点差を守ったままで逃げ切りました。
このような大会の初戦は難しい、と良く言いますが、この試合はまさに「初戦の難しさ」が出た試合だった、と言えるでしょう。日本代表はシーズンオフのJリーグ組とシーズン真っ最中の欧州組のコンディションがバラバラだったと言うこともあってか新しい組み合わせの布陣。そのため攻守にわたってちぐはぐで、チーム全体がフィットするまで45分かかってしまった、と言うことだったのだと思います。またトルクメニスタンも戦い方がはっきりしていて、それがはまってしまったと言う感じでした。しかし後半は大きなサイドチェンジと裏を突く攻撃に活路を見出し、相手の足が止まったこともあって実力差を見せました。2失点目は守備のミスが原因で反省が必要ですが、アジアの戦いは結果が重要だということを考えれば、まずまずの結果だったと言って良いのではないでしょうか?
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サンフレッチェは昨日、ブラジル1部のサルグエイロACから期限付き移籍していたパトリックを完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は73万ドル(約8,000万円)。広島は得点王を取る勢いだったプレーを評価して、昨年のシーズン中から契約交渉を進めてきました。また昨日はベリーシャとの契約更改も発表しました。こちらの年俸は30万ドル(約3,300万円)だとのことです。
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サンフレッチェは昨日、青山、佐々木、柴崎、和田、吉野の5人との契約を更改した、と発表しました。中国新聞によると青山は1,000万円増の7,000万円でサイン。柴崎は500万円増の4,700万円、和田は600万円増の2,600万円、吉野は300円増の1,800万円でサインした、とのことです。
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すっかり忘れていたのですが、紫熊倶楽部の1月号(Vol. 251)を紹介します。最初の記事は編集長のコラムで、タイトルは「偉大なる4人」。森崎兄弟と駒野、寿人の4人が並んだ写真を題材に、彼らのプレーを振り返っています。続いて掲載されているのは、これまで広島を率いてきた森保一氏、ペトロヴィッチ氏、小野剛氏と、小学生時代に森崎兄弟を率いた山出久男氏のインタビュー。それぞれの立場から森崎和幸選手について「カズは広島の宝」(森保)「カズこそ、サンフレッチェ広島だ」(ペトロヴィッチ)「どんな苦境でも絶対に逃げなかった」(小野)等、口を揃えて讃えています。
スペシャルインタビューは、森崎和幸夫人の森崎志乃さん。「カズさんが苦しんでいる姿を、そばでずっと見てきた」彼女の思いを綴っています。続くドキュメント記事は川辺選手。期待を受けて広島に帰還しながら苦しいことも多かった1年を振り返っています。
モノクロページのインタビューも、森崎和幸選手について。中国新聞でサンフレッチェを担当していた木村雅俊記者と小西晶記者、テレビ新広島報道部の石井百恵記者、そしてフリーライターの原田大輔さんが、それぞれの立場からの思い出を語っています。
「READER'S AREA」を挟んで後ろのカラーページで取り上げられているのは和田選手。また「偉大なるドクトル・カズへ」と言うタイトルで、元三矢寮寮長だった稲田実氏と選手たちの言葉を並べています。「MATCH REPORT」は仙台戦、名古屋戦、札幌戦。その後の記事では、ティーラシン選手の通訳だったチャンプさんと、サポーターの陽子さんのカバンの中身を紹介しています。そして「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」を挟んで、最終ページは「2018年を糧として、新しい挑戦を」と言う記事になっています。
サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場とオフィシャルショップV-POINTのほか、広島県内の主要書店と東銀座のアンテナショップtauで発売中です。
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昨日行われた高校選手権の準々決勝で、瀬戸内高は日本航空高を1-0で下してベスト4に進出しました。ゲキサカの記事によると立ち上がりは相手にペースを握られたそうですが、相手の攻撃をしっかり耐えると前半18分には右SBの松崎がドリブルで駆け上がってクロスをFW川岸のシュートは枠外。27分にはFW中川がカットインからシュートしましたがクロスバーを叩きます。そして前半37分、川岸のクロスにMF吉田が頭で押し込んで先制点を奪いました。そして後半もクロスバー直撃のシュートを放ったりしたもののその後は反撃を受け、終盤は攻め込まれながらも1点差で逃げ切りました。準決勝は1/12(土)で、相手は前回準優勝の流通経済大柏高です。
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【引退】森崎和 【完全移籍】千葉(名古屋)、馬渡(川崎F)、宮原(名古屋)、 フェリペ・シウバ(セアラー) 【レンタル終了】ティーラシン(ムアントン) 【期限付き移籍】工藤(山口)、茶島(千葉)、イヨハ(岐阜)、 増田(町田)、長沼(愛媛)、川村(愛媛) 【新規加入】荒木 【移籍加入】井林、ドウグラス・ヴィエイラ、サロモンソン 【レンタルバック】野津田、皆川 【レンタル加入】清水 【契約更新】柏、野上、渡、中林、川辺、森島、東、松本大、 林、稲垣、松本泰、川井一方これまで契約更新の情報が無いのは、水本、青山、佐々木、廣永、吉野、柴崎、和田、大迫、パトリック、ベリーシャと岡山に期限付き移籍中の高橋。パトリックについては契約更改交渉を進めている、と言う記事が中国新聞に出ていたので大丈夫だと思いますが、ベリーシャはもともと半年契約だったことを考えると更新は微妙ではないか、と思います。他の日本人選手については契約更新するであろうと考えて、最終戦の3バックの布陣に選手を当てはめると次のようになります。
林 野上 井林 佐々木 青山 稲垣 サロモンソン 柏 川辺 野津田 パト ------------------------------ 中林(廣永、大迫) 荒木 吉野 水本 松本泰 松本大 和田 清水(川井) 渡 柴崎(森島) (東) ドウグラス・ヴィエイラ (皆川)これまで広島のパスサッカーを支えてきた森崎和や千葉がいなくなったのは痛いのですが、野津田の帰還と井林の加入はその穴を補って余りある、と言って良いでしょう。また馬渡とティーラシン、工藤の穴もサロモンソンとドウグラス・ヴィエイラ、皆川で埋まりそうですし、両サイドだけでなくCBやシャドウまでこなせる清水の加入は大きいと思います。今季はリーグ戦だけでなく(プレーオフを勝ち抜けば)ACLも平行して戦うことになるので、戦力的な厚みはいくらあっても十分、と言うことはありません。上記で仮にAチームとした布陣に次々と若手が絡んでくることによってこそ、「戦えるチーム」ができ上がってくるのではないでしょうか。
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昨日行われた高校選手権の3回戦で、瀬戸内高が岡山学芸館高を逆転で下してベスト8に進出しました。ゲキサカの記事によると、前半26分に瀬戸内のバックラインでのパス回しのミスを突かれて先制点を許しました。しかし前半終了間際に相手のクリアボールがFW中川の足下にこぼれるとこれをゴール右隅に蹴り込み同点。後半16分には再び中川がドリブルからシュートを決めて突き放しました。その後岡山もミドルシュートがクロスバーを叩いたものの得点を奪えず、瀬戸内がそのまま逃げ切りました。準々決勝は明日の午後2時10分からで、山梨県代表の日本航空高と戦います。
一方、島根県代表の立正大淞南高は矢板中央高と戦ったものの0-1で敗れ、3回戦での敗退となりました。
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昨日行われた高校選手権の2回戦で、広島県代表の瀬戸内高が都市大塩尻高(長野)を1-0で下し、初陣を飾りました。ゲキサカの記事によると先制点は前半22分で、右サイドをドリブルで上がって行ったなFW中川が左足を振り抜くと、DFに当たってコースが変わってゴールネットに吸い込まれました。そしてその後も瀬戸内ペースで試合が進み、後半のピンチも相手のシュートが枠を外れてそのまま逃げ切りました。3回戦は今日の12:05から、岡山学芸館高との「プリンスリーグ対決」となります。
なお他の中国地方の代表校ですが、立正大淞南高(島根)は1回戦で岐阜工(岐阜)、2回戦で那覇西高(沖縄)に快勝して3回戦進出。米子北高(鳥取)は1回戦で国士舘高(東京A)を下したものの、2回戦で丸岡高(福井)に敗れました。また岡山学芸館高は2回戦で仙台育英高(宮城)を下して3回戦に進出しましたが、西京高(山口)は1回戦で富山第一高(富山)に敗れました。
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超ワールドサッカー!等の情報によると、ブラジルのセアラーSCは12月31日にフェリペ・シウバの加入を発表した、とのことです。フェリペ・シウバは広島との契約を1年残していましたが、昨年は城福監督に評価されずリーグ戦の出場はわずか2試合。今季も城福監督が再任されたと言うことで、移籍を希望していたとのことです。
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新年明けましておめでとうございます。
城福監督が初めてサンフレッチェを率いた2018年シーズンは、天国と地獄(の入口)を見た1年となりました。前年度はぎりぎりでJ1残留を果たしたチーム。しかも選手の大幅な入れ替えは無かったと言うこともあって、城福監督はまずは「高いレベルのベーシック」を基本にチーム作りに着手しました。また池田コーチの指導の下で身体作りをやり直して、ベテラン選手たちが再生。しっかり守ってパトリックを生かして点を取る、と言うシンプルな戦術も機能して、第9節まで負けなしの快進撃を見せ、第14節終了時点で2位に勝点10差を付けて首位を独走していました。しかし第26節の鳥栖戦を不運な形で落とすと、その後の9試合は何と0勝2分け7敗。最終的な勝点は57で、ぎりぎりで2位を確保したものの首位・川崎Fとの勝点差は12も開き、まさに「竜頭蛇尾」のシーズンに終わりました。
なぜ秋以降大失速を起こしたのかと言うことですが、勝ち続けていた春先からそれがいつまでも続くわけがない、ということは、城福監督も分かっていたと思います。実際シーズン当初から「秋には別のチームになる」と宣言して、パスを回して主体的にゲームを作るチーム作りを進めていました。そしてルヴァンカップのメンバーは「別のチーム」を予感させるサッカーを見せていましたが、しかしそれが安定感を欠いていてルヴァンカップで結果を残せなかったのが第一の誤算。またシーズン当初だけだと思っていた快進撃が夏場まで持って、スタイルチェンジのタイミングを逃したのが第二の誤算。更に言うなら、夏場に補強したベリーシャを含めて、チームを変えるような働きをする「救世主」が出てこなかったのが第三の誤算だった、と言えるのでしょう。皮肉なことに、最終戦でシーズン初めて3バックを採用して2位を確保した試合を作ったのは、引退セレモニーも済ませた後の森崎和幸選手。新しいチームを作ること、特に世代交代を進めることがいかに難しいか、を如実に示した1年だったと言えるのではないでしょうか。
今朝の中国新聞によると城福監督は、「昨季から取り組む強度の高いプレーに、広島が10年来築き上げてきたパスを繋ぐスタイルの融合を進める」と宣言しています。そのために必要なのは、パスサッカーの中核となる選手を育てること。昨年一年、もがき続けながらも最後にポジションを確保した川辺に続く選手が2人、3人と増えていくことによってこそ、本当に優勝を狙えるチームが作れるのだと思います。今年も昨年以上に「天国と地獄」を見ることになるかも知れませんが、「城福サンフレッチェ」の明るい未来を信じて応援し続けたいと思います。
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サンフレッチェは昨日、スウェーデン1部のIFKヨーテボリからエミル・サロモンソンを完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると、推定年俸は30万ユーロ(約3,800万円)。両サイドをこなし、運動量が多い選手で、2011年〜17年にはスウェーデン代表として8試合プレーし1得点を挙げています。年齢は29歳で、ちょうどミキッチが来日したときと同じ年齢と言うことになります。国外でのプレーは初めてだとのことで適応するにはやや時間がかかるかも知れませんが、経験と能力に期待したいと思います。
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